黒房 漆 さん プロフィール

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黒房 漆さん: 夜中の 紫
ハンドル名黒房 漆 さん
ブログタイトル夜中の 紫
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tennessee-hot
サイト紹介文BL小説ハードな方なので、大人の方のみご覧ください
自由文猫とチョコ。人見知りジャンプ狂からマガジン狂になったかも。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供40回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2008/11/23 01:02

黒房 漆 さんのブログ記事

  • 沁みる 24
  • ほんと・・・馬鹿だなと思う。自分が嫌いだ・・・。木立の間から月明かりが自分の目に差し込んで 眩しい、白いシャツの襟を大きく開けたごつい男の肌が見えると、嫌悪感が倍増するが、月が眩しくて局長は影にしか見えいのが せめてもの救いだ。許さない... [続きを読む]
  • 沁みる 23
  • その頃、屯所では・・・。土方がいらいらして、片栗粉の相手をしていた。応接間でタバコに火を付けようとするが、自分がまだ咥えている事に気が付いて、慌てて火を消す始末だった。見かねた片栗粉が・・・「おいおい・・・まあ、落ち着いたらどうだ。・・・近... [続きを読む]
  • 沁みる 22
  • すると・・・。ある神社の裏手についてしまった。追手の殺気を感じて 自然と足がそっちに向いたのだ・・・。「・・・この辺で・・・いいんだろ?。」と、背中に向かって言ってみるが、銀時は嬉しそうに笑っている事に気が付いた。着物の中に戻した腕... [続きを読む]
  • 沁みる 21
  • 江戸の列車は この大きな操車場に集まる。武州に物資を運んだ後にここに戻って来たのだが、護送した物が、そのまま送り返されたと言うので、土方と山崎は引き取りにやって来た。総悟と銀時の二人とも、帰りは普通に帰って来ると思っていたのだ。「総悟の... [続きを読む]
  • 反省
  • こんばんはーー。うーーん。煉獄さんが死ぬなんて…。まだ・・・まだ早かったんじゃないかーー?やだなぁ。おおっと反省せねば。プラトニックにするとか言った気がするんだが、港と 田嶋はある意味じゃ 愛し合ってるかーー。まあ、... [続きを読む]
  • しみる 20
  • なぜそうなったのか・・・判らないのだが暗い列車の中で黒い影のようなものが 自分の前に現れてから動かない。総悟は、暫く呻いていたが、疲れか眠そうに目をつぶる。だが・・独り言を言うたびに体は揺れ、まだ気持ちが収まらないのか 床で何度も寝返りを... [続きを読む]
  • 沁みる 19
  • 石川先生に 今夜舞う剣舞の稽古をつけてもらった。道場の弟子たちが酔っ払って舞う剣舞、いつも誰かが剣士の士気を鼓舞したのだ。その舞を、今夜 田嶋の骨を撒くあの白洲で舞い師匠を先達の待つあの世に送る。ガタガタと先の車両から揺れ 自... [続きを読む]
  • 沁みる 18
  • 「・・・・墓ですか・・・?。」「先生の妻・・田嶋ユキの墓だ。・・・ミタケが生前に一緒にして欲しいと聞いたそうで・・・遺骨を少しだけなら、・・・許されるだろう・・・。」「分骨・・・ですか。」総悟が港に聞いた。港は立ち上がり、床の間に... [続きを読む]
  • 沁みる 17!
  • 有村は、総悟に老舗の茶屋に、部屋を取り酒をふるまった。細い格子窓の宿屋は どことなく色町の優美で華奢な部屋に感じられた。どこからか三味の音が鳴り、体の中にある 押さえている物を弾かれ続ける。総悟は硬派なイメージの有村しか知らなかったので、... [続きを読む]
  • 沁みる 16
  • それから暫く経ち・・・・・。心が 冬から動かない気がした。しかし、土は霜の支配から抜け出て盛り上がり柔らかくなる、小さな芽が真新しい一年生のように上に向かって並び始め大きな木でさえも枝の先や幹の中で、花の色を密かに思い始める。桜の木は ... [続きを読む]
  • 沁みる 14
  • 山崎は銀時と無事示談を結び、2日後藪医院に来ていた。総悟はまだ入院させられていて、普段入院させないという施設らしく  廊下は雑然とカルテが積み重なり不衛生で、前にも見た光景だ病室に入ってみると、二人部屋らしくカーテンが真ん中で引かれ、一つベッ... [続きを読む]
  • 沁みる 13
  • 目覚めるとそこには誰も居なかった・・・。何か夢を見たような気はするが、起きる瞬間に忘れてしまった・・・。ふと、腕を上に伸ばすと、背中が異様に痛かった。ちらっと見ると 手当した痕ようで何か貼ってある。シャワーを浴びて、身支度を整える... [続きを読む]
  • 沁みる 15
  • 「・・・俺が あの六助に会ったのは江戸城に天人が上洛すると言うので、急襲した時だった。だが、それは真っ赤な嘘で俺たちを捕らえるための罠だった。 [続きを読む]
  • 沁みる 12
  • 帰りの汽車の中近藤はいつもと変わらないように見えた・・・。だが土方の目は・・・無駄に力が入っているのか瞼の内側が赤くなっている。あの音を聞いた時からだった・・・。「土方・・・タバコは いいのか・・・?。」近藤が 20分ほど沈黙が続い... [続きを読む]
  • 沁みる 11
  • 「痛ぇーな・・・いてーざー・・・・テーザー・・・。」部下が山崎の前に恐る恐るへんてこな銃を出してきた・・・・ので、呟いてみる。注意書き・・これは、クマ?・・・要するに、猛獣。山から降りてきたとか、動物園から逃げてきたとか、宇宙から?は、... [続きを読む]
  • 沁みる 10
  • 盆地の外輪山の大きな森は田嶋が総悟を連れ、先生の墓だと言った石碑の奥だった。注連縄で周囲を囲まれた太い杉の林古びた鳥居をくぐり参道のような道を入って行くと、小さな祠があった。この地を鎮護する武士たちの為に 城下にある本宮神社から分けられた... [続きを読む]
  • 沁みる 9
  • 山崎 退が 煌々とネオンが光る歌舞伎町で・・・「あ・・・隊長・・・。」と、沖田総悟に、声を掛ける前・・・新選組屯所の夕方留守を預かる山崎の元に、一本の緊急出動要請が入った。新選組の隊服を着た男が刀を抜いて一般人に切りかかっている... [続きを読む]
  • しみる 8
  • 寒さの残る早春の・・・深夜。蠟燭は田嶋と総悟の肌をゆらゆらと照らし出している、総悟の額に田嶋の髪が被るとごくっと 総悟の喉が鳴って彼の息が詰まりそうだったこれ以上ないほど緊張しているようだ。腕を伸ばして・・・・先生の首を引き寄せればい... [続きを読む]
  • しみる 6
  • 沖田総悟は、バイクに乗って故郷の山を走っていた・・。「・・・認めてるさ。港も田嶋も・・・。お前たち・・・・・・・他の道場で新選組の失敗を 指摘されると 田嶋は謝ってなぁ・・・。・・・ろくでもない弟子をほおり出して良かったですね・・・と、... [続きを読む]
  • しみる 5
  • 土方と近藤 石川が出ていくと、昨夜の様に田嶋と二人きりになった。白い布を顔に掛けふざけて寝ているようにしか思えなくなり・・・港は 忘れていた呼吸をしてみる、それは昨日まで自分が知って居や場所ではなくなっていたからで、落ち着いてまた深呼吸する... [続きを読む]
  • しみる 4
  • 土方と近藤は 昼過ぎ道場に到着した。道場表玄関で顔見知りの門下生に出迎えられ、言葉少なに上がっていく。道場の畳に上がる前一礼してから神坐の方に進むと、一番前に沖田総悟が座っていた。土方と近藤は唖然としたが、無駄口を叩く訳にもいかず。刀に帰っ... [続きを読む]
  • しみる 3
  • 白い布がめくられると、整えられた田嶋の横顔が見えた。やつれてはいたが、別れた時とほぼ変わらない姿だった。ほんとに・・・死んだのか・・・・。港が天井に立ち上るお香の煙を見ていたが、気流が乱れたせいでその煙が揺らめき、暫くするとまたすー... [続きを読む]
  • しみる 2
  • 最後まで、何も言わず腹を切るなんて・・・田嶋先生らしい最後だ。総悟は・・・どう思っているのだろう。昨夜から家に電話しても、街を歩いても見つからない。土方は朝の事を思い出していた。新選組局長と副局長が揃って出張するのに・・・頼みの... [続きを読む]
  • おはじき遊び 壱弐
  • 丸い月は高く登り・・・・夜は濃く暗い。姿の見えない暗雲が 月を隠していく鈴虫が 騒がしく鳴いていた。まるで胸騒ぎだ。総悟の姉がこんこんと咳をするので うとうととする事が出来ず田嶋は剣を抱えたまま 彼女が寝かされている部屋の 隣でふと目を... [続きを読む]