hidesan さん プロフィール

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hidesanさん: YOSHIHITO DIALY
ハンドル名hidesan さん
ブログタイトルYOSHIHITO DIALY
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/hapy24hide
サイト紹介文劇作家・映画監督秀嶋賢人の日記 東映作品を中心に人権啓発、教育・社会問題を題材とした作品を制作
自由文主な作品に、尾崎豊の詩集を再構成した『尾崎豊eyes』格差社会を映画いた『見えないライン』(すかがわ国際短編映画祭招待作品)幼児虐待を題材とした『子育て不安を乗り越えて』(優秀映像教材選奨優秀作品賞)日常に潜むDVや高齢者虐待を描いた『虐待防止シリーズ』(文部科学省選定作品)など多数。近著に『思春期の心をつかむ会話術』(学陽書房刊)公式HP:http://www.hideshima.co.jp
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供70回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2008/12/01 19:52

hidesan さんのブログ記事

  • 変わることはない
  • 日銀短観が発表された。今まで使われていなかった、景気は拡大へ向かっているという文言が久しぶりに使われている。家計消費はこの数年、マイナス消費で、拡大とはまったく無縁だ。企業の役員や幹部社員以外の一般サラリーマンの給与は物価上昇率に追いついていない。一方で、この4月から生活用品や光熱費が値上げされ、ますます庶民の生活は窮屈になっている。社会保険加入者が増加し、就労人口は増えていることになっているが、 [続きを読む]
  • 互いの努力と欲望
  • 数年前の日本アカデミー賞作品賞に「舟を編む」があった。その中で、コニュニケ―ション能力が豊かではない不器用な青年が、ぼくは人の気持ちがわからないから、仕事で人とうまくやっていけるかどうか自信がない…といったことを下宿先の大家さんに語る。すると、大家さんが、「なにいっての。そんなの当たり前じゃない。わかんないから、話すんでしょ? わかんないから、自分から声かけんでしょ? わかんないから、もっと知ろう [続きを読む]
  • 民主主義という怪物
  • 気に入ったことだけやる。気に入った人とだけつながる。気に入った人の集合を目指す…。一見、自由で当然のことようだけれど…民主主義というのは、自由、平等、博愛といった、その掲げる普遍的価値Universaly Valueがなくなれば、ここにあるように、相性や共感、同調といった短絡的で感情的なもので結び合うようになっている。もともと民主主義というのは、危うく、あやふやなものだ。決して、制度として、最善でも、最良でもない [続きを読む]
  • ほど遠い、笑顔
  • 不寛容さの時代…なんて、だいぶ前からいわれているけれど、ぼくには、どうもそう思えないんだ。確かに、世界の潮流は、移民排斥や民族優位主義、そこからくる人種差別や排他主義へと走っている。分断を煽り、それによって、敵をつくり、これに同調させることで政権基盤を確立する、いわゆるポピュリズムもその顕著な姿だ。ゆえに、不寛容だと指摘されているのだが、一方で、この国の政権や国民はなんと、その彼らに寛容なのだろう [続きを読む]
  • 海を取り返す
  • ぼくは、今年、海を取り返しに行こうと思っている…海を取り返す。それは記憶の海を取り返すことだ。当然、その記憶は歪曲され、変質し、創作されたものだ。人の記憶は、身勝手な脳が作り出す、辻褄合わせの仮想に過ぎないのだから。だが、それを承知で、あの海を取り返そうと思っている。それは、じつは、どこにもない、どこにもなかった海かもしれない。いや。きっとそうだろう。けれど、そうに違いなくても、それを目指して海を [続きを読む]
  • 言い訳はするな
  • 男なら、言い訳はするな。そんなセリフはつとに耳にしなくなった…そう思うのはぼくだけだろうか。男女差は関係ない。だから、男なら…は、余計かもしれないが、子どもの頃に、親や周囲の大人たち、あるいは部活の先輩などから、そう言われることは当たり前にあったような気がする。自分を振り返っても、叱っている側だって、言い訳や言い逃れをしたことはあるはずだと思うけれど、そうしないことが人として立派な生き方なのだとい [続きを読む]
  • それをいっちゃ、おしめぇよ
  • 「それを言っちゃー、おしめぇいよ」。映画『フーテンの寅』シリーズには必ず使われる決まり文句がある。そのひとつがこれ。よく使われる下町言葉。じつは、ぼくらの暮らしの中には、それにはふれない、いわないことが賢明だとする文化がある。人間関係、社会関係をこじらせないための処世術のように思われているし、何事もあからさまにしてしまうと互いが傷つき、対立してると収拾がつかなくなるから、それを防ぐための生活の知恵 [続きを読む]
  • 無力な公式語
  • ぼくは道を歩いていても、コインランドリーにいても、だれかとお茶をしていても、行き交う人の姿や周囲の店や建物にひどく心を奪われてしまう。以前、ある人と歩いていたら、「ねぇ。私の話、聞いている?」といわれ、「ああ、聞いている…」と答えのだけれど、どうも上の空だったらしく、「だって、いまも、あのイタメシ屋、うまそうだなーとか。あの人、おもしれぇーとか、私が話してるのに、それと関係ないほかのこと、すぐいう [続きを読む]
  • 同じにしか見えない
  • いまは亡き、名戯曲家で小説家の井上ひさし氏。井上ひさしをテレビの構成作家から、一躍小説家にした名作に『モッキンポット牧師の後始末』という作品がある。昭和20年代に井上ひさしが通っていた上智大学文学部仏文科の指導教授を題材にした自伝的小説だ。井上ひさしらしく抱腹絶倒のコメディなのだが、折々にドキリとさせる人の生き方の真が織り込まれている。そのひとつに、牧師が色町に出入りしていることを井上ひさしたち悪 [続きを読む]
  • 同じにしか見えない
  • いまは亡き、名戯曲家で小説家の井上ひさし氏。井上ひさしをテレビの構成作家から、一躍小説家にした名作に『モッキンポット牧師の後始末』という作品がある。昭和20年代に井上ひさしが通っていた上智大学文学部仏文科の指導教授を題材にした自伝的小説だ。井上ひさしらしく抱腹絶倒のコメディなのだが、折々にドキリとさせる人の生き方の真が織り込まれている。そのひとつに、牧師が色町に出入りしていることを井上ひさしたち悪 [続きを読む]
  • パワースーツの中身
  • 肩書や地位が人をつくる…という言葉がある。ぼくは肩書や地位といった人間の属性にほとんど興味は持たないし、社会的な肩書や地位がその人の人格を決して表象するものではないと考えている人間だ。人の価値や魅力といったものは、肩書や社会的地位をはずしたところにあると若い頃から思っていたし、現実に、ぼくが社会に出て、出会った魅力ある人というのは、素晴らしい肩書や地位があっても、それに頼っていない人たちばかりだっ [続きを読む]
  • パワースーツの中身
  • 肩書や地位が人をつくる…という言葉がある。ぼくは肩書や地位といった人間の属性にほとんど興味は持たないし、社会的な肩書や地位がその人の人格を決して表象するものではないと考えている人間だ。人の価値や魅力といったものは、肩書や社会的地位をはずしたところにあると若い頃から思っていたし、現実に、ぼくが社会に出て、出会った魅力ある人というのは、素晴らしい肩書や地位があっても、それに頼っていない人たちばかりだっ [続きを読む]
  • 海の夢想家たち
  • 子どもの頃、夢想したり、妄想にふけったり…。つまり、現実の時間にそぐわないでいることはいけなことのようにいわれた。なに、ぼんやりしてるの。ほら、ぐずぐずしないで。ほら、よそ見しない…。すべての母親とか、親がそうしたものとは限らないだろうが、子どもの回りにいる大人の多くは、近しいほどに、夢想し、空想する子どもに、「それでは、現実を生き抜けないよ」と教える。それも親心だし、大人のあるべき教育のひとつか [続きを読む]
  • 海の夢想家たち
  • 子どもの頃、夢想したり、妄想にふけったり…。つまり、現実の時間にそぐわないでいることはいけなことのようにいわれた。なに、ぼんやりしてるの。ほら、ぐずぐずしないで。ほら、よそ見しない…。すべての母親とか、親がそうしたものとは限らないだろうが、子どもの回りにいる大人の多くは、近しいほどに、夢想し、空想する子どもに、「それでは、現実を生き抜けないよ」と教える。それも親心だし、大人のあるべき教育のひとつか [続きを読む]
  • かすかな期待
  • このところ、20代や30代の新しい人たちとあちこちで出会う。そして、質問攻めに遭うwぼくがやっている福島のこと、NPOや映画のこと、あるいは舞台、演劇のこと、教育のこと、地域課題や政治のことなどだが、それ以上に、どこでも共通なのは、「なんで?」という基本的な質問だ。もっといえば、この何をやっているのかよくわからない大人は、いまなんで、こういう生き方をしているのか…という疑問だ。どうやら、彼らには、ぼ [続きを読む]
  • かすかな期待
  • このところ、20代や30代の新しい人たちとあちこちで出会う。そして、質問攻めに遭うwぼくがやっている福島のこと、NPOや映画のこと、あるいは舞台、演劇のこと、教育のこと、地域課題や政治のことなどだが、それ以上に、どこでも共通なのは、「なんで?」という基本的な質問だ。もっといえば、この何をやっているのかよくわからない大人は、いまなんで、こういう生き方をしているのか…という疑問だ。どうやら、彼らには、ぼ [続きを読む]
  • ぼくらの現実
  • 人が人と、人が社会と、人が世界とつながるための作法とか、ふるまい、所作といったものが、かつてはあった。それは、人と人、人と社会、人と世界の距離や間合いがいまよりずっと離れ、出会える人、出会える社会、出会える世界がいまより驚くほど、狭かったからだ。距離と間合いを埋めるためには、作法があり、出会える空間が狭いために、希少な出会いと出会いの空間を損なわいよう、そこには互いが自明とする礼儀にもとづく、ふる [続きを読む]
  • ぼくらの現実
  • 人が人と、人が社会と、人が世界とつながるための作法とか、ふるまい、所作といったものが、かつてはあった。それは、人と人、人と社会、人と世界の距離や間合いがいまよりずっと離れ、出会える人、出会える社会、出会える世界がいまより驚くほど、狭かったからだ。距離と間合いを埋めるためには、作法があり、出会える空間が狭いために、希少な出会いと出会いの空間を損なわいよう、そこには互いが自明とする礼儀にもとづく、ふる [続きを読む]
  • 組織から離れて
  • もうずいぶんおやすみしているけれど、震災前は、高視聴率ドラマのキャスティングプロデューサーSと湘南でよく船を操船していた。まさに、Sがキャスティングしていた男二人の「ビーチボーイズ」w飛行機と船の操縦は、共通点が多いのだけれど、基本は、いま自分がどこにいるかを絶えず把握しておくことだ。三角測定や六分儀測定といった位置の測定法は死から自分や同乗者を守るために欠かせない。NAVIが普及し、海図をにらみながら [続きを読む]
  • 組織から離れて
  • もうずいぶんおやすみしているけれど、震災前は、高視聴率ドラマのキャスティングプロデューサーSと湘南でよく船を操船していた。まさに、Sがキャスティングしていた男二人の「ビーチボーイズ」w飛行機と船の操縦は、共通点が多いのだけれど、基本は、いま自分がどこにいるかを絶えず把握しておくことだ。三角測定や六分儀測定といった位置の測定法は死から自分や同乗者を守るために欠かせない。NAVIが普及し、海図をにらみながら [続きを読む]
  • ただいま思案中
  • ぼくらの生活や社会、国や世界で、鬱屈し、屈折した感情がシノギを削り合っている…。そんな気がするのはぼくだけなのだろうか。鬱屈、屈折した感情というのは、一言でいってしまえば、コンプレックス。いまの時代を一言でたとえるなら、このコンプレックスの時代といってもいいとぼくは思っている。Complexというのは、もともと心理学、精神医学の言葉というのは、みんな知っている。日本では、戦後、占領下、アメリカの精神科医 [続きを読む]
  • ただいま思案中
  • ぼくらの生活や社会、国や世界で、鬱屈し、屈折した感情がシノギを削り合っている…。そんな気がするのはぼくだけなのだろうか。鬱屈、屈折した感情というのは、一言でいってしまえば、コンプレックス。いまの時代を一言でたとえるなら、このコンプレックスの時代といってもいいとぼくは思っている。Complexというのは、もともと心理学、精神医学の言葉というのは、みんな知っている。日本では、戦後、占領下、アメリカの精神科医 [続きを読む]
  • おかげさま
  • ひとつの目標を立て、ひとつのことに人々が結集する…。多くの人は、それだけで素晴らしいことだと関心したり、ほめそやしたりする。だが、果たして、ひとつのことを人々が団結してやることは、そんなに立派なことだろうか。すごいことなのだろうか。たとえば、そこにかかわるのは、満たされていない、生活のなにかを埋めたいという気持ちだけなのかもしれない。あるいは、そうすることで、人々の視線を集め、いい事をやっていると [続きを読む]
  • おかげさま
  • ひとつの目標を立て、ひとつのことに人々が結集する…。多くの人は、それだけで素晴らしいことだと関心したり、ほめそやしたりする。だが、果たして、ひとつのことを人々が団結してやることは、そんなに立派なことだろうか。すごいことなのだろうか。たとえば、そこにかかわるのは、満たされていない、生活のなにかを埋めたいという気持ちだけなのかもしれない。あるいは、そうすることで、人々の視線を集め、いい事をやっていると [続きを読む]
  • 文脈
  • 文脈を読むという能力がぼくらから失われている。信号として発信されるもの、出来事として現れる事象…それらをそのとき、その場での点として認識することはできても、その信号や事象が、じつはこうした点で、こうした文脈をつくっているのではないか…そう直感し、読解する能力が希薄なっている。松本清張の「点と線」ではないが、一見、バラバラに、無関係にみえるものが、視点や角度、見る方向を変えると違った姿、明確な連関が [続きを読む]