tempus fugit さん プロフィール

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tempus fugitさん: 上級英語への道
ハンドル名tempus fugit さん
ブログタイトル上級英語への道
ブログURLhttp://eigo-kobako.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文上級者をめざす中で出会った表現、辞書に載っていない単語、文化的背景などをメモしていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供156回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2009/02/14 19:28

tempus fugit さんのブログ記事

  • vintage Trump 「"トランプ節"全開」 「これぞトランプ」
  • ワインやファッション、趣味性の高い製品に使われる「ビンテージ」だが、vintage は”年代もの”でなくても、また人についても使うことができる。先週行われたトランプ大統領の記者会見について読んでいたら、奇しくも複数の記事がこの単語を使っていたので、取り上げてみよう。まずはCNNの記事から。- "The leaks are real. The leaks are absolutely real. The news is fake because so much of the news is fake," Trump said.W [続きを読む]
  • トランプ大統領に通じなかった安倍首相の "Look at me."
  • 日米首脳会談は、トランプ大統領が無理難題を持ち出すこともなく(今後いろいろ具体的要求を出してくるのだろうと思うが)、まずは成功という印象を内外に与えたようである。週末のTVニュースを見ていたら、安倍総理とのやり取りでちょっとおもしろいシーンがあったので書いておきたい。その場面とは、ホワイトハウスでの2人のフォトセッションである(photo session のほか、photo opportunity, photo shoot という言い方もある [続きを読む]
  • トランプ大統領の根強い true believer 「熱狂的ファン」「盲信者」
  • 前回はCNNに掲載された元フィラデルフィア市長のトランプ批判を取り上げたが、同じ記事で true believer という言葉が目にとまった。believer だけでも熱心さが充分伝わるのに、さらに true がつくと「盲信」「熱狂」さを帯びてくるようだ。おもしろいと思ったので短く書いておきたい。記事では次のように使われていた。前回も書いたようにトランプに呼びかけるスタイルを取っており、you とは大統領を指している。- You have mist [続きを読む]
  • マティス国防長官のあだ名 mad dog は「狂犬」でいいのか?
  • トランプ政権の閣僚が初来日する。そのマティス国防長官については、大統領が発表時に紹介した "Mad Dog" に度肝を抜かれたのか、日本のマスコミも「狂犬」というニックネームをこぞって使っている。しかしプロフィールなどを読んだら、はたして「狂犬」ととらえていいのだろうか、と疑問に思った。その任命表明は、就任前のトランプが去年12月に行ったものだが、下記に引用するように芝居がかっていたこともあってか、よけいに印 [続きを読む]
  • "alternative facts" 〜 トランプ側近が使った「ウソ」の言い換え?
  • トランプ新大統領の就任演説について何か書こうと思っていたら、彼の顧問が発した "alternative facts" という言葉が物議を醸していることを知った。「2016年の言葉」のひとつに選ばれ、私も先日取り上げた単語 post-truth 「事実の軽視」(→こちら)ともつながりがあるように感じられる。この言葉が飛び出すきっかけとなったのは、「就任式の観衆の数はオバマ前大統領の時よりも少なかった」と報じられたことだ。これについてト [続きを読む]
  • tetraphobia 「不吉な数字4を嫌うこと」
  • 以前、数字の「13」を嫌うことを意味する単語があると書いたことがあるが(→こちら)、日本人にとって不吉なのは「4」だ。英文の東京タウン情報誌を読んでいたら、それを表す単語が目にとまった。「13嫌い」を取り上げた時に、そうした言葉もあるのではと気づくべきだったので、自分の想像力の乏しさが情けなくなった。それはともかく、載っていたのは TimeOut Tokyo というフリーマガジンで、私がよく利用する駅の構内に置かれ [続きを読む]
  • 「美」ではない、皮肉の beauty (トランプ、BBCにイヤ味)
  • この週末、オバマ氏の退任演説とトランプ氏の当選後初会見にネットで接した。練り込んだスピーチと即興の応答がある会見は単純には比較できないが、それでも2人のキャラやスタイル、さらに品格の違いが今さらながら印象的だった。今回は後者から beauty について書いてみたい。単語自体は初歩の初歩だが、表面的な意味を捉えただけではダメということを思い知らされた実例があったからだ。まず会見全体の書き起こしをウェブで読ん [続きを読む]
  • 真実なんて意味ないさ 〜 post-truth (オックスフォード版・2016年の英単語)
  • 「今年の単語」選定の本家と目されるアメリカ英語学会が「2016年の言葉」に選んだ dumpster fire を前回紹介したが、辞書で有名なオックスフォード出版が選んだのは post-truth だった。個人的には、こちらの方が時代の潮流をよりうまく切り取っているように感じる。前回も書いたように post-truth はアメリカ英語学会の選定でも部門賞に選ばれ(Political Word of the Year カテゴリーの1位)、受賞は逃したものの大賞の候補にも [続きを読む]
  • out of whack 「調子が悪い」
  • 前回、「もぐらたたき」を英語で何というかについて書いた際に出てきた単語 whack にからんで、イディオムをひとつメモしておきたい。out of whack は人やモノが「不調である」ことを指す。out of order と同じようなものと考えればよさそうだ。いくつかの辞書から語義と用例を引用しよう。イギリスでは使われない表現らしい。- (人・物・事が)具合が悪い、機能しない;(…と)一致(調和)しない(with)go out of whack 具合 [続きを読む]
  • 「もぐらたたき」は英語で何という?
  • 新しい年の繁華街を歩いていたら、ゲーム機で「もぐらたたき」に興じている子どもたちがいた。そういえば、「もぐらたたき」は英語で何というのだったっけ。以前何かで目にした記憶はあるが、悲しいかな覚えていない。帰宅して調べてみると、一応の答えは whack-a-mole だった。なぜ「一応」なのかは後述する。whack は「(ステッキなどによる)強打」「殴打(する)」という訳語が辞書に載っているが、この単語は口語で擬音語でも [続きを読む]
  • 酉年 the year of the Rooster にちなんで英語のトリビアを少々
  • 今年は「酉年」である。手持ちの和英辞典には the year of the Rooster あるいは the year of the Cock とある。ネットを見ると他に the year of the Chicken も多く使われているようだ。日本語で「鶏年」と書いたらヘンだろうが、英語では自分たちの文化慣習ではないこともあり唯一の言い方をするわけではないのだろう。ただ hen を使った例は(No pun intended)、ヒットはあるものの数はぐっと減るうえ、内容を読むと干支と関係 [続きを読む]
  • ウェブスター版「今年の言葉」 surreal の選定をめぐるシュールな展開
  • 各団体による「今年の英単語」選定の時期がやってきた。すでに発表されて日本でも紹介された言葉もあるが、それとは別に私が結果を見守っていたのが、利用者の検索数で決まる Merriam-Webster の選定である。少し前の時点では fascism が有力となっていて、これを阻止するための呼びかけがされるという異例の展開を見せていたからだ。結果を先に書くと、最終的に選ばれたのは surreal だった。「シュールな」「シュールレアリズム [続きを読む]
  • 男女を区別しない敬称 Mx は広まるか?
  • 先日、「男女を区別しない ze は広まるか?」として、性別を問わない代名詞について書いたが、似ているのが Mx. である。Mr. と Mrs. そして Ms. をひっくるめたもので、ze よりも話題になることが多いと思うが、 gender-neutral, gender-free の趨勢を反映している点で共通している。なおアメリカ英語は Mr. のようにピリオドをつけて略語(この場合は mister)であることを示すが、イギリス英語ではピリオドなしの Ms のような表 [続きを読む]
  • f-bomb 「汚い言葉、罵詈雑言」とトランプ次期大統領
  • 先日取り上げた expletive からの連想だが、これと同じようにトランプ氏の登場後よく目にする感がある言葉が f-bomb である。特徴のある単語を最初の1文字プラス -word と表記することがあり、代表的といえるのが下品な言葉を表す f-word だが、word の代わりに bomb を使って同じく f*** を表している。大文字の F の場合もある。こうした汚い言葉は four-letter word とか swear word、curse word, また難しげな profanity など [続きを読む]