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働かざるゆえに我あり http://working-slave.sblo.jp/

ねえ、労働以外に何ら価値ある行為をなしえなくなった君。 君は何が楽しくて生きてる?

だいぽん
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鳥取県
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2009/02/17

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  • 金と老婆

    先日東京の神田のセミナーに参加してきた時のこと。 台風の影響で冷たい雨風が吹き付ける中、ガード下にホームレスのおばあちゃんが座っていた。 おばあちゃんは投げ出した両足に額をくっ付けるような姿勢で深く俯いたまま動かなかった。 頭に巻いた手ぬぐいから真っ白な髪がこぼれ落ちていた。 僕が足音を響かせながら側を通り過ぎた時も、おばあちゃんは全く動かなかった。 ほとんど生気を感じなかった。 もしかしたら…

  • 気づいちゃったのである

    ふと気づいちゃったのである。 毎日毎日、レジの前に立って、次から次へと押し寄せる他人たちが持ってくる商品を一心不乱に袋に詰め込んで、渡される小銭の数を懸命に数えて、いらっしゃいませ、ありがとうございましたと馬鹿の一つ覚えみたいに喋って、ダンボールをごそごそとひっかきまわしながら棚に商品を陳列しているうちに、ふと気づいちゃったのである。 あれれ。僕の1日は、自分を偽っている時間のほうが長いぞ? …

  • 売上の奴隷

    以前も書いたが、雇われ店長は悲惨だ。 ネットビジネスというものを知る以前から、僕は死んでも店長職にだけはならないと固く心に決めていたものだ。 本社から無理なノルマを課され、日々追い立てられるようにして働き続ける店長の姿が、今も僕の脳裏に焼き付いている。 店長は売上の奴隷だった。 毎日の売上に一喜一憂し、二言目には売上、売上と呟き、棚の位置をひとつずらすのでさえ何日も悩んだ。 ちょっとガラの…

  • 成長についての考察

    ブラック会社の経営者や社畜と呼ばれる人たちは、よく成長という言葉で悲惨な労働環境を正当化する。 曰く、これは犯罪などではなく、人間的に成長するための試練なのだと。 勤勉な一般的日本人はその言葉を鵜呑みにし、俺は成長しているんだと自分に言い聞かせながら、唯々諾々と労働で人生を消費していく。 でも、ちょっと立ち止って考えてみたほうが良いと思う。 会社や社畜が成長と呼ぶそれは、自分や自分の家族…

  • 会社

    先日会社を作った。 税金対策である。 ここ数年、ずっと会社に雇用されることを恐れていた。 周囲の学生たちが就職活動に血道をあげ、行く先々の会社へちぎれんばかりに尻尾を振っている中、僕はひたすら目と耳をふさいでがむしゃらに就職から逃げ回っていた。 いくつかのアルバイト先で屍同然の社員たちの生活を目の当たりにし続けた僕にとって、いつしか就職することとは自殺することと同義になっていた。 わずかばか…

  • 就職することのリスク

    僕がネットビジネスだけで食べていくと宣言したとき、周囲は憐憫と侮蔑の入り混じった目で僕を見た。 当時僕はせどりというビジネスでどうにか月15〜20万を稼ぐ程度だった。 誰も応援などしてくれず、皆リスクが大きすぎるからやめておけと分別臭い顔をして僕を諌めた。 今は稼げていても、将来はどうなるか分からない、ちゃんとした会社に就職をして給料をもらえ。 それが彼らの口癖だった。 それでも絶対に就職…

  • 脱サラした

    先月末の話だが、兄がついに脱サラした。 これまで何度か触れてきたとおり、兄は32才で妻子もちであるにもかかわらず、手取り20万ほどで雇われ店長をやっていた。 毎日サービス残業4〜5時間は当たり前、ボーナスもなく休みも週に一日しかとれない、典型的なブラック会社だった。 ちょうど僕が月収100万を達成したころ、兄も僕の仕事に興味を持ち始め、ネットビジネスのやり方を教えてくれと頼んできた。 さすがに僕も兄を…

  • 自由

    最近自由を少し持て余してきている。 とにかく時計が必要のない生活だ。 寝たい時間に眠り、起きたい時間に起き、遊びたいときに遊び、食べたいときに食べ、気が向いたときにちょっとだけ仕事をする。 が、僕は自由でも友人などは皆仕事があって、普通に残業残業していたりするわけで、結局僕は一人で何かをしているしかない。 本を読むのは好きだが、毎日毎日朝から晩まで本を読んでいられるはずもなく、エレキベー…

  • 夢は働かないこと

    あなたの目前の夢は? 20歳の63%は「就職すること」 20歳の人にとって、目前の夢は何だろうか? ビザ・ワールドワイドの調査によると、最も多かったのは「就職すること」(63%)、次いで「海外での経験/体験」(10%)、「社会貢献」(4%)であることが分かった。 「卒業を控える人が多数いる20歳にとって『就職』というのは、目前にある夢であるとともに『なりたい自分、やりたいことを達成する』…

  • 労働教

    僕は文芸部に所属していた。 狭い部室の一角に、ゲームコーナーが設けられていた。 小さなテレビが2台並んで置かれ、部員が持ち寄ったプレステやニンテンドー64などのゲームがところ狭しと並べられていた。 昼休みや夕方になると、男たちがどこからともなく蛾のように集まってきて、ゲームコーナーは賑わった。 その頃、文芸部の部員は次の3つのタイプに分かれていた。 1つめは、文芸部のくせに小説などほとんど…

  • 売上300万アップの見返り

    僕の兄は食料品店で店長として働いている。 今年のGWに、兄とは別の店の店長が、売上をアップさせるため大々的なキャンペーンを行うことを決めた。 その店長はキャンペーンの準備のため、4月下旬はほとんど休みをとらずに働き通した。 キャンペーンが始まると、彼はあまりの忙しさに家に帰ることもできなくなった。 GW中は店に寝泊りし、1日の労働時間は15-16時間に達した。 その甲斐あってか、その店の売上は…

  • 時間の感覚が薄れる

    大学に入学すると、僕は時間に拘束された生活というものにだんだん馴染めなくなっていった。 中学・高校の頃はほとんど遅刻などしたことがなかったのに、大学では日々寝坊を繰り返し、午前中の講義は壊滅状態だった。 午後の講義も、教室に向かうのはいつもギリギリの時間だった。 周りの学生たちが息を切らして駆けずり回るのを白けた目で見ながら、僕はゆうゆうと歩いて数分遅刻して教室に入った。 別に遅れたから…

  • 資本主義ってなんだ?

    ここ3日で24万ほどの報酬があがっていた。 なんだか狐に化かされているようである。 本当に入金されるのだろうかとも思うが、先月も先々月も入金されたので、恐らく入金されるのだろう。 先日友人と久しぶりに会った。 彼は少女漫画家志望の土方というなんともギャップのある人物なのだが、 給料日直後だったらしく、ずいぶんと嬉しそうにその話をしていた。 先月はたくさん残業したので、手取りで20万近い金額を頂い…

  • 爆発

    こちらの更新はずいぶんご無沙汰していた。 しばらくネットビジネスのほうに意識を傾けていた。 どうやらそれも落ち着いてきたので報告する。 以前、僕は夏中に月収50万を達成することが目標だといっていた。 3月の時点では月収30万以上あったが、サラリーマンと違ってボーナスや福利厚生は一切ないことを考えると、どうしても50万くらいは欲しかった。 会社の雇用下で奴隷のように働く人間をいくら非難したところで、…

  • 大学

    4月になり、また大学に通い始めた。 ネットビジネスのおかげで学費もなんと用意できた。 月収50万が目標といっていたが、案外あっさり達成するかもしれない。 まあまだ予断を許さない状況ではあるけども。 やっぱり学問というのはいい。 頭は使わなきゃ退化していく。 休学前はいかに就職や公務員試験に有利か、そればかりを意識して大学側が奨める講義を選んできたけれど、今はそういう意識は全くなくなった。 文…

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