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  • 日本企業とグローバライゼーション(3)~駐在員制度の闇と混乱

    駐在員制度が抱える五つの問題 「私たちのオフィスは、日本の本社社員のトレーニングフィールドなんですよ。私達はアメリカの支社という立場上、この制度には文句は言えません。それでも現地で働いているアメリカ人社員にとって、これはモチベーションの低下を招く大きな理由の一つなんですよ」。 先日昼食をともにしていた日系企業のアメリカ人管理職の口か…

  • 内向きの若者を外向きに(2)~ 海外駐在の意義を明確に

      日本の若者たちが外に出たがらなくなっている。以前のブログでもご紹介したとおり、最近は若者達の内向き思考が顕著になっているようです。留学生の総数が減っていることに加え、海外駐在に対しても消極的な姿勢を見せる若者が少なくないことを、日経新聞が伝えていることなどは以前のブログでお伝えしました。   今回考えたいのは、この海外駐在が若者達にとってどれくらい魅力的なシス…

  • 内向きの若者を外向きに(1)~留学生を生かす採用・登用システムの「見える化推進」を目指せ

    内向きの若者を外に出す 日本企業のグローバル化へのスピードをより加速化することが大きな問題となっているこの頃ですが、そうした企業の重いとは裏腹に、人材不足が深刻化しているようです。特に、若い世代層で「海外で仕事をしたい」と考える人材が減っていることは、日本の社会そのものが内向きになりつつある傾向を如実に表しているような…

  • グローバルなプレゼン力~英語のプレゼン8つのコツ

    プレゼン力を世界標準に高めるために 日本のビジネスが外へ出れば出るほど、外国人を相手にビジネスを紹介する必要が高くなるのは言うまでもないことですが、その手段は・・・プレゼン。これほど、私たちの気持ちを暗澹たるものにしてくれるビジネスツールはない!といっても言いすぎではないでしょう。それも、英語のでプレゼン。苦手な英語を使って、その上に慣れな…

  • 日本企業とグローバライゼーション(2)~本社組織を開かれた組織に

    本社の国際化に真剣に取り組めるか。 日本企業のグローバライゼーションを占う本社のグローバライゼーション。 前回までは、トヨタの事例をもとに、日本企業が真のグローバライゼーションに立ち向かうために、まだまだ真剣に取り組まなければならない隠れた問題を幾つか取り上げました。さらにここでもうひとつ付け加えるならば、これからの日本企業の真の…

  • グローバライゼーションと日本企業(1)~トヨタ問題に見る日本企業の特質

    日本企業は本当にグローバル化への道を歩もうとしているのか? 前回は今年の年頭のトヨタの米国下院での公聴会をヒントに、これから注意を払うべきグローバルビジネスでのコミュニケーション問題について考えました。 今回は、この一連の出来事の背景には、日本企業が共有する問題について考えてみたいと思います。トヨタのケー…

  • トヨタの下院公聴会に見る異文化マネジメント問題

    豊田章男社長は果たして良い仕事をしたか? すでに旧聞に属するかもしれませんが、今年の2月にアメリカ議会の下院で行われたトヨタの公聴会について少し考えてみたいと思います。なぜかというと、このケースは異文化マネジメントの問題の典型的な問題について、非常にビビッドにそのあり方を照らし出していたからです。米メディアでも比較的この公聴会に対してはポジ…

  • 言語を越えて上手くコミュニケートするために(2)

    前回に引き続き、今回も、英語を越えて上手くグローバルマネージャーとして多文化組織の中でコミュニケーションをとる方法に関するヒントについて考えてみたいと思います。ただ、ここでご紹介する方法は、意外に日本語でコミュニケーションをとる際にも有効な手立てとなるかもしれません。前々回お知らせしたように、日本で人と上手くコミュニケーションを取る方法を学んできた人は、アメリカでも英語のハンディを越えて心を…

  • 言語を越えて上手くコミュニケートするために(1)

    “A good English speaker is NOT necessarily a good communicator!” 前回は英語を流暢に話す人が決して、コミュニケーションの達人とはなりえず、逆に英語がたどたどしくても、とても上手に現地のアメリカ人従業員とコミュニケートしている駐在員の方がいる、というお話をしました。そのために、10のポイントをご紹介しましたが、今回はその一つ一つについて個別…

  • Good English speaker はGood communicatorならず

    ああ、英語がもっと流暢に話せたなら! アメリカの日系企業で、現地のアメリカ人と流暢な英語で丁々発止でやり取りをし、仕事をてきぱきとこなしていく。これは、私たちが描く「出来る」インターナショナルなビジネスパーソンの典型的なイメージです。しかし、実際色々な企業とお付き合いをしてきた中で、このような物語の中に登場しそうな華や…

  • グループ主義と個人主義~知識共有は非常識?

    いらだつ日本人。 なぜ、知識共有ができない?  今回は、日米のワークスタイルの違いを知識共有という視点から考えてみます。日系企業の間では、特に製造業において、アメリカ人従業員の間では知識共有がなかなか進まず、その結果「衆知」がなかなか形成でき…

  • 英語を知っていても使えない日本人の根源はどこに?

    語らない日本人が、 英語を使って語れるようになるには?   前回は、TOEICが実際の英語力の指針としては実際のビジネスシーンでは役に立たないことが多いことをご紹介しました。一方で、話す力が養成されない限り、ビジネスの現場では英語が使えない技術になること…

  • 衝撃の「駐在員英語」とその問題~使えないTOEICのスコア

      日本人の英語はなぜ伝わらないのか? 日本人の英語力の問題については、長い間問題として議論されていますがいまだ状況はあまり改善されているとは言いがたい状況です。とにかく、東アジア諸国の中でも、日本人の英語の「苦手力」については文句なく誇れる…

  • 世界を目指すためには自分の文化をまず知ろう

    ビジネスの方法論には それぞれ固有の文化の背骨がある ビジネスがグローバライズするにしたがって、元来日本にはなかったシステムにも対応しなければならない状況が生まれてきています。アメリカ型のコーポレートガバナンスの功罪についても議論は百家争鳴です。しかし、ここで大切なことは、それぞのれスタイルは、それぞれの文化的背景によって育まれ…

  • 危機と書いて「危ない」「機会」と読み解く日本の心

      今だから思い起こしたい日本人ならではの 臨機応変さと機会対応の逞しさ 以前よりお付き合いをいただいている方から、前々回のブログ記事にコメントをいただきました。アメリカ人のあり方を見ながら、今の日本人を見たとき、何が見えてくるのか?というのは、私にとっても非常に興味深いテーマですが、…

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