macine さん プロフィール

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macineさん: 得たいの知れない話
ハンドル名macine さん
ブログタイトル得たいの知れない話
ブログURLhttps://ameblo.jp/iroirosa/
サイト紹介文三国志、改変小説、怖い話などです。
自由文イチオシ記事は、『生ける屍の跳梁』?

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2009/03/11 01:51

macine さんのブログ記事

  • 『アフリカ維新』(五)
  • スーラン国では、選挙が行われていた。ゴリラの蜂起に対し、キリスト教徒の保護を名目に欧米各国が派兵していたが、住民は疑念を抱いていた。しかし、「平和のためには民意を明らかにすることが必要」などと言い、外国勢力は選挙を強行する。下瑠場陸将「結果はどうだった ? 」髭野陸将補「それが、中華が背後についたアジス・アジュバの当選となりました。」下瑠場陸将「金は流していたはず。名前の間違いじゃないのか ? 」髭野陸 [続きを読む]
  • 『アフリカ維新』(四)
  • 下瑠場たち平和維持部隊は、宗教ゲリラに味方していた。が、輸送ヘリが撃墜されるなど、ゴリラの実力も中々のものである。下瑠場陸将「ヘリが撃墜されて、また戦死者が出たようだ。」髭野陸将補「連中はただのゴリラじゃないですね。」下瑠場陸将「おそらくは、第二次世界大戦中に日本が生み出した改造類人猿だ。」髭野陸将補「改造ゴリラ ??? 」下瑠場陸将「第二次世界大戦中、KY大のマッドサイエンティストが中心になり、類人猿 [続きを読む]
  • 『アフリカ維新』(三)
  • アフリカで、大量の戦死者が出たことが本国にバレてしまい、下瑠場たちは困惑していた。髭野陸将補「どうやら、偽の報告書がバレたらしいです。このままだと、大臣の首も危ういかと。」下瑠場陸将「防衛大臣など、いくらでも任命できる。それよりも、スーランを手に入れるのが先決だ。」髭野陸将補「もう、本国には帰れなくなりますぞ。」下瑠場陸将「マスコミに金を流して、プロパガンダさせよう。本国の連中とて、我ら無しには生 [続きを読む]
  • 『アフリカ維新』(二)
  • スーラン国進出のため、下瑠場陸将はアジス・ジュバジュバという現地人を釣り上げようとしていた。アジス・ジュバジュバは日本軍に協力的な人物で、この者を傀儡として日本軍の進出路を開かせようというものである。この方法は、欧米列強がアジア侵略のために用いた常套手段であった。話は少し変わるが、そのように下瑠場がアフリカ進出をするのも、日本の貧困解決が名目である。かつては世界有数の豊かな国であった日本が貧困に陥 [続きを読む]
  • 『アフリカ維新』(一)
  • スーラン国(中央アフリカ)。赤道直下にあるこの国では、各地でゴリラが蜂起し、そこへ宗教ゲリラが攻め込むなどして内戦が続いていた。この内戦を集結させるため、各国から多数の軍隊が派遣されたが、実際には武器の実験などが行われ、混乱は広まるばかりである。そして戦争のドサクサに紛れて、ワニが戦死者を食いまくる。これまで実戦経験の無かった日本軍も、初めて実戦部隊を送り既に戦死者多数となっていた。下瑠場陸将「この [続きを読む]
  • 日本の川は何故こんなに氾濫するのか
  • そりゃもちろん、小泉一派が川をリストラしたからです。それは冗談としても、民主党と一緒になって公共事業を完全否定していたことも確かだ。それに比べると、あべぴょんは違う。過労自殺が出るほど工事を盛んにし、近年はそれで人気を得ていた。森友や加計の話など、小さな話のように思える。構造改革とやらで、どれだけ多くの日本人が死んでいったかを考えれば、本当に小さな話である。もっとも、小泉さんの父は、もっと悪いこと [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(十)
  • 三宅「うわぁああああ !熱ぃいいいっ ! 」緒倉「座長、芝居の最中ですぞ。お静かになさいませ。」三宅「芝居 ? 」役者丸腰「東海道中膝小僧。座長自身が書いた妖怪物じゃないですか。」三宅「熱いのは夢だったのか。地底人も夢 ? 打左子も夢か……」打左子「お父っつぁん、何か用かい ? 」三宅「ひぇええええっ! 出たぁあああ ! 」緒倉「自分の娘を忘れるなんて、完全に寝ぼけましたね。まあ、しっかり役さえつとめてもらえれば良 [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(九)
  • 細野「一口にオリオン座と言っても、我々から見ると同じ方向にあるというだけで、実際には何の関係も無い星々ではありませんかね。平家星とか、源氏星とかいうファンタジーもあるようですが。」三宅「そう言えば、平家星が近々爆発するって話だな。」突如として地面に穴が開き、みるみるうちに井戸の形になった。坂本「まっ、まさか、ここにも打左子が ! 」打左子「グッドモーニングミスターヨノイ ! 」坂本「何て言うんだったか [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(八)
  • 地底人は、なおも語り続けた。地底人「昔の人たちは、今の人たちよりも、よく星を見ており、“星信仰”という言葉もありました。今でも人が死ぬと、“お星様になった”という言い方をすることがありますよね。我々の魂の故郷は、オリオン座の三ツ星あたりにあるとされています。」三宅「それにしても、星って何であんなに光り輝いているんだろう。やはり、生まれつきスターになる素質の奴がいるんだろうか。」細野「星の周りには大量 [続きを読む]
  • 将棋の連勝記録
  • 藤井四段の28連勝で、話題沸騰の将棋界。しかし、本当に凄いのは、やはり加藤1239段である。加藤1239段の登場まで、それまでの段の最高位は十段であった。それを通常の123倍以上に高めたのが加藤氏なのである。加藤氏の指しっぷりは豪快そのもので、駒を打ち込む度に周りの駒が吹っ飛んでいく。駒が盤にめり込むのも珍しいことではない。その度に加藤氏は駒を整えるし、相手の駒まで揃えてやる優しさを持っている。人口知能の登場 [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(七)
  • 地底人は語り続けた。地底人「我々の先祖、縄文人は、自然と一体化して生きておりました。弥生人との戦いには敗れましたが、別に劣っていた訳ではありません。弥生人たちは、人が人を支配する社会をつくり、戦闘には長けていましたが、自然からは逸脱しました。」三宅「それがどうかしたの ? 」地底人「自然に則して生きること、そうすることで健全な霊が形成されること、それこそが生命が生命から逸脱しない方法でした。」高橋「 [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(六)
  • 泥の流れから現れた物は、人間の形になった。高橋「うわっ、やはりゾンビか ! 」地底人「ゾンビじゃない。地底人です。」細野「ちっ、地デジ ? 」三宅「地デジじゃない、地デジじゃない。」地底人「我々は、縄文人の末裔であります。皆様の先祖(=弥生人)に追い詰められ、地底深くで暮らしておりました。」高橋「我々の劇団も似たようなものですね。いっそこのまま、地下劇団として活動していくというのも良いのではありませんか。 [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(五)
  • 高橋「生きていたのか坂本 ! 」細野「酒飲め、坂本 ! 」三宅「なに訳の分からないこと言ってんだ。坂本はもう死んでいるはず。」坂本「うっ〜二週間くらいは記憶喪失だったような気がする。」高橋「そういえば、私も夜に眠ると、次の瞬間には朝になってるんですよね。これって記憶喪失なんですかね。」細野「あっ、そういえば私も、以前こういう状況を夢に見たことがあるんですよね。みんな暗い穴に入っていくんですよ。」三宅「も [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(四)
  • 穴は奥の方へ行くほど下降しており、ずっと下まで続いているようだった。三宅「くっそー! 打左子の奴、こんな所まで追いかけてくるのか。 」高橋「そう言えば、打左子の奴、役者を全員殺害してしまったんで、一人で全員の役をやらなくてはならなくなったようです。一人で黄門様の役や、助さん、格さんの役までやっているとか。」打左子「助さん、格さん、殺っておしまいなさい。」三宅「うわぁあああ ! みんな逃げるんだ。」三宅た [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(三)
  • 『江戸の大穴』(三)高橋「死んだ人を舟に乗せて送り出すのを、舟葬というらしいです。海洋民族ならやっていても不思議ではありませんが、地中の壁画に描いてあるのはなぜでしょう。」細野「我々の文化にも、“三途の川”というのがあります。死者はやはり、水を乗り越えていくのです。それは、出てきた所へ帰っていくという思想なのかも知れませんね。」三宅「“出てきた所”とは ? 」細野「人間は羊水の中から出てきます。かめ棺 [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(二)
  • 開いた穴は大きな洞窟で、下りながら地中へ続いていた。三宅「とりあえず穴を調べてみるか。」高橋「暗い…暗ぃぃぃぃい ! 」三宅「その声は高橋…生きていたのか。」高橋「そりゃ私だって生きていますよ。それはともかく、この壺(つぼ)みたいな物は何でしょうね。」細野「これは…大昔、死者を埋葬していた“かめ棺”というものです。中に入れられた遺体は、“屈葬”という足を折り曲げられた状態で葬られました。」↑かめ棺(Wiki [続きを読む]
  • 『江戸の大穴』(一)
  • 正徳年間、江戸の町には演劇四座が並び立ち、激しい抗争を繰り返した。山村座では、打左子(ださこ)が看板女優となって以来、観衆が増え続ける。一度、打左子の演技を見た者は、ことごとくリピーターになり、山村座は連日満員となった。山村座の勢いに押されるようになった他の三座は、窮地に陥る。もっとも、山村座自体にも異変が起きており、打左子が得意の暗殺技を乱用したために役者が激減してしまい、打左子の一人芝居も珍しい [続きを読む]
  • 『春山の恐怖』(三)
  • “死の絶壁”というのは、大げさな表現だと思えたが、登るには専門の道具を必要とした。アイゼン、ピッケル、ハーケンなど、遠い国から伝来した言葉はそのまま道具の名前となっている。私が目標としていた女性は、飛ぶように登っていき、やがて見えなくなってしまった。仕方なく、私は一歩一歩ゆっくりと登る。そしてとうとう、最後の頂に辿り着いた。なんという眺望 ! 世界中の山々が見えるようだ。いや、しかし、私より先に登っ [続きを読む]
  • 『春山の恐怖』(二)
  • 直前まで誰か人がいたのなら、追いつきたいと思い、私は小屋を出た。暫くの間、早足で歩いてみる。やがて、遠くの方まで見渡せるようになり、ようやく人らしきものを発見した。しかし、それはまだ小さく、私は先を急ぐ。とりあえず、目標を見つけたことで、不安な気持ちは消え始めた。早く追いつこうと思い、私は急ぐ。だが、向うも歩くのが早いのか、なかなか間が縮まらなかった。“死の絶壁”と呼ばれる頂上付近に到って、ようや [続きを読む]
  • 『春山の恐怖』(一)
  • 雪解けとともに、地上は暖かい大気で満ちている。私は思いきって山登りに出かけた。マッタリカール山。日本の最高峰の一つだ。地上は春でも、山の上は冬である。たった一人で登っていると、だんだんと心細くなってきた。白い氷原と、深い青空。そうした景色をずっと眺めていると、日常世界から意識が遠ざかる。雪男、幽霊、名も知らぬ高山の怪物。想像力によって、そうしたものが出現しそうだ。その場合は、頭の中で想像したものが [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (10)
  • おそらく生きている時代からは、神として扱われなかったキリスト。しかしその後、“最初から神でした”という三位一体説が正統となる。ひょっとして、人間であると困る理由でもあったのだろうか ? それはともかく、人間の姿で生まれ、処刑されたことにより、“人間を救いにやって来た”と信じられるようになった。何かの犠牲として人が殺されてしまうことは、現在でもあるのだが、昔は積極的に生け贄を行っていたようである。イン [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (9)
  • ダゴンだけではなく、ディオニソスことバッカス、サテュロス、牧神パーンなど、半獣人のイメージを持つ神が悪魔とされてしまう事例が多い。これはいわば、人間の持つ“自然”の部分が邪悪視され、天界から切り離されてしまった状態である。しかし、どんなに嫌悪し、切り離そうとしても、依然として人間は自然の一部なのである。最近では、人工知能が人間に取って代わるのではないかと囁かれているのだが、神もまた人間を出発点とし [続きを読む]