macine さん プロフィール

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macineさん: 得たいの知れない話
ハンドル名macine さん
ブログタイトル得たいの知れない話
ブログURLhttp://ameblo.jp/iroirosa/
サイト紹介文三国志、改変小説、怖い話などです。
自由文イチオシ記事は、『生ける屍の跳梁』?

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供75回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2009/03/11 01:51

macine さんのブログ記事

  • 『春山の恐怖』(三)
  • “死の絶壁”というのは、大げさな表現だと思えたが、登るには専門の道具を必要とした。アイゼン、ピッケル、ハーケンなど、遠い国から伝来した言葉はそのまま道具の名前となっている。私が目標としていた女性は、飛ぶように登っていき、やがて見えなくなってしまった。仕方なく、私は一歩一歩ゆっくりと登る。そしてとうとう、最後の頂に辿り着いた。なんという眺望 ! 世界中の山々が見えるようだ。いや、しかし、私より先に登っ [続きを読む]
  • 『春山の恐怖』(二)
  • 直前まで誰か人がいたのなら、追いつきたいと思い、私は小屋を出た。暫くの間、早足で歩いてみる。やがて、遠くの方まで見渡せるようになり、ようやく人らしきものを発見した。しかし、それはまだ小さく、私は先を急ぐ。とりあえず、目標を見つけたことで、不安な気持ちは消え始めた。早く追いつこうと思い、私は急ぐ。だが、向うも歩くのが早いのか、なかなか間が縮まらなかった。“死の絶壁”と呼ばれる頂上付近に到って、ようや [続きを読む]
  • 『春山の恐怖』(一)
  • 雪解けとともに、地上は暖かい大気で満ちている。私は思いきって山登りに出かけた。マッタリカール山。日本の最高峰の一つだ。地上は春でも、山の上は冬である。たった一人で登っていると、だんだんと心細くなってきた。白い氷原と、深い青空。そうした景色をずっと眺めていると、日常世界から意識が遠ざかる。雪男、幽霊、名も知らぬ高山の怪物。想像力によって、そうしたものが出現しそうだ。その場合は、頭の中で想像したものが [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (10)
  • おそらく生きている時代からは、神として扱われなかったキリスト。しかしその後、“最初から神でした”という三位一体説が正統となる。ひょっとして、人間であると困る理由でもあったのだろうか ? それはともかく、人間の姿で生まれ、処刑されたことにより、“人間を救いにやって来た”と信じられるようになった。何かの犠牲として人が殺されてしまうことは、現在でもあるのだが、昔は積極的に生け贄を行っていたようである。イン [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (9)
  • ダゴンだけではなく、ディオニソスことバッカス、サテュロス、牧神パーンなど、半獣人のイメージを持つ神が悪魔とされてしまう事例が多い。これはいわば、人間の持つ“自然”の部分が邪悪視され、天界から切り離されてしまった状態である。しかし、どんなに嫌悪し、切り離そうとしても、依然として人間は自然の一部なのである。最近では、人工知能が人間に取って代わるのではないかと囁かれているのだが、神もまた人間を出発点とし [続きを読む]
  • ホラーブログ
  • 話の続きを書きたかったのですが、今日もどうにもネムネム眠眠状態になってしまい。というわけで恐怖の童女石でも載せておきます。だいぶ供養されているのか、いい御顔になっておられると思いませんか ?またいずれ〜Ende [続きを読む]
  • 私を構成する成分は・・・
  • ▼私を構成する成分は・・・\あなたはなにでできている!?/成分チェッカーで分析する記事が間に合わないので、これを貼ってみましたが、前回と同じだー!!確かに……蚊が寄って来なくなりましたからね。よほど毒を吐いているんだきっと。やはり石原さんを呼んで事情を聞かないと。本来の記事は明日に先送りします。とほほ…… [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (7)
  • サタンの化身である“古い蛇”とは、何者なのだろうか。不気味なことに、縄文人は蛇を祀っていた。どうして蛇のようなものが信仰の対象になっていたのだろう。なにかの象徴であったのであろうか ? “大したもん蛇まつり”に見られるように、蛇は水流の象徴である。流れている川を遠くから見ると、大地を這う蛇のよう。人間の祖先は、元々海からあがってきた生き物である。人間が生まれてくる前の羊水では、水中環境が維持されてい [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (6)
  • “キリストには女性的なものを感じる”と前回書いた。自らが滅びることによって、他人に愛を与えようという行いを実践したのならば、そういうことになるだろう。ただ、昔の人の話なので、実際にどんな人だったのかは、今となってはさっぱり分からない。「山に登って空を飛翔し、発光した」とも、「ユダヤの王になろうとした」とも伝えられているが、後世に加えられたエピソードかも知れない。飛翔するキリスト(ラファエロ)聖書によ [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (5)
  • 新皮質の発達によって、死の世界という新たな地平を開いた人間たち。死の世界は日本の神話では、黄泉の国という穢れた世界になっているのだが、キリスト教では異なる。むしろ死の世界こそ、本来的な世界とされている。キリスト教の起源はユダヤの一神教にあり、おそらくはモーゼたちによってエジプトから持ち出されたものである。同じように、「この世界は仮象の世界であり、イデア界という本質の世界がある」と考えたプラトンもエ [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (4)
  • 新皮質の発達によって開かれた世界は、袋小路なのだろうか。などと前回は書いていたのですが、この大脳新皮質というもの、他人の顔に表れる微妙な変化を読み取るために発達したのだと言われております。むろんそれは、他人の顔に特別な関心を抱く顔マニアだつたからそうなった訳ではなく、表情の奥に存在する感情や意図を読み取るためであります。新皮質の進化の方向性を考えると、“壁のしみが人の顔に見える”とか“犬の顔が人間 [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (3)
  • 自分の欲求は我慢し、隣人愛を説いたのがキリスト。などと書いたのだが、人間の頭の中では何が起こっているのだろうか。原始的欲求は大脳辺縁系などという、古い脳から発せられる。これらは、魚類や爬虫類の脳と同等のものだとされている。聖書では、人類に死をもたらしたのは蛇で、竜もその類ということになっている。やはり爬虫類のような振る舞いをするのは、人間の行動としては醜悪なのだろうか。毒蛇や大蛇などは、確かに誰も [続きを読む]
  • 隣人愛を説いたキリスト教と、十字軍は何の関係があるのか ? (1)
  • ジョージブッシュがイラクとの戦争を開始した時、「キリストの名において」戦いを開始したことを憶えておられるだろうか。これには、「キリストってそんなに好戦的だったか ? 」という突っ込みを入れたくなった人も多いであろう。だが、意外にも、隣人愛と十字軍の突撃とは無関係ではないように思う。さらに、キリストとは、サタンとは一体何者なのか ? わかる範囲で書き綴ってみたい。今日は、もうねむねむなのでねんねして、 [続きを読む]
  • 百年戦争(最終回)
  • 百年戦争(最終回)エドワード三世は英国の宮殿で昼寝中であった。エドワード三世「うわぁああああ ! シーサーペントだぁあああ ! 」黒太子「何を寝ぼけておられるか父上。出陣の準備は整いましたぞ。」エドワード三世「いや、フランスに攻め込むのは止めよう。ボロ負けした夢を見た。」黒太子「ドーバー海峡トンネルが出来てからでも遅くはありませんな。トンネルをロータス車で、ぶっ飛ばしてみたいものです。」その後、ロンドン [続きを読む]
  • 百年戦争(二十)ボルドー陥落
  • フランス軍は英国の故地ノルマンディーを奪い、さらに南下して英国最大の拠点ボルドーに迫った。ボルドーは数百年に亘って英国が支配してきた土地で、黒太子の宮殿なども存在した所である。フランス軍は大砲数百門を揃え、兵の数でも圧倒していた。英国兵士A「やばいよ、やばいよ、やばいよ。もう終わりかも知れない。」英国兵士B「今こそフォースを使うんだ ! 」英国兵士C「ホース ? 」英国兵士A「この戦争が終わったら、フラ [続きを読む]
  • 百年戦争(十九)英国兵士の憂鬱
  • ブルゴーニュ公国との和解に成功したシャルル七世は、1436年パリを奪還した。英国兵士A「なんだかなぁ……最近、旗色悪いよなあ。ロンドンからの補給は来ないし……」英国兵士B「十分な補給ができた昔とは違うんだぞ ! 」英国兵士A「はあ、しかし……」英国兵士C「お前ら、ふざけている場合か ! 大陸の言葉しか話せない俺たちが、ロンドンへ行ったらどんな扱いを受けるか。」英国兵士B「ロンドンで略奪すればいいんでねか ? [続きを読む]
  • 百年戦争(十八)ジル・ド・レーの没落
  • シャルル七世載冠後、ジル・ド・レーは故郷に帰り、錬金術に没頭した。錬金術を成功させるために、黒魔術を行うという念の入れようである。錬金術も黒魔術も、現在ではナンセンスとされているが、中世の人々は本気だった。さらに、黒魔術を成功させるために、少年を誘拐し、生贄として捧げるのがジル・ド・レーのやり方だった。悪魔崇拝に走っていたジル・ド・レーが、なぜジャンヌと意気投合したのかは謎であるが、ルーアンでジャ [続きを読む]
  • 今日は姉の日 ???
  • お姉ちゃんいる?お姉ちゃんほしい?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしようアタルカモ姉みたいな姉が欲しい。それはともかくとしてもだ、鳥インフルエンザが来ちまったよ。もう、数百メートルの近さだ。原発も未だ収拾がつかないし、終わったな。カジノなんてやってる場合か !!ENDE [続きを読む]
  • 百年戦争(十七)シャルルの載冠
  • オルレアン解放後も、ジャンヌは各地を転戦した。ジャンヌの最終目標は、シャルル七世に載冠式を挙げさせることだった。歴代のフランス王は、ランスで法王から載冠してもらっていたという。ランスは敵地であったが、勢いづいたフランス軍の敵ではなかった。ジャンヌがシャルル七世とともに進軍すると、ランスの町は城門を開いて迎え入れた。↑ランスでの載冠式載冠式の様子は、まるでシャルルとジャンヌの結婚式のようである。しか [続きを読む]
  • 百年戦争(十六)オルレアンの奇跡
  • オルレアン城はロアール川の中流域にある。本城の周りにある幾つかの砦は、既に英国に奪われており、英国軍は砦の数を増やしていた。ジャンヌの策は、砦の間の連絡を分断して、各個撃破するというものであり、ただの村娘の策とは思えない。戦いは、サン・ルー砦をオルレアンの軍勢が包囲することに始まり、ジル・ド・レー男爵の生首攻撃が炸裂した。その間にジャンヌはオルレアン城に入り、物資の供給を始める。↑オルレアンに入城 [続きを読む]