日々、時々に会えた野鳥への思いをつづったブログです。
写真と散文で構成されるブログになります。 鳥と鳥を取り巻く自然に目を向け、そのつど思ったこと感じたことを書いています。
「冬来りなば 春遠からじ」 この言葉、ずいぶん古くからの慣用句orことわざのようものかと思っていましたが、イギリスの詩人シェリーの次の一文が原典だそうです。If Winter comes,can Spring be far behind?これを直訳すると、冬が来るなら、春がはるかに遠いことがありえ
またまた更新しないまま、いたずらに日にちが経ってしまいました。雁の仲間は、関東ではあまり見られない、そう意味ではけっこう憧れる鳥でもあります。マガン・カリガネ・ヒシクイの仲間などはみなけっこう地味で、憧れるという感じではないかも知れませんが、グースの仲間
年の初めに、このところの極端な更新不足をお詫びせねばなりません。ブログをないがしろにしているわけでもなければ、鳥見に飽きたというわけでもないのです。ないのですが、目下、自分の関心が釣りやらなにやらに集中していることは事実で、そんなに器用な方でもないので、
「みちのく」といえば、漠然と東北地方全体をさす言葉だと思っていました。福島県は比較的関東からも近いので、旅行やキャンプにと何度も足を運びましたが、それ以北となると、サラリーマン時代に社員旅行で宮城と岩手に行ったくらいで、やはり遠いのであまり足が向きません
今年ももう1ヶ月を切りました。さすがに師走ともなると、だいぶ寒さもつのります。カモをはじめとして冬鳥もずいぶん増えて、これはもう冬だと認めざるをえないこの頃です。柿と鳥のシリーズも、今回で終わりになります。それにしても季節の移ろいが早くて、気持ちの方がつい
私専属フィールドといって過言でない、この農家の柿は、年による柿の実の生り具合の違いがあったり、鳥がほとんどやって来ない(どういう訳か)年があったりと山あり谷ありなのですが、それだけに比較的イメージした写真が撮れた時は、ことのほか嬉しさが募るというものです
へら釣りにはまっているとはいえ、もちろんメジロを忘れるわけもなく、なんとか時間を作り出しては、今が旬の柿の実を食べる様を撮影しに、馴染みの農家に通っています。今季、いわゆる「小春日和」の日が多く、また比較的メジロや他の鳥もよく来てくれて、まずまず楽しい撮
11月も中旬になると天候は安定し、小春と呼べる日が続きますね。「小春」は旧暦の10月を指し、今ならば10月下旬から12月上旬くらいまでの間で、風が弱く、ぽかっと春のように暖かな日を言うようです。個人的には11月はとても好きな時季で、なんといっても里山のあちこちにた
11月も早や2週目。季節の移り変わりの早さにまったくついていけません。休みの日となると、この頃はヘラブナ釣りにばかり出かけていますが、浅だなの速い釣りから、いつの間にか底釣りの季節になってしまっていて、こちらもその感覚が追いつきません。なにせ30年ほども遠ざか
午後になって、がぜんサシバが増えてきました。しかも飛行のコースが、我々ギャラリーの真上であることが多く、カウント数以上にたくさんの鷹を間近に見ることができたように思います。さらにハチクマも負けじと飛びます。(1) ハチクマ(後ろはサシバ)OM-D E-M1 MarkⅢ+
もう1か月以上が過ぎてしまいましたが、今季もまた鷹の渡りを見に9月の連休に遠征してきました。今季の渡りの特徴は、1日に3,000も4,000も飛ぶことがなかった代わりに、1,500~1,900羽程度が峠の上空を過ぎて行く日が5日あったことです。例年ですと3~4,000羽飛ぶ日が1日程
まあ今年の10月はお天気が悪いですねえ。秋晴れなんて数えるほどしかありません。そうこうしている内に秋はどんどん深まり、紅葉の便りも聞こえてきます。楓をはじめとした平地の紅葉もきれいですが、ナナカマドやダケカンバの山地の紅葉が見たくてずっと週末の天気予報とに
10月ともなれば、あたりはすっかり秋です。10/1に金木犀が香り始めたなと気づいたのですが、10/5現在でははや満開の状態。あちらでもこちらでもそのオレンジ色の花が強い芳香を放っています。それにしてもこの金木犀、今年の花付きは素晴らしく、見て楽しいという花ではない
OM-D E-M1 MarkⅢ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 PRO+MC-20(35mm換算1200mm) Tv1/640 Av8.0 EV-1 ISO400月だけに月並みではありますが、先日の中秋の名月というやつです。2倍テレコンを付けて、1200mmm相当(手持ち)ですが、デジスコで撮った方がより解像するかもです。
3日目 その2雨の湿原を出て暫くすると雨がやみました。車の少ない道をゆっくり走っていると、原っぱ状のところで多くのトンボがいます。(1) ノシメトンボOM-D E-M1 MarkⅢ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 PRO+MC-14(35mm換算840mm) Tv1/3200 Av5.6 EV0 ISO1600(2)
3日目 その13日目は、大雪から1時間少しの所にある、多分観光地にはほとんどなっていない高層湿原を目指しました。湿原といえば、やっぱりトンボを見たいというのが一番です。それからもちろん花も。この湿原、実は北海道の地図を眺めていて、おや、こんな所に湿原がと
2日目 その3北海道大雪山系の黒岳。雨に苦労しながらも多くの高山植物に出会えて、結果としては満足のゆく時間を過ごすことができました。ロープウェイ等で下山したら、案の定雨は降っていません。やはり山の天気は難しいということです。時間がまだ少しあったので、地元
2日目 その3大雪山黒岳の先、石室から黒岳に戻る岩場は、正に高山植物の宝庫でした。幾種類もの花が惜しげもなくその姿を見せてくれて、カッパを来て傘を差しながらという窮屈な姿勢ながらも夢中でシャッターを押しました。虫や鳥や哺乳類も期待して勇んでやってきた山で
2日目 その2北海道大雪山系黒岳。標高は2,000mに満たないものの、そこは大雪。冬は深い雪に被われる厳しくも豊かな自然がそこにはあります。生息する植物は、大雪や風衝に耐えられるようすべて数十cm以下のものばかり。一見して草花と思われるもののなかには、実は樹木
厳しい残暑が続きますが、ふと気づけば日暮れてのちそちこちから虫の声が…。日もずいぶん短くなり、季節の廻りを感じずにはいられません。北の大地への旅の報告、その(2)になります。2日目。北海道の中央部、大雪山系には魅力的なお花畑、夏でも多く残る雪渓、ギンザンマ
6月下旬、新型コロナの感染が一段落していた頃、7月下旬の北海道行きの飛行機を予約したのです。7月の中旬以降、再びコロナ感染者が再急増することなどまったく予測できなかったので、まあ仕方がありません。で、ちょっと後ろめたさを感じつつ、早朝に家を出て、羽田から札幌
旧盆のさなか、まったく暑い日が続きます。コロナのみならず、熱中症等にも十分にお気をつけください。いやいや、それにしても暑いです。今週いっぱいお休みだからよかったものの、これが日々仕事だったら耐え切れませんね。いや、今週だってもちろん働いている方は大勢入る
「時々の野鳥たち」という拙ブログのタイトルに反し、この頃はちっとも鳥が出てきません。いえ、鳥に飽きたわけではありません。鳥が少なく、花や虫が多いのは季節柄というものです。まあでも、たまには鳥も登場させましょうか。ここ数年、初夏に通っているお山がありまして
今月は更新がままなりません。特に忙しいこともないんですが…。今回もまたご近所の虫や花です。撮影はずいぶん前なので、季節外れになっちゃってること、ご容赦ください。それにしても梅雨入り前のこの頃、花も虫もみんな輝くばかりにきれいでした。(1) ウチワヤンマOM-
先の7/10(金)に、なにげなくPCのメールを見ていたら、なんと「デジスコ通信」最終号が配信されているではないですか!長きに渡って配信され続けてきた「デジスコ通信」でしたが、時代の趨勢ということもあるのでしょうか、今号をもって終了することとなっていたのでした。
近所の花や虫たちです。少し遠征して、美麗なチョウやトンボや甲虫を見たいなとは思うのですが、6月から仕事が再開したので土日しか自由な時間がとれず、かつ最近はヘラ鮒釣りにちょっとのめっていて、撮影が滞りがちです。まあでも、ちょっとした時間を見つけて近所を歩くこ
前回、美麗な甲虫の内のアオオサムシは、甲虫界のベスト3に入るのではないかと記しました。では他にどんなきれいな甲虫がいるでしょうか。以下はまったく個人的な見解ですので、異論反論数あるでしょうが、まあまあ考えてみてください。最も美麗な甲虫は? ものすごく珍し
花を撮影する際の心持ちというのも、これまた虫や鳥に対するときとは違ってきます。鳥や虫は動くし近づけば逃げるしで、なかなか思い通りにはゆかぬ、振り回される、すんでのところで撮り逃がしては地団太を踏む。でも実はそうした苦々しく悔しい体験自体を楽しむという側面
鳥・花・虫と、いろんな生き物に興味が尽きない欲張りな私ですが、いざ向き合ったときに、それぞれで違う感興が私の中で湧くと前回記しました。例えば虫。虫は基本的に小さいです。アゲハチョウ類やカブトムシのようなサイズであれば否が応でも目に飛び込んできますが、さて
大分前になりますが、県中部の自然公園での虫たちです。特に珍しい虫はいませんが、いろんな虫に会えたのでとても楽しかったです。鳥を撮る、花を撮る、虫を撮る…。撮影に臨む際、実はそれぞれ心構えといいますか、気持ちの在り方が微妙に違います。どんな生き物も慈しみな
件のキジくんですが、本当に勇ましい、雄らしい雄だと言えましょう。最短、4m近くを通りましたからね。前回も記しましたように、本来はこの場を立ち去るべきなのですが、とにかく原っぱの縁で椅子に座っていた自分の傍から離れようとしないので、動くに動けないというのが実
前回からのキジの続編になります。休耕田の畦でイスに腰かけセッカを待っていたら、思いがけず近くにキジの雄がやってきて、ケンケーンとしきりに自己アピールするという話でした。ああそうか、ここは彼のテリトリーであって、私は闖入者ということだ。彼にとってそれが同じ
なにはともあれ、以下の雄姿をご覧あれ。(1) キジ 胸を誇らしげに反らし、さあ“いななき”と“母衣打ち”が始まります。一部省いてありますが、一連の動作を連写したものです。OM-D E-M1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 PRO+MC-14(35mm換算840mm) Tv1/640 Av5
梅雨空が続きます。蒸し暑くてかないませんが、まあこれが日本の雨季と諦めています。もっともこの時季に雨が降らないと、農作物をはじめ、色々な所に影響が出てしまいますから、降り過ぎない程度に降ってもらいたいものです。それはそうと、ようやくジムに行くことができま
関東地方も入梅しましたね。蒸し暑いのには閉口しますが、雨がしとしと降る風情は嫌いではありません。夏日の良く晴れた下で、頭を垂らし、いかにも暑さ負けしている紫陽花を見るのはどうにも忍びない気分ですが、ひとたび雨が降り始めると、彼らはとたんに生き生きと蘇って
実は予想に反して、今月(6月)1日から仕事に出ています。2週間は小学校の登校時間が不規則なので、こちらとしては対応が難しいのではと予測していたのですが、どっこい、頑張って対応することにしたのです。おかげで可愛い子どもたちの顔を久々に見ることができて、なんか手
春の山は本当に美しいと思います。木々の青葉若葉の連なり。その緑も種によって微妙に色が違いますから、そのグラデーションの妙には、決して大げさではなくうっとりとさせられます。それから彼方小向から届く鳥たちの鳴き声。見た目はほとんど変わらないのに、センダイムシ
オオルリはとても魅力的な“青い鳥”です。渡ってきたばかりの頃は平地の大きめの林で一休みしたりもしますが、やがて比較的深い谷をひかえた山間部に移動し、縄張りを主張し、やがて伴侶を見つけて子育てを始める、そういう夏鳥の典型のような小鳥です。なんといってもその
ようやく「緊急事態宣言」が解除になりましたね。こちらの町では小中学校が始まるのが6月1日から。それも午前午後交代で登校。給食も最初は牛乳だけ。翌週は+パンorおにぎり。これが2週間続き、6月15日から通常通りに戻るというもの。慎重すぎるほどに慎重な出だしですが、
もうあと1週間で6月になろうというのに春蝶もないもんですが、4月の末に行ったこのときは、まずまず気に入った画が撮れているので、懲りずにおつきあいください。クリストフコトラカミキリは、トラカミキリの仲間で主に伐採木などで見られる15㎜程度の小さなカミキリムシです
仕事をしないというのは、仕事をするストレスが除かれているわけですから、その分エネルギーが使われていないということなのです。外を歩いたり走ったりしてもカロリーは消費できるわけですが、天気が悪ければそれも叶わず、エネルギー消費量は相対的に減ります。ところが仕
自粛の嵐が吹き荒れる4月下旬。誰にも遭わずに探鳥できる場所と言えば…、そしてこの時季に見たい青い鳥をと考えて、本当に人っ子一人いない(渓流釣りの人を二人見かけたが)お山に行きました。探鳥地としてはまったく知られていないこの山は、人の暮らしの音がまったくせず
チョウの世界では、春に出現するものと夏とでは、その色合いや大きさがずいぶん違う種がいます。例えばサカハチチョウ。このチョウは春型と夏型ではずいぶん色合いが違います。ともに撮影したことがあるのですが、画像を探すのが大変なのと、図鑑で見た方がよりはっきりする
春蝶に多く出会える県中部の林のすぐ外側は河川の中流域となっていて、なんだか開放的で気分がよいのです。河川敷は昨年の台風や大雨で一度は壊滅状態だったそうです。なのでそこに棲息していた葦や他の植物がほとんど流されてしまったのだそうです。それでもカラシナだけは
この春は時間がたっぷりとありました。さりとて自粛期間中に公共交通機関を使ってどこかへ出かけるのは大いに憚られるし、そんなことしてうっかりブログやSNSにでも載せたら、とたんに正義感にあふれかえった輩から総攻撃を受けるかもしれず、それも怖くて人のいる所へは一切
新型コロナウィルスの影響で、通っていたスポーツジムが閉められてからもう1ヵ月以上経ちます。せっかく7㎏近くも痩せたのに、放っておけばまたすぐに太ってしまうのは、一にも二にも歳のせいで代謝が落ちているからでしょう。痩せるのはなかなか大変ですが、元に戻るのは
ゴールデンウィークが明けた後、新型コロナウィルス感染を避けるための自粛ムードは大分緩んできました。感染者数などがずいぶん減ってきていることと、特に地方ではほとんど感染者数が増えていないこともあって、また政府からも、今週末から徐々に緊急事態を緩和する旨の発
東京湾に面したこの干潟、そうしょっちゅう来ているわけではないのですが、以前より鳥は少ないような気がしてなりません。忘れもしません。2007年の8月、初めてこの干潟に来た時、どこもかしこもシギチだらけでした。13年前のハマシギの数なんて半端なくて、およそ2,000羽ひ
「新型コロナ禍」から逃れるための自粛は、さらに1か月近く延びました。ただ、地方によっては早ければ来週から商店や学校が動き出すところもあるようです。国が強力に引っ張れない(あえて引っ張らない?)ものだから、各自治体がシビレを切らして、独自の判断を始めるようで
「緊急事態」は5月いっぱいは続くようですね。私の仕事もほとんど開店休業、毎日が日曜日ですわ。 やることがないわけではないので退屈することはないのですが、休みの有難さが日に日に薄れてゆくのは、あまり気持ちのいいものではありません。仕事があるから休みが貴重で
地元のM田圃も鳥・虫・花は多く、恵まれた環境だなと思います。ただ、それら生き物の棲息数は多いのですが、いつも同じ環境で観察していると、どうしても見られる種というのは限られてきます。いえ、限られるというのではなく、海や森や林でないと棲息しない生き物ももちろん
カモメの同定はほんとに難しいです。難し過ぎて“カモメ撮り”をこれまで避けていた、というのがどこか本音としてあったかも知れません。今回の漁港巡りでは、カモメの仲間では所謂普通種ばかりだったような気がします。気がするだけで、自分が知らない、見たことがないカモ
ちょっと失念していましたが、3月の中旬にカモメ撮りに行ったことを思い出しました。千葉県の銚子周辺の漁港は、多くのカモメ類が集まることで知られています。一度は行きたい・行かなくちゃとは思っていたものの、なにせかなり遠いこともあって延び延びになっていましたが、
こんな事態ですから、今はもちろんジムなども閉鎖されているので通うことはできません。大分前からずいぶん太ってしまって、その姿があまりにみっともなくて自分が許せなくなり、1年ほど前にジムに通うことにしたのです。まあ週に2~3回程度ですが、機器で筋トレを20分くら
春にしか姿を現さないチョウが何種かいます。県中部の雑木林に、それらのチョウを見に行きます。ところでこのフィールドに限らず、いま私が出かける先はほとんど人がいない、いてもほんの数人程度、すれ違うことすらまずない所ばかりです。だれとも口をきかずに行って帰って
日々こころが塞ぐ日々ですね。誰しもがそうなのでしょうから、自分だけではないのですから耐えられもしますが、それにしても先行きが見えないということが、これほど大きく負担としてのしかかることなど、どなたにとっても初めての経験でしょう。テレビ報道等から伝わってく
次々に咲く春の花々。いったい何十、いや何百種類に及ぶのでしょうか。その全部をカメラに収めることなど不可能ですが、お気に入りの花はやはり毎年でも撮りたいもの。ただ、花の種類はその環境によって大きく変わりますから、地元のM田圃の原っぱばかり見ていると(それでも
3月末に降った雪の写真を今頃アップするお間抜けぶりを、笑ってください。でも、長靴履いて雪の中を歩くのはとても楽しいものでした。関東南部で雪が積もるのは、せいぜいシーズンに2度くらい。ウィークデイでは出かけることもできず、たまたまこの日が日曜日だったので、家
4月13日より私の仕事もoffとなり、当面自宅待機となっています。日本での新型コロナウィルスの感染拡大の勢いは止まらず、いったん終息に向かったと思われた北海道でも再び感染者増。なんでもこちら(本州)から行った方が感染者だったらしく、瞬く間にうつっていったらしい
新型コロナウィルスに関しての「緊急事態宣言」が出されて、ありとあらゆるものが緊縮・自粛のあおり(この言葉が適切ではないと知りつつ)を受けて、東京のタクシー会社が600人のドラバーを解雇したことは、ニュースでも大きく取り上げられていました。108兆円ものコロナ対
冬の鷹であるチュウヒは、絶滅危惧種ⅠB類に分類されています。もっと数の少ないハイイロチュウヒは、レッドデータブックに名がないので、ん? と思っていたのですが、よく調べたらハイイロチュウヒはチュウヒの亜種だったのです。風貌もずいぶん違うので、独立した種だと思
朝から晩まで、テレビをつければ話題は感染症の話題ばかり。未曽有のできごとですから当たり前といえば当たり前、仕方がないといえば仕方がないのですが、先が見えないだけになんだか憂鬱になるばかりです。くわえて煮え切れない政府が、有効で具体的な対策をどんどん打ち出
大災厄を被っている人類。いつまで続くのか、先が見えないことがまた怖い。発生源であろう中国がピークを越えているらしいという情報は、まあ救いと言えるでしょう。その例に倣えば、発生から4~5ヶ月ほどで勢いは衰えてゆくはずですが、さて同じようにゆく保証は何もありま
新型コロナウィルスによる感染症の広がりは、いったいいつまで、そしてどこまで続いてゆくのでしょうか。先が見通せない怖さというものに、決して大げさでなく世界中が恐れ慄いています。もしアフリカなどで爆発的に広がった場合、どれほどの犠牲者が出るか、ちょっと想像も
ソメイヨシノが次々と花開き、めいっぱいの春ですね。花と言えば、やっぱり私の中ではメジロ。桜が好きなメジロですが、ソメイヨシノよりは少し早く咲く河津桜や大寒桜の方をより好む傾向にあります。ところが桜メジロを撮影するのに最も良いロケーションである隣町の植物園
仕方ないのでしょうけれど、世間は新型コロナウィルスの話であふれかえっています。自粛自粛で世界中が縮こまってしまい、モノ・人・カネが動かないものですから、そりゃ景気が悪くなるのに決まっています。コロナニュースの影に隠れてしまっていますが、相変わらず政権与党
「荒涼として…」というタイトルで葦原の猛禽を載せてきましたが、もう時季的にはそぐわないので、あまり芸のないタイトルとなりました。猛禽類はどんな種も魅力にあふれますから、ほぼ一年中猛禽ばかり追いかけるカメラマンもいるようです。個人的にはどの猛禽にも惹かれま
世は早や中春と言えましょうか。モクレンはもう満開。私の好きなシデコブシはもう開いているかな?ですから早春に…というタイトルが、もはや似つかわしくない季節です。ですから“梅とメジロ”は今回で最終といたします。話はまったく別方面へ。コロナウィルスが世界中に蔓
世は弥生三月を迎えました。花の開花は早く、梅はもうほぼ終わり、カワヅザクラ・カンザクラ・カンヒザクラなどの早咲き品種の桜はどんどん開花し、ハナモモ・ボケ・モクレンなどももう次々と花開いています。まだ早春と思っていたのもつかの間、世は“爛漫の春”を早や迎え
いやあ春が駆け足でどんどん行っちゃいます。もともとのんびり更新している当ブログですが、こんなペースではどんどん旬から置いて行かれてしまうので、できるだけ更新するように努めましょう。もっともそんなにたくさん在庫があるわけでもありませんが、ぼやぼやしている内
相変わらず暖かく、関東地方では今日(2/22(土))早々と“春一番”が吹きました。早すぎて気持ち悪いくらいですね。かつ体調もいまいちであまり出かける気になりません。それでも休日に家に閉じこもっていると良くないので、双眼鏡一つ持って近所を散歩します。暖かいとは
市内の小さな梅林ですが、それでも44品種500本の、早咲きから遅咲きの梅が2ヶ月近く咲き続けるのです。本当はこうした梅林よりも、郊外の、忘れ去られたようなところで所在なさげに咲く白梅の風情がもっとも好みなのですが…。今季は暖かく、早や河津桜や大寒桜のような早咲
いや暖かいです。こう暖かいんだから変なウィルスもこれ以上拡散することなく、消えてなくなって欲しいものです。それにしても中国という大国の影響は計り知れぬほど大きく、旅行者の減数だけでも観光業は大打撃であるのに、考えてみれば多くの製造業が中国に工場を置いてい
今季、葦原のコミミズクはあまり安定しておらず、よく飛んでくれる日もあればほとんど顔を出さずに日暮れを迎えるという日もあって、なかなかどうして難しいものがあります。まあそんなこと言っても、相手は野鳥。気前のいい日もあればそうでない日もあり、それを覚悟で通う
鳥ではないんですが、隣県の干拓地は成田空港からもほど近いので、旅客機がひっきりなしに飛びます。猛禽待ちの間に、これにレンズを向けてみます。航空機マニアという方も多いようですが、なんとなく気持ちが分からないではないです。一度、空港近くで、迫力ある機体を撮っ
身近な野鳥たち、その2です。地元のM田圃は畑が中心の農地ですが、南北に4市にもまたがる細長く広大なフィールドです。その真ん中を流れるS川と東西二つの代用水が、農業用の水路として開拓されたのが、遠く江戸の昔に遡ると言われています。地元さいたま市の「M田んぼのホ
荒涼とした写真が続いたので、ここでしばし休憩。北風が強い、けれどもよく晴れた日に、自宅から歩いてもものの15分ほどの川沿いを歩いて、身近な水鳥などを写してきました。この川は、謂わば私の鳥撮りの原点のようなフィールド。以前にも記しましたが、この川で初めてデジ
コミミズクという中型のフクロウの仲間がいます。夏はシベリアや北アメリカで繁殖し、寒くなると日本をはじめとして南へ降りてくる、まあ典型的な冬鳥です。主に野ネズミなどを狩るため、農地や河川敷、干拓地などに複数でやってきますが、年により数の増減があるようです。
今月は更新が滞りがちで…。いえ、特に理由はないのですが、単にマメさに欠けるというだけで…。葦原にくわえて、今日は干拓地での画像が加わります。何かに惹かれるということは誰にでもあることでしょうが、その理由を探ると、単に好きだということでは説明しきれない、き
関東最大の遊水池にして広大な葦原地であるフィールドへ、前回に引き続きその翌週もおじゃましてきました。ただ、今季は猛禽類がかなり少ないと感じます。特にチュウヒが少ないのが寂しいくらいです。いえ、全然いないわけではないのですが、昨年と同じポイントで待ってもほ
今季の冬は、異常なまでに暖かいですね。関東にはつきものの木枯らしがちっとも吹きません。ということは西高東低の冬型の気圧配置にならないということですが。東京ではいまだに氷が張っていないし、北海道や富山・新潟などの豪雪地帯に雪が降らない。こうした今年だけの傾
わたしの安っぽちいスマホで撮った画像ですので、画質の悪いこと、ご了承願います。これは多分カヤネズミだと思います。葦などが繁る所や農地で見られる小さな小さなネズミです。なかなか姿を現さないので、目にする機会の少ないネズミでもあります。その貴重なネズミが、あ
雁やハクチョウのシリーズが続きます。見ている方はそろそろ食傷気味でしょうが、懲りずにお付き合い願えれば幸いです。少し寝坊した二日目、とりあえず昨夕と同じ蕪栗沼に向かいます。蕪栗沼の周囲を広い田圃がぐるりと囲んでいるので、明け方に塒立ちしたガンたちも、周辺
ここ2度ほどご紹介している、宮城県のガン・ハクチョウを見に行った、その旅模様を今回「デジスコ通信」に寄稿しました。宜しかったらご覧ください。 ⇩http://www.digisco.com/mm/dt_115/toku4.htm
伊豆沼の夜明けのの塒立ちを目に焼き付けたあと、大半のガンたちが飛び去った沼には多くのハクチョウが残っています。陽が昇り、まるで印象派の画家たちが感じ撮ったように、沼はその色合いを刻々と変えてゆきます。微妙なその色彩は、ときに淡い色彩の日本画のようで、また
2019年12月6日調査雁 類 ……116,982羽ハクチョウ類…… 2,110羽 (11/7では2,855羽)これは宮城県伊豆沼のサンクチュアリーセンターの調査によるものです。東北・北海道を中心に、国内でガン類(主にマガン)の越冬地はいくつかありますが、なかで宮城県の伊
地元の湿原は、相変わらずチュウヒをはじめとしてミサゴ・オオタカ・ハイタカ・ハヤブサ・チョウゲンボウなどが飛来しているようです。多くの水鳥も迎えてくれ、魅力的なフィールドなので通いたいのですが、なにせ待ち時間が長いのでじっくり取り組む必要があります。今のと
12月も第2週ですね。もはやこのタイトルが季節遅れです。酉の市も各地で開かれるようになり、季節は初冬ということになります。住宅地でも郊外でも、柿の実に多くの小鳥が群がる様子が見られます。もう餌となる虫の幼虫などが少ないのでしょう。メジロ・ムクドリ・ヒヨドリ
(1) OM-D E-M1 MarkⅡ+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO Tv1/1600 Av4.0 Ev0 ISO400今月の早い時期に奥多摩を歩いてきました。奥多摩は紅葉の名所ですが、ネットでは「見頃」となっていたものの、少し早かったような気がします。歩いてみて、先の台風19号の影
今季、贔屓にしている柿の木に、鳥がよく来てくれます。メジロだけでなく、シジュウカラ、エナガ、コゲラ、ツグミ、シロハラなどが入れ替わりに現れては美味しそうに柿を食べるのです。柿の木は、それこそそこらじゅうにあるわけですが、どんな柿でも鳥が群がるわけではあり
前回は曇り空で光量が足りず、あまり良い画を貼ることができませんでしたが、その翌日、良く晴れて北風が吹き、陽炎の影響も少ない中での撮影ができました。いずれにしても特に超望遠のデジスコは、空気の揺らぎをよく拾ってしまうので、陽炎は大敵です。下の画も、背景が少
(1) チュウヒKOWA TSN774+KOWA+KOWA 25-60x Wide Zoom Eyepiece TE-11WZ(35mm 換算1250-3000mm相当)+LUMIX G VARIO12-32㎜+Panasonic DMC-GM1 Tv1/1000 Av5.0 Ev0 ISO400地元の熱心な「湿原ファン」は、それこそ10月からほとんど毎日のように通っているようです。
11月も中旬。紅葉の便りもそちこちから届いています。16日には、近隣の溪谷を訪ねてみましたが、なかなかきれいなモミジを見ることができました。(1) イロハカエデさて、秋の便りを相変わらず地元のM田圃で拾ってみましょう。チョウをデジスコで撮ってみました。(2)
11月も早や半ば。日に日に気温が下がり、草木が徐々に枯れてゆきます。山の紅葉はいまが盛りのようですね。見に行きたかったのですが、なんとなくタイミングを外してしまいました。まあでも平地の紅葉はこれから。京都や鎌倉のような有名地は避けて、人の少ないところでゆっ
ほぼ一ヶ所のノビタキに終始してしまった今季のノビタキ。それはそれで面白くはあったのですが、来季以降はもう少し違ったバリエイションでの撮影をしたいものです。そのためには、他のロケイションを探す必要があります。さりとてあまり遠くへ行ってまでとは思いません。平
下記日程・会場にて、表題の写真展が開催されます。お近くにいらした際には、ぜひお立ち寄りください。
季節は霜月=11月になりました。さすがに朝晩は結構冷え込み、油断をすると風邪を引きます。本人的には油断した積もりはないのですが、やっぱり風を引きました。やっぱりというのは、ここ10年ほど、必ず10~11月の早い時期に風を引くのが慣わしになっているからです。熱は出
都内の小さな植物園に行ってみました。秋はそう花が多いということはないですが、十月らしい風情が見られればと思い…。天気は良く、日中は夏日に近いような気温になり、また藪蚊が元気よく飛び回り、往生しました。秋の花々は多くを主張せず、どこか楚々としていてとても好
10/25(金)の大雨でまたまた千葉県に大きな被害が。台風15号・19号に続いての災厄。本当に気の毒で、つきなみではありますけれど、心よりお見舞い申し上げます。さて今日はすでに10月も28日になります。例年通りであれば、当地のノビタキはもうみんな移動してしまっているこ
過去の観察を調べてみますと、当地で秋のノビタキが見られるのは、大体10月24日頃までとなっています。それと入れ代わるようにやって来るのがジョウビタキです。同日同場所でノビタキとジョウビタキを観察できたこともありますが、しかもお互いがかなり近くにいたのですが、
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