mozart08 さん プロフィール

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mozart08さん: 羽鳥ログハウスの四季
ハンドル名mozart08 さん
ブログタイトル羽鳥ログハウスの四季
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/mozart08/
サイト紹介文福島県羽鳥に建てたログハウス。その四季の中で考えたこと、読んだ本の感想を中心に語ります。
自由文会社生活も50歳を超え、そろそろゴールをイメージしなければなりません。「成仏」と表現した人もいますが、なるほどギラギラしたものを廃して感謝の気持ちで日々を送れれば良いですね。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供114回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2009/03/29 11:17

mozart08 さんのブログ記事

  • 江藤淳 『漱石とその時代』 正岡子規のこと
  • その視点についてはいろいろ異論はあるけれど、江藤淳さんの『漱石とその時代 第一部・二部』は間違いなく力作。前にも書いたけれど、最初の『夏目漱石』が伝記的要素を排して作品に寄り添って漱石解釈を徹底する姿勢に感服したが、この大書はさすがに経年による漱石の成長または変化を語っている。漱石とその時代 第2部/江藤淳【2500円以上送料無料】明治という時代への過剰な責任感、時代の要請にこたえなければならないとい [続きを読む]
  • 花を手向けて
  • この土日で、会社のラグビー班の面々と、もう七回忌になるかつてのメンバー−仮にY君と呼ぶことにするが、Y君の墓参りを有志13名で行ってきた。お墓は焼津駅の最寄りのお寺さんで、東京、福井、神戸から昔の仲間が集まってきた。七回忌ではあるけれど、私は彼の死の頃は珍しくも丸の内勤務で、工場中心のラグビー班からの情報が途絶えがちな時期でY君の死も知らずにいた。従って個人的には今回が初めての墓参りとなる。焼津の土地 [続きを読む]
  • 江藤淳 『漱石とその時代』
  • 国家の期待に応えることを意識する漱石像に対して違和感の理由を綴ったが、漱石研究として本書が注目されるのは、嫂(あによめ)への禁忌の恋情を指摘し、その後の鏡子夫人との感情の齟齬や若いころの漱石の不可解な言動とその行為の理由とする説である。漱石とその時代 第1部/江藤淳【1000円以上送料無料】 前期・後期の三部作といわれる主要な作品で、形式は様々ながら人間関係の相克を物語の展開として表しているのが禁 [続きを読む]
  • 江藤淳 『漱石とその時代』
  • 国家の期待に応えることを意識する漱石像に対して違和感の理由を綴ったが、漱石研究として本書が注目されるのは、嫂(あによめ)への禁忌の恋情を指摘し、その後の鏡子夫人との感情の齟齬や若いころの漱石の不可解な言動とその行為の理由とする説である。漱石とその時代 第1部/江藤淳【1000円以上送料無料】 前期・後期の三部作といわれる主要な作品で、形式は様々ながら人間関係の相克を物語の展開として表しているのが禁 [続きを読む]
  • 江藤淳 『漱石とその時代』
  • 国家の期待に応えることを意識する漱石像に対して違和感の理由を綴ったが、漱石研究として本書が注目されるのは、嫂(あによめ)への禁忌の恋情を指摘し、その後の鏡子夫人との感情の齟齬や若いころの漱石の不可解な言動とその行為の理由とする説である。漱石とその時代 第1部/江藤淳【1000円以上送料無料】 前期・後期の三部作といわれる主要な作品で、形式は様々ながら人間関係の相克を物語の展開として表しているのが禁 [続きを読む]
  • そして、漱石
  • 「そして、漱石」というフレーズは「そして、神戸」というかつての名曲をもじってみたのだけれど、たぶん誰にも理解されないだろうという諦めから、冒頭から言い訳じみた種明かしに始まるお粗末。『門』までは伝記的要素を排除して作品そのものを読み込んできたという思いがある。ところが間がさしたのか、『彼岸過迄』の途中で、江藤淳氏の『漱石とその時代』を読み始めてしまった。漱石とその時代〈第1部〉 (1970年) (新潮選書) [続きを読む]
  • 隠れた花
  • いつもジョギングで汗を流す公園で、走りながらその常緑の葉の茂りを楽しみに観察しているタマノカンアオイについて雑記を記した。その際、Googleで植物図鑑を参照しながら書いたが、その際、タマノカンアオイの花のつき方について知った。根本のあたりで葉に隠れるように地面に接するくらいに咲く。それまで根本近くを注視したこともなく、まさか花が咲いているとも思わなかったが、昨日ジョギングに出た際、ためしに根本あたりを [続きを読む]
  • タマノカンアオイ
  • 近所をジョギングする際に使っている公園。そこに「タマノカンアオイ」という植物が自生する。多摩市がプレートで名前と絶滅危惧種であることを教えてくれる。手書きであるのがなんとも良い。 2017.5.5撮影(スマホ)注意して周りを探したら、いくつか発見。枯れ木を拾って周りを囲んでおいた。下の株は枯葉の下から探したもの。花が咲くらしいが残念ながらまだみかけたことはない。ジョギングのたびに眺めて、元気にやってるなと [続きを読む]
  • もう一本、『セッション』
  • TSUTAYAから借りてきた映画で『ミッション』を観た。こちらは掛け値なしに凄い映画。監督は『LA LA LAND』のデミアン・チャゼル。才能のある監督だ。共通項は「音楽」であり、JAZZである。チャーリー・パーカの立身出世の神話だが、『LA LA LAND』ではチキン料理のすきだだったパーカだからバードと尊称されたというセリフがあった。こちらでは、若き日、恥をさらしたライブ・セッションで、共演したドラマー(名前は忘れた)から [続きを読む]
  • Disney映画『美女と野獣』 GW映画を観て
  • 多摩の自宅に帰ってきた。連休前に娘との約束で、Disneyの『美女と野獣』を観に行くことにしていた。昨日3日、最寄りの多摩センターのイオンシネマに家族3人で観に行ってきた。 That's Disney! だろうね。それほど細部までは覚えていないけれど、アニメ版『美女と野獣』を忠実に実写版で再現している。見事の一語だろう。エマ・ワトソンが素晴らしい。Disneyメッセージが「人は外見で判断してはいけない」という映画を観て [続きを読む]
  • そろそろ帰ろう
  • 帰りはいつも気分はブルー。長時間の車の運転も鬱陶しいし、ほぼ100%気ままに過ごせる時間から、こまごました制約の多い日常に戻るのだから当然だろうけど。今外気温は7度。どんより曇って風も強い。多摩の気温も12度というから昨日に比べたら低めなのだろう。夕べは22時前から「シンドラーのリスト」を観てしまった。基本モノクロの画面(だったと思うのだが)、始まりと終わりの部分がカラー。それとひとりの少女が大人たちの狂 [続きを読む]
  • しつこいようだけど、PCオーディオ雑感
  • 本日は昼過ぎのジョギングの後、近所の温泉に一度くらい浸っても贅沢には当たるまいと計画。その前に、ぜひ試しておきたかった大潟スピーカに繋いでのPCオーディオの鳴り具合。スピーカはYAMAHAのMa500という代物。30年くらい前、オーディオがやたら流行ったころ、スピーカの激戦区598(59,800円)のYAMAHA製品。ONKYOにするかケンウッドにするか悩んで、結局は30cmウーハを有する3ウェイの老舗であるYAMAHAにした。その後Diat [続きを読む]
  • 山のあれこれ
  • 読書感想や映画三昧の話ばかりで、せっかく山小屋に来て周辺の話題もなければつまらない。スマホで撮った写真になるけれどご紹介。まだ新緑には程遠い山小屋全景。リビングとロフトのみのいたってシンプルな造り。行帰りは愛車を運転しているが、今年18年目になるSUBARUレガシー2500。工業製品としての自動車はすごい。基本スペックでは故障なし。細かいところはボロボロだけれど、走る・曲がる・止まるに関する性能は問題ない。吹 [続きを読む]
  • 映画三昧
  • 連休にして羽鳥の山小屋に来ている理由のひとつは、最近凝っているPCオーディオを本活的スピーカでガンガン鳴らしてみたかったから。パイオニアのスピーカを昨日から繋いで鳴らしているが、だんだんエージング効果なのか音が柔らかく膨らんできた。良好。昨日から本日午前中にかけてはずっと音楽をかけていた。オペラと室内楽、それとジャズ。昨日午後到着してから一歩も外に出ていなかったので、今日は昼からジョギング。部屋の中 [続きを読む]
  • 井上ひさし全芝居その三 夏目漱石
  • 井上ひさしさんの『全芝居その三』に収められた作品のうち、前回は樋口一葉『頭痛肩こり樋口一葉』について感想文を書いてみた。一葉家族の優しさ、戸主としての一葉の責任感とある男性への思慕の思い、自身の境遇とは雲泥の萩の舎の人々への負けん気、敵愾心、憧憬が入り交った感情の相克などが描かれていて、さらに、芝居としては一葉にだけ見えている幽霊「花蛍」の存在が秀逸でとても良い味を出している。井上さんの実際の芝居 [続きを読む]
  • Canon 5DMarkⅢで丹頂鶴を撮る
  • Nikonの丹頂鶴と凍結した阿寒湖の写真はアップ済み。その文中でも記述した通り、メイン撮影はアドビ殿から一切合財お借りした最新カメラとレンズで撮影している。比較の意味でその写真を何枚かアップする。機械物は新しい製品が秀逸。「親子」鶴のイメージがあったので、丹頂鶴は優雅な鳥かと思っていたがとんでもない。とても激しい性格だ。上の写真はたぶん親鳥が子供の鳥に自立を促すため、攻撃的に扱う。頭が薄茶色なのは子供 [続きを読む]
  • 少し早いGW開始
  • 今、福島県羽鳥の山小屋に来ている。先ほど到着。今日と月曜日を休暇にして4連休をこちらで過ごす。そのかわり来週の3日からのGW本番は自宅。PCオーディオ機材を持ち込み、こちらに置いてあるスピーカで鳴らしてみる。今パイオニアの小型スピーカでLepyを聴いているが、10W+10Wの出力で問題なし。スピーカが最近音を出していなかったので、しばらくエージング兼ねて鳴らしっぱなしにする。曲はフルトベングラー指揮でワーグナ「ワ [続きを読む]
  • 沖縄ノート 大江健三郎さん
  • いろいろな意味で著名な本であるが、そして大江さんの主要な著作は目を通していると自負していながら、この本を通読するのは初めて。例によってBookoffで見つけて、買っておいても損はないだろうと購入してからずいぶん時間がたって読んでみた。沖縄ノート (岩波新書) [新書]大江 健三郎岩波書店1970-09-21最初に結論じみた感想を言えば、大江さんの弱点をすべてさらけ出している作品。なんとも独りよがりで教条的な作文だ。同列で [続きを読む]
  • 丹頂鶴を撮る
  • ブログの記述が追いつかないのだけれど、2月末に釧路・阿寒湖周辺の丹頂鶴を撮影する機会に恵まれた。ほとんど会社の役得のような出張であまりおおっぴらに公言しにくいのだけれど、Adobe主催で写真撮影からAdobeの最新デジタル加工ソフトによる編集まで、Adobeが誇る最新のデジタル加工技術を体験型セミナーで理解する催しである。このように書くと何やらもっともらしいが、要するに丹頂鶴撮影ツアーである。2月の釧路はさぞ寒か [続きを読む]
  • 今年の胡蝶蘭
  • 昨年に続いて今年も記念の胡蝶蘭が花を咲かせた。昨年は薄日の差し込むところに置いて育てた鉢のういち、一株だけ直射日光の射す窓辺に置いたらその一株だけが花を付けた。反日陰の場所の株は、葉っぱばかりが青々と大きく育つのだが花芽をつけない。今年は思い切って全株を直射日光に当ててみた。青々と大きな葉は黄ばんで落ちて行ったが、残った葉はむしろ小さく、その中から今年も花が咲いた。 まだ一輪だけだが他にも花芽 [続きを読む]
  • 井上ひさし全芝居その三 樋口一葉
  • たぶんBookoffで購入した書籍で一番高価な本。『井上ひさし全芝居その三』である。探せば文庫とかで安価に読めたのかもしれないが、「頭痛肩こり樋口一葉」を収める全芝居のなかの一巻。この巻は主として歴史的に著名な個人を主人公とした作品が多い。樋口一葉をはじめ、夏目漱石、宮澤賢治、一茶、芭蕉、乃木将軍など。井上ひさし全芝居 (その3) [単行本]井上 ひさし新潮社1984-07黒木華さんが一葉を演じた「 頭痛肩こり樋口一葉 [続きを読む]
  • 「脳」整理法 茂木健一郎さん
  • 昨年だったか、大手IT企業の新春セミナーに参加した際、特別公演として茂木健一郎さんが講演された。時々テレビで見かけるだけだが(もっとも、そのTV自体、最近はほとんど見ないのだけれど)、童心の新鮮な驚きと喜びを併せ持ったような感受性の強い脳科学者という印象だったが、講演会で生の声を通してお話を拝聴し、予想以上というのか、ともかく目先の関心にどっぷり浸りこむ情熱は、大したものだと思った。小中学生のころだっ [続きを読む]
  • 良いことがあったふたつのこと(そのに)
  • 平日のこの時間、仕事から帰宅して晩酌も進み、ましてわが人生に大きく関わった叔母の死を聞いたその晩。たぶん十代の間は「ばあちゃん」と呼んで、老母の姉になるそのひとは祖母の代わりのような存在。個人的なことながら「彰(あきら)」という名前もこの叔母が命名している。その叔母が死んだ。老衰である。あえて十代と記述したのは面白くもない理由がある。私の父は57歳で死んだが、その闘病期間、新興宗教(たしか立正佼成会 [続きを読む]
  • 良いことがあったふたつのこと
  • 年齢を重ねて眉間にしわを寄せて、典型的な不機嫌な老人に歩みを進めているのだろうと自覚するのだけれど、これがどうにも止められぬ。教育勅語を教材にすることも妨げないだと、何ぬかすか。幼稚園児にその勅語を暗唱させて、その施設を良い教育を施す場所と寿ぐ。もうどうにかならないものかと暗い情念でいろいろな妄想を逞しゅうする、黒旗はアナーキズムだったっけ、などと。どうにも面白くないこの世だけれど、時にはほっと頬 [続きを読む]
  • 良いこともあったふたつのこと
  • 年齢を重ねて眉間にしわを寄せて、典型的な不機嫌な老人に歩みを進めているのだろうと自覚するのだけれど、これがどうにも止められぬ。教育勅語を教材にすることも妨げないだと、何ぬかすか。幼稚園児にその勅語を暗唱させて、その施設を良い教育を施す場所と寿ぐ。もうどうにかならないものかと暗い情念でいろいろな妄想を逞しゅうする、黒旗はアナーキズムだったっけ、などと。どうにも面白くないこの世だけれど、時にはほっと頬 [続きを読む]