いちたすには さん プロフィール

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いちたすにはさん: 米米米 こどもべやのうさぎ 米米米
ハンドル名いちたすには さん
ブログタイトル米米米 こどもべやのうさぎ 米米米
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/usagiusagiusagiusagi/
サイト紹介文ストーカーに苦しみながらも明るく前向きな女の子のお話です。一緒に考え悩み笑っていただければ幸いです。
自由文褒めると気を好くして図に乗るタイプなので
お叱りのレスはご遠慮願います。
社交辞令・お世辞・甘言は大好物です。
甘やかして太らせてからお召し上がり下さい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 25日(平均7.3回/週) - 参加 2009/04/15 04:26

いちたすには さんのブログ記事

  • ■鉄の匂い024■
  • 叫び声に惹かれて、籠を持った子供が四方から集まってきた。『僕』は周りを子供たちに囲まれてしまった。「これ、お兄さんが集めたんですか? お兄さんがこれやったの?」クヌギの木には大きなクワガタが数匹、集って蜜を舐めていた。「う?うん、そうだよ。 ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い023■
  • 転校してきて一ケ月が過ぎていた。これまで毎日曜日、一日座っていた河原には向かわず、『僕』はコンビニで缶ジュースを買って山を目指した。なんとなく手ぶらだと目立つ様な気がしたので。山には、思いのほか人が居た。日曜日に来たのは初めてだったが、他の曜... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い023■
  • 転校してきて一ケ月が過ぎていた。これまで毎日曜日、一日座っていた河原には向かわず、『僕』はコンビニで缶ジュースを買って山を目指した。なんとなく手ぶらだと目立つ様な気がしたので。山には、思いのほか人が居た。日曜日に来たのは初めてだったが、他の曜... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い022■
  • 土曜の晩のおかずは、ハンバーグだった。子供はハンバーグが大好きだ。メニューを知っていれば、晩餐に遅れる事なく飛んで帰るだろう。知らなくても台所から焼く香りがしてくれば、小躍りして食卓に着くだろう。『僕』は、知っていた。今夜のおかずがハンバーグ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い021■
  • いつまでもこうしてはいられない。あまり帰りが遅いと印象に残ってしまう。後日、捜査の手が伸びた時に被疑を掛けられる切っ掛けになる。ハサミで腐葉土を掘ってその穴に女を落とす。慌てて掘った穴は均等な深さではなかった為、女は所により地面より露出した。... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い020■
  • 気が付くと辺りは漆黒の闇だった。ここにきてから3時間が過ぎていた。その間『僕』は体育座りしたままだった。手探りでゴミ袋を探し、懐中電灯を灯す。女は尻を突き出したままで、まだすすり泣いていた。手元のコンビニ袋からは解けたアイスが流れ出ていて、蟻... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い019■
  • 誰かがここに来た。『僕』以外の誰かが。そしてこの女を強姦した。偶然ではない。もし、滅多に人が通らない山道を何の用があってか通ったとしても、見つからない様に隠した女をどうやったのか見つけ出したとしても。通報はしても強姦はすまい。女は、裸で縛ら... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い018■
  • コンビニの自動ドアが開く。店から出ると湿った熱い風に煽られて、冷房で冷えた腕に鳥肌が立った。山の反対側は真南で、直射日光が矢の様に肌に刺さった。山頂への道は反対側と違い、所々に土留めがある赤土の未舗装路で、しかも途中から完全に階段になる。当然... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い017■
  • 三日経った。拉致して暴行して監禁してから三日が過ぎた。今日は土曜日。学校はお昼までだ。給食が無かったので、途中でパンとジュースを買うことにした。校門を出て通学路を暫く行った先のコンビニで。そこはいつもあのオンナがアイスを買い食いしていた。パ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い016■
  • 翌日は、登校前とお昼休みと放課後の都合3回、様子を見に行った。昨日のお昼休みに、牛乳だけでも飲ませたのが良かったのだろう。思ったよりは元気だった。一回しちゃえば後は羞恥心や尊厳が失われるのか、大便の量は3倍に増えていた。緊張で下ったのか軟便だ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い015■
  • 結局、この日はオンナを放置して帰った。このオンナが失踪した日に『僕』の帰りが遅ければ疑われるからだ。翌朝は、努めて平静を装い登校した。出席を取る時にこのオンナの返事の番には少し動揺したが、それ以外はいつもと変わらなかった。このオンナが居ないと... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い014■
  • 「ママぁ。 ママぁ。 アタシ殺される。 助けて。 ママぁ。」蚊の鳴く様な哀願なんてのは、現実には聞こえないモノと思っていた。しかし聴く側の神経が昂っている時には聞こえるモノなのだと知った。「このことはアタシが独りで転んで怪我した事にするから。 ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い013■
  • クソしょんべんというのは。 この女が『僕』に付けた仇名であるしょんべんにクソを足したモノだった。しょんべんだけでも十分に屈辱的な仇名なのに、更にクソまで付けやがって。『僕』は『僕』を踏み付けている女の足首を掴み、思い切り横に掃った。女はバランス... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い012■
  • 右手に思い切り力を込め更に左手を上から重ねて力を込める。女生徒の手は最初的確に『僕』の顏や腕を押しのけ掴み掛かっていたが、そのうち空振りし出して空を掻く様になり伸び切ったかと思うとパタリと落ちて動かなくなった。死んだ。死んだのか。殺してしまっ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い011■
  • 打ち所が悪かったのか、口から血の泡を吹きながらなかなか立てない主犯格。肘や膝も擦過傷で血だらけだ。仰向けに起こすと額にも傷があって血が滴った。目立つ処にキズを残さないという当初の計画は早くも頓挫。『僕』は焦った。このまま逃げられたりしたら、こ... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い010■
  • 途中から遊歩道になるこの道を登ってくる車は、山頂の緑地保全の作業車のみ。こんな時間に作業などある訳がなく、だから車が来る心配はなかった。鬱蒼と茂る樹木に夕日を遮られ、老人が散歩するには足元が覚束ない。山を越えた町へ迂回するのを面倒がる学生しか通... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い009■
  • 襲撃する場所は決まった。日時も決まった。あとは目的と手段だ。目的は、主犯格に恐怖を植え付け、もう『僕』に関わる気を失せさせること。手段は、そうだな。殴って痛みで身体に覚えさせるか、刃物で脅して心的外傷を負わせるか。最中に叫ばれたら面倒なので... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い008■
  • そうは言っても、まだこの時点では殺そうとまでは考えていなかった。『僕』の顏を見る度に、された報復を思い出し『僕』に関わる気が失せる。反省するまでには至らなくても、恐怖を与え、条件反射で苛めはしたくなくなる。それで充分だと思っていた。やられた分... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い007■
  • 礼儀を尽くしたのに。理不尽には耐えたのに。暴力も我慢もしたのに。これまでの転校先で蓄積されてきた鬱憤がここで限界に達した。『僕』は悪くない。此奴らは許せない。もう我慢できない。この2人だけに責任がある訳ではないが、この2人には我慢ができない... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い006■
  • 「どこが、どこですかなんですかー? 訊いてるんですけどー」理不尽な難癖だった。『僕』は、ただ保健室の場所を訊いただけなのに。「どこですかーってなんですかー」虐めは何が切っ掛けで始まるか分からない予測不能で回避不可な事故事件だ。毅然とした態度で... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い005■
  • 知らない人に話しかける時。初対面の人にモノを尋ねる時。『僕』は丁寧語で話す。同級生に謙譲語を使う程に遜(へりくだ)る気はないし、尊敬語を使う程に高めて待遇する気もない。だから『僕』は、これまでの転校先でまず最初は丁寧語で話しかけてきた。そういう... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い004■
  • この性癖が育った環境に拠るものなのか、どう育っても変わらない持って生まれた嗜好なのか。解明に意味はないけれど、性的に達するにはこの儀式が必要不可欠なのは紛れもない事実です。『僕』は、人を怯えさせないと昂(たか)まらない。『僕』は、人を苦しめないと... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い003■
  • 何時終わるとも知れぬ果て無きストーキングで壊れていく女性を観察するのは、何にも勝る快感です。人間を創造した時の神も、この感覚を味わったのだろうか。この世でもっとも複雑で繊細で高潔な人間の女性を、創る神と壊す『僕』。ベクトルは真逆でもその数値は近... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い002■
  • 今にして思えば。 なんと悍(おぞ)ましい嗜好だろうと自分乍(なが)らに身が震える。世の中にはもっと他に楽しい事が幾らでもある。他人が喜ぶ事をすることで得られる幸福や、社会に貢献して得られる達成感。誰かと何かを共有する喜びや、期待されたり信頼されたり... [続きを読む]
  • ■鉄の匂い001■
  • あぁ。 人を殺したい。それも。 とびきり幸せな人生を過ごしている人を殺したい。生まれてこの方恵まれ続け、これからも人生は順風満帆だと僻見(びゃっけん)している者に、ある日突然に前兆のない絶望で驚かせてやりたい。死ぬまで死なない事が当たり前ではない... [続きを読む]