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白に赤が混ざり 白は瞬く間に紅く染まっていく 赤くなったソレは 青と抱き合う事で紫へと姿を変え その後も 黄、緑、そして赤 そして、青 多くの色を重ねる 混ざり、混じり合い 往きつく先は黒か 混ざりすぎたソレは どんな色へと成ったのだろう もう、ソレは判断出来ないモノへと仕上がってしまった どれ程の赤を足せば赤く見える…
こんなにも醜く こんなにも辛い世界 私が死んだ処で この世は何一つ変わらない たった数十年の人生 余りにも微細な存在だ 何故生きるのか 生きる意味―― ここに携帯電話がある それは何の為にある? それは勿論、電話やメールをする為 けれどそれは人間にとっての意味で 主観的な意味では無い 嗚呼 生きる意味は?この世に生…
それは昔からの願い 愛する人の命を守り 大切な人達の命を救う 絶えず 一番に望んでいた事 強くなりたい そうすれば 願いを叶えられる 自分の宝者を守れる 大切な命 感謝 尊敬 充足感 私は 英雄になる 只 約束とプライドは置き去りにして―― 嗚呼 素晴らしき人生 悩…
人を切り捨て 己の身を守るは非情の心 人に欺かれ 己の身を犠牲にするは甘き心 どちらを選ぶかは汝の権利 正しきを決めるは汝の魂 悩み 葛藤 フレデリック・パールズは言葉を残した 我は我の為に生き 汝は汝の為に生きる、と しかし 正しきを見出せたのなら その決断こそが汝の正義 誰も責める事は無い 責めると…
――早く――― 女は、自分の上に跨っている男に そう呟く 前戯は必要無い 貫くのも絶頂に至るのも一瞬 暗闇の中 薄らと光る刃物を その獲物の喉元に突き刺すだけだから ――早く――― 嗚呼、この興奮が永久に続けばいいのに 勿体無い けれど、気が変わる前に終わらせよう 男が動く 女の動きが止まる 刹那 男は女に向けた…
過去に創り上げた自分 仮面を被り、己の執念を果たす為 偽善を繰り返した人間 人格に障害は無くとも 確かに存在する 私とは違う答えを出す自分 この自分が私に命ずる ――愛セヨ、愛セヨ、統ベテを愛セヨ――― 自らの願い、欲望を満たす為の 攻めの意 もう一つの異なる自分も私に命ずる ――殺セ、殺セ、総ベテを殺セ――― それは精神と身体を…
舞台には嵐が吹き荒れる 理不尽に傷付けられた者は怒り 怒った者は 胸の内の蟠りを辺りに撒き散らし その火の子は瞬く間に大きくなり やがて巨大な炎となる 憎しみが憎しみを呼び それを止める者は 誰も居なくなる それは 傷付けられたら怒るという事が 当然の事だから 全ては脚本通り なら 脚本通りに動かなかったら? …
望むから得られる 得られるから満たさせる 満たされるから望む ――――――――― 望むから傷つく 傷つくから拒絶する 拒絶するから望まない ――――――――― 君は望む? 君は望まない? 欲しいのは 傷に耐えられる心――
道は三つある 一つは 世の中の常識に従う 常識人としての道 一つは 己の意思に従う 悪の道 一つは お互いの未来を想う 信念の道 私が近づけば近づく程 快楽は痛みと成り 痛みは涙と成り 涙は血と成るのだろう 私はまた、お前を苦しめるのか――― 私は何を望む 私は何処に望む お前は何を望む お前は何処に望む 答…
思い出はいつも綺麗で 自分の大切なモノが沢山詰まっている 目蓋を閉じればすぐに触れる事が出来て 心を満たしてくれると同時に 失ってしまった、虚無感に苛まれる 嫌な事も、辛い事も、沢山あったはずなのに 都合良く残った思い出は いつも私の足を止める 前へ歩いても歩いても その度に、何度も過去の光景が蘇り 思考回路を操られる…
変わりたければ変わればいい 悪いなら良くなるようにすればいい 願いがあるのなら願えばいい そんな、単純で当たり前の事 目の前の物に夢中で、忘れていた ――願え、望め、渇望しろ 嘗ての私がそうしたように 変わる為に必要なのは 何が何でも変わるという強い意思と ちょっとした切欠 自分のやり方を思い出す 全てを変える為 …
この世に偶然は存在しない 確立として表せても この世は全て必然 例え1%の出来事でも その1%が起こる確率は100% 起こるべくして起こった出来事 全ての事実には理由がある その理由にもまた、理由がある 辿っていけば、全ては繋がり この世は必然となる そう考えると 限りなく0に近い確立の出来事に対し 運命や、その意味を感…
脳内を駆け巡る悪魔の囁き 想えば想う程に疼き 何をしても満たされない渇き 本能の赴くままに行動すれば この夜霧を晴らす事が出来るだろうか きっとそれは、楽しいだろう 私の闇と、キミの闇 どっちが綺麗だろうね 愛しい愛しい、キミ 望むのなら、何時でも言いなよ 殺してあげるから―― 全てが虚像だった現実に 唯一形に出来る、…
獲物を狙う狩人 その狩人の背中程狙い易い獲物は無く 私はいつでも引き金を引く事が出来た けれど撃つ事をせず、銃口を下げたのは お前が、その獲物を撃つことを躊躇っていたのが解かったから そして私自身 撃つ事を躊躇っていたから 二人の間に銃声が鳴り響く事は無く 私は、目にする事も、 言葉にする事も出来ないモノを信じていた これからは 安…
月を見ていた 少し肌寒い、初春の夜 満月の光に夜道が照らされ 太陽の光とも、照明とも違う明るさを見せる その光の中 さっきまで考え事をしていた自分の部屋を見つめる 答えは直に見つかった
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