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2009/04/26

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  • 屋上で空を#50

    まだらグレイの空白が多過ぎて眩しい遠くで船の汽笛もっと遠くで飛行機の音すぐ近くで鳥の声不思議だな空はこんなにグレイなのに目を瞑れば瞼の裏に色んな色が現れては消…

  • ロールプレイングゲーム

    マイナスをゼロに戻してくれる人がいる気持ちが没んでいても顔を見るだけでこわばっていた身体が軟らかくなるゼロをプラスにしてくれる人もいるなんてない一日でも同じ場…

  • オーバーワーク

    筋トレやウォーキングをしてやり過ぎてしまって疲れてしまって止めてしまう今まで何度も繰り返して学習能力の無さを痛感でも痛さはすぐに忘れてしまうそして今回疲れてし…

  • 新しい朝

    夜中に目が覚めるとなんだか外が明るく幻想的な気持ちが湧き上がって外に出てみると雨が上がったばかりの濡れた道に街灯の明かりが反射していた物理的にはそうなんだろう…

  • 団子の力

    しっかりと曇った昼下がり園芸をするには丁度いい僕は古い土をふるいにかけていたこの作業は無心になれて時が止まる突然妻が団子を食べたいと言って買いに出かけた彼女の…

  • こぼれ種

    この人はどうしてこんなに元気なんだろう尋ねてみてもこの人にとってはそれが普通だから自覚はないだろうでもどうしてだろうと思いながら接しているだけで元気を貰えてる…

  • とろっとろ

    お昼ご飯にあんかけチャーハンを作った君は「失敗したよ〜。あんがチャーハンに染み込んじゃった」そして夜君は再度あんかけチャーハンにチャレンジしようとキッキンに立…

  • 今は

    土いじりが好きなので前世はダンゴムシだったと思う前屈はわりと得意だしちょこまか動くハサミムシだったら嫌だなと思う職場でやたらと無駄にちょこまか動く人がいる無害…

  • 楽しみ

    「私は言うことはキツイけど」心はあったかいよ」外国籍のその人は自己紹介の時に言ったその後の付き合いでキツイとは思わないけどハッキリと自己主張する様は見ていて気…

  • 三角関数

    君はとんでもない困難に立ち向かっていたその課題は明日までに提出しなければならないのに三角関数の解き方がまだ霧の中だったどれどれと問題を見ると字が小さくて見えな…

  • 螺旋

    習慣に慣れてしまうとあんなに求めていたことなのに疑ってしまうこの方向でいいのかこの頻度でいいのかもっといい方法はないのか疲れたと思うときは本当に疲れているのか…

  • きなこ餅

    ナイショだけど妻の洗顔フォームやトリートメントをこっそり使うことがあるなんだか今日はやけに泡立つなと思いながらトリートメントを流すと髪がギシギシするまあいいか…

  • 分身

    何気なく褒めた言葉にその人は「そう?嬉しい」と小さく言った不思議だけど褒めた僕の方が褒められたような気分になったその人の分身が現れてよく褒めたね偉いねと言われ…

  • おだやかな風

    そして僕はすべての窓を閉める風に吹かれ過ぎると心は迷子になって欲望だけの人間になってしまうそして深呼吸をしたらどこかひとつの窓を少しだけ開こうそれだけで空間は…

  • 休日の遅い朝

    遅く起きた朝家にはもう誰もいないすべての窓を開けて太陽を浴びた風を通す古い曲を大きな音で聴きながら遅い朝ご飯を食べる小鳥の声が部屋にあふれる音に負けずにいい合…

  • 淡い目論見

    君の淡い目論見は形を作ることもなく消えたまた次の機会を待つ間に今日のことも忘れてしまうだろうあの人にもう少し思いやりがあったらなんて愚痴に時間を取られ左右の履…

  • 主役

    リビングの様子が変わっていた模様替えが趣味の妻の仕業だソファの位置と向きが変っていて合わせて何もかもが移動しているリビングの主役がソファだったと再認識職場でも…

  • 日頃から少しずつ

    狭い場所に木や草が過密状態でみんな元気が足りない枝を落としたり草を引いたりしているとみんな元気になってきた日頃から少しずつ手入れをしておけばよかったそれは自分…

  • カサカサ

    雨が降って風が吹いて落ち葉の道が出来ていた踏み締めればカサカサと乾いた音をたてるのはどのくらい先のことだろう人を連れた白い犬が首をかしげてじっと佇んでいる僕が…

  • また会えるかな

    じわっと紅くなったと思ったらあっと言う間に消えた控え目な夕焼けは物悲しさもあとを引くあの人とは遠く離れても思い出がすっかり沈んでしまうまでは繋がってる気がする…

  • 目覚め

    まるで目覚めたような感覚じゃあ今までは寝ていたのかと言われればまどろみの中だったと答える今は自分に関係のない話の中やたまたま見つけた文章の中に答えを見つけたり…

  • まあいいじゃないか

    雨あがりに立ちあがる山霧はまるで地球の深呼吸水墨画みたいな景色の中に山桜がほんのり色をつけてる僕はといえば長引いた昼寝が今日やりたかった事をうんと後ろに追いや…

  • 新しい風

    職場に新しい風が吹く誰も彼もがどんな風になるんだろうかと吹く前から戦々恐々誰よりも元気で力のある人が5年ぶりに復帰したこれしかないと必死に付いて行く人醒めた目…

  • ふと足を止めてしまったのは風がなかったから風になれなかった空気は頬に絡みついて僕を誘う走ってしまえば頬に当たる空気は風になるだけど本当は止まっているから風にな…

  • 誰もいない夜道

    日に8000歩の目標に850歩足りないと風呂上がりに気付いて歩きに出た午後9時街灯が作った僕の影は歩く度に伸びて10mほどになった小学生の時はこれだけで充分遊…

  • 生きてるって感じ

    土曜日の午後やらなくてはならない事とやりたい事を順番にこなしてそんな予定通りになんだか違和感を感じる真っすぐで平らな道を同じペースで歩くとまるで仕事みたいな作…

  • 覚醒

    全身を覆う薄い膜が破れそうで破ろうとして破れなかったりすることはよくある破れるときってまるで最初から膜なんてなかったみたいにすんなりと脱げるそれが今日の僕だま…

  • 信号機

    自転車で行く目的地まで5kmその間に信号は七つあった最初の二つが青でラッキー三つ四つ五つも青で凄いなそしていつも必ず信号待ちになる六つ目も奇跡的に青だったこの…

  • 波打ち際が呼んでいる

    テトラポットの向こうの海は僕が見たい海じゃなかった波打ち際のある海を見に行きたいと思ったけど足の疲れや残された時間このあとやる事を考えるとこのまま帰るのが一番…

  • すっぴんと未確認情報

    朝寝坊したというその女性はすっぴんでやって来た本人からそう言われるまで気付かなかったけど前髪をかきあげて「ほらっ」とほとんどない眉毛を見せられてやっとそうなん…

  • 理想

    友達のスマホが鳴って友人が亡くなったという昨日まで普通に過ごしていて今朝冷たくなっていたとついさっきまで逝くときは急であっさりなのが理想だと君は話していた現実…

  • 小さなトレーニング

    明日は牛乳を一本買って来てほしい確かに依頼されたけど忘れてしまいそうだ忘れていてもその日のうちに忘れていたのを思い出せば問題はないけど出来れば忘れたくないだけ…

  • ハイタッチ

    いつものバーでLIVEがある出演者は知らない人だけど行くよと言ったけど 雨なら行かないとも予定変更するには充分な雨 行かないほうに気持ちは満票そのつもりで外を…

  • 園児の微笑み

    抱っこされている園児と目が合ったにっこり微笑んでくれてるマスクをしている僕は目で思いっきり微笑んだもう一度見るとまたにっこりしてくれた僕は顔から目がはみ出そう…

  • 春の気配

    三月の冷たい風は冬のとは違って春の気配を感じると言いたいけれど本当は冷たさ速さは冬のそれと変わらないそれでも人は期待と願いを込めて春を感じようとする誰かが言い…

  • あられ

    ウォーキングに出ると雨が降ってきた家を出てまだ500mほど行くか戻るか迷うところ上着の袖に目をやると白い粒あられだったあられなら迷うことなく行くさも前々から決…

  • うぶ

    何故かは分からないけどひどく疲れた日だった職場で天井の修復を頼まれ脚立を何度も上り下りしてしかもずっと上を向いて手を上げたまま作業した晩ごはんの後少し横になる…

  • ふわりとしたもの

    自転車でその店まで30分だった冷たく強い向かい風で不思議とどの角を曲がっても向かい風だったペダルをゆっくり回そうと決めると一瞬で景色が変わる街じゅうのふわりと…

  • 雨の日

    帰りは雨だったそうなることは分かっていた濡れるよと心配されるけど濡れるのは気にしないと答える昔からそうだった雨宿りよりも濡れるのを選ぶ家に帰ると長男が僕のお気…

  • シカゴブルース

    誰もいないので友達に勧められた音楽を聴くシカゴブルースだ前に家族に全部同じような曲と言われた間違ってはいないと思う友達曰くさらに聴き込めば抜け出せないような沼…

  • 浮遊

    このなんとも言えない浮遊感はなんだろうまるで雲の上を歩いているようだけど実際に歩いたことはないからなんとも言えない だけど気持ちいいには変わりないからできれぱ…

  • 誘惑

    ウォーキングをしていて何人にも追い越されるだからといって急ごうとかは思わない昔は違ってたゆっくり走ってる人を歩いて追い越そうとしていたお菓子を止めて十日経った…

  • 午後五時の情景

    陽は充分に傾いているけどまだまだ明るい光の帯の河は街の喧騒を断ち切って今までとこれからの隙間に誘うふいに湧き出た予定があっという間に消えてポツンとひとり立つど…

  • 腕相撲

    久しぶりに君の挑戦を受けたテーブルの上に座布団を置いて肘をついて手を組み合う危ないから力は入れない組むだけで力量は分かるあれ?弱くなってない?というより僕が強…

  • 答え

    若い頃泣いてしまいそうな人に優しい言葉をかけて泣かしてしまった事があったなにも言わない方がよかったのでは他の言葉の方がよかったのでは答えは出なかった今日またそ…

  • ガサゴソとゴロゴロ

     この家に住んで二十年とちょっとあちこちをガサゴソすればずっと見なかったけど見覚えのある物がゴロゴロと出てくる自分で置いたはずなのにこんな所にあったんだと驚く…

  • 大事な物

    君にとっての大事な物と僕にとっての大事な物は結婚した頃は同じだったと思う多少は違っていても本棚に綺麗に本を並べるようにお互いに歩み寄っていた今はもう自分の好き…

  • 肩をポンと

    忘れ物を取りに帰って5分ほど心が焦って元に戻るのに1時間かかったこういうのが重なったりすると身も心も疲れ果ててしまう先輩に小言を言われたと泣き付かれ先輩の方に…

  • 筋トレ

    「今から寝るか筋トレするかどっちがいいと思う?」急に立ち上がった君の心はもう決まってるんだろう?だけど僕はそんなことは言わない「両方したら?」そして今いちご大…

  • 幸せのお裾分け

    暖かかった二月を取り戻すような三月の冷たい風の中を歩いていた前を歩く若いカップルが大声で笑いながらじゃれあって歩いている僕のウォーキングコースに現れたのはだだ…

  • アップルティー

    いつもは飲まないアップルティーを飲みたいと思ったのは何故だろう朝は雨に濡れて昼はチマチマとした作業をして夜は不思議な味のハヤシライスを食べ風呂上がりに八朔を食…

  • 雨の日に

    目の前に落ちた雨の一粒一粒に映る景色は昨日まで見ていた世界泣きたかった夜も泣いてしまった夜も全部水たまりになって今日の空を映してるどのくらい昔の事だったか誰か…

  • 三月の風

    三月の風がこんなにも清々しいと長く生きてきたのに今やっと気付いた職場のメンバーが少し入れ替わって雰囲気が一変したたとえ小さな風でもそれを感じたみんなが同じ方向…

  • その先にあるもの

    伸ばした枝のその先の太陽は信じられない位に遠いならば一本より二本三本より四本と増やしたのか長い時間をかけて信じられない位に増やした枝見上げてばかりいたからベン…

  • 大事な日

    昨日までの雨が上がっておだやかに晴れたあなたはきっとやっぱり私の日頃の行いがよかったんだと言うだろう僕はきっと素直にそうですねとは言えないだろうでもきっとよか…

  • ただのバカ

    長男に足元を見せて言った「何故ソックスの色が左右で違ってるか解る?」「だたのバカじゃないの」うんそれは想定内の答えだ「実は昨日、間違って履いたからだよ。でない…

  • 過ちはもう一度くり返される

    目覚めてから出勤するまでの諸々の順番を少し入れ替えてみると20分も時間が余ったなんて余裕な朝だろうかいつもはしないような事をしてもまだ充分に時間がある浮かれた…

  • 天気予報

    「私、日頃の行い悪いんかな」大事な日が雨の予報でふと漏らしたその人に「そうですよ、全然いいことしてないじゃないですか」その人は気のいい人だけどとにかく口が悪い…

  • 波打ち際で思い出ふたつ

    波打ち際に小さな裸足の足あと見ているだけでなんだか嬉しくなる子供の頃は海のすぐ近くに住んでいて近所の子たちと足あとの深さを競ってダッシュしてジャンプを何度も繰…

  • 大漁桜

    一週間前に五分咲きだった大漁桜は満開になっていた十本の桜に五十人ほどが群がってる人間って満開が好きなんだ隣にあるドッグランにいた犬に怒り剥き出しで吠えられたけ…

  • 天使の思い

    椿の木の足元に落ちた花が散らばっていた「ずっとここに居たい」幼い男の子が言うけど母に願いが届くことはなく小走りで後を追っていった君は何かを感じたのだろう僕だっ…

  • バンド活動

    若い頃のバンドの練習サイクルは週一回だった練習日はすぐにやって来て一週間のリズムが練習日を中心に回っていた三十代後半になるとキツくて二週間に一回になったそれが…

  • 羨ましい無謀

    学年末テストの真っ最中だけど三連休ということもあって君は映画を観に行った学生服のまま自転車で遠くのシネコンまでしかも今日は朝までテスト勉強して1時間しか寝てな…

  • リーン・オン・ミー

    1972年に全米で1位になったビル・・ウィザースのリーン・オン・ミーという歌があります。バンド友達がこの歌を日本語で唄いたいというので歌詞をつけてみました。英…

  • 早春の海

    波は二重や三重に重なってやって来て小さな波ほど遠くまで届く海に浮かんでいた鳥が潜って見えなくなって思ったよりも遠くに浮き上がった海の中の方が速く進めるんだ泳げ…

  • 夕暮れの営み

    迷ってるんだこのまま寝てしまおうかウォーキングに行こうかと疲れててるんなら寝たら?元気だったら外に行ったら?君はいつだってそんな風に言うそして僕はいつも後者を…

  • 月のカケラ

    小さな入り江のビーチは夏になれば人で溢れるけど今は誰もいない波打ち際に足跡をつけながらシーグラスを探す幼い少女ならきっと絵になるだろうなんて思って見上げればそ…

  • 鍋とオリオン座(番外)

    帰り道の空は雲が広がっていてオリオン座は見えなかったおおいぬ座のシリウスだけが24時間営業のスーパーの看板の向こうに見えているさっきのカップルは何処へ行ったの…

  • 鍋とオリオン座⑦

    「これですかね?」「あー、それですありがとうございます」「あって良かったです〜」良かったですのひと言で頼りなさそうな男性は頼もしい好青年になったごめんなさい僕…

  • 鍋とオリオン座⑥

    やがてお店の人は戻って来た若くて頼りなさそうな男性だこの人がペラペラの餅がある場所を知っているとは思えないけどそれは僕の身勝手な偏見だこの人にペラペラの餅と言…

  • 鍋とオリオン座⑤

    エノキ茸はすぐに見つけられた偶然にも今日は特売日だったさてペラペラの餅はどこにあるのか店内をうろついても見つけられないお店の人に聞こうにも見あたらないレジの人…

  • 鍋とオリオン座④

    昴を見たことがないという友達に昴がいかに美しくて見応えがあるかと僕は力説して見つけ方も教えたのに友達は未だに見られずにいるオリオン座の三つ星を右に伸ばしていけ…

  • 鍋とオリオン座③

    長男は大寒の日に生まれたその日の夜は雪が降って日付けが変わる頃にはもう止んでいた病院に妻と長男を残してひとり家に帰る道で出会ったオリオン座が僕に向かって降って…

  • 鍋とオリオン座②

    「あっ!エノキ忘れた」「買って来ようか」「いいよ、なくても」「いいよ、ウォーキングしようと思ってたから」「そう?じゃあペラペラの餅も」鍋にあの餅はいい水菜より…

  • 鍋とオリオン座①

    ふとキッチンに行くと水菜が置いてあった半端な緑色で華奢なまま寄り添っていてお湯に浸るとすぐにくたっとなってしまうだけど芯はしっかりシャキッとしてる僕はそんな水…

  • 真夜中のシェフ

    週にニ日はバイトで深夜一時半頃に帰って来る君僕は夜ふかししながら帰りを待ってたりする君は帰るなりキッチンに行ってさて何を作ろうかなと思案を始めるスパゲッティな…

  • 輪廻の果て

    濡れた落ち葉は何度掃いてもちっとも動いてくれないしゃがんで指でつまめばいいのにそれが出来ないで何度もホウキを動かすのはゴミ箱に投げたゴミが入らなかったときに何…

  • 午後二時半の情景

    リモートの授業をささっと終えた君はもうギターを弾いていい?と聞くどうやら僕が録画したドラマを観終わるタイミングに目星をつけていたらしい僕は僕でその授業内容を拾…

  • 川面を見つめる人

    小さな橋の上で川面を見つめる人雨上がりの川面は少し濁ってだけど満ち足りた雰囲気のままやって来る目の前を通り過ぎても何も変わらないのに振り向いた川下の眺めはもう…

  • 見えないドライバー

    「お父さん、シャワーヘッドを挿す金具がグラグラなんだけど」お風呂から出た長男が言う「あー、ごめんなさい。そのグラグラを見るたびに明日こそはドライバーを持ってお…

  • 5001円宇宙からの帰還

    なんとお騒がせな間抜け野郎だろうか仕事の時に使っている前掛けのポケットの中に見覚えのある姿形を見つけたなんと!失くしたと思い込んでいた小銭入れがそこにあった何…

  • 一日の始まり

    朝目覚めて体を横たえたまま体のあちこちを伸ばし緩める痛い所がないか引っかかる所がないか確かめ深呼吸をして昨日を思い出す持ち越したものは何もない目覚めてから40…

  • !!!!

    いつも溜め息をつく人がいる運が逃げて行くよと言いたいけどもっと嫌な気分になる反論が返って来そうな人だ溜め息被害者の会を開くと様々な対処法が出るけどなかなかまと…

  • 雨雲

    夜中に辺りを濡らした雨雲は朝には何処かの街に消えたほんの少しの乾いた道を選んで歩いてもすぐに行止ってしまう回り道と小さなジャンプでなんとかたどり着いても帰りも…

  • 真空ビーム

    目が合った途端真空ビームを受けて見知らぬ世界に吸い込まれる君の世界なのに何処にも見当たらない色とりどりの草原が陽を浴びて揺れる小高い丘を越えればなだらかな坂窪…

  • 君の指先

    僕の手のひらに指先がほんの少し触れた一瞬で響いた刺激はなんの魔法だろうくるりと回った君の後ろ姿をずっと目でなぞって追いかけてしまう触れた指が人差し指だったらそ…

  • 5001円宇宙の旅

    1円玉を拾った人が笑いながらいらないと言うので貰うことにした1円を笑うと1円で泣くよと心の中で思いながら1円玉を小銭入れに入れたその日の帰り道急に降り出した雨…

  • 逆転の発想

    この頃はよく白湯を飲むけどマグカップでちびちび飲むうちにすぐに冷めてしまう真空断熱タンブラーを買おうかと迷って迷ってもう一週間いい方法を思いついた!!!①常温…

  • バターチキンカレー

    「今日の晩ごはんはお父さんがバターチキンカレーを作るよ」部活を終えてきた長男に言うと「お父さんが作ってくれるの? すっごい楽しみだな」僕も作るのは初めてなので…

  • 青春の光と影

    ふと耳にした歌に目頭が熱くなる懐かしさはそれ以外の何かも一緒に連れて来る思い出そうとしても思い出せないものや思い出したくないものを薄く広げてぐるぐる巻いて輪切…

  • 大きな紙袋

    ぽつりぽつりの雨だった急いで歩くことはないなのにかなり早く着いてしまった君は大きな紙袋を持って驚いた顔で僕を見たきっと自分の方が早く着くと思っていたのだろうす…

  • 鉛筆と消しゴム

    久しぶりに机に向かって鉛筆を持つそういえば中学生の頃同級生の女の子に「なんかおかしい」と笑われた僕は左手に消しゴムを持って右手に鉛筆を持って書いていた普通は消…

  • 単独思考の危うさ

    ちょっとした修理を任されていた直すというよりは工夫して改善が目的だったひとりで考えるとどうしても思考が直線になってほんの少しのズレが先々でとんでもない場所まで…

  • 「ああっ」と「あっ」

    午後四時過ぎどれもが3mはあったと思う川沿いの公園を縁取るように植えられていた数十本の木々が50cmほどを残して残らず切られていた「ああっ」っと僕は声を震わせ…

  • いつもいる人がいないと心が落ち着かないのはいつも弧を描いた掌の上に乗せてもらっているからだろうこんな時でないと気付けなかったのは余りに居心地が良すぎて掌の上だ…

  • アシンメトリー

    ちょっと手が滑って電動バリカンを持つ手が滑って左のモミアゲが消えた妻に見せるととても冷たい目で睨まれたこんな時は嘲笑の方が救われるのに誰かと会う時には左側を向…

  • 二十年

    二十歳の誕生日は彼女と過ごすからと数日前に我が家でケーキを食べた僕らはそれでいい数日の誤差は気にしない僕だってきっと彼女を選ぶしハッピバースデーを唄った思った…

  • 感謝

    腰痛が治って普通にソックスが履ける喜びを噛みしめる思うままに体を動かせることに感謝僕は何に感謝しているのだろう僕の体に?心配して気遣ってくれた人に?  温まっ…

  • 雪が降ってるよと君が教えてくれた窓の外をどんなに目を凝らしても僕には見えないほら降ってるよ見えない?道が濡れないほどの雪だったらしくついに僕は雪に会えなかった…

  • 癒しの場所

    今日は鍋だから早く帰るそういって僕は立ち上がり上着を羽織ったいつもの店で僕はいつものようにルイボスティーでいつものように友は焼酎のお湯割りそして店主はビールを…

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