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蒼井冬星
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2009/04/28

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  • 黄昏に

    黄昏に融けてゆくあなた 夢のような日々を振り返れば ただ 哀しく

  • 今年もよろしくお願いします

    今年もよろしくお願いします 蒼井冬星

  • 勘違い

    愛していると 思ったんだ 愛が何かも 知らないのに

  • 瞳翳る梟

    情熱は 空回り 空回りするからこそ 情熱 君のいない夜は 星を見て過ごそう 傍らに グラスと煙草 眠れぬまま 時を刻む時計を見やる 梟と睨めっこ 君も いつかは飛び立つの 返ってくるのは 沈黙ばかり

  • 沈黙の旅路

    鞄につめたのは 小さな愛の欠片だけ

  • 路地裏を

    冬の日 路地裏を独り歩く 剥がれかけたポスターが 風に吹かれて ふと見上げれば ビルの間に小さな星空

  • 今日 君の夢を見たよ どうして 僕の心は 君から 離れられないのだろうね

  • 役目

    僕の持ってるものは もう 全部 渡したよ それらをどうするかは 君次第

  • 片想い

    あなたが見つめる先に わたしはいない

  • 見つめる眼

    孤独を見つめれば 孤独もまた見つめ返してくる その孤独は わたしと同じ眼をして 問いかけてくるのだ 孤独はつらいか? と 答を見つけられず 黙ってしまうわたしを なにもいわずみつめて

  • 寄る辺なく

    「死ね」って 言われたこと ある? そのとき 頭にきた? 悲しかった? 僕は 「あぁ、やっぱり」って 思ったよ 世の中に 要らない存在だと 自分でも 思ってたから でもさ 死ぬときぐらいは 楽な死に方がいいなぁ そんな思いで 今日まで 生きながらえてるって感じ

  • 宿命

    あなた 宿命とは 斯くも酷なものなのです がらんどうの部屋で思うのは 日々の苦痛と苦い愛 逃れられぬ宿命であるから わたしたちは泣き、笑い それでも 歩いていかなければならないのでしょう

  • 機械仕掛けの神

    すべては 水面下で進んでいるのさ 誰も その日を知らない

  • 星の瞬きは神の夢

    バカ騒ぎのTVに 愛想が尽きて ベランダに出ては 星を眺める 煙草のけむり 燻らせて 未来と 君を 想う 夜空に 瞬く星たちよ 人々の涙と 嘆きと祈り 神に 届けて

  • 微笑みの返る場所

    こうしている間にも 世界は涙に満ちている 哀しみと憎しみの連鎖を 止められずに 神の定める法則の なんと無慈悲なことよ すべての微笑みの返る場所は 何処にあるというのか

  • 恋の行方

    深夜 突然の雨に 君の手を引いて 駆け込んだカフェの軒先 君の髪が濡れて 黒いTシャツが さらに黒くなった その腕を引き寄せて 唇を重ねた 驚いた君は 一瞬身体を硬くしたけれど 何も言わずにいた きっと あの時から 君は 気づいていたんだね

  • 困った人々

    参ったな 人が死ぬのを見るのが好きな奴が 存在してるんだ それも 自分は安全な所にいてね 己の手を下さずにね 参っちゃうよな いつまでも そんなことが 許されると 思っているんだぜ 自分の考えだけで 世界が回っていると 本気で考えているんだぜ 参っちゃったよ

  • なお あなたを

    一陣の風が吹いて 水面に波紋を広げる あなたを知らずにいた頃には もう戻れない 愛にならずに 散っていった恋は 淋しげに涙を流す あなたを想うことも 忘れることもできずに

  • 黄昏に微笑む

    何処へ 行くの? うん 何処へ行けば いいんだろうね? 時折 淋しくなってしまうよ 僕には 何もないから

  • 恋心

    君の瞳に映る僕が 穏やかであればと願う

  • すれ違い

    道が違えば 通り過ぎていくだけ ただ それだけ

  • ターミナル

    「もう会えないの?」 その一言を飲み込んで 冷たい風の混じる 初秋の街を行く 「はじめから 分かっていた事だろう?」 ハンドルを握る手も離さずに わたしを見てくれずに そう言ったあなたに 何も言えなくて 明日から あなたを忘れて 生きていく

  • 下弦の月

    疼く頭を抱えて薬箱をあさる 見つけたアスピリンを頬張って 嚙み砕く 粉っぽさに眉を顰めながら 台所へ行き 蛇口から出る水を直接飲んだ 前髪にも 瞼にもかかる水に 悪態をつきながら シャツの裾で顔を拭く 足元には纏わりつく猫 「おまえはいいな、気楽そうで」 抱き上げて 耳元で語りかけると そんなことはないとでも言いたげに 「にゃ」と抗議の一鳴き 窓辺に腰掛けて 煙草に火を点ける 見上げれば 空には下弦の月 ああ 夜は 長いな

  • はてしなくブルー

    コバルトブルーの風にのって 見知らぬ鳥が あざやかな低空飛行 いつか眠りにつく時 君という夢を見るだろう それから それから僕は 空に堕ちる とめどなく流れる涙の海に 失望という船が浮かぶ 街に笑顔があふれていたのも もうずいぶんと昔のこと 堕ちた先が何処であっても 忘れはしないさ

  • はじまりとおわり

    はじまりは 誰が教えてくれたの おわりは 誰が決めてくれるの

  • 金木犀のかおる夜

    さよならを言って 後ろを向いた つかまれた腕を ほどけなかった 「帰るな」という あなたの顔を 見つめることができない 「愛してる」という あなたの声に 応えることができない 近づいてくる あなたの唇を拒むことも 心は どこにもつながらないのに

  • 方舟

    内なる目醒めは 世の終わり 陽は翳り 吹き荒ぶ風に 散りゆく雲 方舟は 静かに岸を離れる

  • 欠片

    失くしてしまった欠片を さがすのは もう やめよう そもそも その欠片だって 本当に存在していたのかも 疑わしいじゃないか?

  • 花占い

    バラの紅さが 目にしみて 見上げた空には 虹がかかる 君のすべてを 抱きしめるには どうしたらいいの

  • MISSING HALF

    いつ どこで 生まれたとしても めぐり逢えるさ 必ず だって 僕は 君だもの

  • Synchronicity

    君の瞳に 吸い込まれそうになる 愛してはいけないと 思えば思うほど 君の心に 僕の心が同化して

  • 君のついた嘘と 僕のついた嘘とでは どちらが 罪になるのだろう

  • 毛布

    泣いてばかりの君に 君の好きな歌を唄おう 寂しさに 心が晴れぬ時も あるだろう 理解されずに 苦しむことも あるだろう どんな時も 君の傍に 寄り添って 君の心を 抱きしめよう

  • 道標

    彼方へと続く 細く長い道 白く浮かび上がる その一本が 私を導く道標 私は 転ばずに歩けるだろうか 私は 止まらずに往けるだろうか 涙を流しても? 心を保ったままに? 君だけが 唯一 君だけが その答えを 知っている

  • 秘めた想い

    言えないこと たくさんあるよね 言わないことも 考えたって どうにもならない時もある それをあきらめだと 非難する人もいるけれど 時には 流れに身を任せることも 必要 だって 人間は小さすぎる

  • 何かを 手に入れたいなら 何かを あきらめなくちゃね ほら もう 君の鞄には 何も 入らないみたいだよ

  • 心残り

    遠くを見つめるあなたの瞳 氷の矢が心を貫く こみあげる切なさに 堪えかねて そっと あなたの傍を離れる 心残りを 責めるつもりはない けれど

  • Last Kiss

    桃色の唇に 一片の花 つないだ手に 寄り添わぬ心 せめて一夜の夢 接吻は 淡い檸檬の味がして 濡れた睫毛は 何を想うのか いとしいひと このまま 遠くへ行けたなら

  • 審判

    君が 知っていることを 知っている 君が 知らないだろうと 思っていることも 君が僕を どんなふうに 思っているかも 黒い気持ちを抱いて 僕を見ている君に 僕は 何も思わないし 何も言わない 裁きは 僕のすべきことではない 君の心が 君の行いのすべてを 見ているのだから

  • 砂利道

    君の声が 聴こえる 振り向けば 砂利道に映る 僕の影 愛だけでは 生きられない そう言った君の 柔らかな唇 どこまでも 重ならない ふたりの心

  • 心の河

    あなた いとおしさに 終わりはないの 振り向けば 戻れない河 切なさに 心を焦がして つないだ手が ただ ただ 離れぬよう 纏わりつく水の流れに 逆らって

  • ホントウノキモチ

    会えないこと 見えない気持ちに泣いて 彼の笑顔と つないだ手に笑って 多くを望みすぎたこと あの日のわがままに後悔した 彼はいつも 笑っていてくれたけど 本当は 泣いていたのかもしれない

  • Untitled

    何をしても いいんだよ ツケを払う「時」が くるだけさ 遅かれ早かれ

  • 無限の回廊

    夢から醒めた夢を 見るんだ 頭を垂れ 祈りを捧げるところで 目が醒める 振り向けば 捻じ曲がった時間が 追いかけてくる また 夢を見ている 醒めるように 祈りを捧げる 目が醒める そして また 醒めぬ悪夢

  • Flying Fish

    空飛ぶ魚の夢を見ている 雲の波に乗って

  • Blue Blue Blue

    さよなら わたしの青い鳥 蒼い空高く 遠くへ羽ばたいて 遠く遠く もっと遠くまで

  • 夜明けを待って

    軽い頭痛で 目覚める 暗澹たる気持ちで 見上げれば 雲に覆われた 暗い空 光射す夜明けよ 来たれ

  • 月夜のうさぎ

    空には星のカーテン ゆらゆら揺れて 見果てぬ夢を見ている 月の微笑みに 心ほどけて 醒めない夢と やわらかな夜

  • 深緑

    壁に叩きつけた グラスの破片を拾い集めて 顔をあげれば 窓の外は 深緑と澄んだ空 小さなことは気にするなと 空は囁くけれど いつまでも 慣れぬ孤独よ 空は囁くけれど

  • 風の鳴る丘にて

    コバルトブルーは 君の色 さえぎるもののない大空を 飛翔する君は 何処へ 帰ってゆくのだろう その瞳に 深い哀しみと 愛を宿して

  • KITE

    天を仰いで 世を知る 風に揺られる 凧のように 儚き世に 翻弄される我が身

  • 天への階段

    空を貫く天への階段 耳をつんざく轟音 ふと見上げれば 流れる雲の切れ間に 大きな涙が一粒 愛を忘れた愚かな我ら すべてと共に消え去ろう

  • 空を見上げて

    嗚呼 空は こんなに 蒼いのに わたしの こころは 錆びてゆく

  • Flying Bird

    雨上がりの空に 飛び立つ鳥たちよ 私も その背に飛び乗りたい はばたけよ 大空に さえぎるもののない 雲の彼方まで

  • あふれる想い

    この頃 やけに君を思い出す 紺碧の空 群青の海 眩しい太陽 足元に打ち寄せる波と戯れて 岩場のカニに驚く君 さよならの言葉だけ 思い出せずに

  • 夕焼け小焼け

    帰りたい 帰れない くれないの空 見上げて ただ 涙

  • 通りすがりに

    雨上がりの空 雲の切れ間に太陽 独りぼっちの僕 独りぼっちの君 交わす言葉もなく 溜め息ばかり 世の中は 憂うことばかり

  • Gate

    ああ はやく 急がないと 門が閉じてしまうよ いままでとおなじ と いうわけにはいかない

  • Sugar Days

    青い空に 名もなき鳥よ 躑躅の花も 爽やかに ああ 君の存在の なんと 軽やかなことよ

  • 海につながる坂道

    あの角を曲がって 坂道を下ると 海へ出るんだ 駆け下りて そのまま 羽ばたいていけるなら 遠くへ行けるのに ずっと遠くへ

  • 雲の上で昼寝

    雲の上で暮らしたい ふわふわと 悲しみも 楽しみも いらない 雲の上で

  • 追復曲

    君を (カンジンナコトハ) 想って (コトバニデキナイ) 見上げた空に (ケレドモ) 真昼の (シンジテイル) 流れ星 (アイノコトバ)

  • 空に浮かぶ

    空には ペテン師が浮いている ひとりふたりさんにんと 数え切れないほど たくさんのペテン師が

  • 気球に乗って

    恋は 気球に乗って やってくる 軽やかなリズムと ともに

  • 理由

    「どうして泣いているの?」 「空があまりにも蒼いからさ」

  • 群青

    青が群れる 空は海を映したのか 海が空を映したのか 途方に暮れ 立ちつくす 頭の上に 青が群れる

  • 真紅の救済

    世界の終わりに 目の醒めるような 真紅の薔薇を 清らかな涙の行先が 光であるように 汚れた手の行先が 闇であるように 冷酷な運命が 愛だと解るように 薔薇の微笑が 世界の終わりを告げる時 すべては真紅に染まり 魂は救済されるだろう 旅人は 永遠の旅を終え 薔薇と共に帰還する

  • それは愛でしたか? わたしは あなたへとつづく道を 知らないのです

  • 落ちこぼれ

    この世の最適解を 見つけられない僕は 落ちこぼれなのだろう

  • いつかどこかへ

    「どこかに行けると思ってるやつが 多すぎるんだよ。 どこへも行けねぇのによ」 おじさんは、そう言って 足早に去っていった。 そうなのか。 だけど だけど 僕は いつか風が吹いたら どこかへたどりつけると 信じているんだ。

  • untitled

    僕の心には きっと 穴があいているのだろう だから すべてが 零れ落ちてゆく

  • 存在しない世界の欠片

    心が存在しなければ 世界は存在しない そんな世界の欠片たち

  • Twilight

    酔って 泣いた夜の 哀しい嘘を あなたは 知らない グラスの底に 沈めた涙を 飲んで 誰もが 眠りから醒める朝 ひとり 眠る

  • Winter Breeze

    「さよなら」は云わないで 「またね」と云って 冷たい夜風が 頬にあたって 今宵の涙も 酒とともに去る

  • Bourbon Collins

    幾夜も届かぬ愛の唄 月に輝くバーボン まぶたの裏に千の森 彷徨う影に光は射さず 寂しがり屋の梟は 眠りを知らずに 夜を巡る

  • Dark Nightmare

    夢を見るんだ 旅が終わる夢を 歓喜に目覚めれば 薄汚れた安宿の堅い寝台の上 身体に絡みついた毛布を 乱暴に剥ぎとって 悪態をつきながら起き上がり ナイトテーブルの酒を 瓶ごと呷って 独り言ちる この旅に 終わりはあるのか と

  • Sonora

    月の姿も知らず 幻に泣く君よ グラスは 満ちては 空になって 虚無を照らしだす ピアノの音色も 心を動かしはしない 幻など追いかけても 満ちたりた想いなど 手に入れることはできないさ

  • RED EYE

    ビールの空き缶を潰して ゴミ袋に放り投げる カランコロンと音をたてながら 床を転がる空き缶を眺めて ながいながい溜息をついた 不条理から逃げるために また別の不条理を生む その終わらない 螺旋のような日常に

  • Moon River

    君とふたりで 傾けるグラス 煙草のけむりで 君がよく見えない 時間は どこへ消えたのか もうさがすことも できないけれど

  • Around the World

    恋の哀しさに酔って 唄うメロディ 思い出を抱きしめながら 遠い遠い 世界の涯てへ

  • Midnight Sun

    酔いが醒め 転寝から覚め 時計を見れば まだ真夜中 喉の乾きを ミネラルウォーターで潤し すべきこともなく また酒を飲む どう考えても 夜が永すぎる

  • Blue Moon

    ジュークボックスに コインを投げ入れて あの人の好きだった曲を ボタンを押す指は 今だに震えて 流れはじめた曲に そっと まぶたを閉じる ほんのみじかい夢を見て 目覚めた頬に涙の痕 かたむけるグラスは 哀しい恋の味がして

  • Spritzer

    炭酸が パチパチとはじけている グラスの中で ただ燃えている 灰皿の煙草 じっと見つめて 夜が更ける 今日もまた

  • Blue Margarita

    グラスの縁の塩を舐めて 涙がひと粒 水面を揺らす あなたは知らなくていい わたしの流した涙のことなど

  • Oriental

    最後の言葉を グラスに溶かして ライムを搾る だけど ふたりは明日を想う 未練が 心を包むから

  • Misty Twilight

    宵待ちのあなたは グラス片手に物思う 灰皿で燻る煙草を 見つめて 心など 此処に在って 此処にないの

  • Lonely Night Lonely Way

    哀しい酔いが指先にまで 微かに洩れる吐息よ 窓から射す月明かりが この想いを愛に似せてくれる 心などいらない 傍らの煙草だけでいい そうだろう? どんなに募っても 愛にはならない想いなら

  • Tequila Sunrise

    夜更けに目を覚まして 窓辺に立つ 沈みかけた月が 俺に笑いかけるが 笑い返すことができない 扇風機が 夏の夜の空気を シャツに絡みつかせる 風を避けて 煙草に火をつける 寝酒は 眠りによくないと知っているが 酔わずにいられるだろうか? 指先に点る 小さな火に独りごちても なにも応えず ただ立ち上る紫煙 白々と明ける空 グラスを呷っても この痛みから 解放されそうにない

  • Campari Rose

    酔いにまかせて 出せない手紙を したためる 綴れども 届かぬ君への想い 想いは 届かないからこそ 美しい

  • Apple Jack

    逢いたいと願う時ほど 逢えずにいるの 夜の永さに堪えかねて トランプの札を捲ってみる キングは淋しい笑顔で 慰めてくれるけれど 心の穴を埋めてはくれない 月が深く頷いて 夜が更ける 逢えない夜が

  • Moon Light

    君に伝える言葉を持たない 想いが伝えられないもどかしさを抱いて 今夜も不味い酒を飲む 失くした言葉を見つけられずに 想いまで失くしてしまったような気持ちになる 煙草は灰皿でただ燃えている ああ 月よ あの人を愛していると伝えられたなら あの人が誰かのものではないのだと 不味い酒と味気ない煙草 ネオンだけがギラギラと煩い夜 日々は苦痛でしかない そうだろう?

  • Salty Dog

    逢えない夜を 星と過ごすのも ようやく慣れたな 窓辺に立って 最後の煙草に 火を点ける ウォッカの香りに 眠りは ますます遠のいて 君への愛おしさだけが 募っていく

  • Emerald Mist

    今夜も不味い酒をあおって 冷たいベッドに潜りこむ 君の声が聴こえる きっとまた空耳だろう 海の蒼には たくさんの哀しみが 眠るという 部屋にあるのは煙草のけむり 背中を丸めて目を瞑る 君の笑顔は想い出さない すべては幻 しめつけられるこの心さえも

  • 深淵

    深淵

  • 代償

    代償

  • 海月の降る丘

    海月の降る丘

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