桜珠 さん プロフィール

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桜珠さん: いつか日々の泡となって消えてしまうのだとしても
ハンドル名桜珠 さん
ブログタイトルいつか日々の泡となって消えてしまうのだとしても
ブログURLhttp://pearlcherryblossom.blog42.fc2.com/
サイト紹介文ふと心をよぎる、日々のよしなしごとや記憶の欠片が並んでいます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供37回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2009/05/05 01:03

桜珠 さんのブログ記事

  • 不能説的秘密
  • ふとしたきっかけで、過去のあれやこれやを思い出す。それらの多くは、あまり思い出したくないこと。あまりいいことではなかったり、事件に巻き込まれていたり、話すと色々誤解を招きそうなことも少なくない。それもまた私自身の体験したことだから、否定する気は全くないし、消そうと思っても消せないことだって判ってる。ただ、ああここにもまた一つ、言えない秘密が転がっていたなぁと思いながら、心の奥底にそっとしまいこむ。 [続きを読む]
  • 手ぶら
  • 最近流行っているせいか、リュックを背負った人をよく見かける。もともとあまり好きな方ではなかったけど、梅雨時に旅行の予定が入ったので、私も一つ買ってみた。いつもの荷物を入れて、背負って出かける。どちらか一方の方に鞄をかけるのではない、この感じ。両手が自由になる解放感に驚く。何も持たない、抱えない。手ぶらでいつもより少しだけ大きく腕を振りながら歩いてみたら、つられて歩幅も広がった。初夏の空気の中を、背 [続きを読む]
  • 手作りと手作り感
  • 何を作るのでも、多分そう。手作りそのままで許されるのは、お金がからまない時。お金を介する「商品」になった瞬間、手作りはあくまでもそれを感じさせる「手作り感のあるもの」でなくてはならなくなる。だって商品としての最低ラインを満たしたものでないと、誰からも必要とされなくなるから。好きでやっている。目標を持ってがんばっている。どちらもいいことだし、それを否定するつもりはない。でも、プロとアマとの違いはきっ [続きを読む]
  • 戻ってくる場所
  • ここでブログを書き始めて、9回目の4月1日。今やぽつりぽつりではあるものの、まだ何となく続いている。何か気になることがあって、言葉にして整理したいとき。忘れたくない出来事を、残しておきたいとき。誰にも言えない何かを、外に出したいとき。色々な、折々のきっかけでここへ戻ってくる。誰に教えるでもなく、私が私のために用意した場所。ここはそんな場所だから、不定期ではあっても私は忘れずにここに戻ってくる。 [続きを読む]
  • 52:48
  • ネット上でよく交流している人たちで、直接会うイベントを開催する、とのこと。普段、文字でしか交流のない人たち。親しいような、親しくないような、そんな微妙な距離感。どんな人なのか、会ったらもっと親しくなれるのか。色々なことが、やっぱり気になってしまう。でも開催日は、先約あり。だから私は参加できない。私がいなくても、別に大きな違いはない。しかし不在の場所で起こることは、どうしても気にかかる。その反面で、 [続きを読む]
  • 閉塞感
  • 言いたいことや思っていること、これらをどこかに吐き出したいと思う。でも上手い言葉が見つからない。場所を選ばないと、単に構って欲しいだけのようにもなってしまう。そんなことを思ったら、表現すること自体が間違いのようにも思えてくる。そして、また息苦しさと共に沈黙することを選んでしまう。まるで硝子鉢の中から外を見るような。自分と世界とを隔てる何かを挟んで、過ごしているような。そんな、息が詰まりそうな閉塞感 [続きを読む]
  • つまづく
  • 苦手な季節が来て、毎日いつ爆弾が破裂するのかドキドキしながら毎日を過ごしている。今年はわりといいのかしら、なんて思っていたのに。自分ではどうしようもないちょっといやなことや、トラブルがやってきて、ふとした瞬間に気づいてしまう。あ、つまづいた。歩いていて、そこに小さな石があったのか。もしくは穴が空いていたのか。どちらとも言えないけど、正にそんな感じ。毎年のこととはいえ、気分のいいものではないよね。や [続きを読む]
  • 久しぶりの手袋
  • この冬、十数年ぶりに手袋を使うようになった。昔、家に猫がいた。冬になって手袋を使うようになると、ふわふわして軽いから、すぐに猫の喜ぶおもちゃにされる。ちょっと目を離した隙に、放り投げて振り回して、噛み付いて。気がつけば片手だけ行方不明。そんなことが何度も繰り返して、私はいつしか手袋を買わなくなった。寒い冬、雪の日も手は素手のまま。習慣になったのか、気にしなくなったのか、彼女が死んで、私が家を出て。 [続きを読む]
  • お茶を一杯
  • 少し長めの冬休みが終わって、やっと今日からいつも通りの生活。お正月の準備や、明けてからの色々な行事で忙しく毎日が過ぎていった。なんだかとても久しぶりに感じる一人の時間が戻ってきた。家事を済ませて、お茶を入れる。誰かのためではなく、自分だけのための一杯。良い茶葉を使って丁寧に淹れた、なんてそんな素敵なものではない。ティーバッグにお湯を注いだだけの簡単なものだけど、他の誰のためでもなくこれは私が私のた [続きを読む]
  • 片付け
  • 日一日一日と、年末が近づいてくる。あれをやって、次はこれを片付けて、なんて段取りとも言えない程度のことを考えながら、順番に片付ける。やるべきことが終わる頃には年末休暇なんてモノが始まって、一人で過ごす自由時間がめっきりと減ったことに気づかされる。常に誰かがいたり、何かするべきことがあったり。毎日は慌ただしく過ぎて、自分のペースで過ごす時間がほぼなくなっちゃう季節なんだなぁ。気持ちや思考の整理が後回 [続きを読む]
  • 立ち位置
  • 買い物の途中で、ちょっと休憩。コーヒーを飲んでいたら、近くの席には期末テストを終えてホッとした風の高校生達。彼らの話題は、いわゆる恋バナ。聞くともなく聞いていたら、悩みはまだ「人生で二人しか好きになった人がいないこと」。これでいいのか気にしているみたいね。機会も出会いも、まだまだこれから。この先出会う、素敵な人のためにその気持ちを取っておいていいんだよ、と言ってみたくなる。でもこれじゃまるで、繊細 [続きを読む]
  • 歪んだ孤独感
  • すっかり冬になって、陽の当たる時間が短くなった。明るさが減って寒さが増すと、いつものあいつがやってくる。冬から春まで居座る、病。気持ちに取り憑いて、私を取り巻く世界に対する認識を歪める。気がつけば、なんだかぽっかりと孤独な気分に襲われる。またいつものこと、春が来るまでの期間限定のこと、と頭では判っているのにそう簡単に消えはしない。ただただ一人で、何もかもに取り残されたような、そんな気持ちになる。今 [続きを読む]
  • 結果
  • 旅行に出かけなかったことを、少し後悔する。旅の空の下にいる人達を、羨ましく思う。予定を一つ入れたせいで、別のことができなくなった。選ばなかった方のことが、なんだかよく見える。多分、今挙げていることや思い浮かぶことだけじゃない。何かをするか、しないか。選択するごとに、必ず選ばなかったもう一つの展開ができる。ふとした瞬間、選ばなかった方のことに思いをはせる。きっと毎日の出来事は、そんなことの積み重ね。 [続きを読む]
  • 指定席
  • ここ数年、以前にも増して映画を観に行くことが増えた。といっても行き先の映画館は同じ場所が多いせいか、スクリーンごとに気に入った席がある。それはそのスクリーンで一番観やすい場所ではなくて、私が一番過ごしやすい場所。だから大抵、最後列の一番端。後ろの人を気にする必要がなくて、私が約二時間寛げる、そんな位置。だから新しい映画館に行くのは、同時にお気に入りの座席探しでもある。同じように後列でも、右端左端ど [続きを読む]
  • 街中カフェ
  • 最近、コンビニのコーヒーを買うことが増えた。あまりこだわりがあるわけではないから、私にはこれで十分。コーヒーとちょっとつまめるものを買って、隅のカフェスペースを借りる。WiFiが使えるから、とても便利。そこで書き物をしたりメールを出したり、とつい後回しにしがちな、ちょっとした細かいことをする。日常の中で、少しだけ気分を切り替えて作業できるのが、とても便利ね。終わりの時間を最初から決めておけば、無駄に長 [続きを読む]
  • 昼の色、夜の色
  • 夏が終わった途端、曇り空の日が増えた。朝から夕方まで同じ調子の色合いが一日中続いている。薄暗くて少し重苦しい、そんな色。そのせいか、時間の感覚が狂う。一日の色が同じだから。なんとなくすっきりとしないまま、だらだらと時間だけが過ぎて、夜になる。昼の色と夜の色。二色しかない一日は、長いのか短いのか。  [続きを読む]
  • 危ういバランス
  • 親戚の若い子と会う。年齢だけで見れば、もう十分に大人。でも話す言葉は、驚くくらい幼い。単にあらゆる方面で知識がないだけなのか。それとも頭が良くない、ということなのか。それでいて、〜は信じられない、のような権威や資格に対する不信は次から次へと出てくる。不信の理由は、なんとなく、という根拠のないものらしい。子供の頃のイメージが強いせいか、今まであまり実感したことがなかったけど、もう親になる年齢。そして [続きを読む]
  • 好き、嫌い
  • ドラマ、映画、小説、マンガ、音楽、ゲーム、グルメ、などなど。消費されるコンテンツが、数限りなくあるのが現代。どれが好きとか嫌いとか。それらについて撒き散らされる感想も、星の数。書いた人の数だけ、好みも得意不得意もある。だからきっと、どれも間違いではない。でも、自分の好みではなかったから、すなわち不出来、でもないのだと思う。私は好みじゃなかっただけ。ただそれだけのことなのに、悪く書き散らす必要もない [続きを読む]
  • 解放感
  • シルバーウイークが終わって、いつもの毎日が帰ってきた。旅行はもちろん楽しかったし、残りの休日はゆっくりと過ごせたのだけど。それでも長い休みが終わった、月曜日の朝はホッとする。帰ってきた一人の時間が、私を安心させるから。なんでもない、一人で過ごす時間が私をいつもの私に戻す。休日の間にどれだけ充実した時間があったとしても、この解放感はやっぱり格別だ。  [続きを読む]
  • 履き慣らす
  • ちょうどいい機会だったから、新しく靴を買った。そろそろサンダルの季節も終わってしまうから。出かける際にいきなり、はちょっと不安だったので、その前に少し履き慣らしておくことにする。試してみたら、案の定。試し履きでは判らない、擦れやクセが少しずつ見つかる。その都度対策をして、足も靴も慣らしていく。あ、これってなんだか人付き合いとも似てる。親しくなって初めて判る、考え方やクセ。特徴的な話し方や口癖。そう [続きを読む]
  • 旅支度
  • また久々の旅の準備。日程を決めて予約を確定させたら、次はガイドブックを入手する。ページをぱらぱらめくっているだけなのに、なんだか気持ちがうきうきする。ここに行こう、あれを食べてみよう、お土産は何にしようか。そんなことを考えながら、何度も何度も読み返す。そろそろ付箋でも貼ってみようかしら。そんなことを考えてみるのさえ、楽しい。これは出かける前にしか味わえない、楽しみの一つだ。 [続きを読む]
  • 逃げ癖
  • 古くは定期テストの前。夏休みの終わる直前。そんなところから始まって、レポートの提出締め切りや、やらなくてはならないことの前日くらいのこと。本来のやるべきことじゃなくて、いきなり別のことがしたくなる。今じゃなくてもいいようなことや、もっと後回しでいいこと。あるいは普段、気にもかけないようなこと。まるで締め切りを回避するように、現実逃避するように、ついつい違うことばかりしてしまう。後で必ず後悔する。そ [続きを読む]
  • お任せ
  • 女友達と一緒に外出する約束をする。日取りを決めて、さて何をしようか。希望を訊いたら、返事は「どうしようか?」。いくつか提案してみたら「それもいいよね」。これは一体どういうことだろう。良く取れば、希望を確認してくれている。悪く取れば、自分で決めるのが面倒なのか、嫌なのか。直接話しているなら、気配を見て判断もできるけど、メールの文面だけじゃそこまでは判らない。私は彼女をデートにお誘いした彼氏、という立 [続きを読む]
  • 境い目
  • 少し眠ろうと思って、横になる。眼を閉じていると、頭の中に色々なことが浮かぶ。夢のような、夢ではないような。脈絡があったり、なかったり。普段なら出てこないことや人が、突然出てきたり。手足が少しずつ重くなって、落ちて行きそうなのに、何処かぽっかりと浮かんでいるようでもある。これはきっと、夢と現実の境い目。そこをぼんやりと漂っていた。  [続きを読む]
  • 深夜の映画祭
  • 何度も観たことがあるはずの作品なのに、ふとまた観たくなる。映画館ではなく、一人でゆっくりおうちで観よう。こんな時に観るのはもちろん大好きな、王家衛の作品達。人の想いで綴られる、独特の色合いを帯びた物語。気がつけば思った以上に観続けていた。満たされた気分で終わる、私だけの映画祭。 [続きを読む]