cucciola さん プロフィール

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cucciolaさん: ルネサンスのセレブたち
ハンドル名cucciola さん
ブログタイトルルネサンスのセレブたち
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/cucciola1007/
サイト紹介文塩野七生さんの本が大好き。イタリアの歴史(特に女性史)・文化について細々とつづっています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2009/05/06 22:05

cucciola さんのブログ記事

  • ミケランジェロのモーゼ像に光が戻る
  • 40才を目前にしたミケランジェロが制作した法王ジュリオ二世の墓所。その中心にいるモーゼに、当時の光がよみがえりました。ミケランジェロが残した彫刻の中でも、『ピエタ』についで高名な『モーゼ』像に、当時の光が戻りました。ミケランジェロは、彫刻に当たる光まで計算し作品を彫り上げたといわれていて、当時は『モーゼ』が置かれていたジュリオ二世の墓所の両際に、窓があったことがわかっています。後世、この窓はふさが [続きを読む]
  • ヴァティカン所蔵本のデジタル化、10パーセントが完了
  • ヴァティカン図書館所蔵のマレガ文書。日本の隠れキリシタンに関する古文書で、いずれデジタル化される予定。数日前に、いくつかの新聞に載ったニュースです。ヴァティカン図書館 ( La Biblioteca apostolica vaticana ) が所蔵する書物は8万2千巻に及びます。その所蔵本・文書のデジタル化が進められてきましたが、ようやく10%が完成したそうです。ヴァティカン図書館では、所蔵本すべてのデジタル化にはあと40〜50年がか [続きを読む]
  • 和紙を貼られたピエロ・デッラ・フランチェスカの祭壇画
  • ブレラ美術館の顔、ピエロ・デッラ・フランチェスカ作『モンテフェルトロの祭壇画』。イタリアを襲った大寒波で、ブレラ美術館の空調設備が故障、室温と湿度が下がってこれらの作品の絵の具の剥落が心配されています。絵の表面にベタベタ貼られているのは、日本の和紙です。先週は、私にとって「イタリアのだらしなさ体感週間」でした。滞在許可証の更新のために移民局に向かったのですが、あまりの乱雑ぶりに改めて唖然。「外国人 [続きを読む]
  • 流出するイタリアの国宝
  • 1441年に、マエストロ・デッロセルヴァンツァがシエナ共和国の財務省の注文を受けて制作した、歳入歳出書の表紙。木製の板にテンペラで描かれています。遠近法が駆使されたこの美しい作品を、現代の研究者たちは口を揃えて、「1400年代中期の傑作」と呼んでいます。この小作品は、本来はシエナの古文書で保管されているはずでした。ところが2016年12月のサザビーズの競売に登場し、まれに見る高額で落札されました。 [続きを読む]
  • 英雄たちの涙
  • ジョットーが1305年頃にパドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂に描いた『幼児虐殺』。子供を奪われて涙を流す母親の姿。日本も寒いそうですが、欧州も寒波に襲われています。普段は雪が降らないイタリア南部にも大雪にみまわれ、雪をかぶった美しい歴史建造物の写真が新聞にもアップされていました。ローマは雪こそ降りませんでしたが、町中の噴水が凍りました。我が町は、噴水だけではなく水道管も凍ってしまい、恒例の断水です。そ [続きを読む]
  • スウェーデンの片田舎で
  • ホワイト・クリスマスを夢見て向かったスウェーデンですが、残念ながら雪が降ったのはクリスマスのあとでした。Öregrund という田舎町で。これ、お昼ごろの光です。 昨年末、一週間ほどスウェーデンの田舎で過ごしてきました。義弟のガブリエーレとそのパートナーのハンナは、彼女の出産のためにスウェーデンに滞在しており、クリスマスを一緒に過ごそうよと招待してくれたからです。寒がりの私は、こんな機会でもないかぎり [続きを読む]
  • ローマ市の美術館キャンペーン広告のスキャンダル
  • 「冬の休暇は美術館で!」と呼びかけるローマ市のポスター。それぞれの絵画に添えられた一文は、なんと盗用であったことが判明しました。皆様、あけましておめでとうございます。以前のように書く時間が確保できず、書かなければ気力もなくなるという悪循環で、2016年の記事の更新はひどいものでした。それでも読んでくださる方がいるというのはありがたいものです。2016年の師走は、これまでになく慌ただしく過ぎまして、 [続きを読む]
  • 地震におびえる中部イタリア
  • 地震の被害を受けたマテリカの市長の要請を受けて、中部イタリアを救うために画家や作家も思いを作品に託しています。その一つ、傷つけられ血を流すマルケ州の丘陵地帯。8月にイタリア中部をおそった地震は、その後もやむことがなく、余震を繰り返していました。ローマがふたたび地震に襲われたのは10月26日、夕方に二回、私は地震を感じましたが、夫も娘も「本当?」とのんきなものでした。10月30日の朝、夏時間が終わり [続きを読む]
  • 栗祭り終了+雑記+ポンペイの遺跡、車いす用の見学コースが完成のニュース
  • 普段は静かな街もごらんの通り。それでも、例年よりは人出は少なめでした。ポンペイのニュースもちょこっと書いていますが、今回は本当にくだらない内容です。ロッカ・ディ・パーパの栗祭りが終わりました。ここ数年、ロッカの栗の木は寄生虫の被害がひどく、栗祭りで振る舞われる栗はほかの街から購入しているというヘンな状況が続いております。ようやく、昨年から寄生虫退治対策がはじまり ( 寄生虫をやっつける別の虫を森に放 [続きを読む]
  • ジョヴァンニ・ベッリーニ 500年忌
  • ナポリのカーポディモンテ美術館より、ヴィチェンツァに貸し出されているジョヴァンニ・ベッリーニ作『キリストの変容』。本来は、ヴィチェンツァのドゥオモを飾っていた作品です。ベッリーニの500年忌を記念して、400年ぶりの里帰りをしました。手前に描かれた木の柵に白い紙が貼られています。ここに、「IOANNES BELLI/NUS ME PINXIT」というベッリーニのサインがあります。皆様、お元気でいらっしゃいますか。最近は家で [続きを読む]
  • 病名がつく前に病を発見していたマンテーニャ
  • アンドレア・マンテーニャの傑作『婚礼の間』のフレスコ画。この絵のなかに、まだ病名もないある病気を持った人物が描かれているのです。その人はどこにいるのでしょう。 ( Mantova, Palazzo Ducale, 1465-1474 ) ご無沙汰をしております。この月曜日から娘が小学校に上がりました。車での送り迎えは運転が苦手な私には苦行でして、一週間でヘロヘロに疲れてしまいました。イタリアの小学校は、入ってみないと準備するものさえわか [続きを読む]
  • イタリア中部地震と文化遺産の被害
  • このクリヴェッリを見に、先週は私たちはアスコリ・ピチェーノにいました。一週間後に地震がこの地を襲うことなど夢にも思わないまま。ローマで揺れを感じたのは、二日前の夜でした。私は絶えて久しく経験したことのない地震の揺れにびっくりしてとび起き、「これ、地震だよ!」と叫んだのですが、地震の経験がほぼ皆無の夫は「まさか」と言って当初は信じず、ラジオを入れてようやく納得。書棚から本が一冊落ちただけの揺れでした [続きを読む]
  • キリストと聖ヨハネ
  • 14世紀の初頭、ジョットーがスクロヴェーニ礼拝堂に描いた「最後の晩餐」のシーン。聖ヨハネはキリストに抱きついています。これが、ヨハネとキリストの伝統的な構図だったようで、あるわあるわ、二人がいちゃいちゃしているシーンが。夏休み二週目です。先週は夫の発案で突然、カゼンティーノ国立公園、イーモラ、フォルリー、サン・マリーノを旅行してきました。それについてはまた書きます。今週は珍しく自宅でぐうたらしてい [続きを読む]
  • 友人が訳した「レオナルド本」が出版されました
  • 友人の真弓さんが翻訳された『レオナルド・ダ・ヴィンチの秘密』。実は私もこの本の出版にわずかにご縁があったんです。実は先週一週間、インターネットがないまま過ごしました。ネットが入りにくいな、と感じたのは先々週の金曜日。土曜日にはまったく通じなくなり、月曜日に夫がイタリア・テレコムに連絡したところ「非常に大規模な故障」という返事。なんでも、修理のための部品の到着を待ってからの修理開始になるとかで、毎朝 [続きを読む]
  • ボッティチェッリの二人のヴィーナス
  • トリノのサバウダ美術館で9月18日まで公開中の二人のヴィーナス。ボッティチェッリとその工房作、ということになっています。双方とも、制作年は1490年。向かって左側がトリノのヴィーナス、右がベルリンのヴィーナス。双子みたいにそっくりさんですが、髪型が微妙に違うところがご愛敬。それにしても、ボッティチェッリはこのポーズが相当気に入っていたんですね。皆様、大変ご無沙汰をしております。最近は、更新のたびに [続きを読む]
  • コロンブスが書いた「アメリカ大陸発見」の手紙
  • 1519年にセバスティアーノ・デル・ピオンボ ( Sebastiano del Piombo ) によって描かれたコロンブスの肖像画。先日も申し上げた通り、仕事が立て込んでおりましてブログはほぼ休止状態です。申し訳ございません。今朝、ボローニャに出張した夫から「これは読んだほうがいいよ」というメッセージが。なんと、コロンブスが「アメリカ発見」について触れた手紙が本日ローマでお目見えだそうです。短い記事でしたので、仕事の合間 [続きを読む]
  • ヴェローナで盗まれた17作品、ウクライナで見つかる!
  • ウクライナで無事保護された作品のひとつ、ティントレットの『サムソン』。そのほかにもルーベンス、マンテーニャ、ピサネッロなどなど大作が17作品も盗まれた歴史に残る盗難事件でした。2015年11月19日にヴェローナで発生した盗難事件、一時は作品の帰還が絶望視されていましたが、なんと盗まれた17作品すべてがウクライナで発見されました。実は今仕事が立て込んでいて、ブログはしばらく休止しようかと思っていたの [続きを読む]
  • ヴァティカンで見よう 真夏の夜の夢
  • ラッファエッロが1514年ごろに描いた『聖ペテロの釈放』。牢の外には月が見えて、天使たちが発する光が美しいこの作品は夜の情景です。このように美しい夜をヴァティカン美術館でお過ごしください、とヴァティカン美術館館長が述べております。ヴァティカン美術館館長アントニオ・パオルッチ ( Antonio Paolucci ) は、5月6日から美術館の夜間開館を実施する、と発表しました。ラッファエッロがが描いた『聖ペテロの釈放』の [続きを読む]
  • 炭化したパピルスの解読技術
  • 炭化してしまった巻物。これまでは炭化したパピルスは、細心の注意を持って一枚一枚はがしていかないと読めなかったんだそうです。それが、最新技術によりこのまま解読可能になりました。本日のローマの新聞は、英国プレミアリーグのレスター優勝で埋まりました。昨夜はローマ対ジェノアの試合もあったのに、そんなニュースはそっちのけでレスター優勝のニュースが新聞を埋めたのは、レスターの監督がローマ出身のクラウディオ・ラ [続きを読む]
  • ナチに強奪された3作品がミラノで見つかる
  • 70年ぶりに保護された3作品。左から、バルドヴィネッティ作『三位一体』、チーマ・ダ・コネリアーノ作『聖母子』、ジローラモ・ダイ・リーブリ作『キリストの割礼』。イタリアという国の所有ということになっているこの三点、居間に飾っていた二人は隠匿罪で取り調べを受けています。イタリアから芸術作品を強奪したのはナポレオンだけではありません。1944年、ナチの武装親衛隊 ( Waffen-SS ) はルッカ近郊の町からフェリ [続きを読む]
  • 詩聖ダンテの睡眠障害
  • 15世紀のフィレンツェで活動した画家ドメニコ・ディ・ミケリーノ ( Domenico di Michelino ) が描くダンテとフィレンツェの街、地獄、煉獄、天国。ダンテの『神曲』には、近代になって病気と認められた「ナルコレプシー」の症状が記されているのだそうです。ここ数日、真冬のような寒さが戻っています。衣替えをしようと思っていた矢先のこの寒さ、ヒートテックもコートもしまえないまま、暖房まで入れて過ごしています。最近、 [続きを読む]
  • ワインを飲む骸骨
  • トルコ南部のハタイで見つかったモザイク。骸骨の手にはワインのグラス、アンフォラとパンらしきものが傍らに描かれています。人生を謳歌する骸骨です。イタリアは3連休でしたが、我が家では珍しく娘が熱を出していて、おまけに冬が戻ったような寒さなので家に閉じこもっております。日課で新聞を読んでいたら、こんな愉しいモザイク発見のニュースが。続きを読む [続きを読む]
  • モナリザのモデルは男女二人!のニュース
  • 有名すぎるモナリザ。この肖像画には、男女二人が描かれている、というのが今回の研究発表の主旨。レオナルド・ダ・ヴィンチのニュースは、十中八九は眉に唾をつけて読まなければなりません。今回の記事も紹介する価値があるのかないのか、私にはわかりかねますが、過去の記事にも関係しているので一応ご紹介まで。2010年に、モナリザの瞳の中に文字を見つけた、と発表した環境・歴史・文化財再評価委員会 ( Comitato Nazional [続きを読む]
  • 春の夜のたわごと
  • 毎度お世話になる『健康大全 ( Tacuinum Sanitatis ) 』より。ソラマメの収穫。最近の我が家はほぼヴェジタリアン生活なので ( 別に宗教上の理由でもなく動物愛護という気高い意識からでもなく、ただ健康のためです ) 、買ってくる野菜の量が尋常ではありません。そして野菜は食べるまでの処理に時間がかかるので、季節を感じながら森の一画の市場で野菜を買うのは楽しいのですが、それを家に帰ってきて冷蔵庫にしまい、その日に [続きを読む]