けやき堂 さん プロフィール

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けやき堂さん: 「発達」が教えてくれること
ハンドル名けやき堂 さん
ブログタイトル「発達」が教えてくれること
ブログURLhttp://keyakidou.cocolog-nifty.com/blog/
サイト紹介文「発達」の視点を頼りに発達障害等障害児の支援にあたっているの臨床発達心理士のつぶやきノートです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2009/05/16 23:44

けやき堂 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • すべての命に価値がある
  •  相模原の事件のこと。まだ、1日しかたっていないので立ち尽くしています。語ろうなんて気はおきません。安全管理について議論がはじまっていますが…今日になって犯人のあまりにひどいもの言いに様々なメッセ―ジが発せられています。私も何かをと思います。うちの施設でもこのニュースはテレビから流れています。けれども、こどもたちは何も語りません。何も尋ねては来ません。障害という言葉が彼らの前にどのようにあるのか。 [続きを読む]
  • 名言
  • ある保育園のお散歩でのことです。ちょっと珍しい白花のタンポボをみつけたある子が言いました。「センセイ、一風変わったお花があるよ。」この「一風変わった」をとても先生たちが喜んでいました。というのもこれはとある特性のある子が言った言葉だったからです。いいじゃん!一風変わった!!ひょっとしたらあなたをあらわす素敵ないいまわし。別にいいよねえ、ちょっと変わってるぐらいがねえ。 [続きを読む]
  • 愕然。
  • 最近来た相談に立ち尽くしてしまいました。「服が着れなくなった」小学生のケースです。高機能のおこさんだそうですが、もう1年ぐらい服を着ていない、外に出ていないんだそうです。ブランケットにくるまっているんだそうな。ヒトに会いたい気はあるようで、様々な支援者が訪問しているとのことです。ただ、そろそろ思春期、女性ばかりの訪問じゃいけない、手伝ってほしいとのことでした。色々、考えました。サービスに乗りま [続きを読む]
  • 愕然。
  • 最近来た相談に立ち尽くしてしまいました。「服が着れなくなった」小学生のケースです。高機能のおこさんだそうですが、もう1年ぐらい服を着ていない、外に出ていないんだそうです。ブランケットにくるまっているんだそうな。ヒトに会いたい気はあるようで、様々な支援者が訪問しているとのことです。ただ、そろそろ思春期、女性ばかりの訪問じゃいけない、手伝ってほしいとのことでした。色々、考えました。サービスに乗りま [続きを読む]
  • ユニバーサルデザインと個への支援と
  • 最近、園内研修のお手伝いが続いていて、そこでお話したことです。ユニバーサルデザインに向かう道のりは難しいなあということです。「みんなにとってわかりやすい、暮らしやすい」の語りかたを間違えると、個への支援をしなくていいになってしまうおそれがある。また、園の中でヒトがかわると積み重ねた個への支援のノウハウは希薄になってしまい、それも支援がぶれる原因になりがちだと。なるほど。なるほど。昨日、10年続けて [続きを読む]
  • 「ゴールを見据えて」と「発達を支える」のバランスと葛藤
  •  年の最後ぐらいは何か書こうと思います。最近、我がチームで苦しんでいることです。トップダウンとボトムアップの兼ね合いで苦しんでいます。中学生以降の入所が少なくありません。発達障害で、愛着障害で。施設でできることは多くありません。彼らのいろんな表出、未熟との格闘の日々です。そんな時間の中で、彼らにも生まれてくるものがあります。自己理解や自己対象化が少しできるようになってきました。中学生の男子に愛着が [続きを読む]
  • ちょっとの違いはおおきな違い
  •  9月から書いてなかったんですね、すいません。怠けてただけです。 先週、あるまちの幼児期のコーディネーター向け講座でのことです。プランつくりの実習でした。継時的処理が難しいこどものプランをたてるのです。手順表をつかって朝のしたくをしようということになりました。手だてですね。この支援の目標が「朝の手順をおぼえる」だったのです。どう思います?けっこう立てがちな目標かもしれませんねえ。でも、これだめです [続きを読む]
  • IQという基準のこと
  •  支援の場を、生活の場を、学びの場を定める基準にIQが使われることは少なくありません。ただ、発達障害時代にあってIQが必ずしも育ちの全体像を示す訳でもない場面も出てきて苦慮します。数値と困難の質がリンクしていないのです。・IQの割に…・IQ高すぎるから…おかしな言い回しなのですが。IQにとらわれずにという視点は確かにあります。こどもの現状や課題をみようねと。でも、難しいのは進路や居場所の問題として基準を設け [続きを読む]
  • 「発達」と「方針」
  •      新人保育士さんのつぶやきに考えたことがあります。その園では、ごはんをたくさん食べたら眠くなるだろうということで、ごはんをサッサとぜーんぶ食べさせるのが方針なんだそうです。でも、私にはできない…なんだそうな。そりゃそうだ。嫌いなものもある、おねえさん先生には甘えちゃう。食べないよねえ。逆にできてもだめだよねえ。そして、どうやら彼女はできない不全感だけでなく、園の「方針」というやつに [続きを読む]
  • 子育てのユニバーサルデザインをつくろう!
  •  「子育てのユニバーサルデザインをつくろう!」ある打合せに出てきたこの言葉にしびれてしまいました。我々は配慮の必要な、特別な育ち担当者ですが、すべての子育てに支援が必要な時代にあってそこだけの議論をしていても足りないと思っています。ある連続した支援体制をつくるために企画会議で、この言い回しにたどり着き共有しました。どうかな?ランキングに参加しています。よかったら を [続きを読む]
  • 早期発見 あの時の話
  •  親の会でのこと。みんな小中学生の親御さんでしたが、今どきの早期発見について話題になりました。発達指標の話になったのですが、どのお母さんも授乳がすごくしにくかったということをお話してくれました。みんなでハッとしました。抱え込むようにしないとお乳を飲んでくれなかったそうなのです。お母さんたちにしては今、思えばですが、ヒントになりますね。ありがとう。ランキングに参加しています。よかったら を [続きを読む]
  • 涙ふたつ
  •  週末、涙を2つみました。ひとつは保育者向けの研修会で新人保育士さんができない自分に対する涙を流していました。もうひとつは親の会で親御さんが今の苦しい状況について思わず泣いておられました。どちらも泣いていい涙でした。保育士さんには今はできなくていい、そんなことできなくていいとみんなでお話しました。また、逆に今しかできないこともあることと。お母さんにはできていることがこんなにあるじゃないとおお返しし [続きを読む]
  • ありがたい。
  • わが社の就労支援コースのこどもたちが実習に行きます。最近は希望をきいて実習先を決めているのでいいなと思います。こどもと関わりたいという願いを受けて保育園に実習にうかがうことになりました。園長先生を存じ上げているので、受け入れのお礼とお願いの電話を一本入れました。すると…はじめて実習に来てくれて嬉しい。最近は幼稚園などでも支援員など置くようになっているので、うまくいったら検討したいとおっしゃって [続きを読む]
  • ちょっとした幸せ
  •  昨日月曜日、出勤すると机の上に何やら絵がおいてあります。どうやら私の似顔絵で、「かっこいいよ。」とのたくった文字。父の日ということで描いてくれたのだそうです。描いた主は、先日の記事で登場した反抗期の中学生、重度さん。描けといわれた風でもないので自分で描いてくれたのでしょう。天涯孤独の彼からすれば私は父さんのようなものかもしれません。実際、幼い頃から施設に居る彼と安全な愛着をつくることに私は腐心し [続きを読む]
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