jetlinks さん プロフィール

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jetlinksさん: ALQUIT DAYS
ハンドル名jetlinks さん
ブログタイトルALQUIT DAYS
ブログURLhttp://air.ap.teacup.com/alquitdays/
サイト紹介文20年以上飲酒を欠かさなかった男が、 きっぱりとお酒を断って過ごす、 日々の雑感です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供199回 / 365日(平均3.8回/週) - 参加 2009/05/18 21:44

jetlinks さんのブログ記事

  • ラストスパート
  • 目まぐるしい夏も、すでに終わりを迎えようとしている。峠は20日。来週末には、ようやく落ち着くことになりそうだが、すでに疲れが出てきている中、そのピークを迎えるには心もとない。最後のスパートとは思いつつ、その反動も大きいことは自明で、気が乗らない。いかん、やはり疲れているようだ。とはいえ、待ったなしの状況というのは、火事場のくそ力の見せどころでもある。明日は倒れようと、今日を死に物狂いでという事も必 [続きを読む]
  • 夏の疲れ
  • まだまだ暑い日が続くが、朝夕は急に秋めいてきた。ここにきて、早くも疲れが出始めている。後頭部から顔の中心にむけて痺れが走るときは要注意で、抵抗力も落ちているせいか、口唇ヘルペスになりやすい。熱帯夜のときはそうでもないが、涼しくなってくると、足がつりやすくなる。引っ張って治そうとすると、反対側がつるという、なんともし難い状況に悩まされる。[画像]夕暮れはすっかり秋色で、空をかすめる赤いものも増えてきた [続きを読む]
  • 風の盆
  • 父親の郷里が岐阜で、昔は盆と正月はそこで過ごした。お盆には、時に足を延ばして郡上おどりへ行ったり、富山おわらの風の盆へ行ったりもした。夜通し踊る郡上おどりは賑やかだが、風の盆は打って変わって雅で、そこはかとなく哀愁の漂う雰囲気があり、そのギャップが今も強く印象に残っている。風の秋めく涼やかさと、雅た歌声やお囃子に短い夏の終わりの寂しさを感じたものである。賑やかな笑顔の盆踊りと違って、笠の下に見え隠 [続きを読む]
  • 盂蘭盆
  • 要するに、餓鬼道に堕ちた地獄の苦しみということである。その餓鬼に施しをしたところで意味がない。余計に苦しめるだけである。自分と自分の子供さえ幸せであれば良いという母親が行き着いたのは地獄。その母親を救うのに、直接の供養は苦しみを増す。人々の苦しみを分かち、その幸せを願う仏菩薩を供養して、初めて母親は救われる。現在の日本のお盆とは、随分かけ離れた由来ではあるが、その示唆するところは深長である。先祖供 [続きを読む]
  • 原点
  • 思いがけない連絡を頂いて驚いた。先生が亡くなって、クリニックも紆余曲折があり、多くのスタッフが移動した。同時に、患者も多く移動したようだが、私はそのまま残った。あれから7年の歳月が流れ、今では、私を当初から知るスタッフは誰もいない。専門治療という意味では、移動先の方が良いとは思う。しかし、それでも私にはやはりあの場所しかない。先生とお会いした、あの場所こそが、自身の原点なのだ。その先生との思い出を [続きを読む]
  • 八月の祈り
  • 二度に渡る原爆投下。敗戦の空虚。御巣鷹山。盂蘭盆。そして先生の死。八月は祈りの月である。ここ数年、夏は多忙で休みも無いが、何も坊主を呼んで仏壇の前に座るのだけが祈りでは無い。日常の中に、その人なりの祈りがあるかどうかである。多忙な中、普段にも増して心には祈りがある。失われた人々に対する鎮魂、慰霊と今を生きる自身の生き方が、それに添うものであれよという、願いにも似た祈りの月なのである。[画像] [続きを読む]
  • 伝わる想い
  • これまで、多くの人の想いによって、支えられ、今の自分がある。もうどこまで落ちていくかわからないほどの苦悩に、共に泣いてくれた人。慰めるでもなく、励ますのでもなく、ただ一緒にいてくれた人。その苦悩を、本当の意味では分からないまでも、「辛抱して、頑張れよ」と言ってくれた人。体験を話した時、うわべだけの言葉で素晴らしいだの貴重だなどと、ご挨拶のように、のたまわる人にがっかりしていたら、私に握手を求め、し [続きを読む]
  • 肚で語る
  • 人の目は二つ、外を向いてついている。前向きも結構だが、しっかりと鏡を見ることも必要だ。口は一つ、耳は二つである。自分を語る前に、人の話を二倍聴けという事だ。歌丸師匠が、最近の政治家は、口で話す人ばかりだと言っていた。しっかり考えて話す人がいなくなったという事かと思いきや、そうではなく、肚で話す人がいなくなったという事らしい。これは、自身にも考えさせられる。言葉としては同じでも、その人によって、人に [続きを読む]
  • 断酒のすすめ
  • 自助グループの例会の原則は、言いっ放しの聞きっ放しである。それは、体験という厳然たる事実を語り合う場であるからだ。体験はもちろん過去のことである。自分が口にしてきたこと、考えたこと、そして行ってきたことで変えようのない事実なのである。それを語り、聞いて、自分なりにこれからの生き方を考える糧とすれば良い。よって、そこには意見交換も議論もあり得ない。これからどうして行くなどということは、なんの保証もな [続きを読む]
  • 花火
  • 明日は花火大会である。今年も、もうそんな時期が来た。花火の終わりの静けさと淋しさが、夏の終わりを告げる。 いや、夏が終わるだけならいい。幼い身体で、病気と闘っていた女の子がいた。最後の花火を見て、その2か月後に旅立った。あれからもう8年になる。毎年この花火大会の日は、ビール片手に眺めていたものだが、それがジュースに変わり、そしてあの年以来は、始めと終わりを少し見るだけで、家の中で轟く音だけを聞いて [続きを読む]
  • 鋭敏化
  • 感性の回復のひとつとして、季節の変わり目に敏感になることがあげられる。陽の光、空の色、雲の形、吹き行く風に、季節の移ろいを感じられるようになるのだが、その季節の真っただ中にあって、その移ろいを感じるとすれば、鋭敏化であるやもしれぬ。暦は、一年で最も暑い大暑。しかし、夕暮れの風にふと秋を感じて空を見上げれば、やはり秋の気配が漂っている。ピークを過ぎれば、あとは次の季節へと加速度的に変化していくのだが [続きを読む]
  • 恩送り
  • 一般に恩返しというのは、何がしかの恩恵を与えてくれた相手に、報いるということだ。では、その相手が亡くなってしまったなら、どうすればいいのか。「恩返しができなかった」と涙する場面をたまに見るが、それで終わってしまえば、それこそ恩知らずではないか。自身を産み、育ててくれた親の恩を感じ、親孝行をする。それはそれで結構だが、内実はその家庭という枠の中での閉鎖的な恩返しである。自身も家庭を持ち、子供を産み、 [続きを読む]
  • 暁の時
  • 安穏とした一日を終え、安らかな眠りの夜を過ごしまた新たな暁を迎える時。また今日も退屈な、同じ一日が始まるのかと思えば不幸であり、穏やかな夜明けを迎えたことに喜びを感じれば幸せという事だろう。苦難に直面し、もがくような一日を終え、不安と苦悩の闇を過ごすものが暁を迎える時。その光に新たな希望を見出し、苦しみながらもまた一日を生きようとするなら、それは幸せなのである。昨日という過去がどうであったかではな [続きを読む]
  • 静夏
  • 蝉時雨の中で感じる静寂。猛暑と騒然たる世上と、極まれし多忙。今を、此処をの覚悟で命を燃やすとき、自身の内に感じるのは、孤独ではなく静寂。汗が滲み、目眩がしそうな日々に、静まりかえった自身を感じている。孤独というのは、一人でいることではなく、他人の目線で生きているということだ。今の私は、ただ、一人静かである。[画像] [続きを読む]
  • 片方のピアス
  • 家内の誕生日が近い。5月のドイツ出張の折に、プレゼントは準備していた。ところが、珍しく誕生日に欲しいものがあるという。準備するのが早すぎたかと後悔したが、これまでもいわゆるおねだりというのは、殆どなかった。覚えているのは、財布くらいだったろうか。まあ、プレゼントが二つになってもいいかと話を聞くと、昔にプレゼントしたピアスの片方を無くしてしまったらしい。私と違って、アート系の彼女は整理下手で、失くし [続きを読む]
  • 一期一会
  • 物事を始める時というのは、飛行機の離陸と同じでかなりのエネルギーがいる。それはつまり、抵抗がそれだけ大きいという事である。断酒初期は、ともかく一日を断じて飲まないという恐らく当事者にとっては最大の難関を越えるに等しいことを始めるのであるから、最大の抵抗に直面することになる。とにもかくにも、我慢であろうが、強制であろうが、拘束であろうが、なんであろうが、お酒を断つという一点にすべてを集中させるべき時 [続きを読む]
  • 夫婦円満
  • 夫婦にせよ、人間関係にせよ、円満の秘訣は事ある時に、相手を責めるのか、自らを省みるのかという違いにある。奥さんが居間の床を拭き掃除していた。ちょっとキッチンへと行った時に、主人が居間に入ってきて、足元のバケツに気付かず、蹴飛ばして床を水浸しにしてしまった。奥さん「あなた ごめんなさい。そんなところに 置いたまま離れてしまって。」主人「いやいや、気付かずに蹴飛ばしてしまった 私が悪いんだよ。」これで [続きを読む]
  • 草上の露
  • 風の中の湿気はあると言えばあり、ないと言えばない。物質的にはあるのだが、感覚で認識できないものは人は、「ない」と判断する。しかしそれは夜の気温低下で露点を下回れば、露となって現れる。つまり、「ある」状態となる。要するに、人の、あるないの認識などたかが知れている。その稚拙な認識力で、己自身を量ろうなどおこがましい。まして他人をやである。露として生まれ出でた以上、再び風となるか、大地に戻るか、流れとな [続きを読む]
  • Rain Drops
  • 風の中の湿気はあると言えばあり、ないと言えばない。物質的にはあるのだが、感覚で認識できないものは人は、「ない」と判断する。しかしそれは夜の気温低下で露点を下回れば、露となって現れる。つまり、「ある」状態となる。要するに、人の、あるないの認識などたかが知れている。その稚拙な認識力で、己自身を量ろうなどおこがましい。まして他人をやである。露として生まれ出でた以上、再び風となるか、大地に戻るか、流れとな [続きを読む]
  • 木の香り
  • 父親が大工だったせいか、木の香りを感じると妙に落ち着く。今では少なくなったが、仕事で外出の時など、時折、木工所の前を通ることがあって、そこで嗅ぐ木の香りに、何とも甘酸っぱい、懐かしさが込み上げる。小学校1年の終わり近くだったか、転校し、また3年の半ば頃かに転校した。6年の終わり頃に実際は転校すべきところ、そのまま同じ小学校を卒業させてもらえた。この小学校は、今ではもうすべての校舎が鉄筋コンクリート [続きを読む]
  • 心身代謝
  • 年を取ったなと感じるのは、多少の無理を重ねた時に身体の芯に疲れが残っているのを自覚できるようになってきたことである。丁度、宿便のように、スッキリしない疲れが残っていて、出しては溜まり、溜まっては出しを繰り返すのだが、ずっと残っているコアみたいなものがある。バッテリーでいえば、全部空になる前に充電することを繰り返すようなもので、お酒でいえばグラスを空ける前に注ぎ足され続けるようなものか。新陳代謝は生 [続きを読む]
  • 風の中
  • 日々の忙しさの中で、ふと何かを思い出すのは、決まって風に吹かれている時だ。風を感じる余裕が、思い出すことにつながるのかもしれない。辛かったこと、悲しかったこと、苦しかったこと、怒りに震えたこと、消えたくなるほど打ちのめされたこと。忘れられないことは、忘れずにいればいい。それはいつか風になる。嬉しかったこと、楽しかったこと、喜びに震えたこと。忘れてしまったようで、風のようにふと頭を過る時穏やかな微笑 [続きを読む]