クリ助 さん プロフィール

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クリ助さん: 鍼灸師のツボ日記
ハンドル名クリ助 さん
ブログタイトル鍼灸師のツボ日記
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/yoki/
サイト紹介文田舎鍼灸師クリ助の臨床奮闘記。鍼灸院の裏側をすべて見せます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供59回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2009/05/20 17:56

クリ助 さんのブログ記事

  • 人工知能と鍼灸(3)「ツボらしき」は数量化できるのか?
  • 前回の記事では、①暗黙知は言葉にはできないけれど、確実に存在している知識②形式知とはマニュアル化できる知識を紹介し、鍼灸は暗黙知ばかりであることを疑問視して終わりました。人口知能から少し脱線しますが必要な話です。■共通言語を求める世界伝えられない技術は共有できません。共通言語が生まれません。鍼灸にも共通言語はありますが、各々で指している意味が微妙に違ったり、時には大きく違っているため、完全な共通言 [続きを読む]
  • 人工知能と鍼灸(2)自転車の乗り方を説明できない理由
  • ■鍼灸のマニュアル化前回の続きです。前回の記事を読み「いやいや、機械に鍼灸はできないよ」と考えている方は次のように思ったかもしれません。「人工知能やセンサーがいくら発展しても人間の感性や能力には及ばない。追いつけると考えるのは、あなたがその程度の鍼灸しかやっていないからですよ」そうかもしれませんが、そういう方に対して言いたいことがあります。「『コンピューターは人間に及ばない』という考えが許される時 [続きを読む]
  • 人工知能と鍼灸(1)
  • ■人工知能(AI)の時代を迎える最近、AI(Artificial Intelligence)に関する情報が目立つようになってきました。ロボットや自動車の自動運転ばかりでなく、各分野で活用が始まっています。ついに、あのAmazonがAIサービスを始めました。しかも無料で開始できます。もう、びっくりです。私は鍼灸師ですが人工知能に関心があります。むしろ、鍼灸師だからこそ関心があるんです。鍼灸も人工知能も、「人」を知ることで進歩す [続きを読む]
  • カナダ帰りの新入社員
  • ■期待の新人活法ラボ(うちの会社)に、ついに新人がやってきました!「期待の新人です!」と書くと本人にプレッシャーがかかりますが、期待をしていない方が問題ですよね。そもそも期待していないスタッフは一人もいません。品川のカポスで顔合わせ。この日は、月に2回のペースで行っている合同研修。スタッフ全員が待ち望んでいた新入社員とあって、大歓迎ムードです。小堀広大くん、ようこそ活法ラボへ!定番になりつつある、 [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(6) 骨盤ベルトや骨盤矯正は本当に必要か
  • (5)のつづき第三子となる次男が産まれてから2週間が経ちました。出生届けも出して保険証もやってきました。おかげさまで正式に我が家の一員となりました。 入院は最短コースの5日間でした。出産の翌朝から、妻はスタスタと普通に歩けるほど回復は順調でした(無理に歩かせてはいません)。会陰切開もせずに済んだので痛みもないようです。 活法やツボ刺激のおかげ!? 赤ちゃんは本当にかわいいもので、このかわいさを表現で [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(5) 期待、油断、不安、安堵…喜び
  • (4)のつづき■分娩室に立ち入る!いよいよ分娩室です。何度も入れるところではないので貴重な経験です。 三度目の出産ですが、分娩室に入るのは初。これまではフリースタイル出産だったので、普通の部屋っぽい雰囲気になっていました。 今回は、この台の上で産むのか〜。 ノンストレステスト(NST)の機械。左側の赤い数字が赤ちゃんの心拍数で、右側の緑の数字が子宮の収縮レベル。 陣痛が強くなる時は、一瞬90を越えました [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(4) まさかの陣痛コントロール!?
  • (3)のつづき■夫が出産に立ち合う理由 お腹の中で赤ちゃんは、どうやって出てくる時期を決めているのでしょうか? 自分にもその頃があったわけですが全く覚えていません。不思議です。本能としか言いようがありません。 人間、何でも知識で動いているように勘違いしやすいのですが、本能に支えられて生きています。お産は、出す方も出る方も本能。お産では、人間が人間である以前の姿が見えます。 「生きる」 ということを感覚 [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(3) 活法(かっぽう)で安産を願う
  • (2)のつづき安産のための身体出産は命がけです。 医療が進歩して、どこかに「命は大丈夫」という心に隙があります。私も例外ではありません。お産を限りなく安全なものに近づけている産科関係者に感謝します。 いっぽうで、妊娠しているというだけで、何にでも警戒してしまったり、また特別感が度を超えて神聖化させてしまう傾向もあるように思います。背景に、「人間だけが特別」という価値観があるのかもしれません。 私はシ [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(2) 腎盂腎炎の発熱と腰痛
  • (1)のつづき■発熱と腰痛6月2日の金曜日に、強い腰痛が出て歩くこともできないほど悪化しました。同時に寒気と熱気が交互に出てきたのです。熱は一時的に38℃を越えました。結果的にお産の5日前だったわけですが、この時点では「風邪かな?」「お産が近いのかな?」とぼんやりと考えていました。妊娠してからも腰痛は時々出ていていたので、今回もそうかなと思いました。熱は疲れているので体温調整ができないのかな、という [続きを読む]
  • 鍼灸師とお産−第3章(1) 初めての分娩台
  • ガウディの続き書こうとしていたら、第三子となる次男が産まれました!おかげさまで、妻のクリ子、そしてまだ名のない息子は元気にしています。 6月7日(水)21時43分です。 早いもので、一人目の長男から11年が経ってしまいました。もう小学校5年生です。その頃には、今の姿になることは想像していませんでした。それにしても、初めての出産では私もたいそう興奮していたようです。喜びの感情に任せてブログを更新していまし [続きを読む]
  • 卒業、そして第二章が始まる!
  • スペイン観光の続きは(自分の記録でもあるので)必ず書きます。 今回は別件でご報告があります。■卒業式 5月末日にカポスに勤務していた竹内くんが退社しました。品川のカポスの鍼灸師として3年半務め、弊社を卒業しました。そして、さらなる可能性を求めて独自の道を歩んで行きます。彼が最初の退職者となります。 お勤め本当にありがとう! そして、おめでとう! 活法研究会(弊社主催)の受講者の皆さんから花束(2017年5 [続きを読む]
  • バルセロナ観光日記 1日目(カサ・バトリョ/カサ・ミラ)
  • 前回のつづき■スペインとバルセロナサグラダファミリアのことを書く前に、重要なことを思い出した。バルセロナ到着の初日にも観光をしているのだ。一応、初日にレポートしているが納得できない。やり直そうと思う。詳しい話をする前にスペインとバルセロナの地理をおさらい。バルセロナはスペインの中でも東に位置していてフランスが近い。バレアス海と接している海岸都市だ。ちなみに、首都のマドリードはスペインの中心に近い。 [続きを読む]
  • 鍼灸セミナー(スペイン)3日目「後編/バルセロナから欧州へ!」
  • 前回のつづき■整動鍼が再び試される活法用に用意した作務衣ではあるが、このまま着ていたい気分だった。日本では微妙だと思うが、スペインではこの方が感触がよい。最初に、リー先生と交わした約束を果たさなければならない。2日目の昨日、「ぜひ受けたい!」と何度も何度も頼まれていた。時間を作れずに最終日に持ち越された。リー先生は校長の弟で、この学校の講師もやっているNo.2の人物。リー先生自身が古典に精通する鍼灸と [続きを読む]
  • 鍼灸セミナー(スペイン)2日目「デモで校長の治療」
  • 前回のつづき■理論の時間2日目は理論から。昨日のセミナー、理論をやらないまま実技をやっていたのだ。これまでずっと理論を先にやってきたが、初日が4時間だったので、1日目の大半が理論で終わるのを恐れ、実技中心とした。1日目で「何でこんなことが起こるのだろう?」というナゼを引き出し、2日目でそれに応え行くという狙い。吉と出るか凶と出るかは分からない。とにかく初めてのことばかりなので、それでいいのだ、と思 [続きを読む]
  • 鍼灸セミナー(スペイン)1日目「ツボは世界の共通言語だ」
  • 前回のつづきセミナーの1日目は午後の4時から8時。意外な時間。午前は余裕があったので、散歩をすることにした。観光地のど真ん中にいる私たちにとって、ホテルの一歩外に出た瞬間から観光が始まる。街を歩くだけでも特別な高揚感がある。バルセロナはそういうところだ。どこを切り取っても絵になるのだ。この景色にやられてしまう人は、日本にもたくさんいると思う。よく見ると、TONKOTTSUと書いてある。なぜかTが2つ。ラー [続きを読む]
  • 鍼灸セミナー(スペイン)バルセロナ到着 
  • 前回のつづきバルセロナに行くために、ドーハで乗り換え。羽田から約10時間。サッカー好きなら「ドーハ」と訊けば、あの出来事を思い出すはず。ドーハはカタールの首都。ドーハからバルセロナ行きのチケットには6:30と記載されている。出発が30分遅れたためにドーハ到着も30分遅れた。時計を見ると、間に合わない計算。係の人に聞き出した「D4」という単語を頼りに出発ゲート探す。その前に立ちはだかるセキュリティチェック。ディ [続きを読む]
  • 鍼灸セミナー(スペイン)準備編
  • 前回の関連記事この旅は一通のメールから始まった。整動鍼のセミナーをしてほしいと書いてあった。スペインのバルセロナから。この話をすると、「どういう経緯で? 知り合いでもいるの?」と訊かれるけれど、答えられない。私も詳しく知らないからだ。現地に行ってから訊けばいい、とのんきに構えている。その方がワクワクが残って楽しい気がする。私が考案した整動鍼は、文字通り動きを整える鍼。骨格筋肉の連動が整う、あるよう [続きを読む]
  • 患者さんが集まる鍼灸院のホームページに共通するルール
  • ゴールは信頼関係「書く」ことはとても大切な仕事です。伝えなければ始まらないからです。現場で患者さんの耳に直接届けるコトバも大切にするようにしています。どんなコトバを使ったら安心できるのか、施術の意図が伝わるのか、考えながらしゃべっています。コトバ選びを間違ってしまうと、誤解を生むこともあります。開業すると、情報を発信しなければ存在に気が付いてもらえません。期待され、信用を得て、最終的に患者さんと信 [続きを読む]
  • 宮本武蔵の強さから学ぶ、鍼灸師が生きるために必要なセンスと考え方
  • 鍼灸師が使う鍼と灸は安全「安全に使える」という前提で鍼(はり)と灸(きゅう)を使える職業が鍼灸師です。「鍼灸は怖い」と言われますが、それは素直な反応です。どんなに細くても、どんなに小さくても、鍼や熱を警戒するのは人間の本能です。だから、私は「鍼灸って怖くて嫌です〜」と言われても、落ち込みません(ちょっと残念程度)。程度の差があっても本質的に「手術って怖くて嫌です〜」という感情と同じです。手術は怖く [続きを読む]
  • 開業鍼灸師が見る“患者さんが来ない”という現実
  • ■あるからではなく、ないから書く「患者さんのために」と思って鍼灸師になったのに患者さんがいない。開業して、最初にぶつかるのが技術の壁ではなく、集客の壁だと思います。食べていける鍼灸師と、そうでない鍼灸師の違いは、必要としてくれる患者さんがいるかどうかです。言ってしまえば、それだけです。技術、経験、資金、人脈、人間性、マーケティング、運・・・成功者はいろいろなことを言います。どれも正解だと思います。 [続きを読む]
  • アスリートが勝つための鍼灸院をつくる!
  • ■カポスの次のチャレンジ品川のカポス、2院目はガラッと雰囲気を変えてアスリート専門の鍼灸院をやります。整動鍼®が、「整動鍼らしさをもっとも発揮できる分野は?対象は?」と考えて出た結論です。ご存じの方もそうでない方も、品川駅の徒歩3分のビルの一室にカポスはあります。ここが軌道に乗ったら2院目を、同じ品川駅、しかも同じビル内につくるという計画がありました。もちろん計画は生きています。少し当初の予定 [続きを読む]
  • このツボ! 上腕二頭筋の痛みには魚際が効く!
  • ■上腕二頭筋の痛みには魚際上腕二頭筋の痛みに対する処方穴です。上腕二頭筋とは、いわゆる「チカラこぶ」です。この部分を重い物を持ったり、トレーニングで傷めてしまった時に便利なツボがあります。魚際(ぎょさい)です。母指の中手骨の近くにあるツボです。手の平と甲の境目くらいにあります。このツボは、経絡(けいらく)で言うと手の太陰肺経に所属し、上腕二頭筋も同じ経絡に所属しています。同じ経絡に存在するツボはい [続きを読む]