経済なんでも研究会 さん プロフィール

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経済なんでも研究会さん: 経済なんでも研究会
ハンドル名経済なんでも研究会 さん
ブログタイトル経済なんでも研究会
ブログURLhttp://economy33.blog77.fc2.com/
サイト紹介文経済問題の分析、解説。特に政府の政策に対する批判。いくつかの大学で教科書代わりに利用されています。
自由文最近の例では、1000円高速料金やエコポイントへの批判。景気回復の芽をいち早く探し出しています。またアメリカのGMやクライスラーが破産法の申請しか可能性がないことも、数か月前から予想しています。
原則として祝日以外は、記事を更新。株価の上昇、下落も毎日予想しています。これまで3年間の騰落予想では、勝率が約7割。証券マンの読者も少なくありません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供350回 / 365日(平均6.7回/週) - 参加 2009/05/24 17:05

経済なんでも研究会 さんのブログ記事

  • EUとの自由貿易協定が 決着へ
  • ◇ 6年越しの交渉がやっと = 日本とEU(ヨーロッパ連合)のFTA(自由貿易協定)締結交渉が、ようやく決着しそうだ。安倍首相は来週ヨーロッパを訪問、その際にトゥスク欧州理事会議長らとともに大筋合意を発表する公算が強い。この交渉は11年5月に始まり、6年がかりの長丁場。成立すれば、アメリカがTPP(太平洋経済連携協定)を一方的に離脱したあと、初めての大型貿易協定となる。皮肉なことに、この交渉が最近になって急速 [続きを読む]
  • 円高過敏症の 東京株式市場 (下)
  • ◇ アメリカの景気動向にも一因 = FRBは今月中旬、4回目の政策金利引き上げを断行した。本来なら、これで長期金利が上がり日米の金利差が開いて、ドル高・円安になるはずだった。ところが長期金利はむしろ下がり気味。円相場もやや上昇した。その理由は、投資家がアメリカ経済の先行きに懸念を持ち、国債の買い入れを増やしたためである。国債の価格が上昇、長期金利は低下してしまった。アメリカの景気が下降すれば、FRBは予定 [続きを読む]
  • 円高過敏症の 東京株式市場 (上)
  • ◇ むしろ将来の円高を警戒 = 新聞の株式欄を読んでいると「円高で株安」とか「円高警戒で伸び悩み」といった表現に、よく出くわす。最近は「円高⇒株安」が、いわば常識となってしまったようだ。たしかに円高は、企業が保有する外貨建て資産を目減りさせる。トヨタの場合は「円相場が1円上昇すると、利益が350億円減少する」といった知識が完全に定着してしまった。多くの輸出企業はこの弊害を和らげるため、海外生産を拡大し [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ 元気のない東京株式市場 = 日経平均は先週20日、年初来高値を更新。その後はやや反落したが、週間でも189円の値上がりだった。こうしてみると、東京株式市場は順調のように見える。だが実態はかなり緩んでいた。その証拠に火−金の4日連続で、日中の値幅が100円を切っている。ヘッジファンドなどの大口投資家が手控えムードに入ったうえ、個人投資家も及び腰になったからだ。ダウ平均株価は先週10ドルの値上がりにとどまった [続きを読む]
  • サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
  • 第14章 景気対策って、なんだろう? ⑧◇ 財政面からの景気対策 = 第2次安倍内閣は12年12月に誕生すると、時間を置かず13年1月には総額13兆1000億円の補正予算を編成しました。それまでの補正予算に比べると、飛び抜けて規模が大きかったことと、内閣が出来てすぐに編成されたことで、人々は「久しぶりに本格的な景気対策が実行される」と感じたのです。安倍内閣はその後も、毎年のように補正予算を編成しています。しかし [続きを読む]
  • サタデー自習室 −− 水の 経済学 ⑫
  • ◇ 急成長する水ビジネス = 世界の水ビジネスは、急速に拡大している。いろいろな機関が発表している将来予測をみても、そろって大幅な伸びを見込んでいる。ただ調査によって対象とする国やビジネスの範囲が異なっており、将来の予測値だけではなく過去の数値でさえ必ずしも一致しない。たとえば国連の推計では、09年のビジネス規模は60兆円。これが25年には111兆円に増大すると予測している。新聞や雑誌に「111兆円の水ビジネ [続きを読む]
  • 「需要 > 供給」の発表に 違和感
  • ◇ まさか内閣府の“忖度”では = 内閣府は先週「昨年10−12月期とことし1−3月期の国内需要が供給を上回った」と発表した。国内のモノやサービスの需給は、14年の消費増税前の駆け込みで需要が大きく上回ったあとは、その反動もあって供給過剰気味の状態が続いていた。需要が供給を上回れば、物価は上がりやすくなり、景気も拡大に向かう。需要と供給の差を需給ギャップと言い、これがマイナスだと景気は上向かない。物価も上 [続きを読む]
  • 小池構想の弱点と その矯正法
  • ◇ 進捗状況をもっとオープンに = 小池東京都知事は20日、築地市場の移転問題についての方針を正式に表明した。これで汚染対策を進めて、豊洲に市場を移転することが明確になったことは喜ばしい。また築地市場の再開発を進める方向も、十分に理解できる。だが築地を「食のテーマパーク」にする構想のなかで、市場機能も持たせると述べたことは全くの説明不足。新たな議論を巻き起こすことになってしまった。豊洲に最新鋭の生鮮 [続きを読む]
  • 円安でも 貿易収支は赤字に
  • ◇ LNGなどの輸入価格が上昇 = 財務省は19日、5月の貿易統計を発表した。それによると、輸出は5兆8514億円で前年比14.9%の増加。輸入は6兆0547億円で17.8%の増加だった。その結果、貿易収支は4か月ぶりに2034億円の赤字となっている。輸出で伸びが目立ったのは自動車、鉄鋼、船舶など。輸入で増えた品目はLNG(液化天然ガス)、石炭、原油・粗油だった。貿易収支を地域別にみると、対アメリカは4111億円の黒字。対アジアも309 [続きを読む]
  • 市場に現われた 景気警戒論 / アメリカ
  • ◇ FRBは楽観論だが = アメリカの中央銀行であるFRBは先週、政策金利を年1.00−1.25%に引き上げた。一昨年12月に引き締めに転じてから4回目の利上げで、政策金利が1%台に載せるのは8年半ぶりのこと。市場は今回の利上げを完全に織り込んでいたから、全く動揺は見られなかった。しかし景気の先行きを巡っては、FRBと市場の見方に明らかなミゾが生じ始めている。イエレンFRB議長は会見で、利上げを決断した理由として「アメリカ [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ 利上げでも新高値を更新中 = FRBは先週、大方の予想通り4回目の金利引き上げを決定した。ニューヨーク株式市場は気にしながらも、横目で通り過ぎた感じ。ダウ平均は週間112ドル値上がりして、またまた史上最高値を更新した。IT関連株の急落もあったが、金融株などの上昇で相場は支えられた。この勢いは、どこまで続くのだろうか。株式市場の反応は薄かったが、債券市場と為替市場はやや異常な反応を示した。政策金利が上昇す [続きを読む]
  • サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
  • 第14章 景気対策って、なんだろう? ⑦◇ アベノミックスの中身 = アメリカのレーガン大統領が実施した大胆な景気対策。当時のマスコミが、これをレーガノミックスと名付けました。第2次安倍内閣が12年12月に誕生、大胆な景気対策を打ち出したとき、これにちなんでアベノミックスという言葉が生まれたのです。直訳すれば「安倍の経済学」という意味になります。その中身は①大胆な金融政策②機動的な財政政策③民間投資を喚 [続きを読む]
  • サタデー自習室 −− 水の 経済学 ⑪
  • ◇ 幅が広い水ビジネス = 上水道や下水道のインフラ整備、海水の淡水化プラント建設。あるいは汚水の処理場、工場排水の再利用などなど。ひと口に水ビジネスと言っても、その範囲はかなり広い。特に新興国では、こうした水ビジネスに対する需要が強まっている。たとえば1つの大都市に下水道を完備すれば、何兆円もかかるだろう。ビジネスの規模も、非常に大きい。日本はこうした分野でも、長年培った経験と技術を持っている。 [続きを読む]
  • おカネを貯め込む 日本の企業
  • ◇ 実質無借金企業が2000社を超えた = 企業がますますおカネを貯め込んでいる。日銀がまとめた資金循環統計によると、金融機関を除く民間企業が保有する現金・預金は、昨年末の時点で244兆円に達した。前年に比べて7.5%増加している。このうち現金は9兆7000億円だった。日本のGDPの半分に近いおカネを、企業が手元に置いているわけだ。日経新聞の集計によると、上場企業のうち実質無借金となった会社は、3月末時点で2016社に達 [続きを読む]
  • 景気に変調の兆し? / アメリカ
  • ◇ 個人消費が落ち込んできた = アメリカ経済の先行きに対する警戒論が、市場の内外で囁かれ始めた。このところ発表された経済指標のなかで、個人消費の減退が目立っているためである。個人消費はGDPの7割を占める最大の需要項目。その落ち込みが一時的なものかどうか。仮に一時的でなければ、まる8年続いたアメリカの景気上昇は、いったん終止符を打つことになる。商務省が発表した1−3月期のGDP成長率は、年率で1.2%だった。 [続きを読む]
  • 「想定外」から「想定不能」へ / イギリス (下)
  • ◇ 何から何まで見通し不明 = これからイギリスは「想定不能」の時代に入る。メイ首相は下院の過半数を抑えるため北アイルランド民主統一党と連携したが、この党はEUからの完全離脱を望んでいない。保守党内にも無関税同盟にはとどまるべきだという主張も多い。結果としてメイ首相は、どんな姿勢でEUとの離脱交渉に臨むことになるのか。全く見当がつかない。メイ首相が主張するEUからの完全離脱で議会がまとまらない場合、首相 [続きを読む]
  • 「想定外」から「想定不能」へ / イギリス (上)
  • ◇ 賭けに敗れたメイ首相 = イギリスの総選挙で、メイ首相が率いる保守党は12議席を失う結果となった。EUとの離脱交渉に備えて政権基盤の強化を目指したメイ首相にとっては、全く想定外の結末だったに違いない。10議席を獲得した北アイルランド民主統一党と組んでようやく政権を維持するが、選挙前にこんな政局を想定した人はだれもいない。このところ、イギリスは「想定外の国」になっている。キャメロン前首相が昨年6月、EU離 [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ ダウ平均は新高値を更新 = ロシアゲートを巡るコミ―前FBI長官の証言、イギリス総選挙での与党の敗北。こうしたニュースにも負けず、先週のダウ平均は66ドルの値上がり。週の終り値では新高値を更新した。ロシアゲートにしてもイギリスの総選挙にしても、今後の展開は全く読めない。したがって市場は動揺しなかったというよりも、消化し切れなかった感じが強い。日経平均は先週164円の値下がり。イギリスの選挙結果はユーロ [続きを読む]
  • サンデー実験室 = 孫に聞かせる経済の話 (改訂版)
  • 第14章 景気対策って、なんだろう? ⑥◇ アベノミックスの登場 = 日本経済は低成長を通り越して、実はマイナス成長に陥っていました。人々の景気感と密接に関係する名目成長率でみると、1998年から2011年までの14年間、年平均の伸び率はマイナス0.6%に落ち込んでいます。この間、08年のリーマン・ショックによる世界的な不況もありましたが、それにしても惨憺たる成績でした。歴代内閣は補正予算を組むなど、財政面からの [続きを読む]
  • サタデー自習室 −− 水の 経済学 ⑩
  • ◇ 淡水化の技術は日本がリード = ナイロンやカーボン製の薄い皮膜に、極小の穴を無数に開ける。そこに海水や汚水を通して、塩分や不純物を濾過する。穴の大きさは用途によっていろいろだが、たとえば海水の淡水化用だと0.5−0.7ナノ・メートル(ナノは10億分の1)程度。海水や汚水を高圧で押し込むから、膜は頑丈でなければならない。用途によっては、熱や油に強いことも求められる。水以外の不純物は通さない逆浸透膜。この製 [続きを読む]
  • 「日銀=GDP」 の異常さ
  • ◇ 日銀の資産が500兆円を突破 = とうとう500兆円を超えてしまった。日銀の発表によると、5月末時点の保有資産額は500兆8000億円。異次元緩和政策を始めた13年4月の保有額は134兆円だったから、この4年あまりで4倍近くも増えたことになる。激増した原因は、日銀が大量の国債や株式を市場で買い入れたこと。ついに一銀行が日本のGDPに匹敵する資産を保有する、異常な状態に陥った。保有資産には金や貸付金も含まれているが、その [続きを読む]
  • エネルギー政策の炎上 (下)
  • ◇ 電気料金は「東高西低」型に = 関西電力の高浜原発4号機(福井県)に続いて、3号機も再稼働した。これで再稼働した原発は九州電力の川内1−2号機(鹿児島県)と四国電力の伊方原発3号機(愛媛県)を合わせて、計5基となった。しかし、その発電量は合計しても441万キロワット。日本全体の電力消費量の5%にしか当たらない。原子力規制委員会はほかにも関西電力の大飯原発3−4号機(福井県)など7基の原発に、合格証を与えてい [続きを読む]
  • エネルギー政策の炎上 (上)
  • ◇ 太陽光バブルは終焉した = 日本のエネルギー政策は、壊滅状態に陥っている。ひところ持てはやされた太陽光発電は、完全に失速。原子力発電の将来も覚束なくなった。いずれも経済産業省の政策ミスが、もたらした結果だと言っていい。政府が策定した30年度の電力需要を再生可能エネルギーで22−24%、原発で20−22%の割合で賄うというエネルギー計画は、宙に浮いてしまった。資源エネルギー庁が集計した16年12月末時点の太陽 [続きを読む]
  • 上げ潮に乗る 世界の株価
  • ◇ 日本株の出遅れが目立つ = 世界の株価が上昇軌道に乗っている。ニューヨーク市場では先週、ダウ平均が史上最高値を更新。IT関連を中心に構成するナスダック、銘柄数の多いSP500もそろって新高値を付けた。ヨーロッパ市場では、ドイツやフランス、イタリアのほか、EU離脱に揺れるイギリスの株価も年初来高値を更新中だ。最も急伸したポーランドの株価は、年初来20%を超える上昇ぶりである。先進国だけではない。アジアの主要 [続きを読む]
  • 今週のポイント
  • ◇ NY株価は新高値を更新中 = 日米の株式市場は6月に入って、とつぜん目を覚ましたようだ。ダウ平均は1日に大幅高。2日も上げて連日、史上最高値を更新した。ナスダックとSP500も、そろって新高値を付けている。5月の失業率が下がって、FRBによる6月の利上げは決定的。原油価格が下がる環境のなかでの続伸は、市場が強気で固まったことを示している。ダウ平均は週間126ドルの値上がりだった。日経平均も、1日と2日だけで500円を [続きを読む]