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吉本隆明を読む会in新大阪 https://blog.goo.ne.jp/tramondo3/

戦後思想の巨人・吉本隆明の思想と人間の魅力を探ります。

会の主宰者・植田耕二は、さまざまな思想的遍歴を得て吉本隆明氏の思想・哲学にたどり着き、いまでは文字通り"吉本教"の信者になっています。定例会は新大阪駅近くのサロンで毎月第三金曜日の夕方に開いています。

tramondo3
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住所
淀川区
出身
宇治市
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2009/06/17

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  • 吉本さんの他界にあたって!

    「都合のいい大衆氏」からの投稿吉本さんが他界されました。私が吉本さんの本を読み出しましたのは高校三年生の頃で、「その秋のために」や「固有時との対話」の詩と接したのがきっかけですから46年になります。私よりもっとお付き合いが長い方もおられるでしょうし、植田耕二さんみたいに吉本さんとお会いになられていた、そんな方から見れば私なんかはまだまだ若輩なのですが、吉本教の信者になりたくて今でも吉本関連の本を読んでいる毎日です。きっと同世代(団塊世代)の方々なら、あの68年のバックボーンみたいなものでしたから、吉本さんの死は万感の思いがあるでしょう。私は少しの運動経験を隠しながら緩やかな企業に就職をして、63歳まで会社勤めをしていました。その間は高度成長経済のおかげで、又、入社した先輩達から「営業の仕事はゴルフ、麻雀、競馬だ...吉本さんの他界にあたって!

  • 『思想としての3・11』 での吉本隆明

    『思想としての3・11』を読んで植田耕二河出書房新社から2011年7月30日に出た『思想としての3・11』をいきつけの本屋さんから買った。鶴見俊輔、吉本隆明、中井久夫、木田元、山折哲雄、加藤典洋など錚々たるメンバーによる10数人の共著である。吉本隆明氏は「これから人類は危ない橋をとぼとぼ渡っていくことになる」と編集部がつけたであろう見出しで大日方公男氏のインタビューに答えている。この中から、原発問題にかかわるところだけ抜き出し下記に紹介しよう。◇ーー地震や津波での地域の固有性に合わせた再建だけであれば、問題は生じても時間をかければ何とかなるかもしれません。今回はそれに原発の事故が加わり、放射線被害も未解決で先送りされていますし、電力という生活に直結している施設の事故ですから、簡単でない問題も投げかけています。大...『思想としての3・11』での吉本隆明

  • 科学に後戻りはない/原発 完璧な安全装置を 吉本隆明氏

    日経新聞文化欄を読んで植田耕二先の日経新聞掲載の竹内洋さんの吉本隆明論に続いて同紙8月5日朝刊の文化欄に「8・15からの眼差し/震災5ヵ月」3『科学に後戻りはない/原発完全な安全装置を』のタイトルで吉本隆明氏のインタビュー記事が掲載されている。単にして要を得た吉本隆明氏の論説をここに紹介したい。ジャーナリズムの世界で単純な「脱原発論」が大流行の中で異色ある吉本隆明氏の考えに大いに共感、脱原発論者にぜひ、ぜひ読んでもらいたいものである。記事全文は下記のとおり。詩人で批評家の吉本隆明氏(86)は戦時中、軍国少年だった。その体験を自らに問い、戦後、独自の思想体系を築いた。戦後思想の巨人に、今回の震災体験を聞いた。◇--3月11日は、どうしていましたか。「自宅のこの部屋で書き物をしていたと思う。足腰が不自由で、自宅周辺...科学に後戻りはない/原発完璧な安全装置を吉本隆明氏

  • 竹内洋氏が吉本思想を“超弩級”と評価

    日経新聞文化欄を読んで植田耕二ぼくの蔵書整理のためにわが家にアルバイトに来ていたM君の指導教官だった竹内洋氏(京都大学名誉教授)が日本経済新聞に連載している「戦後日本のカリスマ思想家」4(2011年7月28日付夕刊16面)で「吉本隆明下町知識人同時代と伴走」「啓蒙と一線、大衆を内包」という大見出しで吉本隆明を論じている。丸山眞男との対比で吉本隆明論を展開しており、大変興味深く読んだ。ここにその一部を紹介しておきたい。「吉本と聞いて、なにを連想するだろうか。大阪人なら吉本興業、若い読書人ならよしもとばなな、だろう。しかし、全共闘世代ならば、吉本隆明をあげる人が多いはず。吉本隆明が大学生に大きな影響力をもったのは、全共闘世代である。わたしは全共闘世代よりも前の60年安保闘争直後の1961年に大学に入学したが、大学生...竹内洋氏が吉本思想を“超弩級”と評価

  • 「都合のいい大衆」氏からの手紙

    今、吉本隆明さんの「情況」を読んでいます。勢古さんが「最後の吉本隆明」の中で「情況」の本を読んだときに「ヤラレテしまった」とありましたので、40年前の学生時代に購入した本を出してきました。紙は黄色に変色して湿気を帯びて、あの独特の古い本の臭いがしていました。「情況」の本は「ーーーの論理」、「ーーーの論理」とそれぞれが独立した章となっており、各章の文章の長さが適切ですので大変読み易いですね。私が特に痛快と感じましたのは、「芸能の論理」です。その内容は、テレビに出演している歌番組の司会者がインテリぶって、某政党の書記長と政治対談していることに対して、吉本さんが「芸をする人間の反体制思想に何の興味もない」、太宰治の「普段、芸人的冗談を売り物にしている者が、真面目くさったことを言うのは嘘に決まっている」という言葉を引き...「都合のいい大衆」氏からの手紙

  • メビウスの帯に挑戦!

    パズルじいさん屯候さんは、地域情報紙『淀川散歩』に毎月「数の不思議・図形の不思議」を掲載されていますが、トラモンド文化サロンでパズルを楽しむ会を開かれます。数学やパズルをお好きな方は奮ってご参加ください。必要なものは新聞紙一枚とはさみです。パズルなどに興味のある小中学生や高校生も大歓迎。受験数学とは一味違う数学的問題(パズル)の楽しさを体験できます。屯候さんは淀川区在住の高名な数学者、講談社のブルーバックス「数学ぎらいをなくす本」「数学パズルランド」「パラドックスの世界」など著書多数の方です。長年「遊びの心を持ち込んだ数学教育」を実践してこられました。屯候さんのお弟子さんで大学講師・数学マジシャンの平井さんによるトランプマジックの紹介もありますよ。数学好きの中高生のみなさんもキテ、ミテください数学パズルを楽しむ...メビウスの帯に挑戦!

  • 興味津々『吉本隆明 論争のクロニクル』

    吉本隆明とぼくの付き合い史植田耕二ぼくが行き付けの本屋さんは「吉本隆明」とか「丸山真男」とかの著作物やそれとの関連本を必ず取っておいてくれる。もう40年にも達するお付き合いだ。ぼくの読みそうな本は大体知っていて「今度こんなものが出ましたが、いかがですか」と言い、お取り寄せの書棚からその本を出して来る。「いやー、その本はすでに他店で買いました」と言えば「分かりました」と素直に書棚に返してくれる。久しぶりにその本屋さんをのぞくと『吉本隆明論争のクロニクル』と題した添田馨氏の書物を出してきた。著者も出版社も不知だが喜んで、その本を買った。吉本隆明は、ぼくの10代から20代かけ大きい影響を受けた花田清輝や埴谷雄高、鮎川信夫と次々に論争している。吉本隆明が壷井繁治や岡本潤たち詩人の戦争責任を武井昭夫との共著『文学者の戦争...興味津々『吉本隆明論争のクロニクル』

  • ネット読書会

    ※吉本隆明を読む会in新大阪○日時:7月16日(金)18:00~20:00○場所:トラモンド新大阪ビル7F会議室○テキスト:『改訂新版・共同幻想論』角川ソフィア文庫○進行役;植田耕二(トラモンド文化サロン理事長)○参加費:500円(飲物付)○交通:JR新大阪駅、地下鉄御堂筋線「新大阪駅」より徒歩8分。※地図:トラモンド新大阪ビルHPよりご覧いただけます。http://www.tramondo.fudou-san.jp/building/main.html○問合せ:NPO法人トラモンド文化サロン→tel:090-2114-8966→e-mail:tramondo2@gmail.com(担当:後藤)ミクシィの「ネット読書会」コミュにご参加ください。当読書会の主要メンバーの吉本隆さんが管理人です。ネット読書会

  • 『共同幻想論』を読みましょう

    ▲2吉本隆明を読む会『共同幻想論』(5/21新大阪)---------------------------------------------------------------いよいよ待望の吉本氏の著書を本格的に読み込んでいます。課題図書は、各自ご用意ください。各自の見解を出し合い活発な議論を交わす中で「吉本隆明ワールド」を存分に楽しみましょう!※吉本隆明を読む会in新大阪:http://blog.goo.ne.jp/tramondo3/○日時:5月21日(金)18:00~20:00○場所:トラモンド新大阪ビル7F会議室○テキスト:『改訂新版・共同幻想論』角川ソフィア文庫○進行役;植田耕二(トラモンド文化サロン理事長)○参加費:500円(飲物付)○定員:10名(要予約)申し込みは5月19日(水)締め切り○交通...『共同幻想論』を読みましょう

  • ETV特集・選「吉本隆明 語る~沈黙から芸術まで~」

    事務局からのお知らせです。3月14日(日)教育テレビで夜10時から吉本隆明氏の番組があります。2008年夏、戦後思想界の巨人と呼ばれる文芸評論家・吉本隆明(83)が3時間にわたり自らの思想の核心「芸術言語論」を講演した。凝縮された言葉の魅力を伝える。--------------------------------------------------------------------------------2008年夏、文芸評論家の吉本隆明さん(83歳)が講演会を開いた。足腰が弱り、目が不自由になった吉本さん。しかし年齢を感じさせないエネルギッシュな語りで、2000人の聴衆を魅了。3時間にわたり、自らの思想の核心「芸術言語論」を語った。詩人にして評論家。戦後60年、言論界をリードし「戦後思想界の巨人」と呼ばれて...ETV特集・選「吉本隆明語る~沈黙から芸術まで~」

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