抱きしめていたらこの手で抱きしめていたらあの子達が銃を手にする前に誰もが抱きしめていたらあの子達が親を失う前に誰もが気づかず恐怖を杖にして言葉は銃に置き換え破…
心の片隅にこっそりと置いてきぼりの思い出に 暖まった空がすくい上げる 幸せを誘う笑顔で 安心して視線を合わせた瞬間の ポカポカと温まるこころ ほっぺが桃色に染…
あなたが願おうとしない明日を私は少しだけ意地悪をする それは通り過ぎようとする信号機を赤にしたり 傘を忘れたあなたに雨を少し落としたり ああ又かとあなたは素直…
伸ばした手が触れる距離であなたの心を包めたら熱い血が流れる温度で冷たくなったあなたの手を温められたらいくら夏に似た日差しが降り注ごうと蘇ることのないあなたの記…
何かを書きたいのに形が見えず冬と春の間の寒いのか暖かいのかも感じきれない隙間に私の心がすっぽり嵌ってしまい動かれずにいる時折ゆるりと流れる風にあなたが居た頃の…
心に詰まってた言葉が薄くなって霧のように身体から逃げてゆく言葉のいらない暮らしに蓑虫みたいにぶら下がってるここはにっこり笑って揺れておく笑顔はね便利すぎて言葉…
もういいの放った言葉のあとから後悔と寂しさが押し寄せる心の奥で叫んでた言葉はソバニイテココロとコトバの距離が遠過ぎるみたいで体の外に出た言葉はまるで逆あなたの…
しとしとと降る雨粒楽しそうで悲しそうでつま先の靴に滲みたり弾かれたり温く届かぬ冷たさで咲いたばかりの花が蕾みたいにしぼんでる太陽が恋しいけど湿気を帯びた空気で…
言葉をどのように並べてもあなたには届かない尖った心にどのように触れれば血を流さずに済むのか皮膚が裂け流れる血なら拭えるのに心が裂けた血は私では拭えない私には一…
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