ホタル さん プロフィール

  •  
ホタルさん: 冬のホタル
ハンドル名ホタル さん
ブログタイトル冬のホタル
ブログURLhttp://ptyantyan.cocolog-nifty.com/blog_hotaru/
サイト紹介文2回で完結する超短編。実話や実話からヒントを得たものを小説風に。決して悲しい終わりはありません。
自由文管理人のホタルです。
従来の小説にはない独特な世界観を大切にしています。そのベースとなるものは現実であって、日常です。
色んなことを感じ、色んな人と出逢い、そして・・・。せつない話も多いけど、決して悲しい涙では終りません。是非「冬のホタル」にお越しください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供174回 / 365日(平均3.3回/週) - 参加 2009/10/04 23:53

ホタル さんのブログ記事

  • [No.787-2]時代を越えて
  • No.787-2「今じゃ、音楽は単なるデータだもんな」厳密に言えば、CDもMDもデジタルデータに過ぎない。けど、少なくとも“形”はある。「そうね、物体として存在してるもんね」今はネット配信で音楽が買えるし、聞くこともできる。形は・・・無いに等しい。「それはそれで寂しいけどな」スマホや専用のプレーヤーにそれこそ何千曲も入る。けど、曲の量と満足感は必ずしも一致はしない。「何もかも便利すぎて、逆につまらないよ」昔は [続きを読む]
  • [No.787-1]時代を越えて
  • No.787-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「最初はカセットテープで聞いたな」「音源はCDだったけど」とあるアーティストの話題になった。「私もそう」「で、次はMD」いつしか、時代はカセットテープからMDに変わった。「MDか・・・懐かしいね!」「音質も良くなったよな・・・好みはあるかもしれないけど」それに、ディスクが小さいお陰で、持ち運びも楽になった。カセットテープはケースも含め [続きを読む]
  • [No.786-2]露先
  • No.786-2「・・・これで・・・よし」一旦、傘を閉じて、生地のキャップ部分を骨に差し込んだ。「ね、みっともなかったでしょ?」「そう責めるなよ」けど、確かに言うとおりだ。骨が一本飛び出しているだけでも、その雰囲気たるもの・・・。「まったく・・・ここに来るまで気付かないんだから」「仕方ないだろ?」残念ながら、後ろに目は付いていない。「とにかく助かったよ」「今度から気を付けてね!」傘をさすときは念のため確認 [続きを読む]
  • [No.786-1]露先
  • No.786-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「ちょっと・・・・みっともないわよ」「えっ!?何が?」彼女が何やら指摘してきた。「何がじゃないわよ・・・後ろを見て」「後ろ?」おもむろに後ろを振り向いた。・・・特になにもない。「あのね・・・コントじゃないんだから!」「その後ろのことじゃないの!」“じゃぁ、どの後ろだよ”と突っ込みたくもなる。「ちゃんと伝えろよ」「もぉ!・・・傘 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.332
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.365 ポスター実話度:★★☆☆☆(40%)語り手:女性話の主軸である、アニメのポスターは実話です。ですが、よく読んで頂けると分かりますが、もう一枚のポスターはアニメのキャラではありません。事実は以下のとおりでした。彼の部屋には、アイドルのポスターはなく、あるアニメのキャラのポスターが貼ってありました。あえて隠す必要もありませんが“リン・ミン [続きを読む]
  • [No.785-2]例えようがない
  • No.785-2「何だろうね?」意識して、周囲の匂いをかいでみた。でも、やはり匂いはしない。「その家・・・だよね?」「あぁ、たぶん」お世辞にも新しくないけど、それなりの歴史を感じる。建物の歴史と言うより、人の歴史だ。「おばあちゃんの家に似てる」怪しまれない程度に、家の奥を覗く。昼間だと言うのに、薄暗く独特の“うっそう感”が漂っている。「確かにそんな感じね」ただ、それが逆に自然体なんだ。開けた窓から入る風と [続きを読む]
  • [No.785-1]例えようがない
  • No.785-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------心地よい風に乗り、ある匂いが僕を通り抜けて行った。「どうしたの・・・急に立ち止まったりして?」「・・・うん」僕の左手に一軒の小さな家がある。正しくは一軒屋ではなく、長屋風の建物の中の一軒だ。風はそこから吹いてきた。「見覚え・・・じゃなくて・・・ええっと・・・」この場合、なんと表現すれば良いのだろうか。「素直に“匂い覚え”とでも [続きを読む]
  • [No.784-2]相手は誰?
  • No.784-2「まだ、そんなこと言ってるの!?」「その程度のケガで済んだから良かったものの・・・」確かに不幸中の幸いかもしれない。一歩間違えば大きなケガを負っていただろう。「・・・で、その時、相手は?」「俺を無視して、先に進んで行ったよ」転倒している俺には目もくれずに。「それはそれで憎らしいやつね!」「だろ!?」ただ、そいつとは二度と会えない。だから、リベンジは叶わない。「そうなの?」「・・・残念ね」リ [続きを読む]
  • [No.784-1]相手は誰?
  • No.784-1登場人物男性=牽引役  女性=相手-----------------------------「・・・なんだよ」「俺と張り合う気か?」信号が青に変わると同時に、ペダルを思い切り踏み込んだ。「えぇ〜!?」「バカじゃないの?」そう言うのも当然だろう。「気付くのが遅れたんだよ」気付いた時は、電柱が目の前だった。正面衝突は免れたものの、自転車ごと転倒してしまった。「なんで、張り合ったのさ?」「“なんで”って言われても・・・」理 [続きを読む]
  • ホタル通信 No.331
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.268 笑われ者実話度:★★★★☆(80%)語り手:男性一言で言えば、非常に懐かしい小説です。小説のナンバーとしては268ですが、エピソード自体はかなり初期のものです。実話度が示す通り、ラスト付近を除いてほぼ実話です。彼女が怒っていたこと、その怒っていた理由も小説の通りです。ただ、実際は小説ほど多くのバーゲン品を買っていたわけではないので、なぜ笑 [続きを読む]
  • [No.783-2]手の温もり
  • No.783-2「小さい頃、近所に子犬が捨てられてて・・・」ただ、その日は土砂降りの雨だった。「見るに見かねて」さすがに家には連れて帰れなかった。だから、せめて雨に当たらないようにと・・・。「人目に付きにくい所に大きな土管があって」子供なら立ったままでも悠々と入れる大きさだった。「・・・そこに連れていったんだ?」「うん・・・」子供らしい素直な行動だった。けど、時々思い出すことがあった。「人目に付かない場所 [続きを読む]
  • [No.783-1]手の温もり
  • No.783-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------(・・・ん!?)どこからともなく、ジジジ・・・と言う音が聞こえてきた。今にも消えそうな何とも弱々しい音だ。「今年も?」「・・・そうみたい」今年はもう“ない”と思っていた。ここ1週間、セミの大合唱を聞いていなかったからだ。「で、どこにいたの?」「いつものエレベータホールよ」まるで、壊れかけのおもちゃのような音だった。「ジジ・・・ジ [続きを読む]
  • [No.782-2]彼と同じ
  • No.782-2「でもさぁ・・」「こうするのが、好きなのかもしれないし」繰り返しにはなるが、決して見た目はよくない。けど、飼い主との関係は当事者でないと分からない部分もある。「・・・それは否定はできないけど」「世の中にはさぁ・・・」変わったクセを持つ動物は山ほどいる。「引っ張るのが好きなのかもしれないよ」「それに飼い主が付き合ってあげてる・・・なんてことも」ただ、誤解を生むことは間違いない。今の時代、撮影 [続きを読む]
  • [No.782-1]彼と同じ
  • No.782-1登場人物女性=牽引役  男性=相手-----------------------------「・・・あれ、ひどくないか?」彼が小声で話しかけてきた。どうやら、前を行く女性のことを言っているようだ。「まぁ・・・そうよね」その女性は犬の散歩をしている。ただ、その散歩の仕方に問題があるかもしれない。「問題アリアリだろ?」彼が食い下がってくる。確かに見た目には、よくない行為として映る。「ワンちゃんはそんなに嫌がってない・・・ [続きを読む]
  • ホタル通信 No.330
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.260 眼鏡の理由実話度:★★☆☆☆(40%)語り手:女性悪い意味で「う〜ん」と、うなってしまう小説です。テーマが悪いと言うより、文章も構成も稚拙です。とは言え、“眼鏡の理由”は事実です。目が悪いくせに、普段眼鏡は掛けず、コンタクトもしていません。そんな状態なので、元カレどころか、道行く人の顔なんていつもぼやけています。元カレとよく出掛けた場 [続きを読む]
  • [No.781-2]来年の夏も
  • No.781-2一匹のもんしろちょうがユラユラと飛んでいる。ただ・・・。「ねぇ・・・」「・・・うん、わかってる」まるで私たちの歩調に合わせるかのような動きだ。つかず離れずという言葉が似合う。「偶然だよね?」友人があえて同調を求めてくる。「そりゃそうでしょ!?」場所が場所だけに、そんなことも考えてしまう。「けどさぁ・・・去年は・・・」供えた花に一匹のミツバチらしきものが寄ってきた。“美味しそうな花”は至ると [続きを読む]
  • [No.781-1]来年の夏も
  • No.781-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「また来年も来るからね!」若干、場違いな声の大きさだったかもしれない。周りの人が一斉に私の方に振り向いたからだ。「す、すみません・・・」「・・・もう!相変わらずなんだから」「つい・・・」とは言え、必要以上に静かにしているのもおかしい。むしろ、うるさいくらいが丁度良いと思う。「じゃっ、帰ろうか?」「うん」一応、最後だけは神妙なお [続きを読む]
  • [No.780-2]大切なのは
  • No.780-2「そりゃ、そうだろ・・・」「女性そのものを見てたわけじゃないんだから」ようやく、言い訳がましいことをしゃべりだした。「・・・それなら胸?それとも脚?」直球を投げ込んだ。悔しいけど、胸も脚もその女性のほうが上だ。「どっちでもないよ」それなら・・・。「・・・だから、女性そのものを見てたんじゃない」「かばんだよ、手提げかばん」確かに雑誌の付録のようなかばんを持っている。お世辞にも高級そうには見え [続きを読む]
  • [No.780-1]大切なのは
  • No.780-1登場人物女性=牽引役  男性=相手-----------------------------さっきから彼が対面する女性を見つめている。「そんなに魅力的?」「・・・なんのこと?」一応、“キョトン”とした顔を見せてきた。「なんのことって・・・」電車の中とは言え、聞こえるとまずい。行儀は悪いが、“あご”で場所を指し示した。「なになに!?」余計、困惑させてしまったかもしれない。「目の・・・前の・・・女性・・・凝視・・・してた [続きを読む]
  • ホタル通信 No.329
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.248 未来日記実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:男性小説の前半が、なんだかとてもクドイですね。これが重要な伏線になるわけでもないのに。いきなり核心から入るパターンもあれば、この小説のように関係ない部分から入るパターンもあります。前者と後者を、意識的に使い分けてはいませんが、日常感を色濃く出したい時は、後者の手法を用いることが多いと思います [続きを読む]
  • [No.779-2]あの駅
  • No.779-2「もうちょっとみぎぃー!」思わず力んでしまった。ただ、今度ばかりは私の気持ちを察してはくれなかった。「そうだと思うんだけどなぁ・・・」多分、間違いないと思う。けど、もう少し確信を持ちたかった。「・・・どうしてるかな」あの駅だと決まったわけじゃない。でも、一気に想い出がよみがえってきた。「ある意味、サプライズかな」アレやコレやと、随分、独り言をしゃべってしまった。そうこうしている内に、インタ [続きを読む]
  • [No.779-1]あの駅
  • No.779-1登場人物女性=牽引役-----------------------------ぼんやりとテレビを見ていた。道行く人が、何かのインタビューを受けている。「あれ?」何となく見覚えのあるアングルだ。なんだか胸のあたりがザワザワする。「もしかして・・・」改札を抜けたすぐ目の前が、待ち合わせの場所だった。そこで合流して、駅の構内を出る。「確か、構内を出たら右に曲がって・・・」そのアングルは曲がった時に見える景色に似ている。ただ [続きを読む]
  • [No.778-2]明日のエネルギー
  • No.778-2「だから、前と同じ人かどうか分からない」「質が戻ったから、帰ってきてくれたのかな?」残念ながら、質はさほど戻っていない。「だったら、理由があって“今まで来れなかった”だけかもね」「そう考えるのが妥当かな」もちろん、今は以前と違う人が応援してくれている可能性もある。ただ、繰り返しになるが、万人受けしないブログだ。そう何人も熱心なファンが居るとも思えない。「随分、謙虚ね」「自分の実力は分かって [続きを読む]
  • [No.778-1]明日のエネルギー
  • No.778-1登場人物女性=牽引役  女性=相手-----------------------------「同じ人?」「・・・どうだろう」ブログの解析結果だけでは、イマイチ判断がつかない。「今まで拍手なんて、ほとんどなかったから」それがある日を境に、劇的に増えるようになった。けどそれは、閲覧する人が増えたからじゃない。「同じ人が熱心に、拍手ボタンを押してくれてたと思う」お世辞にも万人受けするブログではない。そんな中、痕跡を残してく [続きを読む]
  • ホタル通信 No.328
  • 小説の舞台裏やエピソード、作者の想いを紹介します。小説名:No.362 移り行く季節実話度:★☆☆☆☆(20%)語り手:女性住んでいる近くに、桜が植えられている通りがあります。そこでは毎年、小説のように花びらの“雨”が降っています。別に有名な通りではありませんが、それなりの数が植えられており、桜が散り始める時期にそこを通ると、それこそ“びしょ濡れ”になってしまいます。そんなシチュエーションを拾ってみました [続きを読む]