山田修 さん プロフィール

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山田修さん: 山田修の戦略ブログ
ハンドル名山田修 さん
ブログタイトル山田修の戦略ブログ
ブログURLhttp://yamadaosamu.blogspot.com/
サイト紹介文企業再生経営者、山田修の戦略ブログ。6社で社長を務め再生させた戦略を日々語る。
自由文MBA社長などの異名を取りながら、20年以上にわたりプロフェッショナル経営者として活動してきた。
企業再生や業績回復には、「やり方を変えろ」つまり一にも二にも「戦略の立案とその実践」が必要となる。
経営学的な立場からその要諦を解説する。日々の実践を書き連ねている。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供287回 / 365日(平均5.5回/週) - 参加 2009/10/24 21:54

山田修 さんのブログ記事

  • ローソン 玉塚元一会長 退任 スター経営者はどこへ行く(5)
  • 新浪氏の転出に伴い、ローソンの筆頭株主だった三菱商事は自社から後任社長を出そうという意向だったが、新浪氏が自らのシナリオに沿って強く玉塚氏を推挙したとされる。フランチャイズ・システムであるローソンにとって、後継社長は店舗オーナーに受けのよい人間力を持っている玉塚氏を最初から考えていたのだ。キングになれなかったプリンス 前述のような玉塚氏の華麗な転進の連続を、今回以下のように評する声もある。「まるで [続きを読む]
  • ローソン 玉塚元一会長 退任 スター経営者はどこへ行く(4)
  • 大学卒業後のキャリアをみてみても、旭硝子から米国留学を経て日本IBMに転職、ここまでは平のサラリーマンだが、ファーストリテイリングの柳井正社長に見込まれて同社に参画、やがて02年に40歳で柳井氏の後継として社長に登用された。しかし、05年には更迭されて同社を離れ、企業再生のリヴァンプを澤田貴司氏(現ファミリーマート社長)と創業して共同代表を務めた。 そして10年に玉塚氏をローソンに招聘したのは、同社 [続きを読む]
  • ローソン 玉塚元一会長 退任 スター経営者はどこへ行く(3)
  • 私の分析に、後になって玉塚氏自身の認識が追いついたのではないか。玉塚氏が辞表を叩きつけるべきタイミングは、本当は昨年9月だったのではないか。育ちのよさは人を鷹揚にさせるのかもしれない。 経営者としての玉塚氏のファンは多い。幼稚舎から大学まで慶應義塾という育ちのよさと、大学ではラグビー部のキャプテンを務めて、学生選手権や全日本で活躍した。「ラグビーで鍛えた堂々たる体躯。身長は181センチ。甘いマスク [続きを読む]
  • ローソン 玉塚元一会長 退任 スター経営者はどこへ行く(2)
  • 華麗な経歴、スター経営者・玉塚元一12日の退任会見で、退任を考えたのはいつ頃かと問われた玉塚氏は、「今年の2月末ぐらいから。ちょうど三菱商事によるTOB(株式公開買い付け)が成立した直後というタイミングだった」と答えている。しかしTOBを行うことは、2016年9月に発表されていた。その時点でローソン株の33.4%を有していた筆頭株主の三菱商事が、さらに50%超まで株を公開で買い付けるという内容だ。 その [続きを読む]
  • ローソン 玉塚元一会長 退任 スター経営者はどこへ行く(1)
  • Wikipediaより4月12日の夜に、外資系企業の元経営者で著名な方からメールをいただいた。「ネット情報によると、ローソンの玉塚さんが罷免されたようですね。」 改めてニュースを見てみると、同社の玉塚元一会長が12日に開かれた取締役会で自ら退任を申し出たということで、罷免ということではない。5月30日の株主総会で正式に会長職と取締役を解かれて顧問に就任する、ということだ。 しかし、退任という情報が [続きを読む]
  • 『残念な経営者誇れる経営者』 ランキング2位に
  • ブックエキスプレスは、JRが駅構内で展開している書店チェーン。大規模書店のひとつ。4月20日(木)、新宿駅南口駅構内の同書店を見たら、拙著が「ビジネス書2位」として、写真のように掲出されていた。昨日19日(水)は日本経済新聞朝刊に同書の広告が出たが、初めて私の顔写真があしらわれた。何かくすぐったいような気がする。 [続きを読む]
  • リーダーズブートキャンプ、第2期 第4講 活発に(3)
  • 私が教えたのは、前回からの続きの「組織戦略」と、「戦略セオリー論」。前者は一般セオリーに加えて、私が遭遇実践した組織変革事例を説明。後者は、この日はポーター、クリステンセン、ブルーオーシャンなどを批判的に紹介した。特別講義は箱田忠明先生。外部からもOBが参加して、熱心に聴講。「社長のためのプレゼンテーション」で、短時間のうちに参加者たちの話し方、発表の仕方に大きな影響と改善を与えてくれた。とても感 [続きを読む]
  • リーダーズブートキャンプ、第2期 第4講 活発に(2)
  • 日本電産の経営術についての解説も面白かったが、本書の白眉は著者が開発した「2面パレート図分析」だろう。パレート図が一つだけだったら、従来のABC分析だが、「売り上げ」と「利益」あるいは「コスト」といった2種類の指標を上下に貼り付けているところが新鮮で、しかも有効だ。難点は、エクセルでこの二つのグラフがかけないこと。軸をあわせて二つのチャートを張り合わせるしかない。4月8日(土)のクラスで私が担当したの [続きを読む]
  • リーダーズブートキャンプ、第2期 第4講 活発に(1)
  • リーダーズブートキャンプのクラスが4月8日(土)に。今期の第4講で、ちょうど中日だ。九州から来ている社長さんも含め、全員顔を揃えてくれて、熱心に展開。課題図書は、1冊目の『日本電産流V字回復経営の教科書』(川勝宣昭、東洋経済新報社)をクラス読了した。3講に渡って、5名に手分けして報告してもらいクラス討議した。大成功している日本電産の経営を学びたい、ということで前社員で今はコンサルをしている著者の情報 [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(8)
  • アマゾンは自ら集荷車を仕立てて、出版社から本を集配して自社の巨大倉庫に搬入するという。それも今秋には開始する。アマゾンの巨大倉庫といえば、商品をピックアップするロボットが作業者のところまで商品を棚ごと持ってきてくれるという先鋭さだ。 インバウンドで本を集配する仕組みを発足させるのなら、アウトバウンドで荷物を出す−自ら宅配まで終了する、というところまではすぐに絵図が描けるだろう。アマゾンほどの巨大企 [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(7)
  • 私は、いずれアマゾン・デリバリーが始まると断言する。戦略構造的には平仄が合う話である。 まず、アマゾンのビジネス規模だ。現在で年間3億個という宅配便の個数が発生している。アマゾンやネット産業の成長を考えれば、それはいずれ年間5億個を達成するだろう。 現在宅配便最大手であるヤマトは、年間取り扱い個数12億個といわれる。ヤマトはアマゾンが離れれば年間9億個となる。アマゾンがヤマトを離れて自分で物流を始 [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(6)
  • 同記事で「取り扱い単価約250円といわれるアマゾン荷物を500円に値上げすればコトは解決する(ヤマトの取り扱い平均単価は570円程度ともいわれる)」と、指摘した。電通の社長辞任という事態を見聞したヤマト経営陣が、取り扱い返上を覚悟で交渉すれば、他に容易に引き受け手がないだろう、宅配最大手顧客のアマゾンはそれを飲まざるを得ない。ヤマトホールディングスの山内雅喜社長も「分かりやすく言うと、取引がなくな [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(5)
  • アマゾンを返上した佐川は業績を急回復。ヤマトはアマゾンのために利益急減、社員は過酷な労働へ。「利益なき繁忙」に至っている。 私は3月8日付本連載記事『ヤマト、業績悪化&運転手パンクの元凶・アマゾンと取引中止すべき』でも指摘したが、ヤマトで起こっているのは根本的なキャパシティ(取り扱い限界)の問題だ。そして、それは宅配方法を改善したり、消費者向けを含む全体的な価格値上げなどで改善できる規模ではない。 [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(4)
  • 宅配のやり方を改善しても、コトは解決しない 一方、宅配サービスの業務改善としては、時間帯指定サービスを見直し、繁忙期にはアマゾンなど大口顧客の荷物の総量を抑制するなどで妥結した。 しかし、この施策では宅配サービス、特にヤマトが直面している過重な荷物の取り扱いの解決にはならない。一般的に、企業はオペレーション(仕事のやり方)の改善で得られる効果は年数%が限界。今回の改善策でも効率的にはその程度だろう [続きを読む]
  • アマゾン・デリバリーがやってくる(3)
  • 今回の合意で、社員の労働時間については、退社から出社まで10時間以上空ける「インターバル制度」を10月から導入し、賃上げはベースアップと定期昇給分を含め平均6338円とすることとなった。 では、これらの改善策が妥当なのか。 セールスドライバーの過酷な労働状況からみて、おおむね妥当であろう。一人平均6338円の賃上げは前年(5024円)に比べ引き上げ幅は拡大した。事務員を含めた基本給の引き上げ(ベー [続きを読む]