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阿房列車ピクトリアル http://fuzzyphoto.blog120.fc2.com/

お気に入りのカメラをお供に、気ままな旅にでかけよう♪

鉄道写真は、昭和時代の古いネガをスキャンしたものが中心です。 その他 ほとがら散歩・・・クラシックカメラ・・・B級グルメ・・・或る日の出来事・・・などを気ままな百鬼園先生が描く阿房列車よろしくファジ〜に綴っています。

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2009/11/01

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  • 岩崎運河橋梁のある風景

    中央に見える暗緑色の岩崎運河橋梁は、尻無川にかかるダブルワーレントラス橋だダブルワーレントラス橋とは、側面から見て斜材をすべて×字型に組み合わせたトラス橋のこと。また、トラス橋は、端部が斜めになっているのが普通だが、この橋は無骨なまでに四角い形状となっていて、その存在感を強くアピールしている。川の中央に橋脚を建てることなく、そして架設に時間が掛からない工法が執られたものである岩崎運河橋梁は大正13年9...

  • 令和5年12月 芸術の島「直島」を訪ねて(その2)

    前回からの続き・・・1992年に開業した安藤忠雄設計のベネッセハウスミュージアムにやってきた。添乗員曰く、「10分で出てくる人もあれば、1~2時間楽しむ人もいる。」かなり好みの分かれる施設らしい確かに直線と曲線、フロアの形状を多用した建築物としても面白い広い空間に置かれたネオン管の点滅する作品は、ブルース・ナウマン作の 「100生きて死ね」1984年静かな空間で作品から投げかけられるメッセージを受け取るのがいい...

  • 令和5年12月 芸術の島「直島」を訪ねて(その1)

    家内が直島にある草間彌生のカボチャを見に行きたいと常々語るので、某日帰りツアーに参加した直島は瀬戸内に浮かぶ島現在はアートの島として脚光を浴びているが、近くにありながらなかなか行きにくいところである行政地区は香川県に属するが岡山からの方が近く、生活圏は岡山に属するよって今回も新大阪から岡山まで新幹線を利用し宇野からフェリーで渡る令和5年12月16日新大阪午前7時40分発のこだま841号に乗車嬉しいことに車輛...

  • 昭和48年4月 南海・上町線で住吉公園へ

    昭和48年4月22日(日)のことだった学校では新学期が始まり、クラブ活動もスタートしたこの日、仲良しの同級生のお宅に招かれたので、天王寺駅前から南海・上町線の住吉公園行きに乗車するこの当時、この路線は南海電鉄が経営していた当時の天王寺駅前 (昭和48年6月17日撮影)右側には、大和銀行・安田信託銀行・住友信託銀行左側には、三菱銀行・山一證券などの看板が見えるが・・・50年後には、名称ばかりではなくその存在をも含...

  • 平成11年3月 阪急梅田のシャンデリアで35mmレンズ撮り比べ

    なんだかやと呟きながらライカのレンズを買い足していくと、いつの間にか同じ焦点距離のレンズが何本も集まってくる。そんな折、これは撮り比べをすべきだと思い立ち、いい場所はないかと考えた。昼間でもレンズの性質が出やすい光源がある場所・・・そうだ阪急梅田駅のシャンデリアのあるコンコースが最適と思いつき、平成11年3月13日(土)実行に移す。今回はライカマウントの35mmレンズの撮り比べであるボディはLeicaM3に持参した...

  • 昭和48年7月 無煙化の報ありて (その2亀山)

    昭和48年7月16日のつづき・・・柘植から普通列車で11:27亀山到着鈴鹿川の河川敷から紀勢本線の列車を狙う (紫のポイントの場所)鈴鹿川の亀山方の土手には蠟燭型の「カメヤマローソク」の大看板がそびえていたと記憶している亀山着13:57貨物1892列車 貨車の中に白い冷蔵車や、木造有蓋車が混じっていて見飽きないしかし、足回りが隠れる位置でシャッターを押すとは、まだまだ技量が足らない!亀山13:57発の鳥羽行下り普通列車当時...

  • 昭和48年7月 無煙化の報ありて (その1柘植)

    昭和48年7月16日のことだった少し前に、参宮線が9月末で無煙化になり、SL(C57)が客車列車を牽引する姿も見られなくなるとの報道を得た。それでは最後の撮影に行かねば・・・となり、この日も愛用のNikonFを携えて天王寺8:27発の急行“かすが”の乗客となる。このまま亀山まで行ってしまうと時間的にはやや早いので、柘植駅で途中下車して撮影することとした。途中、通過駅の島ケ原では、待避線で停車中のD51831が牽引する龍華発稲...

  • トロリーポール時代の叡電を撮影したモノクロフイルムのカラー化

    手許に昭和49年4月7日京福電鉄の叡山線・修学院車庫を訪問した際のモノクロネガがある。昨今のモノクロフイルムをカラー化する技術は目を見張るものがあるので、一つ試みた。50年前のモノクロフイルムをカラーに転換する作業は、やはり心弾むものであるが、色彩を強調すると、不自然な感じになるので、控えめの彩色に止めた。伝説のデナ1型の車体であるが、修学院車庫の道路わきに置いてあるので見学は容易だった。現役時代に撮影...

  • 近江鉄道全線乗り歩き(その4)

    (前回からの続き)令和5年5月3日の近江鉄道全線乗り歩きも終盤となった本線の終着駅、貴生川駅には、14:14到着ここは、JR草津線と信楽高原鐵道と近江鉄道とが交わる交通の要衝だが、駅前は閑散としている。乗り換え客はあっても下車する人は少ないようだ。壁面にはイラスト・・・信楽のタヌキと甲賀の忍者か。山伏君は、近くに飯道山の修験道があるためだろうやっつけ仕事か、行灯式標識が重なっていて見にくい。 もう少し工夫で...

  • 近江鉄道全線乗り歩き(その3)

    令和5年5月3日、前回から続き・・・高宮12:02の電車に乗車 いわゆる“赤電”という車輛である豊郷には、12:11到着何やらチャラい駅名板だと思っていたら、ここはアニメ・ケイオンの聖地らしい。左側の高架は東海道新幹線である町中が静かなだけに、新幹線の通過音が気になって仕方がない許容範囲の雑音かもしれないが、通勤電車並みに頻発する轟音は、地域の住民の方々には迷惑なことと推察するこの駅もコミュニティハウスと称...

  • 近江鉄道全線乗り歩き(その2)

    (前回からのつづき)近江鉄道の旅はつづく多賀大社への乗換駅「高宮」には、10:02到着この駅は、歴史ある駅ではあるが、純然たる駅舎ではなく、地域のコミュニティーセンターとしての役割を持っているこれからの地方鉄道の在り方の一つとして評価されうるものと考える改札口へは、この通路を通る 高い跨線橋を渡る手間がなく便利なのだ・・・現在の基準で考えると、コチラの方がバリアフリーなのかもしれない明治31年当時のプラ...

  • 近江鉄道全線乗り歩き(その1)

    令和4年10月16日、近江鉄道が「全線無料デイ」を実施したところ、大変な人出となった。近江鉄道によれば当日の推定利用人数は約38,000人。これは普段の利用者数(定期外)の約12倍に相当し、積み残しも多く発生した。 一日乗り放題切符は900円で購入できるので、大人の楽しみ方とすれば、普段の休日を利用してゆったりとローカル線を楽しんだ方がよいと考え、翌年の黄金週間である令和5年5月3日に全線制覇を実行に移した。一...

  • 昭和50年 加悦鉄道訪問記(その2)

    前回からのつづき・・・昭和50年11月23日雨の丹後半島宮津線丹後山田から5.7kmの旅程・・・17分間のキハ08旅を堪能したのち加悦駅到着乗車しての感想だが、自重があるためか、エンジンが脆弱なためか、加速は良いものではなく、ノロノロと動き出す感じだった。また5.7kmを17分間かかっているが、途中の駅が5か所あるため、その停車時間を加味しても時速24km程度にしかならない。木製の改札口からホームを見返ると、なんとも滋味...

  • 昭和50年 加悦鉄道訪問記(その1)

    昭和50年11月23日親友のイバさんと一緒に加悦(かや)鉄道を訪ねることにした。基本的に優等列車を使わない鉄道旅なので、あらかじめのタイムテーブルは必須である。まずは、丹後半島にある加悦鉄道の位置と、そこへの行き方を確認する。※ 色を付けたラインが今回の経路となる実家のコレクションの中に同月の大型時刻表があるので、47年ぶりにページを披いて経路を追ってみた。京都6:46発の列車に乗車する必要がある。これに乗らな...

  • 令和5年3月 北陸新幹線・白山総合車両所見学(その後)

    (前回からのつづき)北陸新幹線・白山総合車両所の見学が終われば、とりあえず砺波市にあるホテルに向かうこれからは富山のご当地見学となる夕食は海の幸が美味だったので、地酒をいただく。 若鶴という銘柄でのどごしが良い夕食の後、五箇山の合掌の里に出掛ける山深いところなので、まだまだ残雪が豊かである合掌造りの民家の中で地元の民謡を鑑賞「といちんさ節」と定番の「こきりこ節」そのほかに地元の昔話などを聴いて、か...

  • 令和5年3月 北陸新幹線・白山総合車両所見学

    おとなび会員が200万人を突破した記念として、1回限りで令和5年3月4日~5日の1泊2日のパックツアーが発売された。その目玉は、北陸新幹線の未成線を新幹線に乗って白山総合車両所を見学するというものだ。もちろんおとなび会員だし、珍しい企画ものと思い、たまたま、その土日は空いていたため予約するとすんなり確保できた。令和5年3月4日(土)8:30 大阪駅の11番ホームには駅員総出で歓迎ムード満点サンダーバート1編成が仕立てら...

  • 八枚玉ズミクロン散歩

    ライツ社の数あるレンズの中でもこのSUMMICRON35mmF2ほど信仰対象ともいえるものはない。特に1960年代の第1世代のものは、“ドイツ写真機工業界の至宝”ともいう写真家もいるほどである。甘美なライカ沼にはまったライカ信者は、一生に一度は所有したいと思うレンズである。レンズ構成はこのような手間のかかったものとなっていて、通称“八枚玉”などと呼ばれている。カナダ製とドイツ・ウエッツラー製のものがあるが、我が家のものは...

  • 昭和54年 国鉄時代の山陰本線駅巡り

    昭和54年、大学の夏季休暇で帰省していたころのお話親友のイバさんを誘ってドライブがてら山陰本線を見に行こうということになって、マイカーで颯爽と出掛けた。昭和54年8月14日 夏の盛りの暑い日であった。なぜか最初に茨木に立ち寄っている。何か用事があったと思うが、45年前のことなのでいくら考えても思い出せない・・・仕方ないね。この写真は、駐車場からであろうか、阪急茨木市駅の端を撮影したワンショットである。よく...

  • 雲海列車利用!天空の竹田城跡探訪

    令和4年の秋のことだった。コロナウイルスの収束がまだまだ見えてこない中、阪急交通社から、天空の城“竹田城跡”の雲海を特別列車を仕立てて見に行くというツアーが売り出された。ただし、参加者は、ワクチン3回接種またはPCR検査陰性証明書の提出者に限る雲海は天気に左右され当たりはずれがあるものの、夜行の貸切り列車で行くというのも魅力なので、申し込んでみた。往路は、令和4年11月26日(土)大阪発22:10のこうのとり27号で...

  • 東京スカイツリー 定点撮影

    令和4年11月19日(土)昨日は東京で会合があり大いに気炎を吐いた後、赤坂で一泊したが、翌日は予定がないのでどこをパトロールしようかと考えた。天気も上々なので、東京スカイツリーに上ってみようと思い立った。東京スカイツリーは、完成したのが平成24年2月29日なので、すでに満10年を経ているが、上ってみるのは、実はこれが初めて!完成の2年前にあたる平成22年7月30日に工事中の姿を見学したことがあったがその時の様子と...

  • 鉄道開業150周年と“名建築で昼食を”

    令和4年10月14日をもって、わが国の鉄道開業から150年となる国民こぞって奉祝すべき吉日である10月9日から東京に出張するので、用事のない時間には、鉄道開業150周年に因んだ聖地巡りをしてみようと思う上りの新幹線で、車内販売員に缶ビールを注文するとコレが供された!実に幸先が良く気分も高揚するというものだ!ヱビスビールは、鉄道の恩恵をたっぷりと受けているからなあ鉄道開業150年を祝わずにはおれないのであろう新橋...

  • 追憶!昭和の土浦市内

    以前本ブログで、昭和56年12月14日常磐線土浦駅が建替工事のために閉鎖された様子を「軍艦駅・土浦」として紹介したことがあった。この朝に閉鎖された軍艦駅とよばれた土浦駅本屋しかし、同じネガを調べているといろいろと同じ日に撮った昭和の土浦市内の様子が残っていたので、41年ほど前のネガだがスキャンしてみた。土浦は、重要文化財指定の土浦第一高等学校本館があるなど、由緒ある建物が多く残る地域である。茨城県の史跡と...

  • 90年前のLeica Iで撮る至福

    令和4年5月4日の倉敷へのお供として、GRとともにライカ Iを持ち出した。専門的なことを述べると、feet表示の近接の旧エルマー付なのだ露出とシャッタースピードを自分で決めて、さらに距離を合わせて一枚一枚撮る手順は、その脳内での作業がたくさんあるのでリハビリをしているような感じがする。それが面倒と感じるか、楽しいと感じるか・・・私はもちろん後者であるこのライカはフィート表示なので、便宜上、距離計をつけ...

  • 令和4年 井笠鉄道記念館訪問

    令和4年5月5日今年の黄金週間もこれで終りという日倉敷からほど近い笠岡に向かった瀬戸内海に面する笠岡というと、生きている化石カブトガニで有名な場所改札口でも展示してました左下の説明書カブトガニは、 「カニ」 という名前が付けられていますが、 むしろカニよりもクモやサソリに近い動物です。カブトガニの祖先を化石によってたどってみると、 古生代のカンブリア紀(約5億数千万年前) にその祖先型が出現し、 約2億年前に...

  • 令和4年 黄金週間の家族旅行・倉敷

    令和4年5月4日家族で岡山・倉敷美観地区を訪れる私はもう何度も足を運んでいるが、家人の中には初めてという者もいるので黄金週間の後半を利用して出かける長い間コロナで自粛生活を強いられていたため、家族そろっての旅行は数年ぶりである新大阪からは、九州新幹線・みずほ605号を利用する幸い僅かに指定席が空いていたため座席を確保することができたこれもコロナ禍による国民の旅行離れの証左か・・・九州新幹線だけに、西九州...

  • 緊急事態宣言下の南海・汐見橋線パトロール

    令和3年のゴールデンウイークは新型コロナウイルス感染症のため、大阪府では3度目となる緊急事態宣言が発令されていた。緊急事態宣言も3度目ともなると、いい加減嫌気がさしてくる。また、コロナとの付き合いも徐々にわかってきて、何が何でも家で待機!というイメージではなくなってきた。3密を避ければ散歩もOKといった具合だ。5月3日 天気のいい黄金週間に家で燻ぶっているのも情けない。よって、SONY NEX-7をお供に、3...

  • 令和4年春分の奈良散歩(その2)

    前回からのつづき・・・般若寺から少し南に下ると、本日のポイントのひとつである旧奈良監獄に出た。明治41年築の五大監獄のひとつ現在まで当時の建築様式がよく残っており、今では国の重要文化財となっている。とりわけこの表門が美しい佇まいをしている。両脇を支える円塔といい、エントランス上部のアーチ型の意匠といい、威圧的な感じがしない。黙ってみれば、ディズニーランドにあっても違和感のない華やかな煉瓦造りのエント...

  • 令和4年春分の奈良散歩(その1)

    令和4年3月21日春分の日天気が良いのでお気に入りのカメラをもって、ぶらり奈良散歩に出掛ける。阪神西九条駅から阪神なんば線で奈良まで一直線。便利になったものだとつくづく思う。本日のお供は、コニカの大口径準標準レンズ HEXANON (L) 60mm F1.2 このレンズは、1999年に800本限定で発売された今となっては幻のレンズそのレンズがなぜ私が持っているかというと、昔から小西六のパール愛好家としては、ヘキサーやヘキサノンとい...

  • 平成10年 SuperAngulonと浜寺公園に遊ぶ

    平成10年にライカの超広角レンズ“スーパーアンギュロン21mmf3.4”を手に入れたので、何かにつけて持ち歩いている。この当時21mmの画角は超広角だったため、その絵が楽しみでならなかった。平成10年9月23日もM6+SuperAngulon21mmf3.4の組み合わせで、今回のフイルムはモノクロを装填して出かけた。大阪南部に浜寺公園という景勝地があるが、そこへふらりとフォト散歩と洒落る浜寺公園に行くとなれば南海本線か阪堺電車である時間...

  • Pearl II と港町・神戸フォト散歩

    この頃は、小西六のセミ判カメラPearl IIがお気に入りだったようで、あちこちお供に連れ出している。平成10年8月1日の暑い日も同様だった。この日は海風に当たるべく神戸三宮から元町界隈をブラブラする。(ここに掲載した写真は、すべてパールIIにブローニ判ネガフィルムであるFUJI NS160を装填して撮影したものである。)阪神淡路大震災の傷跡もようやく目にすることがなくなり、そこかしこに新しいビルや店舗が誕生している。...

  • 令和3年 神戸電鉄粟生線探訪

    神戸電鉄粟生線については、最近その一部が廃止になるとの噂が聞こえてくる。これは10年以上前からの続く利用者減少によるものだが、その原因としては、ニュータウンの老齢化、自動車社会の広がり、さらには三ノ宮へとの高速道路発展による路線バスの台頭など、複合的な要素が考えられる。そこで、久しぶりに粟生線に乗ってみたくなり、令和3年11月3日(祝)を吉日と決め、お気に入りのカメラ・レンズを携えてふらりと訪れてみた。カ...

  • “天空”に乗って高野山まいり(後編)

    (前回からのつづき)令和3年10月24日天空に乗って高野山にやってきた。今年は暖かい日が続いているため、高野山の紅葉は遅れている。例年ならば見頃なはずだが・・・ここで、愛すべきレンズであるライツ・ズミルクス35mmf1.4の撮り比べをしてみよう。↑:f1.4開放 ↓:f5.6 絞ると極めてシャープな描写となるが、解放の滲みがとても良い味となっている。ソフトレンズとはまた違う描写と感じる。↑:f1.4開放 ↓:f5.6 壇上...

  • “天空”に乗って高野山まいり(前編)

    阪急交通社は、時々面白いツアーを提供してくれる。コロナ感染症の影響で、間引き運転となっている南海の特急ラピート車輛を貸し切りにして、南海高野線を橋本まで運行するというツアーがあった。目にしたとたん、即決で申し込んだが、催行日であるR3.1.17は緊急事態宣言発令中だったため、ツアーは中止となった。その後、夏になってからも同じツアーが用意されたので、R3.8.21の催行日で申し込んだが、それも同じ理由により中止と...

  • 平成10年 高松・玉藻城を巡るコトデン

    平成10年6月3日高松出張の際に、高松城(玉藻城)に立ち寄る。この城は、瀬戸内海に面して堀には海水が引き込まれており、本格的な海城となっている。その城跡からコトデン撮影を試みる。二の丸(右)と天守台(左)の間に架かる鞘橋から高松築港駅を望む小型車の2両編成がちょうど収まるスペースである。後の白い建物は、コトデン琴電グループが経営していた高松グランドホテル。このビルは高松琴平電気鉄道の本社ビルも兼ね...

  • 平成10年 仮駅舎時代の高松駅

    平成10年6月3日仕事で高松に向かう。新大阪からは山陽新幹線であっという間に岡山到着平成4年から登場した新幹線3世代目の300系もこの時は現役だった。しかし、この300系は、高速化を最優先させるための軽量化が仇となり、車内の騒音が増加し、振動も大きく居住性は良くなかった。確かに乗車した際の印象としては、“ペラペラ”な感じがした。そういった悪評の下、平成24年には姿を消すことになり、100系と同様短命に終わった。その3...

  • 昭和48年5月 臨時快速“近江路”

    昭和48年5月3日(祝)ぶらりと京都に出掛ける。国鉄東海道線で、京都駅に到着すると、見慣れない80系6連が停車していた。前面には“快速 近江路”のボードを掲げている。この当時でも京阪神で80系を目にすることはなかったので、慌てて一枚収める。詳細不明な列車なので、帰宅後時刻表で調べた。下りは、名古屋発8:02、京都着10:35の9431Mの臨時快速列車である。5月27日までの休日運転とある。上りは、京都発14:43、名古屋着17:06の943...

  • ライカM6の軍艦部装飾

    以前から気になっていたことがある。手許にあるライカM6のカメラのトップカバーいわゆる軍艦部がのっぺりしていて寂しい。ドイツのライツに送れば、M3のような彫刻をしてくれるとか耳にしたことがあるが、そこまでして・・・と思い現在に至っている。もう手許に来てから何十年にもなるので、何を今更・・・という感じだが、内心では今でも何とかしたいという気持ちがある。下の画像のように手許のM3の軍艦部にはライカの筆記...

  • サンライズエクスプレス 新型285系車輛展示会(大阪駅)

    平成10年5月23日大阪駅で、同年7月から運行開始となる新型特急寝台電車“サンライズ瀬戸・出雲”285系車輛のお披露目があった。大阪駅での新車お披露目は、ほんとうに久しぶりだったので、高揚感をもって出かけた。正午の時点で、すでにホーム上には、同輩の姿が多く見受けられた。実際の運用となると、真昼の大阪駅でこの車輛を見ることは、まずあり得ないことである。よって、大阪駅の風景とともに撮影し、記録しておくことも大切...

  • 平成10年3月 奈良・氷室社の枝垂桜

    前回からのつづき・・・陽光に誘われて奈良公園を散策する。大仏殿と桜のコラボも期間が短いだけに、出会えば撮っておくべき一枚春日社の参道は長く続くが、桜の大きな古木が多いためか、枝が石燈籠の高さのもの少ないないような気がする。桜だけではなく、青い芽を吹き、春風にそよぐ柳の枝も注目に値する。これは三月堂の前で撮影したものだが、現在は残念ながら、この柳の木は見当たらない。つぎに国立博物館の北にある氷室神社...

  • 平成10年3月奈良町フォト散歩

    平成10年3月29日(日)のことだった。奈良の奈良町あたりをふらりと訪れてみたくなり、CONTAXに交換レンズを数本お供にJRに飛び乗った。環状線からは大和路快速ならば、乗り換えなしで一気に奈良に・・・クラシックな軒飾りのホーム屋根と複雑な構造の跨線橋部分に今更ながらに気が付いたのか、一枚収めている。またよく見ると、安全性を担保するため、階段の傾斜が設置当時より緩やかなものに改修されているのが、見て取れ...

  • 平成10年4月 春うらら・・・Minolta CLE 試写

    平成10年4月4日 Leicaのレンズが使えるコンパクトカメラであるミノルタCLEを手に入れたので、その試写を兼ねて春うららの町中をフォト散歩する。フイルムは、1年前に発売されたばかりのリバーサルのフジクロームアスティア100(RAP, ISO 100/21)を使った。レンズは、Leitz Summitar 5cmF2梅田の大陸橋の上から東側の扇町方面を望む斜めのプロミスの看板がユニークだったが、これから10年後の過払金返還訴訟により会社ごと傾...

  • JR西日本/灘駅訪問

    東海道本線の新快速に乗ると、いつも車窓からの眺めを楽しむ。大阪から神戸に向う時には、四季によりその姿を変える六甲の山並みは外せない。そのうち三ノ宮が近づいてくるといつも気になっていた駅がある。灘(なだ)駅である。クラシックないでたちのホームと端正な佇まいの駅舎が、いつも目の前を通過していた。その周辺の駅は、開発だの高架だのと、駅ビルになって随分つまらないモノになってしまったが、そんな中で、この駅はピ...

  • Kodak Retina #117

    平成9年のある日、阪急梅田駅の1階広場にあった河原写真機店のウインドーに美麗なオリジナルRetinaが売り出されていた。オリジナルRetina#117は、LeicaやContaxの高級路線ではなく、ドイツコダックが1934年12月に大衆向けに発売した最初の35mmカメラである。クラシックカメラというのは、珍品を見つけても直ぐに買わずに、心静かになるまで待つべきだというのが私の信念である。(場合によっては、かなり怪しい...

  • 平成9年 鉄道アラカルト

    平成9年に撮りためたネガ・ポジのうち、チラホラと鉄道ネタが写っているものを集めてアップしてみた。大阪臨港線の浪速駅構内(平成9年11月撮)御用済みとなった貨車が最期の時を迎えようとしている。手前に積まれた切断された車輪が何とも痛々しい。車掌車ヨ8000のデッキの腰板に塗られた白線は、手動ブレーキが設置された側の目印である。まだまだ使えそうな感じだが、走行中の貨物列車を眺めても、車掌車を連結しているものは...

  • 平成9年冬の叡電

    平成9年も暮れようとしていた12月13日久しぶりに叡電鞍馬線を訪問した。時雨の鞍馬駅に立つと、デナ21のカットモデルが出迎えてくれた。廃車後の平成7年8月に保存されたらしいが、世紀の名車だけにカットモデルは辛い。(ポール時代の現役の姿はコチラ)窓のアールが雅びな風情を漂わす叡山線を代表する車輛である紅葉には少し早い貴船口でデナ21を撮影 (ともにS48.11.3撮影)平成6年に終焉を迎えたデナ21の最晩年の様子は、...

  • 不要不急の一泊旅・・・第1回 粟倉温泉

    平成8年の秋のことだった。いつも顔を突き合わしている同職の勉強会仲間たちと、一度旅行に出かけようか・・・という意見が飛び出し、いわゆる不要不急の一泊旅を実行することとなった。目的地は、岡山の西粟倉村にある名も知れない「あわくら温泉元湯」そこは、仲間の一人が考えてくれた。他の者は、どんなところかも大した気にかけずに即時OK平成8年11月30日(土)大阪駅で集合し、新快速で山陽道を下る。姫路駅では、「但馬カ...

  • 近鉄名阪特急80000系“ひのとり”初乗車

    平成2年8月4日(火)仕事の関係で四日市に出掛けることとなった。大阪から四日市に鉄道で行くには、JRの関西本線でゆっくり行くか、近鉄特急でシャーッと行くか、新幹線で名古屋に出て近鉄で戻るか、いろいろと手段がある。そこで、今回の仕事の内容を勘案すると、近鉄特急でシャーッと行くことにした。大阪難波駅にて・・・往年の名車30000系ビスタカーも、新型特急車両の登場によりその地位が危うくなってきた。四日市での時刻...

  • 奈良・五條ぶらり旅

    山櫻古典寫眞機同好會のメンバーから、「久しぶりに何処か撮影旅行に行きませんか。」というメッセージがLINEのグループ欄にアップされた。夏の暑い時なのでハードなスケジュールはご免蒙りたいと考えていたが、なりゆきで私が段取りすることになり、奈良の五條には古い町並みが残っているし酒蔵もあるので組織員の嗜好にピッタリということで、7月25日(土)の日帰り旅行を計画した。近鉄阿倍野橋9:10発の吉野行特急の指定席を確...

  • H8.12.11地下鉄・長堀鶴見緑地線/京橋・心斎橋間開通

    平成2年に開催された国際花と緑の博覧会(花博)会場へのアクセス路線として京橋・鶴見緑地間で開業した大阪地下鉄・鶴見緑地線だったが、平成8年12月11日には都心部に西延し、京橋・心斎橋間が開通した。その延伸をもって、同日名称も「長堀鶴見緑地線」に変更された。平成9年2月になってから、新しく入手したCONTAXの超広角レンズDistagon18mm f4の性能テストを兼ねてパトロールしてみた。CONTAX Aria + Di...

  • 偕行社附属小学校時代の本館・講堂の惜別会

    いつの頃だったか、失念したが、母校の慣れ親しだ本館と講堂が取壊されるので、平成9年2月22日にその惜別会をしたいので参加したください。と追手門学院からご案内をいただいた。古いもの大好き人間の私としては、万障繰り合わせてでも参加しなくてはと思い、厳寒の最中ではあったが、オーバーを着込んで出かけた。そして記録データに残すには、必ず超広角レンズが必要ではないかと考え、LeicaM6+ソ連製ルサール20mmとい...

  • 平成9年12月18日大阪港テクノポート線開通

    平成9年12月18日大阪市営地下鉄中央線の終着地であった大阪港駅からニュートラムの中ふ頭駅までが開通した。それは第3セクターの大阪港トランスポートシステムによるテクノポート線と称していた。この路線の開通には、次のような理由があった。大阪南港の埋立地に、新たな集客施設として大阪ワールドトレードセンタービルディング(WTC。現在の大阪府咲洲庁舎)やアジア太平洋トレードセンター(ATC)といったタワー型ビルや商業施...

  • 平成9年 ハウステンボスと島原鉄道

    平成9年10月11日 某団体の1泊2日の慰労会に参加して、長崎のハウステンボスに向かう。伊丹から長崎へは、空路・日本エアシステム(JAS)を利用する。搭乗機には、kurosawaのサインがある。その当時、映画監督の黒澤明がデザインしたMD-90が7機あったらしいが、これはその1機である。平成14年の日本航空との経営統合により、このデザインは姿を消した。ハウステンボスは平成4年に開業したが、訪問するのはこ...

  • 幻となった、700系東海道新幹線 LAST RUN 2020.3.8

    令和2年3月8日は、平成11年に登場した新幹線700系車輛が、東海道新幹線区間から引退する日と予定されていた。そこでJR東海は、令和2年2月12日(水)より、自社所有の700系車両(2編成)に、ヘッドマーク及びサイドステッカーによる車体装飾を行った。車体装飾実施箇所として、ヘッドマーク は1、16号車、サイドステッカーは 1、5、9、15、16号車に施された。ラストランの3/8東京発9:47の「のぞみ315号」の切符は34秒で売り切れた...

  • 令和2年“お正月四国堪能きっぷ”の旅 (その3)

    (思へば、これが最終回)令和2年1月3日の四国早回りも、残すは高知のパトロールだけとなる。カツオの塩タタキとひらめいて、以前行ったことのある「ひろめ市場」を思い出した。正月3日でも営業しているのかと心配したがネット検索ではOKとのこと。時間も余裕があるので出向くことにした。市電で、はりまや橋まで行き、乗り換えすれば、「ひろめ市場」はある。黄昏時を過ぎた頃、現地に到着。なんだろう。この人出の多さは・・・ど...

  • 令和2年“お正月四国堪能きっぷ”の旅 (その2)

    (前回からのつづき)令和2年1月3日「お正月四国堪能きっぷ」の早回り旅も佳境に入った。四国の秘境と言われる予土線土佐大正駅に13:19到着出発の13:47まで対向列車待ちで、而してトイレ休憩となる。ちょっと途中下車して駅前の風情を愉しまん駅舎は、林業の町をアピールしてか、木造の外観だ。なんだか北海道に来たような錯覚を覚える。予土線全線開通記念碑が駅舎脇に鎮まっている。全線開通は昭和49年3月1日とホント昨日のような...

  • 令和2年“お正月四国堪能きっぷ”の旅 (その1)

    JR四国がお正月3ケ日限定の乗り放題切符を発売した。令和2年の正月3ケ日のうち1日を指定しなければならないが、JR四国の特急・普通列車の自由席が乗り放題で¥2,020-と激安。販売期間が短く、しかもネット販売に限るという面倒があるが、これは使わない手はない。家内の実家に年始の挨拶に行った翌日に使おうと思いパソコンのボタンをポチる!香川の観音寺から予讃線で宇和島に行き、予土線経由で高知に出て、南風で岡...

  • 平成9年 福井鉄道訪問

    (前回からのつづき)平成9年8月9日 新疋田のループでの撮影を終えたのち、敦賀より北陸本線を進ままし・・・何気ない風景に溶け込んでいたキハ58小浜線の電化が平成15年なので、この当時は小浜線用として使われていたのだろう。ローカル線の急行車輛としての存在感たっぷりだったが、いつの間にか淘汰されてしまった。ここからは、大阪から比較的近いところにあるにも拘らず、今まで訪問したことがなかった福井鉄道をトライする。...

  • 平成9年 新疋田の大カーブ

    ある日、鉄トモのU君から新疋田のカーブに行きませんかと誘われた。断る理由もなく、それを二つ返事でOKし、平成9年8月9日撮影旅行に出かけた。(注)この日のネガは、なぜか状態が悪く、かなり黄変していた。スキャンの後、ソフトで復元を試みたが十分に回復できず、結果として見苦しいものが多いが、22年前のネガということを考えてご容赦くだされ。不爾新疋田駅で“食パン”電車から降りたのは、我々2人だけだった。駅から敦...

  • 平成9年4月6日 新京阪鉄道P-6 復活

    平成9年4月4日毎日新聞「雑記帳」に、阪急で静態保存していたP-6が、走行できるように手入れされ、来る4月6日「春休みフェア」で正雀工場内を4半世紀ぶりに復活走行する。との記事が出た。ということで、雨天にもかかわらず見学に出掛けた。熱心なファンは私だけではなさそうだ。女性・子供の姿も多く見受けられる・・・たぶん旦那や父親に付き合わされていると思われるが・・・実は、私はこの車輌は無骨で洗練されたところがな...

  • 令和元年 束の間の夏休み/箱根登山鉄道

    令和元年8月23日(金)神奈川・湘南での仕事が昼過ぎに終わったため、ちょいと足を伸ばして箱根に向かうことにした。“遅めの夏休み”のような気分である。JR東海道線で小田原まで行き、そこから箱根登山鉄道に乗り換える。小田急のホームに立つと、ちょうどROMANCE CAR EXEα(30000形) なる特急が入線してきた。特急など端から乗るつもりがなかったが、ホームのアナウンスで、駅員が、終点の箱根湯本までなら200円の特急料金で乗...

  • 昭和51年 北海道修学旅行(その3)

    (前回からのつづき)昭和51年6月16日白老ではポロトコタンを見学していたが、アイヌの民族楽器ムックリを買ったものの、まともに音が出ないと嘆いている同級生を尻目にして、団体行動を早々に離脱して白老駅付近の線路際でカメラを構える。白老駅を出る堂々6連の臨時列車室蘭本線の白老駅上記写真の拡大 昭和9年築の木造駅舎は昭和62年に取壊されることとなる。特急おおとり室蘭本線 北吉原駅面白いデザインの駅舎だなあ...

  • 昭和51年 北海道修学旅行(その2)

    (前回からのつづき)昭和51年6月14日 夕食前の休憩時間を利用して、仲間3人で網走湖畔のホテルを抜け出し、近くの石北本線・呼人駅をパトロールする。網走行普通列車563Dがやってくる時刻に間に合うよう駅に向かったのだ。タブレット交換をしている一瞬を狙った。翌朝の網走駅・・・縦書きの駅名板(※)をもつ堂々たる木造駅舎だったが、惜しくも翌年建替えられてしまった。※縦書きの駅名板には網走刑務所から出所してくる元受刑者が...

  • 昭和51年 北海道修学旅行(その1)

    昭和51年6月9日から6月17日まで、高校の修学旅行で北海道に初めて上陸した。すでに国鉄のSLは全廃した後であったが、旅行途中に撮影した鉄道写真を改めて見直すと、今とは異なる景色が見受けられるので、そのいくつかをアップしようと思った次第である。往路は、敦賀から新日本海フェリーで小樽に上陸。そこからは北海道中央バスの観光バスで道東に向かう。小樽築港では廃車体のSL群を眺めて、鉄道ファンの友達と、「来るのが...

  • 平成9年2月阿波川島訪問

    平成9年2月高松経由で阿波川島を訪問する。これはその往復の鉄道風景である。山陽新幹線の下りでは、A席が定石である。宮原操車場を俯瞰してチェックするが、このときは、トワイライトのEF81しか見当たらずハズレの日だった。この381系は、平成6年12月3日に登場した「スーパーやくも」編成である。塗装は薄紫色地に青紫・白・赤紫の帯を配し、車内もグレードアップされたものだった。平成18年に“スーパーやくも”が“やくも”に...

  • 長野から春の便りが届きました

    長野の古い友人から、春の味覚ですと、天然の“こごみ”が送られてきた。この令和元年の10連休に、家族で山菜採りに出掛けたらしい。それのお裾分けである。大阪でも割烹店などでは、おひたしや白和えになったものが出てくることがあるが、これほど大量に目にすることはない。インターネットで調べると調理法などは何種類も見受けられる。「コゴミには同じシダ植物のワラビやゼンマイのようなアクはほとんどなく、採ってきたばかり...

  • Leica Summilux 35mm f1.4 試写

    平成8年・9年といえば、カメラ道楽も本格化し始めたころで、甘美なライカの底なし沼にも魅了されつつある頃だった。このライカのレンズ・ズミルクス35mm f1.4もそんな折購入したものだった。大口径の広角レンズがほしくて触手が伸びた。手許の控えを見ると、H9.1.18大阪の中古カメラ専門店で美品を\100,000-で買ったとある。専用のフードやフィルターも別途買ったのでさらに2~3万円かかっていると思われる。f1.4の開放値で撮る...

  • Kodak Signet35と大阪城平成の大修理

    平成8年に撮影したネガフイルムを見ていると、カット数は僅かだが、なかなか興味深いものが写っているものがある。ご紹介するのは、コダック・シグネット35をぶら下げてその年の9月京都に遊んだ後のフイルムを消化するために撮影したものだ。36枚撮りフイルムだと、少し余るとついつい、こういうことをしてしまうものだ。因みにこのカメラは今でも手許にあり、現在は娘の愛用カメラとなっている。ネガフイルムの持つパステル調の...

  • 平成8年 智頭急旅行

    定期的な勉強会に参加している同世代の仲間がいる。その仲間で一泊旅行をしようということになって、仲間の一人の発案で、平成8年11月30日岡山県の山奥にある粟倉温泉に行くことになった。(実は、この旅行が契機となって、以後毎年1回同じメンバーで旅行に行くようになり回数も20回を数えるようになった。)この日は、智頭急のあわくら温泉に行くだけだったので、出発は遅め。在来線の山陽本線で上郡まで行き、智頭急行線に乗り換え...

  • 阪急1000系車輌 夜半の陸送

    以前、新幹線のN700系が陸送される様子をアップしたが、今夜は、阪急電車が搬送されるとの報を受けた。よって、雨上がりの寒冷の下、平成平成31年2月20日午前0時過ぎに出掛けた。新幹線の時は、ギャラリーはすごく多かったが、阪急電車だとそんなに興味がないのか、極めて少ない。しかし、私一人だけではなかったことを付言しておく。待つこと半時間、0:40になってそれは現れた。青い回転灯を点滅させながら、特殊車輛運搬車が国道...

  • Super Ikonta 531で港町散歩

    平成8年9月23日のことだった。ファジー・コレクションにはジャバラのカメラも多く存在するが、この日は1938年ドイツ製ツアイスのスーパーイコンタIII(Super Ikonta 531)にモノクロフイルムを詰めて、桜島・天保山の港町散歩に出掛けた。このカメラは、分類ではスプリングカメラに属するが、ドレーカイル式のピントあわせ装置を備え、同種の中では最高品である。レンズの横に飛び出た腕木単目のドレーカイル方式の説明は、本機を...

  • みやびの宿 加賀百万石 竣工披露セレモニー

    ある程度の年齢の人だと、北陸の山代温泉「ホテル百万石」という名前に聴き覚えがあるに違いない。ホテル百万石は明治40年創業の老舗旅館だったが、所有者の「北國リゾート株式会社(旧:株式会社ホテル百万石)」が経営不振を理由に平成22年9月に金沢地裁から破産手続き開始の決定を受けた。その後もホテルは別会社が経営していたが、平成24年9月から休業となっていた。その後、紆余曲折を経て平成29年に大阪のホテル経営会社ビッ...

  • D51200本線復活1周年 SLやまぐち号(その3)

    (前回からのつづき)12:59津和野駅到着到着後列車は回送として留置線に移動津和野駅本屋こちらは、ご当地出身の安野光雅画伯が描く昔の津和野駅(安野光雅美術館パンフレットより)右手の建物が安野美術館である入場券とともに津和野の指定店利用可の金券を購入して町中をぶらりとする。古い構えの造り酒屋「土橋商店」の前を通過 地元の銘酒「初陣」の蔵元である立ち寄りたしの言葉にも、家人たちは、にべなく却下やむなく姿こ...

  • D51200本線復活1周年 SLやまぐち号(その2)

    (前回からのつづき)H30.11.25湯田温泉駅から普通列車に乗って新山口駅9:38到着今日の津和野往復に不要なものをここのコインロッカーに預ける。その中には昨日学校から駆け参じた息子の制服も含まれている。改札口の脇にC57とD51の重連が中止になった旨の告知あり。これは事前に知っていたことなので、驚きはしなかった・・・老婦人なので、仕方ないネSL山口号は10:50発だが、10時から1番線でセレモニーがあるようなので、...

  • D51200本線復活1周年 SLやまぐち号(その1)

    平成30年11月初旬、同職の友人から、SLやまぐち号の往復指定席券4名分が余ってるので、使いませんか?と連絡が入った。日程をきくと、ちょうど子供の大学受験の最終日の2日後らしい。受験ご苦労様会をどうしようかと考えていたときだったし、家族に尋ねるとSL列車に乗ってみたいと全員賛成したので、これは渡りに舟と、譲っていただくことにした。おまけに、下りの津和野行きの2席は1号車グリーン(展望車)だ。 人気の上...

  • 特急“はくと”という列車

    かつて特急“はくと”という列車があった。平成6年12月3日智頭急行智頭線が開通し、特急「スーパーはくと」と「はくと」が運転開始した。智頭急の車輛HOT700系を使った「スーパーはくと」は新大阪駅 - 鳥取駅間に2往復と新大阪駅 - 倉吉駅間に1往復の運行となり、JR車輛キハ181系を用いた「はくと」のほうは新大阪駅 - 倉吉駅間に1往復の運転であった。その門出は順調にみえたが、僅か1か月余ののち、阪神淡路大震災の発生により、...

  • 久しぶりのクモヤ

    いつの間にか鉄道ファンになった息子から、「9月21日の夜明け前にクモヤが桜島線を往復する。撮影に行かないか。」と誘われた。「21日(金)は平日なれど早暁なれば可なり!」と返答す。45年にわたる長い期間鉄道写真を撮ってきたが、あまりクモヤ(営業に供しない事業用車両)には出会ってこなかったので、珍しい機会と出掛けることにした。Blogの過去記事を探してもクモヤでヒットするのは下記の通りごくわずかである。昭和48年12...

  • 平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その6)

    (前回からのつづき・これが最終回) 平成30年8月18日奥羽本線新庄駅 これから陸羽東線の臨時快速“リゾートみのり”15:01発仙台行に乗車 この列車は、JR東日本のジョイフルトレインの一つであり、平成20年に登場したもの。 種車は、キハ48形であり、内部は大きく改造されている。 1号車 キハ48 550 - 2号車 キハ48 549 - 3号車 キハ48 546 の3輌1編成のみの列車である。 窓は大きく改造され、座席はリクライニン...

  • 平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その5)

    (前回からのつづき)平成30年8月18日(土)山形駅の少し南側で、山形新幹線を狙う奥羽本線の在来線が走る路線に・・・(10:57山形発 上りつばさ138号)新幹線車輛が疾走してくる様は、何とも非日常的な感じがしてならない。(山形11:19着 下りつばさ1号 )流石に新幹線路線内の様な高速運転ではないが、長編成の一回り大きな流線型新幹線が、歩道と柵一つ隔てた線路を往く姿はちょっと感動する。(クモハ701-5508)山形11:30発の...

  • 平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その4)

    前回からのつづき平成30年8月17日14:20山形駅前1番バス停から蔵王温泉バスターミナル行に乗車 終点まで約40分のバス旅だ。普通路線ではあるが、車輛は高速バス仕様となっている。乗車・降車の人の流れで停車時間は長くなるが、停留所はそんなに多くないし、車内気温の維持にはこちらのほうが勝っている。14:57 終点蔵王温泉バスターミナルに到着冬季は、良好なスキー場であるが、夏場はゆったりとした空気が流れる避暑地である...

  • 平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その3)

    前回からのつづき平成30年8月17日東京7:44発東北新幹線やまびこ205号仙台行に乗車各駅停車ながらE5系+E6系の堂々17輌編成ジョイント部分の鮮やかな色彩と刺激的なフォルムは、鉄道ファンならずともカメラを向けてしまうようだ。はやぶさのE5系には何度も乗車しているので、今回はこまちのE6系に乗車 もちろん自由席である。金曜日の午前8時前の下り列車はガラガラのようだ。ホームで買った“肉の万世”のヒレかつサンド...

  • 平成最後の夏休み・・・山形に遊ぶ(その2)

    (前回からのつづき)思へらく・・・息子にとっては、今回が寝台列車の初体験となるが、小生とすれば、客車寝台については3年前札幌・青森間の寝台急行“はまなす”以来であり、電車寝台となるとぐっと時代を遡り、昭和51年の修学旅行で青森・上野間を乗車したクモハ583系寝台特急“ゆうづる”以来40年ぶり!ということになろう。(閑話休題)平成30年8月17日大阪発午前0:34寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」に乗車大阪駅の...

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