是蘭 さん プロフィール

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是蘭さん: 原初のキス
ハンドル名是蘭 さん
ブログタイトル原初のキス
ブログURLhttp://zelan.exblog.jp/
サイト紹介文コラージュを中心とする美術制作者是蘭の、つくること、みること、日々の気づきについて
自由文コラージュとアート、展覧会・講演会レビュー、からだとこころ、男と女などについて。「美しさ」を発見し考える日々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2009/11/18 11:47

是蘭 さんのブログ記事

  • プロセスを創る
  • 自分はビニール製のマスキングテープ状の素材で孔版を制作し、それで版画を作っている。これが緑色なのだが、ときどきそのかけらが髪の毛や服などについているときがあり、人から「何かついていますよ」と言われると即座に「あ〜、緑色の?」と返すのでぎょっとされる。だって人が親切にも何かついてると教えてくれるとき、およそ9割の確率でこれなんだもの。もとい、紙や板などの支持体にこの孔版を貼りつけるとき、... [続きを読む]
  • あなどれない・・・
  • 先日、さる駅ビルの中を歩いていたら、小学校にあがるかあがらないか位の男の子を連れた家族とすれ違った。落ち着いた物腰の夫婦の傍らで、息子の方はえらくくったくたと動きまわり、かわいいことはかわいいがせわしないことこの上ない。視線を空にさまよわせながら1メートル進むのに3メートル分位動き、親にたしなめられている。そこでの用事を終えて別の所で夕食などもとり、家の近くを歩いていると、なんとその親子... [続きを読む]
  • 泡立てネットあるいは資源枯渇時の本領発揮について
  • 泡立てネットという存在には以前から疑問があった。私は空間がすっきりしている方が好きなので、台所のシンク回りにも、ほぼ毎日使う塩・胡椒や洗剤すら出しておらず棚にしまってある。空間を占めるものについてはリスク・ベネフィットを非常に真剣に考えるたちだ。ちなみにこの場合のリスクとは、何かしようとする際に目に入って無駄に気が散ることである。そういう訳で形態的になんだか目障りな泡立てネットを進ん... [続きを読む]
  • 進歩雑感
  • 今日知人と夕食をしていたレストランでふと外を見ると、個人医院の看板に電話番号が書いてあるのが見えた。日中その電話番号に電話をかけると、そこの人が(当然のことながら)出る訳だ。皆インターネットがすごいと思っていて、実際自分もすごいし便利だと思うが、単なる番号で生身の人間の声がいきなり聴けることはある意味もっとすごいような気がする。文字とか情報とかではない本当の体験が、そこで展開するのだも... [続きを読む]
  • 感覚の相対性
  • やってみないとわからないことがある。というかその方が多い、いや、やってみなくてもわかることは、ひとつもない。いつも使っている歯磨きの味だって、こちらの体調で違って感じることもあるだろうし。もっともちゃんと注意を払えば、という話。最近節酒を始めた話を前に書いたが、それはよろよろとはいえまだ続いており、スリップにつぐスリップの結果ではあるが元の3分の2位には落ち着いている。といっても自分は大... [続きを読む]
  • みどすけに関する観察
  • 三井住友銀行のマスコットであるところのかわうその「みどすけ」がえらく気になる。名前の割に典型的に「緑」と聞いて思い出す結構黄みがかっていて彩度が高めの色からやや遠く、かな〜り青っぽい。緑青(ろくしょう)色っぽくもある。みどすけの色は媒体によっても結構変わる。銀行のショーウィンドウにいる場合、ポスターの中、パンフの場合など、微妙という範疇をやや越えそうな程度に色味が異なって感じられる。... [続きを読む]
  • 迷わないコツ
  • 私は方向音痴なので地図を印刷して出かけても6割位の確率で道に迷ってしまう。で、手に地図を握りしめたまま人に道を聞くという間抜けな状況にしばしば陥るのだ。道に迷って犬に連れてかえってもらった話 もこのブログに書いたことがある。そんな私がほぼ必ず道に迷わないのは場所が文章で示されたときであって、XX駅のYY改札を出ると正面にZZ銀行があり・・・うんぬんと説明が全て文で書いてあればまず大丈夫。... [続きを読む]
  • 一番好きなゴミ
  • 自分が大好きなゴミ、それはプラスチック包装材や容器だ。中に入っていたものにもよるが大抵の場合ゴミというには汚れておらず、ぴらぴらふかふかしていたり潰しやすかったりして圧縮できる。どれ位好きかというとたまにだが玄関に半透明のゴミ袋をひとつわざわざ出しておいて、このゴミが出るたびにその中に入れる、というのを数日間楽しくやっていたりする。圧縮できるから相当入れられる。最後口から溢れそうになったのを... [続きを読む]
  • 正解の諸相
  • 正解は自分が明らかに正解であると知っているものと、知らないものがある。また正解にはひとつしかないものと、たくさんあるものがある。例を出せば以下の通り。自分の知っている正解:夜、遅くとも12時前に寝た方が夜更かしするより体にはいいこと。自分の知らない正解:この絵にひく次の一本の線を、どこにひけば絵の価値を10倍あげられるか。ひとつしかない正解:今... [続きを読む]
  • 真夜中のクッキング
  • 最近のマイブームは「クッキング」という言葉である。といっても料理のことではなく、例えば夜寝る前に、込み入っていて簡単には答えのでないようなことを少し考え、まっいっかと寝て朝起きた時に解決策を思いつく、みたいな。こういうときに「寝てる間にクッキングした」と思う訳だ。ちなみにこの現象は最近の脳科学では既に立派に認知されていることのようである。たしかに、ギリギリ考えてる間に妙案が浮かんだということ... [続きを読む]
  • 本日の陥穽
  • 私の3人の家来、というかその使役っぷりにおいては3匹の奴隷といってもいいが、全員が壊れた。プリンターとスキャナーとカッティングプロッターである。(最後のはデータから紙やマスキングテープをデータ通りに切り取る機械で、版画の版を作るために使っている)。絵具を塗ってまだところどころ乾いていないしわしわの極厚紙を流されるとか、スキャンの読み取りガラス面に直に氷を置かれるとか(中が結露した... [続きを読む]
  • 眼医者の武蔵
  • 眼が少しばかり充血して眼医者にいって診察を待っていたら、コンタクトレンズが初めての人に入れ方を指導しているスタッフの人が近くにいて、「(コンタクトを)入れようとすよりむしろ、目をあけておく、って感じで・・・」と、いう言葉を発したので自分は耳をそばだてた。盗み聞きみたいで申し訳ないが、もう急にその言葉が100ホン位の勢いで耳を通りこして心を射抜いたのである。だって人はコンタクト... [続きを読む]
  • 絵具
  • 絵具というのはつまり人の意識の等価物なのではないかと思う。絵具の流動性がそれを表しているような気がしてならない。(もっとも絵具が常にゆるゆるの形態をとっている訳ではないが、描画時にはそうなるものが多い。)そういう意味ではすべての絵画は版画であって、つまり人の意識を支持体に視覚的に外在化(転写)しているのである。 [続きを読む]
  • 極私的労働歌の歴史
  • 小学生の頃掃除の時間(今の子供もしているのかしら・・・?)に必ず、モーツァルトの「アイネクライネナハトムジーク」という曲がスピーカーから大音響で鳴り響き、ほうきで掃いたり雑巾がけしたりという行動にいいリズムを作ってくれていた。もう自分には、たまさかどこかでこの曲を聴くと完全に掃除のイメージしか浮かばない、一種のポジティブトラウマの世界である。ちなみに当時から自分は曲名だけは知っていて... [続きを読む]
  • 感覚に従い、感情に逆らう
  • 今日ふと思ったんだけれども、作品を創る上において、「感覚に従い、感情に逆らう」ってのは結構大事。何かを判断するよすがとなる「感覚」というのはしかし、それまでの経験や研鑽からしか構築されていないけど、ともかくもそれが個々の制作者の最も強力な味方であることは間違いない。一方「これって既にこれこれの人がやってしまっているのでないか」とか、「あ〜この方法取ると異常に時間がかかる」などの疑いや怠惰... [続きを読む]
  • お正月の切り口
  • 先日近所にある会社の前を通りかかったら立派な門松が設置されていたのだが、その竹の切り口の角度が、後ろに近い方が鋭角(角度が急)、前側が鈍角になっていて、つまり途中から少し折れたようになっていたのである。自分は大いに驚いた。まっすぐに切り落としてあるのが普通のような気がするが、随分と凝っているではないか。あるいはこれが正式版なのか。その日会った友達に喜び勇んでこの発見を報告したら、「知... [続きを読む]
  • 2年ぶり
  • いつも使っているバッグからポケットティッシュをとりだそうとして探っていたら、いきなり手袋が出てきた。これこそ、私が2年もの間、なくなってしまったと思っていた青い地の上にヒョウ柄っぽい斑点の入った(そういうとあまりお洒落に思われないかもしれないが実物はそれなりにお洒落な)お気に入りの手袋ではないか・・。毎日のように持ち歩いているバッグの中に入っていたのに気づかないとはこれいかに、と... [続きを読む]
  • カレーと絵画
  • カレーの香りと、それが食べ物であることくらいは知っているが、実物を見たことも食べたこともない人が、あるときおいしいカレーを作りたい、と心底思う。その人はたまたまスパイスのことは知っていた。それでまずスパイスをお湯で溶いて飲んでみる。なんか香りから感じられるイメージとふくよかさが違う、そこでまた自分の知ってるものの中から、肉や野菜を足したりなんかして、更にはケチャップなども加えてみる。作ってる... [続きを読む]
  • 冷え性のつづき・・・
  • 自分が冷え性であるという話を前の記事で書いたが、今日原宿を歩いていてアウトドアウェアの店の前を通りかかり、ショーウィンドウのマネキンの着ていたキルト状になっているぶあついパンツを見てコレだ!と思った。東京23区内に住んでいる自分が室内着としてスキーウェアをすんでのところで買いそうになった訳だが、私がカイロや長風呂、ふとん乾燥機に頼っている現状を知っている知人が、「比喩的に言えば自助努... [続きを読む]
  • 必要
  • アートに必要なのは、突き抜ける意思とその「突き抜け」が実際に展開されつつあるかに関するごく客観的なメタ認知というところだろう。そう整理するとかなり単純なようだが単純に見えることこそ実際は難しかったりする。(が、絶対にできそうにないこと、と安易に結論づけないことが、多分重要。) [続きを読む]