是蘭 さん プロフィール

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是蘭さん: 原初のキス
ハンドル名是蘭 さん
ブログタイトル原初のキス
ブログURLhttp://zelan.exblog.jp/
サイト紹介文コラージュを中心とする美術制作者是蘭の、つくること、みること、日々の気づきについて
自由文コラージュとアート、展覧会・講演会レビュー、からだとこころ、男と女などについて。「美しさ」を発見し考える日々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供94回 / 365日(平均1.8回/週) - 参加 2009/11/18 11:47

是蘭 さんのブログ記事

  • 衝撃!
  • 外国人の書いたタイポグラフィーの本を読んでたら、最近はピリオドの後にスペースを2個置くのはとんでもなく古臭い形式で(機械式タイプライター時代並に遅れてる感じ)、1個にするのだ!と書いてあって衝撃を受けた。もしデザイナーだったらまかり間違えば職を失う位ダサいことらしい。ところが自分はこれまで何の疑問もなく2個派で、1個の人を見ると、たとえそれが英語圏ネイティブの人であっても、「教養のない人」... [続きを読む]
  • 本日の寒月くん
  • 大体において、自分がそこそこの事件だと思っても人はそうは思わない。その類の事件が昨夜起きた。下の前歯の裏側が少し欠けてしまったのだ。夏目漱石の「猫」の寒月くんは確か椎茸で歯を欠いたが、平成の世に生きている自分の場合は、その原因はカクテルの中に入っていたパッションフルーツの堅い種であった。スコッチバーでスコッチを飲まなかったバチかしらん・・・。表からは見えないが気になるので今日、近所... [続きを読む]
  • 愛とその他
  • 違法関係のことをしたらしい教育関係の方とその奥さんのやりとりがワイドショーやニュースで放映されることがあり、自分の眼はいつだって画面に釘づけになる。彼らが互いに深い愛と思いやりを持っていることがあまりに明らかで、もうほとんど「ベストカップル賞」受賞確実的な状況にしか見えないところがほほえましくつい見入ってしまうのだ。ところが一方、犯罪関係のことが頭をよぎり、ほほえましく思ってはいけな... [続きを読む]
  • 続「パンダの名前」
  • いよいよ近々、パンダの名前 の公募が始まる。それについて知人とまた話す機会があり、先に話し合った案のひとつであるところの「いちまつ」を応募してみようかと思ったが、ふと考えてみたら自分はその母親の名前を知らないのであった。で、調べたら彼女は「シンシン」(ちなみに父親は「リーリー」)。自分が小学生の頃から数十年たった今も相も変わらず「くりかえし系」のコンセプトが貫かれているのはある意味すごい。... [続きを読む]
  • 朝の掃除と因果律
  • 前に書いた通り自分は毎朝床をウェットシートで掃除しているのだが、さすがに毎日なのでシートがひどく汚れるということはない。しかしそれでも日によって明度の差が結構あり、即ち、シートは白だが家中拭いても真っ白のままということはないし、真っ黒もまたなくて、白から黒に至る中間の灰色に5段階あるとすれば、白により近い2もあれば、黒よりの4もある。毎日そういう変化を見ているうちに、かなり繊細にその変化... [続きを読む]
  • パンダの名前
  • 上野で生まれたパンダの名前の公募がもうすぐ始まるらしい。そこで知人と一緒に考えてみた。「白黒太郎」というのを私が最初に発表。知人が「くろべえ」というのを考えたが、でも白いとこもあるからなー、と(自分の名前がメス用ではなかったことは棚に上げて・・これもそうだが)もの申すと、「じゃ、しろんちょ」ということであった。これはなかなかかわいいが、やはり二色のうち一色が完全無視だ。ということで知... [続きを読む]
  • 「修整」なんてワークしない
  • 絵を描いていて時々、というか非常に頻繁に入ってしまう迷い道の一つに、「欠点を直そうとしてハマる」というのがある。修正はほんの微細な細部については功を奏することが少なくないが、構造自体とか大きな流れを変えたいという欲望に対しては、経験的にはあまりに無力なのだ。握った寿司がまずかったからといって、ネタを煮てみたり炙ってみたりしてもとのシャリの上にのせ結局のところネタがへたってしまいまずい寿... [続きを読む]
  • 自動販売機の中身に驚くの巻
  • 先日渋谷駅のホームで、電車が来る前に漫然と飲み物の自動販売機の売り物を見ていた私は、ソレを発見して愕然とした。「シュークリーム味」のジュースだ。なんとかいう有名な菓子屋だかパティシエさんだかがフィーチャーされていたような気がするが、いずれにせよシュークリーム味は衝撃である。これが「塩キャラメル味」ならここまで驚かないような気がする(もう既にあるかもしれない)。キャラメルは舐めれば結局の処速や... [続きを読む]
  • ものさしの目盛り
  • 「1センチの絵を描こうと思ったらミリ単位の目盛りのついたものさしがいる」と作家の知人が言う。論理的な言い方かどうかはともかくとして、この比喩が真実であることは疑いがない。ミリ単位で積み上げるからセンチになるんであって、ミリが認識できないセンスではいつまでたってもまともなセンチにはならないからである。 [続きを読む]
  • まじる日とまじらない日
  • 不思議に思うことの一つに、私はサラダのドレッシングを自分で作るのだが(だって瓶に入って売ってるものの殆どが、豪勢なまでに添加物てんこもり・・・)、材料である酢、油、塩胡椒、マスタードなどを完全に同じにしても、素早く乳化していい感じになる時と、いくら混ぜても酢と油が今一つしっくりせず、味もいまいち、となるときがあることがある。ボールや泡だて器など使う道具はもちろんプロセスだってばっちり同じ、と... [続きを読む]
  • 豆苗
  • 先ごろテレビで豆苗は食べた後、根っこを水に入れておくと伸びて再収穫できるというのを見て、好奇心からやってみた。水に入れて暫くたつと色が異常に薄くなって、日頃いないハエやダニなどが突然部屋に現れたりしたので(今から思えば関係なかったかもしれない・・)、神経質な自分はおびえて思わず捨ててしまいそうになったが、それでも窓際に向けてぐ〜っと斜めに懸命に伸びていったりするのがおもしろくて、せっせと水を... [続きを読む]
  • テスト(再録)
  • 東海林さだおさんという有名な漫画家がもう何十年も同じ週刊誌で連載をしていて、以前と同じテーマでコマ割りやその内容までほぼ同じ、という漫画を書いてしまい、指摘されるまで気づかなかった、という話を聞いた。このブログは8年程やっていて記事も1000位あるので同じようなことを自分もいつかは必ずやってしまうと思う。これはそうではないのだが、昔の記事で今の気分で読んでも納得できるものがあったので再... [続きを読む]
  • 誘うこと
  • 最近、自分の技法上のこととか生活の行い方などについてここ暫く(10年弱位)仕込んできたことが少しずつ安定統合されてきて少しうれしい。少し、というのは、別にそれで油断したりはしないからである。進歩することはおもしろいが、進歩したなと思って別の角度から見ると「んー!?」と愕然としたり、あれこれしてそこから立ち直ったりするのもまたおもしろい。ささやかなことでも完成や完璧を目指すというのは、致... [続きを読む]
  • メールの範囲目標と広がる謎
  • 毎日メールの受信ボックスを空にして寝る、というのが目標だったのだがなかなかつらい。達成できない日が1週間も続くと気持ちがグレそうになってくる。そこで10件以下ならOKということにした。そうした途端、達成できる日が格段に多くなり、自分の精神はいい方に安定したのであった。でもなんだか不思議、0を10にしただけなので、単なる難易度目線でいけばそんなに変わっていないんぢゃないのだろうか・・・。... [続きを読む]
  • 音を頭で膨らますの巻
  • 昨夜寝る間際に、突然キッチンの方からドサッという重めの音がした。おかしい・・・うちにはこんな体重70キロの男性が倒れるような音を出す何物も置いていないはず・・・。私はおそるおそる音のしたあたりを見に行った。何事の変化も見いだせず、ドアにチェーンをかけた(この行動の意味は不明。室内に不審な状況が発生している時は、むしろいつでも素早く逃げ出せるようにチェーンはかけない方がいいであろう)。... [続きを読む]
  • ふたご
  • 絵を描く友達が、「何かを描いたら必ず二つ組だ!」と声を大にして教えを垂れてくれた。一つの絵の中に何か筆を置いたら、その筆触だったり色だったりの等価物を、必ずその絵の中の別の場所にも最低もう一つ存在せしめるべきであることを、述べている。これは絵が最終的に統制され秩序だったものとして完成するための一つのプロセスであり、故に人間の視覚や認識の特性に経験的科学的に準じている事柄だとは思うけど・... [続きを読む]
  • 感覚の正当性
  • とある日々のことにイライラしていたある時、知人と雑談していて「何か間違ったことしてる気がする・・・」と漏らしたら、「それは正しい。地球に行こうとして火星に着いちゃったら、なんか違う感じがすると思うよ。」とのことであった。この意見がたいへんおもしろかったので、いつまでも覚えている。 [続きを読む]
  • 言葉
  • 自分の場合、いわゆるところのモチベーションがなくなることはないのだが気力が上下することはある。気力の方はモチベーションよりむしろ身体的要素が多く関わり、就寝起床時間、食事、継続して活動する時間、その種類、休憩の取り方などに関係する。モチベーションと気力を混同するとよくないような気がする。気力の調整もなかなか精妙だったりするのに更にことを複雑化するからだ。これも言葉の陥穽のひとつである。 [続きを読む]
  • Doing/Being
  • 画面など、つい「ここをどうしようか」と思って見てしまうが、全体をどうするか、そしてその全体との関係において部分の攻めざまを考える方がワークする。「自然は部分には働かない」、とアレクサンダー・テクニークという身体技法を創始したF.M.アレクサンダーという人が言ったと聞いた。全体から部分を切り離して扱っても、その部分は多かれ少なかれ機能不全に陥るということだと思う。なぜ今これを書いて... [続きを読む]
  • サメの名前
  • メガマウスというサメが話題だが、「恰好が(PCの)マウスに酷似しているから」そういう名前で呼ばれているのだと、信じ込んでいた。(実際は口が大きいから)。今朝テレビを見ていてその誤りに気づき、なんだかくやしかったので1976年に発見されたこのサメと、マウスの発明のどっちが早いか調べたら、マウスの原型は60年代にできている。だから論理的には、「PCマウスに似ている」という理由でメガマウスという通... [続きを読む]
  • 傘と自転車の現代美術的様相
  • 台風の翌朝、道に転がっている骨の折れた傘、下町の廃屋脇に置き去られて数年が経過し、つる草なんかも全身にからまっちゃってる放置自転車などが非常に現代彫刻的相貌を帯びていることを、知っている人は知ってるだろう。なんでこれがゲージュツぽいかというと、あるべき場所、所有されるべき人から完全に離脱し、元の外形的有様からもえらく逸れてしまっており、後者においては特に自然の采配によって人為を離れたパワーが... [続きを読む]
  • 白身の味に驚くの巻
  • 自分はこれまで卵の白身というものに特段の好感を抱いていなかった。目玉焼きにしても、黄身が図とすれば間違いなく地であろうし、味も、がっつりコクのある黄身のいかにも脇役という感じだ。だし巻き卵にしたって黄身と混ざっても結局のところ全体として黄色くなってしまい、存在を主張できない。好感を持っていないというよりむしろ、眼中にないというか、意識の範疇にさほど入っていなかった、というところであった。... [続きを読む]
  • 悪習のたくらみ
  • 私は掃除が好きだ。子供の頃はそんな記憶が全くないので後天的にそうなった。今現在それがどの程度好きかというと、一歩間違うと人生棒に振るくらいである。即ち他にどんな重要なことがあってもそれに気がとられ、誘惑され、結局はやってしまう。予防手段として日中なるべく気が散ることがないように、朝起き抜けにウェットシートで家中の床を拭く。考えてみれば、「予防」といいつつ、つまるところ最優先でやらされてい... [続きを読む]
  • タイ料理屋にて
  • 打合せの後で疲れていたので、読書もせずにひとりタイ料理屋で料理の来るのを待っていた。こういう時でも何か有意義なことができないかと考える、よく言えば前向き悪く言えばせちがらい自分である。で、目を閉じて回りの音を聴いてみた。おお、なんという多くの音があることか。人の話し声、何かの機械設備の動く音、厨房で炒め物をしている音等々・・・。ぼーっと聴いていればそれはまとまって聞こえてくるのだけ... [続きを読む]
  • 風呂場にて
  • 作品を制作するというのは通常大変時間がかかる。一点一点においてかかるか否かは技法などにも関わるので一概には言えないが、何かの構想に基づいてものを創っていくとき、特に美術においては人というものの精妙微妙な感覚とか知性に対する挑戦を伴うので、研究開発やなんやかやで結局の処どのような技法や企図を持っていてもとても時間がかかるものなのである。作家の多くが作品は創ってもろくにマーケティング活動ができな... [続きを読む]