キャプローグ さん プロフィール

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キャプローグさん: この男、猥褻につき
ハンドル名キャプローグ さん
ブログタイトルこの男、猥褻につき
ブログURLhttp://www.waisetsu.net/
サイト紹介文タイで風俗業を営む男の半生
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供116回 / 365日(平均2.2回/週) - 参加 2009/11/28 08:07

キャプローグ さんのブログ記事

  • 第二百五十四話「ピチピチ組織論」
  • 成人式のニュースを見ながら、自分の娘たちが二十歳を迎えるのが何年後なのかを計算しながら、その頃の俺は、いったい何をしているんだろうかと想像してみる。たぶん、ピチピチグループを離れることは無いとは思うけど、あまりに先の話だから何があってもおかしくないとは思う。今の会長の勢いを見ていたら、日本国内だけでは飽き足らず、世界展開するとか言い始めて、グローバル企業になっているかもしれないな。「沖縄の方も、だ [続きを読む]
  • 第二百五十三話「プレミアム一周年」
  • キョウカさんがフォーナイトの浩平を引き抜いて来るというハプニングがあったり、内装工事がギリギリまで終わらなかったりと、慌ただしい状態のままでオープンしたピチピチプレミアムが、早くも一周年を迎えた。常連のお客様が何人も、わざわざ周年に合わせてご来店いただき、お祝いのメッセージをくれた。あと、思いがけない人からも、お祝いの電話があった。「もしもし、どうしたん?」「今日で一周年やろ?」「うん、そう。」「 [続きを読む]
  • 第二百五十二話「緊張感が」
  • 家族が出て行ってしまった自宅は、俺ひとりには広すぎる。いつ何時、どんな女の子を招き入れることになるか分からないから、リビングと寝室だけは掃除を怠らないようにしているけど、俺ひとりで掃除するには広すぎる。ベッドメイクをしながら、ここでミカとのメッセージのやりとりが見つかって説教されたことを思い出し、リビングを眺めながら、あの「離婚してください。」に至るまでのやりとりを思い出す。「なんで俺も一緒に呼び [続きを読む]
  • 第二百五十一話「手続き」
  • 娘二人を連れて、サエコが家を出ていった。家からも遠くない場所にあるマンションで暮らしている。あの夜、俺の帰りを待ち受けていたサエコは既に離婚を覚悟していたし、お互いの主張をぶつけ合うなかで俺も離婚を避けられる方法はないと思った。だから、離婚しない方法について考えるという無駄な試みをせず、ただ最短距離で離婚を成立させるための手続きが進んだ。あっという間の一か月だった。「田附社長、離婚したんですね。」 [続きを読む]
  • 第二百五十話「形勢逆転」
  • 言われてみれば、ここ最近、サエコは頻繁にビリヤードに出掛けていた。俺が昼間に京都での用事を済ませて自宅に立ち寄った時に、サエコが居なかったので電話してみたら、ビリヤードをしているから忙しいと素っ気なく返されたこともあった。リビングの鏡の前で素振りをしながらフォームを確認している姿を見て「なんか変やで。誰に教えてもらってんねん。」って言ったら、急にふてくされて無言のままで寝室に入ってしまったこともあ [続きを読む]
  • 第二百四十九話「え?」
  • 今日は疲れたからスグに風呂に入って寝ようと思っていたのに、どうやら思い通りには進みそうにない。どうしてサエコが俺の浮気を疑っているのか、まずはその理由について探らなければならない。下手に口を滑らせたら負ける。浮気をしていることは事実だけど、それを認めないことが最終防衛ラインになる。「な、なにを言うてんの?いきなり。」「聞いてるんやけど。」「なにを?」「だから、アンタ、浮気してるやろ?」「なんで、そ [続きを読む]
  • 第二百四十八話「第二回」
  • ほんの数か月前に二号店の話をしていたかと思ったら、もう既に三号店の話まで進んでいる。北海道の勢いは本物のようだ。少額とは言え出資者のひとりである俺としては吉報なんだけど、なんだか俺の隣で、めっちゃ落ち込んでいるやつが居る。「タイミングって、あるから。」「いや、俺の力不足ですよ。」「そんなことないって。」「次も上手く行かない気がします。」「やめとけ。そんなん言うなや。」これから雄琴の二号店をオープン [続きを読む]
  • 第二百四十七話「グレート何とか」
  • 恐る恐る「これ、なんでか分からんけど、まだ俺が持ってた。」と言って、子供ケータイを差し出した。サエコは、「念のためにカバンに入れとくで!って言うたやん。」と主張しているんだけど、俺には全くその記憶がない。「余計なことをして、ごめんなさい。」「いや、別に怒ってないねんけど。」「心配した私が悪かったです。」「違うって。気遣ってくれて、ありがとう。」「そやろ。私もええとこ、あるやろ?」これは判断が難しい [続きを読む]
  • 第二百四十六話「チャンス」
  • 見ず知らずの男たちに弄ばれるケイコの様子を眺めながら、見ず知らずの女を相手にする。普段からソープ嬢として不特定多数の男性との関係を持っているケイコだけど、乱交パーティのような複数で楽しむという行為は初体験で、恥じらいながら、戸惑いながら、なんとかこの環境に馴染もうとしている。そんな姿を見て、俺は最高に興奮する。「皆さん、慣れてる感じでしたね。」「どうなんやろ、分からんけど。」「全員、初めて会った人 [続きを読む]
  • 第二百四十五話「子供ケータイ」
  • 会長から「雄琴二号店について考えておけ」と言われた件について、浩平の考えを聞いてみた。あまりにも突拍子もない話に、きっと浩平も驚くかと思ったけど、意外にも「さすが会長ですね。やるべきです。」という肯定的な反応が返ってきた。浩平と出会ってから丸一年が経つんだけど、コイツってこんな奴だったっけ。「社長、そのおもちゃみたいなケータイは何ですか?」「自分のやつを修理に出してるから。」「でも、わざわざ子供ケ [続きを読む]
  • 第二百四十四話「子供みたいな」
  • 俺の最近の楽しみは、仕事帰りのケイコを助手席に乗せてドライブしながら、その日にケイコが相手をしたお客様とのプレイ内容を詳細に聞くことだ。待合室で見送ってから先の、俺が直接見ることができない時間に、どんなことが行われているのかを聞いて、俺はめっちゃ興奮する。あまりにも興奮して我慢できないときには、薄暗い道路脇にクルマを停めて、そのまま車内で行為に及ぶこともある。ホテル「ベンツ」が、大活躍だ。「たぶん [続きを読む]
  • 第二百四十三話「二号店」
  • ピチピチプレミアムが好調なスタートを切ったこともあり、最近は会長と遭っても、以前ほどビビらなくて済むようになってきた。会長のやり方や思考パターンを理解しながらも、俺なりのオリジナリティを出せるようになってきたから、その辺は評価してもらえていると思う。ただ、会長とは違うアプローチで着実に成果を上げている鮫島部長の方が目立っているのも事実だ。「今月は、単月で黒字になります。」「ほんまか。」「はい、ちょ [続きを読む]
  • 第二百四十二話「シバく」
  • ケイコとの一泊二日の小旅行は、俺にとっても気分転換になる旅行だった。物静かで、大人しくて、優しくて、気が利く、三拍子も四拍子も揃ったケイコは、とても良い女だ。なんでこんな良い女に対して、暴力を振るったり、長々と説教をしたりできるんだろうか。全く理解できない。「ほんま、楽しかったわ。」「私も、すごく楽しかったです。」「ありがとう。」「いえいえ、私の方こそ、ありがとうございます。」「また、明日な。」ク [続きを読む]
  • 第二百四十一話「光ったやろ。」
  • 明るい場所で見るケイコというのも新鮮だ。自宅の近くまで迎えに行くのは怖いから、京都駅まで出てきてもらって、愛車のベンツでピックアップして白浜へと向かう。旦那に内緒で浮気相手と温泉旅行に行くことに興奮気味のケイコは、満面の笑みを浮かべながら、助手席に静かに座っている。俺の前でしか見せない笑顔だ。こっちまで嬉しくなる。「混んでないし、ええ感じやん。」「渋滞って、イライラしますからね。」「ケイコも、イラ [続きを読む]
  • 第二百四十話「旅行計画」
  • ケイコがお客様と一緒に個室へと消えていくのを見送りながら、俺はひとり興奮している。乱交パーティで見知らぬオッサンと絡み合っているミカの様子を眺めていたのとは、また別の興奮だ。待合室でケイコの身体を舐めまわすように見ていたお客様が、どんな風にケイコと戯れるのか、俺には見ることが出来ない。だからこそ、妄想が膨らんで、さらに興奮する。「あのお客様、ケイコさんに夢中ですよね。」「月イチくらいのペースで来て [続きを読む]
  • 第二百三十九話「昨晩のこと」
  • 昨晩のことを反省しながら、雄琴へと向かう。相変わらず、ゴールデンウィークの渋滞が酷くて、思うように進まない状態だけど、今日はこれくらいが丁度いい。ケイコちゃんとのことを考えながら、ゆっくりと時間をかけて店に行きたい気分だから。それにしても、あまりに軽はずみな行動に、我ながら呆れる。人生は無計画の方が楽しいとは思っているけど、さすがに店の女の子に手を出すのはダメだ。この世界に入って最初に働いたピチピ [続きを読む]
  • 第二百三十八話「ベンツ」
  • さすがゴールデンウィークだけあって、滋賀県に向かう道路も混んでいる。俺が雄琴に向かう十時前後が、一番の渋滞なのかもしれない。普段はあまり運転をしない人たちが多いから、下手くそな運転が目立つし、いつもの通勤の倍以上の時間がかかるから、イライラが募る。俺は時速二十キロで走るためにベンツを買ったんとちゃうねん。「渋滞しんどいわ。みんな、どこに遊びに行くんやろ。」「おはようございます、社長。」「うん、おは [続きを読む]
  • 第二百三十七話「タミー」
  • 家族四人でビリヤードに来るなんて、なんだか不思議な気分だ。球と球がぶつかり合う音にサクラコが驚いて泣き出すんじゃないかと不安だったけど、音に合わせて自分の手を鳴らしながら上機嫌だ。俺も、球が弾ける音を聞いて、さらにテンションが上がってきた。とはいえ、相手はサエコだから、真剣勝負にはならないけど。「全部入れんといてな。」「これは難しいから入らんって。」「私が打ちやすいところで終わってな。」「それは知 [続きを読む]
  • 第二百三十六話「ブレイクショット」
  • 相変わらず、すすきの店の担当を鮫島部長の部下が引き継いだことに不満を持つ石川部長が、頻繁に電話を掛けてきて、俺の貴重な時間を奪う。ただ、「ピチピチプレミアムの利益って、グループ全体の利益の二割を超えてますよ。」って言われて、たしかにそうかもしれないと思って、ちょっと嬉しかった。石川部長としては、それだけグループに貢献している人が、もっと発言力を持つべきだっていう論調なんだけど、そんなことは俺には関 [続きを読む]
  • 第二百三十五話「単純」
  • 名門私立小学校に入学したカオルコが、二年生になった。完全にサエコに任せっきりだから、特に感慨深いものもないけど、すくすくと成長しているようだ。サエコは、子育てと言うよりも、名門校の母親同士の付き合いに疲れていて、「なんでランチで、フレンチとかイタリアンとか、行かなあかんの?牛丼でええんちゃうの?」などと愚痴っている。「うんうん、いつもありがとう。」「心にもないこと、言わんといて。」「いや、感謝して [続きを読む]
  • 第二百三十四話「扉」
  • やっぱり俺の勘は当たっていた。何となく、本当に何となく、嫌な予感がしていたんだけど、間違いなくケイコちゃんには何かがあった。いや、さっき約二週間ぶりに顔を見て、これまでと変わらない笑顔に安心したんだけど、その笑顔が微妙に曇っているのが感じられた。だから、ケイコちゃんが待合室に降りてくる度に、気にして動きを観察していたら、あることに気づいてしまった。「ちょっと、ケイコちゃん。」「はい、社長。お疲れ様 [続きを読む]
  • 第二百三十三話「ミツコちゃん」
  • スカウトメールでやりとりをしていた女の子と、大阪の喫茶店で待ち合わせをしているんだけど、約束の時間を三十分も過ぎているのに来ない。電話をしてみたけど出てくれないし、わざわざ大阪まで来たのに無駄足だったのかもしれない。もう諦めて帰ろうとしたところに、全体的にピンク色をしたフワフワした感じの女の子が入ってきた。「すみません、私、高知の出身で、大阪に来るのが二回目で、梅田には来たことがあるんですけど、駅 [続きを読む]
  • 第二百三十二話「バーカウンター」
  • 北海道から引き揚げてきたクリちゃんを慰めてあげようと思って、何度か電話をしているんだけど、そもそも電源が切れているようで繋がらない。京都での業務が特にないなら、雄琴を手伝ってもらいたいんだけど、本人と話が出来ないから、このことを会長に提案することさえ出来ない。「お客様、いかがでしたでしょうか?」「前の子と比べたら、段違いに良かったわ。」「ありがとうございます。」「男のスタッフも、きびきび動いてて気 [続きを読む]
  • 第二百三十一話「佐伯派」
  • ピチピチプレミアムの集客の秘訣をひと言で説明すると、インターネットのフル活用だ。ホームページや会員サイトで女の子の出勤情報などを積極的に公開するだけでなく、「写メ日記」というコーナーを設けて女の子のリアルな素顔を配信しているのも受けている。まだオープンから半年も経っていないけど、集客力だけなら雄琴でも随一だと言って良い状況だ。「こんなに面接の予定が入ってるんですか?」「そうやで、浩平。」「フォーナ [続きを読む]
  • 第二百三十話「腹心」
  • あれから三日しか経っていないのに、早くもクリちゃんが外され、代わりに鮫島部長の部下の与沢っていうやつが北海道を担当することになった。ピチピチマダムでマネージャーをしていたやつらしいから、顔を見れば分かるとは思うけど、たぶん何か話をしたということは無いと思う。「なぁ、与沢って知ってる?」「マダムのでっすか?」「そうそう。」「めっちゃ良い奴ですっよ。」「仕事は、出来んの?」「前田さんより出来まっすね。 [続きを読む]