キャプローグ さん プロフィール

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キャプローグさん: この男、猥褻につき
ハンドル名キャプローグ さん
ブログタイトルこの男、猥褻につき
ブログURLhttp://www.waisetsu.net/
サイト紹介文タイで風俗業を営む男の半生
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供141回 / 365日(平均2.7回/週) - 参加 2009/11/28 08:07

キャプローグ さんのブログ記事

  • 第二百五話「相槌係」
  •  カオルコのお受験面接の当日の朝、気持ちよく寝ているところをサエコに叩き起こされた。まだ朝の六時半、もう少し寝かせて欲しいとサエコの手を払いのけたんだけど、何度も身体を揺すられて、仕方なく起き上がった。なにか文句を言ってやろうと思ったものの、サエコが真顔で俺を見ていて、頬のあたりが引きつっている。文句を言えるような雰囲気ではない。「どないしたん?」「今日はな、カオルコにとって大事な日やから。」「う [続きを読む]
  • 第二百四話「田村浩平」
  •  雄琴での買収店舗の決定から三日後、鮫島部長から電話がかかってきたんだけど、どうも様子がおかしい。すぐに時間を作って欲しいと言われたから、和臣とのミーティングを中断して、上の階に上がろうとしたんだけど、なぜか木屋町の喫茶店に来て欲しいと言う。その喫茶店は、以前にレッドポイントグループの女の子を引き抜こうとしてる現場を目撃されて大騒動になった場所で、あれ以来一度も行っていない。あまり気乗りはしないけ [続きを読む]
  • 第二百三話「タウエさん」
  •  フォーナイトの現役店長の件はさておき、キョウカさんの話からは学ぶべきことが数多くあった。本番ありの風俗であるソープランドで働く女性たちは、お小遣い欲しさにアルバイト感覚でやってくるファッションヘルス嬢たちとは、根本的に覚悟が違うようだ。そして、そんなソープ嬢たちを集めるには、グループ全体からの協力を求めなければならないことも分かった。「もしもし、田附ですが。」「おう、どないした?」「会長、今は京 [続きを読む]
  • 第二百二話「キョウカさん」
  •  いわゆる“中の人”から、雄琴に関する情報を聞くことが出来るのは、とても嬉しい。とにかく色んなことを聞きたいんだけど、いきなり細々としたことを聞いても仕方がないから、まずはキョウカさん自身が、どうして雄琴で働くことになったのかという経緯に照準を絞ることにした。なぜなら、店で働いてくれる女の子がいなければ、営業することが出来ない業態だから、どのようにして女の子を集めれば良いのかについて、少しでもヒン [続きを読む]
  • 第二百一話「面接」
  •  もうそろそろ雄琴の件にも進展がありそうだと思いながら、なにも目立った動きがない悶々とした日々を過ごしている。俺の心の中にポッカリと開いた穴を埋めてくれるのは、妻のサエコではなく、やはりミカしかいない。ここ最近は、雄琴への泊りの視察だという口実で家をあけ、週の半分くらいはミカの部屋で寝泊まりする生活になっている。「また、琵琶湖?」「そうそう、雄琴に二泊くらいすると思うわ。」「大変やね。頑張ってな。 [続きを読む]
  • 第二百話「自分のペースで」
  •  ミカの部屋に立ち寄って、一週間前から置いたままになっていた道後温泉のお土産を持って、自宅へと戻った。返品が出来なかった福岡のお土産に関しては、ミカが職場や知り合いなどに配って処理してくれるというので任せた。サエコが喜んでくれるだろうと思って買った明太子も、どう考えても話の辻褄が合わないので諦めた。「ただいま。帰ったで。」「パパ、おかえりなさい。」「カオルコ、これ、お土産やで。」 さすがに十日間も [続きを読む]
  • 第百九十九話「ヨカナイト」
  •  俺のお相手のヨシエちゃんは、ジャケットを脱がす前にズボンをおろし、さらにパンツを脱がせて、いきなりプレイを開始した。壁三面が鏡張りのバスタブ付きワンルームでの二時間の戦いは、予定通りの三回戦で終了した。 フォーナイトでの戦いに全力を出し過ぎたから、もう他の店に出掛ける元気は無く、「時間があるときに通って、雄琴のことを調べ上げます。」と会長に言って、今回の視察を終えた。あれだけのサービスを受けた後 [続きを読む]
  • 第百九十八話「フォーナイト」
  •  雄琴の街をひと通り見て回ってから、事前に予約してあった湯元屋という温泉旅館にチェックインした。まずはフォーナイトを見てみたいから、さっき電話して、午後イチで迎えのクルマに来てもらうように手配した。「田附、そのジーパン、履き替えろよ。」「え?」「あの店は、ジーパンはNGや。」「ほんまですか。」「あと、ジャケットも忘れんなよ。」 時間通りに到着した送迎車両は、ピカピカに磨き上げられた黒光りしたセンチュ [続きを読む]
  • 第百九十七話「おごと視察」
  •  平和堂っていう滋賀県のご当地スーパーマーケットを除けば、特に目立った建物が無い道路を、会長を助手席に乗せて、雄琴へと向かう。旧道の方を回れば、琵琶湖が見えたりして風光明媚なのかもしれないけど、信号が多いし、道も狭いから、二倍くらいの時間がかかるらしい。「なんて店に向かえば良いですか?」「とりあえず車でグルっと回って、それから考えよか。」「分かりました。」 今回の雄琴視察は、これまでに行ったすすき [続きを読む]
  • 第百九十六話「アウトロー」
  •  職員室に併設されている会議スペースのようなところに座って、ファッション業界ではなく、ファッションヘルスであることを説明して、まずは誤解を正した。それから、高校を卒業して大学に入り、芸能プロダクションに入社して、オヤジが死んで、風俗業界に入った経緯を話していたら、すぐに小一時間が経った。「俺には良く分からん世界やけど、元気そうで良かったよ。」「先生も、おかわりなくお元気で、嬉しかったです。」「また [続きを読む]
  • 第百九十六話「アウトロー」
  •  職員室に併設されている会議スペースのようなところに座って、ファッション業界ではなく、ファッションヘルスであることを説明して、まずは誤解を正した。それから、高校を卒業して大学に入り、芸能プロダクションに入社して、オヤジが死んで、風俗業界に入った経緯を話していたら、すぐに小一時間が経った。「俺には良く分からん世界やけど、元気そうで良かったよ。」「先生も、おかわりなくお元気で、嬉しかったです。」「また [続きを読む]
  • 第百九十五話「ヒロコちゃん」
  •  自分が担当するわけでもない店舗の視察となって、完全にヤル気が無くなった。昨晩は乱交パーティだったし、明け方にも勢い余ってミカの部屋で一発やったし、もう今の俺なんて絞りカスのようなものだ。とはいえ、道後温泉と言えば、日本有数の温泉街だから、とんでもない掘り出し物の女の子に出会えるかもしれない。「いらっしゃいませ。どーぞ。」「あ、はい。」「お兄さん、うちは何回目ですかね?」「いや、初めてです。」「見 [続きを読む]
  • 第百九十四話「噂の」
  •  いよいよ明日から松山出張だ。高校時代に遊びに行ったことがあるピンサロなどは、もう無くなってしまっているだろうけど、久しぶりに故郷に帰るようで気分が弾む。しかも、今回は、俺が担当することになる店の視察だから、札幌の時とは気合いの入れようが違う。あの街で最も有名なファッションヘルスを作ったるねん。「たぶん、戻りは来週の日曜くらいになるわ。」「うん、分かった。頑張って来てな。」「カオルコとサクラコにも [続きを読む]
  • 第百九十三話「ケイコちゃん」
  •  クリちゃんが雄琴の件で電話をくれた翌日、月例の店長会議があり、会議終わりに会長から「来週末は、道後温泉や。」と告げられた。クリちゃんの情報、全くアテにならへんやん。札幌で業務に追われているから、耳の調子まで悪くなってるんかもしれん。 たしかに、道後温泉と言えば、俺が中学と高校の六年間を過ごした松山だから、土地勘がある俺に任せるのが順当なところだろう。雄琴でソープをやる気満々だったけど、道後温泉だ [続きを読む]
  • 第百九十二話「出張予定」
  •  店長候補として入店してから一カ月が経った和臣は、女の子たちからの信頼を勝ち取り、二人のマネージャーを従えて、俺の期待以上のスピードで成長している。プリプリが自分の手から離れてしまうような気がして少し寂しくもあるけど、俺自身が好きなように動き回れる状態になったことが嬉しい。別に大した仕事はしてないとは言え、煩わしい日常の業務から離れることが出来れば、自由に出張にも行ける。「今度、どっか出張に行こか [続きを読む]
  • 第百九十一話「エロカナイ」
  •  和臣がプリプリに来てから、一週間が経った。うちの店に属している女の子たち全員と、個別に面談がしたいと言っているのを聞いて、ちょっと張り切りすぎじゃないかと思ったけど、現場を任せている吉田や前田も協力的なので、俺は特に関わらずに放っておいた。この後、和臣と二人で店長候補会議の予定になっているので、どんな風になったのか報告が楽しみだ。「田附さん、失礼しまっす。」「おう、お疲れ。」「女の子たち全員と面 [続きを読む]
  • 第百九十話「和臣」
  •  ベッドに入ったのが朝の七時過ぎだったから、午後から出勤にしようかと思ったけど、今日は店長候補のアイツの初めての勤務日だから、どうしても朝から行かなければならない。少しくらい寝たいと思いつつも、ミカとのカーセックスを思い出したら妙に興奮してきて、うまく寝付けなかった。「おはよう。」「おはようございます、部長。」「おう。」「おはようございまっす!田附さん。」「う、うん。」 吉田のあとに続いて俺に挨拶 [続きを読む]
  • 第百八十九話「まるで」
  •  おそらく二時間ぐらいだろうと思って、男のマンションから五十メートルくらいのファミレスに入って時間を潰しているんだけど、既に三時間が過ぎようとしているのに、全く連絡が来ない。もしかして、俺って、忘れられてるんとちゃうの。大丈夫かな。「お客様、コーヒーのお替りはいかがですか?」「いや、もうお腹がタプタプやわ。」「そうですか。かしこまりました。」「それにしても、メッチャかわいいですね。」「え?」「あ、 [続きを読む]
  • 第百八十八話「二人」
  •  ここ最近、タケちゃんの店で夜を明かして、空が白み始めてから帰宅することが多い。祇園のクラブを何軒かハシゴして、最終的にブクープに辿り着いて、酔っぱらって記憶を失くすまで飲むような感じだ。「今朝、何時に帰って来たん?」「何時やろ?覚えて無いねん。」「もう外が明るかったと思うけど。」「そんな気はするな。」「部長になって大変やと思うけど、体調には気をつけてな。」「ありがとうな、サエコ。」 帰宅が遅くな [続きを読む]
  • 第百八十七話「時代遅れ」
  •  きっとアッシー君という口実で俺を呼び出して、そのうち「冗談だよ。」って言って、大阪で美味しいものを一緒に食べて、もしかしたら初詣にも行って、それからラブホテルに向かうっていう流れになるんだろうと思っていたけど、全く予想した流れとは別の方向に会話が進んでいる。「御堂筋でええの?」「そう、スポタカの辺りで。」「そこで待ち合わせなん?」「うん、アメリカ村の喫茶店で待ち合わせ。」「そうなんや。」 これか [続きを読む]
  • 第百八十六話「分かりました」
  •  ずっと雲の上の存在だと思っていた会長と、こうして二人だけになることなんて、たぶん初めてだ。いつもは威圧感を周りに撒き散らしているような会長だけど、今日は妙な安心感のようなものを感じる。そういえば佐伯さんが昔、「あの人には全部が見えてる。」と言っていた。たぶん、この落ち着いた雰囲気が、本来の会長なのかもしれない。「お前は、裏切り者やからな。」「なんですか、いきなり。」「裏切り者やん。」「いや、裏切 [続きを読む]
  • 第百八十五話「出資」
  •  日を追うごとに寒さが増してきて、そろそろ年末モードに気持ちを切り替えなければならないと思いつつも、ひとつの悩みが頭のなかを巡っていて、なんだか気分が乗らない。ミカとの連絡が途絶えていることも悩みと言えば悩みだけど、もっと大きな悩みに頭を抱えている。 クリちゃんが札幌での居残り視察を終えて戻ってきてから、幹部会議が招集された。自分が店長を任されることになったクリちゃんは、さすがに当事者としての意識 [続きを読む]
  • 第百八十四話「降格」
  •  ついさっきまでの楽しい時間が、まるで夢だったように感じられる。ひとりでタクシーに乗って自宅に向かいながら、ミカにメッセージを送ったり、電話を掛けたりしてみるけど、全く反応がない。飯だけ食って、エッチもせずに別れるなんて初めてのことだ。もう俺、セフレからメッシー君に降格してもうた。「ただいま。」「おかえりなさーい。」「ああ、疲れたわ。」「カニ、どこ?カニ、カニ。」「俺よりもカニが楽しみなんやん。」 [続きを読む]
  • 第百八十三話「お土産」
  •  すすきの視察のあいだ、かなり頻繁にミカとメッセージのやりとりをした。いきなりの出張で気分を害していたけど、どうにか機嫌が直りつつあり、俺が京都に戻ったら真っすぐにミカに会いに行くことを条件に、許してもらえることになった。俺も早くミカに会いたいから、願ったり叶ったりだ。「ただいま。」「あ、ヒロキ。おかえり。」「ほんま、ごめんな。」「うん、かなりショックだった。」「会うてくれて、ありがとう。」「すご [続きを読む]
  • 第百八十二話「ニュークラ」
  •  ファッションヘルス巡りに疲れ果てた俺たちは、若い女の子と楽しく酒が飲めたら良いということでキャバクラに行ったんだけど、なぜかノリが良すぎる店で困惑していた。店に入った時から、女の子の服がスケスケであることに違和感を感じていたけど、座って十分ほど経ったら、俺の横に座っている女の子は上半身が裸だし、石川店長は顔を女の子の胸にうずめている。「この店、キャバクラちゃうの?」「うん、キャバクラだよ。」「な [続きを読む]