御坊哲 さん プロフィール

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御坊哲さん: 御坊哲
ハンドル名御坊哲 さん
ブログタイトル御坊哲
ブログURLhttps://ameblo.jp/toorisugari-ossan/
サイト紹介文知識はなくとも刺激的。 無知を恥じず堂々と間違い、そして本格的な哲学を目指す。
自由文日曜哲学者の御坊哲です。プラトンやアリストテレスは読んだことがない。カントも分からんアマチュアですが、全部自分の言葉で語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2009/12/23 20:45

御坊哲 さんのブログ記事

  • やはり、ヒトラーが好きなのか?
  • 麻生元総理がまたやらかした。 「(政治は)結果が大事だ。何百万人殺したヒトラーは、やっぱりいくら動機が正しくても駄目だ」 純粋に論理的に考えれば、それ程問題にすべき内容はないようにも思えるが、なぜここでヒトラーの虐殺を持ち出してくるのかが分からない。「ヒトラーの動機は正しかったのか?」と問われるのは当然だろう。 彼は以前にも、「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付 [続きを読む]
  • 世界の哲学者に人生相談
  • 先日、NHK-Eテレで「世界の哲学者に人生相談」という番組を見た。導入部で、ニーチェの名言によって人生に対する目を開かされたという女性の例が紹介された。「あなたにとって最悪の敵はあなた自身である」 この言葉が、子育てに悩む中でまわりの人を敵視する女性の人生観を一変させたというのだ。 私個人は、人生相談は哲学者にするものではないという考え方の持ち主である。特にニーチェは人生相談の相手としてはもっとも適さな [続きを読む]
  • 泰山鳴動
  • コラムニストの小田嶋隆さんが Twitter で次のようにつぶやいている。 ≪ 隣人が拳銃を持っていてしかも銃口がこっちを向いている時に、「飛んでくる弾丸を撃ち落とす銃」を売りに来るセールスマンが現れたのだとしたら、そいつは詐欺師だと思います。 ≫ 「飛んでくる弾丸を撃ち落とす銃」はとにかく高い、しかも本当に役に立つのかどうかはかなりあやしい。日本は既に六隻のイージス艦を導入している。 200を超える目標を追尾 [続きを読む]
  • 日本銀行はロスチャイルドに支配されている?
  • あるSNSで次のようなコメントを見つけた。 ≪ 日本の中央銀行である日本銀行は持ち株の55%は政府が所有していますが、残りの45%の株式の所有者は非公開となっています。 この非公開株のうち、ロスチャイルド一族が40%を所有していると考えられているらしい。 ≫ このような噂はすぐ広まってしまうらしい。「日本銀行 ロスチャイルド」でグーグル検索を書けると、陰謀論じみたタイトルが何万件もヒットする。「よくもまあ」と [続きを読む]
  • 死は人生のできごとではない
  • 前回記事に引き続き、「論理哲学論考」より引用する。  6.431 死は人生のできごとではない。人は死を体験しない。      永遠を時間的な永続としてではなく、無時間性と解するならば、      現在に生きるものは永遠に生きるのである。      視野のうちに視野の限界は現れないように、生もまた、終わりをもたない。 われわれが「死」について語るのは通常は他人の死、生物学的な死についてである。自分の死について語 [続きを読む]
  • 語りえぬものについては沈黙すべし
  • 「語りえぬものについては沈黙すべし」というのは、ウィトゲンシュタインという哲学者の言葉で、「論理哲学論考」という論文を締めくくる言葉です。この「論考」はまるで箴言を書き連ねたような体裁で、哲学論文としては一風変わったものとなっています。それが少し格好良くて、特に「語りえぬものに‥‥」は引用されることが多いようです。 普通は「語りえぬもの」については語ることさえできないのだから、「沈黙すべし」とは奇 [続きを読む]
  • 不生不滅
  • 「不生不滅」などと言うとなんだか神秘的なことを述べているような印象を受けるが、仏教における神秘的な言説は大筋において、仏教の根本原理から隔たっていると考えて間違いないと思う。 仏教の根本原理と言えば「空」である。すべては相対的で、絶対性というものはあり得ないとする立場である。絶対性というのは、他との関係性がなくとも、それだけで独自に存在し得る完全性のことである。そういうものはあり得ないというのが仏 [続きを読む]
  • 熱海へ日帰り温泉旅行
  • 一昨日から里帰りしている娘が、「熱海の温泉につかりに行こう。」と言い出した。娘はかなり温泉にはまっているらしい。それで、妻と3人で熱海に行くことになった。 最初の目的地は、古木に異常な執着を示す妻の意見により、来宮神社に行くことになった。 ここの神社は近頃急にパワースポットとして、脚光を浴びているらしい。それというのも樹齢2000年とも言われる巨大なクスノキがあるからである。下の写真の人間の大きさと比較 [続きを読む]
  • 空間中の一点を特定できるか?
  • あるところで、「空間中の一点を特定できるか」ということが話題になった。私が「それはできない」と言うと、ある人が「経度と緯度と高さによって表現できる」と言う。なるほど、一見それは正しいような気がするが、地球は猛烈な速度で自転しており公転もしている。さらに言えば太陽系自体が移動していると考えられる。なかなか空中の点を特定するのは困難なのだ。 しかし、その人は「現代の科学をもってすれば、そのような運動も [続きを読む]
  • 島々から徳本峠を超えて上高地に行く (後編)
  • 翌朝は4時半に起床。小屋の外に出ると辺りはうっすらとガスに覆われていた。 朝食を済ませて、6時20分に出発。 出発から10分ほど経つと、少しずつガスが薄れて樹間から山塊が姿を現してきた。もう少し出発を遅らせれば、峠から見ることができたのに残念。 さらに下っていくと、明神、穂高がはっきりとその威容を現してきた。しばらく、その美しさに見ほれる。 約一時間ほど下っていくと、平坦な林に出る。シラカバなどの広葉 [続きを読む]
  • 島々から徳本(とくごう)峠を超えて上高地に行く (前編)
  • 大学時代の先輩と徳本峠へ行くことになった。このブログをよく読んでおられる方は、私が少し変人であるとお気づきかもしれないが、実は相当変人である。結構注文がうるさい人間なので、友人と言える人物も極端に少ないのである。とくに年上の友人というのは、この記事で紹介する○○先輩ただ一人だけしかいない。 ○○先輩は、私が大学に入学した時すでに4年生だった。だから、本来ならともに学生時代を送るのは1年間だけなのだ [続きを読む]
  • 近江八幡
  • 先日、名古屋に住んでいる娘の所に一週間程厄介になりました。その折に以前から念願だった近江八幡へ足を延ばしてみました。 私は時代劇を見るのが好きで、テレビ欄を見るときは時代劇があるかどうかをまずチェックします。そして、いろんな時代劇を見ていると、違う番組なのに同じような光景が出てくるのに気づきます。その代表的なロケ地が近江八幡市の八幡堀です。 この八幡堀は城を防御する軍事的な目的と、当時の物流の要で [続きを読む]
  • 覚王山日泰寺
  • 名古屋市千種区にある覚王山日泰寺は、日本で唯一の超宗派の仏教寺院です。Wikipediaによれば、各宗派(現在19宗派が参加)の管長が、三年交代で住職を務めているとのこと。というのも、この寺には釈尊の真舎利が安置されているからです。「覚王」とは釈尊のことで、日泰は日本とタイ国を意味します。19世紀末に発見されたお釈迦様の遺骨をタイ国から分け与えてもらったので、日泰寺と名付けられました。日・タイ友好の寺でもあ [続きを読む]
  • 祝? 都民ファースト
  • 日本新党、民主党、都民ファースト、自民党体制を突き崩す波が起こるたびに、その結果に人々は胸のすく思いがしたわけだが、結果を冷静に振り返ってみるとどうだろう。中心の仕掛人はいずれももともと自民党の人だし、結果を見るとそのたびに、リベラル勢力が大幅に衰退している。小池さんにしても、自民党の中でももともと右寄りの人だし、考え方はかなり安倍さんに近い。 今回の都議会選挙は自民党の歴史的敗北と言われているけ [続きを読む]
  • 9条が泣いている
  • 憲法9条の3項に自衛隊を明記するという話が浮上しているらしい。正気だろうか? 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。○2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。 これに第3項を追加すれば、第九条の中だけで内部矛盾 [続きを読む]
  • 安倍さんは嘘をついている。
  • いい加減、加計学園問題にはうんざりしてきた。文部科学省内では「総理のご意向」文書が出回っている。前次官もそれは認め内容も真実だと言っている。なのに官邸はなぜか真実の究明に消極的であるならば、もうそれは「総理のご意向」があったとみなすべき事態のはずだ。なのにジャーナリズムの論調は甘すぎる。 官邸の言い分では、文部科学省内で誰かが「総理のご意向」を勝手にねつ造して、行政を恣意的にコントロールしたという [続きを読む]
  • すべてを陽炎と見よ
  • 図書館で、永井均さんの「哲おじさんと学くん」という本を借りてきた。その中に、「第49話 そもそも存在しないものでも「絶対確実に」存在できる」という興味深い一節があったので引用する。(永井先生は日本を代表する哲学者の一人である。) 【 引用開始 】( 以下は哲おじさんと学くんの対話である。) 学 : でも、例えば小説の中の登場人物がデカルトのように考えて、「私は今確かに思っている、だから私は存在している!」 [続きを読む]
  • 「同姓同名の職員は実際いる」
  • 五日の衆院決算行政監視委員会で、民進党の今井雅人氏がメールの写しに記載された送信者である係長本人と受信した十人の名前を読み上げると、常盤豊文科省高等教育局長は「同姓同名の職員は実際いる」と認めたが、松野博一文科相は「メールを含む文書は、出所、入手経緯が明らかでない」と繰り返し、調査を拒否した。首相も「文科相が答弁した通りだ」と同調した。 「同姓同名の職員は実際いる」と他人事みたいな言い、「メールを [続きを読む]
  • 安倍ちゃん論点がずれてるよ。
  • 安倍さんは言う。「前川さんは、私の意向かどうか確かめようと思えば確かめられた。次官であれば大臣とともに私のところにきてじかに聞けばいいではないですか。」 でもね、首相補佐官は「総理は言えないから私が言う」って言ったんだよ。安倍さんはむしろ首相補佐官に、「勝手なことを言うんじゃない」と叱責して首にするべきじゃないのか。 「総理の意向」という文書についても、身に覚えのないことなら、その文書の出所を徹底的 [続きを読む]
  • 特攻隊は美しいか?
  • 前回記事で引用させていただいたブログの絶対善進さんご本人からコメントをいただいたので、そのことについてもう少し論じたいと思います。 ≪ いいですか?ミツバチは敵が来たら自分の命も考えずに敵に向かっていきます。群れを守るために。これほどの利他的行為がありますか。特攻隊と同じです。だから特攻隊に感動するのです。種族を守る為自分の命もささげる。大自然は難なくそれをやってしまいます。大自然には人間は叶いま [続きを読む]
  • 結果を目的と取り違えるべきではない
  • 進化について考えるとき、人は冷静でいられなくなるらしい。進化論はその中に私たち自身も含まれる。つまり、自己言及的な学説である。本来は客観的であるべき学説に、つい主観を忍ばせたくなるのである。 「キリンは高い木の葉を食べるために首が長くなった。」式の表現をすることがある。問題は「食べるために」という表現である。進化をコントロールするコーディネーターはいない。すべては偶然である。背の高いキリンは高い所 [続きを読む]
  • It's unfair.
  • トランプ大統領が、米国のパリ協定離脱を表明した。同協定は同国の経済と雇用に打撃を与えると主張し、離脱は「米国の主権を改めて主張する」意味合いがあるとしている。 彼の言い分によれば、協定は「他国に利益をもたらし、米国の労働者には不利益をもたらすだけだ。」それに、「中国は今後十三年、温室効果ガスの排出量を増やすことができ、インドは2020年までに石炭の生産を倍増できる。パリ協定は非常に不公平だ。」と述 [続きを読む]
  • 日本の恥
  • 産経ニュースより引用します。 ≪ 菅義偉官房長官は24日の記者会見で、今国会で審議中の組織犯罪処罰法改正案を批判した国連特別報告者のケナタッチ氏が日本政府の抗議に対し、改めて反論文を発表したことについて不快感を示した。「日本政府は国連の正規のルートを含めて反論文を受け取っていない。何か背景があるのではないかと思わざるを得ない」と述べた。≫ 法務大臣がろくろくまともな答弁もできないまま、多数の力で衆議 [続きを読む]
  • 輪廻転生について
  • 元外務官僚の佐藤優さんはとても頭のいい人で話も面白い。「ゼロから分かるキリスト教」というのを読んだのですが、内容は結局というかやはりというかさっぱりわからなかった。キリスト教の知識がゼロなのに、シュライエルマッハーがどうのカール・バルトがどうのと言っても分かるわけがない。 分からないのに面白いのはやはり語り口が巧みだからだろう。それはそうと、仏教について次のように述べられていたのがちょっと引っかか [続きを読む]
  • カラスが飛び立ち梨が落ちる( 韓国のことわざ )
  • 「誰も知らない世界のことわざ」(エラ・フランシス・サンダース著)より引用します。≪カラスが飛び去るから梨が落ちる? それとも、梨が落ちるせいでカラスが飛び去る? このことわざは、いかにも関係がありそうな2つのことがらの間に、必ずしも因果関係があるわけではないことを表しています。けれども、2つのことが同時に起きるとき、私たちの頭の中では、気軽に「意味あり」と結びつけられてしまうのです。関係性の判断ミ [続きを読む]