セント さん プロフィール

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セントさん: セントの最新映画・小演劇120本
ハンドル名セント さん
ブログタイトルセントの最新映画・小演劇120本
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/signnoot
サイト紹介文映画館で新作をランダムに見ています。小演劇も好きですよ。
自由文プロフィール
性別   男性
自己紹介 休みは大体映画館かその近くを闊歩しています。自然と繁華街というところを歩くことになります。心は大自然にあこがれながら、結局便利さに負けているような気もします。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供240回 / 365日(平均4.6回/週) - 参加 2010/01/07 16:38

セント さんのブログ記事

  • 夜に生きる (2016/米)(ベン・アフレック) 80点
  • ベン・アフレック、骨太の会心映画です。こんな映画を撮りたかったんだ。それが実によく分かります。単なるならず者がギャングの傘下に入ることでどんどんのし上がってゆくその疾走感。初めて愛した女はボスの女。まだ若い彼は愛の燃焼に身を燃やす。これは彼の人生に影響を与えることになる。完全に悪者の主人公なので、感情移入はそこそこに、でもこれが悪徳ものではなく通常のサラリーマンと考えれば、だれにでも親近感のある映 [続きを読む]
  • 襲名犯(竹吉 優輔 著)( 講談社 2013) 80点
  • 何か昔テレビドラマでこういう猟奇連続殺人事件を見た覚えがあります。殺人が継続して第三者につながってゆくという不思議で奇妙な、しかし興味あるミステリーです。このミステリーの褒められるべきところは最近の江戸川乱歩賞の停滞をしのぐべく本格ものであるということです。何よりこれがいい。また、原初の犯人の手記もなかなか厭味なくきれいに連続殺人事件を書いている。それは殺人の行程を描いているのではなく、犯人の脳裏 [続きを読む]
  • 人生タクシー (2015/イラン)(ジャファール・パナヒ) 80点
  • 執念を感じますね。映画とは別に美を意識しなくとも、ショットも、セリフも、演技も、そんなの、作品を作られるかどうかという命題の前には些末な話なのである。とは言いつつ、制限のある環境でパナヒの才能が十分感じられる秀作であります。驚異的です。にもかかわらず、こんな邦画名を考え出す業界の人間たちは少々不埒ではないかなあ、、。「タクシー」でいいではないか。 [続きを読む]
  • カフェ・ソサエティ (2016/米)(ウディ・アレン)  80点
  • 久々のアレン映画。だいたいあまり僕と相性が良くない作家です。でもいつも見てしまっていた。で、今回はまた何となく気になり見てしまった。そしてこの映画はアレン版「ラ・ラ・ランド」のようで、、。それでもさすがはアレン。元祖(?)チャゼルのようなエッセンスだけを集めたいいとこ取りはしませんでした。ちゃんとじっくり二人の愛の行方を描いていますね。あまりに陳腐な使い古されたテーマなもんで、時代設定を1930年代と [続きを読む]
  • よろずのことに気をつけよ(川瀬 七緒 著) (講談社 2011)  65点
  • 江戸川乱歩賞受賞作である。この賞も随分変わって来たなあと思う。この小説はミステリーではあるけれど、犯人探しであるのにそれらしき体裁を整っていないし、何だか鼻白む感じもしましたね。謎が謎を呼ぶ、呪術ミステリーというテーマはまあ面白く読めたが、ミステリーでこれをどれだけこなそうかというのは大変なんだろうなあ、その後苦労は確かによく分かりました。僕はそもそも本格を信望しているので、こういう展開はあまり合 [続きを読む]
  • セイレーンの懺悔(中山 七里 著)(2016 小学館) 65点
  • 通常のミステリーというべきか、ちょっと甘い感もする作品である。僕には最初の方から真犯人が匂っていたので、どんなに展開がよれても、それほど意外感もなく、むしろ中山にしては少々失望さえ感じる感想となる。救いは同僚里谷太一との掛け合いだけだが、ラストではなぜかイケメン刑事とのロマンスに変わっている。どうもすっきりしないなあ。これからこの中山の作品をどうしようか悩んでいるところである。群を抜いて面白い作品 [続きを読む]
  • Nのために (湊 かなえ 著) (2014 双葉社) 80点
  • 何と、通常のつつましい人生を生きている市井の人間からは、少しぶれている人たちの営みの異常さよ。けれど、だからこそ、それぞれの「Nのために」という愛の物語が鮮烈に語られる。やはり湊は面白いです。何といっても読みやすい。登場人物が全員異常なのに親近感さえあるその各人間への掘り下げ。随分うまくなりました。感心いたしました。でも読んでいて、繰るのがもどかしい程集中して読んでいるのに、この物語早く終わらない [続きを読む]
  • 劇団時乃旅人『Spring Call』(作:本条真由 演出:渡世鬼)(於・HEPホール) 70点
  • 劇団名に惹かれて観劇。初めての劇団である。HEPでやるのだから、そこそこの劇団だと思っていたら、意外や、まだどこかあか抜けない劇団のように思われた。作品も、田舎の高校を舞台に、ハチャメチャ、なんでもあり青春ファンタジーとでもいうべき色調でございました。話が何となく僕自身乗らなくて、これはもう年齢のギャップがそろそろ出てきたのでしょうか、皆さん30名近くで頑張っておられるんですが、こちとら、とても静かに [続きを読む]
  • 午後8時の訪問者 (2016/ベルギー=仏)(ダルデンヌ兄弟) 80点
  • 冒頭で女医が研修医と患者の病名を探るシーンがある。彼らは患者の背中に聴診器を当てて、その音で肺気腫だと診断する。医者として基本中の基本であるその作法は女医のこの映画の行動を規定する。実際に見たことのみを信じ物事を判断する。それは人の行動の基本ではなかろうか。彼女はだから一人の女性の死を、警察に任せることなく、一人で探り始める。それは彼女自身の生き方を探る行動でもあったのだ。でもこの映画はそういう風 [続きを読む]
  • ONEOR8「世界は嘘で出来ている」(作・演出 田村孝裕) 85点
  • たまたまチラシを見ていたら甲本雅裕らしき人の姿が。小劇場だからまさかとは思ったが、顔も彼らしい。でも、入場料2000円。小劇場でも超格安。即予約を入れ、振り込み手続きをすると、郵送でチケットが送られてきた。その席は真ん前の一番いい席。何かの間違いではなかろうかと、今日実際に劇場に行ってみると、甲本が目の前にいたのだ。しかも、彼はゲスト出演などではなく、本格主演なのだ。どうなってるのか。劇はシリアスで、 [続きを読む]