荒熊 さん プロフィール

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荒熊さん: 赤提灯 〜俺とアフリカとドラゴンズ〜
ハンドル名荒熊 さん
ブログタイトル赤提灯 〜俺とアフリカとドラゴンズ〜
ブログURLhttp://cacaochemise.blogspot.com/
サイト紹介文西アフリカで行う文化人類学の調査記録と読書、映画、そして、ドラゴンズのことやらを書きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供84回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2010/01/15 03:37

荒熊 さんのブログ記事

  • フィジー調査 その2
  • 「バナキュラーVernacular建築(その土地の特徴に合わせた古来からの技術や素材を使った建築)」。ちょっと前まで、僕のブログでは「風土建築」という和辻哲郎の言い方を借りていたのですが、 こんな言葉の方が正しいらしいので、そのように直します。Navala20170309_1今回のフィジーは、以前から少しずつ紹介しているカッセーナのバナキュラー家屋研究の関連なのですが、双方に共通するのは、まだギリギリでこうした家屋が生活空 [続きを読む]
  • フィジー調査 その1
  • そう言えば、フィジー調査のことを何も書いていませんでした。楽しかったけど、決して地上の楽園ではなかったし、その意味では調査をするにはなかなか悪くないところでした。早速「食」の話をしようと思いますが、その前に、この国は、決して「途上国」などではなく、すでに僕らと同じくらいの生活水準があって、モノの値段もそれほど変わらないところだということは踏まえておきたいと思います。さて、フィジーをはじめとする太平 [続きを読む]
  • 子ども研究と子育て Vol.13 模倣
  • 2月18日、僕は出張中でいなかったのだけど、無事に貴一朗が1歳を迎えた。それから2週間後、1か月と少しぶりに貴一朗と再会。先週は連れ合いの家族も広島にやってきて、賑やかな1週間だった。賑やかな数日間のあと、久しぶりに3人の静かな生活が始まった。この間のいろいろな変化は逐次連れ合いから聞いていたけど、聞いていた以上に大きく変わっているような気がする。その大きな変化が、他人を真似したり、他人と同じようにふるま [続きを読む]
  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』(中野量太監督、2016年)
  • 『湯を沸かすほどの熱い愛』予告編Youtube、https://www.youtube.com/watch?v=CQsS-ekufiMより2017年2月17日に調査地からの復路にANA劇場で視聴しました。時々CMを見ていたし、キャストがここ最近の安定感のある役者さんなので、割と期待。離陸から食事にかけての落ち着かない時間を映画に充てました。【あらすじ】舞台は、双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)が暮らす休業中の銭湯。銭湯の主は双葉の夫(オダギリジョー)だが、1年 [続きを読む]
  • 『バースデーカード』(吉田康弘監督、2016年)
  • 年末から年明けにかけて見た映画第3弾。【あらすじ】大学教員の宗一郎(ユースケ・サンタマリア)と芳恵(宮崎あおい)の間には、紀子(橋本愛)と正男(須賀健太)の二人の子どもがいる。時に静かな丘の上で家族でピクニックをしたり、誕生日を祝ったりと、とても穏やかな、幸せな家庭。芳恵と紀子はクイズ好きで、「アタックナンバーワン」がとても大好き。しかし、とても引っ込み思案な紀子は、クラスのリーダー格の女の子を出 [続きを読む]
  • 新たな世界へ
  • フィジー地図いくつか溜まっていた、3年越しの仕事。なぜかすべて3年越し。これくらい時間をかけてよいものもあったし、予定外に長引いてしまったものもある。10日ほど前に、その一つを出し、今朝、もう一つの最終稿を出した。今日はもう一つ、速攻な仕事を一つ出した。とりあえず、これで10日間ほどいなくても何とかなる、と確信できる状況になった。そんなわけで、明日からまた出張です。今度の行先はフィジー。何度かブルキナフ [続きを読む]
  • 『あん』(河?直美監督、2015年)
  • ちょっと前に見たので、記憶があやふやになりつつあるけど、結構ズシンと来た映画なので、メモします。何度も書いていますが、基本的に飛行機に乗ると邦画を見ます。まあ、まさかハリウッドを外して海外の単館系の映画を飛行機でやると思えないので、大体ドンパチものが多くなる反面、特にANA(しか知らないですが)はかなり渋いセレクションをしてくれるので、毎回これも楽しみの一つ。これを見たのは、昨年末の帰りの便。もはや [続きを読む]
  • 『聖の青春』(森義隆監督、2016年)
  • (『聖の青春』公式HP http://satoshi-movie.jp/より)先日の調査の往路の飛行機で見た作品その①。【あらすじ】関西を中心に活躍した棋士・村山聖を松山ケンイチが演じた。聖は幼少のころから腎ネフローゼを患い、入退院を繰り返すが、父の勧めで始めた将棋に没頭するようになる。その後、師匠(リリー・フランキー)と出会い、聖はメキメキと頭角を現し、やがて、東京の羽生善治(東出昌大)の存在を意識するようになる。聖は東 [続きを読む]
  • 一抹の後悔:今度の調査とこれまでの研究生活
  • 昨日は「ここ数か月だいぶ頑張って、ちょっとした休みで少し息を吹き返した」ということを書いたのだけど、今日は少し自省の念を込めて。もともと、あんまり過去にはこだわらない性格だと思っているけど、たまにはこういうことも考えねば、ということで、少し過去を振り返ってみたいと思う。2年前から更新しているホームページ。業績のところに、これまでの調査歴も書いてあるのだけど、ここまでで31回の海外調査をしている。この [続きを読む]
  • 1月から2月へ、そして尾道小旅行
  • 村上宏治さん撮影20170202@尾道市、浄土寺にていやはや、まったく時間がたつのは早いものだ。「今年ももう1か月経ってしまった」というのは、たぶん毎年1月末にはに思っている…。昨年の後半あたりから仕事がオーバーフロー気味で、少し振り返れば、精神的にも多少疲弊していて、ずいぶんしんどかった。「〇×がしたい!」という欲望は減退して、「あれをやらねば…」という毎日で、よくもまあ今日こうして過ごせるものだ、という [続きを読む]
  • 研究会情報(1月29日@名古屋、2月1日@広島)
  • 昨年3月にセネガルはサンルイで開催したワークショップ「Des vies d'enfant en Afrique' 」、ご自身が当日不在であることがもともと分かっていたにも関わらず、この開催の会場、セネガル側の発表者とコメンテーター、食事やコーヒーまで手配してくれた、影の功労者フレデリック・ルボーさんが日本にやってきます。実は、ご自身の研究が、崇教真光という高山に総本山のある宗教者たちのセネガルやコート・ジボアールにおける活動に [続きを読む]
  • 子ども研究と子育て Vol.11 立つ
  • 最近の貴一朗(いつも貴一朗ばかりだけど…)、「ダメ」と言われたことをわざわざやるようになってきました。僕が片付けをしないのがいけないのだけど、書斎もなるべくなら入ってきてほしくないところ。居間に隣接した書斎。ふすまを開けると、貴一朗が入ってくる。僕の足にしがみついた貴一朗をパシャリ。夕飯を食べていると、明日から仕事の研修に出るために手伝いに来ていた実家の母が嬌声。何かと思っていると、貴一朗が立って [続きを読む]
  • 子ども研究と子育て Vol10 記憶
  • お風呂が大好きな貴一朗。貴一朗が生まれてから、福岡の淳子の実家と広島を2往復、のべ4回お風呂が代わった。短い期間を入れれば、あと3回くらいは別のお風呂に入っていることになる。生まれてすぐのころは全くよくわかっていなかっただろうから、仕方ないけど、3度目あたりのお風呂から必ず泣きわめく。でも2日目はケロッとしてニコニコ。なので、こちらもそれほど気を留めていなかったのだけど、正月に広島に帰ってきてからはど [続きを読む]
  • 子ども研究と子育て Vol.9 断乳
  • 数日前から父ちゃんに寝かしつけられるようになり、今日で断乳することにした。ひとえに、淳子が仕事に行けるようにする準備なのだけど、11か月になろうとする貴一朗にとっては受難の数日間だ。朝、6時過ぎに貴一朗が起きだし、寝室をウロウロ。しばらくして、僕が起きると、嬉々としてやってくる。おむつを替え、ご飯の支度をして…と、昼ころまでは順調。しかし、夕方に昼寝をして、それからが大変。間違いなく、母乳を飲んでい [続きを読む]
  • ブルキナファソ調査(201612)にて
  • 12月10日。パリでのシンポジウム、研究会をこなして、10か月ぶりにブルキナファソに降り立った。とにかく原稿が終わっていなくて、まったく心安らかではないが、広大の本務から離れ、いくつかのタスクが終わったことで、少し楽な気持ちで2016年最後の調査に赴いた。今回の目的は…というか、前職の上司との話合いで、フィールドの映像化のために澤崎さん(映像作家)、元同僚の宮嵜さんを伴ってのいつもとはまた違った滞在となった [続きを読む]
  • 子ども学と子育て Vol.8 寝かせつけ
  • 貴一朗もまもなく1歳。淳子とは、正月明け(明日!)に卒乳させる、ということで相談していて、そうなると、寝かせつけも母親でなければならない理由にはならない…そして、2週間後には、淳子は仕事の研修のために1週間家を空ける。というわけで、3日前から寝かせつけに挑戦。初日。普段、豆電球をつけて寝ていたところ、真っ暗にして泣きまくり。こちらもどうしていいやらわからず、パニック状態になり、あえなく撃沈。二日目。一 [続きを読む]
  • 子ども学と子育て Vol.7 大惨事 
  • 1月3日、11月の頭以来、淳子と貴一朗が広島に帰ってきた。11月末の出張の合間に一瞬だけ貴一朗の顔を見たけど、ほぼ2か月淳子の実家に預けたまま。仕事柄とは言え、ホームシックとは違ったさみしさになかなか堪えた。帰ってきた貴一朗は、もう10か月。福岡に行く前はようやくつかまり立ちができる程度。布団に転がしておくと、足をバタつかせる程度で、まだまだカワイイだけの「赤ちゃん」。ハイハイは高速化、つかまり立ちもずい [続きを読む]
  • 明けましておめでとうございます
  • 新年、あけましておめでとうございます。本年もよろしくご高配のほどお願いいたします。今年の年越しは、福岡の連れ合いの実家にてすごしました。ほぼ2か月ぶりに貴一朗にも顔を合わせ、連れ合いと義理の家族と割とゆったり目の年末年始。前回書いたように原稿が終わっておらず、結局1月1日のお屠蘇の前にすでに書初めを済ませ(対して進んでいないのだけど)、飲んでしまったら遠慮せずに寝させてもらうことに。一年の計は元旦に [続きを読む]
  • 本年もお世話になりました。
  • ブログ解禁で、その翌日で店じまい。なんともなタイミングですが、2016年はこれにて。よく考えたら(いや別にそんなに考えなくても)、僕らは年に2度一年を振り返っている。この年末と年度末だけど、そんなに何度もそれまでの一年を振り返ってみる必要はあるんだろか…まあ、それはいいにして。とにかく今年の後半はいろいろと忙しくて、結局ここまででコンプリートしているものはほとんどない状態。全部あと一歩のところ。気分的 [続きを読む]
  • ブログ解禁
  • 解禁とは言ってみたけど、個人的理由で、自分の生活を探られないようにしていて、しばらくの間はブログ、SNS等々自主規制していただけです。たぶん6月あたりから、前職の仕事と現職の仕事のはざまで板挟みになって、身動きが取れなくなっていて、生存確認程度の更新(ほとんどがストレス溜まってますアピール)。何とか年末までに…と11月の出張が終わってから、かなり必死に仕事に打ち込み、完全にではないものの、なんとなく期限 [続きを読む]
  • 科研費応募の季節
  • 「研究」っていったいなんなんだろう?「研究者」って、いったい…?という妙な自問自答を繰り返す時期です。多くの日本の「研究者」は日本学術振興会が出す「科学研究費」によって、研究費を得て、それぞれの研究にまい進する。今週当たりがその応募締め切りにあたり、たぶん、日本中の「研究者」の睡眠時間が最も少なくなるころではなかろうか?実験をしたり、調査をしたり、論文を書いたり、学会発表をしたり、というのが一般的 [続きを読む]