kirsche さん プロフィール

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kirscheさん: 春の少年
ハンドル名kirsche さん
ブログタイトル春の少年
ブログURLhttp://ameblo.jp/my-endless-sorrow/
サイト紹介文大学生。ノンケの友達に片想してました。恋と、孤独と、その先にあるもののこと。
自由文あなたにもありましたか
あなたしか知らないことが

あなたにもありましたか
誰にも見せられないものが

それを護るために
生きるという大切な時間を費やした日々が
いつか救われることを 願っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供145回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2010/01/18 22:07

kirsche さんのブログ記事

  • 夢から醒めなさいとぼくは言った夏の光の中でどこまでも悲しくて眩しかった消えそうな光の中でやがて憂いは旅立つ果てしなく満たされたままであらゆる光が訪れては残る閉ざされた心の片隅にあああれは旅の途中に注がれた光そのすべてをああ憶えている淡い南仏の春の光宮古の黄の夏の光プラハの青い朝の光等しく 等しく 注がれるよぼくの見た光を見る者はいないかあらゆる光の真ん中で孤独になってうなだれる [続きを読む]
  • 夏の中の覚醒
  • 窓から見える色彩が美しすぎてあれは人工的な色だと信じたそして目を凝らしたらただ海の碧色だった裸体のまま目を覚ました夏の光の中でそしてもう二度と眠りにはつかない夏の光の中で生きるために必要なものは愛でも空気でも水でもないただ 夏の光ただ 夏の光なの夢から醒めなさいとぼくはあなたに言ったぼくがあなたに言われたかった悲しく眩しいひとことを [続きを読む]
  • 葬列
  • 詩を書こう絵を描こう淡い光の中で消えそうな微粒子を超えて創造は美しい葬列生み出す他に死をも介し訪れる幸福に終わりを告げ悲しみの泉に手を入れよう飾らない裸体夢見がちな飛行やわらかな慾望帰らない涅槃燃え盛れば灰になる燃え盛った思いだけを盗んで遠い時の異国へ投げよう旅立ちなさい異人となれ [続きを読む]
  • まとう
  • まとう服を見ればわかるのあなたが美しいものを美しいと見なすための感性をまとっているのかを美しいものを美しいと見なす瞳を持ち合わせないものは世界を正確にはとらえない例えどんな知識を蓄えても生まれながらに満たされる感性いかようにも手に入れ難いもしも生まれながらに持ち合わせていないなら美しい世界を感じ取る人々とだけ会話をするわ彼らの声は決して聞こえていないたとえ言葉を交わすふりをしても [続きを読む]
  • myself
  • 生み出した言葉に自らが救われるとき鏡の中の国へと導かれながら光を負う流れ出す意味に救いを求めるとき感性の源流が深い碧を湛えるのを知る言っただろうぼくを救えるのはぼくだけだと偉人の教えも聖書の物語も勝ることのできない透明な暗号美しい音楽が胸を訪れては消えていく悲しみの歌声が時を超えて辿っていくどこまでも信仰しようこの世で最も幼いものを愛さえも消えていくこの世で最も拙いものを [続きを読む]
  • 清らかな故郷
  • 海から生まれてきたのだと誰から教えられただろうもしも科学者がそう証言しなくてもぼくらはそれを信じるだろうか山の民族の少年生まれて初めて見た海を故郷とは決してみなさない原を異界と思い込み少年は信じている人は山から訪れること清流を遡り辿り着くこの泉源にこの世で最も清らかな故郷があること誰もがそこへ帰りつくこと誰もがそこからやってくること誰もがそこで混ざり合うこと精霊たちがつくり出した奥深い山影に隠され [続きを読む]
  • 野生の音楽
  • 流行りの歌がぼくをかき立てるのと同じやり方で街はぼくを飾り立てる最も簡単な幻で古代の歌がぼくたちの脈動を合わせるのと同じやり方で海はぼくを閉じ込める最も深遠な影でどちらの歌も口ずさむことがぼくが奇妙な原因だろうどちらかを選ぶなんてできないどちらをも含み込む命だった誰も知らない歌を歌っている流行りもしなかったのに伝わりもしなかったのになぜか口を突く不思議な旋律生まれる前から知っていたのかもしれない人 [続きを読む]
  • 南と先進
  • もう梅雨が終わろうとしてる南の国には季節が早くやってくる春が彼らよりも早く始まり桜が彼らよりも早く始まり梅雨が彼らよりも早く始まり夏が彼らよりも早く始まり先進的な季節の中で前衛的な時間の中で革命的な夢の中でふと 気がつけば秋が来ることに遅れを取る冬が来ることに不安を感じる雪が来ないことに喪失を感じる送ることのない白色の季節を思う冬という白さがどれだけ生きることに趣を与えていたのかを思い出すけれども [続きを読む]
  • 目前の死
  • 死を目の前にするといつもひどく感動する。昔むかしの人々もこのようにして死を畏れただろう。死は時を超えて。遠い国の民族もこのように死を不思議がるだろう。死は国を超えて。その貫きを感じることだけにぼくはひどく感動する。結局は忘れの衣を掛けられて。結局は何ひとつ知らないままで終わって。 [続きを読む]
  • 青い砂漠
  • 海へ旅立つことはおそろしい海が母だとどんなに聞かされても海へ漕ぎ出すことはおそろしい命がいつも怯えていた確かに水はそこにあるのにそれは命を保つ水ではない確かに青く美しいのにそれは青い砂漠に見えたそれでもぼくは海へと旅立つ命を引き換えに足を踏み入れても感じたい水の揺らぎや光の彷徨がいつも命に青い火を灯した安らかなものだけを求めるならば命はかけがえのないものを見失う意味のあるものだけを求め続ければ命は [続きを読む]
  • 告白
  • 過去を語ることが誰を閉ざすのだろうなにひとつ言えなかった優しい笑みの前でひとりで生まれついたひとりで生きていたひとりで生きていくだろうひとりで旅立つだろう誰かに語ることが心を開くことならばその言葉に伴う熱を抱きしめて走り出せひとつの言葉さえ言えない度にひとつの意味さえ伝わらない度に熱は紅さを増していくやがて大きな炎を建てるこの一生で誰ひとりにさえ語ることができなかったとしても内なる炎の熱を保ち続け [続きを読む]
  • ぼくだけのさみしさ
  • ぼくにしか見えないものがこの世にあるのならぼくが瞳を閉じたならそれは孤独に成り果てるだろうぼくにしか見えないさみしさその正体をわからずに途方に暮れて泣いていた美しい夏の光の中でどうか現れないでどうか消えておくれ祈れば祈るほどにこみ上げた生きるさみしさどうして伴うの 心のままにあなたを愛したならばぼくはぼくでなくなる気がしていたあなたを愛したならばぼくが消えてしまう気がした美しい夏の水のそばでぼくだ [続きを読む]
  • 海の上の道
  • あなたが終わりを告げたならばこの世に光はいらない安らかな空腹を この身に健やかな眠りを この心に仕方のないことばかり浮かんでは消えて行くけれど真っ直ぐな光を辿れば必ず辿り着く西域の天照 [続きを読む]
  • 禊の海
  • 安らかな空腹をこの身に健やかな眠りをこの心にそれだけのためにぼくは海に暮らすよ海の中にいる孤独水に映る天に包まれる裸体仕方のないことばかり浮かんでは消えて行くけれど真っ直ぐな光を辿れば必ず辿り着く西域の天照あなたが終わりを告げたならばこの世に光はいらない安らかな空腹を この身に健やかな眠りを この心に南の国の色彩たちにあおられてぼくたちは今 透明な幸福の中赦される刻を待っていた自ら辿り着く足を持たず [続きを読む]
  • 宮古の海においでなさい
  • 心も尽きるほどにこの世で悲しみ抜いた者たちよ世界が透き通るほどにこの世で苦しみ抜いた者たちよ宮古の海においでなさいあの世とこの世が同じになる海宮古の風においでなさいあらゆる境いがとけほどける国どうしてそれほどまでに傷つかなければならないのでしょうどうしてそれほどまでに何もかも失うことをゆるしたのでしょう弘誓の舟も立ち現れよう空と海の鏡面に立ち向かいわたしの鏡も砕け散ろう限りない光を受け取るためにど [続きを読む]
  • アセロラヨーグルト
  • とても幼くてぼくがまだ守られていたころ遠いむかしおばあちゃんの家でゼリーを食べたその白いゼリーの味をずっと忘れられなかったけれどその名前を聞いても誰も覚えていなかった何という名前だったの何という味だったの問いかけるあてもなく用意される答えもなかったあの味の名前を知らないままあの味の意味を告げられないままぼくは生きるのを終わることを予感していた巡り会いだけが わたしたちの縁邂逅は突然に訪れる答えは不 [続きを読む]
  • FEEL
  • 見せつけなければ満たされなくなった人間たちのさなかで、ただ感じることで終わりを告げる時間を持つことは重要だ。自らの感性の中にだけ滲出する風景を。 [続きを読む]
  • ひとりの詩人
  • 詩人よ詩人よどうかひとりでおいでなさい詩的な光を掴むこと詩的な音を紡ぐこと詩的な水を揺らすこと詩的な意味を翳すことそれが唯一ぼくの仕事生まれた熱は詩的なものにしか注がれない詩的なものには触れられないつがいになっては触れられないどうかひとりでおいでなさいそれが定めだと美しい布をまとって誰の役にも立ちたくないのそのさみしさを噛みしめるのただ詩的なものに響き合いただ詩的なものを震わせる [続きを読む]
  • 目眩
  • さよならする日は光が優しくて風もなぐさめるさみしさを諦めなさいとさよならする日はいつも失う気分をまとうはじめからひとりなら失うこともないのにひとりで生まれてひとりで終わる何も持たずに始まり何も持たずに終わるそれなのに喪失を伴う意味はなんだろう失うことと足せば0になる巡り会いの縁がたじろぐ浅はかな光も降り注ぐ微粒子も意味のある影を司りぼくたちを眩ませている [続きを読む]
  • 美しい日々
  • 手放してから気づきたい本当に大切なものに手放してから気づくものの中にだけ永遠が眠っている喪失して終わりたい泣きながら眠りにつきたい溺れながら崩れ去りたい姿かたちもなく沈みたいあなたと過ごした日々がいつまでも美しいためにあなたと共に老いたくはないあなたと共に生きたくはないもう終わりにしましょうよ立ち去るのはあなたがいいわたしがこの世であなたを思いわずかながらの愛を拾うわ名残も届かぬ久遠の丘へどうかあ [続きを読む]
  • ふたり暮らし
  • ふたりでなんて暮らしたくないひとりで過ごすことがおかしいと思う心ができあがるひとりでこの世に生まれてひとりでこの世を去るのにその間をふたりで暮らすなんてさみしいわひとりでいることはさみしいひとりでいることはさみしいそんな風に思うようになってしまったら終わりね弱い人にならないように真実を知るように生きようとしてきたのにどうしてこの部屋へと来たのどうかわたしの眠っている間にこの部屋を出て行って失いそう [続きを読む]
  • お迎え
  • わたしに何もなくてもどうか愛してほしいのですあなたの得にならなくてもあなたに愛してほしいのです何かを手に入れられそうだから人を愛すというのでしょうか何かを補う代わりになれるから愛していると告げるでしょうかあなたを愛することは悲しいけれどわたしはあなたを愛していますあなたを愛する苦しみに沈もうとわたしはあなたへ呼吸をしますあなたはわたしの何を求めてわたしのもとに帰るでしょうかわたしがこの世にいなくて [続きを読む]
  • Belong
  • 捨てられた猫よりもやがて拾われた猫の方が悲しい疑いという衣をまといながら信じるという夜に沈まなければならないあの世とこの世の岸辺を同時に濡らす川の水のように所属することを忘れてためらわず旅立ってしまう誰のものにもならないわどの国々でさえ異国なのわたしの祖国はどこにある地図の上にはないわたしの祖国属したならば誰かを傷つけてしまう属したならば何かを滅ぼしてしまうどんなに悲しい雨を受けてもはぐれた夢の中 [続きを読む]
  • 時の地図
  • 導もないのに彷徨い始めてる時が経てば経つほどに昨日へと戻ってる常識通りには旅しない時系時計通りには進まない意識どんなに彷徨う思いをすることでしょう人だけではなく世界さえ疑い始めている時は濁流だ幸せも不幸せも等しくおし流して行く行き先が見えぬように昨日の続きが今日だとは限らない今日の終わりが明日を必ずしも意味しない時計の牢屋は滅ぼされ時空は流れ出す混沌の地図へ古い一生の続きが新しい一生だとは限らない [続きを読む]