kirsche さん プロフィール

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kirscheさん: 春の少年
ハンドル名kirsche さん
ブログタイトル春の少年
ブログURLhttps://ameblo.jp/my-endless-sorrow/
サイト紹介文大学生。ノンケの友達に片想してました。恋と、孤独と、その先にあるもののこと。
自由文あなたにもありましたか
あなたしか知らないことが

あなたにもありましたか
誰にも見せられないものが

それを護るために
生きるという大切な時間を費やした日々が
いつか救われることを 願っています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供137回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2010/01/18 22:07

kirsche さんのブログ記事

  • 光の中へ
  • 見知らぬ土地へと旅立つ飛行機に乗るときわたしは昔を思い出すそれははるか彼方の記憶美しい死の感触が広がる死は悲しい終わりではなく死は新しい光の中への旅立ちおそれと憂いと熱を帯びながら進まずにはいられない歌を放っていく死を悲しみと見なすものをぼくはゆるさない死に何の罪があるのか死を深く慈しみ給へ死はぼくたちの新しい光の中への旅立ち死を悲しむのはたかが他人たかが他人だ [続きを読む]
  • 瞬き
  • あなたにはわからない言葉をわたしは持っているあなたはそれを言葉によってさがそうとするけれど永遠に探し出せないそして永遠に見つからないあなたにはわからない言葉をわたしは持っているどんなに学びを得てもどんなに知識を取り込んでもたどり着けない言葉がある意味のしらない呪文がある雪のような青さの中に根源のような赤さの中に創造という鍵を持つものだけが受け取るための鍵がある注がれるだけではなく放ちなさい満たされ [続きを読む]
  • ポイント
  • お金ってたかがポイントどんなお店でも使えるポイント若く輝かしい時間を他人のためにあてがう結果となる労働という仕組みによってポイントを蓄えてよろこんでうまく消費させられて高揚しそれを繰り返しては死んでいく生きていくっていうのはそんなものじゃないはずでしょう [続きを読む]
  • 果実の夢
  • よく冷えた果物が甘さを失いゆくように過剰な施しがあやまちを誘い出す腐りかけの果実が最も甘い事実とそれを口に含むおそれが戸惑いの夢を送る淡い果実の甘い香りでぼくは満ちていく口に含むよりも味を確かめるよりも淡い感性の深い部分でつながりゆく濃厚な核の熱感艶やかな花が南風に揺れる果ての碧い海に置き去り [続きを読む]
  • 大いなる川
  • ぼくを欠乏していると指さす者はだれぼくを欠乏しているとそしる者はどこ欠乏なんてしていないことをぼくは知っている補うものなんてなにひとつないとぼくは知っている満たされる感性と豊穣な吐息におそれを植え付けられたものは反応するそして欠乏させようと洗脳するあなたがおそれを植え付けられたようにぼくにもおそれを植えつけようというのねけれど感性は揺らがないこの世にはない国へと旅立った感性にあなたたちの声は届かな [続きを読む]
  • 生きていますか
  • あなたの孤独が突然わたしにも伝わる遠い夜の彼方からわたしにも聞こえるどうかあの人に伝えてくださいわたしの孤独を共に過ごしたあなたへかけがえのない孤独を誰もが孤独を持っている大切な赤子をあやすように愛しく孤独を蓄えている必ず訪れる別れを備えて失くしものはこの空の下見つかるはずがないあるかもしれない場所は途方もなく広く大きいそれなのにふたたび巡り会えたことを祝ったあなたもどうか生きていて生きる苦しみよ [続きを読む]
  • 遺失
  • ものを失くすのは仕方がない大切な人を永遠に伴うことができないようにぼくたちは突然に失くす当たり前のようにそばにあったものが突然に姿を消すどうしようもない やるせないどうして不意に別れるのだろう約束されていない永遠をできるだけ信じて生きるしかぼくたちには道はないのにさよならなんて言えやしない呼びかけても答えないどこにあるのだろうどうしているだろうすり抜けて行く存在感に思い出すどれだけ大切にしているか [続きを読む]
  • 光の記憶
  • いつかこの鼓動が終わりを告げて忘れの衣を掛けられることがあっても光を憶えているだろうただ 光を憶えているだろうどこの国を旅したことだろういつの季節を訪れたのだろうみんな 忘れてしまうだろうみんな 忘れてしまうだろう忘れたっていい忘れたっていい光は果てなく刻まれていく尊い光は埋め込まれていく忘れの衣を美しく滅ぼしながら光は命を超えて辿り着くガラクタを集めている場合じゃない偽物に手をのばしている暇はない [続きを読む]
  • 水の手紙、光の手紙
  • 罪を犯さずに美しくなれるかをあなたはわたしに問いただしたわたしはあなたに言葉を与えず裸体に響きわたる光を返した海から与えられた歌の意味をあなたはまだ憶えてますか海から与えられなかった言葉などないことを知りますか手紙を誰もが送られている受け取られるだけの腕がないのなら肉体をただ捧げるだけよ光に向けて、水に向けて、 [続きを読む]
  • 詩的な光
  • 詩的な光、降り注ぐあらゆる光を、今、思い出す美しい光、注ぎ込む光があれば、心は、旅立つ果実たちの、夢に、彩られぼくは、甘さに、自惚れる微かな、香りを、身にまといぼくは、自らの果実に、触れる知らなかったんだこんなに、魅惑的な、果実を持つこと夏の光に照らされて美しい、重さを、放つこと詩的な光は、忘れの衣いつか、すべてを、失うだろうどうか、救いを、担っておくれ果実を、触る、手による導べただ、夏の光をただ [続きを読む]
  • 夢から醒めなさいとぼくは言った夏の光の中でどこまでも悲しくて眩しかった消えそうな光の中でやがて憂いは旅立つ果てしなく満たされたままであらゆる光が訪れては残る閉ざされた心の片隅にあああれは旅の途中に注がれた光そのすべてをああ憶えている淡い南仏の春の光宮古の黄の夏の光プラハの青い朝の光等しく 等しく 注がれるよぼくの見た光を見る者はいないかあらゆる光の真ん中で孤独になってうなだれる [続きを読む]
  • 夏の中の覚醒
  • 窓から見える色彩が美しすぎてあれは人工的な色だと信じたそして目を凝らしたらただ海の碧色だった裸体のまま目を覚ました夏の光の中でそしてもう二度と眠りにはつかない夏の光の中で生きるために必要なものは愛でも空気でも水でもないただ 夏の光ただ 夏の光なの夢から醒めなさいとぼくはあなたに言ったぼくがあなたに言われたかった悲しく眩しいひとことを [続きを読む]
  • 葬列
  • 詩を書こう絵を描こう淡い光の中で消えそうな微粒子を超えて創造は美しい葬列生み出す他に死をも介し訪れる幸福に終わりを告げ悲しみの泉に手を入れよう飾らない裸体夢見がちな飛行やわらかな慾望帰らない涅槃燃え盛れば灰になる燃え盛った思いだけを盗んで遠い時の異国へ投げよう旅立ちなさい異人となれ [続きを読む]
  • まとう
  • まとう服を見ればわかるのあなたが美しいものを美しいと見なすための感性をまとっているのかを美しいものを美しいと見なす瞳を持ち合わせないものは世界を正確にはとらえない例えどんな知識を蓄えても生まれながらに満たされる感性いかようにも手に入れ難いもしも生まれながらに持ち合わせていないなら美しい世界を感じ取る人々とだけ会話をするわ彼らの声は決して聞こえていないたとえ言葉を交わすふりをしても [続きを読む]
  • myself
  • 生み出した言葉に自らが救われるとき鏡の中の国へと導かれながら光を負う流れ出す意味に救いを求めるとき感性の源流が深い碧を湛えるのを知る言っただろうぼくを救えるのはぼくだけだと偉人の教えも聖書の物語も勝ることのできない透明な暗号美しい音楽が胸を訪れては消えていく悲しみの歌声が時を超えて辿っていくどこまでも信仰しようこの世で最も幼いものを愛さえも消えていくこの世で最も拙いものを [続きを読む]
  • 清らかな故郷
  • 海から生まれてきたのだと誰から教えられただろうもしも科学者がそう証言しなくてもぼくらはそれを信じるだろうか山の民族の少年生まれて初めて見た海を故郷とは決してみなさない原を異界と思い込み少年は信じている人は山から訪れること清流を遡り辿り着くこの泉源にこの世で最も清らかな故郷があること誰もがそこへ帰りつくこと誰もがそこからやってくること誰もがそこで混ざり合うこと精霊たちがつくり出した奥深い山影に隠され [続きを読む]
  • 野生の音楽
  • 流行りの歌がぼくをかき立てるのと同じやり方で街はぼくを飾り立てる最も簡単な幻で古代の歌がぼくたちの脈動を合わせるのと同じやり方で海はぼくを閉じ込める最も深遠な影でどちらの歌も口ずさむことがぼくが奇妙な原因だろうどちらかを選ぶなんてできないどちらをも含み込む命だった誰も知らない歌を歌っている流行りもしなかったのに伝わりもしなかったのになぜか口を突く不思議な旋律生まれる前から知っていたのかもしれない人 [続きを読む]
  • 南と先進
  • もう梅雨が終わろうとしてる南の国には季節が早くやってくる春が彼らよりも早く始まり桜が彼らよりも早く始まり梅雨が彼らよりも早く始まり夏が彼らよりも早く始まり先進的な季節の中で前衛的な時間の中で革命的な夢の中でふと 気がつけば秋が来ることに遅れを取る冬が来ることに不安を感じる雪が来ないことに喪失を感じる送ることのない白色の季節を思う冬という白さがどれだけ生きることに趣を与えていたのかを思い出すけれども [続きを読む]
  • 目前の死
  • 死を目の前にするといつもひどく感動する。昔むかしの人々もこのようにして死を畏れただろう。死は時を超えて。遠い国の民族もこのように死を不思議がるだろう。死は国を超えて。その貫きを感じることだけにぼくはひどく感動する。結局は忘れの衣を掛けられて。結局は何ひとつ知らないままで終わって。 [続きを読む]
  • 青い砂漠
  • 海へ旅立つことはおそろしい海が母だとどんなに聞かされても海へ漕ぎ出すことはおそろしい命がいつも怯えていた確かに水はそこにあるのにそれは命を保つ水ではない確かに青く美しいのにそれは青い砂漠に見えたそれでもぼくは海へと旅立つ命を引き換えに足を踏み入れても感じたい水の揺らぎや光の彷徨がいつも命に青い火を灯した安らかなものだけを求めるならば命はかけがえのないものを見失う意味のあるものだけを求め続ければ命は [続きを読む]
  • 告白
  • 過去を語ることが誰を閉ざすのだろうなにひとつ言えなかった優しい笑みの前でひとりで生まれついたひとりで生きていたひとりで生きていくだろうひとりで旅立つだろう誰かに語ることが心を開くことならばその言葉に伴う熱を抱きしめて走り出せひとつの言葉さえ言えない度にひとつの意味さえ伝わらない度に熱は紅さを増していくやがて大きな炎を建てるこの一生で誰ひとりにさえ語ることができなかったとしても内なる炎の熱を保ち続け [続きを読む]
  • ぼくだけのさみしさ
  • ぼくにしか見えないものがこの世にあるのならぼくが瞳を閉じたならそれは孤独に成り果てるだろうぼくにしか見えないさみしさその正体をわからずに途方に暮れて泣いていた美しい夏の光の中でどうか現れないでどうか消えておくれ祈れば祈るほどにこみ上げた生きるさみしさどうして伴うの 心のままにあなたを愛したならばぼくはぼくでなくなる気がしていたあなたを愛したならばぼくが消えてしまう気がした美しい夏の水のそばでぼくだ [続きを読む]
  • 海の上の道
  • あなたが終わりを告げたならばこの世に光はいらない安らかな空腹を この身に健やかな眠りを この心に仕方のないことばかり浮かんでは消えて行くけれど真っ直ぐな光を辿れば必ず辿り着く西域の天照 [続きを読む]
  • 禊の海
  • 安らかな空腹をこの身に健やかな眠りをこの心にそれだけのためにぼくは海に暮らすよ海の中にいる孤独水に映る天に包まれる裸体仕方のないことばかり浮かんでは消えて行くけれど真っ直ぐな光を辿れば必ず辿り着く西域の天照あなたが終わりを告げたならばこの世に光はいらない安らかな空腹を この身に健やかな眠りを この心に南の国の色彩たちにあおられてぼくたちは今 透明な幸福の中赦される刻を待っていた自ら辿り着く足を持たず [続きを読む]
  • 宮古の海においでなさい
  • 心も尽きるほどにこの世で悲しみ抜いた者たちよ世界が透き通るほどにこの世で苦しみ抜いた者たちよ宮古の海においでなさいあの世とこの世が同じになる海宮古の風においでなさいあらゆる境いがとけほどける国どうしてそれほどまでに傷つかなければならないのでしょうどうしてそれほどまでに何もかも失うことをゆるしたのでしょう弘誓の舟も立ち現れよう空と海の鏡面に立ち向かいわたしの鏡も砕け散ろう限りない光を受け取るためにど [続きを読む]