梨野礫 さん プロフィール

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梨野礫さん: 脱「テレビ」宣言・《大衆演劇への誘い》
ハンドル名梨野礫 さん
ブログタイトル脱「テレビ」宣言・《大衆演劇への誘い》
ブログURLhttp://e184125.blog41.fc2.com/
サイト紹介文全国に150余りある劇団の見聞録です。
自由文テレビ娯楽に「飽き飽き」している皆さん、大衆演劇の「至芸」に浸ってみませんか。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供229回 / 365日(平均4.4回/週) - 参加 2010/03/05 21:09

梨野礫 さんのブログ記事

  • 検証・珠玉のコマーシャル
  •  テレビ番組、とりわけコマーシャルには醜悪な画像が満ちあふれている。コマーシャルの値段は1本15秒で15万円(×視聴率)といわれている。仮に視聴率10%番組のコマーシャルは1秒あたり1000円という計算になる。そこでそれを支払うスポンサー(並びに制作担当者たち)は、その15秒間に可能な限り多くの情報を盛り込もうとする。関心をひくための音響のみならず、画像も点滅、早送りなどなど様々な技術を駆使して、 [続きを読む]
  • 付録・邦画傑作選・「女の歴史」(監督・成瀬巳喜男・1963年)
  •  ユーチューブで映画「女の歴史」(監督・成瀬巳喜男・1963年)を観た。この映画には三組の男女が登場する。一は清水幸一(宝田明)と信子(高峰秀子)の夫婦、二は幸一の父・清水正二郎(清水元)と母・君子(夏原夏子)の夫婦、三は幸一の息子・功平(少年期・堀米広幸、成人後・山崎努)と恋人・富永みどり(星由里子)のカップルである。 時代は戦前、戦中、敗戦直後から戦後にかけて、舞台は東京深川、栃木の疎開先、東 [続きを読む]
  • 付録・邦画傑作選・「浮草」(監督・小津安二郎・1959年)
  •  ユーチューブで映画「浮草」(監督・小津安二郎・1959年)を観た。私はこの映画の原点である「浮草物語」(監督・小津安二郎・1934年)について、以下のように綴った。 〈小津監督は、戦後(1959年)「浮草」というタイトルでリメイクしている。喜八は嵐駒十?(中村 鴈治郎)、おたかはすみ子(京マチ子)、かあやんはお芳(杉村春子)、信吉は清(川口浩)、おときは加代(若尾文子)と役名・俳優を変え、三井秀 [続きを読む]
  • 劇団素描・「劇団 新」・《芝居「村祭り」》
  • 【劇団 新】(座長・龍千明)《平成20年9月公演・柏健康センターみのりの湯》 夜の部、芝居の外題は「村祭り」。山陰地方のある村の話、毎年、嵐が襲来するたびに村の「大切な橋」が流されてしまう。手抜きの工事が原因ではないかと、江戸幕府の役人(花形・龍新)が、部下・マツモトキヨシ(女優・千明みな美)を連れてやって来た。村の川守役(座長・龍千明)が「地形が悪く、よい工事方法が見つからない」と弁明するが、役 [続きを読む]
  • 劇団素描「劇団 新」・《芝居「若き日の唐犬権兵衛」》
  • 【劇団 新】(座長・龍千明)〈平成20年9月公演・柏健康センターみのりの湯〉 この劇団はすでに見聞済み。関東の劇団(東京大衆演劇劇場協会所属)の中でも、最高の実力を備えているように感じる。しかし、舞台は「水物」、その実力を発揮できるかどうかは、その時の条件(劇場の雰囲気、客の反応等々)に左右されることになる。7月公演(小岩湯宴ランド)の芝居「雪の夜話」は最高だった。その時の感想は以下の通りである。 [続きを読む]
  • 劇団素描「劇団 新」・《芝居「三人出世」》
  • 【劇団 新】(座長・龍千明)〈平成20年9月公演・柏健康センターみのりの湯〉                                    芝居の外題は「三人出世」。大衆演劇の定番。河内で育った三人の幼友達が、揃って江戸に赴き、「出世」を争うという話。「三年後に日本橋で会おう」と約束して分かれたA(立花智鶴)は「金貸し」、とB(龍千明)は「岡っ引き」の子分になることができたが、C(龍新)だ [続きを読む]
  • 劇団素描・「三河家劇団」・《佐倉で本格的「実力」を披露》
  • 【三河家劇団】(座長・三河家桃太郎)〈平成21年8月公演・湯ぱらだいす佐倉〉                                                                         この劇団の舞台は、昨年、九十九里太陽の里で見聞したが、劇場の雰囲気が騒々しく、芝居、舞踊ショーともに印象に残る特記事項はなかった。今回、劇場の観客数は二、三十人と少なめであったが [続きを読む]
  • 劇場界隈・浅草観音温泉
  •  午後3時、炎天下の浅草界隈に辿り着く。木馬館開場までまだ1時間ある。私は、迷うことなく「浅草観音温泉」に飛び込んだ。入浴料700円。えっ?これって、ほんとに温泉なの?看板に天然温泉と書いてあるのだから、間違いない。それにしても、愛想も何もない風情で、脱衣場には、やたらと「手書き」の注意書きが多い。ちなみに、それらを書き出してみると、以下の通りであった。   ①注意して下さい。浴場内でもどこでも鍵 [続きを読む]
  • 付録・邦画傑作選・「桃中軒雲右衛門」(監督・成瀬巳喜男・1936年)
  •  ユーチューブで映画「桃中軒雲右衛門」(監督・成瀬巳喜男・1936年)を観た。   原作は真山青果、明治から大正にかけ、浪曲界の大看板で「浪聖」と謳われた桃中軒雲右衛門の「身辺情話」である。成瀬作品にしては珍しく「男性中心」の映画で、女優は雲右衛門の曲師であり妻女のお妻を演じた細川ちか子、愛妾・千鳥を演じた千葉早智子しか存在感がない。(他は、ほとんど芸者衆である。)  筋書きは単純、九州から東京に凱 [続きを読む]
  • 劇団素描・「市川千太郎劇団」・《芝居「湯島の白梅」は極め付き》
  • 【市川千太郎劇団】(座長・市川千太郎)〈平成20年8月公演・浅草木馬館〉                                    この劇団は、昨年、十条篠原演芸場で見聞ずみ。座長の女形が初代・水谷八重子「もどき」で秀逸、「湯島の白梅」の舞台が印象的だった。「劇団紹介」のパンフレットによれば〈プロフィール 市川千太郎劇団 創立は明治初期にさかのぼり、現在の座長で6代目となる、歴史と風格 [続きを読む]
  • 劇団素描「玄海竜二一座」・《芝居「男十三夜」は九州の「真髄」》
  • 【玄海竜二一座】(座長・玄海竜二)・〈平成22年8月公演・大阪朝日劇場〉案内チラシには「待ってました!朝日劇場に初お目見え!玄海竜二」という文字が刷り込まれている。斯界日本一の劇場で、九州随一の旅役者が演じる舞台はさぞかし充実しているだろうと、胸躍らせて赴いた。芝居の外題は「男十三夜」。聞けば玄海竜二が十五歳で座長を襲名した折りの「出世狂言」とやら、なるほど面白い。「弐場」の構成だが、まず冒頭で、 [続きを読む]
  • 劇団素描・「劇団翔龍」・《芝居・「追われる女」》
  • 【劇団翔龍】(座長・春川ふじお)〈平成20年8月公演・柏健康センターみのりの湯〉                                   この劇団は、昨年、同じ劇場で見聞済み。全体的に「あっさりとした」「淡泊な」芸風で、誠実で温かな座長の雰囲気が印象に残っていた。また、超ベテラン・見城たかしの至芸(女形舞踊「哀愁海峡」(唄・扇ひろ子)を観ることができたのも、その時であった。ただ、集客力 [続きを読む]
  • 付録・邦画傑作選・「浅草の灯」(監督・島津保次郎・1935年)
  •  ユーチューブで映画「浅草の灯」(監督・島津保次郎・1935年)を観た。東京・浅草を舞台に繰り広げられるオペラ一座の座長、座員、観客、地元の人々の物語である。 冒頭は、オペレッタ「ボッカチオ」の舞台、座員一同が「ベアトリ姉ちゃん」を合唱し ている。その中には、山上七郎(上原謙)が居る。藤井寛平(斎藤達雄)が居る。飛鳥井純(徳大寺伸)が居る。香取真一(笠智衆)が居る。そして、新人・小杉麗子(高峰三枝 [続きを読む]