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2010/03/07

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  • 購買力平価を用いた比較は鵜呑みにできない。

    様々な経済・ビジネス記事を読んでいると、1人当たりGDPや労働生産性の国際比較において、購買力平価GDPを用いていることがとても気になる。つまり妥当な比較にならないのではないかと思うのだ。OECD統計による2019年の相対購買力平価つまり物価水準は、日本を100と

  • 誰も正しくない世界。

    日本の人は正しいかどうかを気にするけれど、インドではみなそれぞれの立場で自分の都合を主張するだけだ。正しいかどうかを判断基準にしていない世界において、それをベースにしてものを言うのは、むしろナイーブなのかもしれない。

  • ビジネスと将棋。

    わたしは会社組織の運営を考えるとき、ビジネスと戦争、サッカー、将棋の類似性からイメージを膨らませる。たとえば将棋の場合、歩兵の役割は壁だ。そして会社組織にも頭数要員は必要で、しばらく攻撃に耐えてもらうこともある。また、そこにいるというだけで、相手に何らか

  • 三人寄っても三馬鹿。

    三人寄れば文殊の知恵、という慣用句がある。しかし実際には、同程度の頭の人間が三人集まっても、より優れた結果を必ずもたらすわけではない。それは同じ範囲と深さで考えても補い合うことがないからだ。文殊の知恵が発動するには条件がある。だが、それを満たさないから三

  • リモートワークの感想。

    2020年初めに前年の振り返りをして、まったく動向を読めていなかったと反省したが、新型コロナウイルスの世界的流行により、また予想外の事態が訪れてしまった。インドでは日本と比べて厳格なロックダウンが行われ、生活必需品関連を除いてすべての職場が閉鎖されることにな

  • 2019年の景気後退

    1年前の記事において、インド経済についてポジティブなニュアンスで書いておきながら、2019年はまったく異なる状況になった。在住者であればご存知のように、2018年10月のインフラ系ノンバンクの破綻から、自動車・バイクローンなどのその他ノンバンク破綻と金融全体の貸し

  • 洪水からの脱出。

    年末はいつも通りのジャカルタである。長めの休みなので直行便のない場所というと、やはりここが一番だ。今回は2019年4月に開業したジャカルタメトロを体験してきた。ご存知の通り、資金(円借款)も車両も日本から供給された地下鉄で、日本人としては見ておきたい施設だ。利用

  • ブログ移行

    YahooブログからLivedoorへ移行しました。記事の投稿も再開しようと思います。

  • インド、ここ2年くらいの変化。

    タイトルの通り、デリー近辺において気づいた変化を簡単に書きとめておきたい。まず、ビジネスについては、小切手よりもネットバンキングによる振り込みが増えた。2011年の記事「チープでローテクで遅いお金。」で述べたように、インドでは日本と違って非常にチェッ

  • 2,3,4

    タイトルは携帯電話網の2G,3G,4Gのことだ。例によってまたジャカルタを訪問したのだけれど、今回驚いたことに、空港でGSM(2G)のSIMを取得しようとしたところ「ない」といわれた。わたしはインドで買ったいわゆるガラケーを持っていて、インドネシアで使おうとして

  • 立場と立ち位置。

    以前の記事で述べたように、需要と供給をつなぐのが商売だ。両者をマッチングをするのが小売店や販売代理店。間が空いていて単純につなげないときに自分で作るのがメーカー。誰かに作らせるのが商社。作らされるのが下請けやOEM。仮に立場が下請けであっても小

  • 要求水準と遂行能力と金額。

    なんとも堅いタイトルだけれど、そのままの記事を述べる。ビジネスにおいて案件を引き受けるときは    要求水準金額    遂行能力を釣り合わせなければならない。要求水準に対して、能力や引受金額が低すぎると重さでつぶれるし、どちらか一つが足りな

  • PDCAのチェックが不足しがちだ。

    海外では現地スタッフの業務結果チェックがザル過ぎるため、たびたび問題が起こる。わたしも好きなわけではないものの、やらなくてはならないこととして処理するが、彼らにはその習慣がなく、また身につかない。できたアウトプットをノーチェックで送るし、それで

  • インド最高裁の不思議。

    インドの裁判所は司法からの独立性が高い。政府部門の見解とは異なる判決がでることもあり、司法と行政に距離があること自体はたいへん結構なことだと思う。しかしながら、ときどき彼らの行動が一般に考えられる裁判所を逸脱しているように感じたので、今日はそれ

  • 並一丁。

    結論から言えば、一般の従業員を雇うときは、並でよい。優秀すぎる人材は給料もすぐ上がるし、離職率も高くなる。独立してしまう人すらいる。なにより、辞めた後に抜けた穴を埋めるだけの人材を見つけるのに時間がかかる。上に合わせて事業水準を定めるわけにはい

  • 人材の垂直立ち上げ。

    新興国においては離職率の高さ、低スキル人材をカバーする管理職のリソース不足など、組織を大きくするにあたっての阻害要因に直面する。知識労働ではあっても新規加入人材の育成に時間をかけてはいられない。短期間で彼らを戦力化できるかどうかは企業にとっては死活

  • 1日2ドル。

    以前は書籍やテレビで貧困層を1日1ドルで生活する人々と表現していたが、最近は「1日2ドルで生活する人々」と呼ぶようになった。最初は気にも留めていなかったのだけれど、どのメディアでも2ドルを使うようになったので、気になって調べてみたところ、理由

  • 狂乱のインド携帯業界。

    2018年年初よりインドの携帯電話界隈が非常事態である。これまでもプレイヤーが多く競争過多だった携帯電話業界に2016年よりリライアンスJioが価格破壊を武器に新規参入した。そのあおりを受けて、他のキャリアが一気に業績悪化し、体力の低い業者から撤退、サー

  • インドのGDPを高める簡単な方法。

    コンピュータを使う仕事は、ひとによって10倍くらい生産性に違いがある。場合によっては0:100というケースもある。インドにおけるオフィススタッフたちの仕事ぶりから、このことを強く感じた。具体的には、彼らは驚くほどExcel利用スキルが低い。たとえば30

  • メールの宛先ミスをなくすには。

    インドにいると時々他人宛てのメールが届く。送り主はだいたい現地人である。To(宛先)をみると、別の会社のよく似た名前のひと向けのものだ。直接的な原因としては、アドレス自動入力機能によるものだろう。ご存知の通り、多くのメールソフトには、アドレスの一

  • セブンのいないジャカルタ。

    すでに6度目となるが、インドネシア・ジャカルタ市を訪問してきた。もはやこれといって新しいものはないけれど、インドからくると非常に豊かさを感じる。週末のスターバックスは満席、レストランでは家族連れでにぎわい、中間層の拡大が目に見える形でわかる。そ

  • 旅行カバンとボトルネック。

    この1年ほどでモールやスーパーで起こっている変化の1つとして、旅行カバンの売り場が広がっている、あるいは新たに設けられていることが挙げられる。しかしながら並べられている商品をみると、作りがしょぼくて壊れやすいんじゃないかなと思うけれど、どの分野

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