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惨憺たるアンコウ http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/

欧州自転車レースを中心に読書日記や映画、思い出話や料理、燻製や手造りビールなどを、のんびり書きます。

すでに人生50年を過ぎ、欧州自転車レースもやや古い話に偏りがちです。しかし昔を知っていれば今が楽しくなることは間違いありませんよ。最近のイチオシは87年のスーパークリテリウムの記事。

ヴァルデマール・シュトルンク
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住所
東久留米市
出身
東京都
ブログ村参加

2010/03/08

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  • ロシアの選挙を見て

    山本太郎を外国人参政権に賛成している中国シンパだといって偽写真まで入れてネット上に流している人がいる。帰化した人が多い野党のレッテルは先日も見た通りだ。共産党が政権取ったら日本は北朝鮮のような国になる、と言っている人たちもいる。どこで読んだのだったか、もう10年以上前のことだけど、産経新聞の勧誘員が来たので、おたくのような右翼新聞は嫌いだと言ったら、あなたのような人がいると日本は北朝鮮のような国にな...

  • ミラノ〜サンレモ 1982 年

    ミラノ〜サンレモの大逃げについては、1946年のコッピの話を書きましたが、ポッジオもチプレッサもコッピの時代にはコースに入ってなかったはずなので、チプレッサで逃げた選手がいないのかを調べ始めてしまいました。小さなことが気になる僕の悪い癖 by 杉下右京 笑)で、調べてみました。ミラノ〜サンレモは真ん中にトゥルキノ峠(トンネル)があるだけで、そのあとはひたすら海岸線を走るレースで、第一次大戦前は今よりも冬...

  • ミラノ〜サンレモはフィリプセン

    やっぱりチプレッサアタックはできませんでした。個人的には期待してたんだけどね。チプレッサでUAEがペースをあげたけど、デル・トロが頂上1キロ手前で力尽きたところでペースが落ちてしまいました。デル・トロがやめたところでポガチャルがソロアタックするんじゃないかと思ったんだけど、まあ、そんなに甘くなかったですね。rsn ではチプレッサに入る前のUAEのポジショニングが失敗だったと言ってますね。ここでコヴィとデル・...

  • 今夜ミラノ〜サンレモ

    ポガチャルがチプレッサで逃げるのではないかという rsn の予想。まあ、去年も同じような噂はありましたが、今年はストラーデ・ビアンケで80キロ一人で逃げちゃいましたからね。ゴール前22キロにあるチプレッサで逃げる可能性は十分あるということでしょう。特にポガチャルの1番のライバルがマテウ・ファン・デル・プールで、去年のレースを思えば、最後のポッジオの丘では千切れそうにないし、ゴールでスプリントになったらポガ...

  • 映画「月」(PERFECT DAYS と共に)

    これは原作を読んだ時にここで書きました。相模原のやまゆり園事件についても、何度も取り上げています。見なければいけない映画だろうと思っていたんだけど、なかなか勇気が出なくて 苦笑)原作とは随分違います。原作は語り手が重度重複障害のきーちゃんでしたが、映画では原作にない中年夫婦(子供を亡くしている)と若い女性介護職員、それにさとくんの4人が中心で、きーちゃんは宮沢りえ扮する妻(介護職員)のあり得た姿と...

  • ミラノ〜トリノ、ああボーラ

    ミラノ〜トリノは第一回が1876年(リルケが生まれた翌年)に開催された最古のワンデーレースです。もっとも第二回は15年以上後だし、その後も飛び飛びで隙間だらけなんですけどね。というわけで、今回は105回目でした。しかしUAEが上りでペースを作っていたところでEFのベッティオールがアタックし、そのあとはほぼボーラだけが追走の力を使ってました。まあ、人数的にも一番多かったから、追う義務はあったんだろうけど、もう少し...

  • 映画「PERFECT DAYS」

    ニュー・ジャーマン・シネマと言われて、ファスビンダーとヴェンダースとヘルツォークが、一時期よく上映されていて、拙ブログにも何度か書いたように、一時期ヘルツォークの追っかけでした 笑) 他にもシュレンドルフなんかもいたけど、こちらはとんがり具合が前の3人比べるとまろやかで、ちょっとタイプが違いました。ヘルツォークはタルコフスキーの次ぐらいに気にしていて、当時の情報誌「ぴあ」で上映されると見に行ったも...

  • 映画「瞳をとじて」

    「ミツバチのささやき」と「エル・スール」の監督ビクトール・エリセが撮った40年ぶりの長編劇映画というので観たかったんだけど、やっと見ることができました。正直にいうと、期待していたほどではなかったかなぁ。まあ、前の二つが凄すぎる映画だから、そこから期待するとちょっとね。特に前の二つを見てないと退屈ではないかなぁ、長いし。前の二つが幼い少女の目から見た世界だったり父親だったりしたのに対して、今回は冒頭か...

  • ケムナ、良い仕事をしました

    第6ステージスタート前のケムナ(FBの

  • ティレノのケムナ

    まあ、ヴィンゲゴールが頭ひとつもふたつも抜けてます。ボーラとしてはヒンドレイがトップ3に入ったのでよかったとしますかね。ダニ・マルはストラーデ・ビアンケの落車の後遺症なのか、アルガルヴェの勢いはないようですね。ケムナは落車したようですが、たいしたことにはならなかったようです。ケムナの話。「調子はいいよ。落車したけど大きな怪我はない。もちろんあちこち傷だらけだけどね。でもそれ以外は不幸中の幸ってとこ...

  • パリ〜ニースのTTTのボーラ

    いやはや、ティレノにニース、忙しいことです 笑) 私の世代だとパリ〜ニースの代名詞はショーン・ケリーでしたし、ティレノ〜アドリアティコの代名詞は、もう少し時代遡りますが、ロジェ・ド・フラーミンクでしょうか。というわけで、ティレノのほうのボーラはヒンドレイ、ケムナ、ダニ・マルと11〜16位の25秒前後の遅れで、良い位置につけていますが、問題は昨日のチームTTのパリ〜ニースですねぇ。半分ぐらいのところですでに...

  • 大島渚の映画「絞死刑」を見た

    この映画については、大島渚が亡くなった頃に一度書いたことがありました。で、FBで教えてもらったんだけど、なんと!! YouTube にアップされていました。版権の問題以上に、内容からして、おそらくそのうち消されるでしょう。この映画、1983年に今はなき巣鴨の300人劇場でやった大島渚の全貌というシリーズで見ました。まだ20代。当時死刑制度についてどんなことを考えていたかは覚えてないけど、この映画は死刑制度のおかしさを、...

  • ゲシュケの話

    写真はゲシュケの FaceBook から借りてきました。rsn にゲシュケのゴール後の話が出てました。最後のシーズンになる今シーズン、1月からオーストラリアでダウン・アンダーをはじめ、すでにレースで2000キロ以上走っているそうです。ただ、オーストラリアで体調を崩して、ストラーデ・ビアンケはやっとふたたび思い切りペダルを漕げたと言ってますね。その他ポガチャルのことや、今回の新しいコースについて、今後の計画についてな...

  • ストラーデ・ビアンケ、ポガちゃん圧勝

    緑の色濃い丘陵地帯、ポプラだか糸杉だかの間を縫って未舗装路が雨でドロドロで、なかなか見てても怖かったですね。特に登りきって下りへ向かう映像はTVではあまり見たことがない風景でした(上のyoutubeだと2分5秒ぐらいからのところ)。しかしポガチャルが出ているから、何をやらかしても驚きません。それでも80キロでアタックだからねぇ。何があっても驚かん、と思ってたけど、逃げ出してから、10キロごとに1分の差をつけていく...

  • GP・ル・サマン

    このレースの由来については10年以上前の記事で書いたことがありますので、興味があればクリックしてみてください。YouTubeには残り10キロからのが載っていました。登りになると誰かがアタックするのが面白いです。平地になって残り4キロを切ったあたりで集団が完全に牽制状態。しかし狭い路地みたいな石畳道を、よくまあコースにしますねぇ。普段トラクターしか走ってないだろう、この道、って感じです。ゴールは結果がなかなか出...

  • クールネ・ブリュッセル・クールネは WVA

    昨日のヘト・ニウスブラットと、人は変われど同じチームがワンツーでした。今回は大本命の優勝でしたね。YouTubeのライブでラスト20キロぐらいから見てたんですが、その時点でヴィスマのヴァウト・ファン・アールトとUAE のティム・ヴィレンス、モビスターのスペインチャンピオンマイヨのラスカノの3人が第二グループに3分ぐらい差をつけて逃げてましたからね。こりゃあ、ファン・アールトで決まりだなと思いましたわ。しかも追走...

  • ヘト・ニウスブラット、ああ、ポリット〜

    以前はヘット・フォルクと呼ばれたフランドルの小クラシックレース。昔はこのレースでレースシーズンが始まると言う印象でした。ロンデ・ファン・フラーンデレン(ツール・ド・フランドル)とコースと有名な激坂が重なり、気分はすでにフランドルクラシック、というレースです。上のYouTubeはラスト6キロ弱からゴールまで。他にもダイジェストがアップされています。やっぱり今年もヴィスマがチーム力が高いですね。スロヴェニアの...

  • 映画「おみおくりの作法」と新自由主義

    この映画はもう6、7年前に夜中に一人で見てて、画面が暗転した後、顔を覆って泣きました。それについては書いたことがありますのでそちらで。映画「おみおくりの作法」(ちょっとだけネタバレ)で、昨日、友人から中古を手に入れたと連絡があったので、借りてきました。やっぱり最後は泣くしかないよね 笑)この映画はその最後だけ強調されてしまったようだけど、でもそこに至るまでの細部も実に上手くできています。据え置きカメ...

  • コメントをくれたネトウヨさんへ

    コメントをくれた方へ。ここでは名前は出しませんが、最後まで読んでくださることを願って、コメントへのご返事がわりに記事にしておきます。あなたのコメント自体は、申し訳ないが生理的に受け付けないので消しました。あまりに典型的なネトウヨ論法。あなたの危機感はどこを向いているのでしょう?? 自民党と統一教会のつながりはまるでスルーして、「反日帰化の多い野党」とは、呆れております。本当に野党の中に帰化した方が...

  • ナヴァリヌイの「ノスタルジア」

    先日ズビャギンツェフの「ラブレス」に見える反プーチン的暗示を書いたけど、ナヴァリヌイ事件の関連でもう一つ思い出したのがこの映画。ナヴァリヌイは毒殺されそうになってドイツの病院に運ばれ、回復した後に、なぜロシアへ戻ったのだろう? 反体制の指導者は亡命して、外から政権批判を行うのが普通なのに。というわけで、この、タルコフスキーがイタリアで作った映画に、よく似た事情が出てくる。この映画の主人公はサスノフ...

  • 昔の雑誌、1962年ツール(後半)

    前半はこちらピレネーに入って13ステージは上りの個人TTでした。ここで勝ったのはトレドの鷹ことフェデリコ・バーモンテス。1959年のツールの覇者です。この人の残っているビデオをみると、上りのシッティングフォームが買い物自転車に乗ってない?って感じの上半身が突っ立ったフォームで両肘を外側に張って体を左右上下に振って、まあ、はっきりいって格好悪いんですよね。でも、いろいろ変なエピソードがてんこ盛りの選手です。...

  • 映画「ラブレス」(2回目)

    反プーチンの先頭に立っていたアレクセイ・ナヴァリヌイが殺された(と言っていいだろう)。権力者による政敵の殺害。これまでも歴史上何度も出てきたシーンだ。記事を見た瞬間、アメリカ映画のアンタッチャブルでショーン・コネリーが殺された知らせを受けたロバート・デニーロ演じるカポネがニヤッと笑うシーンがプーチンと被った。まあ、日本ではウラジミール、シンゾーと一緒に駆けて、駆けて、駆け抜けよう、とかポエムを言っ...

  • 卓球のニー・シャーリエンのこと

    いやぁ、面白い、ニー・シャーリエンというルクセンブルクの女子卓球選手。むかしゲイ・カレンと言っていたおかっぱあたまの女子選手、覚えてるわぁ。83年に東京で世界選手権があった時に活躍した選手だ。日本はちょっとキュートな神田選手っていったかなぁ、女子のエース。男子だと斎藤清なんてのがエースだった。前から書いてるように、僕は自転車に夢中になる前、24、5歳まで卓球に夢中でした。下手だったけど、ずっと続けてた...

  • 昔の雑誌、1962年ツール(前)

    古いミロワール誌からの紹介シリーズです。勝手にシリーズ化です 笑)1962年のツール・ド・フランス特集の号。表紙は総合優勝のジャック・アンクティルとスプリント賞のルディ・アルティヒ。チームメイトですね。この年のツールはそれまでの国別対抗が廃止になって、チーム対抗になりました。第一ステージはスプリント合戦でアルティヒが勝ちます。この年の目玉はこれまでツールに参戦しなかった皇帝リック・ファン・ローイが初参...

  • サイレント映画「裁かれるジャンヌ」雑感

    納戸から出てきた大昔の本の表紙に使われているのを見ても分かるように、映画史に燦然と輝く歴史的映画です。1928年のモノクロサイレント映画。監督はデンマークの・カール・テオ・ドライヤーです。この監督の映画は「吸血鬼」 と「怒りの日」について書いたことがあります。この映画はたぶん1980年ごろに京橋にあったフィルムセンターで見たんだけど、ボロボロのフィルムの上映でした 笑)今回はスカパーのザ・シネマで数ヶ月前...

  • F. フェルメールス大腿骨骨折

    名前が名前なので、強く印象に残っている選手です。コロナで秋に行われた黙示録的雰囲気の21年パリ〜ルーベでコルブレリとMVDPを相手に2位に入った選手ですね。そういえばコルブレリは不整脈で引退してしまったんでしたねぇ。。。というわけでフローリアン・フェルメールスが今シーズン最初のレース、ブエルタ・ア・ムルシアで大腿骨骨折という大怪我だそうです。下りで落車してガードレールを飛び越えて落下したとのこと。復帰ま...

  • れいわ新選組記者会見、野党共闘について

    市民連合という団体から野党共闘の誘いがあって、れいわも乗るのかという質問に対する山本太郎の回答。ようするに立憲と手を繋ぐのかという質問に対する答え。上のyoutubeの11分過ぎごろからです。「これだけどろぼうがあふれている、四分の一の自民党議員が泥棒だったことがわかったわけです。その泥棒たちと一緒にこれからルールを変えていきますと言って、(立憲は)ある意味で免罪符をあたえてしまう、その泥棒たちを(許して...

  • 今日の東京新聞、希望すら災厄

    パンドラはゼウスが、火を手に入れた人類をこらしめるために送り込んだ人類最初の女性で、神々が開けないことを条件に渡した箱を開けたら、ありとあらゆる人類にとっての災厄が飛び出して、世界中に広まったというギリシャ神話の中のお話です。ウィキペディアで見ると、箱の中から出ていかなかったエルピス(希望)というオチの解釈は通常は希望が逃げていかず、人間の手元に残った、だから酷い災厄だらけの世の中でも人間は絶望し...

  • 映画「蜘蛛巣城」

    昨日の昼間にNHKBSでやってました。いやぁ、画面も音声も聞き取りやすくなっていたけど、それでも三分の一は聞き取れなかったです 笑)この映画も三百人劇場の黒澤明の全貌と並木座で見てますが、2回とも、なにしろセリフが全く聞き取れなかったという記憶があります。特に妖婆のセリフは一言も聞き取れなかったと記憶してます。今回は三分の二は聞き取れました 笑)ただ、雰囲気がすごいんですよね。上記三百人劇場では、主だっ...

  • 昔の雑誌、1955年ツール(後半)

    七人の侍の話が割り込んでしまいました 笑) 前半はこちら昔の雑誌、1955年ツール(前半)へこれは世界遺産のポン・デュ・ガール。ローマ時代の水道橋です。第13ステージ。これは第15ステージでのネッロ・ラウレディの落車転落事故。下りのコーナーで他の選手と接触して自転車ごと宙返りで10メートル下へ転落したとあります。ただ、幸いにも肋骨骨折だけですんだとのこと。写真で見ると自転車は前輪のタイヤが外れているけど、フ...

  • 七人の侍

    いやぁ、見る気はなかったのに、NHKのBSでやってたので、途中30分ぐらい過ぎてからでしたが見てしまいました。見出したらやめられず、もうあちこちで笑いながら泣いてました 笑) 志村喬が格好いいのは当たり前だし、宮口精二もものすごい。だけど今回見て、たとえば宮口が、木村功が女と会っていたことを言わなかったことを、木村になぜ?と問われて、「言ってほしいのか?」と言うシーン。いやもうこのシークエンスは、思わず...

  • 昔の雑誌、1955年ツール(前半)

    いわゆるミロワールという雑誌の前の自転車雑誌「ビュッテ・クルブ、ミロワール・ドゥ・スポール」については、1952年のコッピが優勝するツールについて何度か書いた時にも出てきました。今回はその雑誌の1955年ツール総集編。なんと、表紙がカラーです。ルシアン・ボベとシャルリー・ガォルですね。表紙を開くと優勝したボベの肖像。フィリップ・ティス以来の3勝目ということで、この1955年時点ではツールの記録は3勝だったわけで...

  • 今朝の東京新聞から、維新的民主主義?

    コロナ禍では死者数ワースト1、大阪都構想は2度否決、道頓堀プールも放棄、学校と病院の統廃合で、どちらも減り続けている、管理強化により教員もバスの運転手も減り、学級維持もできなければ、バス路線も減便・廃線が起き、大阪万博も財政負担を住民に残すのは間違いない。付け加えれば、コロナの一時金の配布だって一番遅れたのが大阪だし、道路の車線や停止線が消えているのに予算が付けられない。やってきたことの結果を見れば...

  • 古いミロワール誌から、ジャン・ロビック

    以前、ヤフオクで古いミロワール誌を大量に手に入れた話を書いたことがありました。その時紹介したのは1961年5月号。表紙はリック・ファン・ローイ、うわゆるリック2世でした。その後それについて触れなかったんですが、久しぶりに本箱の奥から引っ張り出してみました。本日紹介はこの時手に入れたうちで2番目に古い1961年11月号。表紙はジャン・ロビックです。この年で引退したんですね。表題も「ロビック・自転車とお別れ」しか...

  • 八王子市長選雑感

    デマの垂れ流しを企業に依頼しようが、パー券売って裏金作ろうが、賄賂議員が続出しようが、被災者なんて置いてきぼりにしようが、ワクチンで被害者がいくら出ても知らん顔しようが、ヘイトスピーチ垂れ流し議員をほったらかしにしようが、統一教会の手足になろうが、アメリカ様の言いなりで乗員全員死んだ墜落を不時着と言おうが、きっと他にもたくさんあるだろうけど、よーするに、どんなことがあっても、絶対自民党候補者に投票...

  • 今朝の東京新聞から

    検察は「正義」なんてどうでもいいのかね? 同じ泥棒でも無名の老人だと300円で逮捕だけど数千万でも政治家だと不起訴。会計責任者が独断で裏金作ったっての? 自分のポッポに入るわけでもないのに? おい、わかるだろうな、と親分に言われた子分が悪いことをして捕まり、親分は知らぬ存ぜぬで無罪放免。昭和の時代のヤクザの話か?? 先ほど速報で自民党の派閥解散がニュースとして流れたけどさ。派閥解消が何か僕らに関係あ...

  • 共産党タムトモが委員長に

    こんなに国民が困っているのだから、そちらの方を向いて仕事をするべきだと言った泉房穂に、自民党の元議員石原伸晃はそんなの共産主義だと罵倒したそうだ。一部の人たちにとっては共産主義という言葉がすでに罵詈雑言のたぐいになっているんだろうね 苦笑)しかも、至極真っ当なことを言うと「共産主義」になっちゃうわけだ。確かに共産党、今回の委員長になった田村智子なんかの国会での質問を見ていると、当たり前のことを言っ...

  • 今日の東京新聞から

    前回は名前を出さなかった斎藤美奈子の本音のコラムだけど、今回は堂々と山本太郎の名前が出ている。はっきりいうと、新聞各社は山本太郎の名前を肯定的に出す記事をためらっているように感じている。この本音のコラムですら山本太郎の名前が出たことはほとんどないと思う。反原発を唱えた東京新聞ですらこれだからね。19年に山本太郎のれいわ旋風が起きた時もマスコミは横一線でそれを取り上げなかった。ただ、この斎藤美奈子だけ...

  • 映画「葬送のカーネーション」

    最初と最後が同じシーンで始まり、終わる。最後のシーンでちょっと泣いた。老人とその孫娘が、亡くなった老人の妻を故郷に埋葬するために、棺桶を持って国境を目指すロードムービー。孫娘の両親はどうしたのかとか、老人の妻がどうして亡くなったのかとか、そもそも老人がなぜトルコ語が話せないで、孫娘に通訳させているのかとか、映画の中では全く説明がない。孫娘がスケッチブックに描く絵で、ああ、なるほど、二人はおそらくシ...

  • ケムナのプレスインタビュー

    去年は総合上位を狙ってジロを走ったケムナですが、本来今年はツールで総合上位狙いだったようです。ログリッチが加入したことで、ジロ狙いに変更になったわけです。去年のジロはヴラソフが第一エースで、立場としては第二エースだったんでしょうけど、去年は10ステージでヴラソフが落車リタイアしちゃったので繰り上げになったわけですが。。。ケムナの話。「方向変更して、すぐにフォーカスをジロに絞った。でもツール出場が完全...

  • ボーラ加入のヘルツォークのこと

    エミール・ヘルツォーク、一昨年のジュニアの世界チャンプですね。21年22年とジュニアのレースではかなりの勝利数を上げていたんですが、去年アメリカのコンチチームに加入してU23のクラスになったらパタッと勝てなくなりました。ジュニア時代はボーラの下部チームで良い成績を上げていたので、ボーラに戻ってくるのは自然とは言えます。というか、去年のアメリカのチームへの移籍はレンタル移籍だったようです。去年のシーズンは...

  • 映画「砂の器」 あれ??

    この映画は1980年代かなぁ、映画館で観た。満員に近かったと思う。重厚な音楽に乗せて、日本の四季の中を父と子が遍路姿で放浪する有名なシーンで左右も前後もすすり泣いてて、もちろん僕も 笑) とどめのように加藤嘉が、「おらあ、こんな人しらねぇ」というシーンで決壊した。映画館であんなにボロボロになったのは他に思い出せない 苦笑)その後も、なにかのTV番組でまだ存命中だった丹波哲郎が、捜査会議で思わず声を詰まら...

  • ボーラ、早くもツールの候補を発表

    マヨルカでトレーニングキャンプを行っているボーラは、プレスデーでツールに向けた布陣について、早くも語ってます。ログリッチの優勝のために、山岳ではヴラソフ、ヒンドレイ、ダニエル・マルチネス、ケムナが候補で、中級ステージではボブ・ユンゲルス、マッテオ・ソブレロが候補。平地や悪路用アシストとしてはファン・ポッペルやニコ・デンツ、マルコ・ハラーやヨナス・コッホが候補というわけで、これで11人。以上がツールの...

  • 今日の東京新聞から

    交通渋滞を理由に被災地に行かず新年会に行った首相なんておかしいだろう。現地を見ないで何を支持できるのだろう?一方で山本太郎を批判する維新の嫉妬に狂った議員もいる。山本太郎の行動力に怯え、それを叩くことで、自分の行動力のなさを糊塗することができるわけだし、山本太郎が嫌いな連中がいいねボタンを押しまくるから、一挙両得。しかし、それで誰が喜ぶかと言えば、被災者ではない、災害を遠くから見ながら、パソコンや...

  • 去年の総括シリーズ、フェリックス・ガル

    名前すら知らない選手だったのに、今年一気にいわゆるブレイクした一人ですね。2015年にオーストリア初のジュニアの世界チャンピオンになったんですが、その後サンウェブやDSMで走るも目立つことのない選手だったと思うんだけどねぇ。今年突然スイスとツールでステージ優勝しました。ドイツ語圏で24シーズン最も注目の選手でしょうか。特にツールは17ステージのクイーンステージでしたからね。さらに20ステージでもポガチャルのス...

  • 去年の総括シリーズ、グロースシャルトナー

    今シーズンボーラからUAEに移籍したオーストリア人の八重歯がかわいい 笑)フェリックス君です。いやあ、しかしこの八重歯はなかなかすごいインパクトです。これこの人が話題になるたびに言ってますね 苦笑)今シーズンは個人的な勝利はランクの低いヨーロッパクライマーカップしかなかったけど、シーズン前半、パリ〜ニース、クリテリウム・ドゥ・ドウフィネ、ツールとアシストに徹して、特にツールでポガチャルのための山岳で...

  • 去年の総括シリーズ、ケムナ

    最初に、今回の北陸地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。*今シーズンは総合狙いとステージ狙いをうまく分けて、切り替えて走ることが、そこそこうまくいきましたね。シーズンの前半、ティレノ・アドリアティコで総合4位、ツアー・オブ・ジ・アルプスでは6位に入り、前者では最初のTTでガンナに次いで2位、第5ステージでは山頂ゴールでログリッチの集団に付いていき5位。アルプスの方では同じく山頂ゴールの第3ステー...

  • 今日の東京新聞から

    憲法守らんやつが憲法改正って、寝言は寝てから言え! これは山本太郎の名文句だ。噂によると、統一教会、裏金パー券、マイナ保険証で青息吐息の自民党は、めくらましのために、今度の通常国会で憲法改正の発議をするのではないかという話も出ている。正直国民投票で憲法改正に票を入れる人はそれほど多いとは思わない。声だけはでかいだろうけど。問題は「権力者に騙され」る大人がたくさんいるってことだ。騙されないぞ、と自覚...

  • 去年の総括シリーズ、ポリット

    このシリーズは radsportnews.de の記事からそれぞれの発言を借りてきて、First Cycling で成績について調べたりしながら紹介しているんですが年を越してしまいました。前から書いているように、 radsportnews ではレース結果でポイントを与えて、12月に入ると100位から初めて、大晦日に1位を発表という形を取っていたんだけど、どうも去年ぐらいから年を越して順位上位の選手の紹介をするようになってて、おかげで昨日までは「今...

  • 墓参り

    実際はおととい、29日のことなんですが、風邪ひいちゃって咳が止まらなかったんだけど、父の月命日でもあったので、母と妹と墓参りに行ってきました。これ FB ではその日のうちにアップしたんだけど、ここにも一応アップしておきます。うちのお墓は渋谷区の浄土宗のお寺にあります。河内山宗俊の墓があるのが有名なんだそうですが、御多分に洩れず空襲にあっていて、ご先祖様のお墓もおそらく戦後に墓石だけ置き直されたんだろうと...

  • 今年の総括シリーズ、ツヴィーホフ

    拙ブログでは22年のジロと今年のブエルタのツィートレース日記でお馴染みになったツヴィーホフ。26歳までは主にマウンテンの選手でした。21年、27歳でボーラに入ってロード選手として走り始めたわけで、人によっては引退廃業の年齢からロードに転向したっていう変わり種。今年はツアー・オブ・ターキーでの2位を筆頭に、トップテン入りが10回を越え、徐々に目立ち始めましたね。ただ勝利がないのが残念なところです。ただ、本人も...

  • 今年の総括シリーズ、コンラート

    この選手もボーラでプロ入りして、ボーラ一筋だったんですがね。来年はリドル・トレックに移籍です。ボーラ時代はアシストでありながら、エースより良い成績を残すことがある、という地味なのに、なんとなく上位にいるという感じの選手でしたが、一昨年ツールのステージで優勝したので、このあとは結構自由に走れるんじゃないかと思ったんですが、やっぱりアシストのままでしたね。今シーズンも勝利はなかったもののエシュボルン〜...

  • 今年の総括シリーズ、デンツ

    拙ブログではジロのレース日記で今年も含めて過去3回登場してましたが、今年はボーラに移籍してきてジロでステージ2勝は大きかったですね。デンツのジロツィート日記(12)デンツのジロツィート日記(14)デンツの話。「満足以上だよ。間違いなく過去最高のシーズンだった。去年ツール・ド・スイスでステージ勝利を挙げられたことで自信になり、今年はチームを変えたことで、せっかく信頼してくれたんだから、それに報いたいとモチ...

  • 今年の総括シリーズ、デーゲンコルプ

    今シーズンも勝利はありませんでした。一番良かったのが7位の順位。ただ、この7位になったのがパリ〜ルーべでしたhttp://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-4615.html。ただ、今年は久しぶりに他の春のワンデーでも結構上位でゴールしています。ヘント〜ヴェフェルヘムでも12位、ロンデ・ファン・フラーンデレンでも19位、世界戦では16位。デーゲンコルプの話。「パリ〜ルーベは落車までは調子も良かったし、あそこをクリアし...

  • 恒例、今年のローストチキン

    このところ我が家のクリスマスローストチキンは24日になってなかったんですが、今年は珍しく24日。前日から、醤油や酒、オイスターソース、砂糖、にんにく、生姜などを混ぜ合わせたつけ汁につけておいて、さあ、5時から準備開始。本当はレバーを入れたかったんですが、もう寒いし買い出しに行くの嫌だったので、冷蔵庫に残ってた野菜を準備して小さくみじん切り。玉ねぎ、セロリ、ナス、ピーマン、にんじん。うーん、キノコがあれ...

  • 今年の総括シリーズ、ブーフマン

    この人もシャハマンなんかと同様、コロナ前の調子に戻れないでもがいているうちの一人ですかねぇ。シャハマンよりは少しマシかもしれないけど。19年のツールで総合4位になった時は、これは近いうちに優勝は無理にしても表彰台には登れるんじゃないかと期待したんですがねぇ。というわけで、去年あたりから、ボーラでの役割は完全にアシストの立場になってます。ただ、ドイツナショナル選手権では75キロ独走で二度目のドイツチャン...

  • アイデブルックス問題決着

    昨日のユンボならぬヴィスマのチームプレゼン前は、UCI のサイト usi.org には、前日の更新でアイデブルックスはボーラの選手として登録されていたので、これで決まるんだろうと思っていました。ただ、12月のトレーニングキャンプはマヨルカ島のボーラのほうではなく、スペイン本土のヴィスマのほうに参加したそうだし、契約の問題でボーラに残るとしても、どっちもやりづらいだろうなぁ、と思っていたら、今朝のニュースをみたら...

  • パー券買ってくれよぉ

    1970年代前半、僕が高校生ぐらいの頃かなぁ、街中で知らない不良とかからパーティー券なるものを売りつけられる事件が多発した。僕自身はそうした声かけにあったことはなかったけど、噂は結構聞いた。まあ、絶対に詐欺だったんだろうけど、相手は当時の不良だからね。リーゼントの頭に両側に剃り込み入れて、ボンタンというブカブカズボンを履いて、ぺちゃんこに潰した鞄をもってて、白い運動靴のかかとを踏んで、まあそんなのがい...

  • NHK ETV特集「私と先生とピアノ」

    一月以上前に録画しておいたのをやっと見た。前にも書いたけど、コロナ直前に他界した義理の母(つれあいの母親)は沖縄の人で、ひめゆりの生き残りで、毎年ひめゆり同窓会からはがきが届いた。それだけに、この番組は見るのが辛かった。最後に出てくるテロップ。捕虜になるな、死ねと言った校長は生き残り、戦後国立大学の教授になった。生きろ、死ぬなと言った先生は戦死した。ただ、こういう話はたくさんある。映画「硫黄島から...

  • 今年の総括シリーズ、ペストルベルガー

    この人の名前が出るたびに、2017年のジロ第1ステージでのゴール前2キロ単独逃げ切り勝利が思い浮かびます。逆にいうとそれ以外印象が薄い 苦笑)21年のドゥフィネでソロアタックでの逃げ切りがあったぐらいですかねぇ。ボーラで7年走って、最後の年はコロナ三昧の一年、心機一転とばかりにジャイコ・アルウラに移籍したものの、今年もパッとしませんでした。シーズン最後に出た香港のレースで優勝はしたんですが、来年のジャイコ...

  • 今年の総括シリーズ、シャハマン

    コロナ前は拙ブログでいちばんのオシだったんですがねぇ。すぐにでもツールのステージ優勝するんじゃないかと予想していた時期もあったんですねぇ。なにしろパリ〜ニース、運が良かったとはいえ、連覇しましたからねぇ。去年に引き続き、今年も復活なりませんでした。まあ、ルーマニアのシビウ・ツールでステージ優勝したので、2年ぶりの勝利はあげたんですがねぇ。今年はオーストラリアでシーズンをスタートさせて、ダウンアンダ...

  • 多和田葉子「白鶴亮翅」覚書き

    昨夜読み終わった。とても面白かった。舞台がベルリンだったり、クライストという作家が出てきたりするせいもあったかもしれない。クライストは30年以上前に初めてドイツへ行った時http://tatsuya1956.blog48.fc2.com/blog-entry-1198.html、ベルリンでわざわざヴァンゼー湖畔にあるお墓へ行ったことがあった。(思い出してみると、お墓はいろんな人のを見に行ったなぁ 笑) 国際都市ベルリンを舞台にバツイチ女性の日常が淡々と...

  • アイデブルックス、どこへ?

    やれやれ、スキャンダル勃発ですね。期待の若手だけに、こういうのっていろんな意味でダメージになりそうな気がします。土曜の夕方にユンボ・ヴィスマがシアン・アイデブルックスの加入を発表したんですが、その直後にボーラ・ハンスグローエも残留を発表というゴタゴタ。どうやらアイデブルックスが移籍したがっているのは間違いないようですが、ボーラは24年末までの契約がすでに成立しているそうで、これを解除するためには、ボ...

  • 今年の総括シリーズ、ゲシュケ

    radsportnews.de の恒例のドイツ語圏の選手たちの今シーズンの総括シリーズ。ゲシュケが出ていたのでご紹介。去年はツール・ド・ロマンディで総合3位になり、ツールでは最後の山岳賞まで水玉ジャージを着るという大活躍の年でしたが、今年はパッとしませんでした。15年目のプロ生活、レース出場日数は70日でしたが、一番良かったのはドイツナショナル選手権の9位でした。春先のパリ〜ニースでコロナに感染した影響があったのでしょ...

  • 久しぶりにFBでネトウヨとやり合う 笑)

    いやはや、今いろんなことが同時進行的に忙しくて困っているというのに、いらんことを、またやってしまった 笑)まあ詳しいことは書かんけど、要するに外国人と女性に対する明らかな差別主義者、しかも自分がそうだと気がついていないと思われる参政党の支持者が、山本太郎のFBで僕のコメントに噛みついてきたわけですよ。最初は外国人地方参政権について。確かに山本太郎は外国人に地方参政権は、さまざまな制限を設けた上で考え...

  • こんなことを言える党首がいるか?!

    「週刊エコノミストOnline」に、前回れいわ新選組から出馬して当選しながら、直後にうつ病で登院できず、三ヶ月で議員辞職した水道橋博士の告白が乗っている。議員失格(上)ボクがたった3ヶ月で参院議員をやめた本当の理由れいわ新選組に悪意を持っている人なら、水道橋博士に対してなんで選挙に出たんだと非難するんだろうけど、ここに書かれている辞職決意の時の山本太郎とのやりとりには、ツッコミようがないだろうと思う。う...

  • 消費税は悪税です

    11月28日の国会、参議院予算委員会での山本太郎による消費税に関する質問。岸田は消費税は安定的な社会保障の財源という嘘をつき続けていたが、すでに消費税のほとんどは法人税削減の補填に使われていることは多くの人が知っていることだ。少し前までは日本人のほとんどが消費税がなくなると社会保障が危なくなると信じていたが、山本太郎がこの4年ほど、コンコンと各地で説いてきたことで、それが嘘だということが知られるように...

  • 今朝の東京新聞から、キッシンジャー

    キッシンジャーが死んだ。今日の東京新聞では洗筆と国際面と北丸雄二のの本音のコラムで扱われている。ナチスドイツのユダヤ人差別を逃れ自由の国アメリカに恩義を感じ、アメリカのために尽くしたというサクセスストーリーと言って良いのだろうけど、洗筆には、文字数の限られたところに書かなければならないことは認めながらも、なんか読んでいて居心地の悪さを感じた。当初ヒトラーがユダヤ人に対する理想的な解決方法としてお手...

  • 第一次大戦で戦死した人たち

    さっきウィキペディアの第一次世界大戦で戦死した人物というカテゴリーを見ていた。もちろん有名人が乗っているわけだけど、国別に見るとおもしろい。おもしろいなんて言ってはいけないのは重々承知の上で、ドイツ人の戦死者はやたらと画家が多い。時代が時代だから表現主義と呼ばれる(のちにナチスによって退廃芸術のレッテルを貼られた)潮流の画家ばかりだけど、6人もいる。ただ、僕が名前を知っているのはフランツ・マルクだ...

  • ウルリヒの告白

    このウルリヒのドキュメンタリー「ヤン・ウルリヒ、追われる者」がドイツのアマプラで公開されるに先立ってのプレミア上映会(?)で、本人が観衆の前でドーピングの告白をしたそうです。2013年にすでにウルリヒは雑誌でスペインのドーピング医師フエンテスのところで保存した自己血液の再輸血をしたことは認めていたんですが、禁止薬物 EPO については一貫して否定し続けてきました。それを、実はEPOもやっていたと観衆の面前で言...

  • ウルリヒのインタビュー

    昨日のゴカイドーピングに続いて、またドーピングネタです 笑)ウルリヒがドイツの雑誌「シュテルン」でのインタビューでドーピングについて、いまごろかよ! という感じですが、やっと告白してます。かいつまんでご紹介。ウルリヒの話。「自転車競技でドーピングが蔓延していることはかなり早い段階でわかっていた。こう言われたんだ。『君は優秀で大変なタレントだ。強度の高いトレーニングをしているし、必要な能力はすべて持...

  • ゴカイの血液でドーピング?

    ゴカイって知らない人も検索しないように。海にいるミミズ状の生き物ですね。小学生低学年の頃は千葉の海のそばに住んでいたから、岩場の砂浜ほじくり返してゴカイを捕まえて、ちぎって餌にしてハゼ釣りしたものですが、今はもうさわれないだろうなぁ。写真見るのも嫌だわぁ。こいつ歯があって噛むんだよね。たいして痛くないけど。このゴカイの血液でのドーピングの可能性ってのが RSN に記事になってました 笑)誰がゴカイの血...

  • 岩井圭也「楽園の犬」覚え書

    昭和15、6年のサイパン島を舞台にした連作ミステリーで、当時の南国の島のリアリティがなかなかにここち良いです。主人公は喘息持ちで妻と幼い息子を日本に置いたまま、海軍の防諜スパイとなった元教師。ただ、スパイとしてのハラハラ感は薄いし、ミステリーとして謎解きの部分も、僕としては今ひとつ面白くなかった。それに、最後の章はいらなかったと思う。でもエンターテインメントとしては、どうしてもあの最後が必要なんだろ...

  • 「検証ナチスは『良いこと』もしたのか?」覚え書

    岩波ブックレットだから100ページちょっとだけど、ものすごい情報量。マーカー片手にゆっくり読んだけど、各ページが真っ黄っ黄になった 笑)要するに歴史を研究するとはこういうふうに事実関係と、それに対する先人たちが行ってきた様々な議論を踏まえて、現在から語ることなんだというのがわかる。ネットの中に匿名で出回る歴史の改竄は、事実のうち自分の信じたい一部分だけを抜き出し、先人たちがどのような議論を重ねてきた...

  • 岸田が最悪??

    ネットでは岸田は戦後最悪の総理大臣だという言葉が飛び交っている。まあ、森喜朗の支持率9%なんてのもあったからね 笑)最悪はどうだろうね。いや、岸田を擁護するつもりなんか全くない。所得倍増が資産所得倍増に、つまり株買えっていう話に変わり、分配なくして次の成長なしと言った所信表明は完全になかったものになり、子ども関連予算倍増、異次元の少子化対策とぶち上げた後で、なにが倍増や!!次元の異なる少子化対策に...

  • ポジション今昔

    今回は写真がいっぱい。あちこちのサイトから無断で借りてきました 笑)クレーム来れば(来ないって)消します。バイシクル・クラブが創刊された当時、ペダルが地面と平行になった時に前の足の膝のお皿の内側からまっすぐ下に下ろすとペダルの中心になるのが基本、というような記事を読んだことがありました。僕の自転車の乗り方はこれが基本。僕にとっての理想のフォームってこんな感じ。これはディートリヒ・トゥーラォ、多分19...

  • 今日の東京新聞から

    よく言われるように、大英帝国の3枚舌外交の負い目と、なによりナチスドイツの蛮行のおかげでユダヤ人を批判するとナチスだと言われてしまいかねない西洋人とは違って、日本にはユダヤ人と直接的な接点はないんだから、日本こそ、あるいはアジア諸国こそネタニヤフになにか物申す資格があるんだろうと思うけど、今の日本のトップは自分が名誉西洋人だとでも思っているのだろう。いや、名誉アメリカ人か。山本太郎がよく街宣で言う...

  • 今年も行ってきました、さいたまクリテ

    3日の日にちょっと腰を痛めて、今日はどうしようかと思いながら、最後のクリテリウムだけでも見に行こうと決意して、行ってきましたが、到着したのは2時半ごろ。今年は写真はどうでもいいや、とりあえず、選手が走っていくのを見ておこうと思いつつ、そうは言ってもやっぱり写真撮っちゃいますね 笑)今年のメインはやっぱりポガチャル。接吻キスも気にはなりますが、やっぱりポガチャルですよ。しかし、あちこちからカヴェンディ...

  • 山本太郎の 11/1 の国会答弁

    最近もどこかで山本太郎を詐欺師だと罵るコメントを読んだ。ただ、詐欺師だと断定しながら、どういう理由で、あるいはどのような目的で詐欺を働いているのかなどは、まるで書いていない。ただ、ひたすら、詐欺師という言葉を連呼するだけ。なのに、なぜか「いいね」がたくさんついていた。他にもただただ山本太郎は信用できないと言う人も見かける。ただ、ほとんどは信用できないと言うだけで根拠は示さない。いいだろう、だけど下...

  • 陰謀論に追いついた現実

    Dappi とか統一教会と協力しあっている自民党、なんてフレーズを2年前に聞いていたら、まあ、笑って、陰謀論や、陰謀論はネトウヨの専売特許なのに、リベラル側までそれに乗るなよ、と笑っただろう。保守を自称しながら、反日教義に基づくイカサマ詐欺宗教と手を握っていたわけだし、ネトウヨもびっくりのウソやデマを会社ぐるみで「社長の指示のもと、会社の業務として」行うよう依頼したのはほぼ間違いないわけだからね。裁判所...

  • 鈴木エイト「自民党の統一教会汚染2」覚書き

    すでにこの本の「1」の方は半年ほど前に書いた。まあ山上容疑者との個人的な接点はともかく、統一教会と自民党の関係についてこれまで以上に新しいことは書いてないけど、鈴木エイトのバランス感覚や冷静さが良くわかる。信者個人個人を被害者として扱い、批判することはない。一方で自民党の対応や言い逃れする議員に対する批判は鋭い。「数々の社会問題を起こしてきた悪質な団体が、政治家との癒着によって、規制や摘発を免れて...

  • 駱駝と針の穴

    先日、「死の商人」というものが悪の権化であるという共通認識があったはずなのに、今では死後になってしまった。自分たちを死の商人にさせて、儲けさせてくれという資本家もたくさんいるらしい。先日そんなことを書いた。「今朝の東京新聞から 死の商人」同じような言葉に「金の亡者」というのもある。冷戦が終わったころから、金儲けは善だというイメージが広がったような気がする。新自由主義とやらのお墨付きで、アメリカでは...

  • 友川カズキ、ライブへ

    昨夜は学芸大駅のライブハウス APIA40 で友川カズキとピアノの永畑雅人、ドラムの石塚俊明のお三方によるライブに行ってきました。APIA40 では二ヶ月から三ヶ月に1回、この3人のライブが開かれています。しかし、友川さんも70を過ぎて、全く変わらぬ迫力です。同様にピアノのマサさん、ドラムのトシさんも憑かれたように集中していて、この3人のライブはこれからも欠かさず追いかけようと、改めて思ったのでした。YouTube に20年前...

  • 今日の東京新聞から、3万払えなけりゃ乗せないよ

    いや、すごいね。国家として国民をどう見ているかがよくわかる話だ。これってチャーター機だけの問題ではない。今世紀に入ってずっと続いてきた国家としての姿勢の問題で、岸田がどうのという問題ではない。小泉の時から連綿と続いてきた、国民の自己責任を問う新自由主義的やり方と通じているものだと感じる。金儲けは善であり、そのためには法律に触れさえしなければ何をしてもいい、場合によっては法律を捻じ曲げるように議員に...

  • 今日の東京新聞から、Dappi 敗訴

    これってあまり問題視されてないようだけど、どう考えても自民党が金払ってデマの外注してたって話だよね。何言ってんだ、立民だってシールズに金出してたじゃねえか、と言うネトウヨさんもいるけど、いやいや、名誉毀損の裁判起こされて負けるような嘘やデマを流してないよ。しかし、昨日母に会いに行ったんだけど、先日マスクして買い物に行ったら後ろから呼び止められて、マスクなんかしてたって何の役にも立たないんですよ、外...

  • 今年も行けませんでした、宇都宮

    昨日のレースなんて豪雨の中で、見る方も大変だけど、それなりに準備していたらきっと面白かったことでしょう。残念。というわけで昨夜Jスポで見てました。ルイ・コスタがスプリント勝ちで、結果は先に知ってたんですが、強いねぇ、少人数のスプリント。世界チャンプになった時も1対1のスプリント勝ちだったし、ブエルタでケムナに勝った時も少人数のスプリント。昨日もそうでした。そうか、ブエルタのケムナに続いて、今回もドイ...

  • トルコでデンツ!

    ちょっと話題にするのに1日遅れてしまいました。おとといの第5ステージです。ニコ・デンツ、今年ジロで2勝して一気に有名になりましたが、今度はトルコで鮮やかというべきか、ちょっと不思議な勝ち方でした。ゴール前1キロぐらいをスプリンターのマシュー・ウォールズの発射台として引っ張っていたんでしょうけど、そのまま逃げ切り。コースが狭い上に右に左にカーブだらけでウォールズが発射する前にゴールしちゃいましたね。スプ...

  • トルコでツヴィーホフ2位

    ブエルタの最終日の質問で今楽しみにしているのは?と聞かれたツヴィーホフはツール・ド・トルコだと言ってましたが、ゴールまで1時間以上登り続ける第3ステージで、ルツェンコに最後引き離されたとはいえ、2位でゴールでした。しかし、観客がいない滑り止めのついた急斜面を登り続けるのって、なかなか辛そう。登りに入って、アスタナのルツェンコとテハダ、ボーラのツヴィーホフとリポヴィッツの2対2の戦いになったようですが、...

  • パリ〜トゥールは見習い選手が優勝

    拙ブログもイネオス入り濃厚かと思っていたエフェネプールは、チームが存続決定したんだからここで走り続けるよと明言したようですね。さて、最後、集団が追いついて、久しぶりにデーゲが目立たないかな、ひょっとしてこのレース2勝目なんてないかな、と思いながらずっと見ていたんですが、やっぱりかつてのような爆発力はなく、そもそも追いつけなかったし 苦笑)優勝したライリー・シーハンという選手は8月からシーズン終了まで...

  • ボーラをめぐる噂

    ログリッチのボーラ入りとともに、コーチのマルク・ランペルツもボーラに加入するらしいんですが、この61歳のコーチ、ヴァウト・ファン・アールトが10代の頃からのコーチでもあるんですね。そこで、ファン・アールトもボーラじゃないかという噂も流れています。昨日紹介したマネージャーのデンクの話だとクラシックはそれほど重視しない、みたいなことを言ってましたが、ファン・アールトがきたらクラシックを始め、ワンデーでの勝...

  • ロンバルディアはポガチャル3連覇

    アルフレド・ビンダ、ファウスト・コッピに続いて名前が挙げられるなんてものすごい話です。来年も勝てば4連覇でコッピの記録に並びます。やっぱり現在ナンバーワンの選手ですね。たしかに今年もツールでは勝てなかったけど、総合的に見れば、やっぱり桁違い。エフェネプールの落車がなければとも言われるけど、でも落車がなくてもどうかなぁ。結果は変わらなかったんじゃないかと思うけど。。。しかし私なんかついジロ・デ・ロン...

  • ボーラのマネージャー、デンクの話

    早くも rsn ではログリッチ加入後のボーラの戦略を話題にしてます。ヴラソフとヒンドレイはどうする?? ってわけですが、ここまでエース待遇ですから、ログリッチが入ってきたのでアシストしてね、と言われて「はい」と素直に言えるんでしょうか。チームマネージャーのデンクがインタビューに答えてます。デンクの話。「来年のグランツールのコースはまだ決まってない。TTが多いのか、山頂ゴールが多いのか、ひょっとしたら両方...

  • クイックステップとユンボの合併なし

    合併して共同スポンサーになるのでは、と言われていたAmazonが降りたようです。スーダル・クイックステップは2025年まで続けると断言したとのこと。ただ、供給資金は減らしたいようで、強力な山岳アシストを欲しているエフェネプールの希望はかなえられそうにないので、おそらく移籍するのではと言われています。以前から熱烈ラブコールのイネオスではないかとは rsn の予測ですが。数週間前にゲラント・トーマスがレムコはユンボ...

  • ログリッチがボーラへ!!

    本人はイル・ロンバルディアが終わってから発表すると言っていたようですが、ボーラのチームマネージャーのラルフ・デンクが先ほど発表しちゃったようです。契約期間や年棒はコメントなし。デンクの話。「プリモシュ・ログリッチについてはここ何日間もいろんな噂が流れてた。当初ウチは関与してなかったようだけど、最終的に彼と契約することになった。ウチとしてはとても嬉しいし、ペテル・サガンとの契約に続く大型契約だ。ウチ...

  • ログリッチがボーラへ??

    うーん、個人的にはエフェネプールだったら欲しい 笑)ログリッチはすでに30代半ば、メルクスやイノー、インドゥラインはもう現役引退している年齢ですからねぇ。違約金としてかなりの額を請求されるらしいし、その金額に見合う活躍ができるかなぁ。。。たしかに今のグランツールは4人が突出している感じで、ログリッチはその一人ですが、年齢がねぇ。たしかにヴラソフやヒンドレイではグランツール上位にはいけるだろうけど、今...

  • 今日の東京新聞から スポーツウォッシング

    わたし阪神ファンなんだけど、東京生まれの東京育ち。ありがちなんだけど、やっぱりちょっと捻くれているファンです。いや、なにしろこのブログを始めてからはや13年を過ぎたけど、初めてのアレだから嬉しくないはずないんだけど、9月に入った頃から、もう試合始まる前から負ける気がしなくなってきて、案の定勝ち続けて、なんか喜びが薄まっていったようなところがあるんですね。 笑)で、優勝があっさり決まって、そこで一抹の...

  • ジロ・デッレミーリアはログリッチ

    ジロ・ディ・イタリアと同じ1909年に始まったクラシックレースです。3年古いジロ・ディ・ロンバルディア(イル・ロンバルディア)や2年古いミラノ〜サンレモがモニュメントに入れられてるのに対し、こちらは前哨戦扱い。まあ、春で言えばアムステル・ゴールドとかフレッシュ・ヴァロンヌみたいな感じですかね。ただ、秋のモニュメントは一つしかないから、これも入れてやればよかったのにね 笑)というわけで、最後の40キロはサン...

  • 「堤未果のショック・ドクトリン」覚書き

    日本の国民皆保険制度は、アメリカのように貧富の差で民間保険に入ったり、入れなかったりする社会に比べれば、とんでもなく良い制度だと思っていた。いや、良い制度であることは間違い無いんだけど、政府が無能だと薬をやワクチンを他国よりも割高で購入したりするから、世界中の製薬メーカーにとっては「ドル箱」とみなされているのだそうだ。太陽光パネルも、それを製造する時点での多大なエネルギー消費CO2排出や、廃棄する際...

  • ゴーヤのカレーフリッター

    我が家では去年ゴーヤの苗を二つ買ってきて、プランターで育ててみました。前から書いているように、つれあいの両親は石垣島の人だったので、ゴーヤは我が家では馴染み深い食べ物です。ゴーヤの実、去年も結構出来たんですが、今年は、去年熟れ過ぎて放っておいた実の種が二つ発芽して、勝手に大きくなりました。グリーンカーテンとはいかないけど、こんな感じ。ゴーヤって出来始めるとものすごい量できます。今もまだ小さいのが二...

  • 江馬修「羊の怒る時」

    例によって図書館で借りてきました。副題は「関東大震災の三日間」ですが、関東大震災での被災の状況ではなく、その後の一般日本人たちの朝鮮人に対する異常な恐怖と憎悪のドキュメントです。小説と銘打ってますが、作者(この関東大震災を機に社会主義作家になったそうです)が実際に体験したドキュメンタリーと言えます。震災から1年半後に書き終えられています。震災当日、作者は東京の郊外(といっても初台)に住んでいて、大...

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