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能登の手染め日記 https://plaza.rakuten.co.jp/notonote/

能登半島で、オリジナルの着物を創作。ロウケツや絞りの草木染め。CG等、染とデザインを行っています。

能登の暮らし、アート、美術絵画の話、CGやイラスト、アクリル絵画、草木染めなど創作に関する内容が多い。田舎で暮らす日々の出来事、地域活動などを書いています。 本業は染色。 http://notonote.tank.jp/

能登の手
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穴水町
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穴水町
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2010/03/23

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  • 美馬うだつの町並み

    徳島の旅、最後は美馬市のうだつの町並みを観に行った。うだつの上がらない私だからこそ、行ってみたくなったのか?と思った(^^; いままで何ケ所かの《うだつ》を観てきたが、美馬の袖壁《うだつ》はボリュームが

  • 伝統の染めと新しい仕事 その3

    3月9日(土)長年の夢だったけどなかなか実現しなかった染め、徳島のスクモ(蒅)藍を学ぶことが実現した。私の工房では草木染め全般を染めるので藍染めも行うが、主にインド藍を使って染めることが多い。国産の藍も

  • 伝統の染めと新しい仕事 その2

    8日は手絞りの伝統的な技法と染めを観るために、京都絞り工芸館へ。能登の工房で絞りを始めたのは1995年頃から、妻が手縫い手絞りで草木染めの模様を染め始めた。今更であるが、実のところ当時の妻は絞りの基本や伝

  • 伝統の染めと新しい仕事 その1

    3月6日午後から金沢へ行き、京都と徳島への染めと絞りの研修に出かけた。この地震の復興最中に能登を離れるのを悩んだが、能登にいて断水で染め仕事もできない2か月を過ごし、通水してからも毎日節水という町の放送

  • 色鉛筆で描くフキノトウ

    雪から伸び出たフキノトウを色鉛筆で描いた。さすがにA4コピー紙に色鉛筆では表現に無理があったので、画用紙とケント紙を探した。画用紙はあったが手元にケント紙が無くて、似たような感触の厚手のプリント紙で描い

  • 色鉛筆で描く

    色鉛筆絵というのをテレビ番組で何度か見ていたが、藍染めで知り合った女性が《カリスマカラー》の色鉛筆で多彩な絵を描いているのを知り、そういえば若いころ12色を使っていたのを思い出してセットを買い足した。地

  • 三月の雪に咲く

    今朝の雪、が融けていく前にカメラをもって出かけよう(^^ 朝ご飯が終ってすぐに外に出てみたが、朝日に照らされて融けていく。まだ融けるなと思いながら、今年最後の雪であれば良いな~と。 雪を払ってフキノトウ

  • 水が来た!

    1月1日から2024能登半島地震によって断水していた上水道が、59日ぶりに通水した。バルブを開けるとドバッ!!と勢いよく濁った水が飛び出してきた。ほんの数秒流したのち、かすかに消毒液の匂いを残して綺麗な水道

  • 花びらの 縁黒くして 椿咲く

    2月も終わろうとしている。昨日の雨が今朝は小雪、消えては降って消えていく。いつものように雨水を溜めて、今日はバケツの数が30個を超えていた。 海は荒れて風も冬のままに、丘に上がると数多のヤブツバキの花

  • 枯れ牡丹の種を描く

    冷たい雨が降っているので、今日も軒下に20個ほどのバケツを出して、雨水を溜めている。それが今日の唯一の仕事だったかな(^^; こんな日は家の中でスケッチするしかない。去年はずっと枯れた牡丹の花を描いてい

  • JAわかば中能登支店へ

    雨も上がった午後、中能登町へ行き能登上布に手描き四季の花タペストリーの展示を行ってきた。能登半島地震のせいで各方面に影響が出て、スケジュール変更があり本日の展示になった。私も工房が断水中で他に予定も立

  • 嵐の雨水

    昨夜は一晩中風の音が鳴り止まず、家の周囲は枯葉が飛び折れた小枝が散らばっていた。騒々しい夜だったが久しぶりに雨も降って、軒下に置いた青い水タンクに雨水が溜まっていた。ちょうど雪解け水が無くなった頃で、

  • 冬の立山連峰

    このところ晴れの日が続いて、海の向こうに立山連峰が美しく浮かんでいる。断水のまま仕事もできないので写真を撮って過ごしていたが、冬の晴れた空に真白い雪の峰々は日々異なる表情を映し出して、朝に夕べに楽しま

  • 霜を踏んで昇る丘

    午前7時、朝の海がまぶしいけど、-2度、放射冷却かな。ザックザックと霜を踏み歩くが光射してみるみる間に霜が融けていく。気持ち良かったが、全身が冷え切った(^^;) 2月17日、霜を踏むのも今年最後になれば良い

  • 梅の花の咲く日

    朝の太陽の光が変わったようだ。空は澄みわたる青色が広がり、風が出てきて東南の海の向こうに戴冠の立山連峰が映えて、波頭がキラッキラッ輝いていた。 その景色を見て栃木県、奈良県、静岡県のゼッケンをつけた

  • 震度4,春の光と影

    2月11日 12時36分ごろ 石川県能登地方 震度4。もう嫌になるほど聞き飽きた、このグワグワグワン、グワグワグワン、勘弁してほしいわ。幸いなことに震度4では何かの被害が出るほどではないが、心理的ダメージは蓄積

  • 両の掌で水をいただく

    地震から39日になるが未だ断水は変わらず、飲料水は自衛隊と県外の給水車と地区のボランティアの若者のお世話になっている。コップ一杯の水で歯を磨き、もう一杯コップの水を溜めた片手で顔を洗うのは、慣れても難し

  • アカネの種まき

    指定避難所になっていた諸橋公民館が、2月4日で避難されていた方全員が退所された。諸橋公民館、ボランティアの皆さん、ひとまずの区切りまでお世話様でした。被災してご自身が苦しい中でも、笑顔で勤めてくれた皆

  • 能登上布に四季の花を描く・その2

    今日は日差しが出て暖かい一日、生活用水のタンクの氷も雪も融けてきた。お昼は避難所の炊き出しで《すき焼き風どんぶり》を戴いて、1週間に一回のご近所のお風呂も、ありがたく戴いた(^^ 能登上布の四季の花も

  • 能登上布に四季の花を描く

    仕事の納期が迫って有無をいわずに染めをして、四季の花を描く。仕事が出来ることは、ありがたいことだ(^^ 能登上布など麻布に染める染料もあるが、今回はあまり水を使わないでも作業できる布用の絵の具を使って

  • 差し入れ、ありがとうございます!

    里山海街道と金沢間の道路状況が良くなってきたようで、一昨日から差し入れが届いて驚きと感謝でいっぱいです。7年ほど前にご家族で体験に来られたWさんから、2ℓ飲料水ペットボトルを48本、大量の水をいただきまし

  • 月を観ていた 24-0127

    今年最初の満月に空を見上げて、雨がパラパラと落ちて諦めた夜。9時過ぎて妻が台所の窓から満月が見えた、と言ったので、今度はカメラを抱えて2階の出窓に寄りかかった。雨上がりの空気の中、光が冴えすぎて平板な写

  • 雪 ときどき晴れた水事情

    雪は10㎝足らず、晴れ間も広がって今朝の気温も0℃~2℃ほど。いつものように公民館へ行き、自衛隊員と消防団員から給水してもらった。命を繋ぐ飲料水!ありがたく戴きます(^^ 日差しが出てきたので雪が融けないう

  • 家屋の危険度判定

    建築物の応急危険度判定士さんが集落の家屋の被害を調べていった。我が家は離れの屋根の瓦がズレており黄色「要注意」落下物危険という事だろう。ご近所を見てみると、殆どが黄色で1割が赤、1割が緑という感じだろ

  • 繊細さと鈍感さ

    今日は比較的暖かく終日、雨。染仕事の我が家にはバケツが沢山あるから、妻は雨水を並べて一日中、洗濯。今は壊れた家を見ていると、苦しくなる。今は、そればっかりが見えるから溜息を吐く。生真面目に生きてきた人

  • 凍った雪水が融けていく

    今朝はポリ容器に溜めた雪解け水が凍っていた。このところ身体もガチガチに固まって、気付かないうちに何度もため息をついていたようだ。一昨日は2週間ぶりにお風呂に入って、昨日は本を読んで横になり知らないうち

  • 水にも事情あり

    地震から2週間が経って。先日シャワーを使わせてもらったご近所さんから「お風呂入れます」といわれて、久しぶりに湯船につかることができた。ありがたい!大感謝です!70年以上生きてきて、これほど長い期間お風呂

  • 急ぐな!と自分に言う

    地震から12日。電気電話は通じている。飲料水は毎日ポリタンクを持って自衛隊さんに支給してもらっているけど、水が自由にならないので染め仕事は出来ない。だから、焦っても仕様がない(^^; 妻の母を家族に迎えて

  • 墓守の独り言

    ※お墓の倒壊写真です。墓守の独り言なのでスルーしてください。17時59分 新潟県長岡市が震度5弱 震源地は佐渡 能登は震度4 家の裏山(丘)には先祖が仕えた地主の墓と先祖の墓と父母の墓が合計3基、向き合って

  • 社寺の被害も大きい(その2)

    集落の神社と寺にも被害が出たが、特に若宮八幡宮は石造の鳥居2基が壊れ、狛犬や灯篭、石垣等ほとんど全てが壊れたと言っていいくらいだ。参道の入り口の鳥居は以前の地震で壊れて新しくしたのだが、原形をなくして

  • 社寺の被害も大きい(その1)

    能登半島地震によって社寺の被害が報道されている。義母の避難している宇出津へ行ったおりに、神主が幼馴染の酒垂神社の被害が大きい、というのを聞いて行ってみた。大きな石造の鳥居は倒壊し寄進された数多の灯篭は

  • 2024年元旦の大地震

    2024年元旦、穏やかなお正月だと安心していたところ、大きめの地震が来て収まって京都の染料店から電話でお見舞いをいただいたとたん午後4時10分、激しい地震に襲われ電話は途切れるが長い長い揺れが続き、ビシッ!

  • 避難所の様子

    1月とは思えない晴れた明るい空の下、義母の家の片づけと避難所の様子を見にいくことにした。日中は家に帰り室内の片づけをして避難所にいる人は少なくなるが、夜には満員程に多くなるという。 工房の2階から見た

  • 《魚醤》いしる鍋で年越し

    冬の晩御飯は手軽に鍋が多くなり、市販の味も沢山あるが、やっぱり《いしる鍋》が魚介類の美味い能登にはぴったりだと思う(^^;) 二人暮らしの老人家庭の大晦日は日常とあまり変わりない。チビチビとお酒を飲んで

  • 満月の記憶

    満月が近づくとカメラの準備をして空を見上げるのだが、曇りや雨で撮れないときも多い。昨日は寒かったので外に出ないで、仕事場の出窓から写した。 あまり天体には詳しくないから新聞の月齢欄を見て、満月の夜の

  • こんにゃく作り

    本日の諸橋公民館事業は《こんやく作り》。今年最後の住民参加の講座である。地域の人が参加して楽しく学べるのが公民館の事業としては一番かな(^^ うっかり参加予約をしてなかった私(^^;)も混ぜてもらって、今日

  • 能登の寒ブリ大漁

    12月24日に石川県能登町沖で今シーズン最多の寒ブリが獲れ、約3千本が金沢の中央卸売市場、約200本が能登町の漁協能都支所で競りに掛けられたという。我が家も、そのおこぼれに預かり昨夜は刺身に、今夜は鰤しゃぶ

  • 雪かきと門松づくり

    久しぶりに40cmほどの積雪となった。昨日は朝から雪かきもして停電も何度かあって仕事にならず、今朝も新たに積って深いところは40cmを越えるほどになっていた。 車は3段階の積雪、昨日の除雪が原因で変な形に埋

  • 雪の日は図案描き

    とうとう今年も積雪の日がやってきた。午後5時、富山湾に面した南向きの工房は積雪3cmだが、街中や他の市町では10㎝以上積っているようだ。 気温も低くなり、冷え込みも厳しく外は吹雪!こんな日は終日工房に籠っ

  • 今年のウルシ染め

    年の終わりになって、今年の染めを振り返ってみる。能登独自の染めとして輪島産ウルシのチップと能登産アカネという2種類の柱が出来たことで、能登の草木染めという土着の仕事にできたことが嬉しい。それらを能登で

  • 年の瀬は雪起こし荒れ、かぶら寿司・・・

    昨夜は北西の風がゴーーーーと唸りながら吹き荒れて、家の方々がギシギシ・ビリビリと響いて《雪起こし》襲来!そして今朝は家の周囲に初雪うっすらと。12月中旬で積雪もないのだから、過ごしやすいのかもしれない。

  • 男の料理教室

    今年も公民館の男の料理教室が始まって、第一回目の料理は《じゃこ焼きめし》…など。 男の料理教室と銘打って行わないと参加できないのが、微妙なニュアンスの現実。かくいう私も参加2年目になって、料理を作る

  • 雪が降る前に草刈り枝切り

    毎日のように雨が降り木枯らしが吹き荒れて、家の周囲の掃除をしても次の日には枯葉だらけになる。小枝が家の屋根にかぶりノコギリでは切れなくて、高枝バサミでも切れなくて通販でコードレスの高枝チェーンソーを買

  • ボツ図案・・・(- -;

    昨日の午後、依頼者に預けていた図案がボツになった・・・いや、特別なことではなく普通にあることなのだが(^^; 20歳代に染色工房の図案部にいて着物の図案を描いていた。バブル期の着物図案は具象・抽象・古典模

  • 雪が降る前にアカネ種の採取

    今年最後のアカネ畑の作業。葉が生い茂ってワイヤーネットの上に固まっているので、雪が降ると積った重さでネットが歪み曲がったり折れたりする。雪がネットから下に落ちて負荷が掛からないように、ネットの目を塞い

  • 能登上布の着物をアカネ染め

    能登上布の着物長さ14mを能登産のアカネを使って加熱浸染。着尺そのままの長さをそのまま染めるのは少し危険が伴うので、袖+身頃×2と衿衽+試験布の3つに分け1つのタンクに入れた。 上布の繊維の重さは合計で65

  • インド藍に染め直し体験

    12月に入って寒くなってからの藍染め体験は、水仕事を覚悟の上で。30年くらい前に町のイベントで使う草木染めのハンカチ制作のお手伝いをしてもらった山下さんが、着ていない白の洋服を藍色に染めるために来られた。

  • 月を見ていた・・・♪

    午前中、雨が降りそうなのに降らない間にアカネ畑へ行って、1時間ほどで急いで種子を採ってきた。降り出した雨が強くなった午後、吹きすさぶ北風は杉の木を音を立てて揺らし、じわりと冷えて来た。今夜の月は見えな

  • 《諸橋!みんなの作品展》の搬入

    能登半島の人口7,000人あまりの穴水町、その東端の400戸ほどの6集落を諸橋地区という。私たちの暮らす奥能登の過疎の限界集落で30年以上続いていた文化祭は、コロナ禍で3年間の芸能の発表会を中止していた。 過

  • クラフト染めの体験講習

    クラフト染めの体験講習とは、いつもと少し異なる内容だった。富山在住のご夫婦が趣味でレザークラフトを行っていて、藍染めとウルシ染めの体験講習に来られた。持ち物を見るとお二人とも皮のバッグを持っており、黒

  • すくも藍染めとインド藍の染め模様 《その2》

    染色はザックリいうと色と形の世界と言えるが、草木染めは藍染めも含めて染める人によって色を重視する人と形を重視して仕事をする人に分かれる感じがある。もちろん色も形も両方とも重視するのが良いが、染めの技術

  • すくも藍染めとインド藍の染め模様 《その1》

    どちらも自然の藍の色素を使って藍色を染めるが、すくも藍はタデ科の植物を《すくも》にして灰汁によって発酵させ、インド藍は東南アジアのマメ科の植物の藍色素をハイドロとソーダ灰を使って発酵させて藍色を染める

  • 巾着のウルシ染め

    諸橋公民館の草木染め教室、今回は輪島産のウルシチップを使った巾着の染め体験。公民館の呼びかけに12名の皆さんが参加した。 輪島産のウルシの木を数年間野積みしてカブレるウルシ液が出なくなった廃材をチップ

  • 雪が降る前に

    北の国から雪が降るニュースが流れてきて、能登でも10日後には初雪が降ることもある。その前にアカネ畑の遮光ネットを全て取り外さなければならない。遮光ネットに積った雪の重さでワイヤーネットが曲がったり折れた

  • アカネの実 色づく

    11月中旬の雨、一気に寒くなってアカネの実が色づいてきた。雨が上がったのでアカネ畑へ行き、色づいて黒くなってきた種から採取し来年のために保管する。 試験栽培から3年、干ばつや夜盗虫等にも負けずアカネは

  • 秋の日の牡丹

    今年は半年かけて牡丹の絵を描いたが、何かが足りないと思っていた。おもいっきり牡丹を描きたいという気持ちで新芽から蕾、花の盛りと花びらの散るのを描いた・・・しかし、まだ枯れた牡丹を描いていないと気づいた

  • 框戸にアカネ染めの麻布

    久しぶりの晴れの日、午前10時、金沢工大の学生さんが古民家改修の建具の一部に使うためアカネ染めにやってきた。建物内部のCGを見せてもらって、框戸(かまちど)に張る麻布を薄色で渋いめのアカネ色に染めることに

  • ミシン絞りの藍染め

    草木染め教室の藍染め暖簾などで《ミシン絞り》を行うことも増えて、幾何学模様の連続する絞りが展示されることもある。工房の絞りは手縫いがメインだが、教室では指が痛かったり体力が無くなったりの人にはミシン絞

  • 町の文化祭へ搬入

    昨夜は文化祭出品の絵画と草木染めの準備で午前4時過ぎまで手間取ってしまい、今朝は3時間弱の睡眠で起こされた!!!荷物を車に詰め込んだら、生ぬるい風と激しい雨が襲ってきた。 絵画の展示、その1 その

  • 町の文化祭 草木染めの展示

    草木染めの展示コーナーは絞り作品がメインになっている。60歳代から80歳代までの女性ばかりの中に、発足当時から男は一人だけだった。・・・私は図案描きと染めの工程を考えるのが仕事で、女性たちの針仕事による《

  • 復活のアカネ畑♪

    夜盗虫(ヨトウムシ)に葉を食べられて全滅しそうだったアカネは、数回の雨によって再生し葉が畝全体に広がっていた。そして生き残った2年生の畑には4ミリほどの実が数えきれないほどあり、まだ花も盛りのように咲

  • 藍染め体験 20人教室

    昨日の藍染め体験は東京の高校生2年生20人、我が工房の体験室では最多人数で行えた。これ以上は過密で、机も出せないし作業もできない。コロナ期間ではなくて良かった。 木綿ハンカチの絞りの折り方を説明し、見

  • アクリル画を描く

    夜半に雨も降っていたこともあり、畑作業をいったん休止、草刈りも出来なさそう。こんな日は町の文化祭が近いので、少しづつ絵を描いているが、なかなか進まない。若いころはもっと早く描けたが、考えないで描いてい

  • 能登上布に素描き 夏秋草

    今回は能登上布の生平ノレンを合計9点描いたが、全て異なる図案で仕上げてみた。最後は夏秋草模様で菊に芒、萩に野葡萄を組み合わせて、上から降りて来るタイプト下から伸びて上がる2種類を描いた・・・これは同じ

  • 能登上布に素描き 松

    久しぶりに上布にノレンの墨濃淡の模様で松を描いた。墨絵で松を描くと有名な画家のイメージにとらわれるので、松の木の観察に出かけ写真を撮ったが、ご近所の盆栽の方が格好良かった(笑) 依頼主の希望が、あまり

  • 能登上布に素描き オニヤンマ

    上布にノレンの墨濃淡の模様で描きやすい模様もあれば、表現の難しいものもある。依頼する方は、余りそういうことは思わないかもしれないが(^^; 生成りの生地の上に描くのは、ザックリとした表現で濃淡の面白さを

  • 能登上布ノレンに瓢箪と野葡萄を描く

    このところ毎日のように能登上布の生平暖簾に向きあって、黙々と墨画を描いている。かれこれ25年ほど描き続けているのでいろいろな図柄を考えてきたが、最近の一番人気はヒョウタンだ。やはり千成瓢箪などのイメージ

  • 能登上布に素描き

    日中でも寒いと感じる日々には秋がない、すでに朝晩はコタツのお世話になっている・・・転寝に最高~♪ そして仕事は能登上布に墨濃淡の素描き。これが上布の下からガスコンロで加熱して乾燥させるので、秋から冬

  • 臨時の絵画教室

    絵画教室の臨時開催は例年のことで、このままでは11月の文化祭に出す絵が間に合わないから(笑) 6人集まって一人だけ若い人がいるが一年に一枚の絵を描く。しかし、それがなかなかできないのが高齢者だ。昨年の私

  • 白雉山明泉寺の彼岸花

    彼岸花が枯れそうになってきた。例年は、とっくに枯れていただろうに、今年は2週間ほど遅くに咲いた。でも、いつもよりも花の数は少ないようで、やはり猛暑で咲くことが出来なかったのか。 今年の・・・というタ

  • 今年の藍の花

    藍の花が咲いているが、例年にょりも1か月以上遅く、いつもなら花が種に変わっていくのだが満開のまま風になびいている。今年の暑さは植物の生育に異常をきたすほどで、藍にも被害が出ている。 藍の育ちが悪くて

  • アカネの葉を食べられた!

    多忙な日が続きアカネ畑の葉が虫食いになっていたのに気づいていながらイベントと雨の日を越えて、ようやく見に行った10月2日。今年の春に植えた6畝の全ての葉が虫に食い荒らされて、見るも無残!茎だけになってい

  • 能登上布の染めと織《その3》

    9月30日能登上布会館において《能登上布市》に初めて参加。能登上布の長い歴史と上布会館を支える人々の活動を、あらためて確認することが出来た。織り手の女性はもちろん、歴史を支える住民の姿が印象的だった。

  • 能登上布の染めと織《その2》

    能登上布会館において《能登上布市》が行われます。上布で作られた小物の販売や上布のコレクション、機織りの見学など。 当工房の展示コーナーには上布の草木染めを展示します。麻布には草木染めの色が染まらない

  • 能登上布の染めと織

    昨日は中能登町の能登上布会館で麻布(上布:苧麻)の染めの一日。とにかく藍染めで出来ることは何でもありの作業で、楽しいのだけど仕事量がすごい。老人から高校生までパワー全開だったかぁ~(^^) 一般の人の上布

  • 猛暑の残骸

    昨日の雨と風で狂ったような夏が少しだけ鎮まって、日中でも過ごしやすい気温26℃になった。穏やかな気持ちで2階の窓の下、畑を見るとトマト小屋が悲惨な状態になっていた(--; 今年は台風の直撃が無いので油

  • 茜の花が咲いて

    9月になって、ほんの少しだけ雨が降った!日中の暑いのは真夏と同じようだが日の出が遅くなり日の入りが早くなって、作業時間が短く農作業が忙しなくなって、息切れしそうだ(--; 激しい日差しの中で葉が固いが

  • 染め用のCG図案を描く

    晩夏と言って良いかな?まだ日中は真夏。だけど、クーラー点けなくてビールを飲める夜、晩御飯を食べて窓からの風で転寝が心地良い。 このところ毎日図案と格闘している。色付き図案もあれば作業図案もある。イメ

  • 藍染めストールの体験教室

    14日は輪島から12名の女性が藍染め体験に来られた。皆さんマスクをしておられるので、私も急遽マスク着用。能登半島各地では、夏祭り賑わいジワリとマスクが広まっているらしい。これは、どちらも必要だ(^^; 綿・レ

  • 朝焼けの港

    朝夕の涼しさが、気持ちよくなってきた!で5時に起きるが曇り空でがっかりすることもある・・・しかし、日中は暑いままだ(^^;) 真夏の朝焼けは暑さが激しいほどダイナミックで不気味だったが、それは、きっと私の

  • 草木染めの着抜と抜染模様

    今回の草木染め講習には2種類の抜染模様のご希望があった。 2.桜染めに花の模様を付ける→桜染め自体が難しい 3.着抜草木染め模様→これは工房にある染布に加工 草木染めの鉄媒染などで濃い色に染めた地色にス

  • 草木染め講習・特殊編『羅』の染め

    今回の草木染め講習は、大阪から来られた女性の草木染めに模様を施すこと。課題は3項目あった。 1.羅の生地に草木の色の染め重ね→羅って? 2.桜染めに花の模様を付ける→桜染め自体が難しい 3.着抜草木染め模様

  • 修学旅行の藍染め体験

    能登の農家民宿の修学旅行で草木染め体験を依頼されることもある。今回は東京からの中学生12名、木綿のハンカチで初めての藍染め。 雨が降って日中も少し涼しくなってきて、外でも作業できるようになってきたのが

  • ニホンアカネという名称

    毎朝5時前に目が覚める習慣になった。今日の畑には時おり強い雨が降り明日の天気予報も雨マーク、しばらく朝の水遣りトレーニングは休憩♪ 晴れても雨でもアカネの話題ばかりになるが(笑) 植物に関心を持っている

  • この夏の藍の生葉染め

    今年の暑さは藍の生育にも悪影響があったようで、水遣りを行っても育ちが悪かった!そのせいで沈殿藍の作成はできなくて、生葉染めも出来る状態に葉が育つか危ぶまれた。 しかし1回くらい染めはできるだろうと予

  • 8月晦日の朝

    午前5時、まだ明けやらぬ水平線は毒々しいほどの色の雲が波打っていた。今年の夏の狂ったほどの暑さが雲に映っているような、そしてまた今日の暑さを予感させていた。 日の出、炎上のごとく8月晦日の空 昨日

  • 恩師のアトリエへ 2023 夏

    高校の美術部の後輩が夢の中に恩師が出演してくれたので、恩師にお会いしたいと言ってきた。恩師はこの秋に80歳を迎える。手紙でも書いて会いに行けば喜んでくれるよ、と言って住所と電話番号を教えた。 この夏、

  • アカネ畑の草刈りと水遣り

    7月14日から晴れ続けた畑、雨らしい雨も降らないのに、なぜ草だけは生え続けるのだろうか?地面もヒビ割れているのに枯れないのは何故? 人間が干ばつだ!と悲鳴をあげていようが、そんなことは関係ないと草は生

  • 能登上布の藍染め

    能登上布(苧麻)の薄手の生地に藍染めの絞りを試験染め。麻布の薄手の生地に板締め絞りは、久しぶりだったので感触をつかんでおきたかった。 苧麻は水分の含みが少ない。つまり生地の膨らみも少ないので、あまり

  • アカネ、2年目の夏!

    雨の降らない日が続く。家の周囲の畑には上水道にホースを繋いで散水、野菜はなんとか生きながらえている。35度ほどの毎日、クーラーの部屋に逃げ込んで人間が音を上げるほどの酷暑だから、蚊もブヨもあまり居ないの

  • 果実の不作

    今年は記録的猛暑でもあり、水不足というより干ばつの夏。先日の台風でも風と大きな水害に苦しめられた人々もいるが、雨の降らない地域は全く降らないままで作物が枯れてきている。 自然相手というのは、人間の思

  • 真夏の《ウルシチップ》作成

    ウルシチップの在庫が無くなったので乾燥させておいた輪切りのウルシ材をナタで割ってチッパーに掛けた。シュレッダーにかけると細粉出来るのだが、粉が飛ぶので外で作業することになる。真夏の仕事としては室内で作

  • アカネのポット栽培

    雨の降らない今年の夏は、大型台風による豪雨しか天の水は得られないのか?もはや温暖化パターンで、台風の大型化、線状降水帯、豪雨洪水、最高気温の更新、大干ばつ、森林火災など異常気象の常態化、ということらし

  • 暁の海

    午前5時のアカネ畑でのトレーニングに今朝も行ってきた。これは、きっと楽しいんだ・・・と思う事で続いている(^^; アカネ畑に行く道すがら、朝日が昇る。ついつい脇道に車を止めてしてシャッターを切る。昨日

  • 八月のアカネ・水遣り

    7月14日から晴れ続けた畑、19日は短時間に少しだけ降ったが水と肥料不足で黄色い葉になっていた。それから毎朝のようにバケツを運んで、12畝に順番に水遣りと醗酵鶏糞の水溶液を与えてきた。 8月4日、5日、6日の

  • 猛暑・夜久野・ウルシ染め

    京都・福知山市の夜久野高原へ、ウルシ染めに行ってきた。猛暑の8月5日、緑化センターとNPO法人丹波漆さんの共催で行われた「ウルシを使った草木染め体験」午前9時~と午後1時~の2回それぞれ10名の方が参加された。

  • 真夏の立山・遠望

    8月3日午前5時12分、穴水町前波のアカネ農地の海岸から見えた立山連峰は、朝明けの水平線にキリリとしたシルエットを描き出していた。 海の向こうに立山を見る日は多いが、暮らしている私たちでもこうした姿を目

  • 猛暑の夜、熟れずしを食べる

    連日の暑さが曇り空で少し風が吹いて過ごしやすかったので、草を刈った片づけに日中も外に出た。とんでもない・・・朝から全身汗びっしょりで、上下全ての衣服を3回着替えた。 夕方風呂から上がってすぐにビール

  • 家族旅行の藍染め体験

    夏休み、岐阜県から石川県へ日本海を見て北上する家族旅行。和倉温泉から北の道を1時間ドライブして、やっと着いた過疎地の藍染め体験がココだった。海のきれいさに感激してもらえたことが、なにより(^^) 木綿ハ

  • 早朝トレーニングの結果

    4月から空き農地のアカネ栽培のため農作業が増えて、日が経つにつれてハードな肉体労働となった。7月になり30℃を越える日が続き炎天下の作業は危険なので、5時起きからの150分早朝トレーニングになった。 小川

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