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2010/05/05

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  • 研修やら花やら猫やら

    さて、先日同乗研修にてこんなところに行ってきました。 いやー、すごいとは聞いてたけど、ほんとにキレイ!#59025; 空に溶けていくような青! それに何といってもすごい広さ! しばらく歩いて#59033;いくとほかにもこんなところがあります。 チューリップもきれい#59130;だねえ 割合長く見学時間#59066;をとっても、みんなついついお花#59128;に誘われて遠くまで行ってしまい、暑い中ひーひー#59142;言いながら息を切らせて戻ってくる#59144;というパターンが多いようです。いやあ、これはGWは大変な賑わい#59124;になるでしょうなあ。 このあと、大藤で有名なあしかがフラワーパークにも行ったのですが、こちらの藤はまだもう少し、開花#59128;には早かったようです。 こうして、私のデビュー全もいよいよ間近に迫ってまいりましたが……本当に一人でやれるのかなあ。#59143; 桜はだいたい終わりに近づいてきましたが、うちのお庭にもこんな見事なお花..

  • 図書館切り替え時

    ジェフリー・ディーヴァー『悪魔の涙』読了。 ちらっとリンカーン・ライムも出てくるけれど、主役は文書検査士の人。確かにこのキャラ、出てきたことあるけどあまり記憶になかった。面白かったけど。 宮部みゆき『地下街の雨』読了。 ちょっとホラーの入った短編集。やっぱり面白いし、怖い。ゾゾっとさせられるのが多かった。 束芋『悪人』読了。 朝日新聞に連載していた吉田修一の『悪人』のセリフと挿絵を取り混ぜた本。束芋さんは昔から好きだけど、またこの吉田修一の小説と相まって、気味悪いけどついつい見入ってしまうおどろおどろしさが強烈。

  • 行ってきました! ーシドニー結婚式紀行 その2ー

    すっかり間が空いてしまいましたが、結婚式の翌日と翌々日についてです。 翌日は、さすがに二日酔いと踊りすぎでぐったり#59136;でした。最後は千鳥足#59105;だったもんなあ。#59124; 11時#59066;くらいにブランチしようと言われていたので、よろよろ起きてロビーに行くと、昨夜ピカピカ#59130;にドレスアップしていた皆さんがごく普通の格好でくつろいでいらっしゃいました。そこではでかい「和牛ハンバーガー」というやつを食べましたが、バーガー自体の大きさもさることながら、フレンチフライがマックのラージサイズの#59108;倍くらいついてきているので、相当満腹! おいしかったけどさ。で、コーヒー#58992;はあまりおいしくない#59122;。やっぱりここはイギリス領、紅茶の国なのかな。 その後、花嫁のオーストラリアでのお父さんに車で#58974;送ってもらって、お高い#59094;ホテルを出て、街中の安宿へ。 交通の便の良いウィンヤードホテル ああ、落ち着く。ここだと、昨夜の..

  • 商魂

    山本一力『深川黄表紙掛取り帖』読了。 海外に行くときは時代ものをもっていくのだが、シドニーではとても時間がなくて読み終われず。面白かったが、なんというか昔から商売人ってのはすごいな、と思わされる内容。凡人には思いもよらないことが多くて。

  • 行ってきました! ーシドニー結婚式紀行 その1ー

    オーストラリア・シドニー在住の猫マスターのお嬢さんが、とうとうフィアンセと結婚式を挙げるということで、二人で行ってきました。お嬢さんとフィアンセは何度も日本に遊びに来ていて、うち#58980;にも泊っていったことがあります。 4/5の夜#59059;便のカンタス#58978;に乗りましたが、いやあ、狭い狭い。日本人が狭いと思っているのに、でかいオーストラリア人連中はよく我慢しているなあ、と思っていたら、前の席の女が思いっきり座席を倒してきたのでかーっとなりました#59133;#59121;…… ともあれ、うつらうつらしているうちに夜は明けて#58942;、無事到着 結婚式場のホテルはとても良い場所で、お値段もお高い#59143;……(もっとも、参加者宿泊割引はありましたが) ハーバーブリッジが間近に見える。海賊船を模した遊覧船が出ていました ここで花嫁のお母さんお父さんとお会いして、式は4時#59066;からとのことで、それまで少し休憩です。とはいえ、ディナー..

  • 痛い! けど……

    林真理子『女文士』読了。 実在の人物というのがまた、痛い。が、これだけたたかれるのは時代的なこともあるのかな、と思うと若干同乗する。でも、友達にはなれないな、こういう人とは。同時代の宇野千代や林芙美子がちょっとカッコよすぎる。

  • 研修はしたものの

    研修に行ってきました。信州信濃の光前寺……とか、そんな場所。 こまくさ橋からは日本アルプスの山々が見えます 枝垂れ桜はまだ全然咲いていません ヒカリゴケも今はなく 苔の道っていうのができていました。苔ブームがあったらしい 本堂にある霊験早太郎の木像 県宝・三重塔の前には石像もあります ここ、調べたら2014年の春の青春18きっぷでも行っていましたが、その時も3月だったので、枝垂れ桜は見られませんでした。咲いたらすごくきれいなんだろうけどなあ。 こんな研修も参加して、結構ビシビシやられたのですが、この会社への登録は、通訳案内士だけにしておこうかなー、なんて。 最初のうちやたらと落とされるので、たくさんの添乗員派遣会社に応募してみたのですが、結局、規模はあまり大きくないけれども、歓迎してくださりそうなところにしてみようと……。 まあ、いつから本番の仕事がで..

  • 重いな、これは

    宮本輝『焚火の終わり(上・下)』読了。 久々に読んだ宮本輝だが、ちょっとなんだかテーマや進行が重すぎて、しかもなんだかちょっとセクシーなシーンが多すぎて、あまりぐんぐん読めず。なんか爽やかさがない。

  • 場所替え

    さて、ここのところ猫ブログとしての猫#59042;の登場が非常に少なかったのですが、一日1~2件の面接・説明会#59033;があろうとも、もちろん家#58979;には毎日帰っております。 仲良しのライチとルビー。ライチ、若い子にもててまんざらでもなし#59120; 新居#58979;に移ってから、キャットタワーの位置をソファの脇に置いていたのですが、どうもそこだと人から猫の姿が見えづらい#59025;。また、猫自身もあまり使ってくれないということで、少し場所替えをしました。 下の写真#59009;だと若干わかりづらいですが、テレビ#59018;の隣です。 早速上ってみる若い3匹へー、いいじゃん#59126;(海) ははあ、外もよく見えますね#59025;(マ) マリン、しっぽ邪魔ー#59132;(ル) おっと失礼!(マ) こちらのほうがにゃんず#59042;#59042;#59042;#59042;としてもしっくりくるようです。よかった、よかった。#59120;

  • 大きな問題

    水野英子、上田トシ子等『少女マンガはどこからきたの?』読了。 少女漫画創世期のそうそうたる先生方と編集者の皆様方の対談。ちょっと昔話に流れている感はあるけれども、こういう人たちが日本の少女漫画を作ってきたのだと思うと、歴史の重みを感じる。対談、ちょっと多いけど。それにしても、昔は原稿を返してくれないとか、切り取って読者にプレゼントするとか、とんでもないことが横行していたんだなあ。びっくり。 垣谷美雨『うちの父が運転をやめません』読了。 運転免許の返納は、たとえ危なくても、田舎にとっては死活問題。非常に大きな問題を取り上げつつ、明るい方向にもっていっている本。これは面白い。

  • 就活の合間に その2

    決してのんびりと就活をしているつもりもないのですが、案外時間が余ってしまうときもあり、今度はちょっと別の用事で深川方面に行って、そこから本郷方面に向かうのにまた隙間があったものですから……。 のらくろーどをぶらつき#59033;(悲しい#59123;ことになかばシャッター商店街ですが) 近いので久々に江戸深川資料館に行ってみました 屋根のにゃんこ#59042;がにゃーっとお出迎え てんぷらやお蕎麦、いなりずしの屋台がおいしそうでした。 また、企画展示で大鵬特集をやっていて…… やっぱり、きれいな#59130;お相撲さんだったんだなあ 平日の昼間#58942;でしたが、お年寄りや外国人観光客でそれなりに賑わっていて、特にこの大鵬の等身大写真は大人気で、みんな記念写真#59009;を撮っていました。 #59120; おまけ #59120; 横浜の法務局に貼ってあったポスター。なんか、おもしろい

  • 面白かった2冊

    朝井まかて『ぬけまいる』読了。 こういうのも書くんだなあ、と感心。不良少女で鳴らした三人娘の成長後のお伊勢参り道中……ドラマになりそう。ライトではあるが、それぞれ大人になってからの悩みもいろいろあったりして。 佐藤友則『本屋で待つ』読了。 広島の山の中(偶然にも、この間乗った伯備線からもうちょっと入ったところらしいけれども)の人口3000人ほどの町にある本屋が、どんな働き方をしているか、ちょっと目からうろこの作品だった。確実に地域に頼りにされている、そんな一書店があるのだとびっくり。

  • 就活の合間に

    というわけで、絶賛就活中#59142;なのですが、一日に面接2本あったりすると、変な隙間時間#59066;ができてしまったりもします。 3/12は午前中虎ノ門、午後は池袋で面接があったのですが、間がすごくあいてしまうもんで……。 虎ノ門で少し早めのお昼#58991;を済ませた後(辛い!) 池袋から西武池袋線で2駅ほど行って かの漫画家たちの聖地へと行ってまいりました 豊島区立トキワ荘マンガミュージアムです まず2階に上がる。軋む音も再現されています こんな中廊下式のアパート、私の学生時代にもまだ残っていましたが。 大学に入って初めて住んだアパート、こんな感じでした 炊事場。人研ぎの流し台が懐かしい。風呂にしたことはないけど 田舎の湯治場にはまだこんなのがあるな 綺羅星#59130;のごとき人たちがお住まいでした 団らんに混ぜていただきました。赤塚不二夫のお母さんがご飯をふるまってくれたと..

  • やりがいはありそうだけど

    梁瀬昌宏『感動を創造する海外添乗員で世界のすべての国を行く働き方』読了。 面白そうだけれど、アフリカはきつい……これは無理だと思う。 近藤史恵『震える教室』読了。 ほぼラノベ? この作家さんがこういうのも書くのは知らなかった。怖さとしてもちょっと中途半端な感じ。

  • 退職旅行と称して -青春18きっぷ春紀行 W鉄印ゲットの旅 その2ー

    さて、福山からの出発はあまり早朝ではないので、寒い#58945;けれどもビジホの真ん前の福山城に行ってみることにしました。 ぐにょぐにょした松も立派だ ちょっと嫌な名前…… まあこの辺はカープでっしゃろな まず、福山からJR福塩線#58971;に乗り、神辺へ。 JRの駅 井原線の駅 かわいい電車#58971;に乗って 井原駅へ。新美みたいなデザイン あー、岡山はデニムが有名だよね ここでまずは鉄印ゲット! 時間があれば降りてみたかった川辺宿駅。横溝正史先生の疎開宅等があります 井原⇒清音⇒新見⇒と、井原線・JR戦を乗り継いで到着した岸本駅 ここからタクシー#58974;で向かったのは…… 一度来たかった植田正治写真美術館 大きすぎて全景が入りませんが、設計は高松伸。植田正治さんの作品は、恵比寿の東京都写真美術館の壁に大きく飾られていますが、なんとも不思議な演出の妙に魅せられ、..

  • 退職旅行と称して -青春18きっぷ春紀行 W鉄印ゲットの旅 その1ー

    仕事、やめちゃったよ~ん! ということで、とりあえず青春18きっぷを握りしめて旅に出てしまいました。 いいお天気!#58942; 初日はさすがに新幹線#58973;を使ったら、見事な富士山です#59025; 降りたのは福山駅。前にも降りたことはある 駅前のバスターミナルから、土日祝しか出ていない「みろくの里」(遊園地)と「神勝寺」行の直行バス#58976;に乗り込みます。ところが!#59142; えらい行列で、サッカー小僧と引率の先生・父兄みたいなのがいっぱいです。バスの運転士さんが会社に(?)電話#59016;をして、「すんません、積み残しが出ますわー」なんて言っている。「みろくの里」近くにサッカー場があって、どうもこの日はそこでイベントがあるらしい。高校生くらいの若い女の子たちもたくさん並んでいたのですが、みんな「アルバイト乗車券」というのを持っているところを見ると、遊びに行くのではなく、働きに行くようです。一般客の私は、サッカー小僧ひ..

  • 天才だなあ

    矢部太郎『「大家さんと僕」と僕』読了。 なんかもう、天才だよなあ、この抜け方。絵本作家のお父さんも出演していて、そのほのぼの間のルーツもわかる。なんでこんな漫画を描けるのか。『楽屋のトナ』もいい味出しているし。 山田章博『十二国記絵師山田章博の世界』読了。 『人魚變生』を見てひえーっとなった山田章博。一時期なんだかアメコミっぽい漫画を描いていてちょっと離れたけど、今十二国記の挿絵を見ると、またググっと引き戻される力がある。絵がうまい人って、尊敬する。ちょっと昔と絵柄は変わったけど、これはこれであり。 明野照葉『誰?』読了。 とにかく主人公のサイコパスぶり、息をするようにうそをつくこの女が怖すぎる。人の不幸をかぎつける嗅覚といい、なんかもう、怖い、怖い。 ジェフリー・ディーヴァー『眠れぬイヴのために(上・下)』読了。 か..

  • 辞めました

    今月末付で会社#58980;を辞めました。定年まではまだ少々年数があるのですが、結局ここにいてもやりたいことには出会えないなー、と。それに、際限なく続く球拾い#58963;生活に嫌気がさしたこともあります(トンネル前提で構える外野手気分の日々はちょっともう限界……)。 最終日にはPCやら貸与携帯電話やら社員証やら防災用品やら全部返却のためビル#58980;の各階を行脚し、くたびれました#59136;が、最後はボスにバカ高そうな(おいしいけど)焼き鳥屋さんでごちそうしていただいてフィニッシュ!#59120; 2月はビッグイベントが続いて部署中疲弊していたので、3月中に2回くらい別メンバーで送別会#58994;をやってもらえることになり、それ以外はほぼ毎日有休消化しつつ、次の仕事に備える日々です。つっても、まだ説明会だの面接だの段階ですが。毎日寒く#58945;て、外歩き#59033;は堪える。 「辞める!」と発表になってから、いろいろな人がランチ#58991;や宴会#58994;にお誘いく..

  • できてないな

    油断するとまたたまってしまう。 西谷格『香港少年燃ゆ』読了。 なんとなく、フルーツ・チャンの映画を思わせる、香港のごく普通の少年の民主化デモへの参加の様子とその後を追ったドキュメント。借り物の時間、借り物の土地の中で、それでも出ていくこともできず生きていかなければならない少年。気持ちがわかるような、わからないような。それにしても、民主化デモの時、香港の人たちも全然一枚岩ではなかったんだな。 ルーク・ジェニングス『キリング・イヴ1:コードネーム・ヴィラネル』読了。 アマゾンプライムでドラマを見ようとして、主人公があまりに独特の顔過ぎてやめてしまった作品だが、読んだら面白い! 早く2と3も読もう。 恩田陸『木洩れ日を泳ぐ魚』読了。 ミステリ的な展開だけれど、なんというか、全然乗っかれず、最後まで暗いだけで面白みがわからずに終わってし..

  • やったぜ、ルーちゃん!

    さて、猫ドアに苦戦していた#59142;ルーちゃんですが、今朝になって大成功でした。あるいは夜中#59059;に特訓したのかも? 猫マスターのお部屋のドアも4にゃんいずれも潜り抜け成功したらしく、昼間、自慢げな写真が携帯#59087;に送られてきました。 猫マスターのお部屋に集まる猫たち……くそう#59121; ルーちゃんの名誉のために、成功した画像を撮ろう#59009;と待ち構えていましたが、案外待っているとやってくれない#59124; リビングの猫ベッドでくつろぐルーちゃんですが なんだ、ルー。行かないのか?(ラ) ふふ、後で#59116;(ル)コロコロしてないで通ってみてよー#59120; どうしようかなー(ル) おねえさん、待ってるぞ(ラ) あらよっと!(ル) わ! びっくりした!(マ)やった! 猫マスターが撮影#59009;に成功です ね? 教えた通りやったら簡単でしょ?(海)海先輩、さすが名コーチ これで全員猫#59042;#59042;#59042;#59042;ドアくぐりをマスターです..

  • 今度こそまめに

    片島麦子『未知生さん』読了。 捉えどころのない未知生さんを、周囲の人たちが語る。『悪女について』スタイルの小説だが、なんというか、じんわりと面白かった。もっと読んでみたくなる作家。 安田菜津紀『国籍と遺書、兄への手紙――ルーツを巡る旅の先に』読了。 父も兄も自死……そして自らの出自を知って、と、なかなかにショッキングな出来事の連続だが、ルーツを探っていくことによっていろいろな問題が見えてくる。驚くことが多すぎてちょっとピントがぼけるほど。

  • 寒い連休

    まただいぶ更新の間が開いてしまいましたが、何しろいろいろとやることがありました。#59143; ただでさえ短い2月なのに2回も3連休があって、それもまたあっという間に#59144;過ぎ去ってしまいました。たいして荷物#59053;の片付けも終わっていませんが#59124;。 もうとっくに過ぎてしまいましたが、今年の猫マスターのお誕生日#59013;はこれでした 本当はもっとちゃんとしたプレゼント#59013;も用意しようとしたのですが、まだ品切れ中で入荷されません。だいぶかかりそうだなあ、すまんなあ#59142; 猫#59042;の日もお祝いしてくださいよ(ラ)ごめん、ごめん、特に大したこともできなかったなあ#59142; とはいえ、この画像を見てわかるように、ライチも海ちゃんも新しいおうち#58979;にはすっかりなじんでいます。 さて、戸建て#58979;は結構寒いことが判明し、暖房効率を上げるため、リビングと、終日在宅で仕事#59054;をする猫マスターの部屋には工事で猫ドアを付けま..

  • うっかりしてまたためた

    金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』読了。 なんとなく『蛇にピアス』でアレルギーを起こして、読んでいなかった金原ひとみ。なんだ、全然面白いじゃん。読まないできて損したな。もう少し読もう。 村山由佳『命とられるわけじゃない』読了。 母が亡くなった家の近くで運命的な出会いをした外猫ちゃん……この人の『猫メンタリー』を見ていなかったのを思い出して、慌てて見たりして。猫ちゃんとの出会いや迎え入れ方も面白かったが、恋愛小説家で二度離婚して、最終的にはいとこ婚って…… 『スタートライン: 始まりをめぐる19の物語』読了。 オムニバスの短編集。やっぱり万城目さんが変だったり、恒川さんが良かったり。 清岡卓行『邯鄲の庭』読了。 図書館で「二胡」と検索してこの本が出てきて、読んだが、面白かった。そういう検索をしなければ手に取ることもな..

  • 堂々ルビーちゃん

    引っ越しは済んだものの、まだまだ物が片付かない。探しているのにあるべきものがない……このほか、仕事上でのでかいヤマなどもあって(一山#59000;#59030;超えて、また来週一山#59000;#59030;……)、ちっともブログが進まない#59124;……ので、簡単更新です。 ドタバタ、ドタバタ#59144;(男子チーム)ころん、ころん(ル) ズドドドドドド#59144;(男子チーム)騒がしいわねえ(ル) 男子チームがあちこち部屋を駆けずり回って#59144;#59144;#59144;いますが、新居の2階でルビーちゃん、てんで落ち着いたものです。 なーに慌ててんのかしら(ル)ルビーちゃん、冷静だねえ だって、ここがあたしたちの新しいおうち#58979;なんでしょ?(ル)そうだよ あたし、気に入ったわ(ル)すごい馴染みようだなあ#59122; 走り回る#59142;ほかの子たちをしり目に、ルビーちゃんは相変わらず落ち着いています。案外、大物だったかしら。

  • さすがにたまりすぎ

    とりごえまり『名なしのこねこ』読了。 溺愛猫的女人さんのご紹介だったと思う。そのまま先住さんのいる家で子猫を拾うときの入門書ともなっているが、この作者さんの心配や躊躇がすごく自分事に思える。良書。 平野恵理子『六十一歳、免許をとって山暮らし』読了。 何となく、五十八歳の時のやつより面白かった。車の免許をこの年になって取ろうとしているところがぐっとくるのかな。ただ、山暮らしと町暮らしはちょっと条件が違うんだよなあ。 村木嵐『せきれいの詩』読了。 幕末って、本当に大変な激動の時代だったのはわかるが、ここに出てくる上級武士たちと公家の他にも無数の庶民がいたわけで…この、時代的には本当にトップの花形のお家柄のご兄弟のそれぞれの考えや生き方には、すごいとは想えど、庶民の自分にはなかなかついて行けない。 池波正太郎他『赤ひげ横丁―人情時代小..

  • 引っ越しました

    いやあ、こんなにブログをさぼったこともなかったと思いますが、すでに前の更新から1か月以上も過ぎてしまった!#59122; というのは、我が家、横浜の端から端に引っ越してしまったのです! いやあ、忙しかったー#59144;。 前のところ#58980;も気に入っていたのですが、まあいろいろとありまして、物件を探していたら、私も猫マスターも気に入ってしまったところ#58979;があって。 先月末にドタバタ#59105;と引っ越して、最初はびっくりしていたにゃんず#59042;#59042;#59042;#59042;もようやく落ち着きました。とはいえ、最初から泰然としていたルビーちゃん、引っ越し屋さんの後をついて回ったマリン君などは、やはり洋猫の血というか、なんだか得体のしれない底力を見せつけられました。が、二匹に続いて海ちゃんも負けずに冒険を始め、2日ほど遅れてビビりのライチ君もようやくおうち#58979;の点検を始めて……引っ越してもう早2週間が経とうとしていますが、毎日みんな探検旅行に夢中です。 ..

  • アガサ・クリスティ―賞で最高得点!?

    逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』読了。 『戦争は女の顔をしていない』の後追い的なものかと思ったら、これはこれですごいドラマを作っていて、とても面白かった。世界でも珍しい女性狙撃兵部隊を作ったソ連……史実と思うとかなりきついが、小説としても面白い。 荻原浩『愛しの座敷わらし(上・下)』読了。 映画は見ていないけれども、あとがきを水谷豊が書いているのでびっくりした。のんびりした楽しい小説だったが、ここに出てくる座敷わらしは、設定がちょっとかわいそうすぎた。

  • 能登のために

    うちではおかげさまでこんな平和な日々が続いていますが 故・マーリィちゃん、故・みかんちゃん、ルビーちゃんをいただいたたんぽぽの里さんでは、能登のペットの支援のために、福井県内のボランティア団体さんと繋がりを持って支援を呼び掛けていますので、ここに拡散させていただきます。 https://www.instagram.com/p/C14YM9lJrlm/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==

  • 七光りと言っても

    石井好子『いつも夢を見ていた: よく食べよく歌いよく生きた巴里東京ぐらし 』読了。 とんでもなく華やかな出身で、七光りと言えば七光り中の七光りだが、それだけではない苦労をたくさんされて……こんな人が肝不全で亡くなるのだから、やはりつらかったのだろうな……一度歌を聴いてみたかった。 ジェフリー・ディーヴァー『スキン・コレクター』読了。 やっぱりというか、奴は生きていたのか! まあそう簡単に死ぬとは思っていませんでしたけれども、ここまで案の定、だとちょっと……展開自体はいつもながら面白かったけれど。タイトルから何となく、『羊たちの沈黙』的な犯人像を想像したけれども、そこは違っていました。

  • やっと岳南電車 青春18きっぷ旅第2弾 ー富士と電車と深海魚ー

    年末に群馬に行った#58971;のですが、それでもまだ青春18きっぷの残りがあるということで、年明けの1月4日にちょろっと静岡方面に出かけてきました。 横浜から鈍行だと結構かかるのですが、横浜⇒熱海⇒熱海と徐々に進んで、吉原駅に着きました。そこから岳南電車#58971;への乗り換えです。 駅はJRとくっついています ホームは短いですが 1日フリー切符を買っても750円 すでに吉原駅で富士山が見えます お! 来た来た。謹賀新年のヘッドマークを付けたかわいい#59128;列車 本当にこの電車は、どこからでも富士山#59130;が望めます#59025; 駅も少ないし、あっという間に終点についてしまうのですが 環境を生かして夜景#59059;列車なんかのイベントもあります 路線の周りが川崎のように工場に囲まれているので、列車内の灯り#59131;を消して、周りの夜景#59059;を楽しむイベントです。でも、これに乗ろうと思ったら、やっぱり近所に泊まっちゃいた..

  • なんかもうひとつ

    ジェフリー・ディーヴァー『シャドウ・ストーカー』読了。 キネシクスのプロ、キャサリン・ダンスもの。今回は、若く美しいカントリー歌手という、何となく馴染みのないキャラが出てきたせいか、あまり乗れず。凶悪ストーカーと化したファンによる殺人は確かに何件か起こっているし、起こりうる話だとは思うが。キャサリンの男性関係も、どうでもいいっちゃどうでもいいし。

  • 寝正月

    割とのんびりして、日本酒で寝落ちしているうちに年が明けてしまいました。 というわけで、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 1日は猫マスターのおかあさんやお兄さんのご家族がうちに来られて、おせちやお寿司#58991;で一杯#58994;やりましたが、その後のうちのお正月はこんな感じです。 人間も大差ない ルーちゃん、ピンクの猫ちゃんと仲良しだねこの子、あったかい#59127;のよ(ル) ライちゃんは、お客さんの来てる間お留守だったねいやあ、ちょっと消防団の寄り合いがありましてね(ラ) ぷすー(マ)それにしても #59137;(海)ぐっすりだね お正月、まあまあお天気#58942;もいいし、おねえさんの会社は仕事始めは5日なのですが、1日頑張ればまた3連休ということで、何となくまだ気合が入りません。 年明けも2月の山に向かってそれなりに忙しく#59144;はなるはずなのですが……まあ、今のう..

  • 年末年始に

    朝井まかて『ボタニカ』読了。 植物学者・牧野富太郎の本。ドラマ「らんまん」は見なかったので、おかげで高知の植物園を見逃すというもったいないことをしたが、これを読んで、やっぱり見てくればよかったなあ、と思った。好きな植物のために家産を傾け、正妻と離縁して東京の愛人を本妻にするという……なかなか強烈な個性のある人ではあるけれど、このくらいでないと研究者としては半端なのかな。

  • ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その32ー

    翌朝は、冷蔵庫に入れておいてもらったおにぎりをレンジで温め、食堂の片隅で朝食を済ませ、出発です。 お世話になりました! 新前橋駅からは両毛線に乗ります#58971; 宇都宮到着。餃子像に迎えられる 駅前からバス#58976;に乗って、終点の宇都宮市立美術館に向かいます。けっこう遠かった! ド逆光だな お庭にこんな像がありました 来たかったんだよね、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」 23日は混雑の予想される日、ということであらかじめオンライン予約していきました。時間#59066;を間違えて早く着いちゃいましたが、「まあまあ混んでますけど、それでもよければ」と早く入れてもらえました。ラッキー!!#59028; くく、このキャラ! いいよねえ 初期作品、被り物シリーズ。すべて被り物として使用します これも初期の作品。「ておくれ」……爆笑してしまった これはヨシタケシンスケさんのメモ帳 リン..

  • ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その2ー

    前橋のまちのアート巡りを終えて、次は萩原朔太郎記念 前橋文学館へ。これも割と近いところにあります。中高生時代、なんだかむやみと萩原朔太郎を読んだ記憶があります。詩の良さがわかっていたわけではないと思うけど、言葉の使い方が面白かったんだろうな、きっと。 いいねー、このセンス! 詩も面白かったんだけれども、やはり一番今でも印象に残っているのは、自分の脚をどんどん食べちゃうタコの話。萩原朔太郎を読んで小中学生が描いた絵がいくつも館内に飾ってあったのですが、猫に並んで、タコを描いた人が多い。やっぱ、そうだよねー、あの話、強烈だよねー。うん、うん。 家具のデザインもされたのか、多才な人だな 朔太郎の世界を刺繍したアート展示もありました 外には銅像。いや、本人は絶対こんなキャラじゃないよね、たぶん#59120; 文学館の向かいに移築された生家の屋根には猫の彫刻 次はけっこう歩い..

  • さらにたまった

    クロディーヌ・モンテイユ『キュリー夫人と娘たちー二十世紀を切り開いた母娘 』読了。 偉人伝なんてものは、子供向けのダイジェストではだいぶ読んだけれど、それだけ読んでその人のことをわかったように思っていていいのか、と疑問を呈したくなった。夫亡き後のスキャンダルや二人の娘たちの正反対な生き方、そして本人と娘たちのガラスの天井との戦いなど、知らなかったことばかり。 シャーリィ・ジャクスン『丘の屋敷』読了。 作者本人はかなり早く亡くなっているが、ホラー文学に「シャーリィ・ジャクスン賞」を残した先駆的な女流作家。やはり大きな洋館は、怖い。古い作品だが、怖がらされた。 佐藤史恵『マカロンはマカロン』読了。 フレンチレストランのシェフが解き明かす謎の数々。コンビニのおにぎりなんかかじりながら読んでいると、なんだかむなしくはなるが……ただ、料理の名前や..

  • ちょっと早めにバックレて、青春18きっぷ旅第1弾 ーアートやら電車やら その1ー

    今回の年末年始は、取りようによってはなかなかの連休が取れる並び。まあ、代休もあることだし、ちょっくら早めにバックレて#59105;しまおうかしら、というので、21日(木)を最終出社として、年末はあと一日だけテレワーク#58979;を入れるというふざけた所業#59120;に出ました。25日(月)が本来仕事納めなのですが、この日は出社#58980;する人も少ないし、部署によってはクリスマス#59044;に酒#58993;飲んでる場合じゃないし、いつもやる部署単位の納会#58994;はなし、ということで、まあいいよね……という勝手な解釈です。 というわけで、まだ働いている猫マスターをしり目に、青春18きっぷ旅#58971;に出てしまいました。 この辺までくるとかなり元を取った気持ちになれます まずは湘南新宿ライン#58971;などを使って高崎へ。そこから両毛線#58971;に乗り換えると、突然ぐぐーっと#59030;人口が減る。着いたのは前橋駅です。 アーツ前橋リニューアルオープン企画の展覧会 ..

  • えらくたまった

    ヨシタケシンスケ『しかもフタが無い』読了。 この線で、この表情! これで「あーあー」と納得しない人は、多分ちょっと鈍い。展覧会、行くぞー! グレゴリー・J・グバー「『ネコひねり問題』を超一流の科学者たちが全力で考えてみた 『ネコの空中立ち直り反射』という驚くべき謎に迫る」読了。 ルビーちゃんのかかりつけのお医者様がインスタでお薦めしていたので読んだ。この作者は間違いなく猫好き。科学者のなかには、必ずしも猫好きではなさそうな人(デカルトとか)もいるが、猫の動きに注目するのだから好きなんだろうな。写真の発達による動きの詳細確認やさまざまな説、果ては宇宙とのかかわりまで、学者はいろいろなことを考えるものだ。猫は何にも考えずにできちゃうんだろうけど。 須藤古都離『ゴリラ裁判の日』読了。 メフィスト賞受賞作。いろいろと考えさせられる。しかしこの作者の..

  • そして田代島

    まー、とにかく先週までは忙しかった、忙しかった。なんか寝ても夢見が悪くて#59122;、絶対に準備したはずのpptが出てこないとか、苦労した資料が必要なくなったりとか、わけのわからないうなされようで……ない頭を使っただけでなく、毎日走り回って#59144;体力も使って、もう、ヘトヘトで#59105;した。 それが終わったらやっぱり、少しぐらいは自分にごほうびだよね。#59120; というわけで、やってきました田代島、なんですが…… 船の出る石巻に行く途中、塩釜にも寄ったりして 安くて美味しいアワビの肝の軍艦 赤貝のひも 絶品、白子の軍艦!#59120; サメも美味しい 本マグロ カキの軍艦 撮り忘れた#59136;けれども、このほかいすごくでっかいブリの握りなんかもいただきまして、おなかパンパン#59120;。1時間#59066;並んで、食べたのはわずか20分ほどかもしれませんが、ここは安くて本当に美味しいので、並んで悔いなし#59126;、なんだよなあ。 腹..

  • 怖いってば

    川奈まり子『家怪』読了。 知らない間にホラー作家というか研究家というかになっていたまり子さん。彼女自身が語った真夜中の山の中のお堂での撮影の話とかもすっごく怖くて涙目になったけど、なんでこういうお話ばかり集めるのでしょうか。引越しできないでしょう。 櫻田智也『サーチライトと誘蛾灯』読了。 『蝉かえる』を読んで、これも読んだが、こちらの方が説明的な内容がくどくなくてよい。 やーこ『猫の診察で思いがけないすれ違いの末、みんな小刻みに震えました』読了。 挿して面白くもない小話を集めているだけのような……絵もグロだし。楽しみ方がよくわからないので、すっ飛ばして読んだ。 ジェフリー・ディーヴァー『真夜中の密室』読了。 この犯人はかなり気持ち悪いな(というか、見せかけの犯人)。相も変わらず鉄板の面白さ。分厚いけど期待を裏切らない..

  • 攻撃!

    あらら、長毛にゃんずがお揃いで食器棚の上に 海姐さん、何やってるのかな(ル) 姐さん、あの番組好きなんだよね(マ) 多摩川って、けっこういろんなのがいるのね(海) ほらいた!(海) イタチ、逃がさないわよ!(海) 水中に逃げるとは、卑怯なり!#59132;(海) ふふ、水からあがったらこっちのもんよ……#59120;(海) きゃ! タヌキ!#59122; 臭!(海)失礼だなあ ハヤブサ、ちょっと怖いわ……(海) 海ちゃん、テレビ#59018;のことをどこまで理解しているのかわかりませんが、「ダーウィンが来た!」を見ていると必ずやってきます。 ほかの子は、そんなに興味ないみたいなのですが。

  • 古いタイプの時代活劇?

    月村了衛『コルトM1847羽衣』読了。 主人公はコルト片手の女侠客、軽業師の娘や影の軍団……と、頭の中に大江戸捜査網の音楽が鳴りっぱなし。若干仮面の忍者赤影とかも入っているような……古いタイプの冒険活劇。面白くなくはないけれど、なんかちょっと。 辻真先『夜明け前の殺人』読了。 ああ、タイトルの意味は藤村の夜明け前ね。アニメなどの脚本で名をはせた辻先生だが、90代でご存命だったのですね。ちょっと今読むには少し古かったかな……主人公、やたらもてるし。 津村記久子『サキの忘れ物』読了。 短編集。市井の働く女性の心理がいつもながら面白く書けていて楽しめたが、ゲームブック形式のだけは読み慣れなくて飛ばしてしまいました。表題作、よかったー! 池井戸潤『半沢直樹 アルルカンと道化師』読了。 今回出てきたアートコレクターのモデルはM..

  • 植物防護策第2弾

    11月も半ばになり、なんだかもう突然寒く#58945;なってきたので(秋をすっ飛ばした感じがありますが)、バルコニーのチランジアを室内に終了しました。が、ここでもやはりニャンズ#59042;が遊んで#59126;しまう問題があるものですから…… 100均グッズでこんなのを作りました なにこれ! どういうつもり?(海)いや、小さいのをくわえてどっかに持って行っちゃう子がいるからさあ デザイン、醜悪よね……#59105;(海)まあ、自分でもそんなにかっこいいとは思ってませんけどね#59121; この後、上の部分のサイズが大きすぎるワイヤーネットの代わりに、花壇に猫#59042;が入るのを防ぐとげとげシートを組み合わせて載せ、水やりに便利なように、下に安いターンテーブルをつけました。 海ちゃん、おねえさんが見ていないときに上に飛び乗って、まあまあ痛い#59141;目を見たらしく、その後興味を持たないようになりました。ああ、よかった! おねえさん、変..

  • ここも行きたいよー

    ジオラマ食堂『ジオラマとねこ』読了。 コロナも明けたし、行くぞ! ここ行くぞ! いつ行こうかなあ。 山本文緒『自転しながら公転する』読了。 2021年、東京オリンピックを見ることもなく、あっという間に亡くなってしまった作者。恋愛小説として、非常になんというか、リアリティがあって面白かった。最後にあー、と納得するところもあるし。まだまだ書けたんだろうなあ、と思うともったいない。 凪良ゆう『滅びの前のシャングリラ』読了。 あと1か月で全世界(地球)が滅ぶというときに、どんなことをすればいいのか、どんな人間が強いのか……これは面白かった! 傑作、と思いました。

  • 半分仕事だが

    少し日にちをさかのぼってしまうのですが、今年で3年目のアートウィーク東京というイベントがありまして……VIPパスをいただきました。担当で早々協力しているからまあいいと思う。何がいいって、このイベント、バス#58976;を乗り継いで都内のいろいろなギャラリーや美術館を回ることができるのです。 最初は大倉集古館、案外入るのは初めてかも 向かいにある新しいホテルオークラはピッカピカ#59130;ですが こっちはなんか中国の美術館の小さいやつみたいで懐かしい ここでは今回初めて、展示されている作品を全部買う#59053;ことのできる展覧会#59003;をやっていました。知り合いにも会いましたが、「盛況です~!#59120;」と嬉しそう。やっぱり日本に来る外国人も増えたし、コレクターもたくさん来ているんだろうな。 丸の内までのバス#58976;で行ってご飯#58991;を食べて 次に行ったのは竹橋の東京国立近代美術館。開催中の展覧会は「生誕12..

  • ただのお仕事小説ではなかった

    黒沢はゆま『世界史の中のヤバい女たち』読了。 かつての永井路子先生のシリーズ的な感じかと思ったら、さらにフェミニズム色が強い。が、作者は男性。大変読みやすく、楽しかったし、いろいろな女傑の違う面が見られたり、まったく知らなかったアフリカの女性のことが知れたりしたので面白かった。

  • カーペットを敷き替えて

    まだまだ生ぬるいような気候が続いていますが、もう11月なんだよなあ。さすがに床のラグは少し暖かいのに敷き替えなくちゃ、というので…… にゃんこラグをまた敷いてみました さあ、本当の猫はどれでしょうふふ、私がわかるかしら#59120;(海) こっちもいいけどね(海)長座布団もお気に入りだね ぼくはこっちがいいな(ラ)IKEAで買った古ーいクッションも、まだまだ捨てられないね そろそろ冬支度ですねえ。でも三連休は暑かった#58942;なあ。もう、どうなってるんだろう。

  • ただのお仕事小説ではなかった

    中山七里『闘う君の唄を』読了。 モンスター・ペアレントやいろいろなものと闘う保育士さんたちには本当に「ファイト!」というしかないが、それだけの小説ではない所がやはり中山七里。犯人は途中で何となくわかっちゃったけど、面白かった! 『…ラフマニノフ』に出てきたオーボエ奏者がここに! 案外お気に入りのキャラかも。 澤村浩輔『夜の床屋』読了。 表題作が一番面白いね、なんて途中だれて読んでいたら、最後までちゃんとつながっていたのだな。ただ、やっぱりだれてしまった。 岩本薫『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』読了。 『ヘンな名湯』シリーズの人の著書で、つげ義春のひなびた温泉を求め、いっそ無用の人になっていこうとする心理を分析。まずまず面白かった。っていうか、やっぱりヘンな温泉に行くには車がないとダメかな。 王聡威『ここにいる』読了。..

  • 食べてばかりですが

    先週、先々週となかなかの忙しさ#59144;でした。 展覧会#59003;のオープニングがあり、徒歩訓練#59033;があり、二胡のレッスン#59126;があり、本#59011;に夢中になって電車#58971;に忘れ物#59013;をし、翌日届いて飯田橋まで取りに行き、急な要人訪問があって対応し……まあ、まだもうちょっとそういうのが続きますが、こういう時はやっぱりうまいもんを食ってエネルギー#58946;を補給しないとねえ。 大倉山の駅前に、こんなのが立ってました。クオリティ#59130;高いな 耳鼻科の帰りに食べた松屋の魯肉飯#58991;。これもクオリティ高いと思う 台湾のほど八角の香りはしませんが、お肉も多いし、まずまず美味しいです。松屋のエスニック・シリーズ、好きだなあ。 月曜日は年に一度の徒歩#59033;訓練。会社#58980;と決められたいくつかの駅#58971;の間を歩きます。私は帰り道なので祐天寺を選択。ぐんぐん歩いて1時間半。爽やかなナイト#59059;ウォーキング#59033;でした。となれば当然…… 生レモンサ..

  • 夢中になった揚げ句

    ジェフリー・ディーヴァー『バーニング・ワイヤー』読了。 リンカーン・ライムシリーズ。電気、怖いいいい! にしても、ライムはサイボーグになるのでしょうか? ピョン・ヘヨン『ホール』読了。 またも韓国の女流。いつもの女性・低学歴に冷たい世間と闘うものとは違って、これはホラー。なんか、『ミザリー』っぽくて、とても怖い。 吉田修一『続 横道世之介』読了。 大した盛り上がりのない話だけれど、ついつい引き込まれて読んで、夢中になっているうちに電車で忘れ物をして大騒ぎ……くそう、やられた。 浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』読了。 ここまでちゃんとした就活ってやらなかったから、正直よくわからないけれども、周り中が敵なんだろうなあ、こうなると。いやな話ではあるが、救いもなくはない。たかだか20年ちょっとしか生きていない若者にしても、2~3回面接をした..

  • 三毛ちゃん?

    最近めっきり気温が下がり#59136;、夏#58942;の暑いうちにはゴロゴロといろいろなところの床で伸びていたにゃんず#59042;#59042;#59042;#59042;が少し暖かいところに丸まるようになってきました。 ソファの毛布には海ちゃん。後ろには最近買った三毛柄のフリース布 ハナ姐さんみたい#59116;(海)そうだね、ハナちゃんは三毛猫さんだったね ハナ姐さん、あたしは直接会ってないけど(ル) お盆の時にお会いしているかな(ル) そうそう、あの姐さんだよ(ラ) あ、こっちにも三毛柄!(ル)それはおねえさんが去年編んだやつだな。使ってくれてありがとう#59126; こうしてみると本当にもう一匹三毛ちゃんがいるようです#59025; ハナ姐さん、やさしかった#59116;んですってね(マ)マリンも直接会ってはいないかな。いい子だったんだよ~ 先日近くのユザワヤで買った三毛柄の布、大好評です。猫マスターセレクション、ヒット!#59028; #59044; おまけ #59044; アレカヤシ、室..

  • 重いめと、やる気が出るのと

    谷崎由依『遠の眠りの』読了。 福井の生糸・羽二重織の衰退⇒人絹の普及⇒百貨店の進出⇒少女歌劇団の立ち上げと、まさに今やっているNHKの朝ドラ的な時代の話。とはいえ、歌劇が話の中心というわけではなく、その時代の中で翻弄される田舎の少女たちの生き方が描かれ、とても面白かった。いつもながら重厚な描き方。 佐藤厚志『荒地の家族』読了。 確か溺愛猫的女人さんのおススメにあって、読んだ。なんと、あのアエルの書店員さんが芥川賞をねえ……芥川賞にありがちな、なんだこりゃな読みにくさはなかったが、重かった。あの震災、何年も何年もいろいろなところに影を落としている。 東松寛文『S02 週末だけで70ヵ国159都市を旅したリーマントラベラーが教える自分の時間の作り方 』読了。 元気になれる本。広告代理店ほどの激務でもないが、この程度の仕事の工夫・時短方法は..

  • コスチューム

    時々あることなのですが、ライチ君、久々に肩から胸にかけて大きな舐めハゲ#59122;を作ってしまいました。やりすぎてかさぶたになったりなどはあまりないのですが、このままでは舐め壊してしまうというので、慌てて#59142;対策を講じます。まずは、岩手のサイト「nekozuki」さんから買ったソフトなエリカラ。病院で貸してくれる奴なんかよりはよほどやわらかで着け心地も悪くないと思うのですが…… 猫マスターの仕事机の上で抗議のダイ・イン! これじゃ在宅勤務の猫マスターも仕事にならんというので、外してあげて…… 猫マスターのハンカチを巻きました。なかなか粋だと思うのですが やっぱりこれも嫌#59132;で外してしまいました。 しょうがないので別のサイトで保護のための服を誂えてみました。 おお、スポーティでよくお似合いじゃん!#59025; 本当ですか?(ラ)ホントホント、かっこいい#59130;じゃん#59120; まあ、そうお..

  • 血みどろの闘い

    中村計『笑い神 M-1、その純情と狂気』読了。 分厚い本だが一気に読んだ。面白いかどうかで人の価値が決まる(?)関西においても、笑い飯と千鳥ってすごい存在なんだ……と改めて驚く。こんなにとんがっていたんだなあ、実は。それでも内面の人の良さが見えてしまう、のは本人たちは不本意かもしれないが。でも、この人たちが決して「大阪」ではなく「岡山」だったり「奈良」だったりするのがまたちょっと面白い。で、こんな中でドドンと出てきたサンドイッチマンって、やっぱりすごいんだなあ、とまた関心。 桜木紫乃『裸の華』読了。 今どきストリップなんてなかなか見られるものでもなくなったと思うが、見たことがない。おなじみ北の国に戻ってきたストリッパーの物語。面白いが、これで終わっちゃうの? 彼女がまた踊り始めた理由は? など、面白いし納得は行くが、もうちょっと展開を見たかったような。 ..

  • 4年ぶりの再開! ー山形温泉・プロレス紀行 その3ー

    ぼやぼやしていたら更新しないうちに1週間たってしまった! 長井駅前特設リンクからお送りいたします#58998;。 まずは前回優勝の日向寺塁君のチャンピオンベルトの返還です 明るい梶トマト君#59126;。この子、人気あります でも私の推しは郡司歩君です。このやさぐれ感がたまらん とはいえ、あっという間に日向寺・梶組が勝ってしまって#59123;…… 二人そろって切れのあるトマトダンス#59126; 次はマスターも出る(前でマイクを握るのは君津市議に当選した大和ヒロシ君) がばいじいちゃんも出る マスターの華麗な空中技 じいちゃんによる卑怯な技 やめてー! じいちゃんが死んじゃうー!! と会場から声援 復活のじいちゃん。いつの間にか技かけてます 義経かっこいい!!#59028; なんでこうなったんだっけ……#59143; まあともかく、こっちの組の勝ち 最後はAブロック覇者野橋太郎と Bブロックの覇者OSO11の決勝戦 ..

  • フィクションだけれど

    海堂尊『奏鳴曲 北里と鴎外』読了。 『チーム・バチスタ……』他多数の作品で知られる医療ミステリの旗手たる作家だが、こういうのも書くんだな。どこまでがフィクションで、どこまでが史実かよくわからないけれども、読みやすく、また面白いのでまあよし。ただ、鴎外ファンは「えー」みたいなことになりそう。 作者もあとがきで嘆いているが、医療技術の進歩はともかくとして、政治絡み、個人の主義主張絡みでちゃんとした医療を受けられず死者がどんどん出るというのは、とんでもないことだけどなあ。 ケン・リュウ、藤井大洋他『七月七日』読了。 『三位』なんかが話題になって、中国のSFすごいな、と思っていたら、ファンタジーも面白い。また、韓国のSFもかなり来ている。いずれも若手の作家さんたちだが、最近あまりSFを読んでおらず、ファンタジーにも甘くて辟易していたので、これはとても新鮮。追いか..

  • 4年ぶりの再開! ー山形温泉・プロレス紀行 その2ー

    夜中から朝方にかけてかなりしつこく降り続いていた雨#58944;も、出発する時間#59066;には何とか上がりました。朝は出発前に、この宿#58979;のもう一つの魅力を堪能するため、ロビーに降ります。 看板猫#59042;のかぐら君と おんでん君 どちらも保護猫#59042;さん出身というけれど、堂々たる体格です。性格はいたって穏やか。おんでん君はちょっとシャイかな。 かぐら君にお膝に乗られてめろめろの猫マスター かわいいなあ。つやつやして、美味しい米沢牛とかいただいちゃってるんじゃないの? しばらく撫でさせていただき、いよいよ出発#58974;です。 山を下りる途中には親子連れのお猿も この辺り、何年かに一度白猿が生まれるそうですが、地元のひとでもめったに見られないのだそうです。天元台に写真が飾られていました。 山を下りて平野を走る#58974;こと45分?#59066; くらいかな。渋滞にも全く遭わず、たどり着いたのは…… ..

  • 4年ぶりの再開! ー山形温泉・プロレス紀行 その1ー

    今年はこれからどんどこ忙しく#59143;なると会社の方から言われ、嫌だなあ、嫌だなあ#59123;と思いながら出社しておりますが……あんまり忙しくて「きー!」#59121;となる前にちょろちょろ旅#58971;なんかしましょう、と、9月最終の土曜日、猫マスターと一緒にお出かけです。 今回は大宮が玄関口です 待合室のE5系カラーのマッサージ椅子、かなりいい#59126; 実際に乗ったのはつばさ号。E3系ですが まず降りたのは米沢駅 駅のトイレ#58990;にはヒーターパネルが装備されていました 駅前で車#58974;を借り、向かったのは白布温泉#59127; 天元台のロープウェーに乗りました そうか、怖いのだな…… 上った先にはさらにスキー場あり 展望台からは米沢市内が見おろせます ちょっと雲#58943;の多いお天気ではありましたが、幸い雨#58949;には遭わず。 その後まだ時間#59066;があったので、また車#58974;で15キロほどの市内に降りて、 東光の酒蔵で試飲(もちろ..

  • またたまったな

    小池真理子『神よ憐れみたまえ』読了。 10年かけて書き上げたという長編。確かに大作で、主人公の成長に合わせ大河小説見たくなっているが、ミステリとしての面白みはあまりなかった。何となく結末も見えちゃったりして。決して楽しめなかったわけではないし、一気読みしたけど。 今村翔吾『てらこや青義堂』読了。 痛快時代劇。これはドラマ化するかな。今の子役たちなら達者だからできるような気がする。ちょっとこの人は注目かも。 穂高明『ダブル・ダブルスター』読了。 これ書いた人、もしかして二女出身かな。M教はかなりなめられている。まあしょうがないけど。面白いけれども、こんなにひどい姑と夫っているのかなあ。ひどすぎて現実味がない。案外いるのかもしれないけど。 たなかひかる『しりながおばけ』読了。 『猫いる!』ほどのインパクトはないが、こういう..

  • 海姐さんとルビー

    最初のうちはちょっとすれ違い#59141;もあった海ちゃんとルビーちゃんですが、最近は仲良くやっています。というか、海姐さんはルビーちゃんの憧れ?#59130; みたいな感じです。 これは、二人のお気に入りのおもちゃ。ちゅーるのおまけですが #59139; 来たね……(海) ルーちゃんが来て、二人で引っ張りっこ オーエス! オーエス! #59140; 何かしら、これ……(ル) 新聞ぐしゃぐしゃって遊び、楽しいよ!(海) あたしもやるー#59126;(ル)おねえさんは反対です……#59121; そうかと思うと、今届いたばかりのアマゾンの荷物、袋を開けて中身を取り出していたら…… あ、姐さん、次あたしね(ル) 今楽しいから、もうちょっと待ってね(海) はあい(ル) 海ちゃんのやってることは、ルビーちゃんもやってみたくなるみたいです。 ルビーちゃんの年齢は全然わからないのですが、だいたい同じくらいの歳なのかなあ。同じよう..

  • 頷いたり頷かなかったり

    雨穴『変な家』読了。 けっこう待って借りたし、建築ミステリということで期待も高かったが、読んでみたら、なんだこりゃ、だった。おどろおどろしい設定は面白いが、とっぴすぎるだろ、いくら何でも。 村山早紀『不思議カフェNEKOMIMI』読了。 いい話~っとほっこりするには、自分の心が汚れすぎているのか、この魔法の都合のよさがなんとも甘っちょろくて閉口。なんだかなあ。 近藤史恵『エデン』読了。 『サクリファイス』の続編。ミステリの気配は鳴りを潜めたが、やはりこのロードレースのチームという知らない世界を垣間見られるのと、レーサーたちの不思議な国や文化を超えた友情がなんとも面白い。疾走感もたまらない。 ヤマザキマリ『ムスコ物語』読了。 デルス・ウザーラのデルスだし、いろいろ乗り越えて一人でも生きて行けるように育てたんだろうな。とに..

  • 亀戸

    15日(金)はフレックスで少し仕事を早くあがって、いつもとは反対方向の電車#58971;に乗ってお出かけしました。 遠いわ、やっぱ まあせっかくここに来たんだから、まずは これですよね#58994; 黙って座れば餃子が二皿出てくる亀戸餃子。もう一皿だけお代わりしましたが、お腹いっぱいです。いつもならビールなのですが、今日はちょっとこれからコンサートがあるので、悪いのでドライゼロ。ノンアルも美味しくなったもんだなあ。 駅前の広場にはお神輿と、それを守ってお神酒をいただく人たちが! そうか、ここまで来ると スカイツリーも見えるんだなあ#59025; 亀戸で、二胡のコンサートがあったのです。知ってる先生も出るので……コンサートはとても面白かったし、聴きごたえがあったのですが、撮影や録音はもちろん禁止。つっても、ぜんぜん守らずにガンガン撮っている(録っている)輩は多し。 それにしても、観..

  • 行ってたりして

    ソン・ウォンピョン『三十の反撃』読了。 『アーモンド』のひと。最近読んだ『タラント』とは違うが、ただ食べるためではなく何事かをなそうと思えば、そこにはいろいろな障害が出てくる。それに対して向き寮になるのか、闘うのか。主人公は、決してすごく積極的ではないけれども、「怒り」をエネルギーとして頑張っている。韓国における「失われた20年」みたいなのは、IMF危機なんだな。 岩本薫『ヘンな名湯 (いますぐいける!) 』読了。 こんなにヘンな名湯があるなんて! ただ、この本は2019年発行で、コロナ前。今もすべてが生き残っているとは限らないと思う。ただ、ヘンだヘンだと笑っていたら、自分が行ったところもあったりして。恐山、やっぱりヘンかな、あそこは。

  • ルビーちゃん1周年

    ルビーちゃん、昨年8月に相模原市の主催で行われた多頭飼育崩壊からレスキューされた子たちの譲渡会で出会い、うち#58979;に来たのが9月4日でした。 その後FIPへの罹患が発覚#59122;し、1か月程度の入院はありましたが、ともかくうちの子になったのは昨年の9月4日のこと。早いもので、まる1年が経ちました。 ルーちゃん、うちに来てどう? 楽しい?そうねえ(ル) 寝心地いいとこ、いろいろあるし(ル) まあまかな(ル)よかったあ#59120; マリンはどう思う?ルーっち、かわいい#59116;っすよ(マ) 話してみると結構しっかりしてるわよ、あの子(海)まあ、苦労した子だしねえ#59123; ライチは?いやあ、かわいくて#59128;かわいくて#59116;……なんて、キモいっすかね(ラ) 今ではみんなにもすっかりなじんで 特にライチ兄ちゃんは大好きで、ついて歩きます まだ何もイベントはしていませんが…… ルーちゃん、ゆっくりした週末に..

  • なかなかの3冊

    角田光代『タラント』読了。 長編だが、さすがの読みごたえ。何か一つでも、始めるというのは大変なことだ。この戦争で足を失ったおじいちゃんとパラアスリートの交流がいい感じ。体育会感のある大雑把な女の子のキャラが気に入った。 赤松利市『エレジー』読了。 あれ? 『藻屑蟹』のひとだよね。現代の無頼派の……なんか、ちょっといい話の短編集になっている。いい意味で裏切られた感じ。ちょっと現実味に乏しいくらい(3本目なんか特に)ほっこりするというか。 吾妻ひでお・中塚圭骸『失踪入門 人生はやりなおせる!』読了。 かの名高い『失踪日記』後に、香山リカの弟にしてオーバードーズ気味の中塚との対談形式で書かれた作品。歯科医の資格までもってこの体たらくは、なんだか贅沢な感じがしてしまうけれども、精神的な脆さって、本人にしかわからないのだろうな。それにしても吾妻先..

  • 夏休みの旅 ー電車から船 久々の海外へ その4-

    さて、船#58977;の中でもそうだったのですが、旅に出ると本当によく眠れます#59137;。元々寝つきが悪いわkでも何でもありませんが、睡眠時間は普段6時間弱のところ、今回の旅では平均して8時間は寝ている。毎日2万歩以上も歩いた#59033;せいでしょうか。実際、スポーツサンダル、帰ったらめっちゃ減ってたし。 早めに寝たので6時前に一度目を覚ましてトイレに行ったのですが、ドミトリーの暗証番号をすっかり忘れて……同室の金髪の姐さんにえらい迷惑をかけてしまいました。 「開けてえ~#59123;(ドアの外の私。もちろんとりあえず英語)」 必死のノック#59141;に、金髪を振り乱してとんでもなく眠そうな姐さんが、 「ここ、あんたの部屋じゃないんじゃないの?#59132; 超メーワクなんだけど#59121;(英語)」 「番号忘れたの~#59123;、あんたの隣にさっきまで寝てたじゃん#59142;(英語)」 「はあ?#59025; あ、確かに。でも、いい加減にしてよね(英語)#59132;」 とブチ..

  • 個性的

    しまおまほ『家族って』読了。 あの『死の棘』の作者を祖父に持ち(ということは、当然あのおばあさんがいて)、両親は写真家、本人も高校生で漫画家デビュー……まあ普通の家族ではないのだろうけれども、それはそれで苦労はあるんだろうなあ。個性的な家族の当たり前の顔を描いたエッセイ、と言えるかな。面白いような、大変なような。

  • 夏休みの旅 ー電車から船 久々の海外へ その3-

    船は22:30消灯#59059;なのですが、前日けっこう歩いた#59033;ので、おばあさんのおしゃべりを聞きながら、けっこう早めに寝落ち#59137;してしまったようです。 というわけで、5時#59066;ごろに目が覚めたのですが、船#58977;はとっくに釜山港の近くまで来ていたらしい。 船内のエレベータの扉にリアル・オジギビト 船内レストランでわかめスープ定食の朝ごはん(メニューはこれだけ) 赤いやつがけっこう辛いので、お水#59143;を汲もうと思ったのですが、紙コップがへろへろでしかも底の部分がとがっているという意地悪な状況……水なしで食べるしかない! まあ私は何とか食べきりましたが、辛い人もいるんじゃないのかな#59122;。 船内にこんなポスターがありましたが、基本年寄りが多いので静かでした(隣にハングルバージョンがあった) 入国手続きも割とあっさり 釜山港側のターミナルから釜山駅までペデストリアンデッキがつないでいます 釜..

  • 夏休みの旅 ー電車から船 久々の海外へ その2-

    その後まだちょっと時間#59066;に余裕があったので、海響館からもほど近い「海峡ゆめタワー」に上って#59000;みることにしました。 マンホールもかわいいぞ#59116;、下関! ちょっと天気悪いけどなあ#59124; 大荷物を持って行ったら、女性の職員さんがお二人案内してくださり、「お荷物は100円#59094;が戻る式のコインロッカーがありますので、こちらにお預けになれば?」なんて、とても親切です。 ちょっと怖いスケルトンのエレベータで上がって#59000;みると(28階が最上階の展望フロア)、お客様は他に誰もいませんでした!#59122; がらーん 寂しくなって急に自撮り#59009;を始めました 巌流島がよく見えます そして、これから乗る船も ここも恋人たち#59135;の聖地を狙っているらしいけど この錠前かけるやつって、よくわかんないよなあ#59124; せっかくなのでゆっくりと眺め#59025;を楽しんだのですが、それにしたって限界がある。一度降りてみまし..

  • 夏休みの旅 ー電車から船 久々の海外へ その1-

    うちの会社でも夏休みはあります。っていうか、「夏、まとまって5日くらいは休めよ、全部有休だけど」ってな感じで言われるだけなんですが。まあ、休みますよ。そうまで言われちゃ。 というわけで、8月25日(金)からちょっとお休みです。当日はくそ早起きをして、5時出発。駅まで猫マスターに送っていただきました。ありがとう……#59123; 羽田発7:10の福岡行き#58978;に乗るのも、なかなか苦労です。直前にやたらJALからメール#59087;が来て、「今夏休みで混んでいるんだから、早く来ないと乗れなくても知らんよ」とか脅かすのでけっこう早く行ったのですが、そうでもねえじゃん。#59121;座ったら、隣の席空いてたし。 何にしても#59126;北ウイングなんか口ずさみつつ出発 夏の富士山もなかなかキレイです 福岡からすぐに地下鉄⇒#58971;⇒鹿児島本線と乗り継いで、基山駅へ。 どうということもない小さな駅ですが かの『キングダム』..

  • ちょっとなあ……から面白いのまで

    紀蔚然『台北プライベートアイ』読了。 この私立探偵=プライベートアイを始めた主人公のキャラが面白いのだが、このままどんどんいろいろな事件を解決していく短編集かと思って読み始めたら、もうちょっとヤバい相手に狙われる話だったりして、ちょっと期待と違った。続編ないかな。 砂川文次『ブラックボックス』読了。 うーん、なんだろうな。ろくでなしの日常を読まされているのか……どうしてこういう人間ができるのか、環境が人を作るのか……話自体はよく読まされた感じがするけれども、何を書きたかったのかよくわからない。 中山七里『逃亡刑事』読了。 読み終わって、「これって中山先生だよね?」と表紙を二度見。とんだグロリアで、なんか全然……ノンストップでスリリングな以外ちょっとあまり……。 瀬尾まいこ『おしまいのデート』読了。 表題作はおそらく読..

  • 虫ムシ大行進!

    まあやむなく出社していますが、お盆期間中は電車も空いているし、会社の偉い人もだいたい休んでいるし、人口は少なくなっています。せっかくのスーパーフレックス制度導入だし、まあ暇なときはちょっと早めに上がって遊びに行こうかね……ということで、18日(金)は少し早めにとんずらして…… 会社からもほど近いサントリー美術館へ 涼しいし、空いているし……ここは鑑賞者の平均年齢が高いこともあり、落ち着いて鑑賞できるのです。夏休み企画なのでしょうか、やっているのは「虫めづる日本の人々」と題した展覧会。 日本の人々が昔から描いたり作ってきた虫を題材とした作品を取り上げたテーマ展です。それこそ「堤中納言物語」の「虫めづる姫君」をはじめとした絵巻物のほか、蛍狩りを楽しむ人たちの屏風絵、浮世絵、近代の日本画、精緻にして美しい#59130;蒔絵の箱や紅板など、多岐にわたり、どれも素敵な作品ばかりでした。サン美..

  • 韓国芥川賞系?

    チョン・ヘジン『天使たちの都市』読了。 若干芥川賞系な感じはするが、今とても評価の高い人だという。面白いのもあったが、そうでもないのもあった短編集。再読すればもう少しわかるかな。とっつきにくいということはない。 寺地はるな『ビオレタ』読了。 溺愛猫的女人さんのおすすめから、図書館で借りてみた。ちょっとゆるめで面白い。独特の世界観というか空気感のある作家さんだな、と思う。 嶽本野ばら『ミシン』読了。 ゆるそうでゆるくない、というかこの2作の短編は結構重いが、ひりひり来る感じがいいかも。それにしても、ヴィヴィアン・ウェストウッドが好きなんだなあ。またロッキンホース・バレリーナですか。

  • IKEAでお買い物

    うちのソファ(=巨大爪とぎともいう)のクッションがいよいよへたってきたので、いい加減買い替え時かなあ、と思い、猫マスターと一緒に比較的近所のIKEAに行ってみました。当初、引っかきに強いのが売りのニトリのソファ購入を考えたのですが、強い革のやつはどうもうちにサイズ感が合わない……というので、そっちの機能は度外視し、座り心地やサイズで決めることにしたのです。どのみち、無傷ではすむまい#59123;。 まあまあいいのがあったのですが、その場では購入せず。で、買ってきたのが…… にゃに?コレ(海)さあ、なんでしょう#59120; くんくん……(海) なんかよくわかんないわ(海) どれどれ(ル) 入ってますよ!(マ) きゃ!(ル) ふふ、びっくりしたでしょう#59126;(マ) まさか猫入りだなんて……(ル) ……ちょっと暑いかな#59143;…(マ) あ! こっち側、可愛いポンポンがついている#59116;(ル) むにゃむにゃ……..

  • ドミニカ人って?

    ジュノ・ディアス『こうしてお前は彼女にフラれる』読了。 ドミニカ人と聞いてついついデストラーデお思い浮かべたが、調べたら彼は亡命キューバ人の子だった。何だろうな、どうしてドミニカの男はこんなに浮気者なのか。なんかもう、日本人にはちょっとついていけないようなヒスパニック、黒人、グリンゴらの疾走するような恋愛模様。男も相当ヤバいが、女もかなりしたたか。インド系の子も入っていたりして、ちょっと「ミシシッピー・マサラ」とも違うこのスピード感。主人公のお兄さんがまたいいキャラだった。こういう感覚の小説は初めて読んだような。 井上ひさし『うま ――馬に乗ってこの世の外へ―ー』読了。 没後12年で発見された、井上ひさしの昭和34年に書いた未発表戯曲。ちょっと暗い。これ、発表してほしかったのかな。後年の快作につながるピカレスクロマンではあるけれど、どうなんだろうなあ、と、..

  • 商店街プロレス

    8月5日(土)は東横線白楽駅#58971;からほど近い六角橋商店街の「商店街プロレス#59133;」を見に行きました。ここ六角橋商店街は商店街プロレス発祥の地らしく、20年の歴史があるそうで、コロナを挟んで3年ぶりに復活したのが去年。近所だし、今年は行ってみたいなーなんて思ってチェックしていたら開催が決まり、さっそくチケット#59094;をとりました。 白楽駅を降りて、戦後の闇市の様子を今に伝える狭苦しい六角橋商店街を歩いて#59033;いくと、お店のおばさんたちが「必ず流血があるらしいわよ」なんて話していて、いやがうえにも気分は盛り上がり#59000;ます。 大日のトラック。マークがかわいいな#59116; 会場は、本当に商店街の隣 まあこの辺りは前座ですが それなりに盛り上げています 投げたり#58947; 殴ったり#59133; 横浜の地元出身のレスラーもいます 夕暮れの場外乱闘#59141; っていうか、その塀大丈夫?#59122; 飛んだら#59144;ちゃんと受け止める。よ..

  • それぞれの寝方

    器用に枕を使うマリン君の様子を紹介しましたが、猫それぞれいろいろな寝方があるようで…… 廊下で寝ているライチは いつもこの突っ張りハンガーの枝に顎を載せていますなんか落ち着くんですよね(ラ) 床が冷たくて#58945;いいわ(海)そこはみんな意見が一致するね 石の方がもっと冷たいよ(マ)人工大理石はさらにひんやりか プジョー!あ、それ故・マーリィちゃんもやってた一発芸だね #59137;(ル)ルーちゃん、頭隠して……#59120; それぞれ工夫して暑さをしのいで寝ている猫#59042;#59042;#59042;#59042;たちでした。 #59105; おまけ #59105; おねえさんの通勤カバンから何かが! 妖怪化けリュック!#59105; あるいは、付喪神か…… けっこう使っているリュックですが、さすがに99年以上は使っていないのですが。

  • 昔のベストセラー

    安本末子『にあんちゃん』読了。 昔のベストセラーで、長門裕之主演で、今村昌平が映画にもしている。が、映画を見たことはおろか読んでもいなかった。炭鉱住宅で身を寄せ合って暮らす貧しい在日朝鮮人の兄妹の、末の妹の書いた日記というだけのものだが、すごく読ませられる。なんかいろいろすごい本。 門井慶喜『おさがしの本は』読了。 レファレンス・カウンターの仕事はちょっとした探偵みたいなものなのだな。類型的なのかもしれないが、日本の地方自治体における図書館の立ち位置みたいなものも見えて、とても面白かった。

  • 猫枕

    ある日のマリン君。 #59137;(マ) ぺろぺろ(マ)マリン君、上手に枕を使ってるね 足枕としても使うんだね ぷすー#59116;(マ) マリン君、イケアで昔買った猫枕がお気に入りです。なんか人間みたいに上手に使っていて、可愛いのでついつい写真#59009;をいっぱい撮ってしまいました。

  • 地味だが粒ぞろい

    宮部みゆき『希望荘』読了。 離婚後の杉村さんの話。もうこの配役は小泉孝太郎以外考えられないな。地味だが、面白い。いい人は多いが、ある意味「イヤミス」でもある短編集。 八木詠美『空芯手帳』読了。 妊娠したふり……最初はあまり面白くないが、だんだん面白くなってくる。この結末って……いろいろ予感させられる。 柳美里『JR上野公園口』読了。 この人の小説で泣くことはないと思ったが、これはちょっとラストでじいんとしてしまった。 西條加奈『心淋し川』読了。 これも地味だが、なんか心に残る短編集。面白かった。裏町=心町、そして「ここは生き直せる町」という老差配の言葉が心に残った。

  • 大人買いだが後悔なし

    土曜日は、暑さを押して、お出かけしました。だって、朝日新聞の「ひと」に石黒亜矢子先生が出ていらして、今個展#59003;開催中だっていうもんだから……夏休みが始まって、ガ★がうじゃうじゃあつまってくると嫌だし、早い目に行ってしまおう#59144;と思ったのです。 この駅#58971;、初めて降りたかも 京王線芦花公園駅#58971;から歩く#59033;こと5分#59126;、高級住宅群#58979;にビビりながら歩いて#59033;いると、世田谷文学館に着きます。前にヒグチユウコ先生の個展を見に来た時は、車#58974;だったからね。道が狭くて往生した場所ですが、歩けば(暑い#58942;けど)近い。 展覧会入り口 提灯を下げて写真撮影#59009;OK。妖怪「お化け二の腕」がたたずんでいる ぞろそろ、ぞろぞろ これは地獄絵図の一部 写真の撮れる#59009;ところは決して多くはない 妖精シリーズの立体作品 こんなのも撮って#59009;OK 携帯で撮った画像が拙くて#59124;伝わりにくいですが、この想像力..

  • お見事!!

    さて地獄のように暑かった#58942;三連休、結局どこにも行っていないようなものですが、まあこんなに暑いんだったら……ってんで、家内で季節の恒例行事をやりかけました。 マリン君、おいで~!! なにかと思えば、もう……#59121;(マ)いやほら、もっさもさの子は少しでも涼しくなればと思ってさ 余計なお世話ですよ!#59132; 僕いつもキレイ#59130;にしているのに(マ)というわけで、夏の行事「猫洗い」#59142;です え? あたし?(ル)あ、あたしのことは、洗っちゃいけないんだからね!(ル)病気の寛解宣言は受けたけど、まあまだやめときましょうか。隠れなくてもいいよ#59120; 僕も結構ですよ(ラ)ライちゃんもまあ、短毛だしなあ あたしだって短毛じゃん!(海)そうなんだけどさ……マリン君についてきたから マリン君をお風呂場の外に出し、脱衣場で心配してうろうろしていた海ちゃんをささっ#59144;と捕まえて洗おうとした猫マスター……が、..

  • 鉄板だが

    ジェフリー・ディーヴァー『ブラック・スクリーム』読了。 今回は、結婚秒読みのライムとサックスがイタリアに行って、美味しいものをいっぱい食べたり飲んだりして楽しかった。が、今回もこれでもかというほど最後はひねってある。 平岩弓枝『黒い扇(上・下)』読了。 先ごろ亡くなった平岩先生を読み返す、という意味で借りて読んだが、いかんせんちょっと時代が古かった。昔なら大まじめだったのが、なんだかラブコメ的に思えてしまうし、女性が余りにも古風で……稀代の悪女のように描かれている女性舞踊家の方が、今どきは普通な感じ。やはり『御宿かわせみ』くらいにしておけばよかったのかな。

  • 仕事だったりそうでなかったり

    あっという間#59144;に一週間がたってしまうなあ。毎日毎日これでもかというぐらい暑い#58942;し。大雨#58944;被害が出たりもしている地域もありますが、関東方面は時折雷#58946;が鳴るくらいで、あまりまとまって雨#58944;は降らず、湿度が高くてただひたすら暑い……。 というわけで、三連休は差し当たってどこに行く予定もないのですが、今月から会社ではスーパーフレックス制度も導入されたというので、ちょっと早上がりして、近くの国立新美術館に寄って帰ることに。 蔡國強展をやってたのです この人、爆薬ぶっぱなし#59141;系のイメージが私としては強いのですが 今回はこんなのも多くて ちょっと面白かった 作家本人も福建省出身の宇宙人っぽい感じもしますが……でっかい作品、面白いです。 ついでに同じ国立新美術館の「テート美術館展」ものぞきました。こちらは「光#59130;」をテーマにした作品を集めた展示です。 こちらも案外写真の撮れ..

  • 思ったのと違ったけど

    山本文緒『無人島のふたり: 120日以上生きなくちゃ日記』読了。 図書館で順番を待っているうちに、なんでこの本を予約したか忘れてしまう……で、読み始めて、愕然。2021年のオリンピックイヤーに、がんで58歳で亡くなった直木賞作家が亡くなる9日前までつづっていた日記だった。がんだとわかってすぐに余命宣告、すぐに緩和ケアを決断し、そしてほぼ予行通りにその年のうちに亡くなってしまっている。望むものをかなり手に入れた人生とはいえ、60前で、夫を残して……となれば、まだまだ生きたかったはずだと思う。なんか油断して読んで、ずどんと来た。 しまおまほ『スーベニア』読了。 とんでもないサラブレッドの作者だけれど、小説家のイメージはなかった。少女時代に描いた漫画がすごく面白かったんだけど。この小説、読みやすいが、いわゆるだめんずウォーカーというかなんというか、あまり共感でき..

  • 千葉の猫旅は、ここ! ー2年ぶりの松山庭園美術館と銚子電鉄ー

    仕事も山を越え、もうすぐ夏休みだし~#59126;なんてうかれて、この土曜日は猫マスターに車#58974;を出してもらってちょっと遠出しました。 目的地の一つは、千葉県匝瑳市の松山庭園美術館です。ブログで調べたら、直近で来たのは2020年の11月でした。ここは猫好きの作家さんのプライベート美術館で、この時期は「猫ねこ展」なんかやっていて、まさに猫好きのメッカなのです。交通はかなり不便なところなのですが、けっこう人が来ていました。 入り口の石像の向こうには、まず一番猫がお水#59143;を飲んでいました 白い彫刻の近くには、赤い首輪の黒猫ちゃん 入り口の方に目を戻すと、あれ? 別の子がいる!#59025; やあ、美猫さん#59130;だなあ 猫マスターのなでなでにも「あら、ありがと#59116;」ってな感じです 別の彫刻の下ではさっきお水#59143;飲んでた子が遊んでいました 開園時間の10時#59066;になったので、受付をのぞいて#59025;みると…… ..

  • またまた面白かった4冊

    砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』読了。 とても面白かった。そろそろ御隠居で趣味の絵なんか描いて暮らそうかしら、と思っていたところに息子に先立たれ、様々な陰謀に巻き込まれ、老いらくの恋もあり、と、たいへんだなーと思う反面ちょっと元気が出るというか。ただ、昔肩を並べて剣を競った友垣の変貌にはちょっと悲しくなったが。いいね、これ。 たなかひかる『ねこいる!』読了。 絵柄もいいし、面白い。突き抜けていて、これは好き。なるほど、お笑い芸人で『サラリーマン山崎シゲル』の人、ね。才能を感じました。 くさかみなこ ・ 北村裕花『ねこのおふろや』読了。 こんな漫画もあったな、と思い出すが、これも面白かった。猫の表情がどれもかわいいだけではなくて、味がある。お風呂、嫌いだろうけどね、本当は。 平松洋子『肉とすっぽん』読了。 猛烈に肉が食..

  • ルーちゃん失踪騒ぎ

    今週末は、土曜日にルビーちゃんを病院#58982;に連れて行って、血液検査をしました。いただいたサプリ、ちゃんと飲んでいるのですが、肝臓の数値はあまり下がりません#59124;。が、あまり何度も片道一時間半#58974;をかけて通院するのも本猫にはストレス#59141;ですし、サプリを飲んでいればあまり異常な高い数値にはならないので、まずは次のFIP後の定期検査(10月)まで様子を見ましょうということになりました。 体重は一時期よりも少し減って#59030;落ち着きましたが、もともと小柄で、よく食べて#58991;よく運動#59144;もしているので、「いい筋肉のつき方#59130;ですね」と先生に褒められました。#59120;よかったね、ルーちゃん! 保護団体さんのカレンダー、今月はルビーちゃんが登場です! まだお名前もなくて、「34番」というだけだったルビーちゃん、一応撫でられてはいますが、心なしか怯えた表情なのがかわいそうです。#59123; 今ではこんなに仲良し#59116;もできて ..

  • 面白かった2冊

    町田そのこ『宙ごはん』読了。 美味しいものは人を癒し、幸せにするという真理を描くだけではなく、さらにその上も描こうとしていて、すごい。ただ、あまりにみんな不幸を乗り越えてきすぎていて、最後はちょっと辛いかな。 恒川光太郎『真夜中のたずねびと』読了。 いつもながらこの人のホラーには感心する。別にスプラッターではないのだけれど、すごく背筋が寒くなり、ちょっと夜中には読めない。それでいて読後に悲しみが残るというかなんというか、完成度が高いと思う。

  • 急ぎ足で鉄印Wゲット -若桜鉄道と智頭急行 その3ー

    忘れていましたが、前日は智頭駅で鉄印ゲット#59138; 朝はまだ幾分涼しくて、道々白い花#59128;など眺めながら駅に向かいます#59033; 駅舎の中には ローカル線#58971;によくある寄せ書き#59054;ノートがあるのですが 前に描いたやつ、絵がうますぎ! こんなのの次に描く勇気なし#59136; こんな自然豊かなところなら虫の種類もたくさんいるよね この後駅に上ってベンチでボケっと電車#58971;を待っていたら、スズメバチのでっかいのがブーン#59144;と飛んできて、怖いので思わず目をぎゅっとつぶって#59124;、必死で身動きせずにやり過ごしました。誰も駅に人はいないし、怖かったあ~!!#59122; きれいなラッピングの列車「あまつぼし」。早く乗せて―!!#59142; さてこの智頭急行、前の日に鉄印をゲットした智頭駅、真っピンクの恋山形駅は鳥取県、あわくら温泉#59127;駅は岡山で、県境を走っています。あわくら温泉から三つ目には「宮本武蔵駅」がありますが、こちらは言わずと..

  • 野心的な恋愛小説って……

    イアン・マキューアン『甘美なる作戦』読了。 思想的先導はもちろん大切なことだと思うけれども、MI5、こんな気の長いことを70年代に本当にやっていたのかなあ……面白いところもあり、ぜんぜん退屈する部分もあり。なんというか、読み方に困る感じの作品だった。リピはないかな。 南野苑生『マンション管理人オロオロ日記』読了。 このシリーズ、どれもなかなか読ませるのだけれども、共通するのは、「この仕事に就きたかったわけじゃない」人が書いているところ。この作者については、本当に夫婦で事業に失敗して食い詰めて、住み込みで住人の苦情処理係のような管理人の仕事に就いているわけだが、ひどい話もたくさんあるが、最終的にはちょっと救われるよい話もあって、なんとなく安心。

  • 急ぎ足で鉄印Wゲット -若桜鉄道と智頭急行 その2ー

    若桜鉄道の隼ラッピングに乗車#58971;し、また元の郡家駅に戻りました。そこで2分#59066;の乗り換えでJRに乗り、智頭で降ります。 ここから智頭急行に乗り換えなのですが これ?#59025; この智頭急行って、総合・国内旅行業務取扱管理者試験のJRの料金計算問題でほぼ必ずと言っていいほど出るところだと思うのですが、こんなかわいらしい列車? なんかちょっと失礼ながら……ぽかんとしてしまいました#59122;。 まあ気を取り直して鉄印ゲット! しかも途中通過した恋山形駅は真っピンク! なんかいろいろ頑張っているなーなんて思いながら乗っているうちに、あわくら温泉#59127;到着です。 この画像だと伝わりにくいですが、高いところにあって見晴らしの良い駅でした 駅舎もかわいい#59116;(人いないけど) 宿泊先の「元湯」へは徒歩#59033;22分 もっとすごい山道だったらどうしよう、と思ったけれども舗装道路でよかった! 道々..

  • 急ぎ足で鉄印Wゲット -若桜鉄道と智頭急行 その1ー

    6月に入ってから、狂ったよう#59122;に忙しく、しかも同僚が辞めるってんで歓送迎会#58994;の幹事もし、寄せ書き#59054;も作り……と、ようやくいろいろ山#59000;を#59030;越えました。ので、ここはやはり鉄分#58971;を補給したいところです。 東海道新幹線#58973;に乗っちゃえば、あっという間に姫路 それにしても新横浜の駅のホーム、どこにいっても〇陽軒が入っている。どうしても横浜のお土産は崎★軒のシウマイにしたいわけだな……美味しいからいいけどさ。#59124; 朝早い便だったので小腹が空いて、ついつい大判焼きみたいなの買っちゃいましたが…… 在来線のホームにはえきそばが! しまった!!#59122; 食っちゃったよ、とり天そば…… 姫路の駅そばは、麺がちょっと独特で有名なので、テツはついつい食べてしまう……#59124;まだ時間的には10時#59066;くらいなんですけどね(朝ごはんも食べてきたのに)。 ここからは特急スーパーはくと..

  • 海外にもイヤミス

    ギリアン・フリン『ゴーン・ガール(上・下)』読了。 松田青子さんの図書紹介で呼んでみたけれども、ちょっとイメージが違って、これは究極のイヤミスだった。怖いな、この奥さん。海外にもこんな恐ろしいイヤミスが! 後味極めて悪し。 ジェフリー・ディーヴァー『煽動者』読了。 キャサリン・ダンスシリーズは、リンカーン・ライム物より少しおとなしいイメージがあったが、これはかなり怖い。それにしてもこの人の書く犯人はいつも本当にヤバいなあ。 成田名璃子『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』読了。 メディアワークス文庫ってこういう感じなんだ……と分かった。成田さんのデビュー作。さすがの文章力だけれど、なんかちょっと、意外。 柚木麻子『王妃の帰還』読了。 前に読んだ三浦しをん氏の『秘密の花園』と同じような世界を描いているが、..

  • ようやく週末ですが

    先週はだいぶ梅雨時らしい気候が続き、毎日傘#58944;が手放せませんでした。 おや、マリン君雨宿り?なんか面白いから入ってみました(マ) で、忙しかった週が終わって土日になってやっと晴れた#58942;かと思ったら、殺人的な気温上昇#59000;。いやー、堪えるなあ。 なんだか全然写真を#59009;撮らないでしまったのですが、土曜日は、何年かぶりに東京に戻ってきた弟の新居(会社の借り上げマンション#58980;ですが)を訪ねてみました。船橋駅からほど近い、絶好のロケーション! ただ近いだけじゃなくて、船橋駅にいろんなお店#58979;が入っていて、そこを通り抜けて帰れるってんだから最高! 近くに遅くまでやっているスーパー銭湯#59127;もあるっていうし、うらやましいような環境です。会社までも#58971;1時間弱で着くみたいだし、いいなあ。 祝い酒として持参したスパークリングワイン#58993;に、弟が冷やしてくれていたチュニジアとアルジェリアの赤ワイン#58993;を2本飲ん..

  • やっぱり芥川賞って……

    朝井リョウ『発注いただきました!』読了。 なるほど、作家さんはこういうお題を与えられて掌編、短編を書くというお仕事もあるのね。タイアップ。まあしかし、並べられてもそんなに面白いものでもない。思わずウイスキーにドライマンゴーを漬けこんでみたりはしたけれど。 金井真紀『日本に住んでる世界のひと』読了。 日本に様々な理由で住んでいる人たちのことを書いたイラストエッセイ。面白い。が、作者、故・黄成武先生に横浜の大学で中国語を習ったって……もしや同窓生? 変なところが気になったりして。 宇佐美りん『くるまの娘』読了。 なんというか、そのままロードムービーになりそうだが、やっぱり面白さ、よくわからない。面白くなくてもいいのかな。 古川真人『背高泡立草』読了。 昔十朱幸代がこんなタイトルの歌を歌っていたな、くらいの気持ちで借りて読んだ..

  • 忙しいと他のことをしたくなる!

    というわけで、なんだかキッチン#58991;でいろいろと栽培してみようなんて思って始めた一つ、ニンニクスプラウト。 2日もするとちゃんと根っこが出てきた(全部じゃないけど) さらに数日たって、根も伸び 頭のてっぺんが緑色になってきたのもある。楽しみ#59120; これは今のところ猫にもいたずらされていません。特に臭うわけでもないのですが。 さて、もう梅雨#58944;入り? とはなかなか天気予報では言いだしませんが、大雨#58944;になったり、反対に暑く#58942;なったり。あまりに日差し#58942;が強いので…… 例年通りガラス天井の部分に日よけのタープをはりました ちょっと前までこんなふうに寝ていた子#59042;たちも はあー、気持ちいい#59126;(ラ)ライチ君、クイーンサイズを独り占め! ひんやり#58945;(マ)やっぱりこの季節は床がいいね そこは……涼しいのかな?#59143; 猫たち#59042;#59042;#59042;#59042;の寝方も気温によって変わってきます。 ..

  • まあまあの3冊

    湊かなえ『望郷』読了。 瀬戸内の美しい島(?)であっても、美しいふるさととは限らない……相変わらずのイヤミス。これもちょっと重い。 今野敏『任侠書房』読了。 シリーズ第1作。なるほど。これなら主人公たちがヤクザである必然性がよくわかって面白いと思う。 三浦しをん『秘密の花園』読了。 私立のお嬢様女子校を舞台とした、何ともしんねりむっつりとした、というか重苦しいというか、なんかベタっとした世界。三浦先生にしては……と思うけれども。こういうの、あんまり縁がなかったな。

  • ゴミだけれども

    最近、住んでいるマンション#58980;のごみ捨て場に、どうも住人のものではないらしきゴミが捨てられていることがよくあります。世帯数の少ないマンションだし、住人だったら収集日以外にゴミを出したり、少なくともシールも貼らずに勝手に粗大ゴミを置いておいたりしないと思うんだけど……#59124;証拠はないが、隣のアパートの住人が引っ越すときに置いて行っちゃったり、近くの工事の人がお昼#58991;に出たゴミをいい加減に置いて行ったりしているような気がするんだけどなあ(レジ袋に入ったカップラーメンの空き容器みたいなやつとかあるしさ)。監視カメラ#58999;でもないことには、証拠が押さえられないのでどうにもならないけどさ。#59121; で、管理人さんが仕方なしに、一時的に粗大ごみを管理室の近くに引き上げておいたりするわけですが……#59105; あ!#59025; ねえ、ここで寝ちゃダメ?(#59042;)いえいえ! いいんですよ。お気になさらず! 近所の地域猫さんが..

  • 続けるとちょっと重い

    角田光代『ドラママチ』読了。 勝手に、『ドラママチ』ではなく『ドラマチチ』だと思っていた。『ロック母』に対しての父かと。全然違ったけど。女はみなドラマを待っている、というものだが、なんとも身につまされて重い感じ。ドラマっていうのは待つものではなく翻弄されるものだと思うけれども。 斎藤隆介著、滝平二郎絵『猫山』読了。 黄金コンビ。子猫たちがかわいい。展開としてはちょっと『ゆき』を思わせる。美味しいお魚をたくさん食べてほしいものです。 しおたにまみこ『そらからきたこいし』読了。 鉛筆の細密な絵の絵本。この絵、怖いけれども惹かれるな。いろいろ読んでみたい。 吉川トリコ『こんな大人になるなんて』読了。 大変面白いし、さすがは読ませる作者さんなのだけれども、『ドラママチ』の後にこれはちょっと、さらに身につまされて重すぎた。は..

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