おもしろ本棚 さん プロフィール

  •  
おもしろ本棚さん: おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇> 
ハンドル名おもしろ本棚 さん
ブログタイトルおもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇> 
ブログURLhttp://marmadays.blog2.fc2.com/
サイト紹介文「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供73回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2010/05/10 11:39

おもしろ本棚 さんのブログ記事

  • 泣いた『夢に見れば 死もなつかしや 小説・木歩と声風』。
  • 福永法弘 著 角川学芸出版なりはひの 紙魚と契りて はかなさよという俳句をあるサイトで読みました。句の作者「富田木歩」という初めて聞いた名前に興味を持って、ググってみました。木歩は明治30年、現在の墨田区向島に生まれました。1歳の時の高熱が原因で、両足が麻痺し、生涯歩くことができませんでした。俳号の「木歩」は自分で作った木の義足に倚るとも自分は役に立たない「木の歩兵」だという意味だとも言われています [続きを読む]
  • ■ジャーニー・ボーイ (朝日文庫)
  • とてもケッコー(読んだ人は分かるほめ言葉です(^。^))時は明治維新から10年程、大久保利通暗殺の翌年。主人公伊藤鶴吉が、通訳兼護衛兼雑役として、「日本奥地紀行」の著者イギリス人女性探検家イザベラ・バードに同行する奥州蝦夷旅行の東京ー新潟間を描いた物語。登場人物が皆小気味良く魅力的なのが、とても好き。時代小説寄りかな。鶴吉とバードのコンビに、宇月原晴明の「聚楽」の平六とガーゴを思い出した。物語の終わりにと [続きを読む]
  • もしかしてめちゃ深いのか?『騎士団長殺し』。
  • 村上 春樹 著 新潮社図書館の10冊の予約枠の2冊分を何ヶ月も占領されるは嫌だなあ、落ち着いたら予約しましょう、くらいに考えていたのです。しかし、無欲は棚ぼたの母(今、作った)。読書会のSちゃんが貸してくれ、思いがけず発売から3ヶ月あまりで読めることに。Sちゃんと春樹さまに柏手を打っておもむろに読み始めましたが、ジェットコースター的展開にどうなるのどうなるのと、どんどん次々先が読みたくなって、読書力激落 [続きを読む]
  • 『Wild Horses』
  • このところ読むものが切れて、何かないかと本棚を漁ってたら、いつかは読もうと思って買い貯めてたペーパーバックが目に入り、今は亡きD.フランシスの1冊を手に取ったのでした。この際分からない単語のひとつやふたつやみっつは気にしない!てスタンスで読み始めたら、あらあら止まらない。やっぱり原書でもハラドキで一気に読ませてくれました、なフランシス。 [続きを読む]
  • ■断弦 (文春文庫)
  • とても良かった( ?o? )/ 有吉佐和子が22-24歳の時に書いたデビュー作とのこと。始まりからこの品質なのかと呆然とする「才女」の腕前に楽しく酔った。あとがきの心がこもっていないしおらしさに苦笑、クソ野郎、と可笑しかった(ほめてます) 解説とあとがきより、紆余で長編の第二章が短編として世に出たとのこと。短編、長編として共に高品質。時代は戦後10年程、昭和30年代。地唄の大家菊原寿久、娘菊原邦枝の芸の断絶と親子 [続きを読む]
  • 黒川創『岩場の上から』(新潮社、2017年)
  • 物語は、戦後100年(つまり2045年)の日本、関東平野の北端部にある架空の町、院加(いんか)の駅に、17歳の少年が降り立つところから始まります。この時代、自衛隊は軍隊となっていて、「積極的平和維持活動」の名目で、アフリカや東南アジアで実質的な「戦争」をしているのです。この院加の町外れには広大な陸軍演習場があり、その拡張工事のドサクサに紛れて、何と使用済み核燃料を近く深く埋めてしまおうとする計画も進んでい [続きを読む]
  • 橘川幸夫『ロッキング・オンの時代』(晶文社、2016年)
  • 冒頭のっけから個人的な話で恐縮です。 それはインターネットなんて想像もできなかった頃のこと。今では自分の意見や感想、創作などを不特定多数の受け手に向かって伝えるツールとして、ブログやホームページ、あるいはお手軽なツイッターやフェイスブックなんかがあるけれど、投稿が唯一の手段だった頃のこと。日記に書き連ねてもそれは自己満足に過ぎず、せっせと深夜放送や雑誌に投稿し、放送されたり掲載されたりすることで一 [続きを読む]
  • ■記憶の放物線 (幻冬舎文庫)
  • 楽しかった。馬鹿な男ですよね、北上次郎って(ほめてます♪( ´▽`))もし、書かれている身辺雑記が作り話だったら、大馬鹿だよな(ほめてます)、と思いながら楽しく読んだ♪(´ε` )たまに良いことを書いてますが、カッコつけても手遅れ、とも思った(好きですよ、北上次郎(^_^))取り上げられてる本が、癖がありそうというか、一点豪華主義という感じで、とりあえずメモしたけど、どうしたものか、と思うことも楽しい。エッセイ。 [続きを読む]
  • 垣根涼介『室町無頼』(新潮社、2016年)
  • こういう小説を待っていた。 舞台は応仁の乱前夜の京都。洛中に流れ着く、飢饉で土地を離れた農民、扶持を失った牢人。幕府とは名ばかりの、衰退化の一途をたどる足利政権では、とてもじゃないが治安維持もままならない。町を仕切るのは、寺社お抱えの僧兵と、金貸し業者、そして傭兵まがいの私兵軍団。天下統一をめざし、全国で戦国大名が群雄割拠する時代は、まだ先の話。こうした、日本史上最も物語になりにくい時代を舞台に、 [続きを読む]
  • 『謀略の都』
  • ゴダードさんの新作です♪個人的に「イギリスの浅田次郎」と名付けたいほど手練れ感満載の、ミステリアスで壮大なエンタメを書かれる作家さんですが、今作も期待たがわず、大変面白いったら面白いですよ。時は20世紀初頭。第一次世界大戦後の講和条約締結で各国の代表が集まるパリとロンドンが舞台です。ああ素敵。 [続きを読む]
  • 一粒で何度も美味しい『メモリー・キーパーの娘』。
  • キム・エドワーズ著 宮?真紀 訳 NHK出版仕事で必要になりそうなので、ダウン症児についての本を探していたらヒットした本です。2005年に著者の最初の長編小説として発表されそのまま鳴かず飛ばずだったものが、ペーパーバックでの発売を機に、口コミで人気に火がつき2006-7年のアメリカ出版界の話題を独占した小説だとか。もちろんテレビドラマにも、映画にもなりました。1964年のある吹雪の夜、医者のディヴィッドは自らの最初 [続きを読む]
  • ■てんやわんや (ちくま文庫)
  • 面白い(^_^)新聞小説1948-1949。1950年映画化とのこと。解説によると、著者の敗戦小説三部作の一つ(敗戦小説とはあっけらかんと良い命名(^。^))始まりは昭和20年12月、主人公犬飼順吉が戦犯で捕まる噂のあるボス鬼塚玄三から秘密書類を預かり、東京を離れ愛媛県宇和島に身を寄せる舞台設定の・・・「本当に日本は戦争に負けたのですか?」と犬飼に尋ねてくる、端然と悠長な田舎の一年を描いたユーモア小説。これが新聞小説なのが、 [続きを読む]
  • 柳澤健『1974年のサマークリスマス』(集英社、2016年)
  • 今でもはっきりと覚えています。 1974年8月25日、第一回目のサマークリスマス当日。ぼくは19歳の大学1年生。近づいている台風の影響で風雨強まる中、急遽、代々木公園から移動したTBSのスタジオのむせ返るような人いきれと熱気。ジーンズをちょん切ったホットパンツから伸びたユーミンの長い脚。石川セリの気だるい歌声。妖艶な中川梨絵。おなじみパーカー姿の林美雄。そして、その場に集まった名前も知らない仲間たちとの連帯 [続きを読む]
  • もっと本が読みたくなる『本を読む人』。
  • アリス・フェルネ 著 デュランテクスト冽子 訳 新潮クレストまたまた読むのに長い時間がかかってしまったクレスト本。どうしてこんなに読むのが遅くなったんだろう(ため息)。パリ郊外の空き地に暮らすジプシー一家と(ジプシー差別用語説もありますが、文中に出てる言い方なので)、そこを訪ねてきて子どもたちに読み聞かせをする図書館員のお話です。 [続きを読む]
  • 『夜行』
  • 久々の森見さん。一見ラノベ風な表紙にちょっと意外な感じがしましたが、内容も今までの森見文学とはちょっと違って、これも意外なホラーの香り漂うファンタジーでした。 [続きを読む]
  • ■暗殺の年輪 (文春文庫)
  • とても良い。ちょっと固いか、それも良い。調子は救い無いけど。5戦5勝の5編の短編集。ああ、腕が上がっちまう、と思いながら、物語に気持ち良く酔った♪( ´θ`)ノ読了日:1月25日 著者:藤沢周平☆ken_sakuraの2017年1月の読書メーター → コチラ♪ 読んだ本の数:8冊読んだページ数:3130ページその他の本は↓ [続きを読む]