おもしろ本棚 さん プロフィール

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おもしろ本棚さん: おもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇> 
ハンドル名おもしろ本棚 さん
ブログタイトルおもしろ本棚 Ver.2 <よりみち篇> 
ブログURLhttp://marmadays.blog2.fc2.com/
サイト紹介文「おも本」メンバーが、本・映画・ドラマなどなど、熱く思い入れを語る<よりみち篇>。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供80回 / 365日(平均1.5回/週) - 参加 2010/05/10 11:39

おもしろ本棚 さんのブログ記事

  • 橘川幸夫『ロッキング・オンの時代』(晶文社、2016年)
  • 冒頭のっけから個人的な話で恐縮です。 それはインターネットなんて想像もできなかった頃のこと。今では自分の意見や感想、創作などを不特定多数の受け手に向かって伝えるツールとして、ブログやホームページ、あるいはお手軽なツイッターやフェイスブックなんかがあるけれど、投稿が唯一の手段だった頃のこと。日記に書き連ねてもそれは自己満足に過ぎず、せっせと深夜放送や雑誌に投稿し、放送されたり掲載されたりすることで一 [続きを読む]
  • ■記憶の放物線 (幻冬舎文庫)
  • 楽しかった。馬鹿な男ですよね、北上次郎って(ほめてます♪( ´▽`))もし、書かれている身辺雑記が作り話だったら、大馬鹿だよな(ほめてます)、と思いながら楽しく読んだ♪(´ε` )たまに良いことを書いてますが、カッコつけても手遅れ、とも思った(好きですよ、北上次郎(^_^))取り上げられてる本が、癖がありそうというか、一点豪華主義という感じで、とりあえずメモしたけど、どうしたものか、と思うことも楽しい。エッセイ。 [続きを読む]
  • 垣根涼介『室町無頼』(新潮社、2016年)
  • こういう小説を待っていた。 舞台は応仁の乱前夜の京都。洛中に流れ着く、飢饉で土地を離れた農民、扶持を失った牢人。幕府とは名ばかりの、衰退化の一途をたどる足利政権では、とてもじゃないが治安維持もままならない。町を仕切るのは、寺社お抱えの僧兵と、金貸し業者、そして傭兵まがいの私兵軍団。天下統一をめざし、全国で戦国大名が群雄割拠する時代は、まだ先の話。こうした、日本史上最も物語になりにくい時代を舞台に、 [続きを読む]
  • 『謀略の都』
  • ゴダードさんの新作です♪個人的に「イギリスの浅田次郎」と名付けたいほど手練れ感満載の、ミステリアスで壮大なエンタメを書かれる作家さんですが、今作も期待たがわず、大変面白いったら面白いですよ。時は20世紀初頭。第一次世界大戦後の講和条約締結で各国の代表が集まるパリとロンドンが舞台です。ああ素敵。 [続きを読む]
  • 一粒で何度も美味しい『メモリー・キーパーの娘』。
  • キム・エドワーズ著 宮?真紀 訳 NHK出版仕事で必要になりそうなので、ダウン症児についての本を探していたらヒットした本です。2005年に著者の最初の長編小説として発表されそのまま鳴かず飛ばずだったものが、ペーパーバックでの発売を機に、口コミで人気に火がつき2006-7年のアメリカ出版界の話題を独占した小説だとか。もちろんテレビドラマにも、映画にもなりました。1964年のある吹雪の夜、医者のディヴィッドは自らの最初 [続きを読む]
  • ■てんやわんや (ちくま文庫)
  • 面白い(^_^)新聞小説1948-1949。1950年映画化とのこと。解説によると、著者の敗戦小説三部作の一つ(敗戦小説とはあっけらかんと良い命名(^。^))始まりは昭和20年12月、主人公犬飼順吉が戦犯で捕まる噂のあるボス鬼塚玄三から秘密書類を預かり、東京を離れ愛媛県宇和島に身を寄せる舞台設定の・・・「本当に日本は戦争に負けたのですか?」と犬飼に尋ねてくる、端然と悠長な田舎の一年を描いたユーモア小説。これが新聞小説なのが、 [続きを読む]
  • 柳澤健『1974年のサマークリスマス』(集英社、2016年)
  • 今でもはっきりと覚えています。 1974年8月25日、第一回目のサマークリスマス当日。ぼくは19歳の大学1年生。近づいている台風の影響で風雨強まる中、急遽、代々木公園から移動したTBSのスタジオのむせ返るような人いきれと熱気。ジーンズをちょん切ったホットパンツから伸びたユーミンの長い脚。石川セリの気だるい歌声。妖艶な中川梨絵。おなじみパーカー姿の林美雄。そして、その場に集まった名前も知らない仲間たちとの連帯 [続きを読む]
  • もっと本が読みたくなる『本を読む人』。
  • アリス・フェルネ 著 デュランテクスト冽子 訳 新潮クレストまたまた読むのに長い時間がかかってしまったクレスト本。どうしてこんなに読むのが遅くなったんだろう(ため息)。パリ郊外の空き地に暮らすジプシー一家と(ジプシー差別用語説もありますが、文中に出てる言い方なので)、そこを訪ねてきて子どもたちに読み聞かせをする図書館員のお話です。 [続きを読む]
  • 『夜行』
  • 久々の森見さん。一見ラノベ風な表紙にちょっと意外な感じがしましたが、内容も今までの森見文学とはちょっと違って、これも意外なホラーの香り漂うファンタジーでした。 [続きを読む]
  • ■暗殺の年輪 (文春文庫)
  • とても良い。ちょっと固いか、それも良い。調子は救い無いけど。5戦5勝の5編の短編集。ああ、腕が上がっちまう、と思いながら、物語に気持ち良く酔った♪( ´θ`)ノ読了日:1月25日 著者:藤沢周平☆ken_sakuraの2017年1月の読書メーター → コチラ♪ 読んだ本の数:8冊読んだページ数:3130ページその他の本は↓ [続きを読む]
  • 佐々木譲『沈黙法廷』(新潮社、2016年)
  • 東京都北区赤羽の一軒家で、そこに住む資産家の独居老人の変死体が発見され、状況から他殺と断定される。捜査線上に家事代行業の女性が浮かび上がり、強盗殺人の被疑者として逮捕される(第一章「捜査」と第二章「逮捕」)……。今まで作者が発表してきた多くの警察小説は、捜査から犯人逮捕までを描くものであったが、今回は逮捕後の起訴、公判という、その後の裁判シーン(第三章「公判」)にウェイトを置いた作品。 [続きを読む]
  • きっと君も泣く!『千の輝く太陽』。
  • カーレド・ホッセイニ著 土屋政雄 訳 早川書房読むのに長い時間がかかってしまったのは忙しかったせいもあるけれど、涙が出てきてしまうので家でしか読めなかったからです。ほんとにどれだけ泣かされたことか。舞台は1959年から2003年までのアフガニスタン。もう、それだけで、戦争・飢餓・暴力・圧政・難民など地球上のありとあらゆる困難がこれでもかと襲いかかってきた時代と場所であることがわかります。 [続きを読む]
  • ■新装版 カディスの赤い星 (講談社文庫)
  • (上) 快調(^_^)時は1975年、スペインのフランコ総統の死ぬ年。舞台は東京でスタート。主人公がモテてムカつくので、もっと本格的にぶっ飛ばしてくれψ(`∇´)ψ暴力が仕事の登場人物を期待しながら、下巻へ(下) とても面白かったヽ(´▽`)/直木賞、日本推理作家協会賞と日本冒険小説協会大賞受賞作。時はフランコ総統が死ぬ1975年。舞台は東京とスペイン。企業PRを職業とするフリーの漆田亮が大口顧客の日野楽器が招いた著名なス [続きを読む]
  • やっと読んだ四部作の三作目『天国の囚人』。
  • ルイス・サフォン 著 木村裕美 訳 集英社文庫『風の影』『天使のゲーム』に続く、「忘れられた本の墓場」四部作の三作目の作品。実は、2年前に発行されていたのに、全然気がつかず人から教えてもらって、おっと、そりゃ大変と急いで読みました。読み始めると徐々に、登場人物たちの記憶が蘇り懐かしい場所に帰ったような気持ちになれました。 [続きを読む]
  • ■川のある下町の話 (1958年) (新潮文庫)
  • 普通の大衆小説のようで、読み易く、良かった(^_^)美人としか思えない女性を文章で起こす著者の腕前にとても感心o(^o^)o気持ちの可愛い桃子、気持ちのカラッとした民子、気持ちの健気なふさ子と三人に想われる栗田義三を軸にした悲しみと淋しさの交じったきれいな善意の物語。古さは気にならなかった。流れる様な文章は、著者が川端康成だと分かっているから感じるとばかりは言えない流麗さだった。1954年の本、病気や怪我で人が唐 [続きを読む]