kuri-ma さん プロフィール

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kuri-maさん: 三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
ハンドル名kuri-ma さん
ブログタイトル三月 さくら待つ月、四月 しあわせの始まり
ブログURLhttp://sangatusakura.seesaa.net/
サイト紹介文自作の純愛小説と詩のサイト。心がキュンとなる愛の物語。。。毎日ドキドキ連載中♪
自由文愛が連れてくる幸せと、いつか来る別れ。
でも、彼らには永遠の別れはなかった…。
三代に渡る愛の物語です。

Kuri-maの別ブログ「幽霊っているんでしょうか」http://kuri-ma.seesaa.net/で語る、
見えない世界、永遠の愛や、魂に通じるお話でもあります。

ブログタイトルと同名の小説の他に、『雪洗友禅物語』『忘れられた零地点』『あの人は広い傘をもっている』などがあります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供352回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2010/06/03 08:12

kuri-ma さんのブログ記事

  • 11《三月、さくら待つ月》 1  【三月さくらⅡ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼三月も後半、季節の変わり目を迎えて、“星の家”でも、何かが変わり始めています…★第Ⅱ部 三月、さくら待つ月さりゆく冬を 風に感じささやくような 春の声を聞きながら三月さくら待つ月 さよならは 嫌だけれど いつまでも 慣れないけれどああ 三月さよならを越えてさいしゅっぱつ(再出発)をしなければ…さらさら流れる小川さざ波 ゆるやかな湖畔にも もう [続きを読む]
  • 10《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 10  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼さて、卒業式の晩、とっておきの一日の締めくくりは…★ 星一はみどりと車で帰った。「大変じゃなかったか、みんなしゃしゃり出て」「みんな優しいし、楽しかった」「今度二人でどこかに行こうか。店を休みにして」「お店いいの?」「俺が店の主人なんだから、いいのさ」「あんまり休まないでね。私お店好きなんだから」「なあ、俺を好きなのは店付きだからか?」「そう [続きを読む]
  • 9《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 9  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼一朗と治郎のぼやきの続きです★ 「なぁ、父を亡くしたみどりがファザコンっていうのはわかるが、俺はそんなにおじさんか?」と、星一が言った。「いつから、いたんすか?」「それに、俺の方も母を亡くしているのに、なんで十二も下のみどりなんだ?」と、星一は重ねて言った。 一朗がまじめに答えた。「大切な人をお互い亡くしているということだよね。そういうことが [続きを読む]
  • 8《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 8  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼星一なりの思いがあるようですが家に連れて来られたみどりは。。。 星一の実家では、祖母が喜んで二人を迎えた。 祖母とみどりが面識があった様子に彼は驚いた。とはいえ、祖母が予想以上に喜んでくれ、星一も嬉しかった。「やっぱり、あなたがこれを着てくれたの」と、祖母はみどりに言った。 そして、星一に説明した。「熱を出して星一、あんたが寝込んだことがあっ [続きを読む]
  • 7《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 7  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼もうすぐ卒業式。みどりが着ることになった振袖に掛けられた思いとは…★ 星一は言った。「祖母ちゃんも喜んでた。『健康な娘さんが志穂の代わりに着てくれてよかった』って言ってたよ。大学にも行けなかった妹だ。卒業式にも着てあげて欲しい」「うん、わかった」とみどりは言ったが、頷いたまま顔をあげられず、後ろを向いてしまった。「ん?どうして泣くんだ?」と、 [続きを読む]
  • (詩) 一生懸命な一月、逃げ出しそうな二月 2017
  • 一月は「行き」二月は「逃げ」三月は「去る」といいますが「三月さくら」では…★「 一生懸命な一月、逃げ出しそうな二月 」一生懸命な一月 一月と三月の狭間で   逃げ出しそうな二月一生懸命な人の一月 息をつけないくらい 真剣に 一生懸命な一月を過ぎ  二月を行く時  忍耐という言葉を 思いつつ行く 虹の七色はにわか雨の涙と 太陽の笑顔で出来ている人魚姫の真心は 届かなかったの?偽物の愛を選ぼうとするの? [続きを読む]
  • 6《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 6  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼店も早く閉めて、マスターは何かしようとしているようですが…。ケーキ屋さんの場面から星一とみどりの絡みです★「チーズケーキといってもいろいろあるけど、どれがいい?」と、星一が言った。「えっ…私ならこれが好きだけど」「じゃあ、みんな同じでいいか?」「…?」「お母さんと弟だよ」「…うん、いい」みどりはまだ何かつかめずにキョトンとしていた。「じゃあ、 [続きを読む]
  • 5《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 5  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼学生街の喫茶店のマスター、星一はある夜、突然のように愛する存在を得ました。しかし、その愛は彼自身も気づかずに実は4年の間に大きく育っていたのかもしれません★ 歩きながら、そしてアパートに着いてからも、星一はみどりのことを考えていた。 みどりがバイトを始めたばかりの頃は、よく失敗していた。 オーダー間違いはしょっちゅうのこと、ある時、上半身、ソー [続きを読む]
  • 4《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 4  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼季節はバレンタインデーを過ぎた寒い時期。卒業を目前にしたみどりの想い人は、10歳以上離れたマスターでした。二人の会話の続きから★「思ってた札と全然違ってた。若いジャックの札ばかり考えてたんだが」と星一。「何が?」「お前が好きだと言う相手だよ。とんだジョーカーが隠れていたもんだ」「マスターはジョーカー?」と、みどりが笑って言った。「ほら、やっぱり [続きを読む]
  • 3 《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 3  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼今日は少しドキドキの展開が。では、“星の家”に「いらっしゃいませー」★* 翌日、店は一番忙しい時を迎え、まずまず客が入っていたし、星一は一人でてんてこ舞いでこなしていた。「いらっしゃい。ちょっと混んでるから、お飲み物以外だとお待たせしますがよろしいですか?」と、手を動かしながら、カウンター席に座った女性客を星一が初めて振り返って見ると、それは [続きを読む]
  • 2 《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 2  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼このブログのタイトルでもある「三月さくら」シリーズの最初のお話、このブログの最初のお話でもあります。さあ、主な登場人物は出揃いましたが…★* 年が変わった。日が暮れるのが早いこの時期は、夜が長いが、客足も早く引いていく。 その日は客が少なく、一朗・治郎は先に帰った。 星一はカウンター席にいる学生に恋愛の相談を受けていた。それは、よくあることだ [続きを読む]
  • 1 《一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月》 1  【三月さくらⅠ】
  • 小説 ▼△三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり△▼今日からは「三月さくら」の最初の物語をどうぞ。学生街の喫茶店“星の家”を舞台にした冬から春へのストーリー。若き日のマスター、星一たちの登場です★ 三月 さくら待つ月 四月 しあわせの始まり第Ⅰ部 一生懸命な一月 逃げ出しそうな二月 一生懸命な一月 一月と三月の狭間で    逃げ出しそうな二月一生懸命な人の一月 息をつけないくらい 真剣に 一生 [続きを読む]
  • (詩) 「成人式」 (折句) 2017  ☆祝成人、おめでとう!☆ 
  • 成人式を迎えられる方々おめでとうございます。お祝いにこの詩を贈ります☆「 成 人 式 」  世界中で  いちばん   人生で いちばん  幸せで 輝いた 瞬間を  きらきらと 輝いた 瞬間を  せまいこの国で  いっぱい いっぱい  自由に 夢を 描いて  真剣で ひた向きな 瞳を  昨日よりも 前向きな 一歩を  世界中に  祈りを  自分には 愛を  信じてる 明日が 来ること  奇跡は この時 [続きを読む]
  • (新春の詩) 一月、命の芽生え  2017
  • あけましておめでとうございます本年もどうぞよろしくお願いいたします一月、命の芽生え生命(いのち)はすでに宿っている 母の胎なる大地に息吹はすでに潜んでいる 今は枯れた木々の間に幾層月の蓄えが色づく前から 隠されている行けよ 素早く生きよ 雄々しく一月を正しく始めることは一年を決定する行く路はすでに決まっている錨を降ろす港の中で今や遅しと待ち侘びている祈りはすでに聞かれているいっぱいに積もった雪を溶か [続きを読む]
  • 22 《あの人は広い傘をもっている》 Sean14 余命数ヵ月の花嫁(前)
  • 今年一年ありがとうございました。良いお年をお迎えください☆小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼ 今日は急展開!どこかで聞いたようなタイトルを持ってきてスミマセン★Sean14 余命数ヵ月の花嫁  正月は過ぎ、“さと”も営業が始まり、暢の冬休みも終わった。 何も以前と変わらないように見えるが、今までは間に入ってくれていた百合子は介さずに、暢は美里に直接電話やメールで連絡をくれるようになった。「毎日お店 [続きを読む]
  • 21 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean13 鬼のかく乱3
  •  恋人との結婚を控えた染野が、暢に知恵を授けようとしますが…「プロセスというのがあるから」と暢は言った。「そうなんですが、今更無理ですね。彼女がツムジを曲げるのも分かるな。肝心なあなたがそんな反応じゃ」と染野は笑った。「実は、僕もあやうく捨てられるところだったんですよ」「尊敬するよ、あの前川と結婚するなんてね。絶対落ちないって言われてたんだよ、あいつは」「付き合い始めるのは順調でしたよ。僕は年下だ [続きを読む]
  • 20 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean13 鬼のかく乱2
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼さて、暢が美里を避けていた理由が、いよいよ明かされます★  美里はその晩、家に帰るなり、徹を探して詰問した。「お父さん、先生に何を言ったの?!」「先生?」「佑太君のパパよ。お父さんが余計なことを言ったのはわかってるのよ」「あの子持ち男が何か言ったのか?」「先生が何か言うわけないじゃない。何一つ自分のことは言わない人なんだから。何を言ったの、お父さん」「何をって [続きを読む]
  • 19 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean13 鬼のかく乱1
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼クリスマスの親子デートから一晩明け、暢は…彼の秘めた思いはついに明らかに★Sean13 鬼のかく乱  次の朝、暢は動かない体を無理に動かして、佑太に食事をさせ、支度をして保育園に連れて行った。 家のベッドに倒れ込みながら、百合子に電話した。彼女は医院が開く前に立ち寄ってくれた。 夕方になって暢が目覚めた時、そこには春子がいた。何も言う元気もない暢は、用意してくれた [続きを読む]
  • 18 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean12 一日だけのシンデレラ・ママ(後)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼ とっておきの一日ももう終わろうとしています今日は暢の隠れた想いを探してみましょう★ 暢は美里の好きな笑顔を浮かべていた。「僕と佑太二人が出掛けようとしたら、いつも散々なことになるんだ。きっと寝坊して、遊園地に行っても混んでて、待ち時間ばかりでろくに乗れなかっただろうし、昼飯だっていつもタイミングが悪いんだ。疲れるだけできっとこんなに佑太を満足させられなかっ [続きを読む]
  • (詩) 初めて雪の中を歩いた 2016
  • 雪の中を歩いたことがありますか?胸踊るものでもなんでもないこともありますが時に人をこんな気持ちにさせます★「 初めて雪の中を歩いた 」初めて雪の中を歩いた昨夜解け始め、再び凍った雪は少しざくざく カキ氷のようだった初雪のドカ雪すべてが雪野原に変わった白一色に初めて君に出会っていつまでも 忘れられない人になった初めて愛を知りましたこの愛は永遠不滅世界がまるで違って見える君一色に初めて雪の中を歩いた僕の [続きを読む]
  • 16 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean11 真実(後)
  • >百合子が暢の気持ちを大推理?!必読!★「…ねぇ。美里さんは、なんであいつのことが好きになったの?尽くしてもつれないのに」と、百合子が言った。「そうですね。ずいぶん前から片思いしてますね」と、美里。「好きになるきっかけってなかったの?」 美里は、にわか雨の時の話をした。結局はその時のことに戻るのだ。「なんか、あの時、期待しちゃったんです。今思えば気のせいだったと思うんだけど、私のこと好きなのかなって [続きを読む]
  • 15 《あの人は広い傘をもっている'16》 Sean11 真実(前)
  • 小説 ▼△あの人は広い傘をもっている△▼いよいよ暢の秘密が明かされます。その真実とは…Sean11 真 実  マンションでは、暢を前に春子が話していた。「『あなたのしていることは、産みっぱなしの方がマシでしょう』って言ってあげたのよ。『無責任に出てきてあの子の幸せを邪魔しないのよ。佑太を母親としてしっかり愛してくれる人がもういるんだから』ってね」 暢にはもう、春子に言い返す気力は一つも残っていなかった。 [続きを読む]