黒住和隆 さん プロフィール

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黒住和隆さん: 仏像についての雑談あれこれ
ハンドル名黒住和隆 さん
ブログタイトル仏像についての雑談あれこれ
ブログURLhttp://bukkoubussi.seesaa.net/
サイト紹介文木で造った仏像とその製作過程をお見せします。あわせて展覧会、仏像彫刻教室のお知らせも
自由文はじめまして。東京在住のフリーの仏像作家です。
作品と製作過程以外にも展覧会や仏像彫刻教室の案内などもお知らせできればと思っています。
仏像の注文制作も承っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供186回 / 365日(平均3.6回/週) - 参加 2010/06/11 03:11

黒住和隆 さんのブログ記事

  • 簡単仏像制作
  • アクセス解析検索ワード「簡単仏像制作」昔の千体仏みたいなものでしょうか。元興寺の千体地蔵有名ですね。衣文だけでなく顔の凹凸も省略してこけしのように目鼻を墨や絵具で描いて終わり。というもの。現代なら筆さばきに自信がないなら眉や目は唇は色鉛筆で描いてもよさそうですね。先日銀座の古美術商の方に見せていただいた千体地蔵は小さい作品ながら数百年前の彩色がほぼ完存しておりました。赤い唇もかわいらしく、美々しい [続きを読む]
  • 蓮弁の種類
  • アクセス解析 検索ワード 「蓮弁の種類」蓮華座の蓮華(仰連)部分の蓮弁に限ってみてもいろいろありますね。おおむね仏像本体の印象と似たりったりです。体格、肉付きの良いお像なら蓮弁もたっぷりと厚手でかつ末端は締まった瑞々しい形、穏やかで細身のお像なら薄くて蓮弁もあまり自己主張しないおとなしい佇まい。連弁の表面に浮彫で表している豪華なものも。宝相華文が彫りこんであれば立体としてさらに華やかに。宝相華文ほ [続きを読む]
  • 仏像彫刻 耳
  • アクセス解析 検索ワード 仏像彫刻 耳彫り方がなかなかまとまりません。最近まとまりつつある感じです耳の穴に余計なものが入りこませないための盾のような役割をしている耳珠の形と周囲の溝の形をうまく調節できずに苦労してました。素直に古典作のまねしてりゃあよかったのにね。古典作品のデフォルメはよくまとめられています。 [続きを読む]
  • 平安仏
  • アクセス解析 検索ワード「平安仏」といっても平安時代は長いのおおむね前・中・後の三期か前・後の二期に分けますね。三分割の場合は平安京遷都以降から定朝登場以前、定朝登場後慶派登場以前、慶派登場以降、でしょう。二分割の場合は定朝登場の以前か以後。いずれにしろ定朝とその工房(仏所)による寄木造の完成が一つの画期でしょう。大量生産がもたらす合理化の要請と発注者である貴顕・大寺院からの質的要求の高さを同時に [続きを読む]
  • 白毫比率
  • アクセス解析 検索ワード「白毫比率」白毫の比率・・・・。例えば像の大きさとの比率でしょうか?その場合、像高よりも顔の大きさとの比率でしょうかね。像高が同じでも顔の大きい小さいの差はありあすから・・・。厳密なものではありませんけど顎から髪の生え際の高さ「髪際高」の10分のいぐらいでしょうか・・・・。これでもちと大きいか?像が木地仕上げで白毫が水晶製の場合、材質の密度のさが大きいので白毫は小さめでも目 [続きを読む]
  • 制作開始
  • 御身内が亡くなられた方より阿弥陀仏の制作を頼まれました。新たに購入された仏壇や御位牌に合わせて大きさを決めた後、材料として複数の樹種のサンプルを見ていただいたところ桜材を選ばれました。 [続きを読む]
  • 北極星
  • 多くの作家にとって古典や自然は北極星みたいなものでしょうか。 北極星を観測するのはそこに行くためではなくて自分の所在地を確認して迷わないため。 他者である古典や自然になることはできないけどそれらを見ないと自分が何をしているかわからなくなる。 作家の間に差があるとすれば古典作品や自然との距離ではなくてそれらの見方の差 地球上において北極星からの距離の差なんぞ微々たるものでしょうけど観測技術の差はあるし、 [続きを読む]
  • 仙台城の大手門??いらねーよ
  • 元の記事↓http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201610/20161017_13006.htmlでかいもん復元してウハウハする銭があるなら古いものの修復優先したほうが・・・。つーか大震災で被災した文化財の修復、保存処置が終わってないうちにやろうっつんなら宮城県・仙台市の見識疑います。どうせやるんなら、繰り返しになりますが、宮城の県営林の中で優良木(最適地に生えてる木、針葉樹なら地下水位が低い、一方向から強風が当たり続けるこ [続きを読む]
  • 死刑について思ったこと 深夜のうろ覚え世間話
  • 深夜のうろ覚え世間話 老尼の発言が騒がせている死刑についてですが・・・。 EUは死刑制度を廃止しているのでしょうけど容疑者の射殺につてはどんな基準になっているのでしょうか 以前TV報道でドイツでアフガニスタン出身の難民の青年が「斧」で傷害事件を起こし逃走中に警察官に射殺された、という事件が流されましたが、凶器は銃より殺傷力が低い、被害者が死亡していない、または死亡の確認が取れていない時点で警察官 [続きを読む]
  • 榧の木
  • 榧の木、節の入り方が独特な木が。檜なら途中で消えていってしまうような細い節が延々と伸びていきます。12センチの幅の柾目材の中をつまようじほどの節が完全に右から左まで貫通してました。途中で消えるなり、途中から生えてくるなりで、真ん中の当たりは無節じゃろうと思っていたら・・・。ああ。 [続きを読む]
  • 蓮弁の枚数
  • アクセス解析検索ワード「蓮弁の枚数」原則としては偶数×2枚で蓮肉を囲んでいきます。作ったことのある中で一番少ないのが4×2で8枚だけのもの。木の表面に浮彫的に彫って作った「切り付け蓮弁」ですね。表から見ると外側の4枚の蓮弁の隙間を広くあけて内側の蓮弁が覗きます。おおむね時代が下るごとに枚数は増える傾向にありそうです。いくつかのパターンとしては一段12枚で上下3段 合計36枚 格段は一周6枚、2周で [続きを読む]
  • 古代ギリシャ
  • 東博で開催中の古代ギリシャ展に行ってまいりました。大理石の彫刻の美しい肉体表現を堪能。アルカイック時代の青年像も存在感十分。彫刻の恩師がアルカイック時代の人々はこの時代を見て現代人がクラシック時代の彫刻を見て感じ取っている「写実的な表現に対する感動」を味わっていたのではないかという推測に十分に納得。当然ですがアルカイック時代には現代でにおいて「古拙」と形容される作品しかないのですから、素直に理想の [続きを読む]
  • 彫刻刀の刃角度
  • アクセス解析検索ワード 「彫刻刀の刃角度」自分で仕立てる黒刃別として、買ってからすぐに使えるように刃がつけてある彫刻刀や鑿はおおむね鋭い刃がつけてあります。鋭角に研げば光る面積が増えて見栄えもよくなりますしね。なので初めの切れ味はよいのですが鋭すぎる刃がついている分切れ味が鈍くなるのも早い。ただ鋭すぎる刃を普通の角度で研ぎなおすのは簡単なので研ぎも苦になりませんし、刃先の形を研ぎかえるのも楽。例え [続きを読む]
  • 彫刻刀の形はご自由に
  • NHK学園くにたちオープンスクールでの一コマ仏頭を制作中の受講生の方が使っているナギナタ型彫刻刀の刃先が彫りだそうとしているかたちに不向きなため刃先の形を研ぎながら変えました。刃の形が尖りすぎているので緩い凹面をしゃくるように彫ることができなかったのです。また柄から出ている刀身も短く柄が材料にぶつかってしまい運刀の妨げになっているので穂先を長く出すようにと指示。受講生の方は「買ったままの形で使わな [続きを読む]