cross-section さん プロフィール

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cross-sectionさん: CROSS SECTION*BLOG
ハンドル名cross-section さん
ブログタイトルCROSS SECTION*BLOG
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/cross-section
サイト紹介文コンテンポラリーダンス、舞踏、オイリュトミー、エクササイズなど。アートと身体の宇宙へ!
自由文ダンスアート・ユニット「櫻井郁也/十字舎房」の最新ワークとエッセイ。レッスンとステージ。踊りとシュタイナー思想。踊りと生活、アート・音楽・ポエム・映像。体と心の思索さまざまを。櫻井郁也は、笠井叡・天使館を経て美術の櫻井恵美子と共に創作活動を継続する舞踊家。海外招聘を含む多数の公演の他、オイリュトミー・舞踏などの指導、NHK番組振付など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供273回 / 365日(平均5.2回/週) - 参加 2010/07/09 01:32

cross-section さんのブログ記事

  • ベケットの
  • ひとつだって同じカラダは無い、ひとときだって同じ時間は無い、としばしば思うそのことについて、考える機会を与えてくれた作品が、サミュエル・ベケットにありました。「この厳密な規則の終わりない反覆を見ていると、なにか世界に恐ろしい破壊が生じてくるような印象が生まれる」という、多木浩二さんの一文から興味を持って探して見たのですが、それは『Quad(クワッド)』という、1981年に製作されたテレビ用の演劇作品でした [続きを読む]
  • 根に、言葉が、
  • 燃やして灰となったものに、あらたなヒを傍らに近づけるように 」という、これは吉増剛造さんの『怪物君、詩乃傍(côtés)で』という詩の一節なのですが、3.11震災を経て書かれたこの詩から、何かただごとではない、根っこの方から揺さぶられて亀裂が生まれてしまうような、状態になってしまうのです。それは、あの経験を経て現われた、誰かの、新しい言葉、でありながら、あの経験より遥か過去から響き続ける、誰でもないものの [続きを読む]
  • 3/28自由参加クラス「踊り入門」(西荻窪):予約受付
  • 3/28(火曜日)、西荻窪でフリークラスをやります。自由参加です。予約受付中。お待ちしております!西荻ほびっと村学校フリークラス舞踏 〜イノチとカタチ/踊り入門ここから、ダンスが始まる。ここから、ダンスを始める。講師=櫻井郁也3月28日火曜日 19〜21時※次回は4月11です。会場=西荻ほびっと村学校杉並区西荻南3-15-3ほびっと村3F TEL 03-3332-1187JR中央線西荻窪駅南口下車徒歩2分。みずほ銀行左折、最初の角。 [続きを読む]
  • トリシア・ブラウンさん(Trisha Brown...... )
  • 歴史に名を連ねる舞踊家がまた一人、旅立ったことになります。僕が彼女の作品を知り得たのは彼女がすでに伝説になっていて、すでに劇場での作業に戻った後だったけれど、インターネットが身近になってからは初期の映像をも見ることができるようになりました。高いビルディングの壁を歩いて降りてくる身体、四方の壁面を歩き回り、柱を螺旋状にクルクルて歩いて降りてくる身体、水平のなかに垂直を生成する身体、、、。床に並んだ身 [続きを読む]
  • 断片・3/19
  • 長い友人に音楽家の舟沢虫雄氏がいて、昨夜はそのライブに行くことができました。電子音の持続によるもの。デリケートな雰囲気のなか、息をころし、音の推移を感じながら、あとは何も考えずに、じっと座っている。そのような時間が僕には楽しみです。聴く、というよりは、居る。音というのは鼓膜もふるえるけれど、まわりの物も全部が振動している、そういうなかで、い、ると、わずか小一時間だけだが余計なものを気にしなくなり、 [続きを読む]
  • 稽古、サイクル、とき
  • 稽古。ループするサイクルで「踊る時間と場所」を持つ。これを保つことは面白いことだと最近また思うようになっている。時を、場所を、呼吸する。一定のサイクルを保っていると、色々な変化の訪れを感じる。悩ましいとき、健康なとき、病いにあるとき、多忙なとき、一人になりたいとき、感極まるとき、淡々たるとき、、、。ときは色々であり同じときはあるわけもない、(それは同じからだが無いのと似て天然の特徴か)、そのたび、カ [続きを読む]
  • 断片・3/16
  • ひとつとして同じからだはない。そんな、あたりまえのことを、ダンスの場では、しょっちゅう思い直す。別の人、別のからだ。別々であること。そのあたりまえを、ダンスの場では、あえて意識したく思う。少しずつ、どこかズレていること、ゆえに、たとえば、近くなったり遠ざかったり、結びつこうとしたり、すれちがったり、不調和に調和し、、、。乱れのまま響き、、、。あくまで明晰でなく、、、。ひとつとして同じでないことの貴 [続きを読む]
  • 「La La Land」のこと
  • もう一度、あのダンスを観たい、あの音楽に浸りたい。ミュージカル映画「La La Land」、見終わってすぐに、そう思いました。かつて語られたセリフと、かつて語られた物語と、かつて奏でられた音楽と、かつて踊られた踊りに、あえて満ち溢れ、それゆえに、セリフでは語らない映画、物語では語らない映画になっていると思いました。語っても語っても語れない沢山のことが、音楽とダンスと笑顔に託され、僕ら受け手の想像力に委ねられ [続きを読む]
  • 断片・ノートから
  • たやすく、言葉にしてはならない言葉、しかし、さがしつづけねばならない言葉、というような言葉が、どこか、に、アル、か、、、、、。地上の、あるいは、肉の、あるいは、、、、、。from dance note for ”3.11SILENT”2011.winter. [続きを読む]
  • 3/14自由参加クラス「踊り入門」(西荻窪):予約受付
  • 3/14(火曜日)、西荻窪でフリークラスをやります。自由参加です。予約受付中。お待ちしております!西荻ほびっと村学校フリークラス舞踏 〜イノチとカタチ/踊り入門ここから、ダンスが始まる。ここから、ダンスを始める。講師=櫻井郁也3月14日火曜日 19〜21時※次回は3月28です。会場=西荻ほびっと村学校杉並区西荻南3-15-3ほびっと村3F TEL 03-3332-1187JR中央線西荻窪駅南口下車徒歩2分。みずほ銀行左折、最初の角。 [続きを読む]
  • 断片3/7
  • しばしば踊りは、対話から生まれる感じがします。少なくとも、対話を試みることから生まれる感じが、、、。対話。答えのない面白さ。差異に関わることの愉しさ。対話。自分を破ること。自己という静かな水面に、他者からの風を受けること。波になること。対話。風がたつこと。風がたち、何かが入れ代わること。対話。触れること。触れられること。揺すり、揺さぶれること。対話。未知を生もうとすること。あえて答えを出さないこと [続きを読む]
  • 断片・言葉、踊り
  • 言葉も踊りも、もとは肉体から発現する。言葉も踊りも、内部では一体だったと思う。しかし、外に出るとき、それらは分かたれて、言葉は言葉として、踊りは踊りとして、旅を始める。そして、言葉は言葉ならではの、踊りは踊りならではの、振動を強くしながら、それぞれが、それぞれ特有の力となって、言葉と言葉が、踊りと踊りが、また、踊りと言葉が、働きかけ戯れ、いつしか、また、ひとつの魂になって、誰かの肉体に還ってゆく。 [続きを読む]
  • クラス報告・3/3
  • レッスンをしていると、色んなカラダに出会います。色んな人の身体、というより、一つの身体に沢山のカラダが眠っている、というようなことです。一つの身体に眠っている沢山のカラダ、沢山の可能性。それらが日によって、あるいは響く音によって、あるいは傾聴される言葉によって、あるいは、、、。と、様々な瞬間に目覚めて、色んなカラダの姿が場所に現われてくる。柔らかさと硬さのあいだを、重さと軽さのあいだを、駆け巡りな [続きを読む]
  • バベルの塔
  • ブリューゲルの、バベルの塔です。この絵を見るたびに、言葉にしたくないような、何かが崩壊しながら生まれてくるような、胸さわぎがします。この絵は様々な本で、映画で、何度も観ています。また記憶の中でも、何度、見たか、わからない。だけど未だ僕は本当のタブローを見たことがないのです。見たことがないものを、何度も繰り返し見ている。見ているが、未だ、その色調は感覚に定かでなく、大きささえ感じてはいない。そのよう [続きを読む]
  • 虐殺器官、観ました。
  • アニメ映画「虐殺器官」を観ましたが、原作にたがわず面白かったです。現在進行形のテロ問題や現実の政情とSF的想像力が混然一体となり、哲学的な伏線が張られた会話が多く、政治的背景、言語心理学的でロジカルな側面、さらに、人によってかなり抵抗感があるに違いない戦場描写、などが、多分に含まれている内容にもかかわらず、このように、小説を幾分嚙み砕きながら、それでいて雰囲気を壊さずアニメにするのは、大変な仕事だと [続きを読む]
  • 断片・失われた眼から
  • 松果体というのが脳にはあって、これは太古には光の所在を感知する「もう一つの眼」としての機能があったらしい。地上に開かれ様々な現象を見分ける両の目玉に対して、天空に開かれ光の変化を察知するもう一つの眼が、古い生物にはあって、その働きが松果体という脳の一部に小さく残っているというのだ。それは頭頂眼といって、現在の脊椎動物でも例えばヤツメウナギには、実際にあると知った。ヤツメウナギなどと言われても、見た [続きを読む]
  • 2/28自由参加クラス「踊り入門」(西荻窪):予約受付
  • 2/28(火曜日)、西荻窪でフリークラスをやります。自由参加です。予約受付中。お待ちしております!西荻ほびっと村学校フリークラス舞踏 〜イノチとカタチ/踊り入門講師=櫻井郁也2月28日3月は14と28火曜日 19〜21時会場=西荻ほびっと村学校杉並区西荻南3-15-3ほびっと村3F TEL 03-3332-1187JR中央線西荻窪駅南口下車徒歩2分。みずほ銀行左折、最初の角。1Fが八百屋(自然食品店)のビルです。開講日=毎月2回で通年開 [続きを読む]
  • 断片・早春の
  • 梅の花が咲いている。あそこに、ここに、、、。冬のあいだこらえていた何かが、小さな花、その、ひとつひとつ、になって、樹木の内側から、一気に、解き放たれてゆくみたいに、あかく、あかるく、こちらに向かってくる。こちらはこちらで、やはり何か緊張の糸が、ふつりと、とけたような、つい先ほどまで、あれこれと気に病んでいた様々が、実に小さなことだったように、軽みを得て、皮膚からすうっと、消えてゆくような気になるの [続きを読む]
  • ツィゴイネル切々:鈴木清順監督逝く
  • 話題の映画『ラ・ラ・ランド』には鈴木清順からの影響が随所にあるのです、というチャゼル監督のたった一言を知り、それは、ぜひ早くと待ち構える矢先に、当の鈴木清順氏が逝去されたとのニュースを聞いてしまった、切ないです、、、。初めて鈴木清順監督の映画を観たのが、あの「ツィゴイネルワイゼン」でした。高校生だったのですが、これが、よかったのかいけなかったのか、色々な趣味をもよおす一つの刺激になってしまった感じ [続きを読む]
  • かつて、メレディス・モンクの、、、、、、。
  • 「もし世界の声が聴こえたら」という題名に魅かれて多木浩二氏の本を読んでいると、冒頭にメレディス・モンクのことが書かれていて、それはかつて、1997年ですが、僕も同じ会場で鑑賞して今も胸に残っている「ヴォルケーノ・ソング」という舞台のことだったので少し嬉しくなってしまいました。嬉しくなりながら、ありありと記憶が蘇りました。とりわけ声の記憶を。彼女のパフォーマンスは人によってはダンスとも音楽とも劇とも言え [続きを読む]
  • 断片・2/21
  • 秋の独舞公演から3カ月あまり、練習が次第に進んでいます。次の舞台のための基礎工事でもありますが、同時にさまざまな身体や感覚を研究する楽しみ感も強く、踊りながら器官や知覚や意識を片っ端から確かめている感覚もあります。なかでもトレーニングの時間は、リハーサルと別の面白さがあり、人も言葉も音楽も関わらない、非常に一人になれる時間です。やることがハッキリしているからか、却って頭の中が整理されてゆくような気 [続きを読む]