プーちゃん さん プロフィール

  •  
プーちゃんさん: いつか迎えに来てくれる日まで
ハンドル名プーちゃん さん
ブログタイトルいつか迎えに来てくれる日まで
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/youchan1201/
サイト紹介文たった一人の家族、最愛の妻を癌で喪った。独り遺された男やもめが、暗闇の中でもがき続ける日々の日記。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供338回 / 365日(平均6.5回/週) - 参加 2010/07/09 15:46

プーちゃん さんのブログ記事

  • 会いたくて泣いた。
  • 一日に数回、かみさんの仏前に座る。線香を手向け、かみさんの遺影を見つめる。だが、仏壇の前で合掌することはめったにない。理由は分からないが、かみさんの位牌や遺影に向かって手を合わせることに、微かな抵抗を感じるのだ。かみさんが死んでしまったことを認めたくないからだろうか。自分でもよく分からない。・・・3月28日の午前5時半過ぎ。いつもの朝の通り、俺は深い「鬱」とともに目覚めた。だが、鬱だけではない。「何か [続きを読む]
  • 真っ暗で、真っ黒な未来
  • 3月27日の月曜日、午前6時過ぎに目が覚めた。目覚めた直後のぼんやりとした意識の中、俺は自分が深い「鬱(うつ)」の中にいることに気づいた。目覚めた直後に鬱を自覚するのは、今に始まったことではない。朝目覚めた瞬間だけではなく、昼寝から覚めたときも、夜中に中途覚醒したときも、俺はいつだって、深い鬱を自覚する。心が闇の中にいる。深い奈落の底にいる。凍えるような淋しさと虚しさの中にいる。容ちゃんがいない。それ [続きを読む]
  • 哀しみと、淋しさと、不安と、虚しさと…
  • あまりにも哀しい。あまりにも淋しい。あまりにも不安だ。あまりにも虚しい。心がザワついて混乱している。心と身体が震えてる。呼吸が荒い。落ち着かない。身の置き所が無い。今日(3月27日)が、かみさんの月命日だからだろうか。どうも違うような気がする。哀しくて、淋しくて、不安で、虚しい。まるで、鋭利な刃物で心を切り刻まれているようだ。まるで、心臓を鷲づかみにされているかのようだ。心身の中心から噴き出してくる [続きを読む]
  • 人間不信
  • 俺の生きづらさの原因の一つに、「人間に対する不信」がある。この根深い不信感は、両親によって作られたものだろう。以前にもブログに書いたが、俺の両親は「毒親」だ。父親はアルコール中毒で、ギャンブル中毒。何度も借金を重ね、アルコールやギャンブルに溺れていた。借金の返済が遅れ、暴力団組員に脅されたことも一度や二度ではない。俺の幼少期、父親は酒に酔うたび俺をボコボコに殴りつけた。俺が成長して身体も大きくなる [続きを読む]
  • Talking to the Moon
  • 最近、気になっているCMがある。愛し合う二人が、これ以上ないくらい離れている。だが、どんなに離れていても、二人は同じものを見ている。どんなに離れていても、二人はお互いに語り合っている。 かみさんと俺も、触れ合いたくても叶わないほど離れてしまった。それでも、かみさんと俺が同じものを見ていたらいいな…と想う。俺がかみさんに語りかけているように、かみさんが俺に語りかけてくれていたらいいのにな…と想う。この [続きを読む]
  • 自由になるとき
  • 家にひきこもっていたい。何ものにも縛られず、ボンヤリと余生を過ごしたい。できることなら酒に溺れていたい。そして、一日中、かみさんに寄り添っていたい。時間に拘束されたくない。朝、決まった時間に起床しなければならないことも、決まった時間までに出社しなければならないことも、決まった時間まで仕事をしなければならないことも、帰宅後、翌日に備えて様々な準備をし、決まった時間に就寝することも、すべてが鬱陶しい。 [続きを読む]
  • せっかく、かみさんに会えたのに…
  • 3月21日の夜から22日の朝にかけて。俺は夢の中で、かみさんと再会した。残念ながら、夢の内容はまったく記憶していない。ただ、「かみさんと会えた」、「かみさんに触れた」、「かみさんに包まれた」という温かくて柔らかな感覚が残っているだけだ。その温かい感覚を大切にしたい。その柔らかな感覚に包まれていたい。俗世の雑音やあらゆる不安から自由でいたい。今日一日を、穏やかに過ごしたい。今日一日を、和やかに過ごしたい [続きを読む]
  • 春季彼岸会法要をめぐって
  • 3月20日の春分の日。例年通り、午前10時から、菩提寺で彼岸会法要が行われた。・・・俺は朝8時に目を覚ました。肝硬変のせいで、ダルさがハンパじゃない、右の腹部も痛む、熱も高い。俺は無理をせず、法要を欠席しようかと悩んだ。だが、それも心が痛む。かみさんに申し訳ないような気がする。結局、かみさんにお供えをした後、着替えを済ませ、タクシーで菩提寺に向かった。・・・合同法要は、ご住職の法話から始まる。30分ほどの [続きを読む]
  • こんな暮らしもしてみたかった。
  • 俺の会社は、伊豆大島などの離島にも支店を持っている。普通であれば、離島へ異動させられることはない。だが、管理職は別だ。本人の意思に関わらず、伊豆七島のどこかの島に異動させられることがある。平成19年の夏、俺が管理職になることが決まった時、「ひょっとしたら、俺は近い将来、伊豆大島とか八丈島あたりに異動させられるかも・・・」と心配になった。たいていの場合、離島への異動を命じられた管理職は、家族を東京に置 [続きを読む]
  • 自戒
  • かみさんが亡くなってから数年。その数年間の俺自身を振り返り、ふと気づいたことがある。かみさんが死んでしまったにもかかわらず、俺は希望を捨てていなかったのかもしれない。かみさんがいなくなってしまったにもかかわらず、俺は期待をしすぎていたのかもしれない。どんな希望を持っていたの? 誰に何を期待していたの? と聞かれても、はっきりとは分からないのだが、俺は多分、何かに縋りたかったんだろうし、希望を捨てた [続きを読む]
  • 腐敗した自由
  • かみさんは、賑やかで、いつでもケラケラと笑っていた。とても明るくて、とてもおしゃべりだった。おしゃべり好きなかみさん。そんな女性と暮らしていると、俺の「時間」はかみさんのおしゃべりに付き合うことに費やされる。そんなわけで、俺にはあまり自由な時間がなかった。かみさんの生前、平日は会社で仕事をし、帰宅してからは、かみさんの話を聞いてあげる。俺が「読書でもしようか…」とも思っても、かみさんが「プーちゃん [続きを読む]
  • 無題
  • 容ちゃんがいない。心が寒い。淋しい。心細い。そして何よりも、哀しい。ダメだ。落ちてる。←いつもありがとうございます。ポチっと お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 世界との不調和
  • かみさんが眠るように息を引き取った瞬間、「すべて」が終わったと思った。俺の心に、大きな穴がポッカリと開いた。何かが俺の中から欠落してしまったのだ。俺は悲しみとともに、呆然と立ち尽くした。・・・穴は依然として俺の中にある。何かが足りないのだ。何かが決定的に欠けているのだ。だが、その穴の正体、欠落してしまった物の正体は、いまだに判然としない。・・・この穴は、俺をザワつかせる。街を歩いているときや会社で [続きを読む]
  • 虚しさ 〜一方通行の想い〜
  • 俺は今だって、かみさんを想ってる。かみさんのことが大好きで、かみさんが一番大切で、かみさんのことを愛してる。その想いを何らかの形で表現したい、その想いをかみさんに受け取って欲しい。誰だって、愛する人のためには何かをしてあげたいだろうし、愛する人に喜んでもらいたいと思うだろう。どうすれば、俺の想いはかみさんに伝わるんだろうか。なにをしてあげたら、かみさんは喜んでくれるんだろうか。日々、試行錯誤を重ね [続きを読む]
  • かみさんの癒し
  • 俺は周囲の人から「ストレスに強い奴」を言われていた。まだ「平社員」だった頃、重役の一人が俺のことを、「いくらコキ使っても、あいつなら大丈夫」と言っていたらしいし、「主任」だった頃は、会社の中で、最も困難で、最もストレスの大きい業務を所管する部署にいた。また、「係長」や「課長補佐」だった頃も、負荷の大きい部署にいて、激しいストレスと無縁でいられなかった。俺が「管理職」になれた理由は様々だが、そのうち [続きを読む]
  • 同棲していた頃のお茶目な想い出
  • 俺が大学3年生のとき、かみさんと出会った。その年の6月くらいから、かみさんと俺は、正式に交際を始めた。俺が大学4年生になる直前、かみさんと俺は、千葉県の浦安市にアパートを借り、一緒に住むことになった。要するに「同棲」を始めたのだ。俺にとって、生涯で一番大切な人との共同生活が始まった。かみさんは、画材屋兼文房具屋でアルバイトをしながら専門学校に通った。俺は、塾講師のアルバイトをしながら大学に通った。貧 [続きを読む]
  • 二人で手をつないで歩こう。
  • かみさんと俺は、家の中ではベタベタしていた。訳も無く、相手の身体(股間や尻や胸)に触れたり。何の脈絡も無く、突然、抱き締め合ったり。突然、相手の頬にキスをしたり。かみさんはよく言っていた。「私たちって、他人が見たらバカ夫婦だよね〜」確かに人様には見せられない。バカみたいにじゃれ合っていた。まるで2匹の猫のように、じゃれ合って遊んでいた。・・・だが、自宅を一歩出ると、決してベタついたりはしなかった。 [続きを読む]
  • 鬱 (うつ)
  • 3月10日の金曜日。俺は早朝5時半前に目覚めた。その瞬間、俺は自分が「落ちている」ことに気づいた。深い井戸の底にいることに気づいた。「鬱」だ。あまりにも重たい鬱だ。心が重い。身体が重い。ヤバいと思った。これでは出勤できないと思った。起床するには、まだ早い。あと30分は眠れる。30分もあれば、なんとかリカバリーすることもできるだろう。そう思って、俺は目を閉じたまま、自分を鼓舞した。・・・6時に目覚ましが鳴っ [続きを読む]
  • 見えない壁のこちら側
  • 周囲の世界と俺との間には、見えない壁がある。とても高くて厚い壁だ。その壁が最初に作られたのは、かみさんが癌と診断された直後だった。当初、壁のこちら側には、かみさんと俺がいた。かみさんと俺は、二人寄り添って、お互いを守ろうと必死だった。俺はかみさんを、かみさんは俺を、壁の向こう側にいる人々から守るため、恥も外聞も捨て、あらゆるものを擲った。壁のこちら側には、死への恐怖もあったし、最愛の人を喪ってしま [続きを読む]
  • 答えのない疑問の答えを求めて
  • 人は死んだら「無」になってしまうんだろうか。かみさんは「無」になってしまったんだろうか。俺が死んでも「無」になってしまい、かみさんと再会することはできないんだろうか。それとも「あの世」はあるんだろうか。かみさんの魂は、今でも生きているんだろうか。ひょっとすると、かみさんは今でも俺の傍にいるんだろうか。仮に「あの世」があったとしても、かみさんは俺を迎えに来てくれるんだろうか。俺が死んだら、かみさんと [続きを読む]
  • 今日も容ちゃんがいない。
  • 朝、目覚めて隣を見る。かみさんがいない。周囲を見回す。やはり、かみさんはいない。「あれ?容ちゃんはどこに行っちゃったんだろう…?」「なんで俺の横に容ちゃんがいないんだろう…?」しばしの間、途方に暮れる。そして俺は、現実を思い出す。「あぁ、そうか…容ちゃんはもういないんだっけ…」「容ちゃんは死んじゃったんだっけ…」現実と向き合った瞬間、悲しみに押しつぶされる。そして俺は、重力の井戸の底に落ちていく。 [続きを読む]
  • 仲の良い夫婦は似てくるって言うけど…(再掲)
  • 俺が管理職(課長)になったのは、平成22年11月のことだった。かみさんが亡くなって数ヶ月後のことだった。俺は前任の課長から引き継ぎを受けた。前任者は以前からの知り合い(Yさん)だった。引き継ぎの際、俺はYさんに、かみさんが亡くなったことを告げた。Yさんは驚いていた。Yさんに、かみさんの写真を見てもらった。その時、Yさんは言った。「仲の良い夫婦は似てくるって言うけど、奥さんと似てるね…」Yさんから見れば [続きを読む]
  • 俺はかみさんを探してる。
  • かみさんが亡くなった直後のこと。俺は泣きじゃくり、かみさんの名を呼びながら、自宅の中を徘徊していた。かみさんを探していたのだ。目の前には仏壇があり、かみさんの遺骨もあるのに、俺はかみさんの死を受け容れることができなくて、自宅の中を歩き回り、かみさんの姿を、かみさんの気配を探し求めていた。いくら探してもかみさんは見つからないんだ。そんな当たり前の事実に気づき、徘徊を止めたのは、かみさんが亡くなって半 [続きを読む]
  • 『ヒカフレ』の想い出
  • かみさんと俺が、練馬区の石神井公園にある賃貸マンションに住んでいた頃のこと。ある日の土曜日、かみさんが「『ヒカフレ』食べに行こうよ」と言った。「『ヒカフレ』?なんじゃ、そりゃ?」とは思ったが、かみさんによれば、とても美味しいらしい。イタリアンか? エスニックか? 日本料理ではなさそうだな…なんて考えたりもしたが、健啖家のかみさんが美味しいと言うなら、間違いなく美味しいのだろう。かみさんは既に、『ヒカ [続きを読む]
  • 12年という長い時間
  • 2月25日の土曜日、そして2月26日の日曜日。重たい感情が俺を襲った。その感情を払拭したいとは思ったが、如何ともしがたい。身の置き所がない。心が重苦しい。押し潰されそうだ。この重たい感情は、いまだに俺の中に居座っている。この感情の正体は何なのだろう。悲しみか? 寂しさか? 虚しさか?いずれの感情なのかは判然としない。おそらく、それらの感情が混ざり合っているのだろう。判然としないとは言いつつ、俺はひとつだ [続きを読む]