パワーミツオン さん プロフィール

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パワーミツオンさん: 三文クリエイター
ハンドル名パワーミツオン さん
ブログタイトル三文クリエイター
ブログURLhttp://z71510193a.blog119.fc2.com/
サイト紹介文地域のトピックスや、自作小説&最近観た映画の感想などを紹介してゆきます!
自由文H26 2,11 現在の近況!
欲張ってエッセイとか、映画の感想なども書きたいが、時間が取れない、筆が進まない! 
一日30時間、欲しい!!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2010/07/21 12:58

パワーミツオン さんのブログ記事

  • 餓鬼狩り (第七十回)
  •                        餓鬼狩り   (第七十回) 喪間の身体に異変が起こった。ぜいぜいと苦しげな息を吐き、瞳孔から血が噴き出す。「おめえら……。この俺に何をした」 喪間が両手で顔を覆い、よろよろとよろめいた。足を絡めて膝をついた喪間の身体から、黒い獣毛が一気に抜け落ち、獣毛が抜け落ちたからし色の肌に、無数の小さな亀裂入った。断末魔の悲鳴を上げた喪間の身体が、内側から弾け飛ぶ [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十九回)
  •                     餓鬼狩り  (第六十九回)(それにしても……。早い。ここに来るのが早すぎる) ナギは、那美の唐突な出現に戸惑った。 那美は、ナギを追って地下二階に向っていたはずだ。那美の十種神宝“奥津鏡”が、ナギの屋上へのテレポーションを那美に知らせたとしても、こんなに早くこの屋上に来れるわけがない。(十種神宝の中に、瞬間移動を可能にする宝があるのか……) ナギは、十種神宝 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十八回)
  •                       餓鬼狩り   (第六十八回)  自分が自分でなくなる感覚……。 関川は、薄れてゆく意識の中で、かつて一度だけやったことのあるドラック“メタンフェタミン”服用直後の感覚を思い出していた。若い頃研究に集中するために使った“メタンフェタミン”。あの高揚感が、自分を支配しようとしている。過信ともいえる尊大な高揚感が動悸となって胸を打ち、目眩とともに、多幸感がおの [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十七回)
  •                      餓鬼狩り   (第六十七回) 砕け散った硬質ガラスの向こう側の室内に入る。室内は低温に保たれていた。寝台に横たわっている伽羅の体のいたるところに、赤、青、黄色のチューブが差し込まれている。チューブの先端部は、巨石のオブジェを思わせるような機械につながっていた。  周辺を見てみると、伽羅が横たわる寝台から数メートル離れた場所に、ホルマリン漬けされた奇怪な姿の [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十六回)
  •                       餓鬼狩り   (第六十六回) ナギは、琥耶姫、刻とともに地下二階にたどり着いていた。ドアを開け、伽羅が囚われているはずの室内に足を運び入れる。 なにに使われるか見当もつかな機材と、硬質プラスチックケースにしまいこまれた数十本の試験管が目に入る。なだらかな曲線で,ふちを模ったデスクの上には、地下三階に設置されているホストコンピューターに接続されているパソコ [続きを読む]
  • 呑兵衛横丁と、かまりば!
  •    釜石漁火酒場〜かまりばに行ってみた    震災前(東日本大震災)に、市の中心部に呑兵衛横丁という飲み屋街が   ありました。   排水溝に丈夫な板を敷き、その上に店舗を構えた飲み屋街で、   よく製鉄所の従業員や役所の職員、出張で釜石にやってきたサラリーマン   たちが気軽に入れる飲み屋ということで利用していました。   この飲み屋街。陰では『親不孝通り』とか『どぶ板通 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十五回)
  •                         餓鬼狩り   (第六十五回)「頭の足りないこいつらでも、陽動作戦ぐらい使えるのよ」 と、那美が言った。 疾行、神通、食毒の餓鬼三種のうち、リーダー格でもある疾行は、敵を欺くため、神通、食毒らの餓鬼群を、敵の目前に出し、自らは見えないところから那美たちを襲おうとした。 が、那美には、通用しない。 那美は、一匹目の疾行を葬ると、光破剣を自由自在に操り、次 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十四回)
  •                       餓鬼狩り   (第六十四回)《一度、隣の室(へや)に撤退してください》 呂騎が、メディカルセンターにいる組織AHOの職員全員にテレパシィーを送る。 乱戦になった現状では、数が多い餓鬼群に分がある。組織AHOの職員たちは強力な武器で、襲ってくる餓鬼群を押し返そうとしているが、至近距離の戦闘では、数が少ない人間たちには、まず勝ち目がない。戦闘能力が秀でている餓鬼群 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十三回)
  •                        餓鬼狩り   (第六十三回)「来たな!」 荻は、短く言い、肩に担いでいるロケットランチャーからロケット弾を、餓鬼群めがけて撃ちこんだ。 腹の底にズシリと轟音が響き、破壊されたコンクリの瓦礫が崩れ落ち、血と肉片となった餓鬼群の死体が宙に舞い上がる。「攻撃の手を緩めるな。行け、行け、行け!」 メディカルセンターにいる数十人の男たちが、一斉にそれぞれの武器を [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十二回)
  •                       餓鬼狩り   (第六十二回) 夜空にできた裂け目から降ってきた餓鬼の数,およそ二百。悪鬼羅刹の怪物とは、このようなものたちのことを言うのだろうか。人に災いをもたらすためだけに生まれてきたような餓鬼たちが、組織AHOの研究施設の屋上に満ち溢れたのである。 ナギが、右手の手の平を屋上の地につける。ナギの身体がオレンジ色に輝くと、屋上の地に亀裂が入り、それはやがて [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十一回)
  •                    餓鬼狩り   (第六十一回)「参謀、これを見てください」 オペレーターの谷野が、五十嵐に向かって言う。「なんだ、どうした?」「いま、リプレイをかけて、3−LAのスクリーンに映します」 谷野が、素早く機器を操作した。作戦司令室にある二十のスクリーンの一つに、L区画の映像が映し出される。映像には、胸から血を噴きだしてぐったりしているナギと、そのナギを抱えている琥耶 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第六十回)
  •                        餓鬼狩り    (第六十回) ヒューマノイド型ロボットの歴史は意外に古く、ギリシア神話にでてくる人の姿に似たターロスという怪物が、クレータ島の機械人形(一説では自動人形)の守護神として描かれている。この青銅の巨人は、クレータ島を一日三回見回り、島に近づく船に石を投げつけたり、青銅の身体を熱く熱して船に抱きつき、島を守ったという。 巨人ターロス。ターロス [続きを読む]
  • 新刊 「にゃんにゃんニャンタの大冒険!」
  • 「にゃんにゃんニャンタの大冒険!」  12月 文芸社より発売   このブログで連載された「ニャンタの大冒険!」が、12月初旬、文芸社から   「にゃんにゃんニャンタの大冒険!」にブラッシュアップされて、   発売されます。    11月下旬より、全国の書店で予約できるので、よろしかったら  よろしく、お願いします!  なお、e-hon、Book [続きを読む]
  • 公演日 迫る! 「小さな幸せの花 part 2」
  •          釜石市民劇場 第30回 記念公演                「小さな幸せの花 part 2」    平成28年11月13日(日)に、釜石市のシープラザ遊において    第30回 釜石市民劇場「小さな幸せの花  part 2」の公演が、    催されます。    小生も、音響の方で微力ながらも参加しております。    (脚本での参加は次回かな?)    スタップ、キャスト一同、30回 記 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十九回)
  •                      餓鬼狩り   (第五十九回) ナギから向かって、右側面の白い壁に小さなひびが入った。小さなひびは、蜘蛛の巣のようにしだいに大きくなってゆく。「壁の厚さは、約十センチ……。コンクリートの打ちっぱなしのようだから……」 ナギは、右手を開き、壁に押し当てた。 コンクリートの壁が、粉じんをあげて崩れ落ちる。ナギは、人は一人通れるぐらいに開いた穴を覗き見た。「こちら [続きを読む]
  • サンマは、秋の味覚である!
  •                  サンマは秋の味覚である!  食欲の秋がやって来た。  この季節になると、無性に秋刀魚(サンマ)が、恋しくなる。  で、去年、書いた秋刀魚を題材にしたエッセイをそのまま、ここに載せちゃうぞ。  (なぜ、去年、書いたものを今頃になって発表するのかは、聞かないで!)         「サンマは、秋の味覚である!」   白いお皿に、魚が置いてある。   焼き魚にされた秋刀 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十八回)
  •                       餓鬼狩り   (第五十八回) 作戦司令室の中には、数十のモニターがあり、そのモニターのひとつに、那美と琥耶姫と刻、那美たちを挟むように歩いている組織AHOの警備員の姿が克明に映されていた。 完全武装した組織AHOの警備員は、四人。那美の前に二人。琥耶姫と刻の後ろに二人。警備員たちは、蒜壷たちを用心しながら、ゆっくりと歩いていた。 大野は、施設の廊下を歩く [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十七回)
  •                       餓鬼狩り   (第五十七回)「そのH−Aシリーズの蒜壷は、どんな蒜壷なんだ?」 五十嵐参謀が、スピーカー越しに、ナギに訊ねる。「特別な蒜壷よ」 那美を装っているナギが、意味ありげに応えた。「特別な蒜壷とは? 那美、特別な蒜壷とはなんだ?」 五十嵐参謀が、眉をしかめた。「この二人が、特別な蒜壷だってこと、あなたたちだってわかるでしょう。こんな若くて綺麗な女 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十六回)
  •                     餓鬼狩り   (第五十六回)「ヌよ。化身を解くぞ!」 風のイが言う。大地のヌが、うなずく。「惟三、おまえも化身を解き、本来のヒキガエルの姿に戻ったらどうだ」 風のイが、惟三に話を振った。「言われなくても、化身を解きますがや。人の姿のままでは、那美さんから、逃げられないさかいに」「逃げるのか!? おまえは戦わず、逃げるといのか。舌を斬られたくせに」 風のイが、 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十五回)
  •                      餓鬼狩り   (第五十五回) 麻酔薬で眠らされている村中の傍らには、組織AHOの隊員が一人いた。彼は、隊長の野村から、後を任され、襲ってくる食法の群れから、村中を守り続けていたのである。「那美……、さん」 組織AHOの隊員が、村中の元にやってきた那美に気づいた。「ちょっと、退いてて。直ぐに済むから」 那美は、組織AHOの隊員をそこから退かすと、懐に手を入 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十四回)
  •                        餓鬼狩り   (第五十四回)「散開しろ! 風のイの突風は一方向だ。奴は一方向にしか風を撃てん」 と、野村が言う。組織AHO対A−シリーズの隊員は、四方に散った。「小賢しい……」 風のイが、大地のヌに視線を送る。風のイの思惑を理解したのであろう。大地のヌが大地の裂け目から露出した大岩を持ち上げた。それを空にいる組織AHOの隊員めがけて放り投げる。 大地の [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十三回)
  •                       餓鬼狩り   (第五十三回)「あっちにもいるぞ」 高橋が指をさした。 数千の毒虫が作りだす球体は、ひとつではなかった。夕闇の空に二十ほどの黒い球体があった。 黄色と緑の縞模様の背に、小さな白玉を散りばめたような身体を持つ三センチほどの甲虫が、羽をうならせて空中に舞っている。毒虫の舞う音が、辺りに、不快な響きとなって漂う。これだけの数になると、蚊の鳴くよ [続きを読む]
  • ラグビーカフェ  釜石
  •   2019年 ラグビーワールドカップ 釜石からの情報発信  2019年のラグビーワールドカップは日本で行われる。  開催都市は、十二の市と県で、神戸市、大阪府・東大阪市、札幌市、岩手県・釜石  埼玉県・熊谷市、東京都、神奈川県・横浜市、静岡県、愛知県・豊田市、大分県、  熊本県・熊本市、福岡県・福岡市である。  我が故郷、釜石が栄えある開催都市の一つとして選ばれているのである。  その開催都市の一 [続きを読む]
  • 餓鬼狩り (第五十二回)
  •                       餓鬼狩り   (第五十二回) 施設にいる大野から連絡が、入り、野村隊長と二十名の組織AHOのメンバーは、対食法用の特殊繊維でできた戦闘服に、着替え直していた。 戦闘服は、夜間での活動でも、目立つように白を基調としたものだった。野村以下、二十名の組織AHOのメンバーは、白を基調とした戦闘服を着こみ、小型のジェットパックが装備されたプロテクターを背に背負い [続きを読む]