まほら さん プロフィール

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まほらさん: 問はず語り
ハンドル名まほら さん
ブログタイトル問はず語り
ブログURLhttp://mahoroba16.blog104.fc2.com/
サイト紹介文フランス映画、新選組、面白かった本や漫画、ブラック企業体験記、日常生活… 色々と書き綴ってます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供102回 / 365日(平均2.0回/週) - 参加 2010/07/30 22:28

まほら さんのブログ記事

  • 「白い兎が逃げる」(有栖川 有栖)※ネタバレ注意
  • 作家アリスシリーズ。中編が4つ収録されている。1番面白かったのは「地下室の処刑」かな。トリックとか推理とかじゃなくて、人間の心理が一番面白かった。源氏香は登場人物の名前とイラストを見てすぐにわかってしまったし、本のタイトルにもなっている話は明らかに怪しい人物が1人しかいないし、双子のトリックもなんとなくわかった。それでも、いろいろひねりが入っていて、面白く読めた。そろそろ学生アリスシリーズの新作が読 [続きを読む]
  • 「鳥人計画」(東野圭吾)※ネタバレ注意
  • 面白くはあったのだが、まず先に「上手いなぁ」と思った。この人の作品はいくつか読んでいるが、大きなハズレがないのがすごい。(クリスティみたいだ。)プロローグが伏線としてきちんと回収されているし、犯人(早い段階で誰だかがわかる)の動機や密告者を解き明かす話かと思いきや、最後にもう一つどんでん返しが用意されているところは流石だと思った。真犯人(私の嫌いなタイプの女だ)はおそらく自首しないだろうし、そこに [続きを読む]
  • 「わたくしたちの旅のかたち」(兼高かおる、曽野綾子)
  • 旅をテーマにした対談。旅行についてだけではなく、戦前戦後の状況についても語られており、興味深い。印象に残ったのは、何もないところで退屈しないのかと聞かれたベドウィンの少年が答えた「ここには、神がくださったすべてのものがある」という言葉。私の周りにはたくさんのものがあるが、「神がくださった」といえるものが果たしてどれだけあるだろう。アフリカ、中近東、砂漠… 行きたい気持ちは募るが、会社員の身では年に [続きを読む]
  • 「ピーターラビットのすべて」(辻丸純一)
  • 可愛いイラストと美しい写真、ピーターラビットの物語のあらすじなどが紹介されている。ピーターラビットというキャラクターは知っているが、実は絵本は読んだことがない。ただ可愛いだけではなく、意外とシュールな物語のようだ。湖水地方は行きたい場所の1つだが、料金が高くて実現していない。この本を読んで、ますます行きたいと思うようになった。ハードな旅にも憧れるが、美しい場所でのんびり過ごすのもいいなぁと思う。 [続きを読む]
  • 「昆虫はすごい」(丸山 宗利)
  • アリとかムカデとか幼虫の写真が載っているので、苦手な人は注意が必要。それさえ気にならなければ、非常に面白い本だと思う。地球には面白い生き物がたくさんいるんだなぁと感心した。それにしても、こんな複雑な生態をどうやって調べたんだろう。食べられて寄生して…なんてのを最初に発見した人もすごい。 にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「世界の野生ネコ」(今泉忠明)
  • ネコ科の写真集。猫にこんなに多くの種類があるなんて知らなかった。猫は小さいから可愛いんであって、大きくなると猛獣になっちゃうんだなぁ。オオヤマネコの耳の後ろにピンと立っている毛が可愛い。ライオンより虎の方が大きいと初めて知った。(逆だと思っていた。)ヒョウとジャガーの見分け方も初めて知った。サファリで本物を見てみたいなぁ。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「きもの日和」(宇野 千代、藤森 武)
  • 宇野千代さんの着物の写真とエッセイが楽しめる。やはり、桜模様の着物が多い。私は桜模様が好きなので、「いいなぁ… こんな着物を着てみたい」と思いながら、ページをめくった。桜の着物や帯はどうしても春先に着ることになるので、あまり数を増やしても…と思ってしまう。(宇野千代さんくらいになれば、どんな季節に着ても何とも思われないだろうが…)エッセイも面白く、着物を着る際のちょっとした心構えとして役に立つ。宇 [続きを読む]
  • 「女優の箪笥」(室井 滋)
  • 着物をテーマにした対談集。対談相手は、都はるみ、山村紅葉、奥菜恵、フジ子・ヘミング、若村麻由美、加藤治子。(最後にスタイリストの宮本まさ江さんとの対談もある。) どういうコンセプトでセレクトしたのかさっぱりわからないw若村さん、加藤さん以外は個性的過ぎてあまり参考にはならないが、読み物としては(着物をあまり関係ない部分が特に)面白い。芸能人はいくつになっても振袖が着られていいなぁ…にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「うっとり、チョコレート」
  • チョコレートにまつわるエッセイ集。知っている作家さんから初めて名前を聞く人まで、38人のエッセイがまとめられている。エッセイの内容は、美味しいチョコレートとの出会いだったり、バレンタインデーの苦い思い出だったり、バラエティに富んでいて興味深い。1人だけ「なんだ、この読みにくい文章は…!」という人がいたが、他は読みやすく面白かった。ああ、チョコレートが食べたくなる… にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「老後ひとりぼっち」(松原 惇子)
  • タイトルを見て「未来の私だ」と思い、手に取った、保証人問題など、現実的で身につまされる。私が年を取るころには、ひとりぼっちの人は今より増えているだろうし、多少ましな方向に動いているといいなぁ。(逆に、悪徳業者に食い物にされる気もしなくもないが。)国や業者を信じず、自分の財産を他人にまかせず、自分のことは自分で決断できるようにならないといけない。この先どのように年を取っていくべきか、もう少し真面目に [続きを読む]
  • 「地中海シルクロード 遺跡の旅」(樋口 隆康)
  • 「シルクロードを行く」がアジアメインだったのに対し、こちらは中東メイン。しかし、この本に書かれているような旅は(おそらく)できない。なぜなら、ページ数の半分以上を割いて紹介されているのがシリアだからだ。パルミラ遺跡の美しい写真が載っており、パルミラ博物館のアサド館長の名前もある。(余談だが、筆者はアサド館長が殺害される4か月前に亡くなっている。)旅行記というより遺跡の記録書という感じだが、今となっ [続きを読む]
  • 「寂聴まんだら対談」(瀬戸内 寂聴)
  • 作家との対談集。(私が読んだことあるのは酒井順子さんくらい)小林秀雄とのエピソードが印象深かった。(白洲正子が惚れていた、というのはちょっと違うと思うけど。)他にも、円地文子、谷崎潤一郎、三島由紀夫、川端康成などの昔の作家の話が面白かったなぁ。(それらの作家の作品もほとんど読んでいないが。)こういうのを読むと、つくづく、長生きした者勝ちだなぁと思う。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「シルクロードを行く」(南里空海)
  • 砂漠での生活が過酷だろうということは、わかる。それでも、私は砂漠というものに憧れる。砂漠を旅してみたいと思う。「月の砂漠」や「星の王子さま」の影響だろうか?砂漠を超えた草原、遊牧民の生活にも興味がある。そして、「シルクロード」という言葉にも惹かれる。この本はそんな好奇心を満たしてくれた。文章も写真も素晴らしく、シルクロードへの憧れがさらに強くなった。私はパッケージツアーでしか海外に行かない根性なし [続きを読む]
  • 「ブランドの条件」(山田 登世子)
  • 以前、「贅沢の条件」を読んだ。今度はブランドの条件。エルメス、ヴィトン、シャネルの紹介に力を入れている。やはり憧れはエルメスだ。ココ・シャネルには憧れるが、ブランド自体はそうでもない。(いわゆる“シャネラー(死語?)”が残念なイメージのせいかも。)ヴィトンはなぜか興味が持てない。(猫も杓子も持ってるせいかな。)それぞれのブランドの成り立ちは興味深かった。「偽物」が出るほど価値が上がるというか、「偽 [続きを読む]
  • 「生ききる。」(瀬戸内寂聴、梅原猛)
  • 対談集。印税はすべて東日本大震災の義援金にするという。戦争の体験談、円地文子さんとのエピソード、古典文学など、興味深い話が続く。もっとも印象に残ったのは、>「無常観」って言われても困るんです(笑)。私は「無常」という言葉を前向きにとっています。「同じ状態が続かない」っていうふうに。…という寂聴さんの言葉。目から鱗というか、そういう考えもあるんだなぁと新鮮だった。こういうことがあるから、本を読むのは [続きを読む]
  • 「新モンゴル紀行」(菊間 潤吾)
  • 表紙を見て、何て美しい仏様だろうと思った。(裏表紙の少女もとても可愛らしい。)紹介されている仏様はすべて美しく、写真を見ているだけでため息が漏れた。仏像だけではなく、モンゴルの歴史、文化、自然が紹介されていて、モンゴルに行きたくなった。昔、大学時代の友人がモンゴルに旅行して、「とてもよかった」と言っていた。友人が参加したツアーはゲルに泊まるのがメインだったようだが、お寺の拝観がコースに含まれている [続きを読む]
  • 「かわいい浮世絵」(日野原健司)
  • なんでもかんでも「かわいい」って言えばいいってもんじゃない。…と、思いつつ、あまりの可愛さについ手に取ってしまった。猫の浮世絵はよく見るが、狐、ウサギ、雀、金魚、犬などが描かれた浮世絵が紹介されている。また、美人画も紹介されていて、歌舞伎の花魁道中を思い出した。歌舞伎の衣装ってのは昔とほぼ変わっていないんだなぁ。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「猫とフランス語」(酒巻洋子)
  • 「お散歩しながらフランス語」や「カフェでフランス語」など、いくつか出ているシリーズの一つ。猫の写真集にフランス語がくっついているという感じで、あまり実用的ではない(と思う)が、とにかく写真が可愛い。猫好き&仏語好きには嬉しい本だが、初心者の勉強用には不向きかな。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「日本の身体」(内田樹)
  • 対談集。対談相手はスポーツマンに偏ったりせず、お茶の家元、「SLAM DUNK」の作者、文楽人形遣い、女流義太夫、雅楽演奏家、マタギ… などなど、バラエティに富んだジャンルの方々で非常に面白かった。雅楽演奏家の「秘曲」、マタギの「クマ送り」の儀式についてが特に興味深く、こういう文化は残していかなくては、と思う。私はあまり体を動かしていないので、何かお稽古事でも始めてみようかな。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「歌舞伎キャラクター絵図」
  • 「六郎太夫」を「太郎太夫」と書いてあったり、「義賢最期」を紹介しているのにタイトルが「実朝物語」だったり、校正の甘さがちょっと気になる。「鯉つかみ」や「象引」など、最近の復活狂言が紹介されているのは珍しい(と思う)。その辺りに、書き手の趣味がにじみ出ている感じ。初心者の解説本としてはやや不親切なきらいもあるが、歌舞伎好きにはまあまあ楽しめる本だと思う。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「利休入門」(木村 宗慎)
  • お茶を習う気はさらさらないが、利休の道具や茶室には興味がある。紹介されている絵や道具などは、素人目にも“いかにも利休”という雰囲気だ。題字(さりげなく素敵な古裂?が使われている)が加藤静允さんだったり、川瀬敏郎さんの花の写真が載っていたり(表紙もそう)、白洲正子さんの本(「白洲正子 美の種まく人」)で紹介されている人が関わっているあたり、結局「とんぼの本」は“白洲好み”に行きつくんだなぁと思った。 [続きを読む]
  • 「茶花ハンドブック 炉編」
  • お茶は全く嗜まないが、お道具や茶花の写真を見るのは好きだ。野に咲く花を古い器にさりげなく生けてあるのを見ると、「いいなぁ」と思う。しかし、花の名前に疎いので、この本を手に取ってみた。道端でよく見かける小さな花の名が薺(なずな)だと知った。他にも「こんな名前だったんだ…」という花をいくつか見つけて嬉しくなった。花屋さんに飾ってある華やかな花もよいが、野花もよいものだ。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 「下流中年 一億総貧困化の行方」
  • タイトルを見て「他人事とは思えない」と思って手に取ったが、読み終わった今となっては「他人事としか思えない」。私はまさに“団塊ジュニア”だが、社会に対する恨みつらみばかりで、全く共感できなかった。(まあ、私は運よく“企業という「神」”に選んでもらって、上司や困ったおっさん相手に日々戦っているようなメンタルの持ち主なので、“持たざる者”に対するやさしさが足りないのかもしれない。)そもそも、非正規を続け [続きを読む]