ALEX さん プロフィール

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ALEXさん: Boots strap
ハンドル名ALEX さん
ブログタイトルBoots strap
ブログURLhttp://ameblo.jp/polyglotism/
サイト紹介文小さな外国語スクールの代表者が発信する日常的なエッセイ。 好奇心と知性的な笑いを心がけている。
自由文2009年暮れよりはじめて、
どこまで続くかな?

おっ、まだ続いている!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供367回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2010/08/06 10:00

ALEX さんのブログ記事

  • アメリカが日本に与えた3つの「S」とは
  • 日々、スポーツが熱い。ここしばらくだけを見ても、テニス、WBCの野球そしてサッカーのWCアジア予選など。さきごろは、高校野球まで始まった。スポーツ花盛りといったところ。終戦直後、アメリカが日本に対して、「いかにすれば日本が再び戦争への道を歩まないか」として、日本に対して、促進したものが3つの"S"だったと言われる。その"S" の一つが"Sports"。そのお陰か学校の放課後では様々なスポーツが行なわれている。高校生の [続きを読む]
  • 「日記」に対する ささやかな考察
  • 「○○と日記には書いておこう」こんな言葉が入ったテレビCM があった。日記と言えば、Aビアスの著した『悪魔の辞典』の「日記」の頁には、「自分の生活の中で、自分自身に対して顔を赤らめずに物語ることのできる部分についての日々の記録」と出てくる。この意味を要約すると、日記は、ありのまま正直に書いているようだが、実際のところは、顔を赤くするような核心的で赤裸々な部分を取り除いて書かれた文、という意味。一言で言 [続きを読む]
  • 「死語」の世界を彷徨(さまよ)ってみると...
  • 1998年に書かれた文庫本『死語読本』を見ていると、死語一覧で、先ず眼についたのは「遊ばせ」「ざぁます」。今ごろこんなオバさま言葉を使っている人は稀少生物に挙げることができるだろう。また、「頼信紙」などは、制度そのものがなくなっている。「鍋奉行」「カフェ」は、一時は消え、並べられていたが、今は復活?また、「E電」も出ていた。これはホントの意味で誕生したかどうかもあやしい言葉。JR の誕生前までは「国鉄 [続きを読む]
  • 寒さが和らいできた、いよいよ「春」?
  • 電車の広告を見ていると「統計は最強の学問」という文字。事実はともかく、相手を説得させるのに統計ほど説得力があるものはない。一方には「寒い冬の翌年は猛暑」という文字。そう言えば、11月に東京で雪が降ったという騒ぎがあったりと、寒い冬を味わったのは事実。では、今年の夏は暑いのか?こういった気温の高低現象には、エルニーニョ(El Niño) やラニーニャ(La Niña) の名が取り沙汰される。このエルニーニョは、もとも [続きを読む]
  • ドラマに必要なのは小気味の良い枷(かせ)
  • ドラマを構成するにあたって、必ず必要になるものに「枷(かせ)」がある。主人公、すなわち、ヒーローないしヒロインが美形で、何でもできてしまうというのでは、何の面白さもないドラマになる。そこを二枚目に見える主人公が、妙な”過去”や“影”を背負っていたりすることによって、面白さがついてくる。そんな風に、決まって何らかの「枷」がついている。たとえば、勇者アキレスは「腱」が枷となり、伝説の猛者サムソンは「髪」 [続きを読む]
  • 「和を以て貴しとなす」ウソ、ホント?
  • 日本人の中には談合体質があると言われる。良く言えば、あまり角を立てずに、うまくやっていこうという「和」の精神がある。この精神は、聖徳太子がもたらしたとも言われる。彼が制定したとされる17条憲法の第一条として書かれている言葉はまさに、「和を以て貴しとなす」。無益な争いより「和」を保ちながら生きること。こういった体質が随所にある。かつての建設会社などは談合が蔓延。そんな事は、日常茶飯事のことだったらし [続きを読む]
  • 逆境が人に与える教訓ほど麗しいものはない
  • シェイクスピアの『お気に召すまま』は"喜劇"に分類される芝居。この劇は、トマス・ロッジの『ロザリンド』をもとにして書かれた作品。「ロザリンド」は公爵の娘の名前。公爵は、弟のフレデリックにその地位を奪われ、追放され、忠実な貴族と共にアーデンの森に暮らすことになる。第二幕の一場で、森での生活も悪くない。宮廷の栄華な暮らしより森での生活の方が幸せだと語る。「ここには延臣たちの追従はなく、忠臣の諫言(かんげ [続きを読む]
  • やっぱり怖い「冥王」プロメテウスの焔
  • 今日は、ちょっとカタい話になってしまいそう。行きがかりで仕方がない。話を進めるとしよう。先ずは天体の話、20世紀になった頃でも太陽系の星としてよく知られていたのは、わずかに木星 火星 土星 金星 水星の五つの星。太陽系は、その後、さらに天王星、海王星、冥王星などが発見され、その都度公募で名前が付けられて行った。まず「天王星」はギリシア神話に出てくる天の神”ウーラノス”から”Uranus”。「海王星」はローマ [続きを読む]
  • ♪化粧のあとの鏡の前で、いつもあなたの
  • 「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともない」東急電鉄で昨年の一時期、出された広告。結構話題になった。これは、電車内で化粧をする女性に向けられた言葉。とやかく言うことでもないが「あえて一石」といったことだろう。隣りの席で化粧をはじめようと「実害」という点ではほとんどないに等しい。ただ不快に感じる一つは、女性の化粧は人から見られるところでするものではなく、人に会う時には、もう化粧もできた万全の [続きを読む]
  • 「快感」と「苦痛」は、結局は同じもの
  • ここしばらくWBC の野球観戦にハマって、大いに楽しんでいるところ。試合としては、接戦をモノにして勝ち進んでいる。これが何とも魅きつける。一方的に勝ち進んでしまうより、はるかに「快感」でもある。ハラハラさせられるところがイイ。そう考えると、人間、苦痛と快楽は、同じものの別々の側面のようなところがある。18世紀のフランス革命前夜の時代に生きたフランスの思想家エルヴェシウスがこの辺りの機微を語ったものがあ [続きを読む]
  • ムール貝のおいしいレシピの話ではない
  • 小津安二郎などの映画を見ていると「煮ても焼いても食えない」などの表現が出てくる。現代人にとっては、幾分、死語になっている言葉。「強情で扱いようがない」などの意味で使われる。「 煮ても焼いても」は、どんな手段を講じても、を意味し、「 食えぬ」は、すなわち、思うようにならない。向こうっ気の強そうな女性に対して揶揄(やゆ)して言う言葉。「煮ても焼いても」食えないのは、まさに、そういった女性だが、反対に、「煮 [続きを読む]
  • 「賭け事」で人の性格がわかるってモノ
  • アメリカ人の最大の侮辱は「ウソつき(liar)」呼ばわりされること。自分の名誉にかけてもその言葉だけは許せないという。アメリカのジョージ・ワシントンの逸話に「桜の木を折ったことを正直に話した」というのが出てくる如く、それが美談であり「正直」であることが誇りでもある。ところがこれがフランスであれば、「ウソつき(menteur)」呼ばわりされたところで、すぐに喧嘩になることはない。「きみは嘘はつかないかい?」と聞き [続きを読む]
  • 空には「狂気」の月が懸かっている
  • 昇ってくるときの満月などは、赤みがかっているが、天空高くなると青みがかって見える。宮沢賢治『雪渡り』の一節には、「林の中には、月の光が青い棒を何本も斜めに投げ込んだように射して居りました」という風に、青みがかって見えるというのが一般的。ところが、月の光の分析では太陽光線より、むしろ、赤みがかっているのだそうだ。こんなことも月の神秘かも知れない。"lunatic" は英語で「狂気の」という意味を表わす形容詞。 [続きを読む]
  • さて世界はこれからどうなって行くのだろう
  • 四字熟語の「意馬心猿(いばしんえん)」というのがある。これは、「意」すなわち、気持ちは馬のようであり「心」は、まるで猿のようだ、ということになる。この意味としては、妄念などのために心が混乱して 落ち着かない、の意。とくに情欲などに溺れる様を表わすときに使われる。陽明学で知られる王陽明は、学問をするためには、雑念や夾雑物を排すること、として、それらを取り除いてから、思慮をすすめて行くことが大切と説く。 [続きを読む]
  • 『源氏物語』について気侭に思いつくまま
  • 『源氏物語』の「橋姫」から「夢浮橋」までの最終十帖は、舞台を宇治にしているところから「宇治十帖」と呼ばれる。この部分は、紫式部の手によるものではないとされたり、明らかな作風の違いなどを言われたりする。逆に、紫式部が最も語りたかったのは「宇治十帖」であり、この部分こそ、もっとも光っていると語る人もいる。光源氏のモデルは、藤原道長とされる。道長と言えば、権勢を誇り、遊蕩に耽ったという話もある。ただ、最 [続きを読む]
  • われわれは「夢の中」にいる存在なりや?
  • 「夢」の特性の一つに、目覚めると跡形もなく消えてしまうというのがある。夢の中で、あれほど現実のように格闘していたのに、目覚めると、思い出せないほどあっけなく消え去ってしまう。ルイス・キャロルの『鏡の国のアリス』の中に、「王様の夢」について語るくだりがある。そのあたりを抜粋すると、「王様は今、夢を見ていらっしゃるようだ。誰の夢だと思う?」「そんなこと、わからないわ」「君の夢だよ。もし王様が夢を見終わ [続きを読む]
  • 見事な表現?「エスプリのテロリズム」
  • 20世紀を前後した時代に活躍したフランスの作家アルフォンス・アレーは、おもに短編の、今で言う”ショートショート”を書いていた作家。彼の作風は、いわゆるブラック・ジョーク。シニカルなものを表現している割には、からっと明るい。特徴としては、物語の中で簡単に人が死んで行く。そのせいか、シュルレアリストのアンドレ・ブルトンは、この作風を称して「エスプリのテロリズム」と表現した。アレーが、小説を書くのは、カ [続きを読む]
  • 「患者百人殺さねば 良医になれぬ」?
  • 社会問題になっているものに医療過誤なるものがある。これは、医師の見落としや誤った判断。ひどいのになると身体内に置き忘れなど杜撰な手術まである。医者にかかることによって身体を悪くしたり、場合によっては死に至ることさえある。そんなことがあると、お世話願う担当の医師に対しても、猜疑の眼を向けるような気持ちにもなる。医者も大変だ。中国の戦国時代に編纂された『楚辞』の中に「九たび肘を折って良医となる」と出て [続きを読む]
  • 春の早朝は果たして「こともなし」なのか?
  • 寒さも和らいで、ちょっとホノボノとした気分になったこの頃。こんな日のことを詠ったのだろうか、イギリスのブラウニングの詩『春の朝(あした)』が浮かんでくる。やっぱり、この詩は上田敏の訳が合う。その詩を紹介すると、「時は春、日は朝(あした)、あしたは七時、片岡に露みちて、揚雲雀(あげひばり) 名乗りいで、蝸牛(かたつむり) 枝に這(は)ひ、神、そらに知ろしめす。すべて世は事も無し。」この詩は早春ではなく、まったり [続きを読む]
  • 子供の頃に聞いた、遠い昔のコワ〜い話
  • 子供は、怖いくせに怪談話が好き。わが子供の頃の思いでだが、年の離れた兄が、”こわ〜い”抑揚をつけながら幼い私に怪談話をしたことがあった。その話は今でも記憶に残っている。「それは、真っ暗な夜のこと。遠くでお寺の鐘がゴ〜ンと鳴り響いている。あたりには、どこからともなく異臭が漂っている。と、ギィ〜という音を立てながら扉が開く。開いた扉から、手がニュ〜ッと伸びてくる。ああ。そして、叫び声が、『かあちゃ〜ん [続きを読む]
  • 「秘密」はゼッタイに守ると言うけれど...
  • 寺山修司氏が逝去して久しい時が経つが、今でも彼の著書を読むことがある。筆致は軽妙、その発想たるや奇抜で、行き詰まった時に発想の転換になるので、時々、パラパラとページを繰ったりする。彼の著書の場合、机に向かって読むというより、たいていは寝転んで拾い読みをする。それが正しい寺山修司の読み方のような気がする。今日、そんな彼の著書の中に「人間の体ってのは『言葉の容れ物』にすぎないし、出し入れ自由である」と [続きを読む]
  • ちょっと遅れたり間に合わないのもご愛嬌
  • 「誰がこんな言葉をつくったんだ?」と思うような言葉がある。そう思えるものの一つが「ハンドルの遊び」。クルマのハンドルは、ハンドルを回せば、すぐに足回りに反応が起きて、右でも左でも曲がるという風にはつくられていない。右にきったり、左にきるにあたって少しの空白がある。その空白のことを「遊び」という名称がつけられている。ハンドルがすぐに反応しない部分があることになるが、この空白があるが故に、スムーズにハ [続きを読む]
  • 適当に「はぐらかして」逃げるしかない
  • 人間、追及されるとはぐらかして逃げたい思いに駆られるようだ。追及をするのは男性よりは女性の方が一日の長。小説家・林真理子に両親の喧嘩話が出てくるエッセイがある。母親の舌鋒鋭く論理立てて「ぐうの音(ね)も出ない」ほどに父を追及するというもの。キャンキャンと噛み付くように言われても「うるさい」の一言で片付けられたりすることもあるが、このような論理立って追及されること、男性にとっては、これが一番痛い。中国 [続きを読む]
  • 答え方一つで運命の扉が閉じたり開いたり
  • ユーモア(humour)という言葉はラテン語の"Umor(体液)" が語源だという。中世の医学では、人間には、血液、粘液、黄胆汁、黒胆汁の四つの体液があるとされ、その体液には、それぞれ気質があり、血液は快活、粘液は鈍重、黄胆汁は怒りっぽさ、黒胆汁は憂鬱を生み出すものと言われていた。これらが、バランスよく取れた状態が、気分の円満状態。そんな状態がユーモア(humour)。時代の変遷と共に、気分や機嫌を表わす意味に使われるよ [続きを読む]
  • ♪ Mama~, Do you remember...
  • 時々、デパートなどで「鉄道忘れ物市」なるものが開かれている。鉄道の列車や駅で忘れたもので、保管期限を過ぎた遺失物が販売されている。元手もかかっていないせいか、さすがに超激安。それらを見て回ることがある。遺失物を前にした時に、ふと、遠い過去を思い出すときがある。それは、わが息子がまだ8歳ぐらいの頃、一人で、興味がある史跡を歩きたいと言った。ちょっと不安にも思ったが、自分で電車の時刻表を読み、行きと帰 [続きを読む]