まさきつね さん プロフィール

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まさきつねさん: 月船書林
ハンドル名まさきつね さん
ブログタイトル月船書林
ブログURLhttp://maquis44.blog40.fc2.com/
サイト紹介文フィギュアスケートの話題を中心に芸術を語る
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 124日(平均0.9回/週) - 参加 2010/08/19 07:20

まさきつね さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 仮面の下の吐息
  • ☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆◇◇◇◇◇若者の青仮面の下につくといきふかみ行く夜をいでし弦月(宮沢賢治)◆【朝のように、花のように、水のように 其の壱】【朝のように、花のように、水のように 其の壱弐】【空中庭園の散歩 其の拾八 女王はもう森で踊らない】バンクーバー五輪前シーズン、フリープログラムだった『仮面舞踏会』は翌年ショートバージョンになって持ち越された。まさきつねの記憶では、五輪 [続きを読む]
  • 銀色の雨
  • 何を刻むstargazer星屑の軌跡の淋しきひとの恋しき白鍵におどる左手 花冷えの闇に燦(きら)めくショパンのトリル空からは銀色の雨の一滴(ひとしずく)汝(な)が去りし後のバスの停車場ゆめはゆめと知りつつながむ白昼の回廊ぬけて黒揚羽(くろあげは)とぶブロッコロゆでこぼす朝気づく余白 旅びとゆけるあとの食卓◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • 六月の短歌 其の四
  • (メダルド・ロッソ『この子を見よ』1906?1907年)初夏や紫陽花咲きぬ大理石(なめいし)の裸形の美女の像をめぐりて(堀口大學『パンの笛』).。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. 妖艶かつ絢爛たる言葉を駆使する詩人の目は、石から彫り出された美を初夏の花影にとらえる。新しい「自然」の創造、それが芸術。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • 祈りとしての舞踏
  • ☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆◇◇◇◇◇ボードレールの祈り、両手を合わせての、真実の、率直な祈り、ロシア人の祈りのように不器用で美しい祈り。彼がここまで来るのは遠い道のりでした。彼はその道を膝をつきながら這いながら進んできたのです。(ライナー・マリア・リルケ『書簡1903年7月18日ルー・アンドレアス-ザロメ宛』)◆浅田選手の2008年から二シーズンに渡るプログラム『仮面舞踏会』へのオマージュであ [続きを読む]
  • 夢の香りのタンゴ
  • ☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆◇◇◇◇◇No mistakes in the tango, not like life.It’s simple. That’s what makes the tango so great.If you make a mistake, get all tangled up, just tango on.タンゴに間違いはない。それが人生とは違うところ。実に簡単。それがタンゴの素晴らしいところさ。たとえ間違えても、足がもつれても、踊り続ければいい(『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』)。◆ 偏愛のエキシ [続きを読む]
  • 凍れる星の王子の薔薇 其の弐
  • Welche Musik soll an Ihrer Beerdigung gespielt werden?「ご自分の葬儀で流したい曲があるならば?」Die ?Vier Jahreszeiten? von Vivaldi. Das Stück begleitet mich schon mein ganzes Leben. Als ich klein war, lief meine Schwester eine Eislaufkür dazu - es erinnert mich an meine Kindheit. Dann war es 2006 meine Musik, als ich WM-Gold und Olympia-Silber gewann.「ヴィヴァルディの『四季』でしょうね。この [続きを読む]
  • 凍れる星の王子の薔薇 其の壱
  • ◇◇◇◇◇☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆インタビュアー:On vous surnomme Le petit prince etvous aimez aussi particulierement le livreeponyme d’Antoine de Saint-Exupery.A la fin du livre, le petit principe meurt dumal du pays...あなたには「星の王子さま(小さな王子)」というあだ名がありますね。そしてあなたもあだ名の由来であるサン・テグジュペリの本が大好き。でも本の最後で星の王子さまは、 [続きを読む]
  • 暗渠
  • なにもないなにもなかつた裏切りとむらさき木槿(むくげ)のほかにはなにもほろびしものの名前も知らず飴色の琥珀にとどまる時間(とき)のたしかさ帰らぬ日帰らぬ時よ夕刻の埠頭の霧に溶けるロング・グッドバイ喪失は底ぬけのやみ 蒼穹をはろばろとゆく雲のひとつ影都市をくぐる暗渠(あんきょ)の水の音を聴く夜ふかまれば花落ちむとす◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • 少女が大人になるとき
  • ☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆◇◇◇◇◇悲しみよ さようなら悲しみ こんにちは天井のすじの中にもお前は刻みこまれているお前はみじめさとはどこかちがうなぜならいちばん 貧しい唇さえもほほ笑みの中にお前を現す悲しみよ こんにちは欲情をそそる肉体同士の愛愛のつよさからだのない怪物のように誘惑がわきあがる希望に裏切られた顔悲しみ 美しい顔よ(ポール・エリュアール『直接の生命』)◆2007年−2008年 [続きを読む]
  • 火の粉
  • カメリアを浮かべた盥で顔を洗う汽車で旅立つ日曜の朝火の粉散らし飛行船燃ゆ空の下 青年将校が交わすくちづけ水銀柱ではかれない恋の圧力は吸い殻の散らばる寝床の情事青い夜 回転木馬と白い月 初恋のきみと五月の森で庭の鍵がみつからぬ夢の涯にこそアナーキストの恋も終わりぬ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • 五月の短歌 其の伍
  • (ジャクソン・ポロック『Number 1A』1948年)松の葉の葉毎に結ぶ白露の置きてはこぼれこぼれては置く(正岡子規『竹乃里歌』).。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. .。..。. 虚子の計らいで臥室の窓に入った硝子。病で寝たきりのまま、景色を洞察する歌人の目に、緑は滲み、涙のごとき露はこぼれる。◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ [続きを読む]
  • チャルダッシュの嘆き
  • ☆*・゚゚・*:.。..。.:*・゚☆゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*☆◇◇◇◇◇ またぞろ、過去記事を整理していると、真央さんの新しいニュースが飛び込んできた。日本スケート連盟が主催する平成28年度優秀選手表彰祝賀会で、真央さんに連盟初の特別賞を贈ったというものだった。◆【浅田真央さんに特別賞「失敗恐れず前進したい】(2017年4月27日21時54分日刊スポーツ) 今月現役を引退したフィギュアスケート元世界女王の浅田真央さん(26)が2 [続きを読む]
  • 美し国の水の物語
  • 今朝一滴の水のすきとおった冷たさがぼくに人間とは何かを教える魚たちと鳥たちとそしてぼくを殺すかもしれぬけものとすらその水をわかちあいたい(谷川俊太郎『朝』)◆浅田選手引退後の予想記事が引きも切らない。記事の内容は玉石混淆で、明らかに悪意のある駄文も多いが、ファンの数だけアンチが騒ぐのも今に始まったわけではないので、それだけ彼女の人気の高さが今更のように窺い知れるというものだろう。その中で、再スター [続きを読む]
  • 復活するプリマヴェーラ
  • 三美神(グラツィア)が楽しげに集い美神(ベルタ)は髪を花冠で飾る好色な西風(ゼフィロス)は花の女神(フローラ)の後を追い緑なす草は花咲き乱れる陽気な春の女神(プリマヴェーラ)も欠けてはいない彼女は金髪と縮れ毛をそよ風になびかせ無数の花々で小さな花冠を結ぶ(アンジェロ・ポリツィアーノ『馬上槍試合』)◆四月は復活祭である。日本の春には欠かせない桜の季節は終わってしまったが、陽はぽかぽかと温かく、西風も [続きを読む]
  • 前に進むだけ
  • 一歩ふみだすためにどうしたらいいかって?どうしようかと思うこと自体がおかしいんだよ。やりたいことがあるならやればいい。(酒井雄哉大阿闍梨)◆浅田選手引退の報道に、多くのスケート関係者のみならずさまざまな分野のアスリート、著名人が、世界中からコメントを寄せていると、連日メディアが伝えている。浅田選手の国際的な人気は推して知るべしということだろうが、彼女の存在はもはや、フィギュアスケートというスポーツ [続きを読む]
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