管理栄養おたぬき さん プロフィール

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管理栄養おたぬきさん: 言い訳しながら報告します
ハンドル名管理栄養おたぬき さん
ブログタイトル言い訳しながら報告します
ブログURLhttp://sinsyu004.blog112.fc2.com/
サイト紹介文現役の学校栄養士の日記です。
自由文懐かしいだけじゃもったいない!今の給食ってどうなってるの?を写真&イラストを中心に、日々の報告を言い訳たっぷりに綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2010/08/30 21:06

管理栄養おたぬき さんのブログ記事

  • 水と換気
  • あれだけ乾燥してた冬が過ぎた途端、今度は湿度との戦いが待っている。給食室で必須なのは色々あれど、水と換気。これは切っても切れないものになる。水はあらゆるものを洗ったり作ったりで欠かせない。そして換気は湿度と匂いと危険を回避するために必須。でかい換気扇は、そりゃあ存在感いっぱいの音を出す。最新式はレンジフードのところから吸い込んだりと賢いけど、昭和の給食室にそれを望むべくもなく、旧式のプロペラぶんぶ [続きを読む]
  • 床掃除
  • 1日の作業は床掃除で終わる。食べたら片付ける、という基本は仕事でも家庭でも一緒。仕事で違うのは、排水溝が床にあることだろう。最新式の給食室はどうなってるのか知らないけど、昭和の給食室はコンクリートの打ちっ放しの床、そして排水溝が縦横にある。この排水溝のフタ(金属)を開けて溝をデッキブラシで洗うと、作業終了となる。ここを洗わないとどうなるか?答えは簡単、排水溝もフタもヌメヌメ。そりゃもう考えただけで [続きを読む]
  • 桜エビごはん
  • 5月になると魚だって旬と呼ばれるものが仰山出てくる。その1つに、関東では静岡県(駿河湾)の桜エビがある。桜エビというと干してお好み焼きやかき揚げに入れたりするのがポピュラー。給食でも焼きそばに入れることもある。しかし、旬の今、釜揚げ桜エビを使った桜エビごはんなんてのも登場しちゃう。このところ漁獲量が安定しないのか、すんげえお高くなっていて唸ってしまうのだけど、今年は後先考えず、久しぶりに桜エビごは [続きを読む]
  • 怒られた
  • ある日の給食時間。1年生の教室を回っていたら、1人の男子生徒が「熱ッいよ!これ、おかしいよ!ダメだよ!熱い熱い!」血相を変えて叫びまくっている。尋常じゃない騒ぎ方を聞いて、ちょいと焦りながら「どうしたの?」と詰め寄ると、こんなに熱いもの食べたら火傷しちゃうよ、食べられないよ!と訴えまくってくる。その日の給食はパンとグラタンだった。大規模校だとグラタンを焼き上げるのにオーブンを何回転もしないといけな [続きを読む]
  • 青空に鯉のぼり
  • 青い空、白い雲、鯉のぼり。ブラボーなトリオ、そして程よい風で、しみじみ見入ってしまう。今年のゴールデンウィーク中、久々に記事を毎日アップしようじゃないか。そう思ったけど、何しろ根っからのズボラー。しこしこ記事は書けない(話題があっても思い出せないし)頭に浮かんだのは、ほぼ毎年のように鯉のぼりの写真を撮ってるのにアップしたりしなかったり。よしっ!鯉のぼり祭りだ!というナイスアイディア(手抜き、ともい [続きを読む]
  • メザシ鯉のぼり
  • ぎょうさんの鯉のぼり。惜しいっ!無風状態の鯉のぼりはさながらメザシ状態。少しでもなびいていたら、ねえ。さらにあわよくば、菜の花とサクラと鯉のぼりのトリオだったら、これぞ日本。ほのぼの系、ということでまとめましょう。 [続きを読む]
  • 後継の鯉のぼり
  • 中庭にあった、程よい大きさの鯉のぼり。この釜の後継は安泰かな。それとも、全く別の道を行くんだろか。そんなことは関係なく、男の子が元気で過ごしている家。それでで十分、と言ってる気がした鯉のぼりでございました。 [続きを読む]
  • 半端な鯉のぼり
  • なんとも半端な・・・もう少し右から撮れてたら、というのは分かってる。(木が邪魔だったんだろか?道がなかったのかな?)風もやる気があるんだかないんだか。(こればっかは時の運)思うようになびいてくれない、それも鯉のぼり。 [続きを読む]
  • 雨のち筍
  • 竹に旬と書いて筍。この季節ならでは旬の食材、筍(新筍)はその筆頭じゃなかろうか。筍ご飯や若竹煮、天ぷらも美味しいし、採りたての春の筍の香りと食感は幸せを感じてしまう。給食でも筍ご飯は必ず1回は登場する。しかし問題は、茹でた後にしばらく放置するという下寄りが必要なこと。以前であれば前日に下処理をして翌日使うこともできたけど、今は当日配送で当日使用だからこれができない。必然的に「水煮にした筍を買う」に [続きを読む]
  • 登録商標
  • 給食で下茹でした野菜となめたけを合わせる「なめたけ和え」を作った。 えのき茸をカットし、醤油と砂糖で加熱するだけ。雑に言えば材料3つとコンロさえあれば幼稚園児でも作れてしまうのがなめたけ。 英語でも「enoki」と呼ばれるえのき茸は、姿かたちも味も悪意を感じさせないからか、他のキノコに比べると生徒たちも受け入れやすいようだ。 キノコと言えば秋?と思ってたのだけど、自然界ではえのき茸の旬は冬。それもある [続きを読む]
  • 濡れ衣
  • 調理をする時、ちょっとしたコツを必要とすることがある。落とし卵(ポーチドエッグ)は卵が散らばらないように少量の酢を茹で水に加える、煮物は火を止めて味を染み込ませる・・・などなど、いわゆる「おばあちゃんの知恵」的な要素も含め様々ある。その「おばあちゃんの知恵」が今では科学的な根拠で示され、「やっぱり昔の人はすごい!」となることもしばしば。和食というか日本人以外で食べるのか?という食材にコンニャクがあ [続きを読む]
  • 体操着
  • いっ時、都立高校では制服なしという時期があった。理由はなんだったんだろか、全く範疇外のことなので正確な理由は知らないけど、それがいつの間にかすっかり復活し、今では制服のない高校生活はほぼ考えられないだろう。制服でないとダメな理由はなんだろか?そんな理由をオバちゃんがしみじみ考える必要もないし、高校生だけでなく中学生でも新しい制服に身を包んでる姿は本当に眩しい。しかし、制服がこれだけオシャレになって [続きを読む]
  • 食材を祀る
  • 新学期が始まり、給食もまた始まる。日々の食事ができるまでに様々な人の手が関わり、感謝して食べましょう。これは食育の基本となること。でも最も感謝すべきことは、いうまでもなく食材そのもの。感謝の気持ちは形にこだわることはない、というのも正論だろう。でも、日々の生業と命を支えてくれるものに形で祀り表すのも大事だと思う。さて、今年の1年生たちは黙々とガツガツと食べてくれるだろうか。そうなるように給食のおば [続きを読む]
  • ハンカチーフ
  • 「木綿のハンカチーフ」という歌をご存知だろうか?太田裕美さんが歌った昭和の名曲の1つで、大ヒットした曲。先日、スーパーでかかっていて久々に聴いちまったワタクシは、レジも済ませているのに袋を持ったまんま最後まで聴いちまったぜ、ありがとう、西友!この曲のタイトルは、ハンカチでも、ましてやハンケチでもダメで、絶対にハンカチーフでなきゃいけないと思わせる何かがある。身近な持ち物のハンカチだけに、ちょっとし [続きを読む]
  • 振り出しに戻る
  • 21世紀の今、転職は全く珍しいものではなくなった。有名企業に勤めたとしても、あっという間に辞めることだってある。思えば10代に「やりたいこと」を見つけられる人はどれだけいるだろか。天職だと思ってついた仕事だっていざやって見たら違う?と気づいて悶々、体調を悪くして退職なんてことだってあるはず。つい先日も卒業生が遊びにきて、大学を中退してパティシエの学校に行くと話してた。そうやって自分の目的が見つけら [続きを読む]
  • 算数
  • あっという間に1年が過ぎてしまう。今更だけど本当にそう思える、いやいや、思うなんて生易しいものじゃあない。本当にそうなのだ、と言い切るしかない。生徒たちにとっては進級や進学を控えた春休み。学校では入学式や新学期の準備で、大人たちはとっても慌ただしい時期となる。給食も例外でなく、何がといえば正確な発注数がいつになったら出るのか。これがとっても気になる。3月末から4月初めはお勤めの方であれば転勤や異動 [続きを読む]
  • コーヒー
  • チビッコの頃、コーヒーをブラックで飲むなんてありえなかった。そもそもとして昭和のチビッコおたぬきはコーヒーといえばインスタンであり、砂糖をたっぷり入れ、親の懐が温かい時はクリープ、そうでなければ植物性の粉末クリープもどきを入れるのが定番だった。これはひとえにコーヒー独特の苦味がチビッコにとってはキョーレツだったからだろか。給食でコーヒーゼリー(もちろんインスタントで)を作ると、少数派の意見を除く大 [続きを読む]
  • リクエスト
  • 卒業式を控えた3年生たち。妙に気が抜けたのか、それとも気が楽になったのか。おそらく両方だろうけどなんとなくウキウキしてる気もしてる。そんな彼らがよこしたリクエスト献立は、揚げパンに鶏の唐揚げ、スパゲッティナポリタン、イチゴゼリーとオコチャマ丸出しで、思わず見た瞬間に笑ってしもうた。普段はこれらの献立が一気に並ぶことなぞまず無い。予算もあるし何より1000kcalオーバーも甚だしい。が、ここは卒業のお祝いっ [続きを読む]
  • カギ騒動
  • ホテルやマンションのオートロックは今では全く珍しくないものになった。普通の一戸建ても暗証番号で解錠、鍵にしても様々なタイプがあるという。しかし言わずもがな、私の勤務する昭和の学校はアナログなガチャガチャ回す鍵。その鍵の数たるや、キーボックスをパンパンにさせてもまだ足りないってくらい仰山ある。給食室の鍵も当然このタイプを使ってるのだけど、建て付けが悪くなっているのだろう、普通に鍵を差し込んでも回らな [続きを読む]
  • きな粉の色
  • 大豆の加工品は仰山ある。豆腐を筆頭に、高野豆腐、おから、納豆、豆乳、醤油に味噌などなど、挙げだしたらきりがないくらい出て来るのが日本の食卓。そしてここにきな粉も加わる。私が作る献立では、きな粉はバターと砂糖を混ぜたものを食パンにつけて焼く、「きな粉トースト」として使うことが多い。他には葛餅や白玉団子にまぶしたり、豆腐ドーナッツの周りにまぶしたり。いずれにしても、ウンウン言いながら献立を作っている時 [続きを読む]
  • カカト事情
  • 踵(かかと)がありえないくらいカチカチ、バリバリ、ガサガサになっている。靴下を脱ぐときバリバリと音がするほどで、時にはガサガサに靴下が引っかかりうまく脱げない。思わず自慢したくなるほどのカチガサバリバリ具合だけど、自慢する話でも人様に公言するような話でもない。去年の暮れに口の周りのカサカサで皮膚科にかかった時、ついでだと思い「あのぉ、かかとがすごいんすけど」と相談すると、医者が一言、「じゃ、見せて [続きを読む]
  • シェフ・ワトソン
  • ご存知の方もいると思うけど、「シェフ・ワトソン」彼はIBMが2011年から開発している、「創造のできる人工知能AI」のシェフ。 このAIシェフは食材や調理法の提案をする人工知能であり、「人工知能が料理を創造するのに必要なのは、「質」=おいしさ、「新しさ」=味わったことのない驚きを作り出せるかどうか」と書かれたものを読んだ時、なるほどと思った。実際に彼の提案した料理を作った料理人には「思いもしなかった組み合 [続きを読む]
  • 闘う玉ネギ
  • 玉ネギ、人参、じゃが芋は給食の三種の神器と呼べるくらい使用頻度が多い。 和洋中どんな料理でも使えるし、調理方法も選ばない、価格もほぼ1年を通して安定しているので使いやすい。まさに神ってる食材と言えるだろう。 しかし玉ネギはいざ包丁を入れると同時に泣きが入り、流す涙でヒトから闘争意欲をなくさせるツワモノ。 玉ネギを噛んだりスライスして傷つけると、玉ネギの細胞はやられた!と察知し酵素(催涙物質は、syn-プロ [続きを読む]
  • シェフ
  • 献立作成はパソコンソフトを使っている。 チャッチャと計算をしてくれて、何時であろうと文句ひとつ言わないのだから、電卓をはじき成分表をめくってた時代にはもう戻れない、とつぶやいてしまう。 そもそも献立や料理は身近にある食材の組み合わせであり、食べておいしいかまずいか、好きか嫌いかなどをもとに2回目3回目の登場があるか、それっきりでサヨナラとなるのか。味覚の経験値と組み合わせの創造力が日々の料理の根本に [続きを読む]