KATARA さん プロフィール

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KATARAさん: Novel & Scenario (小説と脚本)
ハンドル名KATARA さん
ブログタイトルNovel & Scenario (小説と脚本)
ブログURLhttps://ameblo.jp/novel-scenario/
サイト紹介文片思いの相手から紹介されたのは変なヤツ…シナリオ< 天使と悪魔とエトセトラ >完結・公開中
自由文東京に連れ出された不登校の少女…シナリオ< Joker >完結
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供437回 / 365日(平均8.4回/週) - 参加 2010/09/21 19:37

KATARA さんのブログ記事

  • #シナリオ 【 Joker 】 −43−
  • ●馬場家・外観 佳代「(来て)ここ」 沙織「へぇ、雰囲気あるね」 佳代「(玄関の戸に鍵がかかってない。入って)ただいま」 沙織「こんにちは」 浩介の声「はーい」 奥から小鉄が来る。 佳代「(なでて)叔父さんいるの?」 沙織「君が小鉄君か」 浩介「(書斎から来て)おお、いらっしゃい。どうぞあがって」 沙織「お邪魔します」 佳代「1時すぎじゃなかった?」 浩介「ああ、早く終わってね。買い物は?」 佳 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −42−
  • 沙織「ともだちからはなんか来る? LINEとか電話、中澤さんとか」 佳代「ううん」 沙織「忙しいのかな、夏期講習。そう言えば駅前の進学塾あったでしょ。どうしようかって言ってた」 佳代「うん」 沙織「あそこの先生は来たくなったらいつでもって。途中からでも全然かまわないって言ってた」 佳代「勉強はいいよ」 沙織「いいって?」 佳代「なんか中学の勉強でママ憶えてる?」 沙織「そりゃ、ひと通りのことは」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −41−
  • ●同店内(時間経過) 注文後ドリンクバーから戻ったところ。 佳代「叔父さんと私と半々。締切で忙しい時は私がつくったり」 沙織「へぇ」 佳代「なんでも食べたいの買ってこいってお金もらって」 沙織「ここらのスーパー?」 佳代「今日もその分もらった。ママ泊まるならその分多く夕飯のおかずって」 沙織「そう」 佳代「泊まる予定?」 沙織「そうしようかな」 佳代「じゃあ食べたら買い物――荷物あるか」 沙織「 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −40−
  • 佳代「パンとか牛乳とかだし」 沙織「野菜は? ヨーグルトとか」 佳代「食べる時もあるけど」 沙織「毎日とらないとダメなんだけどな」 佳代「それから洗濯して」 沙織「自分で?」 佳代「叔父さんにやらせないよ」 沙織「まぁね」 佳代「部屋干しして。その前に掃除して」 沙織「毎日?」 佳代「できるだけ。犬いるし」 沙織「なんだっけ名前」 佳代「小鉄」 沙織「今日も掃除した?」 佳代「一応」 沙織「勉強 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −39−
  • ●駅前(翌日・昼前) 人々のにぎわい。セミの声。駅の時計が11時。 改札近くに佳代がいる。沙織を見つける。沙織はハンドバッグとお土産の入った紙袋、佳代の着替えが入ったバッグを持っている。 沙織「(改札を出てきて)暑いねぇ」 佳代「お疲れさん(バッグを持とうとする)」 沙織「いーいー。じゃあこっち持って(紙袋)」 佳代「うん」 沙織「焼けた?」 佳代「うん」 沙織「千葉の海で?」 佳代「あとプール」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −38−
  • 拓真「俺こっちだから。じゃあまた」 佳代「うん」 拓真「おやすみ(走っていく)」 佳代「おやすみなさい。気ぃつけて」 拓真「ありがと(振り向いて言い走り去る)」 佳代「――」●馬場家・外観 佳代がスキップで帰ってくる。玄関をあけて小鉄を先に入れる。●玄関 小鉄用タオルで足を拭いてやる佳代。鼻歌。 浩介「(書斎から来て)おかえり」 佳代「ただいま」 浩介「いいことあった?」 佳代「なん [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −37−
  • 佳代「14です」 拓真「中学生?」 佳代「9月に15で」 拓真「へぇ。近くなの家は。実家。実家ってのも変か」 佳代「あ、栃木、宇都宮で」 拓真「そうか。いつまでこっちに?」 佳代「ええ――」 拓真「いや馬場さんち、叔父さんちに夏休みって言っても、そんな長くいるかなってこのまえバイバイしたあと思って」 佳代「あぁ」 拓真「『また』って言ったけど会えないんじゃって。でも会えたから」 佳代「しばらく、しば [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −36−
  • ●スカイツリー(翌日) その麓のにぎわい、展望台からの眺めなど。浩介と佳代と有希が来ている。●浅草 雷門や仲見世のにぎわい。3人がいる。●水上バス 隅田川を下る。デッキで眺めている3人。レインボーブリッジをくぐる。●夜道 ジョギングしている拓真。先日の場所に近づき佳代と小鉄に気づく。 拓真「あ、こんばんは(とまる)」 佳代「こんばんは」 拓真「また会ったね(かがんで小鉄をなで) [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −35−
  • ●馬場家近くの道(夕方) 有希の家の車が来る。停車して佳代が降りる。手を振り別れる。●馬場家・茶の間 浩介と佳代がカレーとサラダの夕飯。●夜道 佳代が小鉄の散歩をしてる。昨日拓真と会った場所に来る。キョロキョロしグズグズし、小鉄が行こうとするのをとめる。●夜空 雲間が光る。遠雷。●夜道 近づいてくる雷鳴に怯えた小鉄が尻尾を巻いてクーンクーンと鼻を鳴らす。佳代がしゃがんでな [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −34−
  • ●脱衣所 佳代が洗濯機を回している。●茶の間 浩介が掃除機をかけている。小鉄の毛を吸う。●佳代の部屋 洗った下着などを部屋干しし扇風機を当てる。●風呂場 浩介が掃除してる。●茶の間 佳代が勉強してる。●書斎 浩介が昼寝してる。●庭 草木に雨滴。雨はやんでいる。●玄関 有希「(スイカを持ってきて)スイカ買ってきたよー」 小鉄が迎える。●茶の間 3人が [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −33−
  • 佳代「誰が来ても平気?」 浩介「ん?」 佳代「絶対ブレない?」 浩介「誰が来んの」 佳代「広瀬すずとか」 浩介「俺に来んの? いやいや、広瀬すずって、まだ子供じゃん」 佳代「ガッキーとか」 浩介「ガッキーか。ガッキーねぇ。うーん(悩む)」 佳代「有希さんにもマツジュンとか」 浩介「お、それは強敵。まぁギリ勝つかな」 佳代「完敗っしょ」 浩介「ていうかなんのハナシしてんの朝から。なんだっけ元々」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −32−
  • 佳代「散歩してると知り合いできない?」 浩介「知り合い?」 佳代「おんなじように犬の散歩とか」 浩介「あぁ、たまにね」 佳代「どういう人いる? 犬仲間」 浩介「まぁいろいろ。誰かに絡まれた?」 佳代「(ドキッとして目を伏せ)ううん」 浩介「近所の人になんか言われた?」 佳代「別に。なんで?」 浩介「このまえ誰だって佳代のこと聞かれた。娘いたんかって」 佳代「へぇ」 浩介「ジジババは気になるらしい [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −31−
  • ●LINE画面 沙織からのメッセージが来ている。 〈梅雨明けしたね。変わりない?〉 〈今日学校に呼ばれて通知表を取りに行きました〉 〈先生は学校に来たくない理由がわからないと言ってました〉 〈気が向いたらいつでも帰ってきてね。待ってます〉 〈パパは来週の土曜バンコクから帰国します〉●佳代の部屋 寝床でスマートフォンを見ていた佳代。憂鬱な顔でスマートフォンを持つ手を下ろす。●馬場家・庭( [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −30−
  • 拓真「さわっていい?」 佳代「うん」 拓真「(しゃがんで手のにおいを嗅がせ、それからなでる)名前なんていうの」 佳代「小鉄です」 拓真「あ、馬場さんちの?」 佳代「あ、はい」 拓真「やっぱそうか。なんか似てんなと思ったんだ」 佳代「はぁ」 拓真「元気だったか小鉄ー。ひさしぶりだなぁ。ヘヘヘ。前によく一緒になってね、散歩の時。うちにもちょっと前まで犬がいて。オスのシバ。小鉄と仲よくしてもらって。な [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −29−
  • ●台所 有希と佳代がパン生地をこねている。 有希「実はパン屋さんになりたかったんだよねぇ私」 佳代「なんでやらなかったの?」 有希「朝ダメなの全然。基本夜型」 佳代「あぁ、なんでパン屋って朝早いんだろ」 有希「でしょう? 夕方から開店て店あっていいじゃんね。夜はパン食べないから?」 佳代「今そんなことないと思うけど」 有希「だよね? いっちょ考えてみっか」 佳代「お店?」 有希「資金いるな。あと [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −28−
  • 浩介「素質ってのはあるんだし。最初から可能性なんて限定されてる。進める方向決まってる」 有希「通じないか塊魂。そう思ったけど言いたくなっちゃうんだよねどうしても」 浩介「親父ギャグ?」 有希「そうそう、我慢できない」 浩介「自分のために言うんだしな。だからウケなくても全然平気」 有希「まずいね、レベル落ちてる。はた迷惑」 浩介「そんな話じゃねんだよ。なんだっけ」 有希「可能性?」 浩介「そうそれ [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −27−
  • ●太陽 真夏の陽射し。セミの声。●馬場家・書斎 浩介がノートパソコンで原稿を打っている。 有希「(教科書を読みながら廊下を来て)浩ちゃん知ってた? 鎌倉幕府って今イイクニつくろうじゃないらしいよ」 浩介「あるあるだよそれ」 有希「マジ?」●茶の間 テーブルで勉強してる佳代。その隣りで有希が別の教科のドリルや教科書を見てる。 有希「これどういうこと(佳代に聞く)ちょっとここ教えて」 佳 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −26−
  • 浩介「編集がなかなかDVD寄こさなくて、今日帰ったら届いてた」 佳代「ふーん、おもしろい?」 浩介「どうかな」 佳代「新作でしょ。見ようかな(座る)」 浩介「眠くねーの?」 佳代「夕方寝ちゃったし」 浩介「そうか。じゃあ最初から」 佳代「途中でいいよ」 浩介「そんなわけいくか。話さっぱりわからんだろ」 佳代「うん」 浩介「流れが大事なんで。俺もどこまで見たか」 佳代「大変だね」 浩介「仕事だし」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −25−
  • ●鴨川シーワールド 3人がシャチやイルカのショーを見ている。●野島埼灯台 3人と1匹が観光してる。●フラワーライン●アウトレットパーク 3人が買い物してる。●流れる車窓風景 アクアラインを走行。だいぶ傾いた太陽。東京湾。●車内 後部座席で佳代と小鉄が寝てる。 有希「(バックミラーで見て)仲いいね」 浩介「うん」 有希「(あくびする)」 浩介「(つられてあくびし)やめろぉ、 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −24−
  • 浩介「まぁでもしょせん旅行者じゃん?」 有希「エラそうなこと言えないね」 浩介「そうそう。なんも言わんかったけど住んでる場所でずいぶん感覚違うんだろうな、変わるんだろうなって」 有希「話が違うけど津波っていうかあの地震、震災の直後で思い出すのはさ」 浩介「うん」 有希「花見を自粛ってあったじゃない、東北以外の場所で」 浩介「あぁ、あったね」 有希「その動きに自粛なんて意味ない、被災地のお酒買うと [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −23−
  • ●海(朝) 晴れ渡り水平線がはっきり見える。 浩介の声「(先行して)ここらに住むのもいいな」●海岸通り 浩介の車が走ってくる。 浩介の声「のんびりしてて、魚はうまいし。どお?」●車内 有希「うちのマミーいるうちはねぇ」 浩介「そうだな」 有希「年寄りひとりにできんし」 浩介「一緒に連れて来ちゃう?」 有希「ともだち地元しかいないし。あの歳で新しくってのもね」 浩介「うーん、じゃあ俺ら [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −22−
  • ●昇降口 下校時間。佳代がひとりで来る。クラスメイトの男子生徒、青柳斗真がジャージ姿で校庭の方から来る。 斗真「あ」 佳代「(好意を寄せる相手だが笑顔なくうなずき、すれ違う)」 斗真「暗いな」 佳代「え?(振り向く)」 斗真「(目をそらし)三浦っていじめられてんの」 佳代「――」 斗真「ま、いいけど(行ってしまう)」 佳代「――」 沙織の声「(先行して)行きたくないってなに。また具合悪いの?」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −21−
  • 浩介「しばらく預かるって言って来たんだけど――しばらくってどのぐらい? 普通。1週間? 1ヶ月? 数ヶ月?」 有希「うーん、まぁ半月以上?」 浩介「だよな、せいぜい」 有希「なんてお母さん」 浩介「1週間いればって」 有希「ふーん」 浩介「正確には1週間経ってない。5日。それを都合よく――まぁそんなもんだ、みんな(佳代を見る)自分にいいように解釈して、思いたい方に話をつくって、だから食い違う。揉 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −20−
  • 沙織「明日そっちに行こうと思ってたんだけど」 浩介「東京?」 沙織「帰ってくるのいつ」 浩介「夜かな。せっかくだから夕方まで遊んで」 沙織「ほんとに」 浩介「なんかのついで? 東京」 沙織「違うよ。佳代の迎え」 浩介「迎えって」 沙織「もういいでしょ、1週間いれば」 浩介「(指で数え)まだ5日目だけど」 沙織「しばらくって言ったじゃない」 浩介「だからひと月でもふた月でも」 沙織「ふざけないで」 [続きを読む]
  • #シナリオ 【 Joker 】 −19−
  • ●電話のやりとり・カットバック 沙織「(自宅リビングにいて)そう。勉強してる?」 佳代「なに?」 沙織「LINEしてもろくに返さないじゃない」 佳代「返したじゃんおととい」 沙織「ほんのちょっとでしょ」 佳代「なんか用?(立って窓の方へ)」 沙織「明日ママそっち行くから」 佳代「え?」 沙織「午前中には。浩介叔父さんに言っといて」 佳代「なんで」 沙織「1週間いれば充分でしょ」 佳代「来てもいな [続きを読む]