まべちがわ さん プロフィール

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まべちがわさん: いつまでもアメリカン。
ハンドル名まべちがわ さん
ブログタイトルいつまでもアメリカン。
ブログURLhttp://foreveramerican.blog89.fc2.com/
サイト紹介文恋愛感情に戸惑い、快楽に翻弄される男性同士を描くメンズラブ短編小説。R18含め100編を公開中です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2010/09/24 22:26

まべちがわ さんのブログ記事

  • 結論★(14/14)
  • 月曜日の夕方近く、部下たちがすっかり出払ってしまった部署内に困惑気味の三上さんの声が響く。「斎藤さん、K建設の鈴木さんという方からお電話が入ってるんですが・・・ [続きを読む]
  • 結論★(13/14)
  • 立ち上がったあいつが近寄ってきて、俺の隣に再び腰を下ろす。肩を抱かれた身体がそのまま彼の方へ引き寄せられた。「この間、和賀さんが言ってました」後頭部を撫でる唇の [続きを読む]
  • 結論★(12/14)
  • 目の前の男を壁に押さえつけ、無理やり唇を重ねた。突然のことに驚きつつ、その身体は具合の良い体勢を取ろうともどかしげに動く。時折息継ぎをしながら徐々に舌を深く沈め [続きを読む]
  • 結論★(11/14)
  • 「もし、前の課長がああいう形で辞めていなかったら、グループ目標は達成できていたと思いますか?」テーブルの向こうに座る人事部長は、苦々しい表情を崩すことなく尋ねて [続きを読む]
  • 結論★(10/14)
  • 9月も終盤に差し掛かった週末の夜、19時を回ろうという頃合いに席を立つ。以前は深夜まで残業することが当然という感覚で仕事をしていたが今の立場になってからは、出来る [続きを読む]
  • 結論★(9/14)
  • 「おはようございます」「おはよう。随分焼けてるねぇ」月曜日の朝、部署の面子が変わらず出勤してきたことに、軽く安堵を覚える。「とりあえず今朝のミーティングは10時か [続きを読む]
  • 結論★(8/14)
  • 鼓動はなかなか収まらず、身体中から汗が滴り落ちていく。隣の男はうつ伏せで、俺は仰向けでベッドに横になり、興奮を鎮めている。ふと触れた手を取り、指を絡ませた。「シ [続きを読む]
  • 結論★(7/14)
  • 他人の舌の感触があまりにも直接的な刺激を全身に加え始めると思わず吐き出した息に、情けなく甘い声が混じった。根元付近から這い上がるぎこちない動きは、性感を一瞬で満 [続きを読む]
  • 結論★(7/14)
  • 他人の舌の感触があまりにも直接的な刺激を全身に加え始めると 思わず吐き出した息に、情けなく甘い声が混じった。 根元付近から這い上がるぎこちない動きは、性感を一瞬で満たしてくれるものではない。 けれど緩慢な波は徐々に高くなり、身体を覆っていく。 著しく敏感になっている部分が、やがて執拗に舐られ 自分の置かれている状況さえ考えるのが面倒になってくる。  苦しげな音と共に、自らの性器があいつの口に吸いこま [続きを読む]
  • 結論★(6/14)
  • ユニットバスの方から聞こえてくる篭った水音を耳にしながら 邪魔なものを適当に避けただけの何となく片付いた部屋で、ぼんやりと煙草をふかす。 これからするであろう行為に、不思議と嫌悪感は無かった。 ただ、完遂できるだろうか。 俺はあいつをアテに自慰行為をしたことも無いし、その辺りのイメージがあまりにも朧ろげだ。 セックス自体も相当ご無沙汰で、役に立つのかも分からない。  ドアが開き、閉まる音が聞こえる。 [続きを読む]
  • 結論★(5/14)
  • 各々の近況報告や彼の引越し先の話をしている内に、時計の針は随分と進んでいた。 「こんなに飲んだの、すげー久しぶりかも」 やや呂律が怪しくなってきた男は、満足げな赤ら顔で背後の壁に寄り掛かる。 「あっちじゃ飲み会とか無いのか?」 「あるにはありますけど・・・あんまり率先して動く人もいないし」 ウーロン茶に口をつけ、ゆっくりと肩で息をした彼を見やりながら、少し、カマをかけてみた。 「・・・プライベートでは、 [続きを読む]
  • 結論★(4/14)
  • 自席に戻ったのは夜の7時半を少し回るくらいだった。 こんな時間にも拘らず、新着メールが3件届いており 受信トレイの最後に並ぶ『異動のご連絡』とのメールに、思わずハッとした。 差出人は、あいつだった。  タイトル通り、彼からのメールには、9月付で東京本社へ異動になる旨が綴られている。 所属は設計技術部 設計第2グループ。 ついさっき耳にした和賀の言葉が思い出された。 本社では営業専任であっても、支店に行けば [続きを読む]
  • 結論★(3/14)
  • 「好きになっちゃったんです。・・・だから、もう、ここにはいられない」 居酒屋独特の湿気た空気感と酒の匂いの中で、あいつは声を絞り出すように言った。 その言葉は冗談には聞こえず、当時の俺の気持ちを大きく戸惑わせた。  「・・・少し、時間をくれないか」 猶予を願い出た時点で、多分、俺の中にはある程度前向きな心情があったはずだ。 想いを諦めるという選択肢を選ばせないように、俺自身に変わる余地が無いかを探 [続きを読む]
  • 結論★(2/14)
  • 週の中日となる水曜日。 廊下の片隅に、正式な辞令が掲示された。 出社してきた社員たちはそれほど興味も無いらしく、俺も横目で見ながら通り過ぎる。 会社では特に辞令交付などの場を設けることも無く、こうやって貼り出されるだけなのが慣習だ。 加えて、今回は想定外の人事、あまり表沙汰にはしたくないのだろう。 俺としても、しばらく補佐として課長の仕事をこなしてきていることもあり 心機一転、という心持ちにはなれなかっ [続きを読む]
  • 結論★(1/14)
  • 辞表と書かれた封筒と一枚の便箋。 テーブルを挟んで向こうに立つ男は、顎でそれを指し示した。 小さく頭を下げてから、それを手に取る。 細かな字で綴られた文の最後には、上司である課長の名が記されていた。   「斎藤さん、我孫子部長が探しておられましたよ」 夕方、営業先から戻った俺に、営業事務の三上さんはそう声を掛けてくれる。 「部長が・・・?何の用事か言ってた?」 「いえ、特には。相変わらず元気なさ [続きを読む]
  • 猶予 (5/5)
  • 場を変えたのは、あいつだった。 急に立ち上がると俺の側へやってきて、瞬間、左肩を掴まれて壁に押し付けられる。 片方の手が、俺の頬に触れる。 何をされるのか、容易に想像できた。  あいつの前髪が、俺の眼鏡のレンズにかかる。 唇が触れたのはほんの数秒だったはずなのに、気が遠くなるほど長く感じた。 半ば呆然とする俺に向かって、あいつは低いトーンで言う。 「オレの、フェラして下さいよ。今、ここで」 血の気が引 [続きを読む]
  • 猶予 (4/5)
  • 「お疲れ様です。浅野です。ご無沙汰してます」 「お疲れ。久しぶりだな。・・・今、ちょっと良いか?」 「すみません、今上司と飲んでるんですよ」 あいつの声の後ろに、飲み屋の喧騒が聞こえてくる。 「でも、一時間くらいで済みそうなんで、終わったら電話します」 分かった、とだけ答えて電話を切った。  これで良かったのか? そう自問自答しながら、俺は例の書類を手に喫煙所に向かった。 定時を過ぎていることもあり、 [続きを読む]
  • 結論★(6/14)
  • ユニットバスの方から聞こえてくる篭った水音を耳にしながら邪魔なものを適当に避けただけの何となく片付いた部屋で、ぼんやりと煙草をふかす。これからするであろう行為に [続きを読む]
  • 結論★(5/14)
  • 各々の近況報告や彼の引越し先の話をしている内に、時計の針は随分と進んでいた。「こんなに飲んだの、すげー久しぶりかも」やや呂律が怪しくなってきた男は、満足げな赤ら [続きを読む]
  • 結論★(4/14)
  • 自席に戻ったのは夜の7時半を少し回るくらいだった。こんな時間にも拘らず、新着メールが3件届いており受信トレイの最後に並ぶ『異動のご連絡』とのメールに、思わずハッと [続きを読む]
  • 結論★(3/14)
  • 「好きになっちゃったんです。・・・だから、もう、ここにはいられない」居酒屋独特の湿気た空気感と酒の匂いの中で、あいつは声を絞り出すように言った。その言葉は冗談に [続きを読む]
  • 結論★(2/14)
  • 週の中日となる水曜日。廊下の片隅に、正式な辞令が掲示された。出社してきた社員たちはそれほど興味も無いらしく、俺も横目で見ながら通り過ぎる。会社では特に辞令交付な [続きを読む]
  • 結論★(1/14)
  • 辞表と書かれた封筒と一枚の便箋。テーブルを挟んで向こうに立つ男は、顎でそれを指し示した。小さく頭を下げてから、それを手に取る。細かな字で綴られた文の最後には、上 [続きを読む]
  • 托生(6/6)
  • 誰もいない仕事場の中で、いつもより作業が捗ったような気がする。予定していた事務作業も終わり、来週から始まる案件の予備資料まで作成できた。一段落着いたのは、土曜日 [続きを読む]
  • 托生(5/6)
  • 一次会を終えても、幾つかの集団は店の前に留まっていた。この後の店を選ぶ者、我関せずで帰途に就く者。分室の面子も、銘々の端末で次に行く場所を探しているらしい。「お [続きを読む]