あがた めのお さん プロフィール

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あがた めのおさん: フランスの田舎暮らし
ハンドル名あがた めのお さん
ブログタイトルフランスの田舎暮らし
ブログURLhttps://ameblo.jp/tsuguminokazoku/
サイト紹介文フランスの北ブルゴーニュ、ヨンヌ県のピュイゼ地方の生活をご紹介するブログです。
自由文日本ではまだあまり知られていないピュイゼ地方の地理と歴史について記事を投稿します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供258回 / 365日(平均4.9回/週) - 参加 2010/10/31 06:38

あがた めのお さんのブログ記事

  • 野良猫の親子
  • 今朝は気温が12℃。いちだんと寒くなりました。昨日の記事で触れた野性の母猫とその仔猫たちをご紹介しましょう。毎朝雨戸を開けると路地に待っていた母猫のミネット・グリーズが跳び上がって窓から入ってきます。 今朝は5時半にトラジニが外へ出してくれと起こしに来たのでめのおが下に降りてドアを開け、庭に出しました。 その後、6時頃デイノ(ピピコキシャ)が裏声で鳴きたてるのでカミサンが交代に起きて下へ降りました [続きを読む]
  • 紅葉の始まり
  • 紅葉が始まりました。 今朝の気温は13℃。陽射しがきつかった夏からいきなり秋に滑り込みです。冬支度をしなければ……。ストーヴ本体の掃除はおおかた済んだので、煙突を。今年の1月か2月のまだ寒い時期に床暖房だけじゃ足りなくて薪ストーヴを焚きました。いまだなかったことなのに煙が箱の隙間から漏れ始めました。煤が溜まって排煙が巧く行かなくなったかと、ストーヴを開けてみると隙間にはびっしりうろこ状の煤がこび [続きを読む]
  • 樫の大木
  • 昨日は午後から風が吹き出し、夕方になるとゴウゴウと怖ろしい音を立てて家のまわりの大木を揺さぶりました。風は南風で異様に暖かい。スペインとかもっと南のモロッコとか北アフリカから暖かい空気が流れ込んでくる様がぢかに感じられました。家の周囲には5・6本のカエデやトネリコやマロニエ、ポプラ、それに大西洋杉って名前のヒマラヤ杉に似た大きな木が生えてます。18年前に大きな被害を齎した突風の時は上空の高い所で [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その⑦ 22年前の小説から
  • ペルグランはそこで言葉を切って席へ戻った。沈黙が暫く教室を覆った。最前列に座っていたジャン・リュックが迷い勝ちに手を挙げ発言を求めると、のろのろと立ち上がって壇上へ向った。 「ぼくはニュージーランドの原住民マオリ族の血を引くものです。同じ褐色人種として、サモアやトンガやニューカレドニアやタヒチの住民の感情が良く理解できます。ペルグラン氏の説明により、実験が大型核爆弾ではないとわかりました。しかし、 [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その⑥ 22年前の小説から
  • 「ペルグランさん、どうぞ」司会は今度は壇に立たず、控えの席で言った。 「皆さん。われわれは日々の現実を生きながら理想を求めねばなりません。自動車の排ガスが有毒だと知りつつも明日から一斉に自動車を捨てるなどできません。自動車なしに現代生活は不可能です。不要な時はなるべく車に乗らないようにし、車なしでは支障をきたすところで車を使い、生活を維持しながら、より害の少ない自動車へ改良して行く。これが車の排ガ [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その⑤ 22年前の小説から
  • 「ただ今のジョン氏の発言で重大な事実誤認がありますので指摘したいと思います。ジョン氏は実験が放射能の灰や雨を降らせると言われましたが間違いです。実験はこの図にありますように(と言ってペルグランはうしろを向き、ボードに貼り付けられた実験の地中断面図を指した。)地下九百メートルで行われますので放射能が周辺の海水や空気を汚染することはありません。われわれ技術者は実験の安全に万全を期して行うよう技術者の [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その④ 22年前の小説から
  • 中国の遺跡発掘についての講演会かなと思いつつ会場に潜り込むと核実験についてのデベートでやんの。こいつら案外まじめなんだ。 あの子んちの前で立ちんぼしてちゃ目立つんで、遅番の日は朝大学まで行ってカフェテリヤでなにげなくコーヒー飲みながらあの子を待つようにしてた。すると今朝、タヒチかニューカレドニア出らしいタッパがはって髪のちぢれたヤロウといっしょに カフェテリヤに現れた。コーヒー飲みながらしばらくだ [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その③ 22年前の小説から
  • 「ソ連の崩壊は核兵器や核の原料がこれらの国に流出する危険を生みました。フランスがイラクに輸出した原発はイスラエル空軍により破壊されましたが、イラク軍が近隣の住民に化学兵器を使用したことは皆さんの記憶に新しいことです。 アメリカとフランスとイギリスは自由主義を建前とする国です。主権在民の原理が確立されており、為政者を国民が批判でき交代させることが出来ます。核のボタンを大統領は押すことが出来るがそれは [続きを読む]
  • 核についてのデベート その② 22年前の小説から
  • 司会役の背の高い青年は、彼の左脇に座っている、少し太った四角い顔の年齢四十五六と思われる栗色の髪の男を見やって会釈をした後、最前列の席に戻った。 兵役がないのがあたりまえだった日本から兵役と軍備があってあたりまえと考えるフランスの青少年のただ中にいきなり混じった時の衝撃を宏和は今も忘れない。日本では戦争について考えるだけで悪とみなす風潮がある反面、子供達はコンピューターゲームで戦争を楽しんでいた。 [続きを読む]
  • 核をめぐるデベート その① 22年前に書いた小説
  • 中央の教壇を挟んで左右にそれぞれ二人ずつパネラーが座り、中央に司会役が居た。正面のボードに南太平洋の地図が貼ってあった。ムルロワを中心に、オークランド、シドニー、ロサンジェルス、リマと周辺の都市への距離が書き込まれていた。その横には地下核実験の構造を示す断面図があった。参加者の数は全部で四十人くらいで最前列にいま座ったばかりのジャンリュック・ケバウの縮れ毛がみえた。たった一発で一瞬のうちに数十万 [続きを読む]
  • 秋の気配
  • 9月3日のポタリングです。日曜なので大型トラックも走らず静か。 この日は夕立も無く一日晴の予報だったので暑くならない午前中にポタリングへ。 長袖のジャージを着て出かけましたが、それでも走ると首から肩にかけて風を冷たく感じました。コースはいつもとほぼ同じですが、逆回りをしました。 行きは日陰の少ないサン・マルタン村方向から。身体が温まった帰りは、森の中を走りました。陸稲の稲穂もすっかり茶色に色づいて [続きを読む]
  • ブルゴーニュの盆踊り
  • 昨日(9月3日)はサンファルジョーの我が家から20kmぐらい田舎道を走った所のペルーズという村へブロカントを見に行きました。 ここは少し小高くなっていて、遠くまで見晴らせます。 菩提樹の並木のある村の広場でブロカント(古物市)は開かれてました。 この日の見ものは、この地方(いちおうブルゴーニュです)のフォークダンスが観られたこと。 フォークダンスといっても、めのおが高校生の時に昼休みの校庭で [続きを読む]
  • 1か月ぶりのパリ
  • パリに用事ができて一か月ぶりに行ってきました。前回はスキップしたけど今回はヴァンセンヌに住んでるカミサンの妹の家に寄りました。高速道路A6号線はパリから出てリヨン経由、南仏はコ―ト・ダジュールへ行くヴァカンスシーズンの幹線道路です。でもその、支線A77号線は、出来て10年だし方向が中央高地帯とスペイン方向の上に、途中で切れ国道に出なければならないとあって利用客は圧倒的に少ない。舗装状態がすごくい [続きを読む]
  • PTS 法について
  • 前回投稿しました「改善と技術革新」にTexas no Kumagusu さんからコメントをいただきました。Texas no Kumagusu さんの記事は科学者として身につけられた理路整然とした論理が展開される上に、民俗学的な知識、日本と西洋との文化、伝統を独自な観方で論じられ毎回たいへん啓発される思いで拝読しております。今回頂いたのは、めのおの記事の中の「静的な分析とその積算値」という言葉の意味が具体的に思い浮かばなかったので説 [続きを読む]
  • 池をみつけた
  • 久しぶりにポタリングに出かけました。8月21日の月曜日でほぼ1週間前のこと。昼食後、早めに出かけて、この日は少し足を延ばし、運河橋のあるブリアールまで行こうと計画したのだけれど、途中で力尽きて、この道を行けばブリアールへ出る、と道を確かめてから、ショートカットして戻りました。それでも途中休みながらだったから、4時間かかった。この日は普段と同じコースを逆に走ってみました。 はじめに走ったのはサン・マ [続きを読む]
  • 改善と技術革新
  • ベルギーの国境近く、フランスの日系自動車会社の工場で働いていた当時のことを思い出し、忘れぬうちに書いておこうと思ったのは、誕生して3か月になるマクロン大統領を中心とすると新政権がいよいよ正念場の「労働法改正」に取り組むからです。議会への法案提出、国会討議、採決といった通常のプロセスを踏んでいたのでは、 すでに世界の他の国々で景気回復が始まってるのにフランスが取り残されてしまう。法改正の手続きに時間 [続きを読む]
  • ライン脇のヒモにどんな意味があるの?
  • 組立ラインのもう一つの特徴は、ラインの脇に並んでパーツが置いてあるラックです。それとラインに沿って上空に張り渡してある「ヒモ」です。めのおが働いた自動車会社の母体は織機メーカーにあります。難しい自動車生産の創業には自動織機を発明した父親の支援がありました。 小学校の教科書にこの自動織機のことが出て来ました。日本で自動車生産を始めた工場の生産ラインに、自動織機の特許が引き継がれたのでした。引き継が [続きを読む]
  • 静的と動的
  • 自動車工場の組み立てという流れ作業の職場について書いておきたいことはまだ幾つかあります。ひとつは、人間(オペレーター)がラインの中に入ってボデーと一緒に動きながら作業する。その作業はあらかじめ、非常に細かく、極端な場合100分の1秒の単位まで微分化されいわばデジタル化され研究されています。これはラインのスリム化と称して最小限の員数で高い生産性を挙げる場合の動作研究に際して必要な分析作業です。この [続きを読む]
  • 熱気球
  • もう1週間も前になりますが、いつも買い物に行くジアン Gien で骨董市がありました。買い物はロワール河の右岸にあるスーパー Auchan でしますが、この日(8月16日)は左岸の河川敷で市が立つので橋を渡って対岸へ。変わり映えのしない骨董市ですが、田舎ではこれぐらいしか楽しみがないので……暑すぎもせず時々雲が太陽を遮ってちょうどよい気候でした。 木馬がテントの前に置いてあります。 広い河原でワンコを遊ばせて [続きを読む]
  • 流れ作業と島方式
  • フォード・テーラー方式の流れ作業による自動車の組み立てが、ラインに入って作業を行うオペレーターにとり、非人間的だ、労働の疎外の典型だ、と批判されるのは、このシステムの基本に分業があるからです。 特に組立ラインは100以上の工程に細分化され、それぞれの工程ごとに担当のオペレーターがパーツを組みつけてゆきます。作業が非人間的なのは、「モダンタイムス」に戯画化されたように、一日数百回の同じ作業を「繰り [続きを読む]
  • 組立ラインの特性
  • 組立ショップの設計はメーカーにより違いはあるが、基本は一本のラインの上をコンベアに乗せられ、またはハンガーに吊るされたボデーが一定の速度で動き、これに必要な部品を組みつける作業を容易に迅速に出来るようすることだ。 まず設計の基本条件を決めねばならない。コンベアまたはハンガーが移動する速度と、必要な部品を、どのような順番で幾つの工程に区切り組み付けてゆくか? これを決めるのは次のような条件による。 [続きを読む]
  • 自動車工場で働く
  • 前回投稿した記事に、科学技術が産んだ不幸というような言葉を書いた。めのおの最後の職場はフランスの自動車工場だったので、もう10年以上経ちそろそろ記憶が薄れ始め、忘れないうちに体験を書いておこうと思う。すでにこのブログにも投稿したことがあり、繰り返しになるところもあり、前からの読者には申し訳ないですがご寛恕ねがいます。 まず、いきなり単純化のそしりを怖れずに言いますと、現代社会の基礎、われわれが生 [続きを読む]
  • テロによる恐怖
  • 数日前またもやフランスで乗用車がピザレストランに突っ込み、思春期の少女一人が死亡、7人が負傷する事件が起きた。場所はパリに隣接するセーヌ・エ・マルヌ県の北部にある産業地区で、またもやBMWが使われた。クルマを運転しレストランに突っ込んだ殺人容疑者は無傷で逮捕され、精神鑑定を受けた。精神病の治療を受けていて、薬と同時に自分で麻薬を服用していた。警察はまず犯人が自殺が目的でレストランに突っ込み、そこ [続きを読む]
  • 隠れ里探索その⑨ 雲と畑がつくる抽象画
  • もう5日も前になりますが、カミサンが美容院に居る間、車でメリーという谷間の村へ行き写真を撮ってきました。美容院は12日土曜にブリッカブラックを見に行ったメジーユ村からさらに10km東にあり、車を運転しないカミサンを送って行きます。昨年まではフォンテンヌブローに近いヌムールの町に行ってましたが、洪水で美容院が床上浸水し、設備が台無しになり閉店してしまったので、代わりをトウッシー村に見つけたのでした。 [続きを読む]
  • メジーユ村のブリッカブラック
  • めのおが住んでるサンファルジョーの10km東にメジーユ Mezilles 村があります。ここで毎年8月の中頃の土曜と日曜に「ブリック・ア・ブラック bric-a-brac」というのをやります。ブリック・ア・ブラックの意味は「古物市」といったところ。屋根裏一掃のガラクタ市より少しましでサロン・ダンチケールよりも少し庶民的な古物を売る屋台が並んだ青空市のことなんです。 調べてみても、意味としては不明で、言葉のリズムとか音 [続きを読む]