マリー さん プロフィール

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マリーさん: Marie-go-round
ハンドル名マリー さん
ブログタイトルMarie-go-round
ブログURLhttp://marie-g.tea-nifty.com/halfplus/
サイト紹介文最愛の母の突然の死。メリーゴーランドのようにぐるぐる回る想いと日々を綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供47回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2010/11/09 20:02

マリー さんのブログ記事

  •  今日、虹を見た。 私の住んでいるあたりは午後から雷が鳴って、ごく短い時間だけど強く雨が降った。 それが止んでから買い物に出たら、空に大きな虹が架かっているのが見えた。すごく色もはっきりしていて、綺麗で、少しの間ぼけーっと見惚れていた。 私はもう子供じゃないから、虹がただの自然現象だと知っている。虹のたもとに行けないことも、虹の先がないことも。 それでも虹を見ていると、これは母が今いるところから始 [続きを読む]
  • 母一人・子一人
  •  たまに母に似た人を見かけることがある。 似ているといっても、髪型が近いとか服やメガネのセンスとか全体の雰囲気とか、そういうもの。瓜二つ、何もかもそっくり!という人には会ったことがない。 当たり前なんだけど。母は世界にたった一人の存在でどれだけ似ている人がいたとしても、それは「私のお母さん」じゃないから。 その事実が私を安心させる。ああ、やっぱり私のお母さんはあのお母さんただ一人なんだ。たとえ生き [続きを読む]
  • 母と五月
  •  母の好きな五月。 天気の良い日が多くて、湿気も少なくて、布団を干すにも洗濯物を乾かすのにも最適で、花もいろいろ咲いて、特に薔薇が綺麗で、小鳥たちは可愛らしい姿を見せてくれる。 母の嫌いな五月。 ゴールデンウィークがあるから嫌い。みんな故郷に帰るのに自分に実家はないから。母の日があるから嫌い。自分のお母さんは早くに死んでしまったから。 好きな五月と嫌いな五月。どちらも母の本当の気持ち。複雑な思いを [続きを読む]
  • 12年前
  •  福知山線の脱線事故から今年で12年だと聞いた。 覚えている。あの年の春、母は脳梗塞を起こして入院した。五月にはリハビリ病院に転院した。 事故のことはTVのニュースで見て、二人して怖いね、大変だね、かわいそうだねと話していた。 私は健康で、母は病気だけど生きていて、「死」はまだずっと遠くにあった。私は「死」というものに対して他人事で鈍感だった。当然、大事な人を喪った心にも。 今は? 今は、知っている [続きを読む]
  • 新たな誓い
  •  前日の「花の会」で感じたこと。 どうしてこんなにお母さんが好きなんだろう? お母さんじゃないとだめなことがたくさんあるんだろう? 世間には母親が死んでもまったく悲しくない人がいる。親が先に死ぬのは当たり前なんだと言う人もいる。そんなに母親に依存するのはおかしいと思う人もいる。 そういう考え方があることはわかっている。 でも私にとって、そして一部の、母を愛する人たちにとっては、そういうことじゃない [続きを読む]
  • 花の会の報告
  •  4月13日(木)、お天気にも恵まれて、日比谷公園で「花の会」を開きました。 特別なことをしたわけでなく、レジャーシートを広げて座って、持参のお弁当を食べながらおしゃべり…。それしかしていません。本当に、それだけ。 でもそれだけの時間が、とても大切でかけがえのない時間になったと思っています。 みんな、事情も状況も環境も違うけれど、お母さんが好き、という想いは同じ。いろいろな後悔や苦しみや悲しみを抱え [続きを読む]
  • もういいよ
  •  今朝、浅田真央選手の引退をニュースで知った。 母が生きていたら。 そしてこの引退を聞いたなら。 「もういいよ」 「もう充分だよ、ここまで頑張ったもの、もういいよ」 きっと、そう言うだろう。 それは私がいつか母のもとへ辿り着いたとき、言ってもらえる言葉。 でもそれは浅田選手が(どうしても真央ちゃんと言いたくなるけど)、途中で投げ出さず、やりきったと胸を張れるまで続けたからだ。 …だから私も同じこと [続きを読む]
  • 桜が咲いたよ
  •  お母さん、お母さん。 桜が咲いたよ。 今年は咲き始めてから少し時間がかかったけど、今日はもう満開だね。 満開になるとあっという間に散っちゃうんだよねぇ。 お母さんがいるところからは、きっと今日の日本列島はピンク色に見えているんじゃないかな? お母さん、ピンク好きだから喜んでいるね。 お母さんの喜びが私の喜び。 お母さんの幸せが私の幸せ。 だから今年も桜を愛でるよ。綺麗に咲いてくれてありがとうって [続きを読む]
  • 花の会のお知らせ
  •  都内では桜の満開宣言が出ました。こちらの会も他愛のないおしゃべりや、それぞれのお母さんの思い出話に花が咲いたらいいなぁ…と思っています。 「花の会」 開催日:2017年4月13日(木)  開催場所:日比谷公園 集合時間:11時 集合場所:JR有楽町駅・日比谷口改札 申し込み締め切り:2017年4月10日 参加希望の人は「プロフィール」にある、Marieのメールアドレスにメッセージをください。お名前と(コメントで [続きを読む]
  • オットセイの涙
  •  母が亡くなって八年目になるけれど、今でも悲しみは深いから、時には声を上げて泣く。涙と鼻水をだらだら流しながら、おうおうと獣じみた泣き声で。 いつだったか、母の前でそうやって泣いたことがある。理由は覚えていない。たぶんすごいくだらないこと。でもその時はひたすら悲しくて泣いていたら、急に母が私を見て笑い出した。娘がこんなに泣いているのになんだよう、笑うなんてひどい! と怒ったら、まだ母は身をよじって [続きを読む]
  • 花の会
  •  四月の集まりに名前をつけました。 『花の会』です。 皆さんのお話を聞いていると、お母さんを花のようだった…という人が多いんですよね。私も自分の母を白木蓮に例えたことがあるし。 そして母にとっても娘は花だったと思うんですよ。自分が種を撒き、水や肥料を与え、嵐の時は守り、綺麗に咲くように、散らさないように、心と体を張って育ててきた花。それが私たち。 そう思うから『花の会』と名付けました。 四月になっ [続きを読む]
  • あの日から
  •  明日で東日本大震災から6年。 あの日、どれだけの人たちが愛する人を失ったんだろう。 それはとても「数字」じゃ表せない。 私は震災の被害を受けていないから、震災で家族や大事な人を亡くした気持ちは本当にはわからない。想像することしかできないし、その想像もきっと遠く及ばない。 それは誰に対しても同じだと思う。震災じゃなくても、愛する人を失った悲しみはそれぞれだから。事情も状況もみんな違うから。 ただ、 [続きを読む]
  • 春になったら・3
  •  三月三日、雛祭り。 今年も桜餅を母にお供えして、それから短い時間旅行に出かけました。 お手製のちらし寿司とハマグリのお吸い物と一緒に、母の姿と声はいつも、そしていつまでも変わらず過去にありました。 戻ってくると泣いてしまうのも毎年恒例…なのですけど。 少し先ですが、集まる日の予定を建てました。 日時:4月13日(木) AM11時から 場所:東京の日比谷公園 集合:JR有楽町駅 平日でごめんなさい [続きを読む]
  • 時間旅行
  •  この前、競走馬オグリキャップのドキュメンタリー番組を見た。 見ながら私の心は1990年の12月23日に戻っていた。あの日、母と二人でオグリのラストランをTVの前で見守っていた。ふだん競馬なんてまったく縁のない私と母でもオグリの名は知っていたし、これが最後となれば応援しないわけにいかなかった。最後は、頑張れ! がんばれー! と一緒になって声を上げ、ゴールした瞬間には「勝ったよ!」「すごいね!」と手を取り合 [続きを読む]
  • 春になったら・2
  •  私の「皆さんに一度お会いしたい、これまでのお礼を会える人には直接伝えたい」という気持ちに、コメントやメールで気持ちを返してくれて本当にありがとう。 残念ながら東京は遠くて…という方はごめんなさい。でも、これまでだって住んでいる場所を知らなくたって繋がっていた。それはこれからも変わらない。 会える日が実現するように少しずつ進めていきます。 だから、その日まで皆さんもどうか体を大切にしてください。小 [続きを読む]
  • 春になったら
  •  今、考えていること。 春になったら、暖かくなったら、会ってみたいな。 私と会ってみたいと思ってくれる人と。 自分でも思っていなかったほど長くこのブログを続けてきた。 書きたいことや書けることもまだあると思う。だからその間はゆっくりでも続けていくと思うけど、いずれ閉じる日のことも考えないといけない。 だからこそ会ってみたいな。 以前はメールをくれた人たちと個人的に会ったりしていたけれど、この数年は [続きを読む]
  • 八年目の苺
  •  今年も命日の前日に苺を買った。 真っ赤で、つやつやで、見るからに美味しそうなものを。 亡くなる前の日の夜に母が食べたいと言った苺。明日買ってくるからねと約束した苺。 そしてそのまま母が食べられなかった苺。 今でも思う。 なぜあのとき、すぐに苺を買ってきてあげなかったのかと。 スーパーでもコンビニでも、自転車をかっ飛ばして買いに行けばよかった。なんならタクシーでもなんでも使って。 今だったらそうす [続きを読む]
  • 本心
  •  今朝、夢の中で私は母を呼んでいた。 「おかあさん! おかあさん!」と、全身の力を振り絞るように。獣が吠えるみたいに。 まるで本当にそうしていたみたいに、目が覚めてから心臓が痛くて痛くて仕方なかった。 あれは私の本心だ。 人前ではうまく誤魔化して、世間的には問題なくふつうの顔でやり過ごしているけれど、心の奥ではいつも嵐が吹き荒れている。母を求め、呼んでいる。泣き叫んでいる。 それもまた私。 目を背 [続きを読む]
  • 失くしたものたち
  •  この前、マフラーを失くした。 カフェに寄った時、外して置いておいたら忘れてしまったのだ。それに気がついたのは翌日で(我ながら鈍いと思う…)、急ぎそのお店に取りに行ったけど届いてないという。念のため翌日も問い合わせたけど答えは同じ。つまり誰かが拾って持って行ってしまったということだ。 他人のマフラーなんているか!? と思ったけど(少なくとも私はいらない)、世の中にはそういう人もいるのだろう。 あれ [続きを読む]
  • いつかわかるよ
  •  お正月といえば箱根駅伝。 2日、3日となればTVに釘付けで熱心に応援したり悔しがったり。 「どこが面白いの? 走っているだけなのに」 呆れたように言う私に、母は「あんたもまだまだ若いわねー」と笑ってみせてからこう付け加えた。 「あんたもいつかわかるわよ、いつかね」 その言葉のとおりだったと、今年の箱根駅伝を往路・復路ともほぼぜんぶTVで見ながら思った。 ただ走っているだけかと思ったらそうじゃなく [続きを読む]
  • また始まる
  •  年が明けて2017年・平成29年が始まった。 それは母のいない一年の始まり。 だけど、確実に母のところへ近づく一年の始まりでもある。 仕方ないよね。毎日まじめにコツコツと日々を積み重ねていくことでしか、大手を振って母のところへ辿り着く道はないのだから。 もし自分で強制的に終わらせたら正面きって母の顔を見られないし、なによりすごく怒られるし悲しませる。「なんて馬鹿なことしたのよ! こっちこないで!」くら [続きを読む]
  • 病気の話
  •  今年、私に起きたいちばん大きな出来事は入院と難病確定だろう。入院したときは「血球貪食症候群」という合併症を起こしていたので、発覚があと一日遅かったら命がなかったと言われた。三途の川のほとりくらいまでは行ったことになる。 私の病気。 それは『成人スティル病』という、発症率10万人に3.9人という難病。 なにせ患者数が少ないのでまだいろいろなことがよくわかっていない病気だけど、免疫異常による、大きな括り [続きを読む]
  • 祖母へ
  •  私にとって母はずっと「母」だったけれど、母もまた「子ども」であり「娘」だったのだな、と思う。 実母をたった3歳で亡くした母は、自分の母親について話すことはなかった。写真も持っていなかったのか見せてくれたこともない。いろいろ事情があってお墓の場所もわからなくなっているのでお墓参りに行ったこともない。そんな母が一度だけ実母のことを話してくれたことがある。 それは自分が病気になったとき、母親が自分を背 [続きを読む]
  • ラブソング
  •  どんなラブソングも自分と母のための歌に聴いてしまうあたり、私もそうとう重症だなぁと思う。 大ヒット中の映画『君の名は。』(見に行った。面白かった。きれいで、良い映画でした)の主題曲、RADWIMPSの『前前前世』もそう。気に入って、YouTubeで聴いたりしているけれど、恋人たちの再会を歌っているとわかっていても、やっぱり心のなかで私と母の歌になっている。「君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ そのぶきっち [続きを読む]
  • 怪我
  •  洗い物中にガラスのコップを割ってしまい、手を少し切ってしまった。 キッチンペーパーを何枚も使って止血しながら、思い出していたのは母のことだった。母は気丈なくせに血や傷にはめっぽう弱くて、私が怪我をするたびに「やだやだやだ」と顔を顰めて怒っていた。「血がたくさん出たら死んじゃうんだからね!」と、かなり本気で怒ったこともあった。 その影響なのか生まれついての性格なのか、私は血にも傷にも痛みにも強くて [続きを読む]