マリー さん プロフィール

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マリーさん: Marie-go-round
ハンドル名マリー さん
ブログタイトルMarie-go-round
ブログURLhttp://marie-g.tea-nifty.com/halfplus/
サイト紹介文最愛の母の突然の死。メリーゴーランドのようにぐるぐる回る想いと日々を綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 365日(平均0.9回/週) - 参加 2010/11/09 20:02

マリー さんのブログ記事

  • 花の会
  •  四月の集まりに名前をつけました。 『花の会』です。 皆さんのお話を聞いていると、お母さんを花のようだった…という人が多いんですよね。私も自分の母を白木蓮に例えたことがあるし。 そして母にとっても娘は花だったと思うんですよ。自分が種を撒き、水や肥料を与え、嵐の時は守り、綺麗に咲くように、散らさないように、心と体を張って育ててきた花。それが私たち。 そう思うから『花の会』と名付けました。 四月になっ [続きを読む]
  • あの日から
  •  明日で東日本大震災から6年。 あの日、どれだけの人たちが愛する人を失ったんだろう。 それはとても「数字」じゃ表せない。 私は震災の被害を受けていないから、震災で家族や大事な人を亡くした気持ちは本当にはわからない。想像することしかできないし、その想像もきっと遠く及ばない。 それは誰に対しても同じだと思う。震災じゃなくても、愛する人を失った悲しみはそれぞれだから。事情も状況もみんな違うから。 ただ、 [続きを読む]
  • 春になったら・3
  •  三月三日、雛祭り。 今年も桜餅を母にお供えして、それから短い時間旅行に出かけました。 お手製のちらし寿司とハマグリのお吸い物と一緒に、母の姿と声はいつも、そしていつまでも変わらず過去にありました。 戻ってくると泣いてしまうのも毎年恒例…なのですけど。 少し先ですが、集まる日の予定を建てました。 日時:4月13日(木) AM11時から 場所:東京の日比谷公園 集合:JR有楽町駅 平日でごめんなさい [続きを読む]
  • 時間旅行
  •  この前、競走馬オグリキャップのドキュメンタリー番組を見た。 見ながら私の心は1990年の12月23日に戻っていた。あの日、母と二人でオグリのラストランをTVの前で見守っていた。ふだん競馬なんてまったく縁のない私と母でもオグリの名は知っていたし、これが最後となれば応援しないわけにいかなかった。最後は、頑張れ! がんばれー! と一緒になって声を上げ、ゴールした瞬間には「勝ったよ!」「すごいね!」と手を取り合 [続きを読む]
  • 春になったら・2
  •  私の「皆さんに一度お会いしたい、これまでのお礼を会える人には直接伝えたい」という気持ちに、コメントやメールで気持ちを返してくれて本当にありがとう。 残念ながら東京は遠くて…という方はごめんなさい。でも、これまでだって住んでいる場所を知らなくたって繋がっていた。それはこれからも変わらない。 会える日が実現するように少しずつ進めていきます。 だから、その日まで皆さんもどうか体を大切にしてください。小 [続きを読む]
  • 春になったら
  •  今、考えていること。 春になったら、暖かくなったら、会ってみたいな。 私と会ってみたいと思ってくれる人と。 自分でも思っていなかったほど長くこのブログを続けてきた。 書きたいことや書けることもまだあると思う。だからその間はゆっくりでも続けていくと思うけど、いずれ閉じる日のことも考えないといけない。 だからこそ会ってみたいな。 以前はメールをくれた人たちと個人的に会ったりしていたけれど、この数年は [続きを読む]
  • 八年目の苺
  •  今年も命日の前日に苺を買った。 真っ赤で、つやつやで、見るからに美味しそうなものを。 亡くなる前の日の夜に母が食べたいと言った苺。明日買ってくるからねと約束した苺。 そしてそのまま母が食べられなかった苺。 今でも思う。 なぜあのとき、すぐに苺を買ってきてあげなかったのかと。 スーパーでもコンビニでも、自転車をかっ飛ばして買いに行けばよかった。なんならタクシーでもなんでも使って。 今だったらそうす [続きを読む]
  • 本心
  •  今朝、夢の中で私は母を呼んでいた。 「おかあさん! おかあさん!」と、全身の力を振り絞るように。獣が吠えるみたいに。 まるで本当にそうしていたみたいに、目が覚めてから心臓が痛くて痛くて仕方なかった。 あれは私の本心だ。 人前ではうまく誤魔化して、世間的には問題なくふつうの顔でやり過ごしているけれど、心の奥ではいつも嵐が吹き荒れている。母を求め、呼んでいる。泣き叫んでいる。 それもまた私。 目を背 [続きを読む]
  • 失くしたものたち
  •  この前、マフラーを失くした。 カフェに寄った時、外して置いておいたら忘れてしまったのだ。それに気がついたのは翌日で(我ながら鈍いと思う…)、急ぎそのお店に取りに行ったけど届いてないという。念のため翌日も問い合わせたけど答えは同じ。つまり誰かが拾って持って行ってしまったということだ。 他人のマフラーなんているか!? と思ったけど(少なくとも私はいらない)、世の中にはそういう人もいるのだろう。 あれ [続きを読む]
  • いつかわかるよ
  •  お正月といえば箱根駅伝。 2日、3日となればTVに釘付けで熱心に応援したり悔しがったり。 「どこが面白いの? 走っているだけなのに」 呆れたように言う私に、母は「あんたもまだまだ若いわねー」と笑ってみせてからこう付け加えた。 「あんたもいつかわかるわよ、いつかね」 その言葉のとおりだったと、今年の箱根駅伝を往路・復路ともほぼぜんぶTVで見ながら思った。 ただ走っているだけかと思ったらそうじゃなく [続きを読む]
  • また始まる
  •  年が明けて2017年・平成29年が始まった。 それは母のいない一年の始まり。 だけど、確実に母のところへ近づく一年の始まりでもある。 仕方ないよね。毎日まじめにコツコツと日々を積み重ねていくことでしか、大手を振って母のところへ辿り着く道はないのだから。 もし自分で強制的に終わらせたら正面きって母の顔を見られないし、なによりすごく怒られるし悲しませる。「なんて馬鹿なことしたのよ! こっちこないで!」くら [続きを読む]
  • 病気の話
  •  今年、私に起きたいちばん大きな出来事は入院と難病確定だろう。入院したときは「血球貪食症候群」という合併症を起こしていたので、発覚があと一日遅かったら命がなかったと言われた。三途の川のほとりくらいまでは行ったことになる。 私の病気。 それは『成人スティル病』という、発症率10万人に3.9人という難病。 なにせ患者数が少ないのでまだいろいろなことがよくわかっていない病気だけど、免疫異常による、大きな括り [続きを読む]
  • 祖母へ
  •  私にとって母はずっと「母」だったけれど、母もまた「子ども」であり「娘」だったのだな、と思う。 実母をたった3歳で亡くした母は、自分の母親について話すことはなかった。写真も持っていなかったのか見せてくれたこともない。いろいろ事情があってお墓の場所もわからなくなっているのでお墓参りに行ったこともない。そんな母が一度だけ実母のことを話してくれたことがある。 それは自分が病気になったとき、母親が自分を背 [続きを読む]
  • ラブソング
  •  どんなラブソングも自分と母のための歌に聴いてしまうあたり、私もそうとう重症だなぁと思う。 大ヒット中の映画『君の名は。』(見に行った。面白かった。きれいで、良い映画でした)の主題曲、RADWIMPSの『前前前世』もそう。気に入って、YouTubeで聴いたりしているけれど、恋人たちの再会を歌っているとわかっていても、やっぱり心のなかで私と母の歌になっている。「君の前前前世から僕は 君を探しはじめたよ そのぶきっち [続きを読む]
  • 怪我
  •  洗い物中にガラスのコップを割ってしまい、手を少し切ってしまった。 キッチンペーパーを何枚も使って止血しながら、思い出していたのは母のことだった。母は気丈なくせに血や傷にはめっぽう弱くて、私が怪我をするたびに「やだやだやだ」と顔を顰めて怒っていた。「血がたくさん出たら死んじゃうんだからね!」と、かなり本気で怒ったこともあった。 その影響なのか生まれついての性格なのか、私は血にも傷にも痛みにも強くて [続きを読む]
  • 私の幸運
  •  思い返せば、母を喪うという最低最悪な状況の中でも救いはあった。 母のことを知った近所の人たちが駆けつけて、葬儀に必要なあれやこれやを手助けしてくれた。その合間に食事を作って私に「少しでもいいから食べて」と届けてくれた。 葬儀は無宗教で、お通夜はしない、戒名もつけない、お坊さんも呼ばない形式にした。そんなやり方をしたのは親戚の間でも私が初めてだったけれど、誰も反対したり異を唱えたりしなかった。「あ [続きを読む]
  • 母はなんでもお見通し
  •  風邪薬だか頭痛薬だかのCMのコピーだけど、本当にそのとおりだと思う。 どんなにうまく誤魔化したと、隠したと思っても、大抵あっさり母に見破られている。「なんで知ってるの!?」「どうしてバレだの!?」と問い詰めても、ドヤ顔で「わかるわよ、それくらい」と軽くいなされて教えてもらえなかったけれど。あれは半分が母親の本能、半分が自分の経験値だったのだろうか? すごいなぁ。まったく敵わない。私はそこまで母を [続きを読む]
  • シチューの季節
  •  寒くなってくると母の料理にシチューがよく出るようになった。 「今日はシチューにするよ」と朝に予告されることもあれば、学校や会社から帰宅して玄関を開けた時の匂いでわかる日もあった。 どちらにしても胸の中がぽっと温かくなった。単に食欲が湧く以上に。 シチューは幸せの匂いがする。 今も夕暮れ時に住宅街を歩いていて、どこかの家からシチューの匂いがすると鼻の奥が痛くなる。 ああ、今あの家ではお母さんがシチ [続きを読む]
  • 予約済み
  •  数日前、公園の公衆トイレに産み捨てられた赤ちゃんの遺体が発見される事件があった。 そういう事件の話を聞くたびに悲しくなる。その子が本当にかわいそうだ。10ヶ月近くかけてやっと産まれてきたのに、いちばん愛して守ってくれるはずの人からそんな仕打ちを受けるなんて。 私は知っているよ。 お母さんに抱かれるやわらかさ、頭を撫でられる照れくささ、褒められたときの嬉しさ、繋いだ手の温かさ。 喧嘩したときの腹立た [続きを読む]
  • 悲しい夢
  •  昨日、こんな夢を見た。 大きなスーパーマーケットに私は母と来ている。 そこは肉や魚や野菜をふつうに売っている間に屋台があって、買ったものをその場で調理してもらったり、出来あいのお惣菜を売っていたりする。 大勢の人で賑わう店内を私は母の手を引いて歩いている。こういう場所が好きなのですごくわくわくしている。「お母さんをここに連れてきたかったんだ」なんて上機嫌で言いながら。 でも次の瞬間、私が手を引い [続きを読む]
  •  月を見ていると、大きくて明るければ明るいほど、そこに母の姿が浮かぶ。 あそこにはなにもないと知っている。砂礫と岩ばかりの冷たい世界だとわかっている。それでも月に向かって話しかけてしまう。まるで母がそこにいるみたいに。 そばにいることができないなら、せめて目に見えるところにいてほしい。 そう願う心が月に母が浮かばせるのかな? 月だけじゃないけど。 太陽とか水とかたまに見る虹とか鳥とか花とか通りを歩 [続きを読む]
  • 母とコーヒー
  •  インスタントのコーヒーを淹れていると、母の声がする。 「カップを先に温めて。お湯は沸騰してグラグラするまでよく沸かして。表面に薄い白い膜みたいのがかかるくらい」 ドリップ式のコーヒーを淹れていても、やっぱり母の声が聞こえる。 「あー、やっぱりちゃんと淹れたコーヒーは美味しいわね。香りが違うもの。インスタントもいいけど、たまにはこういのにしないとね」 母も、私も、コーヒー好きで、時間のあるときは二 [続きを読む]
  • 母に質問
  •  いつかまた母に逢えたら聞いてみたいことがある。 幸せでしたか? つらいことや苦しいこともたくさんあっただろうけど、それでも産まれてきてよかったと、生きてきてよかったと思っていましたか? 幸せですか? 今はもう病気の苦しみからも、生活の不安や不満からも解放されて、魂だけになって、楽に、ただ楽に過ごせていますか? 愚かな私はあなたが生きている間、自分の幸せしか考えていませんでした。 でも今はあなたの [続きを読む]
  • 結婚しようよ
  •  私と母は生まれ変わったら結婚する約束をしている。 まぁ、約束と言っても、私が強引に「ねー、生まれ変わったら結婚してよ。結婚しようよー」と迫った結果ではあるけれど。 もし私が男だったら、一生懸命働くよ。少しでも楽に生活できるように頑張るよ。 もし私が女だったら、うちで気持ちよく暮らせるように気を配るよ。 どちらにしても病気にさせない。そして悲しいけれど、苦しむだろうけれど、私が看取ってあげたいな。 [続きを読む]
  • 続・最後はお母さん
  •  事件が起きるたび、被害者になってしまった人のことも考えるけれど、加害者になった人のことも考える。 そしてそのお母さんのことも。 どうして踏み止まれなかったんだろう。 お母さんが悲しむと思わなかったのか? それとも悲しませてもいいお母さんだったの? 私がこれまで警察のご厄介にならずに済んだのは、運や偶然もあったと思う。 だけど、なによりも母の存在が一番だったと言い切れる。 お母さんが怒るから。 お [続きを読む]