人生楽しみ さん プロフィール

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人生楽しみさん: 日々雑記
ハンドル名人生楽しみ さん
ブログタイトル日々雑記
ブログURLhttp://t-rakugakiki.seesaa.net/
サイト紹介文電車内読書で読んだ文庫・新書、お勧め本の紹介です。
自由文小説、歴史、評論、ジャズ、ロック、クラシック、映画、野球、サッカーで人生を楽しめる本を紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供38回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2010/11/14 22:00

人生楽しみ さんのブログ記事

  • 城山三郎 在りし日のことば
  • こんばんは。  城山三郎さんが亡くなって、今年は10年目を迎えました。  私が城山さんの本に感銘を受けたのは、社会人になってからでした。入社して7年目に人事の研修課に配属され、新入社員研修を担当しました。その中で、新人への課題図書選びをしている中で出会ったのが「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」でした。  この本は、カナダの実業家が跡取りの息子のために「仕事」「マネジメント」「生きること」とは [続きを読む]
  • 蒲地明弘 日本神話は火山から始まった?
  • こんばんは。  地球温暖化はデッチ上げだ。  トランプ大統領の過激な発言は、地球温暖化を緩和しようとする国際的な枠組みを台無しにする非科学的で身勝手な主張です。  確かに地球は46億年の歴史を持ち、その間には温暖化と寒冷化を繰り返してきました。そこでは何万年周期で氷河期があり、氷間期には生物たちが大きく進化した歴史があります。現在は、地球自体が温暖化に至る時期であり、近年の温暖化は長い歴史の中の一幕 [続きを読む]
  • 原田マハ 蓼科と八ヶ岳とおにぎり
  • こんにちは。  原田マハさんの絵画シリーズが好調です。「楽園のカンヴァス」のルソーの謎解きからはじまったシリーズは、その後、女性たちの視点から画家たちを描く「ジュヴェルニーの食卓」、ピカソの戦いを描いた「暗幕のゲルニカ」、さらには、オスカー・ワイルドと画家オーブリー・ビアズリーを描いた最新作「サロメ」とその筆は留まるところを知りません。  早く読みたいと待ち遠しいですが、単行本が売れているので文庫 [続きを読む]
  • 町山智浩 映画と本と台詞の素敵な関係
  • こんばんは。  昔は、いわゆるミニシアター映画もよく見ていましたが、今では時間に限りがあり、近くのシネコンで上映されるメジャーな映画しか見なくなりました。しかし、各シアターではアメリカ映画・ヨーロッパ映画を中心に心温まる映画や魔訶不思議な映画がたくさん上映されていて、時間が許せばぜひ見に行きたいといつも思っています。  今週は、映画と本と台詞の関係を描いたとても面白い本を読んでいました。「映画と本 [続きを読む]
  • 田口壮 プロ野球二軍を想う
  • こんばんは。  今年は、3月にワールドベースボールクラシックがあり、野球ファンには嬉しいオフとなりました。  結果は、準決勝で多くのメジャー選手をそろえたアメリカチームに惜敗しましたが、1次リーグ、2次リーグを不敗で勝ち進んだ勝負強さにファンは完全に魅了されました。準決勝は、雨の中で慣れない自然芝が日本の足を引っ張る形となりましたが、日本の実力は決してアメリカに劣っていないことが目に見えた素晴らし [続きを読む]
  • 逢坂剛 さらばスペインの日々!
  • こんにちは。  16年間、書き継がれてきた物語がついに最終話を迎えました。  逢坂剛氏のイベリアシリーズが、ついに完結したのです。氏がこの作品を「週刊現代」に連載し始めたのは、1997年(平成9年)の秋だと言います。単行本が発売されたのが、2013年9月ですから、氏がライフワークとも位置付けていた本シリーズは、16年(7巻)を経てついに完結しました。「さらばスペインの日々」(逢坂剛著 上下巻 講談社文庫 2016年 [続きを読む]
  • 森史朗 司馬遼太郎の指南書を読む
  • こんばんは。  日本人の心を描く歴史小説をあまた上梓してきた司馬遼太郎さんが亡くなってから、早いもので20年が過ぎました。そのときに生まれた子供たちがすでに成人式を終えていることを思えば、今の30代以下の方々にとって「司馬遼太郎」は、名前は聞いたことがあっても、過去の小説家となっているのではないでしょうか。  しかし、日本人として毎日を生活するときに司馬遼太郎さんが、その歴史の中で考察してきた「日本人 [続きを読む]
  • 宮城谷昌光 春秋の呉越を描く!(その3)
  • こんばんは。  宮城谷さんが描く春秋時代の呉越。今週は、待ちに待った文庫本の第5巻を読んでいました。「呉越春秋 湖底の城 五」(宮城谷昌光著 講談社文庫 2016年)【伍子胥 復讐の行方】  第四巻は、雌伏の時を過ごしていた伍子胥とその一行がいよいよ呉の国の公子光のもとで信頼を得て勇躍する姿が描かれて、みごとに次作へと続く終わり方でした。(ここからネタバレとなりますが・・・)  公子光は、呉王である僚の [続きを読む]
  • 鼎談 歴史からの伝言を読む
  • こんばんは。  近現代史は、まだ定説として定着していない、という点がダイナミックで面白い。もちろん、定説となっている近世以前の歴史も最前線の歴史学者の皆さんによって、定説が覆ることも多く、それを面白おかしく紹介する先生もたくさんいます。  しかし、近現代史には、埋もれている資料や読み込まれていない資料も数えきれないほど存在しており、次々と新たな事実が明らかになり、常に歴史に厚みが増していく点に、大 [続きを読む]
  • 三上延 ビブリア古書堂 栞子さんお幸せに!
  • こんばんは。  時間は誰にでも平等に流れる、と言います。親と子も、先輩と後輩も終生変わることなく、一緒に年を取っていきます。  しかし、フィクションの世界では、作品の中で独自の時間が流れていきます。サザエさんは30年たっても変わらぬ若奥さんです。北鎌倉を舞台とするビブリア古書堂の物語も、作品世界の中では固有の時間が流れています  今週は、ついに最終作となったビブリア古書堂シリーズの第七巻を読んでいま [続きを読む]
  • 伊福部昭 音楽を愛する心
  • こんばんは。NO MUSIC,NO LIFE.(音楽なくして、人生は成り立たない。)  この言葉は、音楽を心から愛する人にとっては座右の銘の一つだと思います。かくゆう私も「人生楽しみ」の筆頭は音楽です。  今週は、音楽を語る伊福部昭氏の本を読んでいました。「音楽入門」(伊福部昭著 角川ソフィア文庫 2016年)【音楽なくして人生は】  さて、皆さんはどんなジャンルの音楽に心を動かされるのでしょうか。  [続きを読む]
  • 40億人が信じる一神教とは?
  • こんにちは。  先日(3月18日)、フランスのオルリー空港で、女性兵士の銃を奪おうとした男がフランスの兵士に射殺されるという事件が起きました。パリでは2015年の同時多発テロ以来、非常事態宣言を延長しており、この日も空港では治安部隊が警戒を続けていました。この事件を受けて、空港や接続するターミナルは閉鎖され、利用者は避難し、ケガ人はありませんでした。  この男は、以前からフランス警察に過激な思想を持つと [続きを読む]
  • 中野京子 ルーヴル美術館を巡る
  • こんばんは。  ルーヴル美術館と言えば、映画「ダビンチ・コード」のラストシーンを思い出します。  イエス・キリストとマグダラのマリアの謎にせまったラングドン教授が、ナポレオン広場に屹立するガラス製のピラミッドに最後の象徴を見出すところで映画は終了します。このピラミッドが建築されたのは1988年のこと。夜にはライトアップされ、その美しい姿を浮かび上がらせるピラミッド。さらに、地下のショッピングモールには [続きを読む]
  • 都築政昭 黒澤映画とは何か
  • こんばんは。  黒澤明監督は、海外でいち早く評価された監督の一人です。  1950年(昭和25年)に公開された「羅生門」は、平安時代を舞台に人間のエゴイズムを描いた作品ですが、残念ながら日本での興行成績はその難解さからふるいませんでした。当時、黒沢が所属する東宝では労働争議が起きており、映画が撮れる状況ではなく、黒澤は大映でこの映画を撮りました。  ちょうどその年、ヴェネチア映画祭とカンヌ映画祭から日本 [続きを読む]
  • チャーリー・ラヴェット 古書籍界の聖杯とは
  • こんばんは。  古書をこよなく愛する人と言えば、ビブリア古書堂の篠川栞子が思い浮かびます。北鎌倉の古本店、ビブリア古書堂の美貌の女主人は、アルバイト店員である純朴な青年五浦大輔とともに本にまつわる人々の謎を鮮やかに解き明かしていきます。  稀覯本に愛情を寄せる人たちは、どこか変わっている人が多いようです。栞子さんも強度の人見知りで、初対面の人には話ができず、いつも消え入りそうな声でしか話ができませ [続きを読む]
  • 濱嘉之 情報官黒田 新情報室発足
  • こんばんは。  ブッカーズソーダをこよなく愛する警視庁の情報室長、黒田純一の活躍を前回読んでからかれこれ3年が経とうとしています。いったい黒田情報室長は3年間も何をやっていたのでしょうか。なんと、黒田室長はこの間、アメリカやヨーロッパの情報機関や政府機関で3年間みっちり研修を受けていたのです。  今週は、久しぶりに書き下ろされた濱嘉之氏の情報官シリーズの6作目を読んでいました。「警視庁情報官 ゴースト [続きを読む]
  • アリス・ロバーツ 人類20万年の旅路2
  • こんばんは。  前回に引き続いて、人類を遡る驚きの旅路、ノンフィクション本の紹介です。「人類20万年 遥かなる旅路」(アリス・ロバーツ著 野中香方子訳 文春文庫 2016年)  この本は2009年から放映されたBBC(英国放送協会)の番組「The Incredible Human journey」の取材のために企画された旅に基づいた著作です。2013年NHKでもEテレで「地球ドラマティック」として、放映されました。(だいぶん編集されており、しか [続きを読む]
  • アリス・ロバーツ 人類20万年の旅路1
  • こんばんは。  今、この地球と呼ばれる星には、72億人の人間が生きており、毎日増え続けています。  昔、地理の授業で世界の人口の話をしている時には40億人とか50億人とかと聞いていましたが、世界のどこかでいつもヒトが増え続けているという事実には驚きます。  世界の人口ランキングというものも存在しており、2015年現在で第1位はご存じ中国の13億7千万人。第2位は、インドの12億9千万人。3位以下は、いきなりケタが減 [続きを読む]
  • 渡邉義浩 三国志は「呉」から語られる
  • こんばんは。  先日、いつものとおり本屋さんの棚をなにげなく見ていると、「呉」と「三国志」との表題が目に飛び込んできました。そういえば、しばらく「三国志」の世界を忘れていたなあ、と著者を見ると、以前にも読んだ「三国志学会事務局長」の肩書を持つ渡邉さんの本ではありませんか。  今回の本は、青春新書からの発売。このシリーズはビジュアルをふんだんに使い、わかり易いので、複雑な三国志のストーリーを俯瞰する [続きを読む]
  • 吉野準 インテリジェンスに必要な器
  • こんばんは。  ジャーナリズムは、常にニュースバリューのある出来事を報道することに目を向けています。  安倍首相は、外交でのアピールもそつなくこなします。今年に入っての注目はアメリカでのトランプ氏の大統領就任ですが、そのことも踏まえて、安倍さんはアジア諸国への訪問を行いました。フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領のもとを訪問しました。ドゥテルテ氏は、徹底した覚せい剤の取り締まりで支持率を高め、国 [続きを読む]
  • 福岡伸一 ハカセの最新エッセイを読む
  • こんばんは。  生物学に携わる先生は、皆不思議な感性をもっているのかもしれません。  構造生物学者の池田清彦さんは、人気のテレビ番組「ほんまでっかTV」で、天然な評論でさんまさんの笑いを引きずり出していますが、生物(特に昆虫)に対する思い入れは、他の追随を許しません。そのエッセイは、ワンダーな発想が随所にちりばめられており、思わず笑ってしまいます。  また、2007年から2009年にかけて、分子生物学と人類 [続きを読む]
  • 佐藤優 池上彰 新・リーダー論
  • こんばんは。  昨年は、世界的に驚天動地の出来事が頻発した年でした。  ロシアのプーチン大統領がオリンピックのド−ピング疑惑にさらされながら、「ロシアだけではい!」と居直ってみたり、イギリスのキャメロン首相が起死回生の提案として行った国民投票で「EU離脱」が決まり、本人はサッサと辞任したり、アメリカの大統領選挙では、大方の人たちが品位に欠けると論じていたトランプ候補が当選してしまう。  はたまた、 [続きを読む]
  • 映画「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」
  • こんばんは。  昨年末、スター・ウォーズで一躍時の人となったレイア姫役のキャリー・フィッシャーさんが突然の心臓発作で亡くなりました。昨年公開された「フォースの覚醒」で、ハリソン・フォードとともに元気な姿を見たばかりだったので、驚きを禁じえません。とても悲しいニュースでした。  さらに驚いたことに彼女の葬儀の打ち合わせをしているときに、お母様であるデビー・レイノルズさんも脳溢血で亡くなったと報じられ [続きを読む]
  • 和田竜 村上海賊の娘は景(きょう)
  • こんにちは。  「ニューウェーブ時代小説」とは、不思議なネーミングですが、言われてみればこれまでの世代が味わってきたストイックな時代小説ではない、という意味で確かに新たな時代小説が売れるようになっています。  司馬遼太郎や吉川英治、山本周五郎、藤沢周平、津本陽など、これまでの時代小説の大御所の小説は、主人公の人としての成長を描いたビルドゥングスロマン(教養小説)や人情の機微、武士の矜持、軍事戦略、 [続きを読む]