Ken WATANABE さん プロフィール

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Ken WATANABEさん: ベルカント・テクニック 声楽家 渡辺健一のブログ
ハンドル名Ken WATANABE さん
ブログタイトルベルカント・テクニック 声楽家 渡辺健一のブログ
ブログURLhttp://ameblo.jp/ken-baryton/
サイト紹介文パリで活動するオペラ歌手のベルカント唱法の情報満載のブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供63回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2010/11/29 23:42

Ken WATANABE さんのブログ記事

  • ソステーニョ1 概論前編 ソステーニョとは?
  • ソステーニョというのは支えのひとつの側面です。アッポッジョというのがもたれかかる、置かれる支えだとすると、ソステーニョは下から上へ音を、空気を支えていく支え。 何を下から上に支えるか、それは横隔膜であり、腹部であり、空気であり、音。どこをつかって、は、横隔膜よりも下部のぶぶん、さまざまな深い筋肉郡。だが、アッポッジョ同様、どこを筋収縮し固め支える、とかではまったくないのです。むしろきわめて脱力 [続きを読む]
  • おなかを固めない
  • 喉ではなくおなかを使って歌う、というのは喉で頑張るのではなくおなかで頑張るということではない。おなかがカチカチになると結局は完全に喉に依存して歌うこと。アッポッジョにせよソステーニョにせよ、どこかを鉄のように固くするということではまったくない。むしろ逆で、リボンを解くように、スポーティーにおなかのりきみをスルッと抜いて、音が外に出て、かつその外に出た音がさらに前へ前へジラーレそしてさらに鋭くアクー [続きを読む]
  • 舌を見直す
  • カルーソーが、舌を治そうとするとき歌の勉強が辛くなる段階がやってくる、と言っていた。舌なんて鏡を見て直せばいいだけだと思うが、いがいに難しい。 なぜなら、舌を見直す、というのはつまり喉に力を入れて歌っている段階から前に進むかどうか、という問いを自分に問うからだと思う。 ある段階までの歌唱でいいなら舌は見直さなくていい(すべてのテクニックの項目に言えるが)。 喉で頑張って出してその音がじ [続きを読む]
  • 先生としての成功とは?
  • 先生としての成功とはずばり生徒が歌で生活が安定するようになることだ。プロの場合は、明らかにマネーを生む絶対的な成功を得させることだが、どうじに一人の独立した演奏家として生き残る知恵を与えることだ。歌は仕事と認識し、そのために絶対的な成功を果たすこと、つぎに独立した演奏家として、着実にマネーを生み出せるようにしてくことであるとともいえる。明らかにマネーを生み出す絶対的な成功とは、、、それほどヴァリエ [続きを読む]
  • 密閉
  • 声楽とはつまりたんに歌うってことではない。身体を楽器化し、それを歌わせる、ということ。楽器はすべて密閉され空気圧により響きや高音が可能になる。人体も同じにするのがオペラの楽器制作。この密閉をつくれれば楽に響かせるだけでなく空気を送るシステムそのものができる。空気を送れば送るほど安定するシステム。すなわち、フレーズのうしろに向かって楽になり、、、アクートはだいたいフレーズのうしろのほうにあるので、、 [続きを読む]
  • オーディション結果と感慨
  • まずはオーディションの結果が出ましたのでお知らせいたします。別記事、別リンクより あるいは検索にて Atelier in giapponeのページへお飛びください。またこのオーディション結果のサイトは時間がたつと抹消されます。 Borsa di studio の方はイタリアにてマッダレーナ女史と 2017/2018のシーズンにおける具体的な役の件に関してディスカッションする権利が与えられ、役を上演した際、Borsa di studioが授与されます( [続きを読む]
  • アッポッジョとソステーニョの日記 間奏曲
  • さて、年末年始特集であったアッポッジョとソステーニョの記事ですが、意外に困難なシリーズになってしまい、なかなか書ききれないでいます。自分の首をしめた気がしますが、いい機会なのであと2−3回で終わらせることにしましょう。 よく考えると、イタリアの音楽院の売店などにおいてある発声書にも書いてないようなことを、よくブログで書こうと思ったものです。 だが巨匠の霊感に満ちたことばと、音楽院などアカデ [続きを読む]
  • TONE ON THE STONES オーディション追加募集
  • 2月21日・22日のオーディションですが、若干名の追加募集を行います。イタリア語のページでの紹介http://www.vocedellarte.it/formazione/atelier-in-giappone/ わたしのブログからhttp://ameblo.jp/ken-baryton/entry-12234375576.html時間帯によってはお聴きすることが難しいですが、受験なさりたい方は是非ご応募くださいませ。定員になり次第、申し込みを終わらせていただきます。kenbaryton@gmail.com 受験曲 [続きを読む]
  • 新規の生徒様 補足 
  • ◆器楽の生徒の方は楽器及びコンコーネ50番とご自分の楽器の任意の楽曲をお持ちください。声楽のレッスンではなく、フレージング、音楽的な呼吸、などのレッスンになります。オペラ歌手としての意見というよりは海外の音楽院、音楽界での学業・活動の中で培った、ヨーロッパ的な音楽観から、のヒント、だとお思いください。とくにヨーロッパの音楽院、セミナー、コンクールに挑戦する方には微力ながら助力させていただいております [続きを読む]
  • 新規の方へ
  • これから新規で申し込みされる皆様 新規で申し込みされる方は、AMEBAメッセージではなく、kenbaryton@gmail.comまでメールを頂きたいです。 以下の項目をお書きください。 ・あなたの身分 (音大生、二期会研修生、アマチュアの合唱団員など。また音楽院留学がすでに決まっているなど) ・声種 できれば ソプラノ だけでなく、軽い 高い リリコ、、、などの付加情報も欲しいです。 ・今までにやった役(本番) [続きを読む]
  • 教えること 雑感
  • 2012年から日本を往復して、もう5年目。長いものである。あるいは、まだ5年目というべきか。 わたしにとって 教えること と 歌うこと という風には分けてない。あるのは オペラ というカテゴリーと その他 ということだけ。 わたしは2012年から徹底してるのは一時帰国中あくまで教えるに徹すること。それも オペラ歌手によるテクニック伝授 とかでなく、あくまでオペラ歌手の楽器と体を構築し、パフ [続きを読む]
  • アッポッジョとソステーニョ、その違い「ソステーニョ」
  • いよいよソステーニョに関する説明になりました。年末年始特集であるのにもう年始というのは過ぎつつあります。。。 わたしの多くの生徒が、いや、二期会で歌ってらっしゃる諸先輩方のクライアント(生徒という言い方はふさわしくない)の方々でも、ソステーニョというのはわたしから始めて聞いた、というひともいます。アッポッジョに関してはイタリアで習ったことはあるが、ソステーニョということばでは先生は教えなかった [続きを読む]
  • 帰国の際の横浜でのレッスン
  • 今回はオーディションの前後、わたしは横浜でレッスンいたします。 期間は1月17日からです。レッスンを希望する者はその旨を以下のアドレスまでお送りください。kenbaryton@gmail.com2月21・22日のオーディションをうけるばあいは必ずそれをご併記ください。 近日の本番、今後の本番、留学・進学予定なども必ずお書きください。 新規の方は必ず何度か私とメールでディスカッションしてからのレッスン開始に [続きを読む]
  • アッポッジョとソステーニョ特集「アッポッジョ」
  • ほんとうは 支える という重要なテクニックはひとつで丸ごと考えるのが理想で、劇場で歌ってる歌手は、あるいは歌手というものは劇場で働いてるあいだ、無意識的にシンプルなひとつの支えで歌うべきであると思う。 一度はレッスンでバラバラにして考え、微細に覚えないといけないが、それは先生の仕事であなたたちの仕事ではない。ちょうどヴァイオリンを分解するのは楽器職人の仕事のように。第一、わたしはわたし自身の喉 [続きを読む]
  • 特集「アッポッジョとソステーニョ」支えと横隔膜について
  • 今回はアッポッジョとソステーニョについての記事第二回、この特集はアッポッジョとソステーニョという支えという概念を説明するふたつの観点についての特集ですが、アッポッジョとソステーニョに関しそれぞれを説明する前に、今回の記事では支えというものと横隔膜の関係について書きたいと思います。 横隔膜の支え、われわれは音楽大学、留学先で耳にタコができるほど教わりました。だが、意外だと思いますが、世界の一流歌 [続きを読む]
  • 年末年始特集「アッポッジョとソステーニョ」
  • 生徒のみなさんには予告してた部分もありましたが、年末年始にかけ支えについて特集したいと思います。これまで書いた下書きの中から、アッポッジョとソステーニョに関することを順を追って公開するものです。支えに関してはこのブログでも触れてるのですが、親切な書き方ではない。というのも、支えとはおなかでぐっと硬くして支えるのだ!とシンプルにいえないぶぶんがあるからです。 たとえば、世の中、支えるって何をどこ [続きを読む]
  • 2016年下半期を振り返る
  • 今年の下半期は、、、、、まず7月、カーティア・リッチャレッリのセレクションでトゥーランドットを歌った。7月4日スイスで歌いはじめ、7月30日にイタリア、ストレーザで歌い終えた。女史と共演したマッジョーレ劇場の演奏会も思い出ふかい。彼女と歌った「ラ・ボエーム」、彼女が歌った歌曲は忘れることはできない。スイスで「トゥーランドット」を歌う合間にベルガモへノルマを歌いに行った(どうやってこんな強行軍が出来 [続きを読む]
  • 霧をながめながら
  • わたしはまだふたつ演奏会は残っていますがオペラの本番は来月の蝶々夫人と椿姫までありませんからピアノ合わせに向かうくらいです。 年末年始はいろいろなひとと会ってご飯を食べたりしてます。とくに、あとで書こうと思いますが、日本で国際的な音楽事所のオーディションのプランを進めていて、イタリア人ディレクターおよびスカラ座の指揮者との話し合いがあります。ほかにも、いろいろ温めているプランがあり、次回の日本 [続きを読む]
  • 東京オペラアカデミーFILOMUSICAの公演のお知らせ
  • わたしが監修となり団体の名付け親となった東京オペラアカデミーFILOMUSICAの公演第二回目です。 前回は 椿姫4重唱 と題したヴェルディのコンサートを行いました。春にはカヴァッレリア・ルスティカーナを行う予定です。 個人の演奏もさることながら、交響的な全体のパフォーマンスを高めてほしい願いからFILOMUSICAの名を与え、また生徒が演奏家として研鑽を積む場としてほしい願いから東京オペラアカデミ [続きを読む]
  • マスカーニ生誕フェスティヴァル
  • 久々の日記になってしまいました。あとでまとめて書こうとは思いますが11月は2つのオペラと2つの演奏会がありました。すべてイタリア国内で、カヴァッレリア・ルスティカーナ、それから現代オペラの初演をしました。今日はリヴォルノという街におり、マスカーニ生誕フェスティヴァルの公演の練習が始まり、今日は記者会見の日。マスカーニの胸像のある劇場ホワイエでの会見。胸がいっぱいになりました。バリトンのアリアが非常 [続きを読む]
  • オペラ歌手になりたいあなたが得るべきふたつの資質
  • 一つ目はなんといってもクラシック演奏家であるということです。あなたはクラシック演奏家ですか? あなたがプロ志望ならば、自信をもって はい と答えられないといけません。オペラ歌手は シンガー ではない。オケ奏者のように、指揮をみて、他の奏者と聴き合い、指揮者の要求する微妙な音楽的なニュアンスを、楽譜を深く読み込んで正しく表現しないといけない。オペラ歌手は喉が命といわれるがむしろ耳です。耳が先にバカに [続きを読む]
  • 間違ったカヴァーと正しいカヴァー 後編
  • 前編の続きです。意外に時間がかかりました。 間違ったカヴァーというのは、いわゆる喉でつくった声です。声が開かないために、喉で何らかの操作をし、母音を狭めて(母音修正というれっきとしたテクニックですが、オペラのテクニックではありません、ミックスヴォイスというポップスのテクニックです)パッサッジョから上が、あけっぴろげでない音にします。このとき喉頭を意図的に下げるひともいますし、また顎を大きく下げ [続きを読む]
  • アマチュアに興味はない
  • アマチュアからプロになりたい、というひとはともかく(それは定義からいうとアマチュアではなくプロ志望といいます)、アマチュアには興味はありません。というかアマチュアのほうでもわたしには心の底からの興味はないのではないでしょうか。だいたい先生に就く必要はあるのでしょうか。わたしはダンスをレッスンで習ってます。わたしこそまさにアマチュアのダンサー。つまりリラクゼーションのためにだけ踊り、ダンスがうまくな [続きを読む]